JP2002258219A - 眼鏡テンプルの安定連結方法 - Google Patents
眼鏡テンプルの安定連結方法Info
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- JP2002258219A JP2002258219A JP2001052628A JP2001052628A JP2002258219A JP 2002258219 A JP2002258219 A JP 2002258219A JP 2001052628 A JP2001052628 A JP 2001052628A JP 2001052628 A JP2001052628 A JP 2001052628A JP 2002258219 A JP2002258219 A JP 2002258219A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡素な構造および少ない部材数で眼鏡を一体
成形する組立作業の際に部品が不用意にバラついてしま
うのを防止することによって生産効率を向上ならしめる
眼鏡テンプルの安定連結方法を提供すること。 【解決手段】 止着口部11aまたは11bの外側から袋ナ
ット3aのシャンク部31を挿通した後、このシャンク部
31へワッシャー41、テンプル2の枢支孔21と順番に嵌め
込んでから、シャンク部31の凹溝32に割りワッシャー42
を嵌着させることによって、袋ナット3aと止着口部11
aまたは11bとワッシャー41とテンプルの枢支孔21を不
可分に連結し、こうして連結された状態の構成各部から
突出するシャンク部31の先端に、残るもう一方の止着口
部11bまたは11aを充行いつつ、シャンク部31の内筒面
の雌ネジに対してビス3bを螺合締結せしめることによ
りフロント部Fの持出端部にテンプル2を枢支するとい
う技術的手段を採用した。
成形する組立作業の際に部品が不用意にバラついてしま
うのを防止することによって生産効率を向上ならしめる
眼鏡テンプルの安定連結方法を提供すること。 【解決手段】 止着口部11aまたは11bの外側から袋ナ
ット3aのシャンク部31を挿通した後、このシャンク部
31へワッシャー41、テンプル2の枢支孔21と順番に嵌め
込んでから、シャンク部31の凹溝32に割りワッシャー42
を嵌着させることによって、袋ナット3aと止着口部11
aまたは11bとワッシャー41とテンプルの枢支孔21を不
可分に連結し、こうして連結された状態の構成各部から
突出するシャンク部31の先端に、残るもう一方の止着口
部11bまたは11aを充行いつつ、シャンク部31の内筒面
の雌ネジに対してビス3bを螺合締結せしめることによ
りフロント部Fの持出端部にテンプル2を枢支するとい
う技術的手段を採用した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、眼鏡の組立方法の
改良、更に詳しくは、非常に簡素な構造および少ない部
材数で眼鏡を一体成形して、かつ、組立作業の際に部品
が不用意にバラついてしまうのを防止することによって
生産効率を向上ならしめる眼鏡テンプルの安定連結方法
に関するものである。
改良、更に詳しくは、非常に簡素な構造および少ない部
材数で眼鏡を一体成形して、かつ、組立作業の際に部品
が不用意にバラついてしまうのを防止することによって
生産効率を向上ならしめる眼鏡テンプルの安定連結方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知のとおり、眼鏡は非常に多くの部材
から作製されており、各部材の使用材料や組立構造によ
っては、コストが高くなってしまうという不満があり、
例えば、ハーフリム式の眼鏡を作製する場合などは、レ
ンズを止着するにあたって、ハーフリムに微小な止着孔
を穿孔して、バンドによってレンズを吊支せねばなら
ず、構造が複雑で作製が非常に面倒であった。
から作製されており、各部材の使用材料や組立構造によ
っては、コストが高くなってしまうという不満があり、
例えば、ハーフリム式の眼鏡を作製する場合などは、レ
ンズを止着するにあたって、ハーフリムに微小な止着孔
を穿孔して、バンドによってレンズを吊支せねばなら
ず、構造が複雑で作製が非常に面倒であった。
【0003】また、眼鏡を構成する各々の部品を結合す
る組立作業をする際は、止着部材が微小で精密であるた
めに、手作業に頼らざるを得ないネジ止め作業などは非
常に技巧を要するものであった。
る組立作業をする際は、止着部材が微小で精密であるた
めに、手作業に頼らざるを得ないネジ止め作業などは非
常に技巧を要するものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の眼鏡
に上記欠点があったことに鑑みて為されたものであり、
非常に簡素な構造および少ない部材数で眼鏡を一体成形
して、かつ、組立作業の際に部品が不用意にバラついて
しまうのを防止することによって生産効率を向上ならし
める眼鏡テンプルの安定連結方法を提供することを技術
的課題とする。
に上記欠点があったことに鑑みて為されたものであり、
非常に簡素な構造および少ない部材数で眼鏡を一体成形
して、かつ、組立作業の際に部品が不用意にバラついて
しまうのを防止することによって生産効率を向上ならし
める眼鏡テンプルの安定連結方法を提供することを技術
的課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者が上記課題を解
決するために採用した手段を添付図面を参照して説明す
れば次のとおりである。
決するために採用した手段を添付図面を参照して説明す
れば次のとおりである。
【0006】即ち、本発明は、折曲加工された金属線材
を組み合わせてフレームが形成される眼鏡の組立方法で
あって、上下一対のフロントワイヤー1(1a・1b)
がレンズLを保持してフロント部Fを形成し、かつ、当
該フロントワイヤー1a・1bが外側に略平行に持ち出
されて成る持出端部10a・10bにそれぞれ止着口部11a
・11bを形成すると共に、この止着口部11aと11bとの
間にテンプル2をヒンジ連結する枢着手段として、内筒
面に雌ネジを形成したシャンク部31を備え、かつ、シャ
ンク部31の先端側には凹溝32を有する袋ナット3aと前
記シャンク部31の雌ネジに螺合可能なビス3bとから成
る組合せ式ピボット軸3を用い、前記止着口部11aまた
は11bの外側から袋ナット3aのシャンク部31を挿通し
た後、このシャンク部31へワッシャー41、テンプル2の
枢支孔21と順番に嵌め込んでから、シャンク部31の凹溝
32に割りワッシャー42を嵌着させることによって、袋ナ
ット3aと止着口部11aまたは11bとワッシャー41とテ
ンプルの枢支孔21を不可分に連結し、こうして連結され
た状態の構成各部から突出するシャンク部31の先端に、
残るもう一方の止着口部11bまたは11aを充行いつつ、
シャンク部31の内筒面の雌ネジに対してビス3bを螺合
締結せしめることによりフロント部Fの持出端部にテン
プル2を枢支するという技術的手段を採用した。
を組み合わせてフレームが形成される眼鏡の組立方法で
あって、上下一対のフロントワイヤー1(1a・1b)
がレンズLを保持してフロント部Fを形成し、かつ、当
該フロントワイヤー1a・1bが外側に略平行に持ち出
されて成る持出端部10a・10bにそれぞれ止着口部11a
・11bを形成すると共に、この止着口部11aと11bとの
間にテンプル2をヒンジ連結する枢着手段として、内筒
面に雌ネジを形成したシャンク部31を備え、かつ、シャ
ンク部31の先端側には凹溝32を有する袋ナット3aと前
記シャンク部31の雌ネジに螺合可能なビス3bとから成
る組合せ式ピボット軸3を用い、前記止着口部11aまた
は11bの外側から袋ナット3aのシャンク部31を挿通し
た後、このシャンク部31へワッシャー41、テンプル2の
枢支孔21と順番に嵌め込んでから、シャンク部31の凹溝
32に割りワッシャー42を嵌着させることによって、袋ナ
ット3aと止着口部11aまたは11bとワッシャー41とテ
ンプルの枢支孔21を不可分に連結し、こうして連結され
た状態の構成各部から突出するシャンク部31の先端に、
残るもう一方の止着口部11bまたは11aを充行いつつ、
シャンク部31の内筒面の雌ネジに対してビス3bを螺合
締結せしめることによりフロント部Fの持出端部にテン
プル2を枢支するという技術的手段を採用した。
【0007】また、本発明は、上記課題を解決するため
に、必要に応じて上記手段に加え、テンプル2の基端側
先端に過拡開ストッパー22を配設するという技術的手段
を採用した。
に、必要に応じて上記手段に加え、テンプル2の基端側
先端に過拡開ストッパー22を配設するという技術的手段
を採用した。
【0008】更にまた、本発明は、上記課題を解決する
ために、必要に応じて上記手段に加え、ワッシャー41ま
たは割りワッシャー42の表面にローレット加工を施して
連結箇所において当該ワッシャーによる摺動抵抗を有し
て摺動せしめるようにするという技術的手段を採用し
た。
ために、必要に応じて上記手段に加え、ワッシャー41ま
たは割りワッシャー42の表面にローレット加工を施して
連結箇所において当該ワッシャーによる摺動抵抗を有し
て摺動せしめるようにするという技術的手段を採用し
た。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を具体的に図示
した図面に基いて更に詳細に説明すると次のとおりであ
る。
した図面に基いて更に詳細に説明すると次のとおりであ
る。
【0010】本発明の実施形態を図1から図4に基いて
説明する。図中、符号1で指示するものはフロントワイ
ヤーであり、このフロントワイヤー1は金属線材を折曲
加工して形成されており、上側フロントワイヤーを1
a、下側フロントワイヤーを1bとして一対を為してお
り、レンズLを保持するフロント部Fのフレームを構成
している。
説明する。図中、符号1で指示するものはフロントワイ
ヤーであり、このフロントワイヤー1は金属線材を折曲
加工して形成されており、上側フロントワイヤーを1
a、下側フロントワイヤーを1bとして一対を為してお
り、レンズLを保持するフロント部Fのフレームを構成
している。
【0011】符号2で指示するものはテンプルであり、
このテンプル2は前記フロントワイヤー1と同質の金属
線材を使用材料として形成されており、基端部近傍には
輪状に折曲した枢支孔21が成形されている。また、本実
施形態では、基端側先端を略下向き直角に折曲して過拡
開ストッパー22を一体に成形する。
このテンプル2は前記フロントワイヤー1と同質の金属
線材を使用材料として形成されており、基端部近傍には
輪状に折曲した枢支孔21が成形されている。また、本実
施形態では、基端側先端を略下向き直角に折曲して過拡
開ストッパー22を一体に成形する。
【0012】符号3で指示するものは組合せ式ピボット
軸であり、この組合せ式ピボット軸3は、フロント部F
を構成する前記フロントワイヤー1a・1bと前記テン
プル2とを回動自在にヒンジ連結する部材であり、内筒
面に雌ネジを形成したシャンク部31を備え、かつ、シャ
ンク部31の先端側には凹溝32を有する袋ナット3aと前
記シャンク部31の雌ネジに螺合可能なビス3bとから構
成する。
軸であり、この組合せ式ピボット軸3は、フロント部F
を構成する前記フロントワイヤー1a・1bと前記テン
プル2とを回動自在にヒンジ連結する部材であり、内筒
面に雌ネジを形成したシャンク部31を備え、かつ、シャ
ンク部31の先端側には凹溝32を有する袋ナット3aと前
記シャンク部31の雌ネジに螺合可能なビス3bとから構
成する。
【0013】符号4で指示するものは止めワッシャー
(ワッシャー41・割りワッシャー42)であり、割りワッ
シャー42は弾性変形が可能な材料(本実施形態では洋
白)で作製されており、周の一部に切込みを有する形状
である。
(ワッシャー41・割りワッシャー42)であり、割りワッ
シャー42は弾性変形が可能な材料(本実施形態では洋
白)で作製されており、周の一部に切込みを有する形状
である。
【0014】本実施形態の特徴は、レンズLを前記持出
端部10a・10bにおいてリムロックすると同時に、両持
出端部間にテンプル2の基端側近傍を挟持し、組合せ式
ピボット軸3によって止着して当該テンプル2を回動自
在にヒンジ連結するという組立工程において、安定した
連結方法を見出した点にある。
端部10a・10bにおいてリムロックすると同時に、両持
出端部間にテンプル2の基端側近傍を挟持し、組合せ式
ピボット軸3によって止着して当該テンプル2を回動自
在にヒンジ連結するという組立工程において、安定した
連結方法を見出した点にある。
【0015】本実施形態の眼鏡を作製するにあっては、
まず、上下のフロントワイヤー1によってレンズLを保
持するためのフレームを作製する。フロントワイヤー1
は、上側と下側の2本で一対を為しており、レンズLを
上弦および下弦から保持できる形状に折曲加工する。
まず、上下のフロントワイヤー1によってレンズLを保
持するためのフレームを作製する。フロントワイヤー1
は、上側と下側の2本で一対を為しており、レンズLを
上弦および下弦から保持できる形状に折曲加工する。
【0016】この際、上下一対のフロントワイヤー1a
・1bは、フロント部Fの略中央において係合してブリ
ッジBを形成するとともに、フロント部Fの両側に上下
略平行に持ち出された持出端部10a・10bをそれぞれ輪
状に折曲して止着口部11a・11bを形成する。
・1bは、フロント部Fの略中央において係合してブリ
ッジBを形成するとともに、フロント部Fの両側に上下
略平行に持ち出された持出端部10a・10bをそれぞれ輪
状に折曲して止着口部11a・11bを形成する。
【0017】そして、前記止着口部11aまたは11bの外
側から袋ナット3aのシャンク部31を挿通した後、この
シャンク部31へワッシャー41、テンプル2の枢支孔21と
順番に嵌め込んでから、シャンク部31の凹溝32に割りワ
ッシャー42を嵌着させることによって、袋ナット3aと
止着口部11aまたは11bとワッシャー41とテンプルの枢
支孔21を不可分に連結する。
側から袋ナット3aのシャンク部31を挿通した後、この
シャンク部31へワッシャー41、テンプル2の枢支孔21と
順番に嵌め込んでから、シャンク部31の凹溝32に割りワ
ッシャー42を嵌着させることによって、袋ナット3aと
止着口部11aまたは11bとワッシャー41とテンプルの枢
支孔21を不可分に連結する。
【0018】こうして連結された状態の構成各部から突
出するシャンク部31の先端に、残るもう一方の止着口部
11bまたは11aを充行いつつ、シャンク部31の内筒面の
雌ネジに対してビス3bを螺合締結せしめることにより
フロント部Fの持出端部にテンプル2を枢支する。
出するシャンク部31の先端に、残るもう一方の止着口部
11bまたは11aを充行いつつ、シャンク部31の内筒面の
雌ネジに対してビス3bを螺合締結せしめることにより
フロント部Fの持出端部にテンプル2を枢支する。
【0019】すると、通常の組立作業では各部材を順番
に挿通した後にバラバラにならないように細心の注意を
払いながら素早くネジなどで止着せねばならなかった
が、この方法を採用することにより、割りワッシャー42
が凹溝32に嵌着して袋ナット3aに掛止されているの
で、上下止着口部およびテンプルの連結位置を安定せし
めることができ、一度挿通した部材が抜け落ちてバラバ
ラになってしまうことがなく、非常に作業効率が向上す
る。
に挿通した後にバラバラにならないように細心の注意を
払いながら素早くネジなどで止着せねばならなかった
が、この方法を採用することにより、割りワッシャー42
が凹溝32に嵌着して袋ナット3aに掛止されているの
で、上下止着口部およびテンプルの連結位置を安定せし
めることができ、一度挿通した部材が抜け落ちてバラバ
ラになってしまうことがなく、非常に作業効率が向上す
る。
【0020】また、本実施形態では、要すれば、テンプ
ル2の基端側先端に過拡開ストッパー22を配設すること
が可能であり、先端を略下向き直角に折曲することで簡
単に一体に成形することができ、テンプル2の過拡開を
制止できる。また、この過拡開ストッパー22は持出端部
に衝合するので、金属同士の接触による傷が付かないよ
うにするための樹脂スリーブを被せても良い。
ル2の基端側先端に過拡開ストッパー22を配設すること
が可能であり、先端を略下向き直角に折曲することで簡
単に一体に成形することができ、テンプル2の過拡開を
制止できる。また、この過拡開ストッパー22は持出端部
に衝合するので、金属同士の接触による傷が付かないよ
うにするための樹脂スリーブを被せても良い。
【0021】また、更に要すれば、止めワッシャー4の
表面にローレット加工を施すことが可能であり、連結箇
所において当該止めワッシャー4による摺動抵抗を有し
て摺動せしめるようにすることができ、テンプル2を開
閉動する際、この摺動抵抗が適度なアガキを付与するこ
とができるので、テンプルの快適な開閉動を付与するこ
とができる。
表面にローレット加工を施すことが可能であり、連結箇
所において当該止めワッシャー4による摺動抵抗を有し
て摺動せしめるようにすることができ、テンプル2を開
閉動する際、この摺動抵抗が適度なアガキを付与するこ
とができるので、テンプルの快適な開閉動を付与するこ
とができる。
【0022】本発明は概ね上記のように構成されるが、
本発明は図示の実施形態に限定されるものでは決してな
く、「特許請求の範囲」の記載内において種々の変更が
可能であって、例えば、割りワッシャー42の使用材料は
弾性変形するものであれば、洋白に限らない他の金属材
料を用いることもできるし、または合成樹脂を使用して
も良く、また、過拡開ストッパー22は略上向き直角に折
曲して一体成形しても良いし、別材料を接着または溶接
したものであっても良く、何れのものも本発明の技術的
範囲に属する。
本発明は図示の実施形態に限定されるものでは決してな
く、「特許請求の範囲」の記載内において種々の変更が
可能であって、例えば、割りワッシャー42の使用材料は
弾性変形するものであれば、洋白に限らない他の金属材
料を用いることもできるし、または合成樹脂を使用して
も良く、また、過拡開ストッパー22は略上向き直角に折
曲して一体成形しても良いし、別材料を接着または溶接
したものであっても良く、何れのものも本発明の技術的
範囲に属する。
【0023】
【発明の効果】以上、実施形態をもって説明したとお
り、本発明においては、金属線材の折曲成形によってフ
レームを作製することにより、非常に簡素な構造および
少ない部材数で眼鏡を一体成形することができ、また、
微小な部品で構成されているテンプルのヒンジ連結部の
組立作業において割りワッシャーを凹溝に嵌着すること
によって簡単に各部材の位置決めをすることができるの
で、各部品が不用意にバラつくのを防止することができ
ることから、生産効率を向上することができる。
り、本発明においては、金属線材の折曲成形によってフ
レームを作製することにより、非常に簡素な構造および
少ない部材数で眼鏡を一体成形することができ、また、
微小な部品で構成されているテンプルのヒンジ連結部の
組立作業において割りワッシャーを凹溝に嵌着すること
によって簡単に各部材の位置決めをすることができるの
で、各部品が不用意にバラつくのを防止することができ
ることから、生産効率を向上することができる。
【図1】本発明の実施形態の眼鏡を表わす全体斜視図で
ある。
ある。
【図2】本発明の実施形態の眼鏡を表わす側面図であ
る。
る。
【図3】本発明の実施形態の眼鏡における連結部分の構
造を表わす分解斜視図である。
造を表わす分解斜視図である。
【図4】本発明の実施形態の眼鏡における連結部分の構
造を表わす説明断面図である。
造を表わす説明断面図である。
1 フロントワイヤー 1a 上側フロントワイヤー 10a 上側持出端部 11a 上側止着口部 1b 下側フロントワイヤー 10b 下側持出端部 11b 下側止着口部 2 テンプル 21 枢支孔 22 過拡開ストッパー 3 組合せ式ピボット軸 3a 袋ナット 31 シャンク部 32 凹溝 3b ビス 4 止めワッシャー 41 ワッシャー 42 割りワッシャー F フロント枠 L レンズ B ブリッジ
Claims (3)
- 【請求項1】 折曲加工された金属線材を組み合わせて
フレームが形成される眼鏡の組立方法であって、上下一
対のフロントワイヤー1(1a・1b)がレンズLを保
持してフロント部Fを形成し、かつ、当該フロントワイ
ヤー1a・1bが外側に略平行に持ち出されて成る持出
端部10a・10bにそれぞれ止着口部11a・11bを形成す
ると共に、この止着口部11aと11bとの間にテンプル2
をヒンジ連結する枢着手段として、内筒面に雌ネジを形
成したシャンク部31を備え、かつ、シャンク部31の先端
側には凹溝32を有する袋ナット3aと前記シャンク部31
の雌ネジに螺合可能なビス3bとから成る組合せ式ピボ
ット軸3を用い、前記止着口部11aまたは11bの外側か
ら袋ナット3aのシャンク部31を挿通した後、このシャ
ンク部31へワッシャー41、テンプル2の枢支孔21と順番
に嵌め込んでから、シャンク部31の凹溝32に割りワッシ
ャー42を嵌着させることによって、袋ナット3aと止着
口部11aまたは11bとワッシャー41とテンプルの枢支孔
21を不可分に連結し、こうして連結された状態の構成各
部から突出するシャンク部31の先端に、残るもう一方の
止着口部11bまたは11aを充行いつつ、シャンク部31の
内筒面の雌ネジに対してビス3bを螺合締結せしめるこ
とによりフロント部Fの持出端部にテンプル2を枢支す
ることを特徴とする眼鏡テンプルの安定連結方法。 - 【請求項2】 テンプル2の基端側先端に過拡開ストッ
パー22を配設することを特徴とする請求項1記載の眼鏡
テンプルの安定連結方法。 - 【請求項3】 ワッシャー41または割りワッシャー42の
表面にローレット加工を施して連結箇所において当該ワ
ッシャーによる摺動抵抗を有して摺動せしめるようにす
ることを特徴とする請求項1または2記載の眼鏡テンプ
ルの安定連結方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001052628A JP2002258219A (ja) | 2001-02-27 | 2001-02-27 | 眼鏡テンプルの安定連結方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001052628A JP2002258219A (ja) | 2001-02-27 | 2001-02-27 | 眼鏡テンプルの安定連結方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002258219A true JP2002258219A (ja) | 2002-09-11 |
Family
ID=18913236
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001052628A Pending JP2002258219A (ja) | 2001-02-27 | 2001-02-27 | 眼鏡テンプルの安定連結方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002258219A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010276805A (ja) * | 2009-05-27 | 2010-12-09 | Fukui Megane Kogyo Kk | 眼鏡フレーム |
GB2522446A (en) * | 2014-01-24 | 2015-07-29 | John Derek Snelgrove | Spectacles |
KR101760431B1 (ko) * | 2016-06-08 | 2017-08-10 | 주식회사 랭골라 | 와이어 탄성 지지형 안경테 |
-
2001
- 2001-02-27 JP JP2001052628A patent/JP2002258219A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010276805A (ja) * | 2009-05-27 | 2010-12-09 | Fukui Megane Kogyo Kk | 眼鏡フレーム |
GB2522446A (en) * | 2014-01-24 | 2015-07-29 | John Derek Snelgrove | Spectacles |
KR101760431B1 (ko) * | 2016-06-08 | 2017-08-10 | 주식회사 랭골라 | 와이어 탄성 지지형 안경테 |
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