JP3020985U - 眼鏡用の蝶番 - Google Patents

眼鏡用の蝶番

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JP3020985U
JP3020985U JP1995008691U JP869195U JP3020985U JP 3020985 U JP3020985 U JP 3020985U JP 1995008691 U JP1995008691 U JP 1995008691U JP 869195 U JP869195 U JP 869195U JP 3020985 U JP3020985 U JP 3020985U
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欣治 竹田
由紀子 郡
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欣治 竹田
由紀子 郡
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 テンプルやブリッジ等の枢着部を構成するた
めの蝶番を合成樹脂で安価に製作する。又、蝶番を眼鏡
デザインの一構成要素に組み込んで眼鏡デザインの付加
価値を高めると共に、蝶番の展開状態における安定性を
高める。 【構成】 一対の外軸受片9,10を台座部11に連設
した合成樹脂製の第1の蝶番部材2と、上下の外軸受片
9,10間に嵌挿される内軸受片20を台座部21に連
設してなる合成樹脂製の第2の蝶番部材3とを用いる。
両外軸受片9,10間に内軸受片20を嵌挿し且つこれ
らの軸受片を枢軸5により連結し、第1の蝶番部材2と
第2の蝶番部材3を開閉可能とする。又第1の蝶番部材
と第2の蝶番部材の各台座部11,21の内端側の外側
部分に、蝶番が展開状態において互いに噛み合う噛合凹
凸部23,23を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、テンプルやブリッジ等の枢着部を構成するために用いられる眼鏡用 の蝶番に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
眼鏡枠全体を合成樹脂製とした安価なサングラス等においては、その合成樹脂 の持つ可撓性を利用して蝶番に代えている場合もあったが、通常の眼鏡では、外 観上の高級感を出すことと、十分な強度と弾性を具備したものとするべく眼鏡枠 が金属製とされることが多いため、テンプル等の折り畳み手段としては、眼鏡部 材相互の固着のために一般的に用いられているロウ付手段をそのまま採用できる ように、テンプルやヨロイと同じ種類の金属からなる例えば図30〜31に示す 構造の蝶番aが多用されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら前記従来の金属製蝶番は、次の如き各種の問題を抱えていた。 この種の金属製蝶番の製造工程は、図32に示すようなレール状の金属素材 b,cを適当長さに切断して図33に示す切断片d,eを形成すると共に、その 切断片d,eに切削加工を施して図34に示すような軸受部f,g,hを形成し 、更に、図31に示す枢着用のネジiを挿通させる挿通孔jとネジ孔kを形成す るといった複雑な工程を必要として、製造コストが高くつく問題があった。 又このような削り出しによって製作された蝶番は、加工上からしてデザインの 幅に制約があった。それ故かかる蝶番は、専ら枢着構造を構成する機能だけを有 するに止まり、眼鏡デザインの一部をなして眼鏡の意匠観に変化をもたらすとい うものではなかった。
【0004】 蝶番を介してヨロイとテンプルを枢着するには、ヨロイとテンプルを一体化 した側枠部材mを製作した後、図30に示すように、折り曲げる予定箇所の内面 部に蝶番aをロウ付し、その後、折り曲げるべき箇所を蝶番の繋ぎめ部分で、図 29に一点鎖線で示すように切断nし、図31に示すように、蝶番aで枢着され たテンプルoとヨロイpを形成していた。このように、蝶番をロウ付した後に側 枠部材mを切断するという方法を取っていたのは、次の理由によった。即ち、テ ンプルとヨロイの2つの部材に夫々蝶番片を固着してから両蝶番片を合わせ、こ れに枢軸を通すという方法を採用すると、個々の蝶番片のロウ付のための位置設 定に精度が要求されることとなり、工作が難しくなるためであった。 このようなことの結果、テンプルを折り曲げたときに、図31に示すように、 側枠部材の切断面qが現れることになり、そのエッジrが非常な危険箇所となっ ていた。
【0005】 金属製の蝶番片相互の連結に金属製のビスを用いていたため、金属同士の擦 れ合いに伴う摩耗によってネジの緩みが早くきて枢着部がガタツキやすいという 問題もあった。
【0006】 蝶番をテンプルやヨロイ等に固着するのにロウ付手段を採用していたため、 その作業に手間と熟練を要する問題があった。
【0007】 特に、眼鏡枠に多用されているチタンを用いて蝶番を製作した場合には、頻 繁な開閉によって接触面が荒れて円滑な回動が行ない難くなるため、羊白のパッ キンを接触面に介在させて円滑性を保つことが行なわれていたが、これがコスト 高を招いていた。
【0008】 本考案は、従来の金属製蝶番が持つ前記問題点に鑑みて開発されたものであり 、その第1の目的は、複雑な工程を要することなく合成樹脂の射出成形によって 眼鏡用蝶番を安価に提供することにある。更に進んで本考案の第2の目的は、蝶 番が眼鏡部材の枢着構造を構成するだけでなく蝶番自体が眼鏡枠の一部を兼ねる ように構成することによって、又、蝶番に連結すべき眼鏡部材の形状や素材を任 意に選定できるようにして、眼鏡の意匠効果の多様化を達成すると共に、その連 結を簡易に行いうるようにすることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本考案は以下の手段を採用する。 即ち本考案に係る眼鏡用の蝶番は、台座部に軸受片が連設されてなる合成樹脂 製の一対の蝶番部材を、その軸受片を重ね且つこれを枢軸により連結し、両蝶番 部材を開閉可能としたことを特徴とするものである。 より具体的態様は、所要間隔を隔てて上下対向する一対の外軸受片を台座部に 連設してなる合成樹脂製の第1の蝶番部材と、前記外軸受片間に嵌挿される内軸 受片を台座部に連設してなる合成樹脂製の第2の蝶番部材とを用い、両外軸受片 間に内軸受片を嵌挿すると共に、これら外軸受片と内軸受片とを枢軸により連結 し、第1の蝶番部材と第2の蝶番部材を開閉可能としたこと特徴とするものであ る。
【0010】 本考案のより好ましい態様は、第1の蝶番部材と第2の蝶番部材の各台座部の 内端側の外側部分に、蝶番が展開した状態において互いに噛み合う噛合凹凸部を 形成し、両噛合凹凸部の噛み合いによって枢軸の軸線方向のブレを阻止するよう にするのがよい。この噛合凹凸部としては、例えば、第1の蝶番部材においては 、上半分及び下半分の何れか一方に形成された凹部とその他方に形成された凸部 とからなり、又第2の蝶番部材においては、これらの凹部及び凸部と嵌合しうる 凸部及び凹部とからなるものを挙げることができる。
【0011】 前記各基本構成の蝶番において、第1の蝶番部材と第2の蝶番部材の各台座部 の外端面に、内端方向に向けて延びる連結孔を形成し、該連結孔に眼鏡用部材を 固定状態に挿入可能とするのがよい。
【0012】 前記各基本構成の蝶番において、各蝶番部材の台座部に、上下方向及び外方に 開放した挿入溝を形成し且つ該挿入溝の内奥端には嵌合突部を形成し、該挿入溝 に挿入せしめられる眼鏡用部材の先端に凹設した嵌合凹部を前記嵌合突部に嵌合 可能とするのがよい。
【0013】 前記各基本構成の蝶番において、各蝶番部材の台座部の上下に、その外端で開 放して内端側に至る係合溝を設けると共にその内端に窪み部を設け、眼鏡用部材 の二股状係合腕の上下の腕部が、前記上下の係合溝に嵌合し且つ腕部先端の突起 部が前記窪み部に嵌合するように構成するのがよい。
【0014】 前記各基本構成の蝶番において、各蝶番部材の台座部の裏面側に、眼鏡用部材 の内側部と当接する内側部受面と該眼鏡用部材の先端部と当接する先端部受面と からなるL字状受面を設け、又前記内側部受面には、眼鏡用部材を固定する固定 具を圧入させるための筒状受部を設けるのがよい。
【0015】 前記各基本構成の蝶番において、各蝶番部材の台座部の裏面側に、眼鏡用部材 と嵌合でき且つその上下面と当接しうる折曲片を具えたコ字状嵌合凹部を設け、 該コ字状嵌合凹部の底面に、眼鏡用部材を固定する固定具を圧入させる筒状受部 を設けるのがよい。
【0016】 前記各基本構成の蝶番において、各蝶番部材の台座部の裏面に、先端部分に係 合頭部が膨出され且つ弾性的に径が縮小しうる固定突部の少なくとも1個を設け 、この固定突部が、その弾性変形によって眼鏡用部材に設けた止孔を挿通した後 、係合頭部が弾性的に拡開できる構成するのがよい。
【0017】 なお本考案において蝶番部材の素材としては、射出成形可能な合成樹脂であれ ば公知の素材を用いてよく、好ましくは耐摩耗性に優れた素材を用いる。又枢軸 は、ネジに限らず周面が平滑な軸であってもよく、その素材は合成樹脂でも金属 でもよい。
【0018】 又本考案の蝶番は、テンプルとヨロイの連結部や2分割されたブリッジの連結 部等、眼鏡の枢着構造を構成するために採用できるものである。
【0019】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。第1実施例 図1〜5において本考案に係る眼鏡用の蝶番1は、耐摩耗性の合成樹脂を以て 一体に射出成形された第1の蝶番部材2と第2の蝶番部材3とを枢軸5により開 閉可能に連結してなるものであり、例えば図1に示すように、金属製テンプル6 と金属製ヨロイ7との枢着連結に用いられる。
【0020】 前記第1の蝶番部材2は、所要間隔を隔てて上下対向する一対の略円板状なす 外軸受片9,10を台座部11に連設してなる。そして下側の外軸受片10には 、前記枢軸5としてのネジ12を螺合させうる雌ネジ13が設けられると共に、 上側の外軸受片9には、該ネジの頭部15を納めうる大径孔16と、該ネジを挿 通させうる挿通孔17とからなる段付孔19が設けられている。なお前記雌ネジ 13は、射出成形後にタップでネジ立てして形成されている。又前記第2の蝶番 部材3は、前記外軸受片9,10間に嵌挿されうる内軸受片20を台座部21に 連設してなり、該内軸受片20には、前記ネジ12が挿通しうる挿通孔22が設 けられている。
【0021】 又前記第1の蝶番部材2と第2の蝶番部材3の各台座部11,21の内端側の 外側部分に、蝶番1が展開した状態において互いに噛み合う噛合凹凸部23が形 成されている。該噛合凹凸部23は、第1の蝶番部材2においては、上半分が凹 部25に形成され且つ下半分が凸部26に形成されている。又第2の蝶番部材3 においては、上半分が前記凹部25に嵌合しうる凸部27として形成され且つ下 半分が前記凸部26と嵌合しうる凹部29として形成されている。
【0022】 然してテンプルが開いた状態においては、この噛合凹凸部23,23の噛み合 いによって、枢着部分の上下方向のブレが確実に止められて、枢着部分のガタツ キ発生が防止される。
【0023】 更に、第1の蝶番部材と第2の蝶番部材の台座部11,21には、その外端面 30の中央部分に、台座の内端方向に向けて延びる矩形孔状の連結孔31が形成 されている。この連結孔31に、テンプル又はヨロイの端部に突設された鋸刃状 の連結片32を差し込み、該連結片32を加熱して連結孔31の内壁部を融かす と、図3に示すように鋸刃状部33に樹脂が食い込んで、連結片32と台座部1 1,21相互が一体化される。
【0024】 これによりテンプル6とヨロイ7とが枢着されることとなるが、この場合、蝶 番1そのものが眼鏡の側枠デザインの一部を構成する。そのため、第1の蝶番部 材2と第2の蝶番部材3を所望のデザインで構成することにより、蝶番1は、眼 鏡の一部としての意匠観を付与できる。しかも、このような差し込み方式の連結 であるため、任意に選択されたテンプルやヨロイ(材質を問わない)をこの蝶番 に組合せて連結することが容易であり、従って、眼鏡側枠部分のデザインの幅を 従来に比し拡張できることになる。
【0025】第2実施例 図6〜8は、本考案に係る眼鏡用の蝶番1の他の実施例を示すものであり、耐 摩耗性の合成樹脂を以て一体に射出成形された第1の蝶番部材2と第2の蝶番部 材3とを枢軸5により開閉可能に連結してなるものであり、例えば図6に示すよ うに、金属製テンプル6と金属製ヨロイ7との枢着に用いられる。
【0026】 前記第1の蝶番部材2は、所要間隔を隔てて上下対向する一対の略円板状なす 外軸受片9,10を台座部11に連設してなる。そして下側の外軸受片10には 、前記枢軸5としてのネジ12を螺合させうる雌ネジ13が設けられると共に、 上側の外軸受片9には、該ネジの頭部15を納めうる大径孔16と、該ネジを挿 通させうる挿通孔17とからなる段付孔19が設けられている。なお前記雌ネジ 13は、射出成形後にタップでネジ立てして形成されている。
【0027】 又前記第2の蝶番部材3は、前記外軸受片9,10間に嵌挿されうる内軸受片 20を台座部21に連設してなり、該内軸受片20には、前記ネジ12が挿通し うる挿通孔22が設けられている。又、該内軸受片20の外周面部の先端側の部 分は小径部35として形成され、その両端に係合段部36,36を有しており、 この係合段部36が前記両外軸受片9,10間に設けたストッパ部37と夫々係 合することによって、蝶番1が、屈曲状態と図6に示す展開状態に保持される。
【0028】 又、第1の蝶番部材2及び第2の蝶番部材3の台座部11,21は、所要間隔 をおいて左右対向する挟持片39,39からなり、両挟持片間に、上下方向及び 外方に開放した挿入溝40が形成されている。又該挿入溝40の内奥端には、テ ンプル6又はヨロイ7の連結側の先端に設けた嵌合凹部41と嵌合しうる嵌合突 部42が設けられている。加えて両挟持片39,39の先端側部分の内面には、 テンプル6又はヨロイ7の連結側の端部分に設けた係合孔43と係合しうる係合 突部45,45が対向して設けられている。
【0029】 然して図6、図8に示すように、テンプル6及びヨロイ7の連結側の端部分6 a,7aを前記挿入溝40,40に挿入し、その先端の嵌合凹部41を前記嵌合 突部42と嵌合せしめ、且つ係合孔43に係合突部45,45を係合させること により、テンプル6とヨロイ7とが蝶番1を介して、垂直面内で回り止めされて 枢着されることになる。
【0030】 この場合も前記と同様、蝶番1そのものが眼鏡の側枠デザインの一部を構成す る。そのため、第1の蝶番部材2と第2の蝶番部材3を所望のデザインで構成す ることにより、蝶番1は、眼鏡の一部としての意匠観を付与できる。しかも、こ のような挿入嵌合方式の連結であるため、任意に選択されたテンプルやヨロイを この蝶番にワンタッチ操作で組合せて簡易に連結できる。そして該嵌合状態を解 除することにより、テンプルやヨロイを蝶番と分離可能であり、従って、新たに 選択されたテンプルやヨロイをこの蝶番に組合せて異なる意匠観の眼鏡を構成で きる。このように本考案によるときは、眼鏡側枠部分のデザインの幅を従来に比 し拡張できることになる。
【0031】第3実施例 図9〜12は、本考案に係る眼鏡用の蝶番1のその他の実施例を示すものであ り、耐摩耗性の合成樹脂を以て一体に射出成形された第1の蝶番部材2と第2の 蝶番部材3とを枢軸5により開閉可能に連結してなるものであり、例えば図11 に示すように、金属製テンプル6と金属製ヨロイ7との枢着に用いられる。
【0032】 前記第1の蝶番部材2は、第1実施例におけると同様、図10に示すように、 所要間隔を隔てて上下対向する一対の略円板状なす外軸受片9,10を台座部1 1に連設してなる。そして下側の外軸受片10には、前記枢軸5としてのネジ1 2を螺合させうる雌ネジ13が設けられると共に、上側の外軸受片9には、該ネ ジの頭部15を納めうる大径孔16と、該ネジを挿通させうる挿通孔17とから なる段付孔19が設けられている。なお前記雌ネジ13は、射出成形後にタップ でネジ立てして形成されている。
【0033】 又前記第2の蝶番部材3は、前記外軸受片9,10間に嵌挿されうる内軸受片 20を台座部21に連設してなり、該内軸受片20には、前記ネジ12が挿通し うる挿通孔22が設けられている。
【0034】 そして各蝶番部材2,3の台座部11,21の上下には、その外端で開放して 内端側に至る係合溝47,47を設けると共に、その内端部に窪み部49,49 を設けてなる。
【0035】 然して、図12に示すように、テンプル6又はヨロイ7の二股状係合腕50の 上下の腕部51,51(図9)が前記上下の係合溝47,47に嵌合し、且つ該 腕部先端の突部52が前記窪み部49,49と弾性的に嵌合することにより、テ ンプル6とヨロイ7とが蝶番1を介して、垂直面内で回り止めされて枢着される ことになる。
【0036】 かかる構成を採用することにより、前記第1実施例におけると同様に、蝶番1 そのものが眼鏡の側枠デザインの一部を構成する。そのため、第1の蝶番部材2 と第2の蝶番部材3を所望のデザインで構成することにより、蝶番1は、眼鏡の 一部としての意匠観を付与できる。しかも、このような嵌合方式の連結であるた め、任意に選択されたテンプルやヨロイをこの蝶番にワンタッチ操作で組合せて 簡易に連結できる。そして該嵌合状態を解除することにより、テンプルやヨロイ を蝶番と分離可能であり、従って、新たに選択されたテンプルやヨロイをこの蝶 番に組合せて異なる意匠観の眼鏡を構成できる。このように本考案によるときは 、眼鏡側枠部分のデザインの幅を従来に比し拡張できることになる。
【0037】第4実施例 図13〜16は、本考案に係る眼鏡用の蝶番1のその他の実施例を示すもので あり、耐摩耗性の合成樹脂を以て一体に射出成形された第1の蝶番部材2と第2 の蝶番部材3とを枢軸5により開閉可能に連結してなるものであり、例えば図1 3〜14に示すように金属製テンプル6と金属製ヨロイ7との枢着に用いられる 。
【0038】 前記第1の蝶番部材2は、所要間隔を隔てて上下対向する一対の略円板状なす 外軸受片9,10を台座部11に連設してなる。そして第1実施例におけると同 様、下側の外軸受片10には、前記枢軸5としてのネジ12を螺合させうる雌ネ ジが設けられると共に、上側の外軸受片9には、該ネジの頭部15を納めうる大 径孔と、該ネジを挿通させうる挿通孔とからなる段付孔が設けられている。なお 前記雌ネジは、射出成形後にタップでネジ立てして形成されている。
【0039】 又前記第2の蝶番部材3は、前記外軸受片9,10間に嵌挿されうる内軸受片 20を台座部21に連設してなり、該内軸受片20には、前記ネジ12が挿通し うる挿通孔が設けられている。
【0040】 そして各蝶番部材2,3の台座部11,21の裏面側には、テンプル6又はヨ ロイ7の連結側の端部分の内側部53及び先端部55と夫々当接しうる内側部受 面56と先端部受面55とを具えるL字状受面59を有している。そして該内側 部受面56の先端寄り部位に位置させて、テンプル6又はヨロイ7の連結側の端 部分に設けた透孔60を挿通しうる筒状受部61が突設されている。又該筒状受 部61と台座部11,21とに亘って、図16に示すように、貫通した係合孔6 2が設けられ、その内周面には、図16に示すように、鋸刃状の環状凹部63が 軸線方向に多段に形成されている。
【0041】 然して、テンプル6又はヨロイ7の連結側の端部分6a,7aを前記L字状受 面59と当接せしめ、且つ前記筒状受部61をテンプル又はヨロイに設けた前記 透孔60に挿通せしめ、然る後図16に示すように、固定具65の係合軸66を テンプルやヨロイの表面側から前記係合孔62に押し込み、該固定具の係合軸周 面部に多段に設けられている鋸刃状の環状突部67を前記環状凹部63と係合せ しめ、固定具の頭部69と台座部11,21と間でテンプル又はヨロイを挟着す ると、テンプル6とヨロイ7が蝶番1を介して開閉可能に枢着される。なおこの 状態で、テンプル6及びヨロイ7は、その先端部55がL字状受面の先端部受面 57に当接して回動不能に位置決めされ、強固に固定される。しかも、筒状受部 61がテンプル6及びヨロイ7に設けた透孔60に嵌まることによりこの位置決 めが一層強固となり、ガタツキのない安定性の高い連結が得られることになる。
【0042】第5実施例 図17〜20は、本考案に係る眼鏡用の蝶番1のその他の実施例を示すもので あり、耐摩耗性の合成樹脂を以て一体に射出成形された第1の蝶番部材2と第2 の蝶番部材3とを枢軸5により開閉可能に連結してなるものであり、例えば図1 7〜18に示すように、金属製テンプル6と金属製ヨロイ7との枢着に用いられ る。
【0043】 前記第1の蝶番部材2は、所要間隔を隔てて上下対向する一対の略円板状なす 外軸受片9,10を台座部11に連設してなる。そして第1実施例におけると同 様、下側の外軸受片10には、前記枢軸5としてのネジ12を螺合させうる雌ネ ジが設けられると共に、上側の外軸受片9には、該ネジの頭部15を納めうる大 径孔と、該ネジを挿通させうる挿通孔とからなる段付孔が設けられている。なお 前記雌ネジは、射出成形後にタップでネジ立てして形成されている。
【0044】 又前記第2の蝶番部材3は、前記外軸受片9,10間に嵌挿されうる内軸受片 20を台座部21に連設してなり、該内軸受片20には、前記ネジ12が挿通し うる挿通孔が設けられている。
【0045】 そして各蝶番部材2,3の台座部11,21の裏面側には、テンプル6又はヨ ロイ7と嵌合でき且つその上下面70,71と当接しうる折曲片72,73を具 えたコ字状嵌合凹部75を具えており、そのコ字状嵌合凹部75の底面には、テ ンプル6又はヨロイ7の連結側の端部分に設けた透孔60を挿通しうる筒状受部 61が突設されている。そして該筒状受部61と台座部11,12とに亘って、 貫通した係合孔62が設けられ、その内周面には、図20に示すように、鋸刃状 の環状凹部63が軸線方向に多段に形成されている。
【0046】 然して図20に示すように、テンプル6又はヨロイ7の連結側の端部分6a, 7aを前記コ字状嵌合凹部75に嵌め込み、且つ前記筒状受部61をテンプル又 はヨロイに設けた前記透孔60に挿通せしめ、然る後、固定具65の係合軸66 をテンプルやヨロイの表面側から前記係合孔62に押し込み、該固定具の係合軸 周面部に多段に設けられている鋸刃状の環状突部67を前記環状凹部63と係合 せしめ、固定具の頭部69と台座部11,21と間でテンプル又はヨロイを挟着 すると、テンプル6とヨロイ7が蝶番1を介して開閉可能に枢着される。なおこ の状態で、テンプル6及びヨロイ7は、その上下面70,71がコ字状嵌合凹部 75の上下の折曲片72,73と当接して位置決めされ、強固に固定される。し かも、筒状受部61がテンプル6及びヨロイ7に設けた透孔60に嵌まることに よりこの位置決めが一層強固となり、ガタツキのない安定性の高い連結が得られ ることになる。
【0047】 かかる構成を採用することにより、前記第2実施例におけると同様に、蝶番の コ字状嵌合凹部75の上下の折曲片の端面76,77そのものが、図17に示す ように眼鏡の側枠デザインの一部を構成する。そのため、第1の蝶番部材2と第 2の蝶番部材3を所望のデザインで構成することにより、蝶番1は、眼鏡の一部 としての意匠観を付与できる。これにより、前記コ字状嵌合凹部75が一種の意 匠観を付与する。
【0048】第6実施例 図21〜24は、本考案に係る眼鏡用の蝶番1のその他の実施例を示すもので あり、耐摩耗性の合成樹脂を以て一体に射出成形された第1の蝶番部材2と第2 の蝶番部材3とを枢軸5により開閉可能に連結してなるものであり、例えば図2 1〜22に示すように金属製テンプル6と金属製ヨロイ7との枢着に用いられる 。
【0049】 前記第1の蝶番部材2は、所要間隔を隔てて上下対向する一対の略円板状なす 外軸受片9,10を台座部11に連設してなる。そして第1実施例におけると同 様、下側の外軸受片10には、前記枢軸5としてのネジ12を螺合させうる雌ネ ジが設けられると共に、上側の外軸受片9には、該ネジの頭部15を納めうる大 径孔と、該ネジを挿通させうる挿通孔とからなる段付孔が設けられている。なお 前記雌ネジは、射出成形後にタップでネジ立てして形成されている。
【0050】 又前記第2の蝶番部材3は、前記外軸受片9,10間に嵌挿されうる内軸受片 20を台座部21に連設してなり、該内軸受片20には、前記ネジ12が挿通し うる挿通孔が設けられている。
【0051】 そして各蝶番部材2,3の台座部11,21の裏面に、先端部分に半球状の係 合頭部79が膨出され且つ割溝80によって4分割されて、その径が弾性的に縮 小しうる固定突部81の2個が間隔をおいて突設されている。
【0052】 然して図24に示すように、テンプル6及びヨロイ7の連結側の端部分6a, 7aの左右に位置させて設けた止孔82,82に前記固定突部81,81を、そ の径を弾性的に縮小させて押入させると、係合頭部79が止孔82を通り抜けた 後に該係合頭部79が弾性的に拡開し、テンプル6又はヨロイ7が台座11,2 1に回り止めされて固定されることになる。
【0053】 かかる構造を採用することにより、固定突部81の嵌め合いを利用してワンタ ッチ操作により、テンプル6及びヨロイ7の蝶番1に対する固定を行なうことが できる。
【0054】その他の実施例 第1の蝶番部材と第2の蝶番部材を開閉可能とする枢軸は前記したネジの他 、周面が平滑な軸であってもよい。又その素材は合成樹脂であっても金属であっ てもよい。
【0055】 第1の蝶番部材と第2の蝶番部材の各台座部の内端側の外側部分に、蝶番が 展開した状態において互いに噛み合う噛合凹凸部23,23を形成する場合、こ の噛合凹凸部は、例えば図25〜26に示すような波形や、図27〜28に示す ようなジグザク状等に構成されることもある。そしてかかる噛合凹凸部を設ける 構成は、前記した第2〜6の各実施例においても同様に採用できる。
【0056】 前記第1実施例において、台座に対するテンプル又はヨロイの連結は、連結 片を連結孔に圧入する手段によってもよい。又第4、第5実施例において、筒状 受部と台座部とに亘って設けたネジ孔に固定ネジをネジ込むことによって、テン プルやヨロイを蝶番に固定することとしてもよい。
【0057】 本考案に係る蝶番は、図29に示すように、噛合凹凸部を具えない従来型の 蝶番として構成されることもある。同図において、図1におけると同様の部位に は同一の符号を付している。
【0058】
【考案の効果】
本考案は以下の如き優れた効果を奏する。 本考案によるときは、従来の金属製蝶番におけるような製作の際の複雑な加 工工程を要することなく、又ロウ付の熟練作業を必要とすることもなく、所望の 蝶番を合成樹脂によって安価に製作できる。
【0059】 本考案に係る蝶番は合成樹脂製であるため、射出成形によってその形状を自 由に形成できる。従って、単なる蝶番としての機能以外に、それを眼鏡枠の一構 成要素として用い、眼鏡デザインの多用化を図ることができる。 又樹脂製の蝶番であるため、それに対するテンプルやヨロイ等の眼鏡用部材の 連結は、従来の金属製蝶番におけるようなロウ付手段によらざるを得ないもので なく、挿入方式や嵌合方式、嵌合方式と融着の併用、係合方式、ネジ止め方式等 その他の簡易な連結手段を採用できる。それ故、各種素材のテンプルやヨロイ等 の眼鏡用部材を蝶番に組み合わせることが可能となり、例えば、蝶番の樹脂部分 とテンプルやヨロイの金属部分(異種の金属であってもよい)との組合せによっ て高級感ある意匠を構成できる等、眼鏡デザインの豊富化により眼鏡の付加価値 を高めることができる。
【0060】 又蝶番が樹脂製であるため、従来のロウ付による連結手段に比し連結部の分 離が容易であり、眼鏡の修理が容易となる。
【0061】 又、前記のような簡易な連結手段を採用できることから、眼鏡の組立て能率 の向上及び製造コスト低減も期しうる。
【0062】 本考案に係る蝶番は合成樹脂製であるため、テンプルを折り曲げたときにも 、従来の金属製蝶番におけるように危険なエッジが現れることがなく安全性に優 れる。 又、第1の蝶番部材と第2の蝶番部材が合成樹脂製のものであるため、その枢 軸として金属性のビスを用いた場合においても、従来の金属性の蝶番におけるよ うに、金属同士の擦れ合いにならないことから、緩みの発生し難いスムースな回 動が得られる。
【0063】 特に両蝶番部材の台座部の内端側の外側部分に、両蝶番部材が展開した状態 において互いに噛み合う噛合凹凸部を形成したときは、両噛合凹凸部の噛み合い によって、枢軸の軸線方向のブレを阻止でき、蝶番のガタツキ発生をより良好に 防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】蝶番の一実施例を示す斜視図である。
【図2】蝶番の一実施例を示す分解斜視図である。
【図3】蝶番の使用状態をその展開状態で示す断面図で
ある。
【図4】蝶番の使用状態をその展開状態で示す斜視図で
ある。
【図5】蝶番の使用状態をその屈曲状態で示す斜視図で
ある。
【図6】蝶番の他の態様をその使用状態で示す斜視図で
ある。
【図7】蝶番の分解斜視図である。
【図8】蝶番の使用状態をその展開状態で示す平面図で
ある。
【図9】蝶番のその他の態様を示す斜視図である。
【図10】蝶番の分解斜視図である。
【図11】蝶番の使用状態をその展開状態で示す斜視図
である。
【図12】蝶番の使用状態をその展開状態で示す断面図
である。
【図13】蝶番のその他の態様をその使用状態で示す斜
視図である。
【図14】蝶番の使用状態を示す斜視図である。
【図15】蝶番の構成を説明する斜視図である。
【図16】蝶番の使用状態をその展開状態で示す断面図
である。
【図17】蝶番のその他の態様を使用状態で示す斜視図
である。
【図18】その使用状態を示す斜視図である。
【図19】蝶番の構成を説明する斜視図である。
【図20】蝶番の使用状態をその展開状態で示す断面図
である。
【図21】蝶番のその他の態様を使用状態で示す斜視図
である。
【図22】蝶番の使用状態を示す斜視図である。
【図23】蝶番の構成を説明する斜視図である。
【図24】蝶番の使用状態をその展開状態で示す断面図
である。
【図25】蝶番の噛合凹凸部の他の態様を説明する斜視
図である。
【図26】その展開状態の側面図である。
【図27】蝶番の噛合凹凸部のその他の態様を説明する
斜視図である。
【図28】その展開状態の側面図である。
【図29】蝶番のその他の態様を示す斜視図である。
【図30】従来蝶番の側枠部材への固着状態を示す斜視
図である。
【図31】従来蝶番の問題点を説明する斜視図である。
【図32】従来蝶番を製造するために用いるレール状の
金属素材を説明する斜視図である。
【図33】金属素材を適当長さに切断して得た切断片を
示す斜視図である。
【図34】切断片に切削加工を施して形成された蝶番部
材を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 蝶番 2 第1の蝶番部材 3 第2の蝶番部材 5 枢軸 6 テンプル 7 ヨロイ 9 外軸受片 10 外軸受片 11 台座部 20 内軸受片 21 台座部 23 噛合凹凸部 25 凹部 26 凸部 27 凸部 29 凹部 31 連結孔 32 連結片 40 挿入溝 41 嵌合凹部 42 嵌合突部 47 係合溝 49 窪み部 50 二股状係合腕 51 腕部 52 突部 53 内側部 55 先端部 56 内側部受面 57 先端部受面 59 L字状受面 61 筒状受部 65 固定具 72 折曲片 75 コ字状嵌合凹部 79 係合頭部 80 割溝 81 固定突部

Claims (10)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 台座部に軸受片が連設されてなる合成樹
    脂製の一対の蝶番部材を、その軸受片を重ね且つこれを
    枢軸により連結し、両蝶番部材を開閉可能としたことを
    特徴とする眼鏡用の蝶番。
  2. 【請求項2】 所要間隔を隔てて上下対向する一対の外
    軸受片を台座部に連設してなる合成樹脂製の第1の蝶番
    部材と、前記外軸受片間に嵌挿される内軸受片を台座部
    に連設してなる合成樹脂製の第2の蝶番部材とを用い、
    両外軸受片間に内軸受片を嵌挿すると共に、これら外軸
    受片と内軸受片とを枢軸により連結し、第1の蝶番部材
    と第2の蝶番部材を開閉可能としたことを特徴とする眼
    鏡用蝶番。
  3. 【請求項3】 第1の蝶番部材と第2の蝶番部材の各台
    座部の内端側の外側部分に、蝶番が展開した状態におい
    て互いに噛み合う噛合凹凸部を形成し、両噛合凹凸部の
    噛み合いによって枢軸の軸線方向のブレを阻止するよう
    に構成されていることを特徴とする請求項1又は2記載
    の眼鏡用の蝶番。
  4. 【請求項4】 噛合凹凸部は、第1の蝶番部材において
    は、上半分及び下半分の何れか一方に形成された凹部と
    その他方に形成された凸部とからなり、又第2の蝶番部
    材においては、これらの凹部及び凸部と嵌合しうる凸部
    及び凹部とからなることを特徴とする請求項3記載の眼
    鏡用の蝶番。
  5. 【請求項5】 第1の蝶番部材と第2の蝶番部材の各台
    座部の外端面に、内端方向に向けて延びる連結孔が形成
    され、該連結孔に眼鏡用部材が固定状態に挿入可能とさ
    れていることを特徴とする請求項1、2、3又は4記載
    の眼鏡用の蝶番。
  6. 【請求項6】 各蝶番部材の台座部に、上下方向及び外
    方に開放した挿入溝が形成され且つ該挿入溝の内奥端に
    は嵌合突部が形成されており、該挿入溝に挿入せしめら
    れた眼鏡用部材の先端に凹設した嵌合凹部が前記嵌合突
    部と嵌合可能とされていることを特徴とする請求項1、
    2、3又は4記載の眼鏡用の蝶番。
  7. 【請求項7】 各蝶番部材の台座部の上下に、その外端
    で開放して内端側に至る係合溝を設けると共にその内端
    に窪み部を設けてなり、眼鏡用部材の二股状係合腕の上
    下の腕部が、前記上下の係合溝に嵌合し且つ腕部先端の
    突起部が前記窪み部に嵌合するように構成されているこ
    とを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の眼鏡用の
    蝶番。
  8. 【請求項8】 各蝶番部材の台座部の裏面側に、眼鏡用
    部材の内側部と当接する内側部受面と該眼鏡用部材の先
    端部と当接する先端部受面とからなるL字状受面を具
    え、又前記内側部受面には、眼鏡用部材を固定する固定
    具を圧入させるための筒状受部が設けられていることを
    特徴とする請求項1、2、3又は4記載の眼鏡用の蝶
    番。
  9. 【請求項9】 各蝶番部材の台座部の裏面側に、眼鏡用
    部材と嵌合でき且つその上下面と当接しうる折曲片を具
    えたコ字状嵌合凹部を具え、該コ字状嵌合凹部の底面に
    は、眼鏡用部材を固定する固定具を圧入させるための筒
    状受部が設けられていることを特徴とする請求項1、
    2、3又は4記載の眼鏡用の蝶番。
  10. 【請求項10】 各蝶番部材の台座部の裏面に、先端部
    分に係合頭部が膨出され且つ弾性的に径が縮小しうる固
    定突部の少なくとも1個を有し、この固定突部が、その
    弾性変形によって眼鏡用部材に設けた止孔を挿通した
    後、係合頭部が弾性的に拡開できることを特徴する請求
    項1、2、3又は4記載の眼鏡用の蝶番。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101303817B1 (ko) * 2011-06-10 2013-09-04 이경안 안경용 경첩
JP2022021384A (ja) * 2020-07-22 2022-02-03 株式会社サンリーブ メガネフレームのツル継手構造

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