JP2002281251A - 自動原稿搬送装置および画像読取装置 - Google Patents

自動原稿搬送装置および画像読取装置

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JP2002281251A
JP2002281251A JP2001074786A JP2001074786A JP2002281251A JP 2002281251 A JP2002281251 A JP 2002281251A JP 2001074786 A JP2001074786 A JP 2001074786A JP 2001074786 A JP2001074786 A JP 2001074786A JP 2002281251 A JP2002281251 A JP 2002281251A
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JP2001074786A
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English (en)
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Shinji Imoto
晋司 井本
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 原稿の読み取り画質の劣化を回避することが
可能な自動原稿搬送装置および画像読取装置を提供す
る。 【解決手段】 画像読取装置に装着されたADFにおい
て、読み取り位置で原稿を押圧・搬送し、かつ基準白レ
ベル取得のために用いられる読み取りローラ20の外周
面に、ローラ軸と非平行な溝を設けることで、前記溝の
白色を維持する。また、少なくとも読み取りローラ20
の全外周面(ローラ1回転分)を読み取ることで、白色
レベル判定および汚れ検知を同時に実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンタクトガラス
に沿って一定速度で搬送される原稿を露光走査して像光
を得る機能を有する画像読取装置、これに搭載された自
動原稿搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、イメージスキャナ、ファクシミリ
装置、複写機などの画像読取装置においては、読み取っ
た画像に対して画像処理を行うための基準となる濃度デ
ータを得る濃度基準板(白色板)が設けられており、白
色の濃度基準を実際の原稿の読み取り処理に先立って読
み取っている。さらに、固定された密着イメージセンサ
やCCDを用い、コンタクトガラスに沿って一定速度で
原稿を搬送しながら画像を読み取る、ディジタルタイプ
で原稿移動・光学系固定方式の画像読取装置では、一般
的に、濃度基準板(白色板)に代えて濃度基準ローラ
(白色ローラ)が、密着イメージセンサの読み取り面に
対向し、かつ接するように設けている。この種の装置に
ついては、原稿の読み取り画質の劣化を回避するため、
白色基準となる白色ローラ表面の汚れ対策や、コンタク
トガラス上に付着したゴミやインクなどに起因する黒筋
対策など、既に多くの提案がなされている。
【0003】ここで、基準白レベルを決定する具体的な
方法としては、例えば、画像読取装置の照明ランプを定
格電圧と一定負荷の条件で点灯させ、白色ローラの表面
から反射した光をCCDなどの受光素子により受光し、
その時に受光素子から出力した信号レベルを基準白レベ
ルとする。この基準白レベルから画像の濃度を決定する
具体的な方法としては、例えば、画像の濃度レベルの階
調を256階調とする場合を考えると、基準白レベルを
最も白い階調である「255」とし、最も黒い階調を
「0」として、その間の濃度レベルを「256」等分す
ることにより256階調を決定する。
【0004】ここで、前記白色ローラは、搬送される原
稿を密着イメージセンサに押圧させる役割と共に原稿を
搬送させる役割も有しているため、原稿からの付着物な
どにより白色ローラの表面が汚れることは避けられない
という問題を有している。そして、白色ローラが汚れる
と、基準白レベルが黒側に近づいて低下することから、
原稿の読み取りにおける濃度レベルの設定が変わってし
まう。すると、原稿画像の濃度と読み取った画像データ
の濃度が異なってしまい、原稿の読み取り処理が正しく
行われないようになる。また、白色ローラが汚れている
場合には、実際に読み取った原稿上の白レベルの値が基
準白レベルよりも上回ってしまうことになる。
【0005】その場合を具体的に示すと、例えば、25
6階調における最も白い原稿を読み取った場合の白レベ
ルは基準白レベルの値「255」であるが、汚れている
白色ローラから得た基準値に基づいて原稿上の白い部分
を読み取った値は、「255」よりも大きな値となる。
しかし、256階調においては、「255」より大きな
値は受け付けられない。従って、この場合、基準白レベ
ルが適正でないことにより、原稿の白部分を読み取った
画質が悪化する。そのような誤りが発生することを避け
るには、基準白レベルを適正に設定する必要があり、そ
のためには、白色ローラを頻繁に清掃する必要がある。
【0006】なお、特開平5−3526号公報には、原
稿を読み取る前に白色ローラにより基準白レベルを設定
する画像読み取り装置において、白色ローラの汚れを検
出し、ユーザに対して警告する手段を有する画像読取装
置が開示されている。この装置では、白色ローラの汚れ
をユーザに警告するが、白色ローラの清掃については、
従来通りユーザが行う必要がある。この場合、ユーザが
白色ローラを清掃することを前提としており、前記白色
ローラは清掃が容易な構造であることが望ましい。
【0007】また、前記ディジタルタイプで原稿移動・
光学系固定方式の画像読取装置は、大型の原稿を読み取
り、その後の各種画像処理を実行するのに有利である
が、スリット露光域(以下、読取露光幅という)がアナ
ログタイプに比べて狭くなっている。例えば、読取密度
400dpiでは、読取露光幅が25.4/400=
0.0635mmと非常に狭くなるため、この部分に0.
0635mm以上の大きさのゴミが付着すると、原稿上
の画像とは無関係に黒データとして連続して読み取られ
ることになる。前述のゴミが付着・滞留した状態で原稿
を読み取ると、ゴミに対応する部分が副走査方向に順次
読み込まれることになるため、異常画像の発生レベルが
大きくなってしまう。
【0008】そこで、特開平8−123157号公報に
開示された画像読取装置では、原稿をコンタクトガラス
上から浮かした状態で搬送し露光部でのゴミの付着や滞
留を防止している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、密着イ
メージセンサと白色ローラを用いた画像読取装置では、
前記白色ローラが、搬送経路上に配置された前記密着イ
メージセンサと対向した位置に配置されると共に前記密
着イメージセンサに接するように設置されているため、
ユーザが清掃を行うために前記白色ローラを前記画像読
取装置から取り外す際、前記密着イメージセンサを前記
白色ローラから分離するなどの動作が必要になる。した
がって、前記特開平5−3526号公報に開示された技
術で、白色ローラの汚れを検出し、ユーザに対して警告
しても、実際に前記白色ローラの清掃を行うことが困難
である場合が多い。
【0010】また、特開平8−123157号公報に開
示された画像読取装置では、原稿先端と後端はコンタク
トガラス上に接してしまうため露光深度の違いによる異
常画像が形成されてしまう。
【0011】そこで、本発明はこのような問題点を解決
するためになされたもので、原稿の読み取り画質の劣化
を回避することを目的とする。すなわち、本発明の目的
は、このような問題点を解決して、ユーザが白色ローラ
を清掃することなく、基準白レベルを適正に保持するこ
とが可能な自動原稿搬送装置および画像読取装置を提供
することにある。また、本発明の目的は、このような問
題点を解決し、ディジタルタイプの原稿移動・光学系固
定方式であって、原稿面全域において露光深度を変える
ことなく、コンタクトガラス(透明原稿台)上のゴミや
汚れに起因する黒筋発生を低減することが可能な画像読
取装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、原稿を読み取り位置で押圧するとともに、表面の読
み取り値が基準白レベルとして用いられる白色押圧手段
を備え、読み取り位置へ原稿を搬送する自動原稿搬送装
置であって、前記白色押圧手段には、読み取り位置で原
稿を押圧する際にこの原稿と接触する押圧面と、この押
圧面と段差をもって形成された白レベル読み取り用の読
み取り面とを設けたことに特徴がある。
【0013】白レベル読み取り用の読み取り面(例え
ば、白色ローラ外周面に穿たれた溝の底面あるいは側面
など)は、原稿と接触しないように原稿押圧面と段差を
もって形成されているので、読み取り面の大きさ(幅)
や段差(深さ)を適宜設定することにより、原稿と接触
して汚れることを回避できる。よって、読み取り面の白
色を維持して、白レベル基準値を補償できることとな
る。
【0014】請求項2に記載の発明は、読み取り位置で
原稿を押圧しながら搬送するとともに、外周面が基準白
レベル取得用の読み取り面として用いられる白色ローラ
を備え、画像読取装置のコンタクトガラス上に装着され
て読み取り位置へ原稿を搬送する自動原稿搬送装置であ
って、前記白色ローラの外周面に、ローラ軸と非平行な
溝を設けたことに特徴がある。
【0015】白色ローラ(読み取りローラ)の外周面が
原稿と接触して汚れた場合などでも、前記外周面に穿た
れた溝部は原稿に接触せず、白色を維持できるため、白
レベル基準値を補償できることとなる。また、前記溝部
はローラ軸と非平行であるため、簡単な回路構成により
容易にスラスト方向全領域で前記溝部を検出し、白レベ
ル基準値を補償できることとなる。さらに、原稿に対す
る押圧が前記溝部で低下して読み取り品質に悪影響を及
ぼすことはない。
【0016】請求項3に記載の発明は、画像読取装置に
おいて、請求項2に記載の自動原稿搬送装置を設けたこ
とに特徴がある。
【0017】画像読取装置において、前述のように白色
を維持して白レベル基準値を補償するので、原稿の読み
取り画質の劣化を回避できることとなる。また、白色ロ
ーラを清掃する必要がないか、あるいは従来よりも清掃
頻度が低減するので、保守作業が軽減することとなる。
【0018】請求項4に記載の発明は、請求項3におい
て、前記白色ローラを少なくとも1回転させながら、前
記溝を含む白色ローラの外周面を読み取り、取得した白
レベルのピーク値を原稿読み取りにおける基準白レベル
として用いる制御手段を設けたことに特徴がある。
【0019】白色ローラを少なくとも1回転させること
で、ローラ外周を全て露光でき、白レベルのピーク値を
取得するとともに、ローラ外周あるいはコンタクトガラ
ス上の汚れを確実に検知できることとなる。
【0020】請求項5に記載の発明は、請求項4におい
て、前記白色ローラを回転させた時の画像読取部の出力
信号をもとに、前記コンタクトガラスの汚れに起因する
ノイズを検出する制御手段を設けたことに特徴がある。
【0021】コンタクトガラス上に汚れがある場合、白
色ローラの外周面を読み取ると、前記白色ローラの外周
全面にわたって線状にノイズが検出されることとなる。
そこで、白色ローラの外周面読み取り時、ある位置のみ
でノイズが検出された場合は前記白色ローラに付着した
汚れがあると判断し、前記白色ローラの外周全面にわた
って線状にノイズが検出された場合はコンタクトガラス
上のゴミなどの汚れであると判断できることとなる。よ
って、コンタクトガラス上の汚れを判別し、この汚れに
起因する黒筋や白筋の発生を防止できる。
【0022】請求項6に記載の発明は、請求項5におい
て、前記白色ローラを回転させた時の画像読取部の出力
信号と、この出力信号に先行して読み取られた一つ前の
出力信号とを比較し、両方の信号が一致した場合は、前
記コンタクトガラスで前記両方の信号が一致した部分が
汚れていると判断する制御手段を設けたことに特徴があ
る。
【0023】コンタクトガラス上に汚れがある場合、白
色ローラの外周面を読み取ると、画像読取部の出力信号
と、この出力信号に先行して読み取られた一つ前の出力
信号とが外周全面にわたって一致し、線状にノイズが検
出されることとなる。また、既存の2値化処理部やデー
タ遅延部など、簡単な回路構成で容易に汚れの検知およ
び判別を行うことができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態を図
面を用いて説明するが、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、ディジタルタイプで原稿移動・光学系固定方
式の画像読取装置、画像形成装置、これらに搭載した自
動原稿搬送装置の広範囲な応用を含むものである。
【0025】[第1の実施の形態]図1に示すように、本
発明の第1の実施の形態に係る画像読取装置1には、ス
リットガラス2、コンタクトガラス3の下方で、原稿P
の画像面を読み取る画像読取部60と、原稿Pをスリッ
トガラス2、コンタクトガラス3上へ搬送し、読み取り
後に排紙するための原稿搬送部(以下、ADFと記す)
6とを備えている。
【0026】また、画像読取部60には、露光ランプ
4、第1ミラー5、レンズ31、およびCCDなどの読
み取り素子32を具備している。そして、コンタクトガ
ラス3上に載置された原稿Pを読み取る場合(圧板モー
ド)は、露光ランプ4と第1ミラー5がコンタクトガラ
ス3の下方で図中左右方向に移動して原稿面を読み取
り、またスリットガラス2を介して原稿Pを読み取る場
合(自動搬送モード)には、露光ランプ4と第1ミラー
5がスリットガラス2の下方に停止した状態で原稿面を
読み取るようになっている。公知のように、露光ランプ
4が照射した光の原稿面からの反射光は、第1ミラー5
やレンズ31を介してCCDなどの読み取り素子32に
入光されて結像する。
【0027】また、原稿搬送部6は、図示しないヒンジ
などで画像読取装置1の本体に連結されており、画像読
取装置1上面のスリットガラス2、コンタクトガラス3
に対して接離(開閉)自在に装着されている。また、A
DF6の下面には、コンタクトガラス3上に載置された
原稿Pをコンタクトガラス3側に押圧するとともに、原
稿Pの読み取り時の白基準となる反射板7が設けられて
いる。
【0028】また、ADF6の上部には、原稿テーブル
(原稿載置台)8が設けられており、この原稿テーブル
8には複数枚の原稿Pからなる原稿束がセット(載置)
されるようになっている。この原稿テーブル8にセット
された原稿Pは、その上面に呼出ローラ9が当接回転す
ることによって給紙ベルト10および分離ローラ11の
間(分離部)に送り出され、給紙ベルト10が搬送方向
に回転する一方、分離ローラ11は、図示しないトルク
リミッタを介し、搬送方向と逆方向に回転する駆動軸か
ら駆動力を伝達され、原稿がない場合または原稿が1枚
の場合は給紙方向に回転し、原稿が2枚以上、分離部に
進入した場合は停止、もしくは逆転する。こうして、原
稿テーブル8にセットされた原稿束は、分離ローラ11
によって最上の原稿Pから1枚づつ分離されて給紙され
ることとなる。すなわち、呼出ローラ9が呼出機構の回
転部材を、給紙ベルト10および分離ローラ11が分離
給紙機構をそれぞれ構成している。なお、呼出ローラ9
の原稿搬送方向下流にはストッパ部材12が設けられて
おり、原稿テーブル8に載置された原稿Pは、ストッパ
部材12に衝止されて前記分離給紙機構側に進入するこ
とを阻止されている。また、給紙ベルト10は、分離ロ
ーラ11に任意の角度θで加圧・接触している。
【0029】また、呼出ローラ9の下方には押上板13
が設けられており、この押上板13は、図示しないソレ
ノイドによって搬送方向上流側の回動支点13aを中心
に回動し、先端側を呼出ローラ9に対して近接・隔離す
るようになっている。すなわち、押上板13は押上部材
を構成しており、装置本体1側の操作表示部(図示せ
ず)に設けたスタートスイッチが押下されると、呼出ロ
ーラ9に対して隔離しているホームポジション(図中、
実線で示す)から、呼出ローラ9に近接する呼出位置
(図中、鎖線で示す)に移動して原稿Pを呼出ローラ9
に押し付け、この呼出ローラ9の駆動回転で、原稿Pを
給紙ベルト10と分離ローラ11の間に送り出すことと
なる。
【0030】そして、給紙ベルト10および分離ローラ
11によって分離された原稿Pは、図示しない駆動モー
タの駆動で回転する第1搬送ローラ14aおよび第1従
動ローラ14bによって、反転経路15に沿って反転さ
れつつ、反転ガイド16により案内され、コンタクトガ
ラス(スリットガラス)2に向かって搬送される。この
スリットガラス2上には、スリットガラス2側に原稿P
を押圧するとともに、原稿Pを画像読取部(露光部)6
0に一定の速度で搬送し、原稿Pの読み取り時の白基準
となる読み取りローラ(白色ローラ)20が設けられて
いる。
【0031】この読み取りローラ20の外周面には、図
2(斜視図)および図3(横断面図)に示すように、ロ
ーラ軸と非平行(例えば、螺旋状)に所定量の幅(例え
ば、2mm程度)および深さ(例えば0.3mm程度)
を有する溝が配設されている。この溝の底面は外周面よ
りローラ軸側にあるので、原稿Pに接触することはな
い。よって、前記溝の底面あるいは側面は恒久的に汚れ
ないこととなる。また、溝部の形状は、読み取った読み
取りローラ20の白レベルが表面と溝部で変わらない様
に設定している。また、ローラ軸と非平行に溝部を設け
たので、どの位置においても読み取りローラ20の他の
作用(スリットガラス2の露光部に対して原稿Pを押圧
する作用)を維持できる。ここで、前記溝の配設方向
は、ローラ回転方向に近い方が好ましい。これは、溝方
向がローラ回転方向に近い程、原稿Pとの接触面が小さ
くなり、前記溝に原稿表面が触れ難くなるためである。
【0032】なお、本実施形態によらず、例えば前記溝
部が軸と平行に配設された場合は、読み取りローラ20
の溝部が露光位置(読み取り位置)の真上にくると、十
分な押圧が得られず、画像にムラができるおそれがあ
る。また、前記溝部を軸と平行に配設した場合は、溝の
幅が軸方向に広がり、原稿Pが前記溝と接触しやすくな
る。
【0033】前述のように、原稿Pは、第1搬送ローラ
14aおよび第1従動ローラ14bによって搬送され、
反転ガイド16により案内されて読み取りローラ20と
スリットガラス2に狭持されつつ、画像面を読み取られ
ながらスリットガラス2上を通過した後に、反転排紙ガ
イド17によって掬い上げられるように案内されて排紙
経路に通紙されることとなる。
【0034】ここで、スリットガラス2上を原稿Pが通
過する際には、スリットガラス2下方の画像読取部60
により原稿画像の読み取りが行なわれるが、前述のよう
に、スリットガラス2上には外周表面が白色でありロー
ラ軸と非平行に配設され、所定量の幅(例えば、2mm
程度)および深さ(例えば、0.3mm程度)を有する
溝(溝の底面はローラ外周面より低くなっている。)を
持つ読み取りローラ20が設けられており、この読み取
りローラ20の溝の底面が読み取り時の白基準となり、
また、露光ランプ4からの光の反射部となる。
【0035】この後、原稿Pは、第2搬送ローラ18a
および徒動ローラ18bと排紙ローラ19aおよび従動
ローラ19bとに挟持されて搬送(搬出)され、排紙経
路から排紙原稿テーブル(外装カバーと兼用)21上に
排紙されることとなる。
【0036】また、画像読取装置1の画像読取部60の
構成は、図4に示すとおりである。図4において、CC
Dなどの読み取り素子32は、原稿Pの表面(第1面)
を読み取るための読み取りユニットであり、露光ランプ
4が照射した光の原稿面からの反射光を第1ミラー5を
介してレンズ31により結像するためのものである。画
像増幅回路42は、読み取り素子32からのアナログ画
像信号を増幅するものである。A/D変換回路43は、
前記アナログ画像信号を多値ディジタル画像信号に変換
するものである。画像処理部47は、前記多値ディジタ
ル画像信号に対して所定の画像処理(圧縮符号化処理な
ど)を施すものである。SIBC48は、画像メモリ4
9に画像処理後のデータを蓄積するための制御を行うも
のであり、さらに図示しないCPUによって制御され
る。SCSIコントローラ36は、画像処理後のデータ
を外部インターフェースに出力するための制御を行うも
のであり、さらに前記CPUおよびSIBC48によっ
て制御される。
【0037】次に、画像読取部60による画像読取動作
を説明する。
【0038】まず、原稿テーブル8に原稿Pが載置され
た後、前記操作表示部のスタートスイッチ押下で読み取
り処理が開始される。この場合、読み取り素子32は、
原稿Pの先端がスリットガラス2上の読み取り位置に到
達する所定時間前から、読み取りローラ20の読み取り
を開始する。ここで、前記CPUは、原稿Pが読み取り
位置に到達するより所定時間前に読み取り素子32の読
み取り動作を開始させ、通常は、原稿Pの先端が読み取
り位置に到達するまでの間だけ、読み取りローラ20の
表面を読み取らせる。
【0039】具体的には、前記CPUは読み取り素子3
2に対し、原稿Pの先端が読み取り位置に到達するまで
に、読み取りローラ20の表面を少なくとも1回転分読
み取れるようなタイミングで読み取り動作を指示する。
読み取り素子32は、前述のようなタイミングで原稿P
の読み取り前に読み取りローラ20の表面(前記溝の底
面を含む)の白さを読み取り、A/D変換回路43を介
して画像処理部47に送る。この画像処理部47は、読
み取り素子32が読み取った読み取りローラ20の白レ
ベルのピーク値(もっとも白に近い値)を保持する。
【0040】次いで、原稿Pの先端が読み取り位置に到
達すると、読み取り素子32は原稿Pの画像情報の読み
取りを開始する。こうして読み取り素子32により読み
取られた画像情報は、アナログ画像信号に変換されて画
像増幅回路42に入力され、増幅される。次いで、画像
増幅回路42の出力信号は、A/D変換回路43により
多値ディジタル画像信号に変換された後、画像処理部4
7に入力されて所定の画像処理が施される。ここで、画
像処理部47は、前述のように保持している読み取りロ
ーラ20の白レベルのピーク値(もっとも白に近い値)
を基準白レベルとして、原稿情報(多値ディジタル画像
信号)の画像処理を実施する。
【0041】こうして得られた画像データは、前記CP
UおよびSIBC48により制御される画像メモリ49
に蓄積される。なお、原稿Pは前述のように読み取り位
置を通過した後、画像読取装置1の排紙口から外装カバ
ー21上に排紙される。また、前記CPUおよびSIB
C48は、画像メモリ49に画像データを記憶させた
後、この画像データを画像メモリ49から出力させ、出
力した画像データをさらに、SCSIコントローラ36
を介して外部インターフェースに出力させる。
【0042】本実施形態では、原稿固定・光学移動方式
と原稿移動・光学固定方式の両方が可能な画像読取装置
について述べたが、これに限らず、原稿移動・光学固定
方式のみの画像読取装置においても同様な効果が得られ
る。特に、原稿移動・光学固定方式のみの画像読取装置
には、密着型センサを用いているものが多いが、ここ
で、原稿を前記密着型センサに押し当てる読み取りロー
ラと、前記密着型センサとを組み合わせた場合でも同様
の効果が得られる。
【0043】以上のように、本発明の第1の実施の形態
に係る画像読取装置は、原稿搬送部(ADF)6の読み
取りローラ20の外周面に、ローラ軸と非平行な溝を設
けたので、前記外周面と前記溝との段差により、前記溝
の底面あるいは側面が読み取りローラ20による押圧・
搬送時に原稿Pと接触することは難しくなる。その結
果、前記溝を基準白レベル取得用の読み取り面として用
いると、適正な基準白レベルを恒久的に保持することが
可能であり、また、ユーザが白色ローラを頻繁に清掃す
る必要もない。
【0044】[第2の実施の形態]図5に、本発明の第2
の実施の形態に係る画像読取装置の画像読取部の機能構
成を示し、図6に、前記画像読取部の機能構成を示す。
なお、全体構成は第1の実施形態と概ね同様であるた
め、図1〜図3を用いるとともに同一構成には同一符号
を付与して説明を省略する。
【0045】本実施形態は、第1の実施形態とは、溝部
を有する読み取りローラ20を回転させた時の画像読取
部60の出力信号をもとに、スリットガラス2の汚れに
起因するノイズを検出する汚れ検知回路44などを設け
た点が相違している。この構成により、ディジタルタイ
プで原稿移動・光学系固定方式の画像読取装置におい
て、原稿面全域において露光深度を変えることなく、ス
リットガラス2上のゴミや汚れに起因する黒筋発生を低
減できるという効果が得られる。
【0046】図5において、汚れ検知回路70は、読み
取りローラ20の1回転動作に伴い、A/D変換回路4
3からのディジタル画像信号DAnと、先行して読み取
られた一つ前のディジタル画像信号DAn-1を入力して
比較し、それらのデータの一致によりスリットガラス2
の汚れを検知する。このとき、前記ディジタル画像信号
の比較検知で、汚れがローラ回転に伴って移動すること
なく、ローラ外周面の全領域にわたって線状に連続検知
された場合は、スリットガラス2の汚れであると判別
し、それ以外の汚れは対向面(読み取りローラ20)の
汚れであると判別することができる。
【0047】また、汚れ検知回路70の構成は、図6に
示すとおりである。図6において、2値化処理部48
は、A/D変換回路43からのディジタル画像信号(画
像データ)DAをスレッシュデータDthで2値化する。
データ遅延部50は、2値化処理部48からの画像デー
タDAnを一つ前に遅延させ、画像データDAn-1を取得
する。汚れ検知部51は、データ遅延部50からの画像
データDAn-1と、2値化処理部48からの画像データ
DAnとを比較してスリットガラス2の汚れを検知す
る。
【0048】ここで、画像データDAを2値化するのは
読み取り素子32の感度ばらつきや露光ランプ4の光量
むら、スリットガラス2やレンズ31の光量分布誤差に
よるばらつきで生じる画像データDAの差を検出しない
ようにするためである。また、 画像データDAは、通
常8bit、256階調で出力されるが、前記スレッシ
ュデータDthは画像データDAをどのレベルから黒と判
断するかを示す値である。
【0049】次に、図7を参照しながら、本実施形態の
汚れ検知および白レベル判定動作を説明する。
【0050】画像読取装置1本体に設けた前記操作表示
部のスタートスイツチが押下されると、スリットガラス
2の汚れ検知および白レベル判定動作が開始される。こ
こで、露光ランプ4と第1ミラー5は自動搬送モードで
の読み取り位置に停止し、読み取りローラ20が回転を
開始して(s101)、CCDなどの読み取り素子32
により露光が開始され(s102)、汚れ検知および白
レベル判定が行われ(s103)、読み取りローラ20
は所定時間回転することとなる。ここで、読み取りロー
ラ20の回転時間は、この読み取りローラ20が一回転
以上できるよう、設定することが望ましい。これは、読
み取りローラ20を1回転以上させることにより、ロー
ラ表面全周を露光して、読み取りローラ20に付着した
汚れか、あるいはスリットガラス2上の汚れであるかを
正確に判断するためである。こうして予め設定した前記
回転時間が経過すると、露光動作を停止して汚れ検知お
よび白レベル判定動作を終了する(s104)。
【0051】次に、図8を参照しながら、前述の汚れ検
知(s103)の詳細を説明する。
【0052】本実施形態では、読み取り素子32で読み
取られた画像データはアナログ画像信号に変換され、こ
のアナログ信号は画像増幅回路42により増幅される。
この画像増幅回路42の出力信号は、A/D変換回路4
3に入力され、多値ディジタル画像信号DAにアナログ
/ディジタル変換され、さらに汚れ検知回路44へ送ら
れる。この汚れ検知回路44では、A/D変換回路43
からのディジタル画像信号DAnと、これに先行して読
み取られた一つ前のディジタル画像信号DAn-1を比較
し(s201)、それらのデータの一致/不一致によっ
てスリットガラス2の汚れを検知する。このとき、画像
信号を比較検知することにより、対向面(前記溝の底面
を含む読み取りローラ20)の汚れなのか、あるいはス
リットガラス2の汚れなのかを判別できる。すなわち、
読み取りローラ20の汚れの場合は、この汚れのある部
分がローラ外周面の回転に伴って移動するため、連続し
てノイズ検知されることはない。これに対し、スリット
ガラス2の汚れの場合は、この汚れのある部分がローラ
外周面の回転に伴って移動することはなく、連続してノ
イズ検知されることとなる。ここで、読み取りローラ2
0は原稿面の裏側に位置するため、読み取りローラ20
が汚れている場合は、スリットガラス2が汚れている場
合に比べて、黒筋などの画像異常となりにくい。しか
し、スリットガラス2が汚れている場合は必ず異常画像
につながるため、どちらの汚れかを判別することは非常
に重要である。
【0053】前述のように、ディジタル画像信号DAn
と、一つ前のディジタル画像信号DAn-1を比較する処
理をローラ外周全面にわたって繰り返し、両者が不一致
の場合は、次いで読み取りローラ20が予め設定した時
間以上回転したか否か判断し(s202)、設定時間以
上回転した場合は読み取りローラ20が1回転以上した
ことになるので、処理を終了する。また、ローラ外周全
面にわたって両者が一致した場合は、スリットガラス2
上の汚れを検知し(s203)、前記CPUから読み取
り素子32に対して原稿読み取り禁止信号を送出する
(s204)。なお、本実施形態では、前述のように読
み取りローラ20に溝を設けることで、ローラ外周面の
一部に汚れが付着しても読み取り画像品質が著しく低下
することはないので、白レベル判定および汚れ検知に続
く原稿読み取り動作を禁止しない。
【0054】次に、図9を参照しながら、前述の白レベ
ル判定(s103)の詳細を説明する。
【0055】画像処理部47は、前述のように読み取り
ローラ20が設定時間以上回転する(1回転以上する)
まで、読み取り素子32からA/D変換回路43を介し
て送られた読み取りローラ20の白レベルのピーク値
(もっとも白に近い値)を基準白レベルとして保持する
(s301、s302)。
【0056】本実施形態では、原稿固定・光学移動方式
と原稿移動・光学固定方式の両方が可能な画像読取装置
について述べたが、これに限らず、原稿移動・光学固定
方式のみの画像読取装置においても同様な効果が得られ
る。特に、原稿移動・光学固定方式のみの画像読取装置
には、密着型センサを用いているものが多いが、ここ
で、原稿を前記密着型センサに押し当てる読み取りロー
ラと、前記密着型センサとを組み合わせた場合でも同様
の効果が得られる。
【0057】なお、読み取りローラ20などが前記白色
押圧手段を構成し、読み取りローラ20の外周面などが
前記押圧面を構成し、読み取りローラ20の外周面に配
設された溝などが前記読み取り面を構成し、前記CP
U、汚れ検知回路44などが前記制御手段を構成する。
【0058】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、原稿押
圧面と段差を有する白レベル読み取り用の読み取り面
(例えば、白色ローラ外周面に穿たれた溝の底面あるい
は側面など)を設けたので、前記読み取り面が原稿と接
触して汚れることを回避し、前記読み取り面の白色を維
持することができる。
【0059】請求項2に記載の発明によれば、白色ロー
ラ外周面が汚れた場合でも、その外周面に設けた溝部は
原稿に接触せず、汚れにくいので、前記溝部の白色を維
持し、白レベル基準値を補償することができる。
【0060】請求項3に記載の発明によれば、前述のよ
うに白色を維持して白レベル基準値を補償することが可
能な画像読取装置を実現できる。また、白色ローラを清
掃する必要がないか、あるいは従来よりも清掃頻度が低
減するので、画像読取装置の保守作業が軽減される。
【0061】請求項4に記載の発明によれば、簡単な回
路構成によりスラスト方向全領域で、白色ローラ外周面
に設けた溝部が容易に検出され、白レベル基準値を補償
することができる。
【0062】請求項5に記載の発明によれば、ADF露
光対向面の白色ローラの汚れと、コンタクトガラス上に
付着したのゴミやインクなどの汚れを判別検知して、黒
筋や白筋の発生を防止することができる。
【0063】請求項6に記載の発明によれば、簡単な回
路構成により容易に汚れを検知できる。
【0064】以上説明したように、本発明によれば、原
稿の読み取り画質の劣化を回避することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る画像読取装置
の構成を示す横断面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る白色ローラ
(読み取りローラ)を示す斜視図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係る白色ローラ
(読み取りローラ)の横断面図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係る画像読取部の
機能構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係る画像読取部の
構成を示すブロック図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係る汚れ検知回路
の構成を示すブロック図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態に係る汚れ検知およ
び白レベル判定動作を示すフローチャートである。
【図8】本発明の第2の実施の形態に係る汚れ検知動作
を示すフローチャートである。
【図9】本発明の第2の実施の形態に係る白レベル判定
動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 画像読取装置 2 スリットガラス 3 コンタクトガラス 4 光源 5 第1ミラー 6 原稿搬送部 7 圧板 8 原稿テーブル 9 ピックアップローラ 10 給紙ベルト 11 分離ローラ 12 ストッパ部材 13 押上板 14a 第1搬送ローラ 14b 第1従動ローラ 15 反転経路 16 反転ガイド 17 反転排紙ガイド 18a 第2搬送ローラ 18b 第2従動ローラ 19a 排紙ローラ 19b 排紙従動ローラ 20 読み取りローラ(白色ローラ) 21 排紙原稿テーブル(外装カバー) 31 レンズ 32 読み取り素子(CCD) 60 画像読取部
フロントページの続き Fターム(参考) 2H076 AA58 BA07 BA14 BA24 BA47 BA95 BB06 2H108 AA14 5B047 AA01 BA01 BB02 BC30 5C072 AA01 BA07 BA08 BA15 DA12 EA05 FB12 FB18 NA01 UA01 XA01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿を読み取り位置で押圧するとともに、
    表面の読み取り値が基準白レベルとして用いられる白色
    押圧手段を備え、読み取り位置へ原稿を搬送する自動原
    稿搬送装置であって、 前記白色押圧手段には、読み取り位置で原稿を押圧する
    際にこの原稿と接触する押圧面と、この押圧面と段差を
    もって形成された白レベル読み取り用の読み取り面とを
    設けたことを特徴とする自動原稿搬送装置。
  2. 【請求項2】読み取り位置で原稿を押圧しながら搬送す
    るとともに、外周面が基準白レベル取得用の読み取り面
    として用いられる白色ローラを備え、画像読取装置のコ
    ンタクトガラス上に装着されて読み取り位置へ原稿を搬
    送する自動原稿搬送装置であって、 前記白色ローラの外周面に、ローラ軸と非平行な溝を設
    けたことを特徴とする自動原稿搬送装置。
  3. 【請求項3】請求項2に記載の自動原稿搬送装置を設け
    たことを特徴とする画像読取装置。
  4. 【請求項4】前記白色ローラを少なくとも1回転させな
    がら、前記溝を含む白色ローラの外周面を読み取り、取
    得した白レベルのピーク値を原稿読み取りにおける基準
    白レベルとして用いる制御手段を設けたことを特徴とす
    る請求項3に記載の画像読取装置。
  5. 【請求項5】前記白色ローラを回転させた時の画像読取
    部の出力信号をもとに、前記コンタクトガラスの汚れに
    起因するノイズを検出する制御手段を設けたことを特徴
    とする請求項4に記載の画像読取装置。
  6. 【請求項6】前記白色ローラを回転させた時の画像読取
    部の出力信号と、この出力信号に先行して読み取られた
    一つ前の出力信号とを比較し、両方の信号が一致した場
    合は、前記コンタクトガラスで前記両方の信号が一致し
    た部分が汚れていると判断する制御手段を設けたことを
    特徴とする請求項5に記載の画像読取装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006020084A (ja) * 2004-07-01 2006-01-19 Ricoh Co Ltd 画像読取装置及び画像形成装置
JP2006049996A (ja) * 2004-07-30 2006-02-16 Ricoh Co Ltd 画像読み取り装置
JP2007134872A (ja) * 2005-11-09 2007-05-31 Ricoh Co Ltd 画像読取装置における塵埃検知方法および画像読取装置ならびに画像形成装置
JP2013121111A (ja) * 2011-12-08 2013-06-17 Kyocera Document Solutions Inc 画像形成装置

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