JP6990614B2 - 貨幣処理装置及び貨幣処理システム - Google Patents
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管理コンピュータは、例えば銀行の営業店舗において、複数の貨幣処理装置を含む、営業店舗全体の貨幣の出入を管理してもよい。
前記の構成によると、変更部は、管理コンピュータに記憶されている取引の属性情報を訂正したいときに、操作者の操作に応じて属性情報を変更するから、既に行った取引の属性情報を、容易に変更することができる。
前記取引のために、貨幣の受け入れ、及び、貨幣の払い出しの少なくとも一方を伴う処理を行う処理部と、
前記取引の情報を、当該取引を構成する属性情報と対応付けて記憶する記憶部と、
操作者の操作に応じて、前記記憶部が記憶している取引について、前記属性情報を変更する変更部と、
前記操作者に情報を提示する情報提示部と、を備え、
前記情報提示部は、前記操作者が属性情報を変更するときに、変更前の属性情報に対して前記操作者が変更することができる、変更後の選択肢を提示する。
図1及び図2は、貨幣処理装置1の構成例を示している。貨幣処理装置1は、金融機関(例えば銀行)の営業店舗等に設けられる。貨幣処理装置1は、営業店舗全体における貨幣の出入を管理する出納機である。貨幣処理装置1は、貨幣の出入の管理に際して、紙幣及び硬貨を、装置内に受け入れる入金系処理や、紙幣及び硬貨を、装置外に払い出す出金系処理等の各種の処理を行う。
貨幣処理装置1は、前述したように、銀行の営業店舗において行われる各種の取引に伴い発生する貨幣の出入の管理を行う。つまり、貨幣処理装置1は、取引毎に、取引を構成する属性情報を、記憶部51に記憶する。
入金系処理が選択されると、貨幣処理装置1において貨幣の計数を行う。例えば図4Aのメニュー画面D2において「回金入金」が選択されると、図4Bに示すように、入金対象の貨幣を貨幣処理装置1に投入することを促す画面D3が、ターミナル部4に表示される。この画面D3に従って、操作者は、貨幣処理装置1に貨幣を投入する。貨幣処理装置1に貨幣が投入されると、貨幣処理装置1は、貨幣の計数を行う(ステップS4)。
出金系処理が選択されると、図示は省略するが、操作者が入力を行う入力画面が、ターミナル部4に表示される。入力画面において、操作者が必要な情報を入力すると(ステップS8)、貨幣処理装置1は、出金系処理を伴う取引の情報を、通番を付して記憶部51に記憶する。このときに記憶部51に記憶する情報(つまり、属性情報)には、入金系処理時と同様に、取引に際し行った処理(出金処理や、回金出金処理等)、処理を行った日時、処理を行った操作者を特定する情報、伝票金額(つまり、出金金額)、及び、明細データ(金種等データ、具体的には、万~1、当店券、他店券(1~10)、支払準備、持出持帰、現送準備、一括(1~8)、雑)等が含まれる。
既に行った取引を取り消すときには、操作者は、図5Aのメニュー画面D6において、「個別取引取消」を選択する。貨幣処理装置1は、ターミナル部4に画面D7を表示する。この画面D7は、取り消し対象の取引を特定するために、操作者が取引の通番を入力する画面である。図3のフローのステップS11において操作者が通番を入力すれば、貨幣処理装置1の制御部8は、指定された通番の取引が、入金系の処理を伴う取引であるか、出金系の処理を伴う取引であるかを判断する(ステップS12)。入金系の処理を伴う取引を取り消すときには、制御プロセスはステップS12からステップS13に進む。一方、出金系の処理を伴う取引を取り消すときには、制御プロセスはステップS12からステップS16に進む。
既に行った取引の属性情報を訂正するときには、操作者は、図6Aのメニュー画面D12において、「取引訂正」を選択する。貨幣処理装置1の制御部8は、ターミナル部4に画面D13を表示する。この画面D13は、図5Aの画面D7と同様に、訂正対象の取引を特定するために、操作者が取引の通番を入力する画面である。図3のフローのステップS20において、操作者が通番を入力すれば、ターミナル部4には、図6Bに示すように、指定された取引の属性情報を表示する画面D14が表示される。操作者は、この画面D14を参照することによって、これから訂正しようとする取引の属性情報を確認することができる。
(1)取引に伴い実行した処理の情報(入金処理、締後入金処理、回金入金処理、別計算入金処理、得意先持帰処理、袋金戻し処理、一括回収処理(例えば1~8)、出金処理、締後出金処理、回金出金処理、別計算出金処理、得意先持出処理、袋金準備処理、一括装填処理(例えば1~8))
(2)操作者のID及び名前
(3)科目番号(例えば科目1~科目20)尚、科目番号は、入金処理、出金処理、締後入金処理、締後出金処理、得意先持帰処理において用いる属性情報である。
(4)区分番号(例えば区分1~区分20)尚、区分番号は、別計算入金処理、及び、別計算出金処理において用いる属性情報である。
(5)持出番号 尚、持出番号は、得意先持出処理、及び、得意先持帰処理において用いる属性情報であり、得意先持出処理時に採番される。
(6)支払準備番号 尚、支払準備番号は、袋金準備処理、及び、袋金戻し処理において用いる属性情報であり、袋金準備処理時に採番される。
(7)手入力金種 (例えば、万~1、当店券、他店券、支払準備、持出持帰、現送準備、一括処理(1~8)、雑)
である。
ここで、訂正処理が可能なタイミングについて説明をする。銀行等の、貨幣に関する取引を行う営業店舗においては、所定の期間に行った取引結果を集計する締め処理が行われる。締め処理は、例えば終業時に、当日に行った取引結果を集計するために行われる。締め処理は、操作者が貨幣処理装置1を操作することにより、実行することができる。
貨幣処理装置1の記憶部51は、取引情報を記憶しているため、操作者が所定の操作を行うことによって、例えば図10に示すように、取引のログ情報を、ターミナル部4に表示することが可能である。図10のログ画面D18には、これまでに行った取引が、リストの形式で表示されている。また、画面D18において、取り消された取引はリストから除外されるのではなく、リストに残ると共に、処理が取り消されたことが明示されている(通番37の「取消済」の取引を参照)。また、取り消し処理を実行したことも、一取引としてリストに残っており、画面D18おいては、取消処理を実行した取引(通番38)と、取り消し処理の対象となった取引(通番37)とが対応することが表示されている。
ここに開示する技術は、図1に示す貨幣処理装置1に適用することに限定されない。図12は、ここに開示する技術の適用例としての、貨幣処理システム10を示している。貨幣処理システム10は、前述した貨幣処理装置1を複数台備えている。図12の構成例では、貨幣処理システム10は、第一の貨幣処理装置11と、第二の貨幣処理装置12との二台の貨幣処理装置を備えているが、貨幣処理装置1は三台以上であってもよい。第一の貨幣処理装置11と、第二の貨幣処理装置12とは、同じ営業店舗において設置されていてもよいし、異なる営業店舗に設置されていてもよい。
尚、前記の貨幣処理装置1又は貨幣処理システム10においては、属性情報としての金額情報(つまり、伝票金額)を訂正することができないとしているが、貨幣処理装置1又は貨幣処理システム10において、金額情報の訂正を可能にしてもよい。この場合、金額情報の訂正に伴い、貨幣処理装置1に不足分の貨幣を収納したり、貨幣処理装置1から余剰分の貨幣を払い出したりしてもよい。不足分、又は、余剰分の貨幣を出し入れするだけであれば、属性情報の訂正処理に、長い時間がかかってしまうことを避けることができる。
10 貨幣処理システム
100 バラ紙幣処理装置(処理部)
200 帯封紙幣処理装置(処理部)
300 バラ硬貨処理装置(処理部)
400 包装硬貨処理装置(処理部)
51 記憶部
500 損貨・記念貨処理装置(処理部)
600 有価媒体処理装置(処理部)
700 貨幣保管装置(処理部)
8 制御部(変更部)
81 訂正部(変更部)
Claims (7)
- 貨幣に関する取引を行う施設において、前記貨幣の出入を管理する貨幣処理装置であって、
前記取引のために、貨幣の受け入れ、及び、貨幣の払い出しの少なくとも一方を伴う処理を行う処理部と、
前記取引の情報を、当該取引を構成する属性情報と対応付けて記憶する記憶部と、
操作者の操作に応じて、前記記憶部が記憶している取引について、前記属性情報を変更する変更部と、を備え、
前記記憶部は、前記属性情報の、変更が許容される変更前と変更後との組み合わせを記憶しており、
前記変更部は、前記属性情報の組み合わせに従って、前記属性情報の変更を制限する貨幣処理装置。 - 前記操作者に情報を提示する情報提示部を備え、
前記情報提示部は、前記操作者が属性情報を変更するときに、前記操作者が変更することができる属性情報を提示する請求項1に記載の貨幣処理装置。 - 前記処理部は、貨幣の計数を行って貨幣を受け入れる入金系処理、及び、貨幣の計数を行って貨幣を払い出す出金系処理の少なくとも一方を行うよう構成され、
前記変更部は、前記属性情報のうち、前記処理部が計数した貨幣の金額情報を変更することを禁止する請求項1又は2に記載の貨幣処理装置。 - 前記処理部は、前記操作者の操作に応じて、所定の期間に行った前記取引結果を集計する締め処理を行い、
前記変更部は、前記締め処理が行われた後、前記操作者が前記属性情報を変更することを禁止する請求項1~3のいずれか1項に記載の貨幣処理装置。 - 貨幣に関する取引を行う施設において、前記貨幣の出入を管理する貨幣処理システムであって、
前記取引のために、貨幣の受け入れ、及び、貨幣の払い出しの少なくとも一方を伴う処理を行う、少なくとも一つの貨幣処理装置と、
ネットワークを介して前記貨幣処理装置に接続されかつ、前記取引の情報を、当該取引を構成する属性情報と対応付けて記憶する管理コンピュータと、
操作者の操作に応じて、前記管理コンピュータが記憶している取引について、前記属性情報を変更する変更部と、を備え、
前記属性情報の、変更が許容される変更前と変更後との組み合わせが記憶されており、
前記変更部は、前記属性情報の組み合わせに従って、前記属性情報の変更を制限する貨幣処理システム。 - 貨幣に関する取引を行う施設において、前記貨幣の出入を管理する貨幣処理装置であって、
前記取引のために、貨幣の受け入れ、及び、貨幣の払い出しの少なくとも一方を伴う処理を行う処理部と、
前記取引の情報を、当該取引を構成する属性情報と対応付けて記憶する記憶部と、
操作者の操作に応じて、前記記憶部が記憶している取引について、前記属性情報を変更する変更部と、
前記操作者に情報を提示する情報提示部と、を備え、
前記情報提示部は、前記操作者が属性情報を変更するときに、変更前の属性情報に対して前記操作者が変更することができる、変更後の選択肢を提示する貨幣処理装置。 - 前記情報提示部は、属性情報の変更に伴って必要となった、新たな属性情報を提示する請求項6に記載の貨幣処理装置。
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