JP2006112029A - 駐車装置 - Google Patents

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Abstract


【課題】車両を駐車スペースから出入させるにあたって、車両自体の駆動力以外に駆動源を用いることなく、操作を容易に行なうことができるようにした駐車装置を提供する
【解決手段】車両を駐車スペースから出入させる駐車装置であって、車両の駆動輪の回転力を車両の進行方向に対して横方向に移動させる移動力に変換させることによって、路面に設置されているベースに沿って前記車両を移動させる。より具体的には、車両を駐車スペースから出入させる駐車装置であって、支持ベースと、移動ベースとを具備し、前記支持ベースは、車両を駐車スペースと操車スペースとの間を移動させるために、駐車スペース及び操車スペースとを結ぶ路面に設置され、前記移動ベースを車両に対して横方向に移動可能に支持し、前記移動ベースは、前記車両の駆動輪が載置され、該駆動輪の回転力を車両の進行方向に対して横方向に移動させる移動力に変更して、前記支持ベース上を移動可能とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両を駐車スペースから出入させる駐車装置に関する。
近年、自動車の普及と用地難とから、駐車場を新設することが難しい状況であり、狭い土地に多くの自動車を収容できる駐車場が要望されている。
ところが、駐車場では、特に縦列駐車の際、駐車場内には自動車の面積以外に自動車の操作スペースに用いる面積を割かなければならず、土地の有効利用が難しかった。更に、駐車場では自動車を狭い操車スペース内で旋回させるという操作を行なうため、熟練者でも車両の出し入れが難しく、未熟な運転者においてはさらに困難であり、接触事故等を起こすこともありえた。困難であることのほかに、狭い駐車スペース、例えば狭いポケット状のスペースには車を何回も切り返して入れたりしているので、駐車するのに時間がかかっていた。
こうした問題を解決し得る技術として、例えば、特許文献1に開示されているように、縦列駐車の列からの脱出を容易にし、又、狭い場所で、大型車を少ない動きで大きく方向転換させる補助具としての、自動車の移動用台車が既に提案されている。
特開平11−286262号公報
しかしながら、このような従来の技術では、台車の上で自動車を操作するということから高度な操作技術が必要であるという問題点があった。さらに、駐車場という予め定められたスペースに対して出入りするのに対して、毎回台車を設定しなければならないというわずらわしさがある。
本発明は、このような従来の技術が有する問題点に着目してなされたもので、車両を駐車スペースから出入させるにあたって、操車のための余分なスペースを使うことなく、車両自体の駆動力以外に駆動源を用いることなく、運転手自身が背景技術で説明した移動用台車等の余分なものを持ち運ぶことなく、操作を容易に行なうことができるようにし、駐車するための操車時間も短縮でき、比較的安価に製造・設置ができるようにした駐車装置を提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。[1]車両(1)を駐車スペース(7)から出入させる駐車装置であって、
車両(1)の駆動輪(11、12)の回転力を車両(1)の進行方向に対して横方向に移動させる移動力に変換させることによって、
路面に設置されているベース(2、4)に沿って前記車両(1)を移動させることを特徴とする駐車装置。
[2]車両(1)を駐車スペース(7)から出入させる駐車装置であって、
支持ベース(2)と、移動ベース(31、32)とを具備し、
前記支持ベース(2)は、車両(1)を駐車スペース(7)と操車スペース(8)との間を移動させるために、駐車スペース(7)及び操車スペース(8)とを結ぶ路面に設置され、前記移動ベース(31、32)を車両(1)に対して横方向に移動可能に支持し、
前記移動ベース(31、32)は、前記車両(1)の駆動輪(11、12)が載置され、該駆動輪(11、12)の回転力を車両(1)の進行方向に対して横方向に移動させる移動力に変更して、前記支持ベース(2)上を移動可能としたことを特徴とする駐車装置。
[3]前記支持ベース(2)は、支持フレーム(21)と被移動手段(22)とを有し、
前記移動ベース(31、32)は、移動フレーム(311)と移動手段(312)とを有し、
前記支持フレーム(21)は、路面に設置され、
前記被移動手段(22)は、前記支持フレーム(21)の内部に取り付けられており、前記移動手段(312)と係合する位置関係にあり、
前記移動フレーム(311)は、前記支持ベース(2)の上部に設置され、
前記移動手段(312)は、前記駆動輪(11、12)の回転力を移動力に変換できるように、前記移動フレーム(311)の内部に、回転可能に取り付けられており、前記被移動手段(22)及び前記車両(1)の駆動輪(11、12)と係合する位置関係にあることを特徴とする[2]記載の駐車装置。
[4]非駆動輪側支持ベース(4)と非駆動輪側移動ベース(51、52)とをさらに具備し、
前記非駆動輪側支持ベース(4)は、前記支持ベース(2)と車両(1)の車軸間の距離だけ離れており、前記支持ベース(2)と平行に路面に設置されており、
前記非駆動輪側移動ベース(51、52)は、前記非駆動輪側支持ベース(4)の上部に設置され、前記車両(1)の非駆動輪(13、14)を積載することができることを特徴とする[2]又は[3]記載の駐車装置。
[5]前記移動手段(312)はウォームであり、前記被移動手段(22)はラックであり、
前記ウォームと前記ラックは、歯が互いに噛合していることを特徴とする[3]又は[4]記載の駐車装置。
[6]前記移動フレーム(311)は、前記車両(1)の駆動輪(11、12)を押えるタイヤストッパ(61、62)を具備していることを特徴とする[3]、[4]又は[5]記載の駐車装置。
前記本発明は次のように作用する。
本発明における駐車装置は、車両(1)を駐車スペース(7)から出入する際に用いるものである。車両(1)を、操車スペース(8)から駐車スペース(7)へ移動させる場合から説明する。車両(1)の運転手は、その車両(1)の駆動輪(11、12)を移動ベース(31、32)の上に、非駆動輪(13、14)を非駆動輪側移動ベース(51、52)の上にそれぞれ載置させる。その際、タイヤストッパ(61、62)によって、駆動輪(11、12)は移動ベース(31、32)に固定される。車両(1)の運転手がアクセルを踏むことにより、前進する方向又は後退する方向に駆動輪(11、12)が回転すると、その駆動輪(11、12)と接触している移動手段(312)が駆動輪(11、12)と逆の方向に回転する。移動手段(312)が回転することによって、支持フレーム(21)内の被移動手段(22)上を、移動手段(312)が操車スペース(8)から駐車スペース(7)の方向へ移動しようとする。移動手段(312)と一体になっている移動フレーム(311)、およびその移動フレーム(311)に積載されている駆動輪(11、12)、車両(1)も同方向に移動する。もちろんのことながら、非駆動輪(13、14)も移動ベース(31、32)の移動に伴って、非駆動輪(13、14)が積載されている非駆動輪側移動ベース(51、52)が非駆動輪側支持ベース(4)上を操車スペース(8)から駐車スペース(7)の方向へ移動する。
逆に、車両(1)を、駐車スペース(7)から操車スペース(8)へ移動させる場合について説明する。駐車スペース(7)内では、車両(1)は既に、その車両(1)の駆動輪(11、12)は移動ベース(31、32)の上に、非駆動輪(13、14)は非駆動輪側移動ベース(51、52)の上にそれぞれ載置している。上記駐車操作によって、車両(1)は、駐車スペース(7)に収まっているからである。タイヤストッパ(61、62)によって、駆動輪(11、12)は移動ベース(31、32)に固定されている。車両(1)の運転手がアクセルを踏むことにより、後退する方向又は前進する方向に駆動輪(11、12)が回転すると、その駆動輪(11、12)と接触している移動手段(312)が駆動輪(11、12)と逆の方向に回転する。移動手段(312)が回転することによって、支持フレーム(21)内の被移動手段(22)上を、移動手段(312)が駐車スペース(7)から操車スペース(8)の方向へ移動しようとする。移動手段(312)と一体になっている移動フレーム(311)、およびその移動フレーム(311)に積載されている駆動輪(11、12)、車両(1)も同方向に移動する。もちろんのことながら、非駆動輪(13、14)も移動ベース(31、32)の移動に伴って、非駆動輪(13、14)が積載されている非駆動輪側移動ベース(51、52)が非駆動輪側支持ベース(4)上を駐車スペース(7)から操車スペース(8)の方向へ移動する。なお、駆動輪(11、12)が回転する方向は、前記駐車する際の方向と逆の方向である。
本発明にかかる駐車装置によれば、車両の駆動輪の回転力を車両の進行方向に対して横方向に移動させる移動力に変換させることによって、路面に設置されているベースに沿って前記車両を移動させるので、より具体的には、支持ベースと、移動ベースとを具備し、前記支持ベースは、車両を駐車スペースと操車スペースとの間を移動させるために、駐車スペース及び操車スペースとを結ぶ路面に設置され、前記移動ベースを車両に対して横方向に移動可能に支持し、前記移動ベースは、前記車両の駆動輪が載置され、該駆動輪の回転力を車両の進行方向に対して横方向に移動させる移動力に変更して、前記支持ベース上を移動可能としたので、車両を駐車スペースから出入させるにあたって、操車のための余分なスペースを使うことなく、車両自体の駆動力以外に駆動源を用いることなく、運転手自身が背景技術で説明した移動用台車等の余分なものを持ち運ぶことなく、操作を容易に行なうことができるようにし、駐車するための操車時間も短縮でき、比較的安価に製造・設置ができる。
以下、図面に基づき本発明の好適な一実施の形態を説明する。各図は本発明の一実施の形態を示している。
本実施の形態である駐車装置は、車両1を駐車スペース7から出入させるものである。図1は、車両1を操車スペース8から駐車スペース7に駐車させる場合を示しており、車両1を上部から見た図面である。図2は、図1の状態を側面から見た図である。図3は、図1の状態を車両1の前面から見た図である。図4は、駐車装置のより詳細な構成を示しており、図3と同様に車両1の前面から見た図である。図5は、図4の状態を側面から見た図である。図6は、駐車装置の更に詳細な図面である。図7〜図9は、駐車装置のタイヤストッパ61、62を説明する図である。図10は、タイヤストッパ用ガイドを説明する図である。
駐車スペース7の面積は、車両1の車体の長さ分よりやや長く、車両1の車体の幅分よりやや広くあればよい。操車スペース8は、駐車スペース7と隣接しており、車両1が通れるだけの幅であるように車両1の車体の幅よりもやや広くあればよい。すなわち、駐車場の面積は必要最小限のものとなる。
支持ベース2は、図1または図2に示すように、駐車スペース7及び操車スペース8とを結ぶ路面に設置されている。支持ベース2は、支持フレーム21と被移動手段22とを有している。支持フレーム21は、路面に固定されて設置されている。移動ベース31、32は、支持ベース2上を移動可能に支持ベース2上に設置されている。移動ベース31と移動ベース32とは、車両1の左右のタイヤ間の距離だけ離れている。移動ベース31、32には、車両1の駆動輪11、12が載置される。移動ベース31、32は、移動フレーム311と移動手段312とを有している。被移動手段22は、支持フレーム21内に取り付けられており、移動手段312と係合する位置関係にある。移動フレーム311は、支持ベース2上部に設置されている。移動手段312は、移動フレーム311の内部に、回転可能に取り付けられており、支持フレーム21内の被移動手段22及び車両1の駆動輪11、12と係合する位置関係にある。図4、図5、または図6に示すように、移動手段312はウォームであり、被移動手段22はラックである。ウォームとラックは、歯が互いに噛合している。この構成が、回転運動を直線運動に変換するものである。ウォームは、その軸313を移動手段312の軸受を介して移動手段312内に支持される。ウォームは、軸313を中心として、車両1の駆動輪11、12と密着転動する回転体である。
支持ベース2には、図6に示すように、移動ベース31、32側に設けられた移動ベース側窓がある。この移動ベース側窓を通して、被移動手段22であるラックが移動手段312であるウォームと歯が互いに噛合する。
移動ベース31、32には、図6に示すように、支持ベース2側に設けられた支持ベース側窓と、駆動輪11、12側に設けられた駆動輪側窓とがある。この2つの窓を通して、移動手段312であるウォームが駆動輪11、12と接触し、被移動手段22であるラックと歯が互いに噛合する。
タイヤストッパ61、62は、移動ベース31、32に取り付けられており、車両1の駆動輪11、12を押さえる機能を持つ。
タイヤストッパ61、62は、図8、図9に示すように第1のタイヤストッパ61と第2のタイヤストッパ62からなり、第1のタイヤストッパ61と第2のタイヤストッパ62は互いに同形であり、移動手段312の両側に対称に取り付けられる。タイヤストッパ61、62は、タイヤストッパ枠611、621と、第1のタイヤ接触車612、622と、第2のタイヤ接触車613、623と、ガイド孔614、624とからなる。タイヤストッパ枠611、621はほぼL字型になっており、支点615、625の位置で曲がっており、その曲がり角は鈍角になっている。また、第1のタイヤ接触車612、622から支点615、625までの長さは、第2のタイヤ接触車613、623から支点615、625までの長さよりも長い。タイヤストッパ61、62の先端には、第1のタイヤ接触車612、622が回動自在に取り付けられている。一方、タイヤストッパ61、62の逆の先端側にも、第2のタイヤ接触車613、623が回動自在に取り付けられている。第1のタイヤ接触車612、622と第2のタイヤ接触車613、623は、車両1の駆動輪11、12が接触するため、駆動輪11、12の回転に合わせて回転できるように回動自在に取り付けられている。タイヤストッパ枠611、621の幅は、タイヤの幅よりも広くなっており、タイヤを挟むことができる。ガイド孔614、624は、タイヤストッパ枠611、621に取り付けられており、タイヤストッパ用ガイド71、72が通る程度の大きさの孔である。タイヤストッパ用ガイド71、73は支持ベース2に取り付けられている。その位置は、図10に示すように車両1が操車スペース8に移動した際の端である。車両1が駐車スペース7から操車スペース8へ移動する際に、駆動輪11、12を押さえつけることによってロックしていたタイヤストッパ61、62を水平にするため、つまり、駆動輪11、12のロックを解除するために、支持ベース2に対して斜めに取り付けられており、操車スペース8から駐車スペース7方向を見たときに駐車スペース7へ拡がり、操車スペース8へ狭まるように取り付けられている。
なお、図8は、タイヤストッパ61、62の構造を説明する図であり、駆動輪11、12をロックを解除した状態を示している。同様に、図9は、タイヤストッパ61、62の構造を説明する図であり、駆動輪11、12をロックしている状態を示している。図8および図9の上側の図は移動ベース31、32を上から見た図であり、第1のタイヤストッパ61のみを図示しており、第2のタイヤストッパ62は図が煩雑になるため省略している。図8および図9の下側の図は移動ベース31、32を側面から見た図であり、両方のタイヤストッパ61、62を図示している。
一方、非駆動輪側支持ベース4は、支持ベース2と同様に、駐車スペース7及び操車スペース8とを結ぶ路面に設置されている。非駆動輪側支持ベース4は支持ベース2と車両1の車軸間の距離だけ離れており、支持ベース2と平行に路面に設置されている。車両1の非駆動輪13、14側を移動させるためのものだからである。非駆動輪側移動ベース51、52は、非駆動輪側支持ベース4の上部に設置され、車両1の非駆動輪13、14が載置される。非駆動輪側移動ベース51と非駆動輪側移動ベース52とは、車両1の左右のタイヤ間の距離だけ離れている。これにより、移動ベース31、32及び非駆動輪側移動ベース51、52によって車両1全体を積載することになり、車両1は、支持ベース2及び非駆動輪側支持ベース4上を移動することが可能になる。
支持ベース2および非駆動輪側支持ベース4は、車両1を駐車スペース7から出入させるベースとなる。
タイヤストッパ61、62は、移動ベース31、32のみならず、非駆動輪側移動ベース51、52に取り付けられていてもよい。同様に、車両1の非駆動輪13、14を押さえる機能を持つ。
車両の移動方向314は、操車スペース8から駐車スペース7へ移動する方向であり、すなわち駐車する際の方向である。駐車場から出るには、駐車スペース7から操車スペース8へ移動する。すなわち車両の移動方向314とは逆の方向である。
次に作用を説明する。
本実施の形態における駐車装置は、車両1を駐車スペース7から出入する際に用いるものである。車両1の駆動輪11、12の回転力を車両1の進行方向に対して横方向に移動させる移動力に変換させることによって、路面に設置されているベースに沿って車両1を移動させる。
より具体的に、車両1を、駐車させる場合、すなわち操車スペース8から駐車スペース7へ移動させる場合から説明する。車両1の運転手は、その車両1の駆動輪11、12を移動ベース31、32の上に、非駆動輪13、14を非駆動輪側移動ベース51、52の上にそれぞれ載置させる。この操作は、一般に駐車場で行なわれる切り返しの操作よりもはるかに簡単な操作である。
その際、タイヤストッパ61、62によって、駆動輪11、12は移動ベース31、32に固定される。これは、駆動輪11、12が移動ベース31、32の上に、非駆動輪13、14が非駆動輪側移動ベース51、52の上にそれぞれ載置されて一定時間経過すると、自動的にタイヤストッパ61、62が起きあがり、タイヤを固定するように動作する。
このタイヤが固定された状態で、車両1の運転手がアクセルを踏むことにより、前進する方向又は後退する方向に駆動輪11、12が回転すると、その駆動輪11、12と接触している移動手段312が駆動輪11、12と逆の方向、すなわち回転方向315に回転する。移動手段312が回転することによって、車両1は実際には前進又は後退することなく、駆動輪11、12が移動手段312上を回転することになる。
移動手段312が回転することによって、図1または図3に示すように、支持フレーム21内の被移動手段22上を、移動手段312が車両の移動方向314へ、すなわち操車スペース8から駐車スペース7の方向へ移動しようとする。具体的には、移動手段312であるウォームが、被移動手段22であるラックと歯が互いに噛合しているので、ウォームの回転力がラック上を移動する力に変換されるのである。
移動手段312と一体になっている移動フレーム311、およびその移動フレーム311に積載されている駆動輪11、12、車両1も同方向に移動する。もちろんのことながら、非駆動輪13、14も移動ベース31、32の移動に伴って、非駆動輪13、14が積載されている非駆動輪側移動ベース51、52が非駆動輪側支持ベース4上を操車スペース8から駐車スペース7の方向へすべりながら移動する。
より具体的には、移動手段312であるウォームが、車両1の駆動輪11、12と密着転動するので、駆動輪11、12の回転方向とは逆の方向である回転方向315に回転する。ウォームが回転することによって、ウォーム自体は、車両の移動方向314に移動しようとし、ウォーム自体が移動することによって、その上に載置されている駆動輪11、12、車両1が、車両の移動方向314に移動するのである。
逆に、駐車場から車両1を出すための移動、すなわち駐車スペース7から操車スペース8へ車両1を移動させる場合について説明する。駐車スペース7内では、車両1は既に、その車両1の駆動輪11、12は移動ベース31、32の上に、非駆動輪13、14は非駆動輪側移動ベース51、52の上にそれぞれ載置している。上記駐車操作によって、車両1は、駐車スペース7に収まっているからである。タイヤストッパ61、62によって、駆動輪11、12は移動ベース31、32に固定されている。
車両1の運転手がアクセルを踏むことにより、後退する方向又は前進する方向に駆動輪11、12が回転すると、その駆動輪11、12と接触している移動手段312が駆動輪11、12と逆の方向に回転する。移動手段312が回転することによって、車両1は実際には後退又は前進することなく、駆動輪11、12が移動手段312上を回転することになる。
移動手段312が回転することによって、支持フレーム21内の被移動手段22上を、移動手段312が駐車スペース7から操車スペース8の方向へ移動しようとする。具体的には、移動手段312であるウォームが、被移動手段22であるラックと歯が互いに噛合しているので、ウォームの回転力がラック上を移動する力に変換されるのである。
移動手段312と一体になっている移動フレーム311、およびその移動フレーム311に積載されている駆動輪11、12、車両1も同方向に移動する。もちろんのことながら、非駆動輪13、14も移動ベース31、32の移動に伴って、非駆動輪13、14が積載されている非駆動輪側移動ベース51、52が非駆動輪側支持ベース4上を駐車スペース7から操車スペース8の方向へすべりながら移動する。
なお、駆動輪11、12が回転する方向は、前記駐車する際の方向と逆の方向である。すなわち、駐車させる際に、前進方向で行なった場合は、駐車場から出る際には、ギヤをバックに入れる必要がある。もちろんのことながら、その方向は、ウォームの歯の方向によって調整することができる。
そして、車両1が支持ベース2又は非駆動輪側支持ベース4の端まで移動したら、タイヤストッパ61、62は駆動輪11、12を開放する。すると、駆動輪11、12の回転は、移動手段312上を回転することなく、一般の路面上を回転することになり、車両1は路面上を走行することが可能となる。
このように動作することによって、操車のための余分なスペースを使うことなく、車両自体の駆動力以外に駆動源を用いることなく、運転手自身が移動用台車等の余分なものを持ち運ぶことなく、操作を容易に行なうことができるようにし、駐車するための操車時間も短縮できる。そして、この駐車装置は、比較的安価に製造・設置ができるものである。
次に、図7〜図10を用いて、タイヤストッパ61、62の作用・働きをより詳細に説明する。図7(A)は、車両1が未だ駐車装置を利用していない状態を示している。この場合のタイヤストッパ61、62の状態を図8に詳細に示している。図7(B)は、車両1が駐車装置を利用している状態であり、タイヤストッパ61、62が駆動輪11、12をロックしている状態を示している。この場合のタイヤストッパ61、62の状態を図9に詳細に示している。駐車装置を利用していない状態(図7(A)、図8の状態)の場合は、タイヤストッパ61、62の第1のタイヤ接触車612、622側が路面とほぼ同じ高さになり、車両1の駆動輪11、12が積載されやすい高さになっている。より詳細には、タイヤストッパ61、62の第1のタイヤ接触車612、622側が路面とほぼ同じ高さに倒れており、支点615、625を中心として、タイヤストッパ61、62の第2のタイヤ接触車613、623が立ち上がった状態になっている。車両1が移動し、車両1の駆動輪11、12が移動ベース31、32上に積載される(図7(B)、図9の状態)と、車両1の自重でタイヤストッパ61、62が支点615、625を中心として駆動輪11、12を保持する。駆動輪11、12が移動ベース31、32上に積載される際、駆動輪11、12が第2のタイヤ接触車613、623から支点615、625までにあるときは、路面とほぼ同じ高さに倒れているので、移動手段312までの移動はスムーズに行なうことができる。駆動輪11、12が支点615、625から移動手段312側へ移動するときは、第2のタイヤ接触車613、623側が立ち上がっているので、この上に駆動輪11、12が積載されることにより、その車両1の自重により、第2のタイヤ接触車613、623が支点615、625を中心として倒れるので、これに伴い第1のタイヤ接触車612、622側が立ち上がる。これによって、タイヤストッパ61、62が駆動輪11、12をロックすることになる。
次に、車両1が駐車スペース7から操車スペース8へ移動し、タイヤストッパ61、62のロックを解除する場合について説明する。タイヤストッパ用ガイド71、72は、支持ベース2に斜めに取り付けられており、操車スペース8から駐車スペース7方向を見たときに駐車スペース7へ拡がり、操車スペース8へ狭まるように取り付けられている。ガイド孔614、624は、タイヤストッパ枠611、621に取り付けられており、タイヤストッパ用ガイド71、72が通る程度の大きさの孔であるので、移動ベース31、32が操車スペース8の方向へ移動すると、移動ベース31、32がタイヤストッパ用ガイド71、72の先端へと近づく。すると、図9のようにガイド孔614、624がタイヤストッパ用ガイド71、72の先端へと近づき、ガイド孔614、624の孔にタイヤストッパ用ガイド71、72がはまるようになる。この状態からさらに、車両1が操車スペース8の方向へ移動すると、タイヤストッパ用ガイド71、72が斜めになっていることから、そのタイヤストッパ用ガイド71、72に沿って、徐々にガイド孔614、624が内側に移動することになる。そうすると、支点615、625を中心にして、第1のタイヤ接触車612、622が倒れる方向に動き、第2のタイヤ接触車613、623は立ち上がる方向に動くことになる。そして、車両1が操車スペース8方向の支持ベース2の端(図10参照)まで移動すると、第1のタイヤ接触車612、622が路面と同じ高さになるまで倒れ、タイヤストッパ61、62のロックが解除される。この後、車両1は操車スペース8の路面を走行することができる。
なお、タイヤストッパ用ガイド71、72がガイド孔614、624にはまった状態のままであると、第2のタイヤ接触車613、623が立ち上がった状態のままであるので、移動ベース31、32を駐車スペース7方向にガイド孔614、624がタイヤストッパ用ガイド71、72が外れるまで移動させる。この移動ベース31、32を移動させるのに、駐車場を利用するために車両1が入ってきたことをセンサで検知し、または人間(駐車場の管理人または車両1のドライバー)の操作によって、図示していないモータ等の駆動をさせて移動させるようにしてもよい。これによって、次の車両1が駐車したいときであっても、自動的にタイヤストッパ61、62が、車両1の自重によって、駆動輪11、12をロックできるようになる。
なお、タイヤストッパ61、62は、移動ベース31、32のみならず、非駆動輪側移動ベース51、52に取り付けられていてもよく車両1の非駆動輪13、14を押さえる機能を持つが、その働きは、移動ベース31、32に取り付けられているものと同じである。
前記実施の形態においては、非駆動輪側支持ベース4を支持ベース2とは別に設け、非駆動輪側移動ベース51、52を移動ベース31、32とは別に設けているが、非駆動輪側支持ベース4を支持ベース2と同じもの、非駆動輪側移動ベース51、52を移動ベース31、32と同じものにしてもよい。すなわち、非駆動輪13、14を積載するものが駆動輪11、12を積載するものと同じものであってもよい。この場合は、車両1の前輪、後輪のいずれが駆動輪であっても、それらを区別することなく駐車することが可能になる。その上、四輪駆動型の車両であっても対応可能となる。また、同一のものを製造すればよいので、大量に製造する場合には安価にすることができる。
また、路面は、アスファルトにより舗装された路面であってもよいし、舗装されていない地面であってもかまわない。もちろんのことながら、駐車場は、青空下にある平面であってもよいし、複数階からなる建物状のものであってもよい。
ここで、支持ベース2、支持フレーム21、非駆動輪側支持ベース4の設置とは、路面上に載置すること、又は路面に埋め込むことの両方を含む。いずれの場合も路面に固定されていることが必要である。路面に埋め込む場合は、図2のように移動ベース31、32の上面が、路面と同じ高さになるようにする。また、路面に埋め込んだ場合は、路面上に載置した場合と比べて、車両1が、路面より高い位置にある支持ベース2及び移動ベース31、32、非駆動輪側支持ベース4及び非駆動輪側移動ベース51、52上に乗り上げる必要がないので、駐車する際により操作が容易になる。また、逆に、路面上に載置した場合は、路面に埋め込んだ場合と比べて、路面に埋め込む作業が必要ないので、本駐車装置を駐車場に設置することは容易になる。路面に埋め込むのを支持フレーム21だけにすることも可能である。その場合は、移動ベース31、32が路面に突出することになる。しかし、全部を路面に埋め込むようにするよりは、埋め込むための深さを浅くすることができ、全部を埋め込むよりもその設置が容易である。また、全部を路面上に設置した場合に比べて、路面に突出している高さが低くなるため、駐車の際の操作が容易になる。
また、支持ベース2と非駆動輪側支持ベース4は、駐車スペース7と操車スペース8とを結ぶ路面に設置されており、図1では駐車スペース7に対して直角に車両1が移動できるように設置されているが、駐車スペース7に対して斜め方向に車両1が移動できるように設置してもよい。駐車場が変形スペースである場合は、そのように斜めに設置する場合もある。
非駆動輪側移動ベース51、52は、コンベアベルトあるいはローラであってもよい。このようにすることによって、非駆動輪13、14を積載する位置は、移動ベース31、32と連動した位置にする必要がなくなる。
更に、タイヤストッパ61、62は、タイヤが積載されたことをセンサで感知し、タイヤを移動フレーム311に固定することもできる。これによって、より確実に駆動輪11、12の駆動力を車両1の進行方向に対して横方向に移動させる移動力に変換することができる。そしてタイヤを移動フレーム311に固定することによって、駐車のための操作の際の安定性を高めること、及び駐車している際に車両1を固定することができる。これによって、路面が斜面であった場合においても安全性を高めることが可能になる。
支持ベース2には、移動ベース31、32がそれ以上移動できないように、移動止めを設けることも可能である。車両1が支持ベース2の端に来た際に、さらに駆動輪11、12を駆動させると、移動手段312または被移動手段22に余分な力が加わり、駐車装置を破壊しかねない。そこで、支持ベース2の両端に移動止めを設けることによって、移動ベース31、32がその移動止めまで来た際には、駆動輪11、12が空回りするようにしてもよい。
本発明の一実施の形態に係る駐車装置を上部から見た図である。 本発明の一実施の形態に係る駐車装置を側面から見た図である。 本発明の一実施の形態に係る駐車装置を車両の前面から見た図である。 本発明の一実施の形態に係る駐車装置のより詳細な構成を示す図である。 本発明の一実施の形態に係る駐車装置のより詳細な構成を側面から見た図である。 本発明の一実施の形態に係る駐車装置の更に詳細な構成を示す図である。 本発明の一実施の形態に係る駐車装置のタイヤストッパを説明する図である。 本発明の一実施の形態に係る駐車装置のタイヤストッパを説明する図である。 本発明の一実施の形態に係る駐車装置のタイヤストッパを説明する図である。 本発明の一実施の形態に係る駐車装置のタイヤストッパ用ガイドを説明する図である。
符号の説明
1…車両
2…支持ベース
4…非駆動輪側支持ベース
7…駐車スペース
8…操車スペース
11、12…駆動輪
13、14…非駆動輪
21…支持フレーム
22…被移動手段
31、32…移動ベース
51、52…非駆動輪側移動ベース
61…第1のタイヤストッパ
62…第2のタイヤストッパ
71、72、73…タイヤストッパ用ガイド
311…移動フレーム
312…移動手段
313…軸
314…車両の移動方向
315…回転方向
611、621…タイヤストッパ枠
612、622…第1のタイヤ接触車
613、623…第2のタイヤ接触車
614、624…ガイド孔
615、625…支点

Claims (6)

  1. 車両を駐車スペースから出入させる駐車装置であって、
    車両の駆動輪の回転力を車両の進行方向に対して横方向に移動させる移動力に変換させることによって、
    路面に設置されているベースに沿って前記車両を移動させることを特徴とする駐車装置。
  2. 車両を駐車スペースから出入させる駐車装置であって、
    支持ベースと、移動ベースとを具備し、
    前記支持ベースは、車両を駐車スペースと操車スペースとの間を移動させるために、駐車スペース及び操車スペースとを結ぶ路面に設置され、前記移動ベースを車両に対して横方向に移動可能に支持し、
    前記移動ベースは、前記車両の駆動輪が載置され、該駆動輪の回転力を車両の進行方向に対して横方向に移動させる移動力に変更して、前記支持ベース上を移動可能としたことを特徴とする駐車装置。
  3. 前記支持ベースは、支持フレームと被移動手段とを有し、
    前記移動ベースは、移動フレームと移動手段とを有し、
    前記支持フレームは、路面に設置され、
    前記被移動手段は、前記支持フレームの内部に取り付けられており、前記移動手段と係合する位置関係にあり、
    前記移動フレームは、前記支持ベースの上部に設置され、
    前記移動手段は、前記駆動輪の回転力を移動力に変換できるように、前記移動フレームの内部に、回転可能に取り付けられており、前記被移動手段及び前記車両の駆動輪と係合する位置関係にあることを特徴とする請求項2記載の駐車装置。
  4. 非駆動輪側支持ベースと非駆動輪側移動ベースとをさらに具備し、
    前記非駆動輪側支持ベースは、前記支持ベースと車両の車軸間の距離だけ離れており、前記支持ベースと平行に路面に設置されており、
    前記非駆動輪側移動ベースは、前記非駆動輪側支持ベースの上部に設置され、前記車両の非駆動輪を積載することができることを特徴とする請求項2又は3記載の駐車装置。
  5. 前記移動手段はウォームであり、前記被移動手段はラックであり、
    前記ウォームと前記ラックは、歯が互いに噛合していることを特徴とする請求項3又は4記載の駐車装置。
  6. 前記移動フレームは、前記車両の駆動輪を押えるタイヤストッパを具備していることを特徴とする請求項3、4又は5記載の駐車装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN106193704A (zh) * 2016-08-30 2016-12-07 朱力山 直行上下车的停车位
CN112727194A (zh) * 2020-12-29 2021-04-30 安徽春华智能科技有限公司 一种垂直立体升降塔库的垂直升降设备及其工作方法

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