JP2004021568A - 金融営業店における取引処理システム - Google Patents

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小河 邦明
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Abstract

【課題】大口の入出金取引を第一線で完結させる。
【解決手段】窓口端末機と、顧客操作型現金処理機と、管理サーバと、ホストコンピュータとを通信可能に接続し、出金取引においては、窓口端末機から入力した出金データに基づいてホストコンピュータにて元帳を更新した後、管理サーバに前記出金データを送り、顧客が現金処理機を操作して、前記出金データを呼び出して、出金を行う。また、入金取引においては、顧客が現金処理機で入金をした後、そのデータを管理サーバに送り、窓口端末機からそのデータを確認後、ホストコンピュータで元帳の更新を行う。
【選択図】  図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、銀行等の金融機関の営業店における取引処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
銀行等の金融機関において現金の入出金取引を行う方法としては、顧客自身が全ての操作を行うATMと、窓口のテラーが処理操作を行う窓口処理機がある。
【0003】
ATMは入出金できる紙幣又は硬貨の枚数に制限があり、少量あるいは少額の取引にしか使用できなかった。また、小切手や手形の出金(現金化)といった現金以外の複雑な出金処理については対応できなかった。
【0004】
その為、法人等による大口の入金取引(多量の硬貨や紙幣の入金)や出金取引(小束紙幣や棒金の出金)、あるいは小切手や手形等の複雑な出金処理については全て窓口で対応せざるを得なかった。
【0005】
一方、窓口には窓口端末機と紙幣入出金機・硬貨入出金機等からなる窓口処理機があり、テラーが顧客より受け取った伝票・通帳等に基づいて元帳のオンライン更新を行うと共に、紙幣入出金機・硬貨入出金機により現金の入出金処理をおこなっている。
【0006】
ところが、紙幣入出金機・硬貨入出金機は窓口に設置される関係上、小型に構成されており、多量の現金の入出金を行うと直ぐに満杯あるいはエンプティー状態となる為、大口の入出金については元帳のオンライン更新のみを窓口で行い、現金の入出金は出納室(出納機)へ処理が回され、出納室(出納機)では窓口から回ってきた現金の処理を行い、再度窓口へ返すようになっていた。この場合、テラーが直接前記出納機を操作して出金を行うこともあった。
【0007】
また、預金口座から所定の現金を出金し、硬貨を50枚ずつに包装した棒金や紙幣を100枚ずつに結束した小束として受取りたい場合には、ATMで出金した後に両替機で両替を行うか、あるいは出金伝票に必要な金種明細を記載して窓口に依頼する必要があった。窓口処理機には小束や棒金の投出機能がない為に、テラーは少量であっても前述同様に出納室へ依頼を行っていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上述のように、大口の取引の場合、窓口(第一線)対応のみで完結せず、出納室(第二線)に処理が移され、出納室で処理後に窓口へ戻ってくることになり、窓口業務が複雑化していた。
【0009】
また、必然的に出納室(第二線)での業務が発生し、そのための人員コストがローコスト経営の妨げとなっていた。
【0010】
さらには、出納室、窓口のそれぞれで再鑑が必要であり、それぞれにおいて手間と時間を要する等、処理に時間を要し、顧客を待たせることにもなっていた。
【0011】
一方、窓口あるいはATMで出金処理を行った後に、顧客が両替機で両替を行い所望の金種の現金を得る場合があり、出金した現金を直ぐに同じ銀行の両替機へ入金することになり資金運用効率の面でも作業性の面においても、非常に効率が悪かった。
【0012】
本発明は上述のような事情に鑑み為されたものであり、本発明の目的は、大口の入出金取引を第一線で完結させるための金融営業店における取引処理システムを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明は、金融営業店における取引処理システムに関し、本発明の上記目的は、 銀行等の金融営業店における顧客との出金取引を実行するためのの取引処理システムであって、顧客の口座を特定する為の取引媒体を読み取る取引媒体読取手段と、出金取引に関する取引データを入力する入力手段と、ホストコンピュータと通信して出金取引に関する元帳更新を行う通信手段と、を少なくとも具備したテラー用窓口端末機と、前記窓口端末機の機能の一部として、又は個別の端末機としてテラーが操作可能に設けられ、前記テラー用窓口端末機で元帳更新が完了した取引データを所定のカード状媒体のID情報に関連付けて記憶させる為の入力操作を行う更新済取引データ入力手段と、前記更新済取引データ入力手段で入力された取引データと、前記カード状媒体のID情報とが関連付けて記憶される取引データ格納手段と、顧客自らによって操作され、前記カード状媒体の挿入に基づいてそのID情報に対応する取引データを前記取引データ格納手段から読み込んで取引データを特定すると共に、該特定された取引データに基づいて所定の現金を出金する顧客操作型現金処理機と、を具備したことを特徴とする金融営業店における取引処理システムによって達成される。
【0014】
また、本発明の上記目的は、前記顧客操作型現金処理機に、バラ状態の紙幣、所定枚数毎に結束した束紙幣、バラ状態の硬貨、所定枚数毎に包装した包装硬貨の各出金機能を設けることにより、効果的に達成される。
【0015】
さらに、本発明の上記目的は、前記取引データ格納手段に記憶される取引データに金種明細情報が含まれており、前記顧客操作型現金処理機はその金種明細に基づいて対応する種類の現金を出金するように構成されること、若しくは、前記顧客操作型現金処理機が、出金に際して顧客が金種明細を入力する金種明細入力手段を有し、その入力に基づいて対応する種類の現金を出金するように構成されることにより、より効果的に達成される。
【0016】
さらにまた、本発明の上記目的は、前記金融営業店における取引処理システムであって、入金処理に際して、前記顧客操作型現金処理機は、顧客が投入した現金を計数して機内に収納すると共に、その計数結果を所定のカード状媒体のID情報に関連付けて出力し、前記取引データ格納手段は、前記顧客操作型現金処理機から出力される計数結果とカード状媒体のID情報を関連付けて記憶し、前記窓口端末機は、カード状媒体のID情報に基づいて対応する取引データを前記取引データ格納手段から読み込んで取引データを特定すると共に、特定された取引データに関する入金取引をホストコンピュータと通信して入金取引に関する元帳更新を行うように構成されることによって、さらに効果的に達成される。
【0017】
またさらに、本発明の上記目的は、前記顧客操作型現金処理機が、投入された現金の金額の範囲内で、指定した金種、枚数の現金を投出する両替機能をも具備するように構成することによって、さらに効果的に達成される。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る金融営業店における取引処理システムについて、図面を参照しつつ、詳細に説明する。
【0019】
図1は、本発明に係る金融営業店における取引処理システムの構成を示す一例であり、図中1は受付番号発行機であり、受付の順番を表す番号が記載されたカードを発行するものである。2は伝票記帳台であり、顧客が伝票に記入するところである。3は窓口のテラーが操作を行う窓口端末機であり、4は硬貨や紙幣を入出金する貨幣処理機等を含む窓口処理機であり、5は顧客が操作して大口の入出金取引を行うのに使用される顧客操作型現金処理機(以下、単に「現金処理機」という。)であり、6は店内のデータ管理を行う管理サーバであり特許請求の範囲に記載の「取引データ格納手段」の一実施例であり、7は銀行等の金融機関のセンターに設置されているホストコンピュータである。これらが、LAN等の通信回線により互いに接続されている。
【0020】
図2は、現金処理機5の一例を示す外観図である。図2に示されるように、現金処理機5は、束紙幣出金部501と、バラ紙幣入出金部502と、紙幣結束部503と、新券出金部504と、包装硬貨出金部505と、バラ硬貨入出金部506と、硬貨包装部507と、出金伝票に認証印字を行うための認証印字用プリンタ511と、現金処理機の各種操作用のキーを表示するタッチパネルからなる操作表示部513と、制御用CPUやROM等を内部に持つターミナル部512とを備えている。更に、操作者の身分確認に使用されるIDカード用のカード処理部514と、レシート発行部515と、小切手、手形等を入れる現金外ボックス516と、通帳への印字等を行う通帳処理部509を備えている。なお、前記通帳は、特許請求の範囲に記載の「取引媒体」の一例である。
【0021】
なお、特許請求の範囲記載のカード状媒体からID情報を読取る手段は前記カード処理部514に対応し、前記操作入力手段は操作・表示部513に対応し、出金手段は前記束紙幣出金部501、バラ紙幣入出金部502、新券出金部504、包装硬貨出金部505及びバラ硬貨入出金部506に対応し、入金手段はバラ紙幣入出金部502及びバラ硬貨入出金部506に対応している。さらに、前記通信手段は後述する通信制御部525に対応している。
【0022】
図3は現金処理機5の内部構成例を示しており、CPU521がROM522等に格納されたプログラムに従って全体を制御するようになっており、CPU521にはデータを記憶する記憶部524、通信制御部525が接続されている。また、CPU521等で構成されるターミナル部512には、操作表示部513、カード処理部514、認証印字及びジャーナル用の認証・ジャーナルプリンタ511、レシート発行部515、通帳処理部509が接続されている。さらには、ターミナル部512には、新券出金部504、束紙幣出金部501、バラ紙幣入出金部502、紙幣結束部503、包装硬貨出金部505、バラ硬貨入出金部506、硬貨包装部507の各部が接続されている。
【0023】
なお、RAM523はCPU521の作業用メモリである。
【0024】
図4は、窓口端末機3の構成の一例を示した図である。図4において、CPU301、ROM302及びRAM303からなる制御部300に、外部機器との通信手段である通信制御部304と、表示手段305と、データ等の入力を行う入力手段306と、顧客のカードから顧客特定情報を読み取るカード処理機307と、レシートを発行したり、他の機器が発行したレシートからデータを読み込んだりするレシート処理機308と、認証・ジャーナルプリンタ309と、通帳処理機310が接続された構成になっている。
【0025】
特許請求の範囲記載の窓口端末機の取引媒体読取手段には前記通帳処理機310が対応し、カード状媒体読取手段には前記カード処理機307若しくはレシート処理機308が対応している。
【0026】
図5は本発明に係る金融営業店における取引処理システムのうち、出金取引を行う場合のフローを示す図である。図面を参照して説明する。
【0027】
預金を引き出すために銀行等の営業店に来た顧客は、まずカウンターの受付番号発行機1から順番が書かれた番号札をとり(ステップS1)、伝票記帳台2にて出金伝票に出金額と(必要に応じて)金種を記入して、通帳と共に窓口のテラーに渡す(ステップS2)。テラーは窓口端末機3(以下、「端末機」という。)の表示手段305に表示されているメニュー(図6)から、「2.出金」を選択し(ステップS3)、通帳処理機310に通帳をセットし、口座番号等を読み取る。また出金金額は伝票を見ながら入力を行う。なお、顧客の持参したキャッシュカードから、カード処理機によって顧客特定情報(氏名、口座番号、顧客コード等)を読み取ってもよい。出金取引に必要な情報が入力されると(図7)、その情報を通信手段によりホストコンピュータ7に送信し、ホストコンピュータ7にて顧客の元帳を更新する(ステップS4)。
【0028】
ここで、顧客が出金伝票において金種の指定を行っている場合は(ステップS5のYES)、金種明細入力画面(図8)から金種の指定を行った後に(ステップS6)、口座番号、出金額、金種等の出金取引データが元帳更新が完了した取引データとして所定のカード状媒体のID情報に関連付けされて管理サーバ6に送られ(ステップS7)、管理サーバ6のデータ格納手段に格納される(ステップS8)。
【0029】
ここで、使用される所定のカード状媒体としては顧客が持参したキャッシュカードを使用するが、予め特定の顧客に渡しておく特定客専用カード、あるいは取引の都度顧客に渡す1回毎のカードであってもよい。
【0030】
また、取引データとカードのID情報の関連付け手段としては、カードをカード処理機によって読み取り、取引データに関連付けて管理サーバ6に送信してもよいし、カードのID情報、例えば、ID番号等をキー入力することによって取引データとの関連付けを行ってもよい。
【0031】
図9は管理サーバ6のデータ格納手段に格納されている出金取引データの一例を示すものである。図中、時間とあるのは、受付時刻を意味し、受付時から顧客が出金完了するまでの時間を制限する場合に利用される。
【0032】
次に、窓口で手続を済ませた顧客は、通帳とカードを受け取り現金処理機5のところへ出向き、自分で操作をしながら現金を出金する。
【0033】
図10はその手続のフローチャートであり、この図に基づいて以下説明する。
【0034】
まず、顧客は、メニュー(図11)から「現金お渡し」を選択する(ステップS11)。次に指示に従って(図12)キャッシュカードが挿入されると(ステップS12)、カードの正当性がチェックされる(ステップS13)。
【0035】
ここで、図13の画面から顧客が出金金額を入力すると(ステップS14、S15)、その金額データとカードから読み込まれた顧客特定情報を手がかりとして、通信手段を介して管理サーバ6のデータ格納手段の中にある出金取引データを検索する(ステップS16)。
【0036】
もし、顧客が間違った金額を入力した場合や、当該顧客になりすました別の者が出金額を知らずに入力したような場合は、正しい検索ができないので、取引不可となる(ステップS17のYES)。従って、出金額の入力は、パスワードの入力を兼ねている。
【0037】
取引の正当性が確認されると(ステップS17のNO)、出金伝票で既に金種指定済みの場合は(ステップS19のYES)、図18の確認画面が表示され確認ボタンを押下し(ステップS23)、出金伝票で金種を指定しなかった場合は(ステップS19のNO)、図14の確認画面が表示される(ステップS21)。ここで金種指定を行う場合は(ステップS22のYES)、図14の画面で「金種指定」を押下し、図15〜17の金種指定画面に進み、金種指定が終わり、「完了」ボタンを押下すると図14の画面に戻る。また、金種指定を行わない場合は図14でそのまま確認ボタンを押下する(ステップS23)。その後、ジャーナル編集及び印字を行い(ステップS24)、出金する現金の計数を行い(ステップS25)、レシート編集及び印字を行い(ステップS26)、カードとレシートを放出する(ステップS27〜S31)。画面の表示は図19のようになる。ここで、顧客が一見客の場合はカードを放出せずに現金処理機の中に取り込んでしまう(ステップS29)。
【0038】
その後、現金シャッターが開き(ステップS32)、顧客が現金を受け取ると(ステップS33、図20)、出金処理済みのデータが管理サーバ6に送られ、管理サーバのデータ格納手段の中に格納されている出金取引データ(図9)の「状態」欄を「処理済」に変える(ステップS34)。こうすることにより、重複して出金されるのを防止することができる。これが終わると、現金処理機の表示画面はメニュー画面(待機画面)に戻る(ステップS35)。
【0039】
次に、入金取引システムについて、図21に示すフローチャートに基づいて説明を行う。
【0040】
金融機関の営業店に来店した顧客は、まず現金処理機のメニュー(図11)から「計数受付け」を選択するとともに、カード処理機にカードを挿入し(図12)、入金受付手続を行った後、バラ紙幣入出金部502及びバラ硬貨入出金部506に現金を投入し、完了ボタンを押す(ステップS41、図22)。投入された現金は現金処理機5で計数され、計数結果が画面に表示される(ステップS42、図23)。表示された金額が正しければ、確認ボタンを押下し(ステップS45)、金額が間違っていれば、取消ボタンを押下して(ステップS44)、始めからやり直す。
【0041】
確認ボタンが押下されると、入金金額及び顧客特定情報を含む入金取引データが管理サーバ6に送られ、該管理サーバ6内のデータ格納手段(図示せず)に格納される(ステップS46)。図25はそのデータの一例である。
【0042】
こうして入金が受け付けられると、入金データ、受付番号、顧客特定情報等が関連付けされた受付媒体(入金受付票)が発行される(ステップS47、図24)。なお、入金データは顧客のカードに書き込むようにしてもよい。
【0043】
次に、顧客は、その入金受付票及び通帳等を窓口のテラーに渡し、テラーはそれをレシート処理機若しくはカード処理機にかけて前記入金取引データを読み取るか、又は、入金受付票に記載されているデータを手入力する(ステップS48)。
【0044】
窓口端末機に入金取引データが入力されると、窓口端末機から管理サーバに対して、前記入金取引データが前記データ格納手段に存在するか否かの照会を行い(ステップS49)、該データの存在が確認されると、窓口端末機はホストコンピュータと交信を行い、顧客の元帳を更新し(ステップS50)、通帳処理機310により顧客の通帳に入金額を記帳して顧客に返す(ステップS51)。
【0045】
また、本発明に係る取引処理システムに使用される現金処理機には金種指定機能があるため、顧客が入金した後で、その金額の範囲内で所望の金種を指定して現金の出金を行うという、いわば両替機能も有している。特に、従来、ロビーに設置されていた両替機では、商店等の大口顧客の両替には対応することができず、出納に回さざるを得なかったが、本発明に係る取引処理システムでは、顧客が自ら大口の両替を行うことが可能となる。
【0046】
図26は、本発明に係る金融営業店における取引処理システムの他の実施例を示す図であり、取引データ格納手段としての管理サーバ6がセンター内に設置される場合を示したものである。入出金処理の流れについては図1の場合と同じである。
【0047】
また、取引データ格納手段は管理サーバに限定されるものではなく、例えば現金処理機の記憶部にその機能を持たせてもよい。
【0048】
さらには、本実施例では、更新済取引データ入力手段を元帳更新用の窓口端末機3の機能として設けた場合について説明したが、更新済取引データ入力手段は窓口端末機3とは別に設けられる専用の端末機であってもよい。
【0049】
【発明の効果】
本発明による金融営業店における取引処理システムによれば、大口の入出金取引が第一線で完結でき、出納業務が不要になると共に、窓口業務が簡素化される。
【0050】
また、テラーによる現金のハンドリングが無くなり、現金管理が厳正化されるとともに、窓口カウンタでの大口の現金引き渡しが無くなり、防犯性が向上する。
【0051】
さらには、窓口業務の簡素化により、顧客の待ち時間が短縮されるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る金融営業店における取引処理システムの構成の一例を示す図である。
【図2】顧客操作型現金処理機の一例を示す外観図である。
【図3】顧客操作型現金処理機の内部構成例を示す図である。
【図4】窓口端末機の構成の一例を示した図である。
【図5】出金取引を行う場合のフロー(窓口での手続)を示す図である。
【図6】窓口端末機の処理メニューを示す画面の一例である。
【図7】窓口端末機における出金取引画面の一例である。
【図8】窓口端末機から金種指定を行う場合の画面の一例である。
【図9】出金取引データの内容を示す一例である。
【図10】出金取引を行う場合のフロー(顧客操作型現金処理機での処理)を示す図である。
【図11】顧客操作型現金処理機の処理メニューを示す画面の一例である。
【図12】カード挿入を促す画面の一例である。
【図13】パスワード入力画面の一例である。
【図14】出金金額確認画面(窓口で金種を指定していない場合)の一例である。
【図15】金種(紙幣の場合)を指定する画面の一例である。
【図16】金種(新券の場合)を指定する画面の一例である。
【図17】金種(硬貨の場合)を指定する画面の一例である。
【図18】出金金額確認画面(窓口で金種を指定した場合)の一例である。
【図19】カードとレシートを排出する場合の画面の一例である。
【図20】現金を排出する場合の画面の一例である。
【図21】入金取引を行う場合のフローを示す図である。
【図22】顧客操作型現金処理機における入金現金の計数受付を行う場合の画面の一例である。
【図23】入金金額確認画面の一例である。
【図24】カードと受付票を排出する場合の画面の一例である。
【図25】入金取引データの内容を示す一例である。
【図26】本発明に係る金融営業店における取引処理システムの他の実施例を示す図である。
【符号の説明】
3  窓口端末機
5  顧客操作型現金処理機
6  管理サーバ
7  ホストコンピュータ

Claims (6)

  1. 銀行等の金融営業店における顧客との出金取引を実行するためのの取引処理システムであって、
    顧客の口座を特定する為の取引媒体を読み取る取引媒体読取手段と、
    出金取引に関する取引データを入力する入力手段と、
    ホストコンピュータと通信して出金取引に関する元帳更新を行う通信手段と、を少なくとも具備したテラー用窓口端末機と、
    前記窓口端末機の機能の一部として、又は個別の端末機としてテラーが操作可能に設けられ、前記テラー用窓口端末機で元帳更新が完了した取引データを所定のカード状媒体のID情報に関連付けて記憶させる為の入力操作を行う更新済取引データ入力手段と、
    前記更新済取引データ入力手段で入力された取引データと、前記カード状媒体のID情報とが関連付けて記憶される取引データ格納手段と、
    顧客自らによって操作され、前記カード状媒体の挿入に基づいてそのID情報に対応する取引データを前記取引データ格納手段から読み込んで取引データを特定すると共に、該特定された取引データに基づいて所定の現金を出金する顧客操作型現金処理機と、
    を具備したことを特徴とする金融営業店における取引処理システム。
  2. 前記顧客操作型現金処理機は、バラ状態の紙幣、所定枚数毎に結束した束紙幣、バラ状態の硬貨、所定枚数毎に包装した包装硬貨の各出金機能を有していることを特徴とする請求項1に記載の金融営業店における取引処理システム。
  3. 前記取引データ格納手段に記憶される取引データに金種明細情報が含まれており、前記顧客操作型現金処理機はその金種明細に基づいて対応する種類の現金を出金することを特徴とする請求項2記載の金融営業店における取引処理システム。
  4. 前記顧客操作型現金処理機は、出金に際して顧客が金種明細を入力する金種明細入力手段を有し、その入力に基づいて対応する種類の現金を出金することを特徴とする請求項2記載の金融営業店における取引処理システム。
  5. 請求項1記載の金融営業店における取引処理システムであって、入金処理に際して、
    前記顧客操作型現金処理機は、顧客が投入した現金を計数して機内に収納すると共に、その計数結果を所定のカード状媒体のID情報に関連付けて出力し、
    前記取引データ格納手段は、前記顧客操作型現金処理機から出力される計数結果とカード状媒体のID情報を関連付けて記憶し、
    前記窓口端末機は、カード状媒体のID情報に基づいて対応する取引データを前記取引データ格納手段から読み込んで取引データを特定すると共に、特定された取引データに関する入金取引をホストコンピュータと通信して入金取引に関する元帳更新を行うことを特徴とする金融営業店における取引処理システム。
  6. 前記顧客操作型現金処理機が、投入された現金の金額の範囲内で、指定した金種、枚数の現金を投出する両替機能をも具備したことを特徴とする請求項5に記載の金融営業店における取引処理システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005267220A (ja) * 2004-03-18 2005-09-29 Toshiba Corp 紙葉類処理装置

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