JP2022083231A - 貨幣取扱装置 - Google Patents

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Kayo Enomoto
禎一 三田
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Abstract

Figure 2022083231000001
【課題】 募金収納機能を備える貨幣取扱装置を提供する。
【解決手段】 本発明の貨幣取扱装置は、利用者による貨幣の入金を受け付けると共に、利用者に釣銭を払い出すための入出金部と、利用者からの操作を受け付けると共に、利用者に対して案内を表示する操作表示部と、前記入出金部に投入された貨幣を収納するための収納部と、前記貨幣の入金と前記釣銭の払い出しを制御する制御部とを有し、前記制御部は、精算時の所定のタイミングで、前記操作表示部に募金への寄付を促す表示をさせ、前記入出金部に貨幣が投入された場合には、当該貨幣を募金への寄付金として前記収納部に収納する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、貨幣取扱装置に関し、例えば、紙幣硬貨釣銭機を備えるセルフレジ端末に適用し得る。
一般に、不特定多数の人々から一括して募金を集め、集められた募金を社会福祉等に利用するといった形式の共同募金の方法として、例えば、スーパーマーケットのレジ付近に募金箱を設置し、顧客が直接現金を募金箱の中に入れることにより集める方法がある。集められた募金は、ある程度の収納容量になった時点又は定期的に、募金箱に収納してある募金の金額を精査して、様々な団体に寄付していた。
また、その他の共同募金の方法として、例えば、自動取引装置において利用者に戻す釣銭の一部または全部を特定口座に入金することにより募金を集める方法がある(特許文献1参照)。特許文献2では、募金等の受け付け、指定された口座に一括送金する自動取引装置が開示されている。
特開2011-243045号公報 特開2011-215674号公報
ところで、スーパーマーケット等に設置されるセルフレジ及びセミセルフレジでも上述の自動取引装置のように募金収納機能が備わっていれば、レジ周辺に別途募金箱を設置する必要も無い。
しかしながら、従来のセルフレジ及びセミセルフレジ(内部に搭載される紙幣硬貨釣銭機)では、募金のために寄付された現金を収納する機能が存在しなかった。
現金を募金箱に収納して管理する場合、募金箱を設置するためのスペースの確保と共に、募金箱に収納された現金の集計等を行う際、手作業で集計を行う手間が発生していた。
そのため、募金収納機能を備える貨幣取扱装置が望まれている。
本発明の貨幣取扱装置は、(1)利用者による貨幣の入金を受け付けると共に、利用者に釣銭を払い出すための入出金部と、(2)利用者からの操作を受け付けると共に、利用者に対して案内を表示する操作表示部と、(3)前記入出金部に投入された貨幣を収納するための収納部と、(4)前記貨幣の入金と前記釣銭の払い出しを制御する制御部とを有し、(5)前記制御部は、精算時の所定のタイミングで、前記操作表示部に募金への寄付を促す表示をさせ、前記入出金部に貨幣が投入された場合には、当該貨幣を募金への寄付金として前記収納部に収納することを特徴とする。
本発明によれば、募金収納機能を備える貨幣取扱装置を提供できる。
実施形態に係るセルフレジ端末の内部構成を示すブロック図である。 実施形態に係るセルフレジ端末の外観構成を示す外観斜視図である。 実施形態に係る紙幣処理装置の詳細構成を示すブロック図である。 実施形態に係る硬貨処理装置の詳細構成を示すブロック図である。 実施形態に係るセルフレジ端末の特徴動作(商品精算時の募金処理)を示すフローチャートである。 実施形態に係る募金案内画面の一例を示す説明図である。 実施形態に係る募金誘導画面の一例を示す説明図である。 実施形態に係る募金完了画面の一例を示す説明図である。 実施形態に係るセルフレジ端末の特徴動作(募金回収処理)を示すフローチャートである。 実施形態に係る回収メニュー画面の一例を示す説明図である。 実施形態に係る募金回収メニュー画面の一例を示す説明図である。 実施形態に係る回収動作設定画面の一例を示す説明図である。 変形形態に係るセルフレジ端末の特徴動作(商品精算時の募金処理)を示すフローチャートである。 変形実施形態に係る募金案内画面の一例を示す説明図である。
(A)主たる実施形態
以下、本発明に係る貨幣取扱装置の実施形態を、図面を参照しながら詳述する。
(A-1)実施形態の構成
図2は、実施形態に係るセルフレジ端末の外観構成を示す外観斜視図である。
図2において、セルフレジ端末1は、操作表示部12、バーコードスキャナ13、レシート排出口14、紙幣入出金部15、硬貨投入口16、硬貨出金部17を有する。
セルフレジ端末1は、利用者が自分で操作して購入する商品の精算を行う端末である。
操作表示部12は、バーコードスキャナ13で読み取った商品の情報等を表示したり、利用者が入力した入力情報を取り込んだりするものである。操作表示部12は、例えば、タッチパネル方式の操作表示部を適用することができる。なお、操作表示部12は、操作部と表示部とが一体となったタッチパネル方式のものに限らず、操作部と表示部とがそれぞれ物理的に別の構成のものであっても良い。
バーコードスキャナ13は、商品又は商品の値札等に付されたバーコードを読み取るものである。
レシート排出口14は、購入商品の内容を印刷したレシートを排出するものである。
紙幣入出金部15は、利用者が紙幣を挿入したり又は紙幣を取り出したりするものである。紙幣入出金部15は、例えば、紙幣入出金口を開閉可能なシャッタを有する投入方式を用いても良いし、それ以外のもの(例えば、挿入方式)を適用しても良い。利用者が紙幣を投入するときには、例えば、投入方式の場合、シャッタが紙幣入出金口を開けた後、利用者は紙幣入出金口に紙幣を投入し、その後セルフレジ端末1は、シャッタが紙幣入出金口を閉じて投入された紙幣を取り込む。またセルフレジ端末1が紙幣を返却するときには、セルフレジ端末1は紙幣入出金口に紙幣を繰り出し、その後、シャッタが開放する。
硬貨投入口16は、硬貨が投入される投入口である。
硬貨出金部17は、釣銭等で硬貨が必要なときに収納されている硬貨を払い出される出金口である。
図1は、実施形態に係るセルフレジ端末の内部構成を示すブロック図である。
図1において、セルフレジ端末1は、主制御部10、記憶部20、操作表示制御部30、バーコードスキャナ制御部40、紙幣処理装置50、硬貨処理装置60、及びレシートプリンタ70を有する。
主制御部10は、図示しないCPUを中心に構成されており、ROM、RAM、記憶部20から所定のプログラムを読み出して実行することにより、各部を制御して商品の清算、現金の入金、出金処理等の種々の処理を行う。主制御部10は、募金処理部101及び回収処理部102を有する。
募金処理部101は、利用者による商品の清算後、所定の募金に対する寄付を呼び掛ける画面等を出力し、後述する紙幣処理装置50及び硬貨処理装置60を制御して、募金のための現金の投入を受け付ける。募金処理部101は、紙幣処理装置50及び硬貨処理装置60で収納した現金(募金)の情報を募金情報D1として記憶部20に記憶させて管理する。募金処理部101の詳細は動作の項で述べる。
回収処理部102は、紙幣処理装置50の紙幣収納部54に蓄積されている紙幣及び硬貨処理装置60の硬貨収納部64の硬貨を回収する処理を行うものである。この実施形態では、管理者等が、後述する回収メニュー画面等を操作しながら、希望する回収方法を選択して、募金、若しくは売上金、又はその両方に相当する金額の現金の回収を行う。回収処理部102の詳細は動作の項で述べる。
記憶部20は、主制御部10が実行する処理プログラムやデータ等を記憶するものであり、例えば、フラッシュメモリやHDD等により構成される。記憶部20は、募金処理により紙幣処理装置50で収納した紙幣及び硬貨処理装置60で収納した硬貨に関する募金情報D1を有する。
操作表示制御部30は、主制御部10の制御の下、操作表示部12の動作を制御するものである。操作表示制御部30は、主制御部10から画面情報に基づいて、操作表示部12に画面を表示させたり、又は操作表示部12から入力された情報を主制御部10に与えたりするものである。
バーコードスキャナ制御部40は、バーコードスキャナ13を制御するものであって、例えば、バーコードスキャナ13で読み取った商品のコード情報(商品コード)を主制御部10に与える。
紙幣処理装置50は、主制御部10の制御の下、投入された紙幣を自動で計数収納し、釣銭としての紙幣を出金するものである。
図3は、実施形態に係る紙幣処理装置の詳細構成を示すブロック図である。図3において、紙幣処理装置50は、制御部51、上述の紙幣入出金部15、紙幣認識部53、紙幣収納部54、及び紙幣回収庫55を有する。
制御部51は、紙幣処理装置50全体の動作制御を行うものである。例えば、制御部51は、紙幣入出金部15のシャッタ開閉の制御を行ったり、紙幣収納部54の紙幣の収納状態(即ち、収納枚数)を管理したりする。
また、制御部51は、募金に対して利用者が寄付した累積額(紙幣に関する募金額)を記録する募金紙幣情報D2を有する。募金紙幣情報D2には、紙幣に関する募金額と共に、実際に寄付された各金種の枚数もカウントして記録される。
紙幣認識部53は、入金又は出金される紙幣の金種を識別したり、紙幣枚数を計数したり、紙幣の状態(例えば、汚損、破れ、真偽等)を判定する。紙幣認識部53による判定結果は、制御部51に通知される。
紙幣収納部54は、釣銭として使用する金種の紙幣(例えば、千円券、五千円券)と、釣銭として使用しない金種の紙幣(例えば、二千円券、一万円券)とを金種別に収納するものである。なお、変形例として、紙幣収納部54は、釣銭として使用する金種の紙幣(例えば、千円券、五千円券)のみ収納しても良い。この場合、釣銭として使用しない金種の紙幣(例えば、二千円券、一万円券)は、後述する紙幣回収庫55に収納するようにしても良い。
紙幣回収庫55は、売上金や募金として計上する紙幣を収納するものである。
硬貨処理装置60は、主制御部10の制御の下、上述の硬貨投入口16及び図示しないダクトを介して投入された硬貨を自動で計数収納し、釣銭としての硬貨を出金するものである。
図4は、実施形態に係る硬貨処理装置の詳細構成を示すブロック図である。図4において、硬貨処理装置60は、制御部61、硬貨入金部62、硬貨認識部63、硬貨収納部64、硬貨回収庫65、及び上述の硬貨出金部17を有する。
制御部61は、硬貨処理装置60全体の動作制御を行うものである。例えば、硬貨収納部64の硬貨の収納状態を管理したりする。
また、制御部61は、募金に対して利用者が寄付した累積額(硬貨に関する募金額)を記録する募金硬貨情報D3を有する。募金硬貨情報D3には、硬貨に関する募金額と共に、実際に寄付された各金種の枚数もカウントして記録される。
硬貨入金部62は、上述の硬貨投入口16及び図示しないダクトを介して投入された硬貨を収容するもので、硬貨出金部17と共に、硬貨入出金部を構成する。
硬貨認識部63は、入金又は出金される硬貨の金種を識別したり、硬貨枚数を計数したり、硬貨の状態(例えば、汚損、真偽等)を判定する。硬貨認識部63による判定結果は、制御部61に通知される。
硬貨収納部64は、硬貨を金種別に収納するものである(例えば、1円ホッパー、5円ホッパー、…)。
硬貨回収庫65は、硬貨収納部64から繰出された硬貨を収納する収納庫であって、例えば、装置から装置外に引出し可能に構成される。
レシートプリンタ70は、セルフレジ端末1で行われた処理の結果を印字したレシートを発行する。例えば、レシートプリンタ70は、バーコードスキャナ13でスキャンして精算した商品の名称や価格などが印字されたレシートを発行する。
(A-2)実施形態の動作
次に、実施形態に係るセルフレジ端末1の動作を、図面を参照しながら詳細に説明する。
(A-2-1)商品精算時の募金処理
図5は、実施形態に係るセルフレジ端末の特徴動作(商品精算時の募金処理)を示すフローチャートである。
セルフレジ端末1の主制御部10は、商品清算に係る処理を行う(S101)。即ち、バーコードスキャナ13を介して読み取られた商品の合計金額(清算金額)に対応する現金(紙幣及び又は硬貨)の投入、計数処理、現金の収納、画面表示による利用者(顧客)に対する商品精算の誘導、釣銭の払い出し、レシートの排出等を行う。
セルフレジ端末1(主制御部10の募金処理部101)は、上述のステップS101の処理の後、利用者に所定の募金を案内するための画面(以下、「募金案内画面」と呼ぶ)を操作表示部12に表示する(S102)。
図6は、実施形態に係る募金案内画面の一例を示す説明図である。図6において、募金案内画面T1は、所定の募金(△△募金)に寄付を呼びかけるメッセージと共に、募金に同意するための募金ボタンB1と、募金に同意せず、当該募金案内を閉じるための閉じるボタンB2とを有する。
募金処理部101は、募金ボタンB1が押下されると、次のステップS104を実行し、一方、閉じるボタンB2が押下されると、一連の処理を終了する(S103)。
募金処理部101は、募金ボタンB1が押下されると、利用者からの現金の投入を受け付ける(S104)。また、この際、セルフレジ端末1の操作表示制御部30は、例えば、図7に示すような募金のために現金投入を利用者に誘導するための画面(以下、「募金誘導画面」と呼ぶ)を操作表示部12に表示しても良い。
紙幣処理装置50及び硬貨処理装置60は、現金(硬貨及び又は紙幣)が投入されると、紙幣認識部53及び又は硬貨認識部63で現金の計数を行い(S105)、現金を紙幣収納部54及び又は硬貨収納部64に収納する(S106)。
なお、変形例として、セルフレジ端末1の操作表示制御部30は、上述のステップS105と、ステップS106の間に、投入された現金の金額を操作表示部12に表示して、表示された金額で募金に寄付することを利用者に確認させても良い。
紙幣処理装置50の制御部51及び又は硬貨処理装置60の制御部61は、入金された硬貨及び紙幣の金額及び金種の枚数を、募金紙幣情報D2及び又は募金硬貨情報D3に記憶する(S107)。また、紙幣処理装置50の制御部51及び又は硬貨処理装置60の制御部61は、記憶した募金紙幣情報D2及び又は募金硬貨情報D3を主制御部10に通知しても良い。主制御部10は、募金紙幣情報D2及び又は募金硬貨情報D3を募金情報D1に記憶する。
募金処理部101は、利用者に募金の完了を確認させるための画面(以下、「募金完了画面」と呼ぶ)を操作表示部12に表示する(S108)。
図8は、実施形態に係る募金完了画面の一例を示す説明図である。図8において、募金完了画面T3では、所定の募金(△△募金)に寄付した寄付金額(〇〇円)を示すメッセージと共に、募金を完了するための募金完了ボタンB3が示されている。上記寄付金額は、つまり、紙幣処理装置50及び硬貨処理装置60に投入された硬貨及び又は紙幣の金額である。なお、図8は、一例であって、例えば、寄付金額を表示しなくても良いし、また、募金への寄付を中止するためのキャンセルボタン等を別途設けても良い。さらに、投入された金額(寄付金額)を表示すると共に、募金に寄付するか、又は投入された現金を返却するためのボタン等を備える確認画面を表示しても良い。また、図8の募金完了画面T3の表示中に、新たに現金が投入されれば、入金を受け付けても良く、その場合、募金完了画面T3の寄付金額の更新を行う。
募金処理部101は、募金完了ボタンB3が押下されると、一連の処理を終了する。
(A-2-2)募金回収の処理(動作)
図9は、実施形態に係るセルフレジ端末の特徴動作(募金回収処理)を示すフローチャートである。
セルフレジ端末1は、例えば、操作表示部12を介して、利用者(例えば、管理者等)によってID及びパスワード等を入力させることにより、利用者の正当性を認証し、回収処理の受付を開始する(S201)。
セルフレジ端末1(主制御部10の回収処理部102)は、利用者に所定の回収方法を選択させるための画面(以下、「回収メニュー画面」と呼ぶ)を操作表示部12に表示する(S202)。
図10は、実施形態に係る回収メニュー画面の一例を示す説明図である。図10において、回収メニュー画面T4は、全回収(紙幣収納部54内の紙幣及び硬貨収納部64内の硬貨の全回収)、紙幣全回収(紙幣収納部54内の紙幣の全回収)、硬貨全回収(硬貨収納部64内の紙幣の全回収)、枚数残置回収(金種ごとに決められた枚数だけ残して回収)、金額残置回収(決められた金額だけ残して回収)、個別回収(金種ごとに回収する枚数を選択して回収)、及び募金回収(募金金額分の現金のみを回収)の項目を有する。
回収処理部102は、操作表示部12に表示された回収メニュー画面T4を介して利用者から「募金回収」の選択を受け付けると、募金回収処理を開始する(S203)。
回収処理部102は、利用者に募金回収の方式を選択させるための画面(以下、「募金回収メニュー画面」と呼ぶ)を操作表示部12に表示する(S204)。
図11は、実施形態に係る募金回収メニュー画面の一例を示す説明図である。図11において、募金回収メニュー画面T5は、募金額の現金を、最小枚数となる組み合わせの金種及び枚数の構成で回収する「最小構成回収」、及び募金処理により紙幣処理装置50及び硬貨処理装置60に収納された各金種の貨幣の枚数と同一の構成で現金を回収する「実枚数回収」の項目を有する。
回収処理部102は、上述の募金回収メニュー画面T5を介して、利用者から「最小構成回収」が選択されると、次のステップS206を実行し、一方、「実枚数回収」が選択されると、後述するステップS207の処理を実行する(S205)。
回収処理部102は、上述のステップS207で、「最小構成回収」が選択されると、記憶部20に記憶される募金情報D1から募金額を求め、当該募金額の硬貨及び又は紙幣を最小構成で回収するように制御する(S206)。一方、回収処理部102は、上述のステップS207で、「実枚数回収」が選択されると、記憶部20に記憶される募金情報D1から募金処理により収納された金種枚数を求め、募金処理により紙幣処理装置50及び硬貨処理装置60に収納された各金種の紙幣硬貨の枚数と同一の構成で募金額の硬貨及び又は紙幣を回収するように制御する(S207)。
即ち、紙幣処理装置50は、紙幣収納部54から回収すべき紙幣を繰り出し、紙幣認識部53で当該回収すべき紙幣を計数した後、紙幣回収庫55に搬送する。また、硬貨処理装置60は、硬貨収納部64から回収すべき硬貨を繰り出し、硬貨認識部63で当該回収すべき硬貨を計数した後、硬貨回収庫65に搬送する。
利用者によって、紙幣回収庫55及び又は硬貨回収庫65の紙幣及び又は硬貨を回収されることによって一連の処理が終了する(S208)。
(A-2-3)募金回収以外の回収動作
次に、上述の回収メニュー画面T4で、「募金回収」以外の回収動作が選択された場合(例えば、「全回収」が選択)の回収動作について説明を行う。
「募金回収」以外の回収動作については、募金と共に売上金を回収するか否かを予め設定する画面(以下、「回収動作設定画面」と呼ぶ)を介して選択された設定に従って、動作する。
図12は、実施形態に係る回収動作設定画面の一例を示す説明図である。図12において、回収動作設定画面T6は、売上金額と募金額を含む全額現金を回収する設定である「全額回収」、及び募金額の現金を紙幣処理装置50及び硬貨処理装置60に残置して、売上金の現金を回収する「募金金額のみ残置する」の項目を有する。
セルフレジ端末1は、上述の回収メニュー画面T4を介して利用者から「募金回収」以外の回収動作の選択を受け付けると、上述の「全額回収」又は「募金金額のみ残置する」のいずれか設定された回収方式に従って動作する。
なお、「全額回収」が設定された場合の動作は、売上金額に募金額(記憶部20に記憶される募金情報D1から求まる募金額)を加算した金額に基づいて回収処理を行う。ただし、操作表示部12には回収する売上金と共に回収する募金額等の情報を表示しても良い(レシートとして回収結果を出力する場合も同様である)。また、「募金金額のみ残置する」が設定された場合の回収動作は、従来と同様となる。
(A-3)実施形態の効果
本実施形態によれば、以下の効果を奏する。
セルフレジ端末1は、利用者が商品を清算した後にお釣りを募金したい場合に募金箱に現金を収納することなく、装置内部に募金としての現金を収納し、その際に計数して募金額の金額を累積して記録することで、従来の募金箱に収納した場合に発生する貯まった現金の金額を精査するという手間を減らすことができる。また、セルフレジ端末1の内部で寄付金の収納・保管を行うので、募金箱を別途設ける場合等に比べて、寄付金そのものの安全性が確保されることになる。
さらに、セルフレジ端末1は、紙幣及び硬貨を回収する際に、(1)募金金額のみ、(2)売上金額のみ、(3)募金金額、売上金額の合計額、の3つの回収額を設定し、選択することができるため、利用者のニーズに合わせることができる。また、募金する機会が増えることで募金額が増え店舗側の社会貢献度が上がるといった効果も得られる。
(B)他の実施形態
上述した実施形態においても種々の変形実施形態を言及したが、本発明は、以下の変形実施形態にも適用できる。
(B-1)上述した実施形態では、商品の清算後に募金に対して寄付を行う例を示したが、変形例として、お釣りが存在する場合には、お釣を募金として案内しても良い。
図13は、変形形態に係るセルフレジ端末の特徴動作(お釣りの募金処理)を示すフローチャートである。
図13に示すように、セルフレジ端末1は、商品の清算中に(S301)、精算金額と入金額との差額の金銭(お釣り)が発生したか否か判定する(S302)。なお、変形例として、例えば、お釣りが所定額(例えば、999円)以下か否か判定して、お釣りが所定額以下の場合のみ次のステップS303の処理を実行しても良い。また、お釣りが硬貨のみか否か判定して、お釣りが硬貨の場合のみ次のステップS303の処理を実行しても良い。
セルフレジ端末1(主制御部10の募金処理部101)は、上述のステップS302でお釣りが発生したと判定された場合、お釣りを募金するための募金案内画面を操作表示部12に表示する(S303)。また、上述のように、募金処理部101は、お釣りが所定額(例えば、999円)以下の場合、又はお釣りが硬貨の場合のみ、上記募金案内画面を操作表示部12に表示しても良い。
図14は、変形実施形態に係る募金案内画面の一例を示す説明図である。図14において、募金案内画面T7は、所定の募金(△△募金)に対してお釣りを寄付することを呼びかけるメッセージと共に、お釣りの寄付を同意するための募金ボタンB4と、お釣りの返還を希望するための現金ボタンB5とを有する。
募金処理部101は、募金ボタンB4が押下されると、次のステップS305の処理を実行し、一方、現金ボタンB5が押下されると、後述するステップS307の処理を実行する(S304)。
紙幣処理装置50の制御部51及び又は硬貨処理装置60の制御部61は、お釣りの硬貨及び紙幣の金額及び金種の枚数を、募金紙幣情報D2及び又は募金硬貨情報D3に記憶する(S305)。また、紙幣処理装置50の制御部51及び又は硬貨処理装置60の制御部61は、記憶した募金紙幣情報D2及び又は募金硬貨情報D3を主制御部10に通知しても良い。主制御部10は、募金紙幣情報D2及び又は募金硬貨情報D3を募金情報D1に記憶する。
セルフレジ端末1は、清算した商品及び募金の情報が記載されたレシートを発行する(S306)。
一方、セルフレジ端末1は、上述のステップS302でお釣りが無しの場合、又は上述のステップS304でお釣りを寄付しない(お釣りを返還する)場合、従来と同様の処理を行う(S307)。
上述の変形例(図13)によれば、利用者がお釣りを募金に寄付することが可能となる他に、利用者にお釣の存在を画面で知らせることにもなるため、お釣(釣銭)の取り忘れ防止の効果も奏する。
(B-2)上述した実施形態では、本発明の貨幣取扱装置をセルフレジ端末1に適用する例について示したが、これに限定されるものでは無く、例えば、セミセルフレジやレーンレジ等の装置にも本発明の貨幣取扱装置を適用することができる。
(B-3)変形例として、セルフレジ端末1は、上述した実施形態で述べた変形例の構成及び機能の全部又は一部を組み合わせて使用しても良い。
1…セルフレジ端末、10…主制御部、12…操作表示部、13…バーコードスキャナ、14…レシート排出口、15…紙幣入出金部、16…硬貨投入口、17…硬貨出金部、20…記憶部、30…操作表示制御部、40…バーコードスキャナ制御部、50…紙幣処理装置、51…制御部、53…紙幣認識部、54…紙幣収納部、55…紙幣回収庫、60…硬貨処理装置、61…制御部、62…硬貨入金部、63…硬貨認識部、64…硬貨収納部、65…硬貨回収庫、70…レシートプリンタ、101…募金処理部、102…回収処理部、B1…募金ボタン、B2…ボタン、B3…募金完了ボタン、B5…募金ボタン、B6…現金ボタン、D1…募金情報、D2…募金紙幣情報、D3…募金硬貨情報、T1…募金案内画面、T2…募金誘導画面、T3…募金完了画面、T4…回収メニュー画面、T5…募金回収メニュー画面、T6…回収動作設定画面。

Claims (11)

  1. 利用者による貨幣の入金を受け付けると共に、利用者に釣銭を払い出すための入出金部と、
    利用者からの操作を受け付けると共に、利用者に対して案内を表示する操作表示部と、
    前記入出金部に投入された貨幣を収納するための収納部と、
    前記貨幣の入金と前記釣銭の払い出しを制御する制御部とを有し、
    前記制御部は、精算時の所定のタイミングで、前記操作表示部に募金への寄付を促す表示をさせ、前記入出金部に貨幣が投入された場合には、当該貨幣を募金への寄付金として前記収納部に収納する
    ことを特徴とする貨幣取扱装置。
  2. 前記入出金部に投入された貨幣を認識する貨幣認識部をさらに有し、
    前記制御部は、前記操作表示部に募金への寄付を促す表示をした後、前記入出金部に貨幣が投入された場合には、前記貨幣認識部により投入された前記貨幣を計数し、利用者に対して、投入された前記貨幣の計数結果を表示させることを特徴とする請求項1に記載の貨幣取扱装置。
  3. 前記制御部は、前記計数結果を表示すると共に、投入された前記貨幣を募金への寄付金とするか、又は返却するかを選択させる募金確認画面を前記操作表示部に表示させることを特徴とする請求項2に記載の貨幣取扱装置。
  4. 前記制御部は、前記所定のタイミングで、利用者に募金への寄付の意思表示を選択させる募金案内画面を前記操作表示部に表示させることを特徴とする請求項1~3のいずれかに記載の貨幣取扱装置。
  5. 前記制御部は、前記所定のタイミングとして、利用者に払い出す前記釣銭があった場合に、前記釣銭が払い出されたタイミングで前記募金案内画面を前記操作表示部に表示させることを特徴とする請求項4に記載の貨幣取扱装置。
  6. 前記制御部は、前記所定のタイミングとして、利用者に払い出す前記釣銭があった場合で、前記釣銭が所定額以下のときに前記募金案内画面を前記操作表示部に表示させることを特徴とする請求項4に記載の貨幣取扱装置。
  7. 前記制御部は、前記所定のタイミングとして、利用者に払い出す前記釣銭があった場合で、前記釣銭が硬貨のみでの払い出しのときに前記募金案内画面を前記操作表示部に表示させることを特徴とする請求項4に記載の貨幣取扱装置。
  8. 前記募金に関する情報を記憶する記憶部を有し、
    前記制御部は、募金への寄付金の累積額である募金額を前記記憶部に記憶させることを特徴とする請求項1~7のいずれかに記載の貨幣取扱装置。
  9. 前記制御部は、操作者からの指示に基づいて、前記収納部に収納されている貨幣を前記募金額分回収させる募金回収処理を行うことを特徴とする請求項8に記載の貨幣取扱装置。
  10. 前記制御部は、前記募金額分の貨幣を、最小枚数となる組み合わせの金種及び枚数の構成で回収することを特徴とする請求項9に記載の貨幣取扱装置。
  11. 前記制御部は、前記募金額分の貨幣を、募金処理で前記収納部に収納された各金種の貨幣の枚数と同一の構成で回収することを特徴とする請求項9に記載の貨幣取扱装置。
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