JPH07236034A - 画像読み取り装置 - Google Patents
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- JPH07236034A JPH07236034A JP6023920A JP2392094A JPH07236034A JP H07236034 A JPH07236034 A JP H07236034A JP 6023920 A JP6023920 A JP 6023920A JP 2392094 A JP2392094 A JP 2392094A JP H07236034 A JPH07236034 A JP H07236034A
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Abstract
取り装置において、原稿属性を判定し、所望の画像を常
に高速で読み取れる画像読み取り装置を提供することを
目的とする。 【構成】 ADFユニット51内部に原稿属性を検出す
るイメージセンサ27を有し、キャリッジ3の原稿読み
取り部を原稿読み取り位置30aに移動してイメージセ
ンサ27から原稿読み取り位置30aまでの原稿の搬送
パスを長くし、ADFユニット51内を原稿が搬送され
ている間に原稿属性を判定することで、原稿属性に応じ
て常に高速に画像読み取りを行う。
Description
たスキャナ,複写機等の画像読み取り装置に関するもの
である。
ンピュータ等が高機能化され、フルカラー画像の編集、
電子ファイリングやOCR(光学式文字読み取り装置)
等による文字入力が高速に処理できるようになった。こ
れに伴い画像を簡易に入力することができるフラットヘ
ッドタイプのカラースキャナが普及してきているが、更
に画像入力の高速化かつ簡便化を図るため、カラースキ
ャナに自動原稿供給装置(以降ADFと呼称する)を搭
載する機械が増えている。
図面を参照しながら説明する。図5は従来の画像読み取
り装置の概略構成図である。図5において1は画像読み
取り装置本体である。2aはADFを使用せず、ユーザ
が手動で原稿をセットする場合に原稿を置く原稿ガラス
であり、2bはADFを使用する場合の原稿読み取り位
置に配置されたガラス窓である。3は原稿を走査して読
み取るキャリッジである。4は内部にベアリング等を有
する支持部材でありキャリッジ3に装着されている。5
は支持部材4を介してキャリッジ3を支持するシャフト
であり、シャフト5によりキャリッジ3は副走査方向の
みに移動が規制される。6は駆動力をキャリッジ3に伝
達する駆動ワイヤ、7は駆動プーリ、8は従動プーリで
あり、キャリッジ3には駆動ワイヤ6が接続され、駆動
ワイヤ6は駆動プーリ7、従動プーリ8を介して係合さ
れている。9は駆動モータであり、駆動プーリ7は連結
シャフトおよび減速機構(共に図示せず)により駆動モ
ータ9に接続され、駆動モータ9を回転させることでキ
ャリッジ3を駆動する。10は従動プーリ支持部材、1
1は付勢手段であり、従動プーリ8は従動プーリ支持部
材10を介して付勢手段11により矢印A方向に付勢さ
れ駆動ワイヤ6に張力を付与する。
取り位置まで連続して搬送する。13は原稿をセットす
る原稿トレイである。14は原稿の有無を検出する原稿
検出センサである。15は搬送ローラ、16はリバース
ローラであり、原稿トレイ13にセットされた原稿は、
搬送ローラ15とリバースローラ16によりガラス窓2
bまで1枚ずつ搬送される。17は原稿端部検出センサ
であり、原稿の先端と後端を検出する。18は搬送ロー
ラであり、19は搬送ローラ18と対向して配置された
ガイドローラである。20は搬送ローラであり、原稿を
ガラス窓2bに密着させ、原稿面とキャリッジ3までの
距離を一定に保ちつつ原稿を搬送する。21は排紙トレ
イであり読み取りが終了した原稿が積載される。
概略構成図である。図6において22は原稿を照射する
光源ランプ、23はキャリッジ3に設けられた原稿読み
取り部、24は原稿からの反射光を反射する反射ミラ
ー、25は光学情報を電気信号に変換するカラーイメー
ジセンサ、26はカラーイメージセンサ25上にイメー
ジを結像させる結像レンズである。
ついて、以下にその動作を説明する。ADFユニット1
2の原稿トレイ13に原稿がセットされ、原稿検出セン
サ14が原稿を検出すると、画像読み取り装置本体1の
駆動モータ9が回転し、駆動プーリ7,駆動ワイヤ6及
び従動プーリ8を介して駆動力がキャリッジ3に伝達さ
れ、キャリッジ3の原稿読み取り部23がガラス窓2b
の直下となるようキャリッジ3の位置が制御される。本
方式ではキャリッジ3の位置を固定し、ADFユニット
12による原稿の搬送により画像を読み取る。
稿の読み取り命令が出されると、光源ランプ22を点灯
させると共にADFユニット12に独立して設けられた
ADF用駆動モータ(図示せず)を回転させる。搬送ロ
ーラ18とガイドローラ19は減速機構を介してADF
用駆動モータと結合されておりADF用駆動モータの回
転と共に搬送ローラ18とガイドローラ19は回転を開
始する。ADF用駆動モータの回転が一定速度に達する
と、クラッチ機構(図示せず)を制御して、搬送ローラ
15およびリバースローラ16を回転させ、原稿トレイ
13にセットされた原稿の搬送を1枚ずつ開始する。リ
バースローラ16はローラと原稿面の摩擦の違いを利用
して、原稿が複数枚同時に搬送される、いわゆる重送を
抑制する。
サ17によって検出されると、クラッチ機構を制御して
搬送ローラ15およびリバースローラ16への駆動伝達
を停止する。この時点で、原稿は搬送ローラ18および
ガイドローラ19に挟持され、以降の原稿の搬送は搬送
ローラ18によってなされ、搬送ローラ15はテンショ
ンローラとして作用する。
端を検出した出力は、画像の読み取り開始のタイミング
としても用いられる。
して光源ランプ22により照射され、原稿からの反射光
は反射ミラー24により反射され、結像レンズ26によ
りカラーイメージセンサ25上に結像され、電気信号に
変換される。
7により検出され、更に原稿検出センサ14が原稿を検
出すると、再度クラッチ機構を制御して、搬送ローラ1
5およびリバースローラ16を回転させ、原稿トレイ1
3にセットされた原稿の搬送を開始する。
3に積載された原稿は、順次ガラス窓2b上へと搬送さ
れ画像が読み取られる。
(2値画像)のイメージは階調再現性を必要としないた
め、イメージセンサの電荷蓄積時間を短く設定し、更に
イメージセンサに結像されたイメージのうち、特定色
(例えばグリーン信号)を選択的に2値化処理すること
で、カラー原稿に比べて高速に読み取ることができる。
は、読み取る画像がカラー(多値画像)なのか、モノク
ロ(2値画像)なのかは、原稿属性を予め検知する機構
を有していないため予め使用者が設定する必要があっ
た。
画像読み取り装置では以下に示す課題がある。一般にカ
ラー原稿の読み取りは、モノクロと比較して時間を要
し、かつデータ量も大幅に増加する。もし文書原稿(2
値画像)をカラー原稿(多値画像)として読み取ると、
読み取り時間が増加すると共に、24倍(RGB3色×
8bit)のデータ量となってしまい、時間的,量的な
無駄が多い。そこで使用目的に合わせてユーザが原稿属
性、即ちカラー原稿(多値画像)/モノクロ原稿(多値
画像)/モノクロ原稿(2値画像)を予め設定すること
になる。
書類に、複数の属性を持つ原稿が混在している場合に
は、ユーザは頻繁に原稿属性を設定しなおし、画像読み
取りを実行することになり、作業効率が著しく低下する
という問題点を有していた。
で、ADFにカラー原稿(多値画像)/モノクロ原稿
(多値画像)/モノクロ原稿(2値画像)の原稿が混在
している場合でも、ユーザの事前の設定が不要な画像読
み取り装置を提供することを目的とする。
に本発明の画像読み取り装置は、請求項1に対応して、
搬送されてきた原稿に記載された画像を読み取る読み取
り手段と、読み取り手段による画像の読み取り位置より
原稿の搬送方向上流側で画像の属性を検出する検出手段
と、検出手段の検出結果に応じて読み取り手段による画
像の読み取り時間を変える変更手段とを備えたものであ
る。
た原稿に記載された画像を読み取る読み取り手段と、読
み取り手段による画像の読み取り位置より原稿の搬送方
向上流側で画像の属性を検出する検出手段と、検出手段
の検出結果に応じて読み取り手段による画像の読み取り
時間を変える変更手段とを備え、検出手段による検出位
置と読み取り手段による読み取り位置とが、読み取り可
能な最大原稿サイズ以上離間しているものである。
する載置手段に原稿が載置されているか否かを検知する
原稿検知手段と、原稿に記載された画像を読み取る原稿
の搬送路に沿って移動可能な移動読み取り手段と、原稿
の搬送路の一部でしかも移動読み取り手段と対向する位
置へ設けられた透明部と、原稿検知手段が載置手段に原
稿が載置されていないことを検知した場合に、移動読み
取り手段を原稿の搬送方向上流側に移動させる制御手段
とを備えたものである。
きた原稿に記載された画像の属性を外部から受け取る属
性受信手段と、搬送されてきた原稿に記載された画像を
読み取る原稿の搬送路に沿って移動可能な移動読み取り
手段と、移動読み取り手段による画像の読み取り位置よ
り原稿の搬送方向上流側で画像の属性を検出する検出手
段と、検出手段の検出結果に応じて移動読み取り手段に
よる画像の読み取り時間を変える変更手段と、属性受信
手段により画像の属性を外部より受け取った場合、検出
手段による画像の属性の検出を中止すると共に移動読み
取り手段を原稿の搬送方向上流側に移動させ、外部より
送られてきた画像の属性に応じて移動読み取り手段によ
る画像の読み取り時間を変える手段とを備えたものであ
る。
きた原稿に記載された画像を読み取る原稿の搬送路に沿
って移動可能な移動読み取り手段と、移動読み取り手段
による画像の読み取り解像度の指示を外部から受け取る
解像度受信手段と、移動読み取り手段による画像の読み
取り位置より原稿の搬送方向上流側で画像の属性を検出
する検出手段と、解像度受信手段で受け取った解像度の
指示に応じて、搬送手段により原稿を移動読み取り手段
の読み取り範囲に搬送し、解像度受信手段で受け取った
解像度の指示および検出手段の検出結果に応じて移動読
み取り手段の移動速度を変え画像を読み取らせる手段と
を備えたものである。
原稿が読み取り手段による読み取り位置に到達する前に
画像の属性を検出し、画像の属性に応じて画像の読み取
り時間を変更することができる。
が記載された原稿が読み取り手段による読み取り位置に
到達する前に、原稿の全ての画像を参照して画像の属性
を検出し、画像の属性に応じて画像の読み取り時間を変
更することができる。
置手段に原稿が載置されていない場合に、移動読み取り
手段を原稿の搬送方向上流側に予め移動させておき、原
稿の搬送方向上流側から下流側へ移動読み取り手段を移
動させ原稿に記載された画像を読み取ることができる。
像の属性を外部より受け取った場合に、移動読み取り手
段を原稿の搬送方向上流側に移動させ画像を読み取るこ
とができる。
み取り解像度の指示を外部から受け取った場合に、解像
度の指示に応じて、画像が記載された原稿が読み取り手
段による読み取り位置に到達する前に画像の属性を検出
し、搬送手段により原稿を移動読み取り手段の読み取り
範囲に搬送し、解像度受信手段で受け取った解像度の指
示および画像の属性に応じて移動読み取り手段の移動速
度を変え画像を読み取ることができる。
しながら説明する。図1は本発明の一実施例における画
像読み取り装置の概略構成図である。ここで、従来と同
じ構成部材については同じ符号を用い説明を省略する。
図1において50は画像読み取り装置本体、51は画像
読み取り装置本体50に取り付けられたADFユニット
である。27はADFユニット51内部に配置されたイ
メージセンサで原稿画像の属性を検出する。28は蛍光
灯等の光源である。29は原稿搬送ベルトで原稿をキャ
リッジ3の位置まで搬送する。30aは原稿読み取り位
置であり、この部分で原稿の読み取りが行われる。31
は原稿排出部で読み取り済みの原稿が排出される。
取り装置の原稿属性判定部のブロック図である。図2に
おいて32はイメージセンサ27を制御するドライバ、
33はライン同期信号であり、イメージセンサ27はラ
イン同期信号33が入力される毎にライン単位に画像デ
ータを読み取り出力する。34は画素クロックであり、
イメージセンサ27の各画素に対応した信号は画素クロ
ック34に同期して出力される。35は画像範囲信号で
あり、画素クロック34とイメージセンサ27の画素数
等から実際に画像データが出力されている期間をドライ
バ32で計数しライン同期信号33と同期して出力され
る。36r,36g,36bは増幅器であり、イメージ
センサ27から出力されたRGBの各信号レベルを独立
して増幅・調整する。37はCPUで、A/D変換器を
3チャンネル以上内蔵しており、増幅器36r,36
g,36bからの出力を独立してディジタル信号に変換
する。38r,38g,38bは、それぞれ増幅器制御
信号であり、増幅器36r,36g,36bのゲインを
調整する。このゲインを調整する場合に実際はCPU3
7と増幅器36r,36g,36bとの間に、CPU3
7が出力するディジタル値をアナログレベルに変換する
D/Aコンバータが必要であるがここではブロック図へ
の記載を省略している。39はブロック同期信号であ
り、画素クロック34の64分周信号が出力されてい
る。
について以下図1,図2および図6を用いてその動作を
説明する。
稿がセットされ、原稿検出センサ14が原稿を検出する
と、原稿が原稿トレイ13にセットされない場合、つま
り原稿検出センサ14が原稿を検出していない場合に制
御手段(図示せず)によって従動プーリ8側に移動して
いたキャリッジ3は画像読み取り装置本体50の駆動モ
ータ9が回転し、駆動プーリ7,駆動ワイヤ6及び従動
プーリ8を介して駆動力が伝達されて移動し、キャリッ
ジ3の原稿読み取り部23が原稿読み取り位置30aの
直下となるようキャリッジ3の位置が制御される。原稿
が原稿トレイ13にセットされていない場合に、キャリ
ッジ3を従動プーリ8側に移動させ、原稿に記載されて
いる画像を従動プーリ8側から順に読み取るのはユーザ
が原稿トレイ13に原稿をセットして画像の読み取りを
行う場合と、原稿ガラス2aに原稿をセットして画像の
読み取りを行う場合とで原稿のセット方向を同じにする
ためである。本方式ではキャリッジ3の位置を固定し、
ADFユニット51による原稿の搬送により画像を読み
取る。
稿の読み取り命令が出されると、キャリッジ3内部の光
源ランプ22及びADFユニット51内部の光源28を
点灯させると共に、ADFユニット51に独立して設け
られたADF用駆動モータ(図示せず)を回転させる。
起動時点のADF用駆動モータの回転速度は、カラー原
稿の読み取り速度より約2倍高速の画像読み取り速度で
原稿の搬送が行われるように設定されている。搬送ロー
ラ18とガイドローラ19は減速機構(図示せず)を介
してADF用駆動モータと結合されておりADF用駆動
モータの回転と共に搬送ローラ18とガイドローラ19
は回転を開始する。ADF用駆動モータの回転が一定速
度に達すると、クラッチ機構(図示せず)を制御して、
搬送ローラ15およびリバースローラ16を回転させ、
原稿トレイ13にセットされた原稿の搬送を1枚ずつ開
始する。リバースローラ16はローラと原稿面の摩擦の
違いを利用して、原稿が複数枚同時に搬送される、いわ
ゆる重送を抑制する。
サ17によって検出されると、クラッチ機構を制御して
搬送ローラ15およびリバースローラ16への駆動伝達
を停止する。この時点で、原稿は搬送ローラ18および
ガイドローラ19に挟持され、以降の原稿の搬送は搬送
ローラ18によってなされ、搬送ローラ15はテンショ
ンローラとして作用する。
7によって検出されると、これを起点としてイメージセ
ンサ27による読み取り、即ち原稿属性検出の開始タイ
ミングが設定され、同時にキャリッジ3内部のカラーイ
メージセンサ25による画像の読み取り開始のタイミン
グが設定される。
原稿のイメージは、原稿属性判定部によってカラー(多
値画像)/モノクロ(多値画像)/モノクロ(2値画
像)のいずれであるかが判定される。ここで原稿属性判
定部の動作を詳細に説明する。
27と対向する原稿の搬送パスには、白色の校正用テー
プ(図示せず)が貼り付けてある。ライン同期信号33
及び画素クロック34は電源が投入されている間は常時
出力されており、イメージセンサ27は常にデータを出
力している。
作していない適当な時間に、増幅器36r,36g,3
6bが予め定められたゲインの標準値をとるようCPU
37により増幅器制御信号38r,38g,38bを設
定し、光源28を点灯する。これにより白色校正用テー
プに対するイメージセンサ27の出力(白レベル)がC
PU37に入力される。次に、CPU37は増幅器36
r,36g,36bからの信号レベルをモニタし、各信
号レベルが同等のレベルとなり、かつ全体の信号レベル
が大きく検出されるように、増幅器制御信号38r,3
8g,38bの設定値を変更する。一般に白レベルを検
出した時の誤差に比べ、光源28を消灯して得られる黒
レベルの誤差は小さいため、本実施例では白レベルによ
る増幅器36r,36g,36bのゲイン調整のみを行
っている。しかし、より正確な調整を行うには、例えば
黒レベルの信号を入力し、増幅器36r,36g,36
bのオフセット値を決めるようにした方が良い。
た通りドライバ32からライン同期信号33と画素クロ
ック34とが常に供給され、ライン同期信号33が入力
される毎にイメージセンサ27からは画素クロック34
に同期したアナログ画像信号が出力されている。本実施
例においては、このライン同期信号33は10ms周
期、画素クロック34は約4.8μs周期で出力されて
いる。そこでイメージセンサ27の画素数を1654画
素(A4サイズ,200dpi)とすると、画素クロッ
ク34と同期して出力される画像データは、1ラインあ
たり約8msで転送を終了することになる。
定されている。ライン同期信号33は10ms毎に出力
されるので、1ライン読み取る間に原稿は0.5mm搬
送される。この原稿が搬送されている時、CPU37は
画像範囲信号35が出力されている期間、ブロック同期
信号39に同期して、RGB各々の信号レベルをモニタ
している。このモニタに際し、CPU37に内蔵された
A/D変換器は10μs毎にR,G,Bの各チャンネル
に対して順番にアナログディジタル変換を実行してい
る。
センサ27によって読み取られた画像のRGB値を1画
素単位に計測し、値の出現頻度によりヒストグラムを生
成し、多値/2値画像を判定する第一処理と、イメージ
センサ27の出力画像を周期的にサンプリングして得ら
れた画像信号の平均値を計算し、平均値をRGB毎に比
較することでカラー/単色画像を判定する第二処理を行
っている。
理について説明する。原稿端部検出センサ17によって
原稿先端を検出して規定時間経過後、CPU37は画像
範囲信号35をモニタし、画像範囲信号35が出力され
ていれば、ブロック同期信号39による割り込みを解除
し、以降ブロック同期信号39がCPU37に入力され
る毎にR→G→Bの順序でデータを取り込む。ブロック
同期信号39は画素クロック34の64分周信号である
ので、CPU37の割り込みは64画素が転送される毎
に発生する。この割り込み毎にR→G→Bの読み取りを
8回繰り返す。
最も相関が高い、即ち輝度情報が最も正確に反映される
G(Green)の信号だけを利用する。CPU37で
はこのGの信号を1回読み取る毎にGデータの値を計測
し、この値に対応して決定されるメモリ領域(図示せ
ず)の値をインクリメントする。例えばデータの値が0
ならメモリ領域先頭アドレス+0番地をインクリメン
ト、80Hならメモリ領域先頭アドレス+80H番地を
インクリメントする。この操作によりイメージセンサ2
7の出力データに対するヒストグラムが生成される。
CPU37は、ヒストグラムをチェックし、値が小さい
部分(白部分)と値が大きい部分と(黒部分)にピーク
が2つ存在すれば2値原稿、ピークがない、もしくはあ
っても1つであったり、中間レベルが規定の範囲を越え
て高いレベルであれば多値原稿と判定する。
処理について説明する。第二処理は、第一処理と共通の
データを用いて実行される。まずブロック同期信号39
毎に得られる各色8個のデータをRGBの色成分ごとに
累積し、予め定められたメモリ領域に格納する。このメ
モリ領域はイメージセンサ27の画素数が1654で、
ブロック同期信号39が64画素周期で立ち上がるの
で、1ラインあたり1654/64=26ワード必要と
なる。この累積動作を8ライン期間繰り返すことで、メ
モリの各1ワードには各色成分を64回読み取り、計測
値を累積した値が格納される。CPU37は8ラインの
読み取りが終了する毎に、同位置のイメージセンサ27
が読み取ったRGBの値を相互に比較し、もしそれぞれ
値の差が規定の値を越えていればカラー原稿、そうでな
ければ単色原稿と判定する。この第二処理は、原稿画像
をブロックに分割しブロックの平均値を用い原稿属性を
判定していることになる。この場合、原稿の走査過程で
1つでもカラーを示すブロックが存在、即ち原稿の一部
にカラー画像が存在、原稿はカラー原稿と判定される。
てカラー(多値画像)/モノクロ(多値画像)/モノク
ロ(2値画像)が判定される。実際にはカラー(2値画
像)の判定も可能であるが、画像読み取り装置で読み取
らせるメディアとしては、ほとんど存在しないため、第
二処理によりカラーと判定された場合は、第一処理の結
果が2値原稿となっていてもカラーの多値原稿と判定す
る。
よる原稿の読み取りは、原稿の後端が原稿端部検出セン
サ17で検出され、規定時間経過した時点で終了する。
イメージセンサ27を通過した原稿の先端部は原稿搬送
ベルト29へ搬送され、原稿ガラス2aに沿って原稿読
み取り位置30aまで搬送される。
過し、イメージセンサ27による原稿の読み取りと原稿
属性判定が終了した時点では、原稿はキャリッジ3の原
稿読み取り部23、即ち画像読み取り装置本体50にお
ける原稿読み取り位置30aには到達していない。
ロ(2値画像)のイメージを読み取る場合は、モノクロ
(2値画像)のイメージは階調再現性を必要としないた
め、カラーイメージセンサ25の電荷蓄積時間を短く設
定し、更にカラーイメージセンサ25に結像されたイメ
ージのうち、特定色(例えばグリーン信号)を選択的に
2値化処理等するだけでよく、カラー原稿に比べ高速に
読み取ることができる。
期設定値はモノクロ原稿に対する読み取り速度であり、
例えば50mm/s程度の速度で原稿を搬送している。
もし、CPU37による原稿属性の判定結果がモノクロ
(2値画像)であれば、ADFユニット51の搬送速度
は変化せず、原稿は原稿読み取り位置30aにおいて読
み取られる。一方、CPU37による原稿属性の判定結
果がカラー(多値画像)であれば、ADFユニット51
の搬送速度は25mm/s程度の速度に減速され、定速
に達した後に原稿は原稿読み取り位置30aを通過す
る。このようにADFユニット51の搬送速度を遅く
し、更にカラーイメージセンサ25の電荷蓄積時間をモ
ノクロ原稿の約2倍に設定することで、カラー原稿では
階調性に優れた画像を読み取ることができる。読み取り
が終了した原稿は原稿排出部31から排出される。
7により検出され、更に原稿検出センサ14が次に読み
取る原稿を検出すると、再度クラッチ機構が制御され、
搬送ローラ15およびリバースローラ16が回転し、原
稿トレイ13にセットされた次に読み取られる原稿の搬
送が開始される。
3に積載された原稿は、順次イメージセンサ27により
画像属性が判定されて、原稿読み取り位置30aへと搬
送され画像が読み取られる。
作モードについて述べた。次に、本発明の画像読み取り
装置において、外部から読み取りモードを指定した場合
の動作について図3および図4を用いて説明する。
ータ等に接続されており、インタフェースを通じて読み
取った画像データをホストに転送するだけでなく、ホス
トコンピュータから動作モードの指示、解像度や読み取
り範囲等の読み取り条件、及び原稿属性の指定等を直接
を受け取ることができる。
取り装置の第二の動作モードにおける動作を示す図であ
る。図3および図6を用いて第二の動作モードにおける
読み取り動作について説明する。図3において30bは
第二の動作モードにおける原稿読み取り位置である。そ
の他の構成は、上述してきた画像読み取り装置の基本動
作モードの場合と同等であるため説明を省略する。
モードと、以降の動作における原稿属性を示すデータが
転送され、画像読み取り装置のモード指定が第二の動作
モードである場合、ADFユニット51の原稿トレイ1
3に原稿がセットされ、原稿検出センサ14が原稿を検
出すると、画像読み取り装置本体50の駆動モータ9が
回転し、駆動プーリ7,駆動ワイヤ6及び従動プーリ8
を介して駆動力がキャリッジ3に伝達され、キャリッジ
3の原稿読み取り部23が原稿読み取り位置30bの直
下となるようキャリッジ3の位置が制御される。本方式
ではキャリッジ3の位置を固定し、ADFユニット51
による原稿の搬送により画像を読み取る。
命令が出されると、キャリッジ3内部の光源ランプ22
を点灯させると共に、ADFユニット51に独立して設
けられたADF用駆動モータ(図示せず)を回転させ
る。起動時点のADF用駆動モータの回転速度は、AD
Fユニット51が起動される前にホストコンピュータ等
によって指示された原稿属性に従った搬送速度に設定さ
れている。搬送ローラ18とガイドローラ19は減速機
構(図示せず)を介してADF用駆動モータと結合され
ておりADF用駆動モータの回転と共に搬送ローラ18
とガイドローラ19は回転を開始する。ADF用駆動モ
ータの回転が一定速度に達すると、クラッチ機構(図示
せず)を制御して、搬送ローラ15およびリバースロー
ラ16を回転させ、原稿トレイ13にセットされた原稿
の搬送を1枚ずつ開始する。リバースローラ16はロー
ラと原稿面の摩擦の違いを利用して、原稿が複数枚同時
に搬送される、いわゆる重送を抑制する。
サ17によって検出されると、クラッチ機構を制御して
搬送ローラ15およびリバースローラ16への駆動伝達
を停止する。この時点で、原稿は搬送ローラ18および
ガイドローラ19に挟持され、以降の原稿の搬送は搬送
ローラ18によってなされ、搬送ローラ15はテンショ
ンローラとして作用する。
7によって検出されると、これを起点としてキャリッジ
3内部のカラーイメージセンサ25による画像の読み取
り開始のタイミングが設定される。
先端部は原稿搬送ベルト29へ搬送され、原稿ガラス2
aに沿って原稿読み取り位置30bまで搬送される。こ
の原稿は原稿読み取り位置30bで読み取られ、読み取
りが終了した原稿は原稿排出部31から排出される。
では、イメージセンサ27による原稿属性の判定は実行
されない。従って原稿属性は予めユーザがホストコンピ
ュータ等から指定することになる。
の原稿の読み取り開始のタイミングは、原稿端部検出セ
ンサ17が原稿の先端を検出したことで生成される。第
二の動作モードでは、原稿端部検出センサ17と原稿読
み取り位置30bとの距離が基本動作モードと比較して
200mm以上(ほぼ原稿ガラス2aのサイズ分)近接
しており、原稿搬送ベルト29による原稿の搬送の影響
をほとんど受けない。つまり原稿端部検出センサ17と
原稿読み取り位置30bとが近接しているため原稿の先
端から位置精度よく原稿の読み取りを行うことができ
る。より具体的には基本動作モードでは原稿先端位置と
実際の読み取り開始位置とは原稿搬送ベルト29の影響
により±2mm程度の誤差を含むが、第二の動作モード
では原稿搬送ベルト29の影響がないため±1mm以下
に抑制される。
慮すると、例えば全ての原稿がモノクロあるいはカラー
だと予め分かっている場合も少なくない。以上述べてき
たように、第二の動作モードでは、原稿属性が予め判明
している場合に位置精度よく原稿を読み取ることができ
るというメリットを有する。
取り装置の第三の動作モードにおける動作を示す図であ
る。次に図4および図6を用いて第三の動作モードにつ
いて説明する。図4において30cは第三の動作モード
における原稿読み取り開始位置であり、30dは第三の
動作モードにおける原稿読み取り終了位置である。その
他の構成は画像読み取り装置の基本動作モードの場合と
同等であるため説明を省略する。
れた標準値とは異なる解像度で読み取りが要求された場
合、及び直接画像読み取り装置のモードとして第三のモ
ードが指定された場合は、画像読み取り装置のモードは
第三の動作モードに設定される。
1の原稿トレイ13に原稿がセットされ、原稿検出セン
サ14が原稿を検出すると、画像読み取り装置本体50
の駆動モータ9が回転し、駆動プーリ7,駆動ワイヤ6
及び従動プーリ8を介して駆動力がキャリッジ3に伝達
され、キャリッジ3の原稿読み取り部23が原稿読み取
り開始位置30cの直下となるようキャリッジ3の位置
が制御される。
命令が出されると、キャリッジ3内部の光源ランプ22
及びADFユニット51内部の光源28を点灯させると
共に、ADFユニット51に独立して設けられたADF
用駆動モータ(図示せず)を回転させる。起動時点のA
DF用駆動モータの回転速度は、カラー原稿の読み取り
速度より約2倍高速の画像読み取り速度で原稿の搬送が
行われるように設定されている。搬送ローラ18とガイ
ドローラ19は減速機構(図示せず)を介してADF用
駆動モータと結合されておりADF用駆動モータの回転
と共に搬送ローラ18とガイドローラ19は回転を開始
する。ADF用駆動モータの回転が一定速度に達する
と、クラッチ機構(図示せず)を制御して、搬送ローラ
15およびリバースローラ16を回転させ、原稿トレイ
13にセットされた原稿の搬送を1枚ずつ開始する。リ
バースローラ16はローラと原稿面の摩擦の違いを利用
して、原稿が複数枚同時に搬送される、いわゆる重送を
抑制する。
サ17によって検出されると、クラッチ機構を制御して
搬送ローラ15およびリバースローラ16への駆動伝達
を停止する。この時点で、原稿は搬送ローラ18および
ガイドローラ19に挟持され、以降の原稿の搬送は搬送
ローラ18によってなされ、搬送ローラ15はテンショ
ンローラとして作用する。
7によって検出されると、これを起点として原稿搬送ベ
ルト29の起動タイミングが設定され、原稿の後端が原
稿端部検出センサ17によって検出されると、これを起
点として原稿搬送ベルト29の停止タイミングが設定さ
れる。同様にイメージセンサ27の読み取り開始及び停
止のタイミングも原稿端部検出センサ17による原稿の
先端,後端の検出により設定される。
先端部は原稿搬送ベルト29へ搬送される。原稿搬送ベ
ルト29は、クラッチ機構で駆動が制御される構成とな
っており、原稿が原稿搬送ベルト29に突入する直前に
原稿搬送ベルト29は駆動され、この原稿搬送ベルト2
9により原稿は原稿ガラス2aに沿って搬送される。こ
の搬送により原稿ガラス2a上に原稿の全体が配置され
ると、即ち原稿の後端が原稿端部検出センサ17を通過
して規定時間経過すると、原稿搬送ベルト29は駆動が
停止される。
取り装置本体50の駆動モータ9を回転し、駆動プーリ
7,駆動ワイヤ6及び従動プーリ8介して駆動力をキャ
リッジ3に伝達し、キャリッジ3の原稿読み取り部23
を原稿読み取り開始位置30cから原稿読み取り終了位
置30dへと移動させながら、原稿を読み取っていく。
このキャリッジ3の移動速度は、原稿の読み取り開始時
点で原稿属性が既にCPU37で判定され、また解像度
等の読み取り条件がADFユニット51の起動前に外部
ホストから指定されているため、一意に定まっている。
原稿全面の読み取りが終了すると、キャリッジ3は原稿
読み取り開始位置30cの方向へリターン動作を開始す
る。また、同時に読み取りが終了した原稿は、原稿搬送
ベルト29がクラッチ機構により再度駆動され原稿排出
部31から排出される。
は、イメージセンサ27で原稿を読み取り、CPU37
により原稿属性の判定を実行すると共に、解像度等の読
み取り条件によりキャリッジ3の駆動速度、即ち読み取
り速度が決定される構成となっている。一般にコスト等
の制約からADFユニット51に搭載されるADF用駆
動モータは、画像読み取り装置本体50に搭載される駆
動モータ9に対して駆動精度が低いので読み取り解像度
を高解像度化したい場合のように、原稿をより低速で搬
送する必要がある場合は、画像読み取り装置本体50に
搭載される駆動モータ9を用いて、キャリッジ3を駆動
し、原稿を読み取ることにより、高解像度で精度良く原
稿を読み取ることができる。
取り装置は、基本動作モードの他に、外部ホストコンピ
ュータの指示に基づき複数の動作モードを切り換えるこ
とができる。このためユーザのあらゆる使用形態におい
ても、常に高速で良好な画質を得ることができる。
ー(多値画像)/モノクロ(多値画像)/モノクロ(2
値画像)を判定する場合について説明したが、多値画像
/2値画像、またはカラー/モノクロを判定し上記した
ような制御を行っても同様の効果が得られる。
メージセンサ27としてカラーイメージセンサと蛍光灯
を採用したが、原稿属性として多値画像/2値画像を判
定するだけの場合には、より廉価なモノクロイメージセ
ンサとLEDアレイの組み合わせ等を用いてもよい。
構成により、画像が記載された原稿が読み取り手段によ
る読み取り位置に到達する前に画像の属性を検出し、画
像の属性に応じて画像の読み取り時間を変更することが
でき、原稿が読み取り手段による読み取り位置に到達す
る前に、画像の属性に応じて一番短い読み取り手段の読
み取り時間を設定することが可能となり、全体の読み取
り時間を短くすることができる。
が記載された原稿が読み取り手段による読み取り位置に
到達する前に、原稿の全ての画像を参照して画像の属性
を検出し、画像の属性に応じて画像の読み取り時間を変
更することができ、原稿の全ての画像を参照して画像の
属性を検出するため、より正確な画像の属性の検出が可
能となり、画像の属性に応じて一番短い読み取り手段の
読み取り時間を正確に設定することができる。
置手段に原稿が載置されていない場合に、移動読み取り
手段を原稿の搬送方向上流側に予め移動させておき、原
稿の搬送方向上流側から下流側へ移動読み取り手段を移
動させ原稿に記載された画像を読み取るため、原稿を透
明部に置き移動読み取り手段を移動させ画像を読み取る
場合の原稿を置く向きと、原稿を載置手段に置き原稿を
搬送して画像を読み取る場合の原稿を置く向きとを同じ
向きにすることができる。
像の属性を外部より受け取った場合に、移動読み取り手
段を原稿の搬送方向上流側に移動させ画像を読み取るこ
とができるので、予め画像の属性が分かっている場合、
原稿の搬送距離をできるだけ短くすることで、画像の読
み取り位置ずれを最小限に抑えることができる。
み取り解像度の指示を外部から受け取った場合に、解像
度の指示に応じて画像が記載された原稿が読み取り手段
による読み取り位置に到達する前に画像の属性を検出
し、搬送手段により原稿を移動読み取り手段の読み取り
範囲に搬送し、解像度受信手段で受け取った解像度の指
示および画像の属性に応じて移動読み取り手段の移動速
度を変え画像を読み取ることができるので、搬送手段に
よる原稿の搬送より送り精度の高い移動読み取り手段の
移動により画像を読み取ることで、より高解像度の画像
読み取りが可能となる。
概略構成図
原稿属性判定部のブロック図
第二の動作モードにおける動作を示す図
第三の動作モードにおける動作を示す図
Claims (12)
- 【請求項1】原稿を搬送する搬送手段と、前記搬送手段
により搬送された原稿に記載された画像を読み取る読み
取り手段と、前記読み取り手段による画像の読み取り位
置より原稿の搬送方向上流側で画像の属性を検出する検
出手段と、前記検出手段の検出結果に応じて前記読み取
り手段による画像の読み取り時間を変える変更手段とを
備えたことを特徴とする画像読み取り装置。 - 【請求項2】原稿を搬送する搬送手段と、前記搬送手段
により搬送された原稿に記載された画像を読み取る読み
取り手段と、前記読み取り手段による画像の読み取り位
置より原稿の搬送方向上流側で画像の属性を検出する検
出手段と、前記検出手段の検出結果に応じて前記搬送手
段による原稿の搬送速度を変え前記読み取り手段により
画像を読み取らせる速度変更手段とを備えたことを特徴
とする画像読み取り装置。 - 【請求項3】原稿を搬送する搬送手段と、前記搬送手段
により搬送された原稿に記載された画像を読み取る原稿
の搬送路に沿って移動可能な移動読み取り手段と、前記
移動読み取り手段による画像の読み取り位置より原稿の
搬送方向上流側で画像の属性を検出する検出手段と、前
記検出手段の検出結果に応じて前記移動読み取り手段の
移動速度を変え画像を読み取らせる移動速度変更手段と
を備えたことを特徴とする画像読み取り装置。 - 【請求項4】検出手段は画像の属性がカラーであるかモ
ノクロであるかを検出することを特徴とする請求項1、
請求項2、または請求項3記載の画像読み取り装置。 - 【請求項5】検出手段は画像の属性が2値であるか多値
であるかを検出することを特徴とする請求項1、請求項
2、または請求項3記載の画像読み取り装置。 - 【請求項6】検出手段は画像の属性がカラーであるかモ
ノクロであるか、および2値であるか多値であるかを検
出することを特徴とする請求項1、請求項2、または請
求項3記載の画像読み取り装置。 - 【請求項7】検出手段による検出位置と読み取り手段に
よる読み取り位置とが、読み取り可能な最大原稿サイズ
以上離間していることを特徴とする請求項1、請求項2
記載の画像読み取り装置。 - 【請求項8】検出手段による検出位置と移動読み取り手
段による読み取り位置とが、読み取り可能な最大原稿サ
イズ以上離間していることを特徴とする請求項3記載の
画像読み取り装置。 - 【請求項9】原稿を載置する載置手段と、前記載置手段
に原稿が載置されているか否かを検知する原稿検知手段
と、前記載置手段に載置された原稿を搬送する搬送手段
と、原稿に記載された画像を読み取る原稿の搬送路に沿
って移動可能な移動読み取り手段と、原稿の搬送路の一
部でしかも前記移動読み取り手段と対向する位置へ設け
られた透明部と、前記原稿検知手段の検知結果に応じて
前記移動読み取り手段の位置を制御する制御手段とを備
えたことを特徴とする画像読み取り装置。 - 【請求項10】制御手段は、原稿検知手段が載置手段に
原稿が載置されていないことを検知した場合に、移動読
み取り手段を原稿の搬送方向上流側に移動させることを
特徴とする請求項9記載の画像読み取り装置。 - 【請求項11】原稿を搬送する搬送手段と、前記搬送手
段により搬送される原稿に記載された画像の属性を外部
から受け取る属性受信手段と、前記搬送手段により搬送
された原稿に記載された画像を読み取る原稿の搬送路に
沿って移動可能な移動読み取り手段と、前記移動読み取
り手段による画像の読み取り位置より原稿の搬送方向上
流側で画像の属性を検出する検出手段と、前記検出手段
の検出結果に応じて前記移動読み取り手段による画像の
読み取り時間を変える変更手段と、前記属性受信手段に
より画像の属性を外部より受け取った場合、前記検出手
段による画像の属性の検出を中止すると共に前記移動読
み取り手段を原稿の搬送方向上流側に移動させ、外部よ
り送られてきた画像の属性に応じて前記移動読み取り手
段による画像の読み取り時間を変える手段とを備えたこ
とを特徴とする画像読み取り装置。 - 【請求項12】原稿を搬送する搬送手段と、前記搬送手
段により搬送された原稿に記載された画像を読み取る原
稿の搬送路に沿って移動可能な移動読み取り手段と、前
記移動読み取り手段による画像の読み取り解像度の指示
を外部から受け取る解像度受信手段と、前記移動読み取
り手段による画像の読み取り位置より原稿の搬送方向上
流側で画像の属性を検出する検出手段と、前記解像度受
信手段で受け取った解像度の指示に応じて、前記搬送手
段により原稿を前記移動読み取り手段の読み取り範囲に
搬送し、前記解像度受信手段で受け取った解像度の指示
および前記検出手段の検出結果に応じて前記移動読み取
り手段の移動速度を変え画像を読み取らせる手段とを備
えたことを特徴とする画像読み取り装置。
Priority Applications (4)
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