JPH10338107A - 自動車移動装置 - Google Patents

自動車移動装置

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JPH10338107A
JPH10338107A JP15317897A JP15317897A JPH10338107A JP H10338107 A JPH10338107 A JP H10338107A JP 15317897 A JP15317897 A JP 15317897A JP 15317897 A JP15317897 A JP 15317897A JP H10338107 A JPH10338107 A JP H10338107A
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JP
Japan
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driving
frame
vehicle
tire
automobile
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JP15317897A
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Jun Nishizaki
準 西崎
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易で低コストな構成により、自動車をその
走行方向と異なる方向へ移動できる自動車移動装置を提
供する。 【解決手段】 自動車の駆動タイヤ10が乗り上げるフ
レーム20に、一対のローラ30A、30Bと、複数の
車輪40A、40Bと、ガイド部材50A、50Bと、
伝達機構60と、ロック機構70とを設けた。駆動タイ
ヤ10が回転駆動すると、これがローラ30A、伝達機
構60を介して車輪40A、40Bに伝達され、車輪4
0A、40Bの駆動によって、フレーム20および駆動
タイヤ10が横方向に移動される。ロック機構70によ
りローラ30A、30Bの回転をロックして、駆動タイ
ヤ10をローラ30A、30Bの上に乗り上げた後、ロ
ックを解除して駆動タイヤ10を駆動し、横移動を行っ
た後、再度ロックをかけて駆動タイヤ10を駆動し、駆
動タイヤ10をフレーム20より離脱させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車をその走行
方向以外の方向に移動する自動車移動装置に関し、特に
専用の駆動源をもつことなく簡易で安価な構成の自動車
移動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に自動車を移動する装置としては、
例えば立体駐車場の出入り口に設置された動力付き回転
テーブルや昇降装置が普及している。しかし、これらは
大規模な設備であって、コストや管理面で個人的な使用
に供するものではない。一方、自動車の走行能力として
は、真横への移動等は不可能であるため、狭いスペース
での走行が制限されるため、狭い駐車スペースや屈折し
た細い通路等を有効に利用できないという問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため従来は、自動
車のユーザが個人的な必要に応じて、自動車を狭いスペ
ースに格納したり、屈折した細い通路を通すようなこと
は困難であり、限られた所有地等を有効に活用できない
という問題がある。そこで本発明の目的は、簡易で低コ
ストな構成により、自動車をその走行方向と異なる方向
へ移動でき、狭いスペースへの格納や屈折した細い通路
での走行等を可能とすることができる自動車移動装置を
提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、自動車のタイ
ヤが乗り上げ可能に設けられるフレームと、前記フレー
ムを所定方向に移動する駆動源をもたない移動機構と、
前記フレームに回転自在に軸支され、前記フレーム上に
乗り上げた前記自動車の駆動タイヤに係合し、前記駆動
タイヤの駆動に伴って回転するローラと、前記ローラの
回転を前記移動機構に伝達する伝達機構と、前記移動機
構の動作をロックまたはロック解除するロック機構とを
有し、前記フレーム上に乗り上げた自動車の駆動タイヤ
の駆動力によって前記移動機構を駆動し、前記自動車を
載せたフレームを移動するようにしたことを特徴とす
る。
【0005】また本発明は、自動車の駆動タイヤに対応
して配置されるフレームと、前記フレームに回転可能に
軸支され、前記フレームを所定方向に走行可能に支持す
る複数の車輪と、前記フレーム上に、その走行方向と略
直交する方向に自動車の駆動タイヤを乗り上げるための
ガイド部材と、前記フレームに回転自在に軸支され、前
記フレーム上に乗り上げた前記自動車の駆動タイヤに係
合し、前記駆動タイヤの駆動に伴って回転するローラ
と、前記ローラの回転を前記各車輪のうちの全車輪また
は一部の車輪に伝達する伝達機構と、前記車輪の回転を
ロックまたはロック解除するロック機構とを有し、前記
フレーム上に乗り上げた自動車の駆動タイヤの駆動力に
よって前記車輪を駆動し、駆動タイヤを横方向に移動す
るようにしたことを特徴とする。
【0006】また本発明は、自動車の前後左右の4つの
タイヤを乗り上げ可能に形成されるフレームと、前記フ
レームに回転可能に軸支され、前記フレームを所定方向
に走行可能に支持する複数の車輪と、前記フレーム上
に、その走行方向と略直交する方向に自動車の各タイヤ
を乗り上げるためのガイド部材と、前記フレームに回転
自在に軸支されるとともに、前記フレーム上に乗り上げ
た自動車の少なくとも1つの駆動タイヤに対応する部位
に配置され、前記駆動タイヤに係合し、前記駆動タイヤ
の駆動に伴って回転するローラと、前記ローラの回転を
前記各車輪のうちの全車輪または一部の車輪に伝達する
伝達機構と、前記車輪の回転をロックまたはロック解除
するロック機構とを有し、前記フレーム上に乗り上げた
自動車の駆動タイヤの駆動力によって前記車輪を駆動
し、自動車を横方向に移動するようにしたことを特徴と
する。
【0007】また本発明は、自動車を乗り上げ可能に形
成されるテーブルと、前記テーブルを水平方向に回転可
能に軸支する支持機構と、前記テーブルを回転させる駆
動源をもたない回転機構と、前記テーブルに回転自在に
軸支されるとともに、前記テーブル上に乗り上げた自動
車の少なくとも1つの駆動タイヤに対応する部位に配置
され、前記駆動タイヤに係合し、前記駆動タイヤの駆動
に伴って回転するローラと、前記ローラの回転を前記回
転機構に伝達する伝達機構と、前記テーブルの回転をロ
ックまたはロック解除するロック機構とを有し、前記テ
ーブル上に乗り上げた自動車の駆動タイヤの駆動力によ
って前記回転機構を駆動し、自動車を水平回転方向に移
動するようにしたことを特徴とする。
【0008】また本発明は、自動車を乗り上げ可能に形
成されるテーブルと、前記テーブルを昇降可能に支持す
る支持機構と、前記テーブルを昇降する駆動源をもたな
い昇降機構と、前記テーブルに回転自在に軸支されると
ともに、前記テーブル上に乗り上げた自動車の少なくと
も1つの駆動タイヤに対応する部位に配置され、前記駆
動タイヤに係合し、前記駆動タイヤの駆動に伴って回転
するローラと、前記ローラの回転を前記昇降機構に伝達
する伝達機構と、前記テーブルの昇降をロックまたはロ
ック解除するロック機構とを有し、前記テーブル上に乗
り上げた自動車の駆動タイヤの駆動力によって前記昇降
機構を駆動し、自動車を昇降方向に移動するようにした
ことを特徴とする。
【0009】本発明の自動車移動装置では、フレームに
自動車のタイヤを乗り上げて、駆動タイヤがローラで受
け止められた状態で、駆動タイヤを駆動することによ
り、この駆動力をローラおよび伝達機構を介して移動機
構に伝達する。したがって、移動機構が作動し、フレー
ムとこのフレームに乗り上げた自動車とを所定の方向に
移動する。
【0010】また本発明の自動車移動装置では、ロック
機構によってフレームの車輪をロックした状態で、2つ
のフレームを自動車の駆動タイヤに対応して配置し、各
フレーム上に自動車の駆動タイヤを乗り上げる。そし
て、ロック機構によるロックを解除し、自動車の駆動タ
イヤを駆動させることにより、この駆動力をローラおよ
び伝達機構を介して車輪に伝える。これにより、車輪が
駆動し、フレームとこのフレームに乗り上げた駆動タイ
ヤとを横方向に移動し、例えば前輪駆動車や後輪駆動車
では、自動車を従動タイヤ側を支点としてコンパクトに
回転できる。また、4輪駆動車では、4つの駆動タイヤ
を4つのフレーム上に乗り上げることで、自動車を横方
向に駆動できる。また、駆動タイヤを逆方向に駆動する
ことで、自動車を反対方向に回転したり移動したりする
ことができる。そして、このような回転や移動の後、ロ
ック機構によってフレームの車輪をロックした状態で、
自動車の駆動タイヤを駆動させることにより、駆動タイ
ヤがフレームより離脱し、自動車の通常走行が可能とな
る。
【0011】また本発明の自動車移動装置では、ロック
機構によってフレームの車輪をロックした状態で、フレ
ーム上に自動車の4つのタイヤを乗り上げる。そして、
ロック機構によるロックを解除し、自動車の駆動タイヤ
を駆動させることにより、この駆動力をローラおよび伝
達機構を介して車輪に伝達する。これにより、車輪が駆
動し、フレームとこのフレームに乗り上げた自動車を横
方向に移動する。また、駆動タイヤを逆方向に駆動する
ことで、自動車を反対方向に移動できる。そして、この
ような移動後、ロック機構によってフレームの車輪をロ
ックした状態で、自動車の駆動タイヤを駆動させること
により、駆動タイヤがフレームより離脱し、自動車の通
常走行が可能となる。
【0012】また本発明の自動車移動装置では、ロック
機構によってテーブルの回転をロックし、自動車を乗り
上げて、駆動タイヤをローラに係合させる。そして、ロ
ック機構によるロックを解除し、自動車の駆動タイヤを
駆動させることにより、この駆動力をローラおよび伝達
機構を介してテーブルの回転機構に伝達する。これによ
り、テーブルが回転し、自動車を所望の方向に移動す
る。そして、このような移動後、ロック機構によってテ
ーブルの回転をロックした状態で、自動車の駆動タイヤ
を駆動させることにより、駆動タイヤがテーブルより離
脱し、自動車の通常走行が可能となる。
【0013】また本発明の自動車移動装置では、ロック
機構によってテーブルの昇降をロックし、自動車をテー
ブルに乗り上げて、駆動タイヤをローラに係合させる。
そして、ロック機構によるロックを解除し、自動車の駆
動タイヤを駆動させることにより、この駆動力をローラ
および伝達機構を介してテーブルの昇降機構に伝達す
る。これにより、テーブルが昇降し、自動車を所望の高
さに移動し、段差等に対応できる。そして、このような
昇降後、ロック機構によってテーブルの昇降をロックし
た状態で、自動車の駆動タイヤを駆動させることによ
り、駆動タイヤがテーブルより離脱し、自動車の通常走
行が可能となる。例えば立体駐車場等に応用できる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明による自動車移動装
置の実施の形態について説明する。図1は、本発明によ
る自動車移動装置の第1の実施の形態を示す斜視図であ
る。この自動車移動装置は、本発明の基本的な要素を示
すものであり、自動車の駆動タイヤ10が乗り上げるフ
レーム20を有し、このフレーム20に、一対のローラ
30A、30Bと、複数(図1では2つ)の車輪40
A、40Bと、ガイド部材50A、50Bと、伝達機構
60と、ロック機構70とを設けたものである。ローラ
30A、30Bは、駆動タイヤ10の乗り上げ方向に対
して前後に並設されたものであり、それぞれフレーム2
0に回転自在に軸支されている。そして、フレーム20
の上に乗り上げた駆動タイヤ10を受け止めて、この駆
動タイヤ10に摩擦係合し、駆動タイヤ10の回転に伴
って各ローラ30A、30Bが回転するようになってい
る。なお、各ローラ30A、30Bの材質としては、例
えば、駆動タイヤ10の駆動力を有効に伝達するため
に、外周部に一定以上の摩擦係数を有するゴム材等が装
着され、その内部に十分な強度を得るための芯材を配置
して一体化したものである。
【0015】ガイド部材50A、50Bは、駆動タイヤ
10の乗り上げ方向に沿ってフレーム20の前後に設け
られており、各ローラ30A、30Bの入口部および出
口部と路面とを結ぶ傾斜面を形成している。駆動タイヤ
10は、その駆動によって路面より前方のガイド部材5
0Aを通って各ローラ30A、30B上に乗り上がり、
また各ローラ30A、30B上から後方のガイド部材5
0Bを通って路面に至ることができる。
【0016】車輪40A、40Bは、フレーム20に回
転自在に軸支された車軸40Cの両端に設けられてい
る。車軸40Cは、上述した駆動タイヤ10の走行方向
(乗り上げ方向)に沿って設けられており、各車輪40
A、40Bは、駆動タイヤ10の回転方向と直交する方
向に回転するものとなっている。伝達機構60は、ロー
ラ30Aの回転軸30aに設けたかさ歯車60Aと、車
軸40Cに設けたかさ歯車60Bとを噛合させたもので
あり、駆動タイヤ10の回転を90°直交する方向に変
換して車軸40Cに伝え、車輪40A、40Bを回転さ
せるものである。
【0017】ロック機構70は、ロックレバー70Aの
操作によって、車軸40C、車輪40A、40Bの回転
をロックし、また、このロックを解除するものである。
なお、ロック機構70の具体的構成としては、例えば車
軸40Cに設けた歯車の歯に、ロック機構70側に設け
たロック爪を係合させることにより、車軸40Cの回転
をロックし、また、ロック爪を車軸40Cの歯車より離
脱することにより、ロックを解除するような構造を採用
することができる。
【0018】以上のような構成の自動車移動装置では、
ロック機構70によって車軸40C、車輪40A、40
B、ローラ30A、30Bの回転をロックした状態で、
駆動タイヤ10をフレーム20上に乗り上げる。そし
て、ロック機構70によるロックを解除し、駆動タイヤ
10を例えば図1に示す矢印A方向に回転駆動させるこ
とにより、この駆動力をローラ30A、伝達機構60お
よび車軸40Cを介して車輪40A、40Bに伝える。
これにより、車輪40A、40Bは、例えば図1に示す
矢印B方向に回転駆動し、駆動タイヤ10を横方向に移
動する。
【0019】また、再びロック機構70によって車軸4
0C、車輪40A、40B、ローラ30A、30Bの回
転をロックした状態で、駆動タイヤ10を回転駆動する
ことにより、駆動タイヤ10がフレーム20より離脱し
て路面上に移動でき、通常走行が可能となる。したがっ
て、こような原理の自動車移動装置を応用することによ
り、自動車を通常の走行方向でない横方向に移動した
り、コンパクトに回転させるような装置を構成すること
ができる。
【0020】図2は、図1に示すような自動車移動装置
を用いて、自動車を真横方向に移動できる自動車移動装
置を構成した例を示す斜視図である。本例の自動車移動
装置では、自動車の前後左右の4つのタイヤを乗り上げ
可能なフレーム120を有する。すなわち、このフレー
ム120は、自動車の前輪または後輪が乗り上げる2つ
の並行な横フレーム部120A、120Bと、各横フレ
ーム部120A、120Bを連結する連結フレーム部1
20Cとを有する、平面視略コ字形に形成されたもので
ある。
【0021】そして、一方の横フレーム部120Aに
は、上述した図1に示す自動車移動装置と類似の構成を
有するローラユニット130、132が設けられてい
る。各ローラユニット130、132には、上述したロ
ーラ30A、30Bが設けられ、また、ガイド部材50
A、50Bが設けられている。ただし、伝達機構60お
よびロック機構70については、連結フレーム部120
C側に位置するローラユニット130についてだけ設け
られており、他方のローラユニット132については、
両方のローラ30A、30Bがいずれも空回転する構造
で設けられ、駆動タイヤ10の駆動力を逃がす構造とな
っている。
【0022】また、ローラユニット130のローラ30
Aの駆動力は、上述した伝達機構60によって、ローラ
ユニット130の近傍位置の連結フレーム部120Cの
下面に配置された車輪40A、40B(図2では図示せ
ず)に伝達される。また、ローラ30Aの駆動力は、連
結フレーム部120Cを経て他方の横フレーム部120
B側の連結フレーム部120Cの下面に配置された車輪
40Dに伝達される。なお、車輪40Dは、図2では1
つのみ示しているが、実際には上述した車輪40A、4
0Bと同様に同軸状に2つ設けられており、車輪40
A、40Bを設けた車軸40Cを延長して、各車輪40
Dを固着することにより、各車輪40A、40B、40
Dを直結した状態で駆動できる。
【0023】また、各横フレーム部120A、120B
の連結フレーム部120Cと反対側の端部には、従動車
輪42が2つずつ設けられいる。また、横フレーム部1
20Bは、自動車の従動タイヤを乗り上げるものであ
り、長手平板状に形成され、タイヤが乗り上げる部分に
ガイド用のテーパ部52が形成されている。
【0024】このような構成の自動車移動装置におい
て、FF車の場合には、前輪を横フレーム部120Aの
ローラユニット130、132に乗り上げるようにし、
後輪を横フレーム部120Bに乗り上げるようにする。
また、FR車の場合には、後輪を横フレーム部120A
のローラユニット130、132に乗り上げるように
し、前輪を横フレーム部120Bに乗り上げるようにす
る。そして、駆動タイヤ10を駆動することにより、そ
の駆動力を各車輪40A、40B、40Dに伝えること
により、フレーム120と自動車とを真横方向に移動で
きる。なお、この場合のロック機構70の操作手順は、
図1で説明した例と同様である。
【0025】また、自動車を乗り上げない状態で、ロッ
ク機構70のロックを解除することにより、人手でも容
易に動かすことができ、必要な場所に容易に移動して用
いたり、不要な時は容易に収納できる。なお、各ローラ
ユニット130、132における各ローラ30A、30
Bの長さや、横フレーム部120Bにおけるテーパ部5
2の幅を大きくすることで、車輪の幅の異なる車両にも
対応することが可能となる。
【0026】また、以上の説明においては、1つのロー
ラ30Aによって駆動タイヤ10の駆動力を伝達する構
成について説明したが、より大きな駆動力を得るため
に、複数のローラによって駆動タイヤ10の駆動力を伝
達する構成とすることも可能である。なお、この場合、
駆動タイヤ10とローラ30A、30Bとの間のスベリ
等により、各ローラ同士の回転角度のズレが生じる場合
があるので、これを吸収するために、クラッチ機構等を
介在させることが有効となる。
【0027】図3は、図1に示すような自動車移動装置
を用いて、自動車の各駆動タイヤに対応して使用するよ
うにした自動車移動装置の構成例を示す斜視図である。
本例の自動車移動装置では、自動車の駆動タイヤ10が
乗り上げることができる程度の大きさに形成されたフレ
ーム220を有し、このフレーム220に、上述したロ
ーラ30A、30Bと、4つの車輪40A、40B、4
0D、40Eと、ガイド部材50A、50Bと、伝達機
構60(図3では図示せず)と、ロック機構70とを設
けたものである。
【0028】本例では、駆動タイヤ10の駆動力をロー
ラ30Aおよび伝達機構60を介して4つの車輪40
A、40B、40D、40Eに伝達し、フレーム220
および駆動タイヤ10を横方向に移動する。また、本例
ではガイド部材50A、50Bはフレーム220に一体
に形成されているが、その機能は、図1で説明した例と
同様である。
【0029】このような自動車移動装置では、FF車や
FR車においては、2つの駆動タイヤ10に対応して自
動車移動装置を配置し、各駆動タイヤ10が各自動車移
動装置のフレーム220上に乗りあげた状態で、各駆動
タイヤ10を駆動することにより、フレーム220とこ
のフレーム220に乗り上げた駆動タイヤ10とを横方
向に移動し、自動車を従動タイヤ側を支点としてコンパ
クトに回転できる。また、4輪駆動車においては、4つ
の駆動タイヤ10に対応して、図3の自動車移動装置を
配置し、各駆動タイヤ10が各自動車移動装置のフレー
ム220上に乗りあげた状態で、各駆動タイヤ10を駆
動することにより、各フレーム220を自動車とともに
横方向に移動できる。なお、この場合のロック機構70
の操作手順は、図1で説明した例と同様である。特に本
例の自動車移動装置は、コンパクトな構成であるので、
持ち運びに便利である。
【0030】以上のような図1〜図3に示す自動車移動
装置を使うことにより、例えば図4に示すように、細い
通路100A内に狭い駐車スペース102Aがある場合
でも、自動車104を真横に移動したり、コンパクトに
回転させて、適切に駐車スペース102Aに格納でき
る。また、図5に示すように、直角に屈折した通路10
0Bの奥に駐車スペース102Bがある場合でも、自動
車104を真横に移動したり、コンパクトに回転させ
て、適切に駐車スペース102Bに格納できる。さら
に、図6に示すように、狭い間隔で縦列駐車している自
動車104を真横に移動したり、コンパクトに回転させ
て、列の外に出すことができる。
【0031】次に、図7は、図1に示すような自動車移
動装置を用いて、自動車を載せて回転するテーブルを駆
動タイヤの駆動力によって回転するようにした自動車移
動装置の構成例を示す平面図である。この例では、円板
状に形成され、回転自在に支持された回転テーブル30
0に、上述した図1に示す自動車移動装置と類似の構成
を有する4つのローラユニット230、232、23
4、236が設けられている。各ローラユニット23
0、232、234、236は、回転テーブル300に
乗り上げた自動車の各タイヤに対応する位置に配置され
ており、それぞれ上述したローラ30A、30Bが設け
られている。
【0032】回転テーブル300は、フロア上に設置さ
れる支持機構(図示せず)に支持されている。この支持
機構は、例えば回転テーブル300の中心部に支持軸を
設け、これをベアリングを介してベース部材に回転自在
に設けたものである。また、本例において、車輪40F
は、回転テーブル300の下面に、その外周の接線方向
に沿って設けられており、フロアに当接している。した
がって、自動車の駆動タイヤ10の駆動力をローラ30
Aより車輪40Fに伝えることにより、車輪40Fの回
転駆動によって回転テーブル300を回転させて、この
回転テーブル300上の自動車を所望の方向に回転移動
する。
【0033】なお、伝達機構の具体的構成は、従来公知
の方法により種々選択できるものであり、例えばフロア
上に、テーブル300の外周に沿って円環状に設けたラ
ックに、ローラ30Aに連動した歯車が噛合するような
構成とすることも可能である。本発明では、上述した車
輪40Fによって回転テーブル300を回転する機構
や、ラックと歯車との噛合によって回転テーブル300
を回転する機構を含み回転機構というものとする。ま
た、本例においても、テーブル300の回転をロックす
るロック機構70(図7では図示せず)が設けられてお
り、自動車の乗り上げ時や離脱時にテーブル300の回
転をロックできるようになっている。
【0034】このような自動車移動装置では、自動車1
04を矢印C方向に走行してテーブル300上に乗りあ
げる。そして、自動車104の各車輪を各ローラユニッ
ト230、232、234、236を乗り上げた状態
で、駆動タイヤを駆動し、その駆動力をローラ30A、
伝達機構60を介して回転機構に伝達し、テーブル30
0を矢印D方向に回転することで、自動車104を所望
の方向に回転できる。なお、この場合のロック機構70
の操作手順は、図1で説明した例と同様である。
【0035】また、図7に示す例は、4つのローラユニ
ット230、232、234、236を設け、自動車1
04を、矢印Cで示す2方向から乗り上げる構成につい
て説明したが、図8に示すように、8つのローラユニッ
ト330、332、334、336、338、340、
342、344を設けることにより、自動車104を矢
印Eで示す4方向から乗り上げる構成としてもよい。こ
のような構成により、例えば図9に示すように、狭く屈
折した通路100Cの曲がれないコーナ部に自動車移動
装置を設置することにより、従来はデッドスペースとな
っていた駐車エリア102Cを有効利用できる。また、
図10に示すように、さらに多数のローラユニット35
0を設けることにより、さらに多方向から乗り上げる構
成としてもよい。
【0036】また、以上の各例は、自動車を水平方向に
移動する装置について説明したが、類似の機構によっ
て、自動車を昇降する装置を構成することも可能であ
る。図11は、昇降型の自動車移動装置の例を示す外観
斜視図である。この自動車移動装置は、段差を有する通
路に昇降テーブル400を設け、この昇降テーブル40
0に、上述した図1に示す自動車移動装置と類似の構成
を有する4つのローラユニット430、432、43
4、436が設けられている。各ローラユニット43
0、432、434、436は、昇降テーブル400に
乗り上げた自動車の各タイヤに対応する位置に配置され
ており、それぞれ上述したローラ30A、30Bが設け
られている。
【0037】昇降テーブル400の下面には、駆動源を
もたない昇降機構を有する支持機構(図示せず)が設け
られている。なお、この支持機構の外周には、蛇腹状の
伸縮自在なカバー402が設けられている。そして、自
動車の駆動タイヤ10の駆動力をローラ30Aより昇降
機構に伝え、昇降テーブル400を昇降させて、この昇
降テーブル400上の自動車を所望の高さ位置に移動す
るものである。
【0038】昇降機構の具体的な構成としては、例え
ば、図1に示す車軸40Cの代わりに垂直方向の送りネ
ジ軸を設け、この送りネジ軸の中途部に、かさ歯車60
Bを設けることにより、ローラ30Aの回転軸30aの
回転を、2つのかさ歯車60A、60Bによって送りネ
ジ軸の水平方向の回転に変換する。そして、この送りネ
ジ軸をフロア側に固定されたナットに螺合させることに
より、送りネジ軸が、その回転によってナットに対して
昇降し、昇降テーブル400を昇降するように構成でき
る。なお、ローラ30Aの回転駆動を昇降テーブル40
0の昇降に変換する具体的構成としては、その他にも従
来公知の方法を適宜採用できる。
【0039】また、本例においても、昇降テーブル40
0の昇降をロックするロック機構70(図11では図示
せず)が設けられており、自動車の乗り上げ時や離脱時
にテーブル400の昇降をロックできるようになってい
る。以上のような構成により、自動車が段差を有する通
路を容易に走行できるようにすることが可能となり、ま
た簡易な立体駐車場に応用することができる。
【0040】なお、以上の各例は、自動車の駆動タイヤ
の駆動方向を切り換えることにより、自動車移動装置に
よる移動方向を切り換えるようにしたが、例えば上述し
た伝達機構において、係合するギアを切り換えることに
より、回転の伝達方向を切り換えるような機構を設け、
これにより、自動車移動装置による移動方向を切り換え
るようにしてもよい。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように本発明の自動車移動
装置では、自動車のタイヤが乗り上げ可能に設けられる
フレームと、前記フレームを所定方向に移動する駆動源
をもたない移動機構と、前記フレームに回転自在に軸支
され、前記フレーム上に乗り上げた前記自動車の駆動タ
イヤに係合し、前記駆動タイヤの駆動に伴って回転する
ローラと、前記ローラの回転を前記移動機構に伝達する
伝達機構と、前記移動機構の動作をロックまたはロック
解除するロック機構とを有し、前記フレーム上に乗り上
げた自動車の駆動タイヤの駆動力によって前記移動機構
を駆動し、前記自動車を載せたフレームを移動するよう
にした。
【0042】このため、駆動源をもたない簡易な構成
で、自動車移動装置を構成することができるので、低価
格で大規模な設置工事が不要であるとともに、管理も容
易な自動車移動装置を提供することが可能となる。そし
て、本発明の自動車移動装置を利用することにより、自
動車の狭いスペースへの格納や屈折した細い通路での走
行等が可能となり、従来はデッドスペースとなっていた
場所の有効利用が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による自動車移動装置の第1の実施の形
態を示す斜視図である。
【図2】本発明による自動車移動装置の第2の実施の形
態を示す斜視図である。
【図3】本発明による自動車移動装置の第3の実施の形
態を示す斜視図である。
【図4】図1〜図3に示す自動車移動装置の第1の活用
例を示す平面図である。
【図5】図1〜図3に示す自動車移動装置の第2の活用
例を示す平面図である。
【図6】図1〜図3に示す自動車移動装置の第3の活用
例を示す平面図である。
【図7】本発明による自動車移動装置の第4の実施の形
態を示す平面図である。
【図8】本発明による自動車移動装置の第5の実施の形
態を示す平面図である。
【図9】図8に示す自動車移動装置の活用例を示す平面
図である。
【図10】本発明による自動車移動装置の第6の実施の
形態を示す平面図である。
【図11】本発明による自動車移動装置の第7の実施の
形態を示す斜視図である。
【符号の説明】
10……駆動タイヤ、20……フレーム、30A、30
B……ローラ、40A、40B……車輪、50A、50
B……ガイド部材、60……伝達機構、70……ロック
機構。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車の駆動タイヤが乗り上げ可能に設
    けられるフレームと、 前記フレームを所定方向に移動する駆動源をもたない移
    動機構と、 前記フレームに回転自在に軸支され、前記フレーム上に
    乗り上げた前記自動車の駆動タイヤに係合し、前記駆動
    タイヤの駆動に伴って回転するローラと、 前記ローラの回転を前記移動機構に伝達する伝達機構
    と、 前記移動機構の動作をロックまたはロック解除するロッ
    ク機構とを有し、 前記フレーム上に乗り上げた自動車の駆動タイヤの駆動
    力によって前記移動機構を駆動し、前記駆動タイヤを載
    せたフレームを移動するようにした、 ことを特徴とする自動車移動装置。
  2. 【請求項2】 前記ローラは、1つの駆動タイヤに対し
    て前後に2つ並設され、これら2つのローラによって1
    つの駆動タイヤを受け止めるとともに、2つのローラの
    いずれか一方のローラの回転を前記伝達機構によって移
    動機構に伝達するようにしたことを特徴とする請求項1
    記載の自動車移動装置。
  3. 【請求項3】 前記移動機構によるフレームの移動方向
    を切り換える切り換え手段を有することを特徴とする請
    求項1記載の自動車移動装置。
  4. 【請求項4】 前記自動車の駆動タイヤの駆動方向を切
    り換えることにより、前記移動機構によるフレームの移
    動方向を切り換えるようにしたことを特徴とする請求項
    1記載の自動車移動装置。
  5. 【請求項5】 自動車の駆動タイヤに対応して配置され
    るフレームと、 前記フレームに回転可能に軸支され、前記フレームを所
    定方向に走行可能に支持する複数の車輪と、 前記フレーム上に、その走行方向と略直交する方向に自
    動車の駆動タイヤを乗り上げるためのガイド部材と、 前記フレームに回転自在に軸支され、前記フレーム上に
    乗り上げた前記自動車の駆動タイヤに係合し、前記駆動
    タイヤの駆動に伴って回転するローラと、 前記ローラの回転を前記各車輪のうちの全車輪または一
    部の車輪に伝達する伝達機構と、 前記車輪の回転をロックまたはロック解除するロック機
    構とを有し、 前記フレーム上に乗り上げた自動車の駆動タイヤの駆動
    力によって前記車輪を駆動し、駆動タイヤを横方向に移
    動するようにした、 ことを特徴とする自動車移動装置。
  6. 【請求項6】 自動車の前後左右の4つのタイヤを乗り
    上げ可能に形成されるフレームと、 前記フレームに回転可能に軸支され、前記フレームを所
    定方向に走行可能に支持する複数の車輪と、 前記フレーム上に、その走行方向と略直交する方向に自
    動車の各タイヤを乗り上げるためのガイド部材と、 前記フレームに回転自在に軸支されるとともに、前記フ
    レーム上に乗り上げた自動車の少なくとも1つの駆動タ
    イヤに対応する部位に配置され、前記駆動タイヤに係合
    し、前記駆動タイヤの駆動に伴って回転するローラと、 前記ローラの回転を前記各車輪のうちの全車輪または一
    部の車輪に伝達する伝達機構と、 前記車輪の回転をロックまたはロック解除するロック機
    構とを有し、 前記フレーム上に乗り上げた自動車の駆動タイヤの駆動
    力によって前記車輪を駆動し、自動車を横方向に移動す
    るようにした、 ことを特徴とする自動車移動装置。
  7. 【請求項7】 前記フレームは、前輪または後輪が乗り
    上げる2つの横フレーム部と、各横フレーム部を連結す
    る連結フレーム部とを有し、 前記各横フレーム部のいずれか一方に前記前輪または後
    輪と係合する複数のローラを配置し、各ローラのいずれ
    か1つの回転を前記車輪に伝達するようにしたことを特
    徴とする請求項4記載の自動車移動装置。
  8. 【請求項8】 自動車を乗り上げ可能に形成されるテー
    ブルと、 前記テーブルを水平方向に回転可能に軸支する支持機構
    と、 前記テーブルを回転させる駆動源をもたない回転機構
    と、 前記テーブルに回転自在に軸支されるとともに、前記テ
    ーブル上に乗り上げた自動車の少なくとも1つの駆動タ
    イヤに対応する部位に配置され、前記駆動タイヤに係合
    し、前記駆動タイヤの駆動に伴って回転するローラと、 前記ローラの回転を前記回転機構に伝達する伝達機構
    と、 前記テーブルの回転をロックまたはロック解除するロッ
    ク機構とを有し、 前記テーブル上に乗り上げた自動車の駆動タイヤの駆動
    力によって前記回転機構を駆動し、自動車を水平回転方
    向に移動するようにした、 ことを特徴とする自動車移動装置。
  9. 【請求項9】 前記テーブルは円板状に形成されるとと
    もに、前記テーブルの外周方向に沿って複数のローラが
    配設され、自動車の乗り上げ方向に応じて、各ローラに
    自動車の駆動タイヤが選択的に係合することを特徴とす
    る請求項5記載の自動車移動装置。
  10. 【請求項10】 自動車を乗り上げ可能に形成されるテ
    ーブルと、 前記テーブルを昇降可能に支持する支持機構と、 前記テーブルを昇降する駆動源をもたない昇降機構と、 前記テーブルに回転自在に軸支されるとともに、前記テ
    ーブル上に乗り上げた自動車の少なくとも1つの駆動タ
    イヤに対応する部位に配置され、前記駆動タイヤに係合
    し、前記駆動タイヤの駆動に伴って回転するローラと、 前記ローラの回転を前記昇降機構に伝達する伝達機構
    と、 前記テーブルの昇降をロックまたはロック解除するロッ
    ク機構とを有し、 前記テーブル上に乗り上げた自動車の駆動タイヤの駆動
    力によって前記昇降機構を駆動し、自動車を昇降方向に
    移動するようにした、 ことを特徴とする自動車移動装置。
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