JPH0722682A - レーザ出力制御方式 - Google Patents

レーザ出力制御方式

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JPH0722682A
JPH0722682A JP5165437A JP16543793A JPH0722682A JP H0722682 A JPH0722682 A JP H0722682A JP 5165437 A JP5165437 A JP 5165437A JP 16543793 A JP16543793 A JP 16543793A JP H0722682 A JPH0722682 A JP H0722682A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 CNCからの指令信号を受けてレーザ出力の
制御を行うレーザ出力制御方式に関し、レーザ加工時に
おけるCNCからの波形データ転送時間を大幅に削減で
きるようにする。 【構成】 出力制御手段36は、CNCからの出力指令
を受け取ると、出力制御回路30側のレジスタ351〜
358及びメモリ34に予め格納されている登録データ
及び波形データを読み取り、次に、指定された波形デー
タの波高値に対して登録データの一つである波形倍率値
及びPMC18に予め設定したオーバライド値を掛け
て、波形データを所望の波高値を持つ波形とする。続い
て、登録データの周波数及び出力回数を用いて波形デー
タの繰り返し周期、及び繰り返し回数を求める。出力制
御手段36は、このようにして求めた出力波形をレーザ
発振器用電源に出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はCNCからの指令信号を
受けてレーザ出力の制御を行うレーザ出力制御方式に関
する。
【0002】
【従来の技術】CNCレーザ加工機を用いて穴開け加工
を行うとき、CNCは、その穴開け加工に必要な波形デ
ータ、繰り返し周波数及び出力回数(以下、「出力デー
タ」と総称する)を予めレーザ発振器側の出力制御回路
(波形制御回路)に転送したのち、ビームオンの指令を
行う。
【0003】したがって、穴開け加工を複数の加工条件
で連続して行わなけらばならないとき、CNCは、上記
手法に従って出力データの転送とビームオン指令を、そ
の複数の加工条件の数と同じ回数だけ交互に繰り返し行
っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一つの穴開
け加工を行う場合、プリ加工、メイン加工、クリーン加
工の3工程を加工条件を変えながら連続して実行しなけ
ればならない。
【0005】このような加工の場合、CNCは、プリ加
工の出力データを転送してビームオンの指令を行い、次
にメイン加工の出力データを転送してビームオンの指令
を行い、最後にクリーン加工の出力データを転送してビ
ームオンの指令を行うといったように、工程毎にデータ
転送を行っていたため、一つの穴開け加工を行うだけで
も3回の転送が必要となり、全体としては、穴の個数×
3回の転送時間が無駄時間となっていた。
【0006】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、レーザ加工時におけるCNCからの波形デー
タ転送時間を大幅に削減することができるレーザ出力制
御方式を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、CNC(数値制御装置)からの指令信号
を受けてレーザ出力の制御を行うレーザ出力制御方式に
おいて、前記CNCから転送されてきた種々の波形デー
タを第1の記憶領域に格納する波形データ格納制御手段
と、前記CNCから転送されてきた、前記波形データの
指定を含む登録データを第2の記憶領域に格納する登録
データ格納制御手段と、前記CNCからの指令に応じて
読み取った前記第2の記憶領域内の前記登録データに基
づいて出力波形を生成し前記出力波形をレーザ発振器側
に送り出してレーザ出力を制御する出力制御手段と、を
有することを特徴とするレーザ出力制御方式が、提供さ
れる。
【0008】
【作用】波形データ格納制御手段は、CNCから転送さ
れてきた種々の波形データを第1の記憶手段に格納す
る。登録データ格納制御手段は、CNCから転送されて
きた登録データを第2の記憶領域に格納する。出力制御
手段は、CNCからの指令に応じて第2の記憶領域内の
登録データを読み取る。この登録データには、第1の記
憶領域に格納された波形データの指定が含まれており、
出力制御手段は、その波形データをベースにして出力波
形を生成し、その生成した出力波形をレーザ発振器側に
送り出してレーザ出力を制御する。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は本発明のレーザ出力制御方式の全体構成
を示すブロック図である。図において、レーザ出力制御
方式は、レーザ加工機(例えばパルス発振型YAGレー
ザ加工機)におけるレーザ発振器の出力波形を制御する
ためのものであり、CNC(数値制御装置)10と出力
制御回路30とから構成される。このCNC10及び出
力制御回路30は、いずれもCPU(プロセッサ)を中
心に構成されている。
【0010】CNC10の前処理手段12はプログラム
11を読み取り、そのGコード等から指令内容を判別す
る。波形データ転送手段15は、メモリ13に予め格納
されている波形データ群の波形データを、インタフェー
ス19を経由して出力制御回路30側に転送する。
【0011】波形データ群は、複数組(例えば8組)の
波形データから成り、その1組の波形データは、図2に
示すように、さらに複数ステップ(ここでは20ステッ
プ)で構成される。この波形データは、「G26P K
I ;」のプログラム指令でメモリ13内に作成され
る。ここで、G26は波形データの設定と転送を指令す
るコードであり、アドレスP、K、Iの後のブランクに
はそれぞれ数字が設定される。アドレスPの後の数字は
各組に付された波形番号(1〜8)を、アドレスKの後
の数字は各ステップに付されたステップ番号(1〜2
0)を、アドレスIの後の数字は各ステップの波高値を
それぞれ表す。波高値は最大1000アンペア、設定単
位1アンペアの電流指令値として設定される。また、1
ステップの時間幅は0.1msecである。
【0012】図3は上記プログラム指令で入力された波
形データ群を画面表示させたときの図である。プログラ
ム指令で入力された8組の波形データ(波形番号1〜
8)は、図に示すように、CRT等の画面41及び42
に表示され、画面41には、ステップ1〜ステップ15
の波形データが、次の画面42には、ステップ16〜ス
テップ20の波形データがそれぞれ表示される。ここ
で、各ステップのデータは、そのステップでの波高値
(電流指令値)を示している。画面41、42の下段に
表示されたソフトキーのうちの操作キー41a、42a
を押すと、画面上でデータの変更を行えるようになり、
変更完了後の波形データ群は、ここでは図示されていな
い登録用ソフトキーを押すことにより、メモリ13に更
新登録される。
【0013】このようにして入力または登録された波形
データ群は、上述したように、図1の波形データ転送手
段15によって出力制御回路30側に転送される。この
転送は、「G26L50P ;」のプログラム指令で波
形番号毎に行われる。ここで、L50は転送指令であ
り、アドレスPの後に設定される数字は波形番号を表
す。その波形番号の20ステップ分の波形データが出力
制御回路30側に転送される。出力制御回路30側の波
形データ格納制御手段32は、その20ステップ分の波
形データをインタフェース31を通して受け取り、メモ
リ34にその波形番号毎に格納する。
【0014】図1において、出力制御回路30のレジス
タ領域35には、8個のレジスタ351、352、・・
・、358が設けられている。この8個のレジスタ35
1〜358の各々は、さらに3つの区分領域に分割さ
れ、その各々に詳細は後述する登録データが格納され
る。この各レジスタ内の3つの区分領域は、例えば1つ
の穴開け加工を行う場合のプリ加工、メイン加工、クリ
ーン加工の3工程の加工条件(出力波形)を連続して設
定しておくためのものであり、最初の区分領域(区分領
域1)にはプリ加工を実行するための登録データが、次
の区分領域(区分領域2)にはメイン加工を実行するた
めの登録データが、最後の区分領域(区分領域3)に
は、クリーン加工を実行するための登録データがそれぞ
れ格納される。
【0015】CNC10側の登録データ転送手段16
は、上記のレジスタ351〜358の各区分領域に登録
データを登録すべく、登録データの転送を行う。その登
録データの転送は、「G25L J P K R S
;」のプログラム指令で行われる。ここで、G25は
登録データの設定と転送を指令するコードであり、アド
レスL、J、P、K、R、Sの後のブランクにはそれぞ
れ数字が設定される。アドレスL、Jで登録データの行
き先指定が、アドレスP、K、R、Sで登録データの設
定が行われる。アドレスLの後の数字はレジスタ351
〜358に付されたレジスタ番号(1〜8)を、またア
ドレスJの後の数字は実行順序に相当する各区分領域に
付された区分領域番号(1〜3)をそれぞれ表し、登録
データは、そのアドレスLで指定されたレジスタ番号で
あってかつアドレスJで指定された区分領域番号の領域
に格納される。アドレスPの後に付された数字は波形番
号(1〜8)を、アドレスKの後に付された数字は波形
倍率を、アドレスRの後に付された数字は出力周波数
を、また、アドレスSの後に付された数字は出力回数を
それぞれ表す。
【0016】波形倍率は波形番号で指定された波形デー
タの波高値に対する倍率であり、例えば30〜100%
の範囲で1%毎に設定することができる。出力周波数は
波形データの繰り返し周期を設定するためのものであ
り、例えば1〜200MHzの範囲で1Hz毎に設定す
ることができる。また、出力回数は波形データの繰り返
し回数であり、例えば0〜999の範囲で1回を単位と
して設定することができる。出力回数を−1に設定する
と、繰り返し回数は特に制限されないことになる。
【0017】上述したように、登録データ転送手段16
は、上記の登録データをインタフェース19を経由して
出力制御回路30側に転送する。出力制御回路30側の
登録データ格納制御手段33は、その登録データをイン
タフェース31を通して受け取り、指定されたレジスタ
351〜358であってかつそのレジスタの中の指定さ
れた区分領域に格納する。
【0018】図4は上記レジスタに登録された登録デー
タの構成を示す図である。図において、指令番号はLで
指定されるレジスタ番号を、実行順序はJで指定される
区分領域をそれぞれ示しており、各区分領域毎に波形番
号、波形倍率、周波数及び出力回数から成る登録データ
が設定される。
【0019】図5は上記登録データを画面表示させたと
きの図である。プログラム指令でレジスタ351〜35
8の各区分領域に入力された登録データを画面表示する
と、図に示すようになる。CRT等の画面43では、レ
ジスタ番号毎に、かつその区分領域(実行順序)毎に、
波形番号、波形倍率、周波数及び出力回数が表示され
る。画面43の下段に表示された操作用ソフトキー43
aを押すと、画面上でデータの変更を行えるようにな
り、変更完了後の登録データは、ここでは図示されてい
ない登録用ソフトキーを押すことにより、レジスタ35
1〜358に更新登録される。
【0020】図1に戻って、CNC10の出力指令手段
17は、「G24L ;」のプログラム指令に応じて、
ビームオンオフの指令及び出力波形生成の指令をインタ
フェース19及び31を通して出力制御回路30側に送
る。ここで、G24はビームオンを指令するコードであ
る。また、Lの後のブランクに設定される数字は実行す
べきレジスタの番号である。出力制御回路30の出力制
御手段36は、この「G24L ;」で表された出力指
令を受け取ると、レジスタ番号に該当するレジスタ35
1〜358の登録データ、及びその登録データの一つで
ある波形番号で指定されたメモリ34内の波形データを
読み取る。また、操作盤21を用いてPMC18に入力
されたオーバライド値をインタフェース19及び31を
通して読み取る。なお、オーバライド値には、波形デー
タの波高値(電流指令値)に対するものと、周波数に対
するものとの2種類がある。出力制御手段36は、その
読み取った諸データを用いて出力波形の制御を行う。そ
のときの制御手順を図6を用いて説明する。
【0021】図6は出力波形制御の説明図であり、
(A)、(B)及び(C)はその第1、第2、第3段階
をそれぞれ示している。出力制御手段36は、CNC1
0側からの出力指令を受け取ると、上述したように、先
ず登録データ、波形データ及びオーバライド値を読み取
る。次に、図6(A)及び(B)に示すように、指定さ
れた波形データの波高値に対して登録データの一つであ
る波形倍率値及びオーバライド値を掛けて、波形データ
を所望の波高値を持つ波形とする。続いて、図6(C)
に示すように、登録データの周波数及び出力回数を用い
て波形データの繰り返し周期T、及び繰り返し回数Nを
求める。出力制御手段36は、このようにして求めた出
力波形(図6(C))をレーザ発振器(例えばYAGレ
ーザ発振器)に出力する。なお、上記の周波数の値は、
オーバライド値が設定されているときはそのオーバライ
ド値を掛けた値を取る。
【0022】以上述べたように、本実施例では、出力制
御回路30側に予め波形データ及び登録データを格納
し、レーザ加工時にはCNC10側からのビームオン指
令と登録データ指定の指令のみを受け取って出力波形制
御を行うように構成した。このため、出力波形が変化す
る加工であっても、波形データをCNC10側から送る
必要がなく、連続して一連のレーザ加工を行うことがで
きる。したがって、波形データ転送に要していた時間を
大幅に削減することができる。
【0023】また、複数の波形データをベースにし、し
かもそれぞれに波形倍率やオーバライド値を掛けること
により出力波形を生成するので、所望の出力波形を簡単
に得ることができる。
【0024】さらに、CNCで行う出力指令は、ビーム
オンの指令とレジスタ番号の指定だけでよいので、出力
指令も簡単に行うことができる。上記の説明では、本発
明を穴開け加工に適用するようにしたが、他のレーザ加
工、例えば切削加工に対しても同様に適用することがで
きる。その場合、出力回数を−1に設定することによ
り、繰り返し回数の制限が解除され、切断途中で繰り返
し回数に達して出力が停止するようなことを防止するこ
とができる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、CNC
側からの指令を受けて動作する出力制御手段側に予め波
形データ及び登録データを格納し、レーザ加工時にはC
NC側からのビームオン指令と登録データ指定の指令の
みで出力波形制御を行うように構成した。このため、出
力波形が変化する加工であっても、波形データをCNC
側から送る必要がなく、連続して一連のレーザ加工を行
うことができる。したがって、波形データ転送に要して
いた時間を大幅に削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のレーザ出力制御方式の全体構成を示す
ブロック図である。
【図2】1組の波形データを示す図である。
【図3】プログラム指令で入力された波形データ群を画
面表示させたときの図である。
【図4】レジスタに登録された登録データの構成を示す
図である。
【図5】登録データを画面表示させたときの図である。
【図6】出力波形制御の説明図であり、(A)、(B)
及び(C)はその第1、第2、第3段階をそれぞれ示し
ている。
【符号の説明】
10 CNC 11 プログラム 12 前処理手段 13,34 メモリ 15 波形データ転送手段 16 登録データ転送手段 17 出力指令手段 18 PMC 19,31 インタフェース 30 出力制御回路 32 波形データ格納制御手段 33 登録データ格納制御手段 35 レジスタ領域 36 出力制御手段 351〜358 レジスタ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年7月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】したがって、穴開け加工を複数の加工条件
で連続して行わなけばならないとき、CNCは、上記
手法に従って出力データの転送とビームオン指令を、そ
の複数の加工条件の数と同じ回数だけ交互に繰り返し行
っていた。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、CNC(数値制御装置)からの指令信号
を受けてレーザ出力の制御を行うレーザ出力制御方式に
おいて、前記CNCから転送されてきた種々の波形デー
タを第1の記憶領域に格納する波形データ格納制御手段
と、前記CNCから転送されてきた、前記波形データの
指定を含む登録データを第2の記憶領域に格納する登録
データ格納制御手段と、前記CNCからの指令に応じて
前記第2の記憶領域内の前記登録データを読み取り出力
波形を生成し前記出力波形をレーザ発振器用電源出力
する出力制御手段と、を有することを特徴とするレーザ
出力制御方式が、提供される。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】
【作用】波形データ格納制御手段は、CNCから転送さ
れてきた種々の波形データを第1の記憶手段に格納す
る。登録データ格納制御手段は、CNCから転送されて
きた登録データを第2の記憶領域に格納する。出力制御
手段は、CNCからの指令に応じて第2の記憶領域内の
登録データを読み取る。この登録データには、第1の記
憶領域に格納された波形データの指定が含まれており、
出力制御手段は、その波形データをベースにして出力波
形を生成し、その生成した出力波形をレーザ発振器用電
に送りレーザ出力を制御する。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は本発明のレーザ出力制御方式の全体構成
を示すブロック図である。図において、レーザ出力制御
方式は、レーザ加工機(例えばパルス発振型YAGレー
ザ加工機)におけるレーザ発振器の出力波形を制御する
ためのものであり、CNC(数値制御装置)10と出力
制御回路30とから構成される。このCNC10及び出
力制御回路30は、いずれもマイクロプロセッサ構成
なっている。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】波形データ群は、複数組(例えば8組)の
波形データから成り、その1組の波形データは、図2に
示すように、さらに複数ステップ(ここでは20ステッ
プ)で構成される。この波形データは、「G26P K
I ;」のプログラム指令でメモリ13内に作成され
る。ここで、G26は波形データの設定と転送を指令す
るコードであり、アドレスP、K、Iの後のブランクに
はそれぞれ数字を指令する。アドレスPの後の数字は各
組に付された波形番号(1〜8)を、アドレスKの後の
数字は各ステップに付されたステップ番号(1〜20)
を、アドレスIの後の数字は各ステップの波高値をそれ
ぞれ表す。波高値は最大1000アンペア、設定単位1
アンペアの電流指令値として設定される。また、1ステ
ップの時間幅は0.1msecである。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】CNC10側の登録データ転送手段16
は、上記のレジスタ351〜358の各区分領域に登録
データを登録すべく、登録データの転送を行う。その登
録データの転送は、「G25L J P K R S
;」のプログラム指令で行われる。ここで、G25は
登録データの設定と転送を指令するコードであり、アド
レスL、J、P、K、R、Sの後のブランクにはそれぞ
れ数字が指令される。アドレスL、Jで登録データの行
き先指定が、アドレスP、K、R、Sで登録データの設
定が行われる。アドレスLの後の数字はレジスタ351
〜358に付されたレジスタ番号(1〜8)を、またア
ドレスJの後の数字は実行順序に相当する各区分領域に
付された区分領域番号(1〜3)をそれぞれ表し、登録
データは、そのアドレスLで指定されたレジスタ番号で
あってかつアドレスJで指定された区分領域番号の領域
に格納される。アドレスPの後に付された数字は波形番
号(1〜8)を、アドレスKの後に付された数字は波形
倍率を、アドレスRの後に付された数字は出力周波数
を、また、アドレスSの後に付された数字は出力回数を
それぞれ表す。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】図6は出力波形制御の説明図であり、
(A)、(B)及び(C)はその第1、第2、第3段階
をそれぞれ示している。出力制御手段36は、CNC1
0側からの出力指令を受け取ると、上述したように、先
ず登録データ、波形データ及びオーバライド値を読み取
る。次に、図6(A)及び(B)に示すように、指定さ
れた波形データの波高値に対して登録データの一つであ
る波形倍率値及びオーバライド値を掛けて、波形データ
を所望の波高値を持つ波形とする。続いて、図6(C)
に示すように、登録データの周波数及び出力回数を用い
て波形データの繰り返し周期T、及び繰り返し回数Nを
求める。出力制御手段36は、このようにして求めた出
力波形(図6(C))をレーザ発振器(例えばYAGレ
ーザ発振器)用電源に出力する。なお、上記の周波数の
値は、オーバライド値が設定されているときはそのオー
バライド値を掛けた値を取る。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CNC(数値制御装置)からの指令信号
    を受けてレーザ出力の制御を行うレーザ出力制御方式に
    おいて、 前記CNCから転送されてきた種々の波形データを第1
    の記憶領域に格納する波形データ格納制御手段と、 前記CNCから転送されてきた、前記波形データの指定
    を含む登録データを第2の記憶領域に格納する登録デー
    タ格納制御手段と、 前記CNCからの指令に応じて読み取った前記第2の記
    憶領域内の前記登録データに基づいて出力波形を生成し
    前記出力波形をレーザ発振器側に送り出してレーザ出力
    を制御する出力制御手段と、 を有することを特徴とするレーザ出力制御方式。
  2. 【請求項2】 前記波形データは複数ステップで一組と
    して構成され、前記複数ステップの各ステップ毎に波高
    値が設定されていることを特徴とする請求項1記載のレ
    ーザ出力制御方式。
  3. 【請求項3】 前記第2の記憶領域は複数のレジスタか
    ら成り、前記各レジスタは複数の段階を経て行うレーザ
    加工の実行順序に対応して前記登録データを格納すべく
    分割された区分領域から成ることを特徴とする請求項1
    記載のレーザ出力制御方式。
  4. 【請求項4】 前記登録データ格納制御手段は、前記登
    録データを前記レジスタの区分領域に格納することを特
    徴とする請求項3記載のレーザ出力制御方式。
  5. 【請求項5】 前記登録データは、前記波形データの指
    定番号、前記波形データの波高値に掛ける倍率値、繰り
    返し周波数及び出力回数を一組として構成されているこ
    とを特徴とする請求項1記載のレーザ出力制御方式。
  6. 【請求項6】 前記出力制御手段は、前記CNC内のP
    MC(プログラマブル・コントローラ)から転送されて
    きたオーバライド信号で前記波形データの波高値及び繰
    り返し周波数にオーバライドをかけることを特徴とする
    請求項5記載のレーザ出力制御方式。
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