JPH07225354A - 眼鏡つる - Google Patents

眼鏡つる

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JPH07225354A
JPH07225354A JP6042040A JP4204094A JPH07225354A JP H07225354 A JPH07225354 A JP H07225354A JP 6042040 A JP6042040 A JP 6042040A JP 4204094 A JP4204094 A JP 4204094A JP H07225354 A JPH07225354 A JP H07225354A
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hole
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shaft
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Mitsuo Kobayashi
光男 小林
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I PRO-TAA KOBAYASHI KK
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    • G02C5/00Constructions of non-optical parts
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    • G02C5/146Side-members having special front end
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02CSPECTACLES; SUNGLASSES OR GOGGLES INSOFAR AS THEY HAVE THE SAME FEATURES AS SPECTACLES; CONTACT LENSES
    • G02C2200/00Generic mechanical aspects applicable to one or more of the groups G02C1/00 - G02C5/00 and G02C9/00 - G02C13/00 and their subgroups
    • G02C2200/10Frame or frame portions made from wire

Abstract

(57)【要約】 【目的】 つる本体と連結部材との枢着部の構造を簡易
なものとして、テンプルの組立能率を向上する。 【構成】 つる本体5の前端に枢軸19を折曲形成す
る。連結部材3の中間に一体形成した軸受部11に軸孔
20を設ける。該軸孔20に前記軸孔19を圧入する。
これにより、連結部材3に対してつる本体5が折曲可能
に枢着された眼鏡つる1が得られる。つる本体の前端側
の部分が、連結部材の後端に折曲形成したストッパ部1
0に衝合することにより、該眼鏡つる1は展開状態に保
持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、つる本体及び連結部材
の何れか一方に設けた軸孔にその他方に設けた枢軸を挿
入して枢着部を構成した眼鏡つるに関するものである。
【0002】
【従来の技術】連結部材につる本体を折曲可能に枢着し
てなる眼鏡つるにおける従来の枢着部構造は、通常、連
結部材の後端とつる本体の前端に夫々蝶番片をロウ付す
ると共に、該両蝶番片を噛み合わせ且つ両者を枢軸によ
り連結してなるものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の枢着
部構造は、熟練を要してしかも手間のかかるロウ付工程
を必須としたために、眼鏡つるの製作能率が悪い問題が
あった。
【0004】特に細身の眼鏡つるを対象とする場合は、
それに合わせて、上下幅が小さい特殊な小形蝶番片を製
作しなければならない製作上の困難があった他、ロウ付
面積が小さいためにそのロウ付に困難が伴う問題があっ
た。その上、蝶番片の軸受部が薄肉であるためにその付
け根部分が折損し易く蝶番の強度が持たない問題があっ
た。
【0005】又近年においては、チタン合金やアルミニ
ウム、超弾性合金等の、特殊雰囲気下におけるロウ付を
必要としたりロウ付に先立って特殊被覆処理を施さなけ
ればならないような素材が、眼鏡用の素材として採用さ
れるようになってきているため、そのロウ付に高度の技
術を要する問題があった。
【0006】本発明は、かかる問題点を解決しうる眼鏡
つるの提供を目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は以下の手段を採用する。即ち本発明に係る
眼鏡つるは、リム又はレンズに連結される連結部材につ
る本体を折曲可能に枢着してなる眼鏡つるにおいて:連
結部材の所要部位に一体形成した軸受部に、軸心が上下
方向を向く貫通孔又は盲孔としての挿入孔を設け、該挿
入孔に樹脂製の軸受部材を固定状態に嵌着して、軸心が
上下方向を向く軸孔を形成する一方、つる本体には枢軸
を一体形成し、該枢軸を前記軸受部材の軸孔に圧入して
つる本体を回動可能とし、且つ、連結部材の一部をなす
ストッパ部につる本体が衝合することにより眼鏡つるが
展開状態で保持されるようにしたことを特徴とするもの
である。本発明に係る眼鏡つるは、前記とは逆に、つる
本体側に挿入孔を設ける一方連結部材側に枢軸を設ける
構成としてもよい。上記各眼鏡つるにおいてその枢着部
構造を構成するに当たり、円筒部の一端外周に鍔片を周
設してなる軸受部材の該円筒部を挿入孔に圧入すると共
に、鍔片を挿入孔の開口端周縁部分に当接せしめ、該円
筒部の形成する軸孔に枢軸を圧入するのがよい。
【0008】本発明に係る眼鏡つるの他の態様は、リム
又はレンズに連結される連結部材につる本体を折曲可能
に枢着してなる眼鏡つるにおいて:連結部材の所要部位
に一体形成した軸受部に、軸心が上下方向を向く貫通孔
又は盲孔としての軸孔を設けると共に、該連結部材の側
面部又は端面部には、軸孔に連通するネジ孔を設け、一
方つる本体には枢軸を一体形成し、該枢軸を前記軸孔に
挿入せしめ、又前記ネジ孔には、枢軸の周面を所要に押
圧する調節ネジを螺合し、これによってつる本体を回動
可能とし、且つ、連結部材の一部をなすストッパ部につ
る本体が衝合することにより眼鏡つるが展開状態で保持
されるようにしたことを特徴とするものである。本発明
に係る眼鏡つるは、前記とは逆に、つる本体側に軸孔を
設ける一方連結部材側に枢軸を設ける構成としてもよ
い。上記各眼鏡つるにおいて、調節ネジは、枢軸の周面
を、コイルバネを介して押圧するように構成してもよ
い。この場合コイルバネは、枢軸の周面を、当片を介し
て押圧するように構成するのがよい。
【0009】前記各眼鏡つるにおいて、軸孔の一端より
挿入されて軸孔の他端に突出した枢軸の突出軸部に抜止
め具を取り付けて、枢軸を抜止めするのがよい。調節ネ
ジを付設する前記態様において、枢軸に係合溝を設け、
該係合溝に、当片やコイルバネの端部或いは調節ネジの
端部を係合させるのがよい。
【0010】
【作用】然して本発明に係る眼鏡つるにおいては、軸孔
に挿入された枢軸を回転軸としてつる本体が回動でき、
眼鏡つるが展開状態においては、連結部材の一部をなす
ストッパ部につる本体が衝合して該展開状態が保持され
る。
【0011】調節ネジを付設したときは、その締付け量
を加減することによってつる本体の開閉堅さを調節でき
る。
【0012】軸孔より突出した枢軸の突出軸部に抜止め
具を取り付けたときは、枢軸が確実に抜け止めされる。
【0013】又調節ネジを付設する前記態様において、
枢軸に係合溝を設け、該係合溝に、当片やコイルバネの
端部或いは調節ネジの端部を係合させたときは、該係合
によって枢軸の脱落が確実に防止される。
【0014】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。 (1) 第1実施例 図1〜4は本発明に係る眼鏡つる1の一実施例を説明す
るものであり、該眼鏡つる1は、レンズ2に連結される
連結部材3につる本体5の前端部分を折曲可能に枢着し
てなる。
【0015】該連結部材3は、その前端側の部分がレン
ズ内方に折曲しており、図4に示すように、折曲部先端
に設けた連結孔6を挿通する固定ネジ7及び該固定ネジ
に螺合するナット8を用いてレンズ2に連結される。又
連結部材3の後端部分は、上方に折曲してストッパ部1
0とされると共に、連結部材の中間部分の略中央部位
は、内方に膨出せしめられて軸受部11とされている。
該軸受部11には、上下方向に延びる貫通孔としての挿
入孔12が設けられると共に、該挿入孔には、円筒部1
3の上端外周に鍔片15を周設してなり且つ全体がナイ
ロン等の合成樹脂を以て一体に成形された軸受部材16
の、該円筒部13が圧入状態に嵌着され、該圧入状態に
おいて、前記鍔片15が挿通孔の上の開口端周縁部分1
7に当接せしめられている(図3)。なお必要に応じ
て、該円筒部13が挿入孔12に接着される。又該圧入
状態において、円筒部下端13aが、図3に示すように
挿通孔下端より稍突出してもよい。このように突出する
と、それだけ軸孔長さが増大して枢着部がより安定して
好ましい。
【0016】前記つる本体5の前端には、下方に向けて
枢軸19が折曲形成されており、該枢軸19が、前記円
筒部13の形成する軸孔20に圧入せしめられて(図
3)、つる本体5は連結部材3に対し折曲可能に枢着さ
れている。該つる本体5は、図4に一点鎖線で示すよう
に、レンズ2に重なるように折曲される一方、同図に実
線で示すように、つる本体5の前端部分18の内面部
が、枢軸の稍後方部位において前記ストッパ部10と衝
合することにより、眼鏡つる1は展開状態に保持され
る。
【0017】(2) 第2実施例 図5〜8は本発明に係る眼鏡つるの他の実施例を示すも
のであり、レンズ2に連結される連結部材3につる本体
5の前端部分を枢着してなる。
【0018】該連結部材3は、その前端側の部分がレン
ズ内方に折曲しており、図8に示すように、折曲部先端
に設けた連結孔6を挿通する固定ネジ7及び該固定ネジ
に螺合するナット8を用いてレンズ2に連結される。該
連結部材3の後端部分は、その上下が共に膨出せしめら
れた軸受部11とされ、上の膨出部21の内方側の部分
は、内方及び後方に開放するように欠切されており、該
欠切部22の底部には、上下方向に延びる貫通孔として
の挿入孔12が設けられると共に、該挿入孔には、円筒
部13の下端外周に鍔片15を周設してなり且つ全体が
ナイロン等の合成樹脂を以て一体に成形された軸受部材
16の、該円筒部13が圧入状態に嵌着され、該圧入状
態において前記鍔片15が挿通孔の下の開口端周縁部分
17に当接せしめられている(図7)。なお必要に応じ
て、該円筒部13が挿入孔12に接着される。
【0019】又前記つる本体5の前端には、下方に向け
て枢軸19が折曲形成されており、該枢軸19が、前記
円筒部13の形成する軸孔20に圧入せしめられて(図
7)、つる本体5は連結部材3に対し折曲可能に枢着さ
れている。該つる本体5は、図8に一点鎖線で示すよう
に、その前端部分の内面部が前記欠切部22の後壁面2
3と当接することによってレンズ2に重なるように折曲
される一方、同図に実線で示すように、その前端部分の
外面部が、前記欠切部22の内壁面25がなすストッパ
部10と当接することにより、眼鏡つる1は展開状態に
保持される。
【0020】(3) 第3実施例 図9〜12は本発明に係る眼鏡つるの他の実施例を示す
ものであり、レンズ2を保持するリム26に連結される
連結部材3に、つる本体5の前端部分を枢着してなる。
該連結部材3は、その前端がリム26に例えばロウ付さ
れるものとなされ(図12)、その後端部分には、内方
に膨出する状態に軸受部11が形成されている。該軸受
部11には、上下方向に延びる貫通孔としての挿入孔1
2が設けられると共に、該挿入孔には、円筒部13の下
端外周に鍔片15を周設してなり且つ全体がナイロン等
の合成樹脂を以て一体に成形された軸受部材16の、該
円筒部13が圧入状態に嵌着され、該圧入状態において
前記鍔片15が挿通孔の上の開口端周縁部分17に当接
せしめられている(図11)。なお必要に応じて、該円
筒部13が挿入孔12に接着される。又該圧入状態にお
いて、円筒部上端13aが、図11に示すように挿通孔
上端より稍突出してもよい。このように突出すると、そ
れだけ軸孔長さが増大して枢着部がより安定して好まし
い。
【0021】又前記つる本体5は、図10に示すよう
に、その前端で下方に折曲されると共にその先端で後方
に折曲され、且つその先端で内方に折曲され、又その先
端には枢軸19が上方に向けて折曲形成されている。該
枢軸19が、前記円筒部13の形成する軸孔20に圧入
せしめられて(図11)、つる本体5は連結部材3に対
し折曲可能に枢着されている。該つる本体5は、図12
に一点鎖線で示すように、レンズ2に重なるように折曲
される一方、同図に実線で示すように、その前端部分の
垂直な折曲部27(図10)が、連結部材3の中間部と
してのストッパ部10に衝合することにより、眼鏡つる
は展開状態に保持される。
【0022】(4) 第4実施例 以上の各実施例は、連結部材側に軸孔を設ける一方つる
本体側に枢軸を設けた構成のものであるが、これとは逆
に、つる本体側に軸孔を設ける一方連結部材側に枢軸を
設ける構成としてもよい。この場合は、図1、図5、図
9において、連結部材とつる本体を逆の態様で見ればよ
い。
【0023】図13〜16はその場合の一例を示すもの
であり、連結部材3は、その前端側の部分がレンズ内方
に折曲しており、図16に示すように、折曲部先端に設
けた連結孔6を挿通する固定ネジ7及び該固定ネジに螺
合するナット8を用いてレンズ2に連結される。又連結
部材3の後端に、上方に向けて枢軸19が折曲形成され
ている。又つる本体5の前端は下方に折曲されると共
に、つる本体5の前端寄り部位には軸受部11が一体に
設けられている。該軸受部11には、上下方向に延びる
貫通孔としての挿入孔12が設けられると共に、該挿入
孔には、円筒部13の下端外周に鍔片15を周設してな
り且つ全体がナイロン等の合成樹脂を以て一体に成形さ
れた軸受部材16の、該円筒部13が圧入状態に嵌着さ
れ、該圧入状態において前記鍔片15が挿通孔の下の開
口端周縁部分17に当接せしめられている(図15)。
なお必要に応じて、該円筒部13が挿入孔12に接着さ
れる。又該圧入状態において、円筒部上端13aが、図
15に示すように挿通孔上端より稍突出してもよい。こ
のように突出すると、それだけ軸孔長さが増大して枢着
部がより安定して好ましい。
【0024】前記枢軸19が、前記円筒部13の形成す
る軸孔20に圧入せしめられて(図15)、つる本体5
は連結部材3に対し折曲可能に枢着されている。該つる
本体5は、図16に一点鎖線で示すように、レンズ2に
重なるように折曲される一方、同図に実線で示すよう
に、つる本体前端の下方折曲部29の内面部が、連結部
材の中間部分としてのストッパ部10と衝合することに
より、眼鏡つる1は展開状態に保持される。
【0025】(5) 第5実施例 図17〜21は、つる本体の開閉堅さを調節可能とした
本発明に係る眼鏡つる1を例示するものであり、レンズ
2を保持するリム26に連結される連結部材3に、つる
本体5の前端部分を枢着してなる。該連結部材3は、例
えば直方体状に形成した軸受部11に二股部30を突設
してなり、該二股部の前端において、リム26にロウ付
されるものとなされている。該軸受部11には、図19
〜20に示すように上下に貫通した軸孔31が設けられ
ると共に、例えばその後端面部に、前記軸孔31に連通
するネジ孔32が設けられてなる。
【0026】一方つる本体5は、その前端で後方に折曲
しており、該折曲部の端部に、上方に向けて枢軸19が
折曲形成されている。該枢軸19の上下中央部位には係
合溝33が周設されており、枢軸19が軸孔31に挿入
された状態において、図20に示すように、該係合溝3
3が前記ネジ孔32と連通する。ネジ孔32には、図1
9〜20に示すように、該係合溝33の溝底面35を当
片36を介して押圧するコイルバネ37を納装すると共
に、該コイルバネの圧縮状態を調節する調節ネジ39を
該ネジ孔32に螺合してなる。なお当片36の先端面3
6aは、押圧の安定性を確保するため、図19に示すよ
うに、枢軸周面と当接する湾曲面に形成している。
【0027】然して、コイルバネ37が当片36を介し
て枢軸19を押圧する押圧力を、前記調節ネジ39の螺
合量を調節して所要に設定すると、つる本体5は所要の
堅さで回動できる。該つる本体5は、図21に一点鎖線
で示すように、レンズ9に重なるように折曲される一
方、同図に実線で示すように、その前端部分38の内面
部が、連結部材の中間部分としてのストッパ部10と衝
合することにより、眼鏡つる1は展開状態に保持され
る。
【0028】本実施例において、係合溝の溝底面をコイ
ルバネの端部が直接押圧するように構成してもよい。或
いはコイルバネを省略して、調節ネジの端部が係合溝の
溝底面を直接押圧するように構成してもよい。
【0029】本実施例においては、枢軸に係合溝を設
け、該係合溝に、当片やコイルバネの端部或いは調節ネ
ジの端部が係合するように構成しているため、枢軸が脱
落するおそれがない。
【0030】又ネジ孔32は、連結部材の側面部40
(図19)に設けてもよく、この場合も、該ネジ孔に螺
合する調節ネジの締付け量を加減することによってつる
本体の開閉堅さ調節できる。又上記とは逆に、つる本体
側に軸孔を設け、連結部材側に枢軸を設ける構成として
もよく、この場合は図17において、連結部材とつる本
体を逆の態様で見ればよい。
【0031】(6) その他の実施態様 本発明に係る眼鏡つるが、枢軸を軸孔に圧入する構
成を採用するときは、該枢軸は軸孔より抜け出しにくい
が、図22に示すように枢軸19を軸孔20より突出さ
せ、キャップ状の抜止め具40を該突出軸部41に被着
せしめ、或いは図23に示すように枢軸19を軸孔20
より突出させ、該突出軸部41に周設した溝部42にス
ナップリング状の抜止め具40を装着すると、枢軸は確
実に抜止めされる。又本発明に係る眼鏡つるが、調節ネ
ジを用いてつる本体の開閉堅さを調節可能とする場合
も、枢軸に前記係合溝が設けられないときは、図22〜
23におけると同様にして抜止め具を装着するのがよ
い。
【0032】 本発明に係る眼鏡つるにおいて、枢軸
を軸孔に圧入する場合における、連結部材の軸受部11
に設ける前記挿入孔12や、調節ネジ9を付設する場合
における、連結部材の軸受部における前記軸孔は、例え
ば前者の場合を図24に例示するように、盲孔であって
もよい。
【0033】 本発明に係る眼鏡つるにおいて、軸受
部材は軸孔を形成するものであれば、前記した鍔片付の
円筒部である必要はなく、軸孔を有するブロックとして
形成されてもよい。特に鍔片を設けた場合は、鍔片が挿
入孔の開口端周縁部分に当接するまで円筒部を圧入する
ことによって、軸受部材の装着を容易且つ確実に行うこ
とができる。又鍔片の肉厚の分だけ軸孔の長さが長く形
成されるため、枢軸部をより安定的に形成できる。又該
円筒部の圧入方向を、図3、図11、図15に示すよう
に枢軸の圧入方向に合わせると、枢軸を圧入する際に、
軸受部材に抜け方向の力が作用せず好ましい。
【0034】 枢軸は、前記のように折曲形成する
他、プレス成形によって一体に形成してもよい。
【0035】
【発明の効果】本発明は、つる本体及び連結部材の何れ
か一方に設けた軸孔にその他方に設けた枢軸を挿入して
枢着部を構成しているため、従来のようなロウ付工程を
省略して枢着部構造を構成できる。従って、テンプルの
組立作業能率を向上させうると共に、チタンやアルミニ
ウム又超弾性合金等のロウ付に困難が伴う素材を用いる
場合であっても、枢着部構造を容易に構成することがで
きる。
【0036】又細い線材を用いてテンプルを製作する場
合であっても、従来のようなロウ付に伴う技術上、作業
上の困難が解消されて、強度的に安定した蝶番構造を容
易に構成することができる。
【0037】特に調節ネジを用いて枢着部を構成する時
は、テンプルの開閉堅さが甘くなったときにも容易に調
整し直すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】眼鏡つるの側面図である。
【図2】その分解斜視図である。
【図3】その枢着部の構成を示す断面図である。
【図4】その作用説明図である。
【図5】眼鏡つるの他の実施例を示す側面図である。
【図6】その分解斜視図である。
【図7】その枢着部の構成を示す断面図である。
【図8】その作用説明図である。
【図9】眼鏡つるのその他の実施例を示す側面図であ
る。
【図10】その分解斜視図である。
【図11】その枢着部の構成を示す断面図である。
【図12】その作用説明図である。
【図13】眼鏡つるのその他の実施例を示す側面図であ
る。
【図14】その分解斜視図である。
【図15】その枢着部の構成を示す断面図である。
【図16】その作用説明図である。
【図17】眼鏡つるのその他の実施例を示す側面図であ
る。
【図18】その枢着部の構成を示す斜視図である。
【図19】その枢着部の構成を示す分解斜視図である。
【図20】その枢着部の構成を示す断面図である。
【図21】その作用説明図である。
【図22】枢軸に抜止め具を装着した状態を示す断面図
である。
【図23】枢軸に抜止め具を装着した他の態様を示す断
面図である。
【図24】連結部材の軸受部の挿入孔を盲孔に形成した
場合を示す断面図である。
【符号の説明】
1 眼鏡つる 2 レンズ 3 連結部材 5 つる本体 6 連結孔 7 固定ネジ 10 ストッパ部 11 軸受部 12 挿入孔 13 円筒部 15 鍔片 16 軸受部材 19 枢軸 20 軸孔 31 軸孔 32 ネジ孔 33 係合溝 35 溝底面 36 当片 37 コイルバネ 39 調節ネジ 40 抜止め具 41 枢軸の突出軸部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リム又はレンズに連結される連結部材に
    つる本体を折曲可能に枢着してなる眼鏡つるにおいて、
    連結部材の所要部位に一体形成した軸受部に、軸心が上
    下方向を向く貫通孔又は盲孔としての挿入孔を設け、該
    挿入孔に樹脂製の軸受部材を固定状態に嵌着して、軸心
    が上下方向を向く軸孔を形成する一方、つる本体には枢
    軸を一体形成し、該枢軸を前記軸受部材の軸孔に圧入し
    てつる本体を回動可能とし、且つ、連結部材の一部をな
    すストッパ部につる本体が衝合することにより眼鏡つる
    が展開状態で保持されるようにしたことを特徴とする眼
    鏡つる。
  2. 【請求項2】 リム又はレンズに連結される連結部材に
    つる本体を折曲可能に枢着してなる眼鏡つるにおいて、
    つる本体の所要部位に一体形成した軸受部に、軸心が上
    下方向を向く貫通孔又は盲孔としての挿入孔を設け、該
    挿入孔に樹脂製の軸受部材を固定状態に嵌着して、軸心
    が上下方向を向く軸孔を形成する一方、連結部材には枢
    軸を一体形成し、該枢軸を前記軸受部材の軸孔に圧入し
    てつる本体を回動可能とし、且つ、連結部材の一部をな
    すストッパ部につる本体が衝合することにより眼鏡つる
    が展開状態で保持されるようにしたことを特徴とする眼
    鏡つる。
  3. 【請求項3】 円筒部の一端外周に鍔片を周設してなる
    軸受部材を用い、該円筒部を挿入孔に圧入すると共に鍔
    片を挿入孔の開口端周縁部分に当接せしめ、該円筒部の
    形成する軸孔に枢軸を圧入することを特徴とする請求項
    1又は2記載の眼鏡つる。
  4. 【請求項4】 リム又はレンズに連結される連結部材に
    つる本体を折曲可能に枢着してなる眼鏡つるにおいて、
    連結部材の所要部位に一体形成した軸受部に、軸心が上
    下方向を向く貫通孔又は盲孔としての軸孔を設けると共
    に、該連結部材の側面部又は端面部には、軸孔に連通す
    るネジ孔を設け、一方つる本体には枢軸を一体形成し、
    該枢軸を前記軸孔に挿入せしめ、又前記ネジ孔には、枢
    軸の周面を所要に押圧する調節ネジを螺合し、これによ
    ってつる本体を回動可能とし、且つ、連結部材の一部を
    なすストッパ部につる本体が衝合することにより眼鏡つ
    るが展開状態で保持されるようにしたことを特徴とする
    眼鏡つる。
  5. 【請求項5】 リム又はレンズに連結される連結部材に
    つる本体を折曲可能に枢着してなる眼鏡つるにおいて、
    つる本体の所要部位に一体形成した軸受部に、軸心が上
    下方向を向く貫通孔又は盲孔としての軸孔を設けると共
    に、該連結部材の側面部又は端面部には、軸孔に連通す
    るネジ孔を設け、一方連結部材には枢軸を一体形成し、
    該枢軸を前記軸孔に挿入せしめ、又前記ネジ孔には、枢
    軸の周面を所要に押圧する調節ネジを螺合し、これによ
    ってつる本体を回動可能とし、且つ、連結部材の一部を
    なすストッパ部につる本体が衝合することにより眼鏡つ
    るが展開状態で保持されるようにしたことを特徴とする
    眼鏡つる。
  6. 【請求項6】 調節ネジは、枢軸の周面を、コイルバネ
    を介して押圧することを特徴とする請求項4又は5記載
    の眼鏡つる。
  7. 【請求項7】 コイルバネは、枢軸の周面を、当片を介
    して押圧することを特徴とする請求項6記載の眼鏡つ
    る。
  8. 【請求項8】 軸孔の一端より挿入されて軸孔の他端に
    突出した枢軸の突出軸部に抜止め具を取り付けて、枢軸
    を抜止めしたことを特徴とする請求項1、2、3、4、
    5、6又は7記載の眼鏡つる。
  9. 【請求項9】 枢軸に係合溝を周設すると共に、軸孔に
    挿入された枢軸の該係合溝にネジ孔を連通させ、該係合
    溝の溝底面を、押圧される枢軸の周面としたことを特徴
    とする請求項4、5、6又は7記載の眼鏡つる。
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