JPH07237529A - 省スペース縦列駐車装置 - Google Patents

省スペース縦列駐車装置

Info

Publication number
JPH07237529A
JPH07237529A JP2919194A JP2919194A JPH07237529A JP H07237529 A JPH07237529 A JP H07237529A JP 2919194 A JP2919194 A JP 2919194A JP 2919194 A JP2919194 A JP 2919194A JP H07237529 A JPH07237529 A JP H07237529A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
parking
parking space
space
automobile
base
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2919194A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahiro Komiyama
恭弘 小宮山
Masaru Fujimura
賢 藤村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Isuzu Motors Ltd
Original Assignee
Isuzu Motors Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Isuzu Motors Ltd filed Critical Isuzu Motors Ltd
Priority to JP2919194A priority Critical patent/JPH07237529A/ja
Publication of JPH07237529A publication Critical patent/JPH07237529A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単に縦列駐車が可能な省スペース縦列駐車
装置を提供する。 【構成】 自動車の前輪のうちの一つを乗せるようにし
た基台11と、この基台11の一端部近傍に旋回自在に
装着した旋回台車12とを備える。前記基台11に乗降
誘導部材13を設け、先端側に凸状の輪止め15を設け
る。 前記旋回台車12を、自動車のホイールベースW
bに対応した長さの長尺枠部12aと、長尺枠部12a
の他端部側近傍を自動車のトレッドTに対応した間隔に
連結形成した短尺枠部12bとによって構成し、長尺枠
部12aの先端側を、前輪が乗る箇所の先端側に凸状の
輪止め15を形成し、長尺枠部12aの他端部側と短尺
枠部12bには、後輪を乗せる。 【効果】 縦列駐車のためのハンドル操作は不要とな
り、運転の習熟度にかかわらずだれにでも容易に縦列駐
車が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、縦列駐車を容易にした
省スペース縦列駐車装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】道路脇に駐車してある自動車と自動車と
のスペースに、自身の自動車を駐車させる縦列駐車は、
バックして後輪側を前記スペースに持っていき、次いで
ハンドルをバック時と反対側にきりながら、前輪側をス
ペースにもたらすようにするもので、前後の自動車に注
意しながらスペース内に自動車を納めるといった、それ
なりの運転技量を要するものであり、スペース内に自動
車をずれないように駐車させるまでには、何度もハンド
ル操作で位置を修正しなくてはならないことがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】その際、ハンドルの切
り換え操作により前輪側を側方に変位させてスペース内
に移動するときの自動車前輪側先端は、円弧を描くよう
な軌跡をなすので、前方の自動車との間にある程度の余
裕が必要となり、駐車スペースは、自動車全長よりある
程度長い寸法が必要である。またかかる駐車スペース
は、ドライバーの運転技量によっては、より大きいサイ
ズを要し、だれにでも容易に縦列駐車を行えるものでは
ない。また、図8に示すように、全長L0が自動車1の
全長L1と大差のない窪地2に駐車できるのならば駐車
スペースを抑えることができるのであるが、実際には、
そのような窪地2には、通常の自動車1の機能上、駐車
することは不可能である。 本発明はかかる不都合を克
服するために提案されたもので、簡単に縦列駐車が可能
な省スペース縦列駐車装置を提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記した課題を解決する
ために、本発明は、車両の駐車スペースに、駆動輪のう
ちの一つを乗せるようにした基台と、この基台に駐車ス
ペース外側へ旋回可能に装着した旋回台車とを備え、こ
の旋回台車の一端部側に、もう一方の駆動輪を乗せるよ
うにすると共に、旋回台車の他端部側に双方の従動輪を
乗せるように構成し、旋回台車を駐車スペース外側にも
たらした位置で、車両の前記もう一方の駆動輪と双方の
従動輪を旋回台車に乗せた状態で、駆動輪に与えられた
駆動力により、旋回台車を駐車スペース内側に引き込ま
せて、駐車すべき位置に車両をもたらすようにしたこと
を特徴とする。前記車両の駆動輪を乗せる基台および旋
回台車の箇所には、輪止めを設けるようにする。
【0005】
【作用】駐車スペース内にセットされた駐車装置に車両
を乗せるときは、先ず、駐車スペース内に収まっている
旋回台車を、基台との取り付け箇所を中心として駐車ス
ペース外側に引き出す。かかる状態で、車両を運転して
旋回台車に乗せる。この際、双方の従動輪は旋回台車に
乗り、駆動輪の一方は、駐車スペース上である地面(床
面)にあり、もう一方の駆動輪は、旋回台車に乗った状
態にある。ここで、車両の駆動輪に駆動力を与えると、
地面上の駆動輪が地面を蹴り、この結果、旋回台車が駐
車スペース内側に移動していき、地面上にあった駆動輪
が基台の駆動輪を乗せるべき位置に至り、旋回台車は、
完全に駐車スペース内側に納まり、駐車が完了する。
【0006】
【実施例】次に、本発明にかかる省スペース縦列駐車装
置の一実施例を挙げ、添付の図面を参照しながら説明す
る。図1、図2に省スペース縦列駐車装置10を示し、
この縦列駐車装置10は、例えばFF型(前輪駆動型)
自動車(後述)の駆動輪である前輪のうちの一つを乗せ
るようにした基台11と、この基台11の一端部近傍に
旋回自在に装着した旋回台車12とを備えたものであ
る。
【0007】前記基台11には、駆動輪である前輪のう
ちの一つを乗せる乗降誘導部材13が設けられている。
この乗降誘導部材13は、一端部側が幅広に広がる形状
としていると共に、駐車スペースにおける地面14に近
接ないしは接触するように端部に向かって傾斜形成して
いる。また、乗降誘導部材13の側縁を凸縁とし、前記
前輪の脱輪を防止している。さらに、かかる乗降誘導部
材13の基台11上に位置する中間部は、下に凸状に形
成され、そして先端側を上に凸状に屈曲形成して輪止め
15としている。
【0008】一方、前記旋回台車12は、一端部側を基
台11に取り付けた、全長が自動車のホイールベースW
bに対応した長さの長尺枠部12aと、長尺枠部12a
の他端部側近傍を自動車のトレッドTに対応した間隔に
連結形成した短尺枠部12bとによって構成される。こ
れら長尺枠部12aおよび短尺枠部12bには、旋回す
るためのキャスタ16が配設されている。長尺枠部12
aは、上面が通路状に形成され、長尺枠部12aの他端
部を乗降しやすいように、地面14に近接するように傾
斜形成している。その一方で前輪が乗る箇所の先端側を
基台11同様に凸状に屈曲形成して輪止め15としてい
る。 短尺枠部12bは、後輪の一方を乗せるもので、
両端側を地面14に近接するように傾斜形成している。
【0009】前記キャスタ16は、基台11における旋
回中心部Oを中心として旋回台車12が旋回しやすいよ
うに、旋回中心部Oを中心とする同心円周上を進むよう
に配向装着されている。さらに、基台11における旋回
中心部Oは、基台11に設けた旋回受け部17と、旋回
台車12の長尺枠部12aに設けた旋回突部18によっ
て構成される。なお、基台11には、旋回台車12の旋
回範囲を規制する規制部材19が設けられている(図3
参照)。
【0010】以上のような構成の省スペース縦列駐車装
置10において、駐車スペース20内にセットされた駐
車装置10に自動車を乗せるときは、先ず、駐車スペー
ス20内に収まっている旋回台車12を、基台11との
取り付け箇所である旋回中心部Oを中心として駐車スペ
ース20外側に引き手手段(図示省略)によって適宜な
角度まで引き出す(図4参照)。かかる状態で、自動車
21を運転して旋回台車12に乗せる(図5参照)。こ
の際、前輪の一方は、長尺枠部12aの他端部から長尺
枠部12aに乗って、長尺枠部12aを通り、長尺枠部
12a先端の輪止め15に至る。また、もう一方の前輪
は駐車スペース20上である地面上にある。他方、双方
の後輪は長尺枠部12aの他端部および短尺枠部12b
の端部からそれぞれ、長尺枠部12a、短尺枠部12b
に乗る。ここで、自動車21の前輪に駆動力を与える
と、地面上の前輪が地面を蹴り、この結果、旋回台車1
2が旋回中心部Oを中心として旋回して、駐車スペース
20内側に移動していき(図6参照)、地面上にあった
前輪が乗降誘導部材13の先端側から乗降誘導部材13
に誘導移乗していき、前輪が先端の輪止め15に至つた
ときには、旋回台車12は、完全に駐車スペース20内
側に納まり、駐車が完了する(図7参照)。なお、出庫
するときは、自動車21のサイドブレーキをかけておく
か、旋回台車12上の車輪に輪止めをした状態で、後進
運転をし、旋回台車12を駐車スペース20外側に旋回
させればよい。
【0011】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、駐車スペ
ース内にセットされた装置に車両を乗せ、車両自らの駆
動力により、駐車スペース内に納めるようにしたので、
従来のように、縦列駐車のためのハンドル操作は不要と
なり、運転の習熟度にかかわらずだれにでも容易に縦列
駐車が可能となる。
【0012】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる省スペース縦列駐車装置の一実
施例を示す外観斜視説明図である。
【図2】図1に示す省スペース縦列駐車装置の平面説明
図である。
【図3】図1に示す省スペース縦列駐車装置の分解斜視
説明図である。
【図4】本発明にかかる省スペース縦列駐車装置の作用
説明図である。
【図5】本発明にかかる省スペース縦列駐車装置の作用
説明図である。
【図6】本発明にかかる省スペース縦列駐車装置の作用
説明図である。
【図7】本発明にかかる省スペース縦列駐車装置の作用
説明図である。
【図8】駐車すべき窪地と、車両の寸法関係を説明する
ための模式的平面図である。
【符号の説明】
10 縦列駐車装置 11 基台 12 旋回台車 12a 長尺枠部 12b 短尺枠部 13 乗降誘導部材 14 地面 15 輪止め 16 キャスタ 17 旋回受け部 18 旋回突部 19 規制部材 20 駐車スペース 21 自動車

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の駐車スペースに、駆動輪のうち
    の一つを乗せるようにした基台と、この基台に駐車スペ
    ース外側へ旋回可能に装着した旋回台車とを備え、この
    旋回台車の一端部側に、もう一方の駆動輪を乗せるよう
    にすると共に、旋回台車の他端部側に双方の従動輪を乗
    せるように構成し、旋回台車を駐車スペース外側にもた
    らした位置で、車両の前記もう一方の駆動輪と双方の従
    動輪を旋回台車に乗せた状態で、駆動輪に与えられた駆
    動力により、旋回台車を駐車スペース内側に引き込ませ
    て、駐車すべき位置に車両をもたらすようにしたことを
    特徴とする省スペース縦列駐車装置。
  2. 【請求項2】 車両の駆動輪を乗せる基台および旋回
    台車の箇所に輪止めを設けたことを特徴とする請求項1
    記載の省スペース縦列駐車装置。
JP2919194A 1994-02-28 1994-02-28 省スペース縦列駐車装置 Pending JPH07237529A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2919194A JPH07237529A (ja) 1994-02-28 1994-02-28 省スペース縦列駐車装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2919194A JPH07237529A (ja) 1994-02-28 1994-02-28 省スペース縦列駐車装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07237529A true JPH07237529A (ja) 1995-09-12

Family

ID=12269315

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2919194A Pending JPH07237529A (ja) 1994-02-28 1994-02-28 省スペース縦列駐車装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07237529A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2429442A (en) * 2005-08-25 2007-02-28 John Andrew Timmins Apparatus for parking a vehicle

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2429442A (en) * 2005-08-25 2007-02-28 John Andrew Timmins Apparatus for parking a vehicle

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8818700B2 (en) Motorised vehicle with controlled inclination
JPH05116603A (ja) 自動車の故障車輪に対する走行補助手段としての台車
JPH06144215A (ja) 無人搬送車
JP2001511395A (ja) 単座席モータ車両
CN107882373B (zh) 智能停车平台
US20030160426A1 (en) Towing carriage
JPH07237529A (ja) 省スペース縦列駐車装置
JPH10338107A (ja) 自動車移動装置
JPH11152017A (ja) 自動車
KR950000580Y1 (ko) 자동차용 방향 전환장치
JP2019018813A (ja) 車両及びその駐車方法
JPH0337346Y2 (ja)
JPH0236852Y2 (ja)
KR20000065856A (ko) 자동차의 이동용 대차
JP2000352215A (ja) 台車による自動車等車両の駐車装置
JPH0339568Y2 (ja)
JPH0662085B2 (ja) 四輪運搬車
SU1355534A1 (ru) Устройство дл управлени поворотом двухосной тележки полуприцепа
JPH0545592Y2 (ja)
JPH0223713Y2 (ja)
KR0151830B1 (ko) 차체 회전용 가로바퀴가 장착된 자동차
JPH04169664A (ja) 車庫入れ用台車
JPH0594040U (ja) 自動車の幅寄せ装置
JPH05518Y2 (ja)
CN2252751Y (zh) 车辆定点回转升降的装置