JPH07234900A - 取引装置 - Google Patents

取引装置

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JPH07234900A
JPH07234900A JP2286094A JP2286094A JPH07234900A JP H07234900 A JPH07234900 A JP H07234900A JP 2286094 A JP2286094 A JP 2286094A JP 2286094 A JP2286094 A JP 2286094A JP H07234900 A JPH07234900 A JP H07234900A
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JP
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data
screen
transaction
past
operation procedure
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Application number
JP2286094A
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English (en)
Inventor
Yuichi Shinohara
裕一 篠原
Akira Morioka
亮 森岡
Tomotaka Suzuki
智敬 鈴木
Takuji Shioda
拓治 塩田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】画面の切替回数を低減して操作時間の短縮を図
る。 【構成】通信センタとの間でデータの送受信を行うこと
により取引を行う取引装置において、表示手段28はデ
ータを画面に表示する。記憶手段26は取り引きに必要
な複数の画面データを記憶する。表示制御手段27は前
記記憶手段26に記憶された複数の画面データを前記表
示手段28の画面に同時に表示させるとともに各画面デ
ータを選択処理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、操作者からの操作入力
を受けて通信センタとの間でデータの送受信を行うこと
により取引を行う取引装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現金自動取引装置(automatic tellers m
achine;以下、ATMと称する。)等の取引装置は、金融
機関の店頭に設置され、現金の預入、支払い、振込をユ
ーザの操作により自動的に実施するものである。この取
引装置はホストコンピュータに接続されており、ユーザ
がカード及び暗明番号を入力すると、ホストコンピュー
タは登録されたユーザである場合に取引を実行する。
【0003】以下、ATMを例にとり説明する。ATM
は複数の画面データをメモリに格納し、キーボードから
操作入力がある毎にメモリから各画面データを読み出し
て順番にCRT(陰極線管)の画面に表示していく。こ
の画面データにより画面には例えば、通常メニューとし
て振込ボタン、入金ボタン、出金ボタンなどが表示され
る。
【0004】ユーザが例えば出金ボタン、金額ボタンを
押すと、ATMはホストコンピュータと交信してユーザ
の残高をチェックする。ユーザの残高が支払い金額を越
えている場合には、ATMから支払金額の現金が引き出
される。
【0005】この場合、画面は通常、640×400ド
ット程度の狭い画面であり、操作者は1画面に対して1
つの処理を行っていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、取り引
きすべき処理が複数個ある場合には、操作者は図14に
示したように複数の小画面の各画面に対して1つの処理
を行う。すなわち、各画面に対して処理を行うため、画
面を何回も切替えなければならず、操作にかなりの時間
がかかるという問題があった。
【0007】本発明は、このような点に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、画面の切替回数を低
減して操作時間の短縮を図ることのできる取引装置を提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決し目的を達成するために下記の構成とした。図1は本
発明の原理図である。図1を参照して本発明を説明す
る。 <本発明の要旨>本発明は通信センタとの間でデータの
送受信を行うことにより取引を行う取引装置において、
表示手段28、記憶手段26、表示制御手段27を備え
る。要は複数の画面データを画面に同時に表示すること
により操作時間を短縮するものである。
【0009】表示手段28はデータを画面に表示するも
のであり、例えば、陰極線管などであり、大画面のディ
スプレイ装置である。このディスプレ装置は通常の64
0×400ドット程度のブラウン管に対して、例えば、
1024×1024ドット、1280×1024ドット
などの範囲で表示できる装置である。
【0010】記憶手段26は、取り引きに必要な複数の
画面データを記憶するものであり、例えば、ICカー
ド、ランダムアクセスメモリなどの書換えが可能なメモ
リである。
【0011】表示制御手段27は、前記記憶手段26に
記憶された複数の画面データを前記表示手段28の画面
に同時に表示させるとともに各画面データを選択処理す
る。表示制御手段は、例えば、中央処理装置、マイクロ
プロセッサなどである。
【0012】なお、ここで、取引装置は例えば、現金自
動取引装置などであり、通信センタは例えば、ホストコ
ンピュータなどである。 <本発明における付加的構成要素>本発明は前記必須の
構成要素からなるが、以下の構成を付加した上でも成立
する。 <第1の付加的構成要素>前記必須の構成要素に、さら
に、過去に取り引きされた複数の過去の取引データに対
応して設けられ各取引データを選択する選択手段を備え
る。選択手段はキーボード、タッチパネルなどである。
このとき、前記記憶手段26は、前記各画面データ毎に
前記複数の過去の取引データを記憶する。前記表示制御
手段27は、各画面データ毎に複数の過去の取引データ
を前記画面に表示するとともに前記選択手段により選択
された過去の取引データを処理する。 <第2の付加的構成要素>前記付加的構成要素におい
て、さらに、前記選択手段は、過去の操作手順を表した
操作手順データに対応して設けられ各操作手順データを
選択する。このとき、前記記憶手段26は、前記各画面
データの取引データに対応して過去の操作手順を表した
操作手順データを記憶する。前記表示制御手段27は、
前記画面に複数の操作手順データを表示するとともに前
記選択手段がいずれかの操作手順データを選択した場合
にその操作手順データに対応する取引データを画面に表
示するようにする。 <第3の付加的構成要素>また、前記表示制御手段27
は、画面データの処理を行った後に取引データとその処
理に対する操作手順データとを前記記憶手段に書き込む
ようにする。
【0013】
【作用】
<本発明の必須構成要素による作用>表示制御手段27
は、記憶手段26に記憶された取り引きに必要な複数の
画面データを読み出して前記表示手段28の画面に同時
に表示する。そして、表示制御手段27は各画面データ
を選択し処理する。
【0014】すなわち、一画面上で複数の画面データを
処理でき、画面の切替え操作がなくなるため、操作時間
を短縮できる。 <第1の付加構成要素を付加した場合の作用>表示制御
手段27は、記憶手段26から各画面データ毎に複数の
過去の取引データを読み出して画面に表示する。そし
て、選択手段がいずれかの過去の取引データを選択する
と、表示制御手段27は選択された取引データを処理す
る。すなわち、過去の取引データを用いて処理を行うの
で、操作時間を短縮できる。 <第2の付加構成要素を付加した場合の作用>表示制御
手段27は、記憶手段26から過去の操作手順を表した
複数の操作手順データを読み出して画面に表示する。そ
して、表示制御手段27は、選択手段がいずれかの操作
手順データを選択した場合にその操作手順データに対応
する取引データを画面に表示する。
【0015】すなわち、過去の操作手順データをそのま
ま用いるカスタマイズ機能により操作時間を短縮でき
る。 <第3の付加構成要素を付加した場合の作用>表示制御
手段27が画面データの処理を行った後に取引データと
その処理に対する操作手順データとを記憶手段に書き込
むので、後でこれらのデータを過去の取引データ等とし
て用いることができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明にかかる取引装置の具体的な実
施例を説明する。図2にATMの斜視図を示す。図2に
示したように各々のATM2の顧客操作部15には画面
データが表示される。顧客操作部15の右上側には紙幣
を挿入または取り出す紙幣部7が設けられ、顧客操作部
15の左側には硬貨を挿入または取り出す硬貨部9が設
けられる。
【0017】さらに、それらの上側にはカード・伝票を
挿入または取り出すカード伝票部8、通帳を挿入または
取り出す通帳部10が設けられる。図3にATMの構成
ブロック図を示す。図2では、ATM2の外観構成を示
したが、図3では、前記ATM2の内部構成を示した。
【0018】制御部11にはホストコンピュータ1、遠
隔監視装置3が接続される。制御部11にはDOC(ド
キュメントアウトプットカードリーダライタ)12、B
RU(ビルリサイクルユニット)13、CRU(コイン
サイクルユニット)14が接続される。
【0019】DOC12はCIP(カードリーダ/ライ
タ;イメージリーダ;プリンタ)とPPR(パスブック
プリンタ)からなる。CIPのカードリーダ/ライタ部
12aはカード伝票部8に挿入されたカードの磁気スト
ライプの読み取り(口座番号、支店番号等)を行う。カ
ードエンボス読取部12bはカード伝票部8に挿入され
たカードの名前、口座番号等のエンボスをイメージ的に
読み取る。
【0020】プリンタ部12cは明細表(レシート)に
カードから読み取った口座番号、取引額等を印字してカ
ード伝票部8に出力、同じデータを装置内に印字情報の
控え、すなわちジャーナルとして残す。
【0021】振込カード発行部12dは振込カードの裏
にある磁気ストライプに振込先等の振込情報を書き込
み、その振込情報をカード表面に印字し発行する。同じ
振込先に振り込みを行う場合にこの振込カードは次回使
用され、いちいち入力しないで済むようにするためであ
る。必要に応じて、通帳部10に挿入された通帳に必要
情報を印字するために通帳磁気ストライプリーダ/ライ
タ及び通帳プリンタ部12eが設けられている。
【0022】BRU13は実際に現金を取り扱う。BR
U13にはFスタッカ13a、Mスタッカ13b、Rス
タッカ13cの3つのスタッカとが設けられる。入金時
には、紙幣部7に挿入された紙幣を鑑別し、各金種毎に
各スタッカに分配収納する。出金時には、各スタッカか
ら紙幣を取り出して、紙幣部7に搬送し出金を行う。
【0023】また、BRU13には現金の補充取出のた
めの係員金庫13dが設けられる。各スタッカは係員金
庫13dとの間で必要に応じてやりとりする。CRU1
4はコインを取り扱う。1円から5百円までの硬貨のた
めのスタッカ14a〜14fが設けられる。オーバスタ
ッカ14gは各スタッカがオーバするときに入る。硬貨
カセット14hは各スタッカが足りないときに補充す
る。
【0024】ATM2は取引時にセンタに接続され、セ
ンタと交信する。センタの元帳(個人の残高、取引履歴
が格納されているファイル)を更新しながら、取引を進
める。なお、センタは例えば、ホストコンピュータであ
る。
【0025】顧客操作部15は表示装置28、タッチキ
ーボード・タッチパネル21を備える。後背面係員操作
装置(以下、MOPと称する。)5は装置の背面内部に
設けられ係員操作用の操作部であり、保守、障害に対処
する際に使用し、液晶ディスプレイ5a、キーボート
(パネル)5bを備える。
【0026】図4はATM内の制御部の構成ブロック図
である。図4において、制御部11には前記ホストコン
ピュータ1、表示装置28が接続される。表示装置28
は取り引きを行うために必要な複数の画面データを画面
に同時に表示する。
【0027】表示装置28は1280×1024ドット
の範囲で表示できる装置である。キーボード・タッチパ
ネル21は操作者が操作するもので、表示装置28の画
面に取引を行うための複数の操作キー及びタッチパネル
を有する。
【0028】キーボード・タッチパネル21には入力制
御部24が接続される。入力制御部24は入力インター
フェイスであり、キーボード・タッチパネル21の操作
キー又はタッチパネルが押されたときにデータを発生し
てそのデータをプログラム制御部29に出力する。
【0029】前記制御部11は、送受信制御部22、入
力制御部24、通信制御部25、プログラム制御部2
9、画面表示制御部27から構成される。プログラム制
御部29にはICカード26が接続される。
【0030】送受信制御部22は入出力インターフェイ
スであり、ホストコンピュータ1、通信制御部25とに
接続される。送受信制御部22はホストコンピュータ1
から送られてくるデータを受信するとともに入力制御部
24からのデータをホストコンピュータ1に送信する。
送受信制御部22は送信開始指示、送信終了指示、受信
開始指示、受信終了指示を通信制御部25に対して行
う。
【0031】通信制御部25は送受信制御部22から送
信開始指示、送信終了指示、受信開始指示、受信終了指
示を受けてプログラム制御部29に対して開始指示、終
了指示を行う。
【0032】ICカード26は過去に取り引きされた一
連の複数の画面データ、過去の操作手順を示すカスタマ
イズメニューデータなどを格納し、これらのデータをプ
ログラム制御部29に出力する。
【0033】プログラム制御部29は中央処理装置(以
下、CPUと称する。)であり、ICカード26、通信
制御部25、入力制御部24、画面表示制御部27とに
接続される。プログラム制御部29はICカード26に
対する複数の画面データ、カスタマイズメニューデータ
などの書き込み及び読み出しを制御する。
【0034】図5に大画面一括操作メニュー表示例1を
示す。図5において、表示装置28の画面にはカスタマ
イズメニュー70、通常メニュー80、電子通帳メニュ
ー90が表示される。カスタマイズメニュー70は、例
えば3つのメニュー71〜73からなる。通常メニュー
80は、振込ボタン81、入金ボタン82、出金ボタン
83からなる。さらに、画面には確認ボタン95が表示
される。
【0035】図6に大画面一括操作メニュー表示例2を
示す。図6において、画面には振込用紙メニュー81
1、振込依頼人メニュー812、振込先メニュー81
3、テンキー814が表示される。振込用紙メニュー8
11には振込先、振込依頼人、振込金額の記入欄が設け
られる。
【0036】画面表示制御部27はCPUからなり、表
示装置28、プログラム制御部29とに接続される。画
面表示制御部27はプログラム制御部29からの指示に
従って、複数の画面データを表示装置28の画面6に同
時に表示する。画面表示制御部27は複数の画面データ
をマルチタスクにより処理するものであり、表示装置2
8の画面に同時に表示された複数の画面データの内のい
ずれか1つを選択してその選択された画面データの詳細
を表示する。 <ATMの動作>次に、このように構成された実施例の
動作を説明する。図7にATMの動作のフローチャート
を示す。
【0037】まず、操作者がATM2の電源部16を投
入する(ステップ101)。次に、画面表示制御部27
はプログラム制御部29内の図示しないROMから画面
データを読み出して画面に表示する。すると、画面には
図8に示したように、操作ガイダンスとして「ICカー
ドを入れて下さい。」と表示されるとともにカード伝票
部8に挿入すべきICカード26の一例が表示される。
【0038】そして、操作者がICカード26をカード
伝票部8に挿入すると、プログラム制御部29がICカ
ード26に書き込まれた個人データを読み込む(ステッ
プ102)。個人データとしては、例えば過去の取引デ
ータ、操作の履歴データなどである。
【0039】次に、画面表示制御部27が前記図示しな
いROMから次の画面データを読み出して画面に表示す
る。すると、画面には図9に示したように、操作ガイダ
ンスとして「暗証番号を入れて下さい。」と表示される
とともに数字0〜9のテンキーの一例が表示される。な
お、操作者が暗証番号の数字を押した回数が図9によう
に黒丸で表示される。
【0040】そして、操作者がキーボード・タッチパネ
ル21から暗証番号を入力すると(ステップ103)、
入力制御部21がその暗証番号を取り込む。その暗証番
号は送受信制御部22に送られる。
【0041】次に、画面表示制御部27はプログラム制
御部29を通してICカード26から複数のメニュー画
面を読み出して画面に表示させる(ステップ104)。
例えば、図10に示したように画面にはカスタマイズメ
ニュー70、通常メニュー80、電子通帳メニュー90
の3つのメニューが同時に表示される。
【0042】カスタマイズメニュー70には過去の操作
の順番で「山本様へ振込」、「3万円出金」、「伊藤様
へ振込」、「家賃1月分振込」と表示される。通常メニ
ューには振込ボタン81、入金ボタン82、出金ボタン
83が表示される。電子通帳90には取引の内容が詳細
に表示される。
【0043】次に、画面表示制御部27がマルチタスク
によりカスタマイズメニュー70、通常メニュー80、
電子通帳確認メニュー90のいずれかの処理を選択する
(ステップ105)。
【0044】ここで、画面表示制御部27が通常メニュ
ー80を選択し、さらに、操作者が振込ボタン81を押
すと、振込処理が行われる(ステップ106)。すなわ
ち、入力制御部24が振込ボタン81からの信号を感知
し、プログラム制御部29がICカード26から振込に
関する複数の画面データを読み出す。画面表示制御部2
7が振込に関する複数の画面データを画面に同時に表示
させる。
【0045】例えば、図11に示したように振込用紙8
11、振込依頼人リスト812、振込先リスト813、
テンキー814が同時に表示される。振込用紙811に
は振込先、振込依頼人、振込金額を記入すべき空欄が表
示される。振込依頼人リスト812には過去の振込依頼
人として「富士通佳子」、「富士通株式会社」が表示さ
れ、振込先リスト813には過去の振込先として「伊藤
美智子」、「岡田孝志」が表示される。
【0046】振込処理においては、リスト812,81
3内のボタンにより振込依頼人を選択し(ステップ10
7)、振込先を選択する(ステップ108)。さらに、
テンキー814により金額を入力し(ステップ10
9)、新規処理や登録処理を行う(ステップ110)。
【0047】例えば、図13に示した例では、振込依頼
人リスト812から「富士通佳子」を選択し、振込先リ
スト813から「伊藤美智子」を選択する。さらに、テ
ンキー814により50000円を入力する。さらに、
確認ボタン95を押す。
【0048】そして、ATM2はホストコンピュータ1
との間で通信処理を行う(ステップ112)。さらに、
ホストコンピュータ1との間で行われた通信処理の結果
を表示装置28の画面に表示する(ステップ113)。
例えば、前記の例では、図13の振込用紙811にはそ
のような取り引き内容が表示される。そして、送受信制
御部22は処理が終了したか否かを判定する(ステップ
114)。
【0049】処理が終了しない場合には、ステップ10
4の処理に戻り、ステップ104以降の処理を継続す
る。処理が終了した場合には、送受信制御部22は処理
終了指示を通信制御部25に与え、通信制御部25はプ
ログラム制御部29にその旨を通知する。
【0050】そして、プログラム制御部29がICカー
ド26に画面に表示された内容を書き込む(ステップ1
15)。例えば、図13に示した例では、振込用紙81
1に書き込まれた内容がICカード26に書き込まれ
る。すなわち、過去の履歴データとして用いられる。
【0051】なお、ステップ105において、通常メニ
ュー80が選択され、さらに操作者が入金ボタン82を
押すと、入金処理が行われる(ステップ117)。すな
わち、入力制御部24が入金ボタン82からの信号を感
知し、プログラム制御部29がICカード26から入金
に関する複数の画面データを読み出す。画面表示制御部
27が入金に関する複数の画面データを画面に同時に表
示させる。
【0052】例えば、図12に示したように用紙82
1、テンキー814が同時に表示される。振込用紙81
1には金額を記入すべき空欄が表示される。入金の場合
には、現金を例えば紙幣部7に挿入する。さらに、カー
ド・伝票部8から入力した額を示すレシートを受け取る
(ステップ118)。その後にステップ112の処理に
進む。
【0053】また、ステップ105において、通常メニ
ュー80が選択され、さらに操作者が出金ボタン83を
押すと、出金処理が行われる(ステップ119)。すな
わち、入力制御部24が出金ボタン83からの信号を感
知し、プログラム制御部29がICカード26から出金
に関する複数の画面データを読み出す。画面表示制御部
27が出金に関する複数の画面データを画面に同時に表
示させる。
【0054】例えば、図12に示したように表示され
る。出金の場合には、出金すべき金額をテンキー814
により入力する。さらに、カード・伝票部8から出金し
た額を示すレシートを受け取る(ステップ120)。そ
の後にステップ112の処理に進む。
【0055】このように、複数の画面データが画面に同
時に表示されるので、一連の振込、入金、出金操作が画
面の切替えなしで実行でき、操作時間の短縮、データの
入力ミスの修正時間の短縮等、操作性が向上する。
【0056】一方、ステップ105において、通帳メニ
ュー90が選択された場合には、入力制御部24を通し
てプログラム制御部29によりICカード26から過去
の取引内容が読み込まれる(ステップ121)。さら
に、ホストコンピュータ1との間で通信処理が行われ
(ステップ122)、通信処理の結果として画面に電子
データが表示される(ステップ123)。このようにし
て、自動記帳や振込記帳が行われる。その後に、ステッ
プ104に戻り、ステップ104以降の処理が行われ
る。
【0057】一方、ステップ105において、カスタマ
イズメニュー70が選択された場合には、操作者はボタ
ン71〜74のいずれかを押す。すなわち、ボタン71
〜74に対応してカスタマイズ処理1(ステップ12
4)、カスタマイズ処理2(ステップ125)、カスタ
マイズ処理3(ステップ126)、カスタマイズ処理4
(ステップ127)のいずれかの処理が行われる。
【0058】例えば、図10において、ボタン73(伊
藤様へ振込)を押すと、入力制御部24がこれを感知す
る。そして、プログラム制御部29が振込に関する複数
のデータをICカード26から読み出す。さらに、画面
表示制御部27がその振込に関する複数のデータを同時
に表示する。
【0059】すると、例えば、図13に示したような複
数の振込データが表示される。このデータは前回までの
振込に関する操作手順を示しており、この内容に対して
変更がなければ、確認ボタン95を押す。
【0060】前回と変更がない処理を行う場合には、面
倒な振込依頼人、振込先や金額などのデータを再び入力
する必要がなくなる。すなわち、カイタマイズメニュー
に表示される過去の操作手順を用いて取り引き処理を行
うので、操作性を向上することができる。
【0061】さらに、図13に示すように、過去の取り
引き先データとして振込先依頼人及び振込先のデータが
登録されているので、取引先を容易に変更することがで
きる。その後に、ステップ112の処理に進む。
【0062】
【発明の効果】本発明の必須の構成要素により、画面に
複数の画面データを同時に表示し、これらの画面データ
の中のいずれかの画面データを選択して取引処理を行
う。従って、画面の切替が不要となるため、操作時間を
短縮することができる。
【0063】また、付加構成要素により、過去の取り引
きデータを用いるので、操作時間を短縮できる。さら
に、過去の操作手順データをそのまま用いるカスタマイ
ズ機能により操作時間を短縮できる。
【0064】また、取引データと操作手順データとを記
憶手段に書き込むので、後でこれらのデータを過去の取
引データ等として用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】ATMの斜視図である。
【図3】ATMの構成ブロック図である。
【図4】ATM内の制御部の構成ブロック図である。
【図5】大画面一括操作メニュー表示例1を示す図であ
る。
【図6】大画面一括操作メニュー表示例2を示す図であ
る。
【図7】ATMの動作を示すフローチャートである。
【図8】ICカードのカード投入を示す図である。
【図9】暗証番号の入力表示を示す図である。
【図10】メニュー画面を示す図である。
【図11】現金の振込を示す図である。
【図12】入金出金の表示を示す図である。
【図13】振込の確認を示す図である。
【図14】従来の小画面によるメニュー表示を示す図で
ある。
【符号の説明】
1・・ホストコンピュータ 2・・ATM 3・・遠隔監視装置 4・・ディスク 5・・後背面係員操作装置 6・・画面 7・・紙幣部 8・・カード伝票部 9・・硬貨部 10・・通帳部 11・・制御部 12・・DOC 13・・BRU 13a〜14g・・スタッカ 13d・・係員金庫 14・・CRU 15・・顧客操作部 16・・電源部 21・・キーボード・タッチパネル 22・・送受信制御部 24・・入力制御部 25・・通信制御部 26・・ICカード 27・・画面表示制御部 28・・表示装置 29・・プログラム制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 塩田 拓治 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信センタとの間でデータの送受信を行
    うことにより取引を行う取引装置において、 データを画面に表示する表示手段(28)と、 取り引きに必要な複数の画面データを記憶する記憶手段
    (26)と、 前記記憶手段(26)に記憶された複数の画面データを
    前記表示手段(28)の画面に同時に表示させるととも
    に各画面データを選択処理する表示制御手段(27)と
    を備えることを特徴とする取引装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、さらに、過去に取り
    引きされた複数の過去の取引データに対応して設けられ
    各取引データを選択する選択手段を備え、 前記記憶手段(26)は、前記各画面データ毎に前記複
    数の過去の取引データを記憶し、 前記表示制御手段(27)は、各画面データ毎に複数の
    過去の取引データを前記画面に表示するとともに前記選
    択手段により選択された過去の取引データを処理するこ
    とを特徴とする取引装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記選択手段は、過
    去の操作手順を表した操作手順データに対応して設けら
    れ各操作手順データを選択し、 前記記憶手段(26)は、前記各画面データの取引デー
    タに対応して過去の操作手順を表した操作手順データを
    記憶し、 前記表示制御手段(27)は、前記画面に複数の操作手
    順データを表示するとともに前記選択手段がいずれかの
    操作手順データを選択した場合にその操作手順データに
    対応する取引データを画面に表示することを特徴とする
    取引装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記表示制御手段
    (27)は、画面データの処理を行った後に取引データ
    とその処理に対する操作手順データとを前記記憶手段に
    書き込むことを特徴とする取引装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016095827A (ja) * 2014-11-10 2016-05-26 グローリー株式会社 有価媒体処理装置

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JP2016095827A (ja) * 2014-11-10 2016-05-26 グローリー株式会社 有価媒体処理装置

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