JP3918087B2 - 金融端末、口座履歴情報照会システムおよび通帳記帳方法 - Google Patents

金融端末、口座履歴情報照会システムおよび通帳記帳方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、簡易な構成にて、異なる金融機関の通帳に対し記帳処理を行うことのできる金融端末、口座履歴情報照会システムおよび通帳記帳方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
銀行等に代表される金融機関において、従来より、金融オンラインシステムが稼働している。このようなシステムは、例えば、金融機関の店舗(本店や支店等)にATM(Automatic Teller Machine)等の端末を設置し、利用者による端末操作に応答して、現金の入出金処理等を行う。
近年では、MICS(全国キャッシュサービス)やBANCS(都銀キャッシュサービス)等を利用して、オンライン提携された異なる金融機関の間において、相互処理が可能となっている。つまり、MICS等の中継センタを経由することで、他の金融機関が発行したキャッシュカード(他行のカード)を使用して入出金処理等を行うことができる。
【0003】
これにより利用者は、例えば、自己が口座を開設したA銀行の店舗が身近に存在しなくとも、オンライン提携されたB銀行の店舗が近くにあれば、B銀行の店舗にてA銀行のカードを使用し、A銀行の自分の口座から現金を引き出したり、現金を預け入れることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述したような従来の金融オンラインシステムは、他行のカードを使用して入出金等を行うことが可能であるが、他行の通帳への記帳処理を行うことができなかった。つまり、利用者は、口座を開設した金融機関における任意の店舗においてのみ、端末等を操作して通帳への記帳を行うことができる。
これは、異なる金融機関の間では、各々のシステムが保持する口座履歴情報等に対して他行から直接アクセス(参照)することができないためである。また、カードと異なり通帳には、各金融機関毎に異なる仕様(通帳の磁気ストライプのフォーマットや磁気ストライプの配置位置等)が採用されていることも、他行の通帳への記帳処理を困難にする要因であった。
このため、例えば、A銀行に口座を有する利用者が、普段、B銀行を利用してカードによる入出金等を行っている場合であっても、入出金等の履歴をA銀行の通帳に印字させるために、わざわざA銀行の任意の店舗まで赴く必要があった。
【0005】
このような、不便を解消するための技術が、特開平5−204954号公報に開示されている。この公報には、複数の通帳処理ユニットを備えた通帳処理装置について記載されている。
具体的に説明すると、通帳処理装置の各通帳処理ユニットでは、それぞれ異なった金融機関の通帳を扱うことができる。そして、利用者により他の金融機関の通帳が、対応する通帳処理ユニットに挿入されると、通帳処理装置は、対象の金融機関(ホスト装置)と通信等した後に、その通帳への記帳処理を行う。
【0006】
しかしながら、特開平5−204954号公報に開示されている通帳処理装置は、複数の通帳処理ユニットを備える必要があるため、その分装置の大きさや製造コストの上昇を招くことになり、実用的でなかった。また、全ての金融機関の通帳に対応するように、通帳処理ユニットを備えることが現実には困難であるため、対応しない通帳を所有する利用者にとっては、結局、記帳を行うことができなかった。
【0007】
この発明は、上記実状に鑑みてなされたもので、簡易な構成にて、異なる金融機関の通帳に対し記帳処理を行うことのできる金融端末、口座履歴情報照会システムおよび通帳記帳方法を提供することを目的とする。
【0008】
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点に係る金融端末は、
少なくとも第1の金融機関のホスト装置及び第2の金融機関のホスト装置とネットワークを介して接続され、当該第2の金融機関のホスト装置に管理される金融端末であって、
第1の金融機関のカードから顧客の口座を特定する口座識別情報を読み出すカード読み出し手段と、
前記カード読み出し手段が読み出した口座識別情報を、第2の金融機関のホスト装置を介することなく、当該顧客の口座を管理する第1の金融機関のホスト装置に向けて送信する送信手段と、
前記送信手段が送信した口座識別情報に応答して、第1の金融機関のホスト装置から送られる未記帳分の口座履歴情報を、第2の金融機関のホスト装置を介することなく、受信する受信手段と、
前記受信手段が受信した口座履歴情報に従って、第1の金融機関の通帳に口座履歴情報を印字する通帳印字手段と、
前記通帳印字手段が口座履歴情報を印字した後に、第1及び第2の金融機関のホスト装置に、履歴出力済情報を、他の金融機関のホスト装置を介することなく、それぞれ送信する出力済情報送信手段と、
を備えることを特徴とする。
【0009】
この発明によれば、カード読み出し手段は、第1の金融機関が発行した例えば、キャッシュカード等のカードの磁気ストライプから顧客の口座を特定する口座識別情報を読み出す。送信手段は、カード読み出し手段が読み出した口座識別情報を、第2の金融機関のホスト装置を介することなく、当該顧客の口座を管理する第1の金融機関のホスト装置に向けて送信する。受信手段は、送信手段が送信した口座識別情報に応答して、第1の金融機関のホスト装置から送られる未記帳分の口座履歴情報を、第2の金融機関のホスト装置を介することなく、受信する。通帳印字手段は、受信手段が受信した口座履歴情報に従って、第1の金融機関が発行した通帳に口座履歴情報を印字する。出力済情報送信手段は、通帳印字手段が口座履歴情報を印字した後に、第1及び第2の金融機関のホスト装置に、履歴出力済情報を、他の金融機関のホスト装置を介することなく、それぞれ送信する。この結果、簡易な構成にて、異なる金融機関の通帳に対し記帳処理を行うことができる。
【0010】
上記目的を達成するため、本発明の第2の観点に係る金融端末は、
少なくとも第1の金融機関のホスト装置及び第2の金融機関のホスト装置とネットワークを介して接続され、当該第2の金融機関のホスト装置に管理される金融端末であって、
第1の金融機関のカードから顧客の口座を特定する口座識別情報を読み出すカード読み出し手段と、
前記カード読み出し手段が読み出した口座識別情報及び、自己を識別するための端末識別情報を、第2の金融機関のホスト装置を介することなく、当該顧客の口座を管理する第1の金融機関のホスト装置に向けて送信する送信手段と、
前記送信手段が送信した口座識別情報に応答して、第1の金融機関のホスト装置から送られる未記帳分の口座履歴情報及び、情報件数に応じた手数料情報を、第2の金融機関のホスト装置を介することなく、受信する受信手段と、
前記受信手段が受信した手数料情報に従って、記帳処理に要する手数料についての情報を表示し、顧客からの記帳指示を受け付ける表示手段と、
前記表示手段が受け付けた記帳指示に応答し、前記受信手段が受信した口座履歴情報に従って、第1の金融機関の通帳に口座履歴情報を印字する通帳印字手段と、
前記通帳印字手段が口座履歴情報を印字した後に、第1及び第2の金融機関のホスト装置に、手数料処理のための履歴出力済情報を、他の金融機関のホスト装置を介することなく、それぞれ送信する出力済情報送信手段と、
を備えることを特徴とする。
【0011】
この発明によれば、カード読み出し手段は、第1の金融機関が発行した例えば、キャッシュカード等のカードの磁気ストライプから顧客の口座を特定する口座識別情報を読み出す。送信手段は、カード読み出し手段が読み出した口座識別情報及び、自己を識別するための端末識別情報を、第2の金融機関のホスト装置を介することなく、当該顧客の口座を管理する第1の金融機関のホスト装置に向けて送信する。受信手段は、送信手段が送信した口座識別情報に応答して、第1の金融機関のホスト装置から送られる未記帳分の口座履歴情報及び、情報件数に応じた手数料情報を、第2の金融機関のホスト装置を介することなく、受信する。表示手段は、受信手段が受信した手数料情報に従って、記帳処理に要する手数料についての情報を表示し、顧客からの記帳指示を受け付ける。通帳印字手段は、記帳指示に応答し、受信手段が受信した口座履歴情報に従って、第1の金融機関が発行した通帳に口座履歴情報を印字する。出力済情報送信手段は、通帳印字手段が口座履歴情報を印字した後に、第1及び第2の金融機関のホスト装置に、手数料処理のための履歴出力済情報を、他の金融機関のホスト装置を介することなく、それぞれ送信する。この結果、簡易な構成にて、異なる金融機関の通帳に対し記帳処理を行うことができる。
また、前記出力済情報送信手段は、口座履歴情報の件数に対応した手数料を第2の金融機関から第1の金融機関に対して請求するための履歴出力済情報を、第2の金融機関のホスト装置に送信し、かつ、第2の金融機関より請求された手数料を確認するための履歴出力済情報を、第1の金融機関のホスト装置に送信してもよい。
【0012】
上記目的を達成するため、本発明の第3の観点に係る口座履歴情報照会システムは、
少なくとも第1の金融機関のホスト装置と、第2の金融機関のホスト装置と、当該第2のホスト装置に管理される金融端末とがネットワークを介して接続された口座履歴情報照会システムであって、
前記金融端末は、
第1の金融機関のカードから顧客の口座を特定する口座識別情報を読み出すカード読み出し手段と、
前記カード読み出し手段が読み出した口座識別情報及び、自己を識別するための端末識別情報を、第2の金融機関のホスト装置を介することなく、当該顧客の口座を管理する前記第1の金融機関のホスト装置に向けて送信する送信手段と、
前記送信手段が送信した口座識別情報に応答して、前記第1の金融機関のホスト装置から送られる未記帳分の口座履歴情報を、第2の金融機関のホスト装置を介することなく、受信する受信手段と、
前記受信手段が受信した口座履歴情報に従って、第1の金融機関の通帳に口座履歴情報を印字する通帳印字手段と、
前記通帳印字手段が口座履歴情報を印字した後に、前記第1及び第2の金融機関のホスト装置に、履歴出力済情報を、他の金融機関のホスト装置を介することなく、それぞれ送信する出力済情報送信手段と、を備え、
前記第1の金融機関のホスト装置は、前記金融端末から直接送られた口座識別情報及び、端末識別情報を受信すると、端末識別情報に従って、前記金融端末の権限を確認した後に、対応口座における未記帳分の口座履歴情報を、直接前記金融端末に向けて送信し、
前記第1及び第2の金融機関のホスト装置は、前記金融端末から直接送られた履歴出力済情報をそれぞれ受信する、
ことを特徴とする。
【0013】
この発明によれば、金融端末のカード読み出し手段は、第1の金融機関が発行した例えば、キャッシュカード等のカードの磁気ストライプから顧客の口座を特定する口座識別情報を読み出す。送信手段は、カード読み出し手段が読み出した口座識別情報及び、自己を識別するための端末識別情報を、第2の金融機関のホスト装置を介することなく、当該顧客の口座を管理する第1の金融機関のホスト装置に向けて送信する。そして、第1の金融機関のホスト装置は、金融端末から直接送られた口座識別情報及び、端末識別情報を受信すると、端末識別情報に従って、金融端末の権限を確認した後に、対応口座における未記帳分の口座履歴情報を、直接金融端末に向けて送信する。金融端末の受信手段は、送信手段が送信した口座識別情報に応答して、第1の金融機関のホスト装置から送られる未記帳分の口座履歴情報を、第2の金融機関のホスト装置を介することなく、受信する。通帳印字手段は、受信手段が受信した口座履歴情報に従って、第1の金融機関が発行した通帳に口座履歴情報を印字する。出力済情報送信手段は、通帳印字手段が口座履歴情報を印字した後に、第1及び第2の金融機関のホスト装置に、履歴出力済情報を、他の金融機関のホスト装置を介することなく、それぞれ送信する。そして、第1及び第2の金融機関のホスト装置は、金融端末から直接送られた履歴出力済情報をそれぞれ受信する。この結果、簡易な構成にて、異なる金融機関の通帳に対し記帳処理を行うことができる。
【0014】
上記の口座履歴情報照会システムにおいて、
前記第2の金融機関のホスト装置は、前記金融端末から送られた履歴出力済情報を受信すると、前記金融端末に送信した履歴情報の件数に対応した手数料を前記第1の金融機関のホスト装置に請求し、
前記第1の金融機関のホスト装置は、当該手数料の請求を受けると、前記金融端末から受信した履歴出力済情報と一致することを確認した後に、前記第2の金融機関のホスト装置に対して請求された手数料を支払ってもよい。
【0015】
上記目的を達成するため、本発明の第4の観点に係る通帳記帳方法は、
少なくとも第1の金融機関のホスト装置及び第2の金融機関のホスト装置とネットワークを介して接続され、当該第2の金融機関のホスト装置に管理される金融端末における通帳記帳方法であって、
第1の金融機関のカードから顧客の口座を特定する口座識別情報をカード処理部によって読み出すカード読み出しステップと、
前記カード読み出しステップにて読み出された口座識別情報を、第2の金融機関のホスト装置を介することなく、当該顧客の口座を管理する第1の金融機関のホスト装置に通信部によって送信する送信ステップと、
前記送信ステップにて送信した口座識別情報に応答して、第1の金融機関のホスト装置から送られる未記帳分の口座履歴情報を、第2の金融機関のホスト装置を介することなく、通信部によって受信する受信ステップと、
前記受信ステップにて受信された口座履歴情報に従って、第1の金融機関の通帳に口座履歴情報を通帳処理部によって印字する通帳印字ステップと、
前記通帳印字ステップにて口座履歴情報を印字した後に、第1及び第2の金融機関のホスト装置に、通信部によって履歴出力済情報を、他の金融機関のホスト装置を介することなく、それぞれ送信する出力済情報送信ステップと、
を備えることを特徴とする。
【0016】
この発明によれば、カード読み出しステップは、第1の金融機関が発行した例えば、キャッシュカード等のカードの磁気ストライプから顧客の口座を特定する口座識別情報をカード処理部によって読み出す。送信ステップは、カード読み出しステップにて読み出された口座識別情報を、第2の金融機関のホスト装置を介することなく、当該顧客の口座を管理する第1の金融機関のホスト装置に通信部によって送信する。受信ステップは、送信ステップにて送信した口座識別情報に応答して、第1の金融機関のホスト装置から送られる未記帳分の口座履歴情報を、第2の金融機関のホスト装置を介することなく、通信部によって受信する。通帳印字ステップは、受信ステップにて受信された口座履歴情報に従って、第1の金融機関が発行した通帳に口座履歴情報を通帳処理部によって印字する。出力済情報送信ステップは、通帳印字ステップにて口座履歴情報を印字した後に、第1及び第2の金融機関のホスト装置に、通信部によって履歴出力済情報を、他の金融機関のホスト装置を介することなく、それぞれ送信する。この結果、簡易な構成にて、異なる金融機関の通帳に対し記帳処理を行うことができる。
【0017】
上記目的を達成するため、本発明の第5の観点に係る通帳記帳方法は、
少なくとも第1の金融機関のホスト装置及び第2の金融機関のホスト装置とネットワークを介して接続され、当該第2の金融機関のホスト装置に管理される金融端末における通帳記帳方法であって、
第1の金融機関のカードから顧客の口座を特定する口座識別情報をカード処理部によって読み出すカード読み出しステップと、
前記カード読み出しステップにて読み出された口座識別情報及び、自己を識別するための端末識別情報を、第2の金融機関のホスト装置を介することなく、当該顧客の口座を管理する第1の金融機関のホスト装置に通信部によって送信する送信ステップと、
前記送信ステップにて送信した口座識別情報に応答して、第1の金融機関のホスト装置から送られる未記帳分の口座履歴情報及び、情報件数に応じた手数料情報を、第2の金融機関のホスト装置を介することなく、通信部によって受信する受信ステップと、
前記受信ステップにて受信された手数料情報に従って、記帳処理に要する手数料についての情報を所定の表示部に表示し、顧客からの記帳指示を受け付ける表示制御ステップと、
前記表示制御ステップにて受け付けた記帳指示に応答し、前記受信ステップにて受信された口座履歴情報に従って、第1の金融機関の通帳に口座履歴情報を通帳処理部によって印字する通帳印字ステップと、
前記通帳印字ステップにて口座履歴情報を印字した後に、第1及び第2の金融機関のホスト装置に、通信部によって手数料処理のための履歴出力済情報を、他の金融機関のホスト装置を介することなく、それぞれ送信する出力済情報送信ステップと、
を備えることを特徴とする。
【0018】
この発明によれば、カード読み出しステップは、第1の金融機関が発行した例えば、キャッシュカード等のカードの磁気ストライプから顧客の口座を特定する口座識別情報をカード処理部によって読み出す。送信ステップは、カード読み出しステップにて読み出された口座識別情報及び、自己を識別するための端末識別情報を、第2の金融機関のホスト装置を介することなく、当該顧客の口座を管理する第1の金融機関のホスト装置に通信部によって送信する。受信ステップは、送信ステップにて送信した口座識別情報に応答して、第1の金融機関のホスト装置から送られる未記帳分の口座履歴情報及び、情報件数に応じた手数料情報を、第2の金融機関のホスト装置を介することなく、通信部によって受信する。表示制御ステップは、受信ステップにて受信された手数料情報に従って、記帳処理に要する手数料についての情報を所定の表示部に表示し、顧客からの記帳指示を受け付ける。通帳印字ステップは、記帳指示に応答し、受信ステップにて受信された口座履歴情報に従って、第1の金融機関が発行した通帳に口座履歴情報を通帳処理部によって印字する。出力済情報送信ステップは、通帳印字ステップにて口座履歴情報を印字した後に、第1及び第2の金融機関のホスト装置に、通信部によって手数料処理のための履歴出力済情報を、他の金融機関のホスト装置を介することなく、それぞれ送信する。この結果、簡易な構成にて、異なる金融機関の通帳に対し記帳処理を行うことができる。
また、前記出力済情報送信ステップは、口座履歴情報の件数に対応した手数料を第2の金融機関から第1の金融機関に対して請求するための履歴出力済情報を、第2の金融機関のホスト装置に送信し、かつ、第2の金融機関より請求された手数料を確認するための履歴出力済情報を、第1の金融機関のホスト装置に送信してもよい。
【0019】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態にかかる金融オンラインシステム(口座履歴情報照会システム)について、以下図面を参照して説明する。
【0020】
図1は、この発明の実施の形態に適用される金融オンラインシステムの構成の一例を示すブロック図である。図示するように、このシステムは、A銀行ホスト10と、B銀行ホスト20と、端末21とが、ネットワーク100を介して接続されて構成されている。
【0021】
A銀行ホスト10は、A銀行のシステムを統括するホストコンピュータ等からなり、A銀行の取引先となる顧客の口座等を管理する。また、A銀行ホスト10は、ネットワーク100を介して、B銀行ホスト20等との間で必要な情報の送受信を行う。
なお、A銀行ホスト10は、端末21にてA銀行の通帳に対する記帳(未記帳分の口座履歴情報の印字)が行われると、情報件数に応じた手数料を顧客に対して請求することができ、具体的には、顧客の口座から手数料の額を出金する。
【0022】
B銀行ホスト20は、端末21を含めたB銀行のシステムを統括するホストコンピュータ等からなる。B銀行ホスト20は、端末21から送られた電文に従って所定の処理を行うと共に、A銀行ホスト10等との間で必要な情報を送受信する。
なお、B銀行ホスト20は、端末21にてA銀行の通帳に対する記帳(未記帳分の口座履歴情報の印字)が行われると、情報件数に応じた手数料をA銀行ホスト10に対して請求する。
【0023】
端末21は、ATMやCD(Cash Dispenser)等の金融端末からなり、B銀行の店舗(本店や支店等)に配置され、B銀行ホスト20によって管理される。
具体的に説明すると、端末21は、図2に示すように、処理制御部31と、表示部32と、操作部33と、音声案内部34と、通信部35と、入出金部36と、カード処理部37と、通帳処理部38と、レシート出力部39とを含んで構成される。
【0024】
処理制御部31は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)及び、CPU(Central Processing Unit)等を含んで構成され、端末21全体を制御する。
具体的に処理制御部31は、カード処理部37を制御して、顧客が挿入したカード(A銀行又はB銀行が発行したキャッシュカード等)から必要な情報(顧客の口座を特定する口座識別情報等)を読み出す。
処理制御部31は、挿入されたカードがA銀行のカード(B銀行とは異なる金融機関のカード)であった場合に、通信部35を制御して、A銀行ホスト10に向けて口座識別情報等を送信する。そして、A銀行ホスト10から送られる未記帳分の口座履歴情報(入出金等の履歴)等を受信すると、手数料の発生を知らせる情報等を表示部32に表示した後に、通帳処理部38を制御してA銀行の通帳に口座履歴情報を印字する。
【0025】
表示部32は、CRT(Cathode Ray Tube)等からなり、処理制御部31に制御され、顧客が操作可能となる処理の一覧等を表示する。
【0026】
操作部33は、例えば、表示部32の前面(上面)に配置されたタッチパネル等からなり、顧客の押下(タッチ)に応答して、所定の指示情報を処理制御部31に供給する。
【0027】
音声案内部34は、音声合成部及びスピーカ等からなり、処理制御部31に制御され、顧客の操作を促すための案内メッセージ等を出力する。
【0028】
通信部35は、モデムやNCU(Network Control Unit)等からなり、ネットワーク100を介して、B銀行ホスト20及びA銀行ホスト10との間で所定の情報を送受信する。
例えば、カード処理部37に挿入されたカードがA銀行のカードであった場合に、通信部35は、カードから読み出した口座識別情報等をA銀行ホスト10に送信する。そして、A銀行ホスト10から送られる顧客の口座履歴情報(未記帳分)等を受信して、処理制御部31に供給する。
【0029】
入出金部36は、所定の投入口から投入される紙幣や貨幣を集計し、集計により得られた金額情報(入金情報)を処理制御部31に供給する。また、処理制御部31から供給される金額情報(出金情報)に従って、金額分の紙幣や貨幣を集めて、所定の払出口に搬送する。
【0030】
カード処理部37は、磁気カードのリーダユニット等を備え、顧客によって所定の挿入口から挿入されたカードの磁気ストライプを読み出し、顧客の口座を特定する口座識別情報等を取得する。そして、取得した口座識別情報等を処理制御部31に供給する。
【0031】
通帳処理部38は、B銀行の通帳仕様に対応した磁気ストライプのリーダ・ライタユニット、汎用の通帳印字ユニット、及び、光学センサ等を備え、顧客によって所定の挿入口から挿入された通帳に口座履歴情報等を印字する。
具体的に通帳処理部38は、挿入されたのがB銀行の通帳である場合に、通帳の磁気ストライプから印字開始行等の情報を読み取る。そして、処理制御部31から供給される未記帳分の口座履歴情報(入出金の履歴情報等)に従って、通帳に印字を行う。
一方、挿入されたのがA銀行の通帳(B銀行とは異なる金融機関の通帳)である場合に、光学センサ等により印字開始行等を特定する。そして、通帳処理部38は、処理制御部31から供給される未記帳分の口座履歴情報に従って、通帳に印字を行う。
【0032】
レシート出力部39は、レシート(明細票)印字ユニット等を備え、処理制御部31に制御され、取引内容及び取引日時等の情報をレシートに印字して出力する。
【0033】
以下、この発明の実施の形態にかかる金融オンラインシステムの動作について、図3を参照して説明する。図3は、端末21、B銀行ホスト20、及び、A銀行ホスト10における一連の動作を説明するための処理フローである。
なお、顧客(預金者)は、予めA銀行に口座を開設しており、A銀行のカード及び通帳のみを有している。そして、顧客は、B銀行の店舗に配置された端末21を使用して処理を行うものとする。
【0034】
まず、顧客は、端末21にA銀行のカードを投入し、画面に表示されるメニューから記帳を選択する(ステップA1)。すなわち、端末21の処理制御部31は、カード処理部37へのカードの挿入を検出し、表示部32に記帳処理を含むメニュー画面を表示する。そして、操作部33を介して記帳処理を指示する情報を取得する。
並行して、カード処理部37は、挿入されたカードの磁気ストライプを読み出し、A銀行(銀行及び口座管理店舗)を識別する情報を含んだ口座識別情報を取得する。カード処理部37は、取得した口座識別情報を処理制御部31に供給する。
【0035】
処理制御部31は、A銀行を識別する情報に従って、A銀行ホスト10を特定し、通信部35を制御してA銀行ホスト10のアクセスポイントへアクセスする。つまり、端末21は、ネットワーク100を介してA銀行ホスト10へ通信接続する。
このとき端末21は、端末21自身の端末識別情報及び、顧客の口座識別情報等をA銀行ホスト10へ送信する(ステップA2)。
【0036】
A銀行ホスト10は、受信した端末21の端末識別情報に基づいて、端末21が、自己の保持する口座履歴情報を参照する権限を持つか否かを判別する。
端末21が権限を持つと判別すると、A銀行ホスト10は、受信した顧客の口座識別情報に基づいて、口座マスタ等を検索し、未記帳となっている顧客の口座履歴情報、及び、口座履歴の件数等を求める。そして、求めた口座履歴情報及び、件数等の情報に、手数料の請求情報を加えて端末21へ送信する(ステップA3)。
【0037】
なお、端末21が参照する権限を持たないと判別した場合に、A銀行ホスト10は、その旨を示す情報を端末21に送信する。そして、端末21は、その情報を受信すると、画面(表示部32)に記帳不能を示すメッセージを表示する。
【0038】
A銀行ホスト10から顧客の口座履歴情報等を受信した端末21は、口座履歴の件数、件数に応じた記帳操作にかかる手数料、及び、記帳するか否かを画面に表示する(ステップA4)。すなわち、通信部35を介してA銀行ホスト10から口座履歴情報等を受信すると、処理制御部31は、未記帳分の口座履歴の件数、記帳実施に要する手数料、及び、記帳処理の実施又は不実施を選択するためのボタン等を表示部32に表示する。
【0039】
顧客は、端末21の表示部32に表示された口座履歴の件数及び、件数に応じた手数料を確認すると、操作部33を操作して記帳するか否かを選択する(ステップA5)。
【0040】
顧客により記帳の実施が選択されると、端末21は、通帳の挿入を顧客に促し、挿入された通帳に対して所定のチェックを行った後に、記帳を行う(ステップA6)。すなわち、処理制御部31は、通帳処理部38を制御して、挿入されたA銀行の通帳の妥当性をチェックする。そして、妥当性が確認された通帳に対して未記帳分の口座履歴情報を印字する。その際、顧客の口座から出金される手数料の情報も口座履歴情報に含めて記帳する。
なお、顧客により記帳の不実施が選択された場合、端末21は、記帳を行わない。また、顧客の口座からの手数料の出金も行わない。
【0041】
端末21は、A銀行の通帳に対して記帳を行った後に、A銀行ホスト10に対して履歴出力済情報を送信する。また、B銀行ホスト20へも同様に履歴出力済情報を送信する(ステップA7)。
A銀行ホスト10は、端末21から送られた履歴出力済情報を受信すると、顧客の口座から対応する手数料を出金する。
【0042】
また、B銀行ホスト20は、端末21から送られた履歴出力済情報を受信すると、受信した履歴出力済情報に基づいて、A銀行ホスト10へ手数料を請求する(ステップA8)。すなわち、B銀行ホスト20は、A銀行ホスト10が端末21に送信した履歴情報の件数に対応した手数料をA銀行ホスト10に請求する。
【0043】
一方、A銀行ホスト10は、B銀行ホスト20から手数料の請求を受けると、この請求内容が、端末21から受信した履歴出力済情報と一致することを確認した後に、B銀行ホスト20に対して請求された手数料を支払う(ステップA9)。
【0044】
このように、金融オンラインシステムは、口座履歴情報を異なる金融機関(A銀行及びB銀行)の間でネットワーク100を介してリアルタイムの照会が可能となった。このため、A銀行に口座を有する顧客が、異なる金融機関であるB銀行の端末21を操作して、A銀行の通帳に記帳を行うことができる。この際、顧客が行う操作が、A銀行の端末等にて行う記帳の操作とほぼ同一であるため、共通の操作性を実現でき、顧客に対する利便性も向上することとなる。
また、他の金融機関からでも、自己の通帳に記帳を行うことができるようになると、記帳を行う顧客が増えることが予想されるため、各金融機関が保持する未記帳分の口座履歴情報が削減されることが期待できる。これにより、各金融機関は、例えば、データベース等の情報保持の為に使用するスペースを有効に利用できる。
この結果、簡易な構成にて、異なる金融機関の通帳に対し記帳処理を行うことができる。
【0045】
上記の実施の形態では、端末21の通帳処理部38が、他の金融機関の通帳に対して口座履歴情報を印字するに止まっているが、他の金融機関における通帳の磁気ストライプも読み書きできる汎用のリーダ・ライタユニット等を備えて、磁気ストライプの情報を更新できるようにしてもよい。
【0046】
上記の実施の形態では、端末21の通信部35が、他の金融機関であるA銀行ホスト10に、端末21自身の端末識別情報及び、顧客の口座識別情報を送信したが、操作部33にてA銀行のカードのパスワードの入力を要求し、入力したパスワードの情報も、A銀行ホスト10に送信してもよい。
【0047】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、簡易な構成にて、異なる金融機関の通帳に対し記帳処理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る金融オンラインシステムの構成の一例を示すブロック図である。
【図2】端末の構成の一例を示すブロック図である。
【図3】端末、B銀行ホスト、及び、A銀行ホストの動作を説明するための処理フローである。
【符号の説明】
10 A銀行ホスト
20 B銀行ホスト
21 端末
31 処理制御部
32 表示部
33 操作部
34 音声案内部
35 通信部
36 入出金部
37 カード処理部
38 通帳処理部
39 レシート出力部
100 ネットワーク

Claims (8)

  1. 少なくとも第1の金融機関のホスト装置及び第2の金融機関のホスト装置とネットワークを介して接続され、当該第2の金融機関のホスト装置に管理される金融端末であって、
    第1の金融機関のカードから顧客の口座を特定する口座識別情報を読み出すカード読み出し手段と、
    前記カード読み出し手段が読み出した口座識別情報を、第2の金融機関のホスト装置を介することなく、当該顧客の口座を管理する第1の金融機関のホスト装置に向けて送信する送信手段と、
    前記送信手段が送信した口座識別情報に応答して、第1の金融機関のホスト装置から送られる未記帳分の口座履歴情報を、第2の金融機関のホスト装置を介することなく、受信する受信手段と、
    前記受信手段が受信した口座履歴情報に従って、第1の金融機関の通帳に口座履歴情報を印字する通帳印字手段と、
    前記通帳印字手段が口座履歴情報を印字した後に、第1及び第2の金融機関のホスト装置に、履歴出力済情報を、他の金融機関のホスト装置を介することなく、それぞれ送信する出力済情報送信手段と、
    を備えることを特徴とする金融端末。
  2. 少なくとも第1の金融機関のホスト装置及び第2の金融機関のホスト装置とネットワークを介して接続され、当該第2の金融機関のホスト装置に管理される金融端末であって、
    第1の金融機関のカードから顧客の口座を特定する口座識別情報を読み出すカード読み出し手段と、
    前記カード読み出し手段が読み出した口座識別情報及び、自己を識別するための端末識別情報を、第2の金融機関のホスト装置を介することなく、当該顧客の口座を管理する第1の金融機関のホスト装置に向けて送信する送信手段と、
    前記送信手段が送信した口座識別情報に応答して、第1の金融機関のホスト装置から送られる未記帳分の口座履歴情報及び、情報件数に応じた手数料情報を、第2の金融機関のホスト装置を介することなく、受信する受信手段と、
    前記受信手段が受信した手数料情報に従って、記帳処理に要する手数料についての情報を表示し、顧客からの記帳指示を受け付ける表示手段と、
    前記表示手段が受け付けた記帳指示に応答し、前記受信手段が受信した口座履歴情報に従って、第1の金融機関の通帳に口座履歴情報を印字する通帳印字手段と、
    前記通帳印字手段が口座履歴情報を印字した後に、第1及び第2の金融機関のホスト装置に、手数料処理のための履歴出力済情報を、他の金融機関のホスト装置を介することなく、それぞれ送信する出力済情報送信手段と、
    を備えることを特徴とする金融端末。
  3. 前記出力済情報送信手段は、口座履歴情報の件数に対応した手数料を第2の金融機関から第1の金融機関に対して請求するための履歴出力済情報を、第2の金融機関のホスト装置に送信し、かつ、第2の金融機関より請求された手数料を確認するための履歴出力済情報を、第1の金融機関のホスト装置に送信する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の金融端末。
  4. 少なくとも第1の金融機関のホスト装置と、第2の金融機関のホスト装置と、当該第2のホスト装置に管理される金融端末とがネットワークを介して接続された口座履歴情報照会システムであって、
    前記金融端末は、
    第1の金融機関のカードから顧客の口座を特定する口座識別情報を読み出すカード読み出し手段と、
    前記カード読み出し手段が読み出した口座識別情報及び、自己を識別するための端末識別情報を、第2の金融機関のホスト装置を介することなく、当該顧客の口座を管理する前記第1の金融機関のホスト装置に向けて送信する送信手段と、
    前記送信手段が送信した口座識別情報に応答して、前記第1の金融機関のホスト装置から送られる未記帳分の口座履歴情報を、第2の金融機関のホスト装置を介することなく、受信する受信手段と、
    前記受信手段が受信した口座履歴情報に従って、第1の金融機関の通帳に口座履歴情報を印字する通帳印字手段と、
    前記通帳印字手段が口座履歴情報を印字した後に、前記第1及び第2の金融機関のホスト装置に、履歴出力済情報を、他の金融機関のホスト装置を介することなく、それぞれ送信する出力済情報送信手段と、を備え、
    前記第1の金融機関のホスト装置は、前記金融端末から直接送られた口座識別情報及び、端末識別情報を受信すると、端末識別情報に従って、前記金融端末の権限を確認した後に、対応口座における未記帳分の口座履歴情報を、直接前記金融端末に向けて送信し、
    前記第1及び第2の金融機関のホスト装置は、前記金融端末から直接送られた履歴出力済情報をそれぞれ受信する、
    ことを特徴とする口座履歴情報照会システム。
  5. 前記第2の金融機関のホスト装置は、前記金融端末から送られた履歴出力済情報を受信すると、前記金融端末に送信した履歴情報の件数に対応した手数料を前記第1の金融機関のホスト装置に請求し、
    前記第1の金融機関のホスト装置は、当該手数料の請求を受けると、前記金融端末から受信した履歴出力済情報と一致することを確認した後に、前記第2の金融機関のホスト装置に対して請求された手数料を支払う、
    ことを特徴とする請求項に記載の口座履歴情報照会システム。
  6. 少なくとも第1の金融機関のホスト装置及び第2の金融機関のホスト装置とネットワークを介して接続され、当該第2の金融機関のホスト装置に管理される金融端末における通帳記帳方法であって、
    第1の金融機関のカードから顧客の口座を特定する口座識別情報をカード処理部によって読み出すカード読み出しステップと、
    前記カード読み出しステップにて読み出された口座識別情報を、第2の金融機関のホスト装置を介することなく、当該顧客の口座を管理する第1の金融機関のホスト装置に通信部によって送信する送信ステップと、
    前記送信ステップにて送信した口座識別情報に応答して、第1の金融機関のホスト装置から送られる未記帳分の口座履歴情報を、第2の金融機関のホスト装置を介することなく、通信部によって受信する受信ステップと、
    前記受信ステップにて受信された口座履歴情報に従って、第1の金融機関の通帳に口座履歴情報を通帳処理部によって印字する通帳印字ステップと、
    前記通帳印字ステップにて口座履歴情報を印字した後に、第1及び第2の金融機関のホスト装置に、通信部によって履歴出力済情報を、他の金融機関のホスト装置を介することなく、それぞれ送信する出力済情報送信ステップと、
    を備えることを特徴とする通帳記帳方法。
  7. 少なくとも第1の金融機関のホスト装置及び第2の金融機関のホスト装置とネットワークを介して接続され、当該第2の金融機関のホスト装置に管理される金融端末における通帳記帳方法であって、
    第1の金融機関のカードから顧客の口座を特定する口座識別情報をカード処理部によって読み出すカード読み出しステップと、
    前記カード読み出しステップにて読み出された口座識別情報及び、自己を識別するための端末識別情報を、第2の金融機関のホスト装置を介することなく、当該顧客の口座を管理する第1の金融機関のホスト装置に通信部によって送信する送信ステップと、
    前記送信ステップにて送信した口座識別情報に応答して、第1の金融機関のホスト装置から送られる未記帳分の口座履歴情報及び、情報件数に応じた手数料情報を、第2の金融機関のホスト装置を介することなく、通信部によって受信する受信ステップと、
    前記受信ステップにて受信された手数料情報に従って、記帳処理に要する手数料についての情報を所定の表示部に表示し、顧客からの記帳指示を受け付ける表示制御ステップと、
    前記表示制御ステップにて受け付けた記帳指示に応答し、前記受信ステップにて受信された口座履歴情報に従って、第1の金融機関の通帳に口座履歴情報を通帳処理部によって印字する通帳印字ステップと、
    前記通帳印字ステップにて口座履歴情報を印字した後に、第1及び第2の金融機関のホスト装置に、通信部によって手数料処理のための履歴出力済情報を、他の金融機関のホスト装置を介することなく、それぞれ送信する出力済情報送信ステップと、
    を備えることを特徴とする通帳記帳方法。
  8. 前記出力済情報送信ステップは、口座履歴情報の件数に対応した手数料を第2の金融機関から第1の金融機関に対して請求するための履歴出力済情報を、第2の金融機関のホスト装置に送信し、かつ、第2の金融機関より請求された手数料を確認するための履歴出力済情報を、第1の金融機関のホスト装置に送信する、
    ことを特徴とする請求項6又は7に記載の通帳記帳方法。
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