JPH0933866A - 眼鏡用の蝶番 - Google Patents

眼鏡用の蝶番

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JPH0933866A
JPH0933866A JP7207913A JP20791395A JPH0933866A JP H0933866 A JPH0933866 A JP H0933866A JP 7207913 A JP7207913 A JP 7207913A JP 20791395 A JP20791395 A JP 20791395A JP H0933866 A JPH0933866 A JP H0933866A
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JP
Japan
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hinge member
pedestal
fitted
temple
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JP7207913A
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English (en)
Inventor
Kinji Takeda
欣治 竹田
Yukiko Kori
由紀子 郡
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Original Assignee
Individual
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02CSPECTACLES; SUNGLASSES OR GOGGLES INSOFAR AS THEY HAVE THE SAME FEATURES AS SPECTACLES; CONTACT LENSES
    • G02C2200/00Generic mechanical aspects applicable to one or more of the groups G02C1/00 - G02C5/00 and G02C9/00 - G02C13/00 and their subgroups
    • G02C2200/04Junctions between frame elements having a click function
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02CSPECTACLES; SUNGLASSES OR GOGGLES INSOFAR AS THEY HAVE THE SAME FEATURES AS SPECTACLES; CONTACT LENSES
    • G02C2200/00Generic mechanical aspects applicable to one or more of the groups G02C1/00 - G02C5/00 and G02C9/00 - G02C13/00 and their subgroups
    • G02C2200/08Modular frames, easily exchangeable frame parts and lenses

Landscapes

  • Eyeglasses (AREA)
  • Pivots And Pivotal Connections (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 テンプルやブリッジ等の枢着部を構成するた
めの蝶番を合成樹脂で安価に製作する。又、蝶番を眼鏡
デザインの一構成要素に組み込んで眼鏡デザインの付加
価値を高めると共に、蝶番の展開状態における安定性を
高める。 【構成】 一対の外軸受片9,10を台座部11に連設
した合成樹脂製の第1の蝶番部材2と、上下の外軸受片
9,10間に嵌挿される内軸受片20を台座部21に連
設してなる合成樹脂製の第2の蝶番部材3とを用いる。
両外軸受片9,10間に内軸受片20を嵌挿し且つこれ
らの軸受片を枢軸5により連結し、第1の蝶番部材2と
第2の蝶番部材3を開閉可能とする。又第1の蝶番部材
と第2の蝶番部材の各台座部11,21の内端側の外側
部分に、蝶番が展開状態において互いに噛み合う噛合凹
凸部23,23を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テンプルやブリッ
ジ等の枢着部を構成するために用いられる眼鏡用の蝶番
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】眼鏡枠全体を合成樹脂製とした安価なサ
ングラス等においては、その合成樹脂の持つ可撓性を利
用して蝶番に代えている場合もあったが、通常の眼鏡で
は、外観上の高級感を出すことと、十分な強度と弾性を
具備したものとするべく眼鏡枠が金属製とされることが
多いため、テンプル等の折り畳み手段としては、眼鏡部
材相互の固着のために一般的に用いられているロウ付手
段をそのまま採用できるように、テンプルやヨロイと同
じ種類の金属からなる例えば図30〜31に示す構造の
蝶番aが多用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記従来
の金属製蝶番は、次の如き各種の問題を抱えていた。 この種の金属製蝶番の製造工程は、図32に示すよ
うなレール状の金属素材b,cを適当長さに切断して図
33に示す切断片d,eを形成すると共に、その切断片
d,eに切削加工を施して図34に示すような軸受部
f,g,hを形成し、更に、図31に示す枢着用のネジ
iを挿通させる挿通孔jとネジ孔kを形成するといった
複雑な工程を必要として、製造コストが高くつく問題が
あった。又このような削り出しによって製作された蝶番
は、加工上からしてデザインの幅に制約があった。それ
故かかる蝶番は、専ら枢着構造を構成する機能だけを有
するに止まり、眼鏡デザインの一部をなして眼鏡の意匠
観に変化をもたらすというものではなかった。
【0004】 蝶番を介してヨロイとテンプルを枢着
するには、ヨロイとテンプルを一体化した側枠部材mを
製作した後、図30に示すように、折り曲げる予定箇所
の内面部に蝶番aをロウ付し、その後、折り曲げるべき
箇所を蝶番の繋ぎめ部分で、図29に一点鎖線で示すよ
うに切断nし、図31に示すように、蝶番aで枢着され
たテンプルoとヨロイpを形成していた。このように、
蝶番をロウ付した後に側枠部材mを切断するという方法
を取っていたのは、次の理由によった。即ち、テンプル
とヨロイの2つの部材に夫々蝶番片を固着してから両蝶
番片を合わせ、これに枢軸を通すという方法を採用する
と、個々の蝶番片のロウ付のための位置設定に精度が要
求されることとなり、工作が難しくなるためであった。
このようなことの結果、テンプルを折り曲げたときに、
図31に示すように、側枠部材の切断面qが現れること
になり、そのエッジrが非常な危険箇所となっていた。
【0005】 金属製の蝶番片相互の連結に金属製の
ビスを用いていたため、金属同士の擦れ合いに伴う摩耗
によってネジの緩みが早くきて枢着部がガタツキやすい
という問題もあった。
【0006】 蝶番をテンプルやヨロイ等に固着する
のにロウ付手段を採用していたため、その作業に手間と
熟練を要する問題があった。
【0007】 特に、眼鏡枠に多用されているチタン
を用いて蝶番を製作した場合には、頻繁な開閉によって
接触面が荒れて円滑な回動が行ない難くなるため、羊白
のパッキンを接触面に介在させて円滑性を保つことが行
なわれていたが、これがコスト高を招いていた。
【0008】本発明は、従来の金属製蝶番が持つ前記問
題点に鑑みて開発されたものであり、その第1の目的
は、複雑な工程を要することなく合成樹脂の射出成形に
よって眼鏡用蝶番を安価に提供することにある。更に進
んで本発明の第2の目的は、蝶番が眼鏡部材の枢着構造
を構成するだけでなく蝶番自体が眼鏡枠の一部を兼ねる
ように構成することによって、又、蝶番に連結すべき眼
鏡部材の形状や素材を任意に選定できるようにして、眼
鏡の意匠効果の多様化を達成すると共に、その連結を簡
易に行いうるようにすることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は以下の手段を採用する。即ち本発明に係る
眼鏡用の蝶番は、台座部に軸受片が連設されてなる合成
樹脂製の一対の蝶番部材を、その軸受片を重ね且つこれ
を枢軸により連結し、両蝶番部材を開閉可能としたこと
を特徴とするものである。より具体的態様は、所要間隔
を隔てて上下対向する一対の外軸受片を台座部に連設し
てなる合成樹脂製の第1の蝶番部材と、前記外軸受片間
に嵌挿される内軸受片を台座部に連設してなる合成樹脂
製の第2の蝶番部材とを用い、両外軸受片間に内軸受片
を嵌挿すると共に、これら外軸受片と内軸受片とを枢軸
により連結し、第1の蝶番部材と第2の蝶番部材を開閉
可能としたこと特徴とするものである。
【0010】本発明のより好ましい態様は、第1の蝶番
部材と第2の蝶番部材の各台座部の内端側の外側部分
に、蝶番が展開した状態において互いに噛み合う噛合凹
凸部を形成し、両噛合凹凸部の噛み合いによって枢軸の
軸線方向のブレを阻止するようにするのがよい。この噛
合凹凸部としては、例えば、第1の蝶番部材において
は、上半分及び下半分の何れか一方に形成された凹部と
その他方に形成された凸部とからなり、又第2の蝶番部
材においては、これらの凹部及び凸部と嵌合しうる凸部
及び凹部とからなるものを挙げることができる。
【0011】前記各基本構成の蝶番において、第1の蝶
番部材と第2の蝶番部材の各台座部の外端面に、内端方
向に向けて延びる連結孔を形成し、該連結孔に眼鏡用部
材を固定状態に挿入可能とするのがよい。
【0012】前記各基本構成の蝶番において、各蝶番部
材の台座部に、上下方向及び外方に開放した挿入溝を形
成し且つ該挿入溝の内奥端には嵌合突部を形成し、該挿
入溝に挿入せしめられる眼鏡用部材の先端に凹設した嵌
合凹部を前記嵌合突部に嵌合可能とするのがよい。
【0013】前記各基本構成の蝶番において、各蝶番部
材の台座部の上下に、その外端で開放して内端側に至る
係合溝を設けると共にその内端に窪み部を設け、眼鏡用
部材の二股状係合腕の上下の腕部が、前記上下の係合溝
に嵌合し且つ腕部先端の突起部が前記窪み部に嵌合する
ように構成するのがよい。
【0014】前記各基本構成の蝶番において、各蝶番部
材の台座部の裏面側に、眼鏡用部材の内側部と当接する
内側部受面と該眼鏡用部材の先端部と当接する先端部受
面とからなるL字状受面を設け、又前記内側部受面に
は、眼鏡用部材を固定する固定具を圧入させるための筒
状受部を設けるのがよい。
【0015】前記各基本構成の蝶番において、各蝶番部
材の台座部の裏面側に、眼鏡用部材と嵌合でき且つその
上下面と当接しうる折曲片を具えたコ字状嵌合凹部を設
け、該コ字状嵌合凹部の底面に、眼鏡用部材を固定する
固定具を圧入させる筒状受部を設けるのがよい。
【0016】前記各基本構成の蝶番において、各蝶番部
材の台座部の裏面に、先端部分に係合頭部が膨出され且
つ弾性的に径が縮小しうる固定突部の少なくとも1個を
設け、この固定突部が、その弾性変形によって眼鏡用部
材に設けた止孔を挿通した後、係合頭部が弾性的に拡開
できる構成するのがよい。
【0017】なお本発明において蝶番部材の素材として
は、射出成形可能な合成樹脂であれば公知の素材を用い
てよく、好ましくは耐摩耗性に優れた素材を用いる。又
枢軸は、ネジに限らず周面が平滑な軸であってもよく、
その素材は合成樹脂でも金属でもよい。
【0018】又本発明の蝶番は、テンプルとヨロイの連
結部や2分割されたブリッジの連結部等、眼鏡の枢着構
造を構成するために採用できるものである。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。第1の実施の形態 図1〜5において本発明に係る眼鏡用の蝶番1は、耐摩
耗性の合成樹脂を以て一体に射出成形された第1の蝶番
部材2と第2の蝶番部材3とを枢軸5により開閉可能に
連結してなるものであり、例えば図1に示すように、金
属製テンプル6と金属製ヨロイ7との枢着連結に用いら
れる。
【0020】前記第1の蝶番部材2は、所要間隔を隔て
て上下対向する一対の略円板状なす外軸受片9,10を
台座部11に連設してなる。そして下側の外軸受片10
には、前記枢軸5としてのネジ12を螺合させうる雌ネ
ジ13が設けられると共に、上側の外軸受片9には、該
ネジの頭部15を納めうる大径孔16と、該ネジを挿通
させうる挿通孔17とからなる段付孔19が設けられて
いる。なお前記雌ネジ13は、射出成形後にタップでネ
ジ立てして形成されている。又前記第2の蝶番部材3
は、前記外軸受片9,10間に嵌挿されうる内軸受片2
0を台座部21に連設してなり、該内軸受片20には、
前記ネジ12が挿通しうる挿通孔22が設けられてい
る。
【0021】又前記第1の蝶番部材2と第2の蝶番部材
3の各台座部11,21の内端側の外側部分に、蝶番1
が展開した状態において互いに噛み合う噛合凹凸部23
が形成されている。該噛合凹凸部23は、第1の蝶番部
材2においては、上半分が凹部25に形成され且つ下半
分が凸部26に形成されている。又第2の蝶番部材3に
おいては、上半分が前記凹部25に嵌合しうる凸部27
として形成され且つ下半分が前記凸部26と嵌合しうる
凹部29として形成されている。
【0022】然してテンプルが開いた状態においては、
この噛合凹凸部23,23の噛み合いによって、枢着部
分の上下方向のブレが確実に止められて、枢着部分のガ
タツキ発生が防止される。
【0023】更に、第1の蝶番部材と第2の蝶番部材の
台座部11,21には、その外端面30の中央部分に、
台座の内端方向に向けて延びる矩形孔状の連結孔31が
形成されている。この連結孔31に、テンプル又はヨロ
イの端部に突設された鋸刃状の連結片32を差し込み、
該連結片32を加熱して連結孔31の内壁部を融かす
と、図3に示すように鋸刃状部33に樹脂が食い込ん
で、連結片32と台座部11,21相互が一体化され
る。
【0024】これによりテンプル6とヨロイ7とが枢着
されることとなるが、この場合、蝶番1そのものが眼鏡
の側枠デザインの一部を構成する。そのため、第1の蝶
番部材2と第2の蝶番部材3を所望のデザインで構成す
ることにより、蝶番1は、眼鏡の一部としての意匠観を
付与できる。しかも、このような差し込み方式の連結で
あるため、任意に選択されたテンプルやヨロイ(材質を
問わない)をこの蝶番に組合せて連結することが容易で
あり、従って、眼鏡側枠部分のデザインの幅を従来に比
し拡張できることになる。
【0025】第2の実施の形態 図6〜8は、本発明に係る眼鏡用の蝶番1の他の実施の
形態を示すものであり、耐摩耗性の合成樹脂を以て一体
に射出成形された第1の蝶番部材2と第2の蝶番部材3
とを枢軸5により開閉可能に連結してなるものであり、
例えば図6に示すように、金属製テンプル6と金属製ヨ
ロイ7との枢着に用いられる。
【0026】前記第1の蝶番部材2は、所要間隔を隔て
て上下対向する一対の略円板状なす外軸受片9,10を
台座部11に連設してなる。そして下側の外軸受片10
には、前記枢軸5としてのネジ12を螺合させうる雌ネ
ジ13が設けられると共に、上側の外軸受片9には、該
ネジの頭部15を納めうる大径孔16と、該ネジを挿通
させうる挿通孔17とからなる段付孔19が設けられて
いる。なお前記雌ネジ13は、射出成形後にタップでネ
ジ立てして形成されている。
【0027】又前記第2の蝶番部材3は、前記外軸受片
9,10間に嵌挿されうる内軸受片20を台座部21に
連設してなり、該内軸受片20には、前記ネジ12が挿
通しうる挿通孔22が設けられている。又、該内軸受片
20の外周面部の先端側の部分は小径部35として形成
され、その両端に係合段部36,36を有しており、こ
の係合段部36が前記両外軸受片9,10間に設けたス
トッパ部37と夫々係合することによって、蝶番1が、
屈曲状態と図6に示す展開状態に保持される。
【0028】又、第1の蝶番部材2及び第2の蝶番部材
3の台座部11,21は、所要間隔をおいて左右対向す
る挟持片39,39からなり、両挟持片間に、上下方向
及び外方に開放した挿入溝40が形成されている。又該
挿入溝40の内奥端には、テンプル6又はヨロイ7の連
結側の先端に設けた嵌合凹部41と嵌合しうる嵌合突部
42が設けられている。加えて両挟持片39,39の先
端側部分の内面には、テンプル6又はヨロイ7の連結側
の端部分に設けた係合孔43と係合しうる係合突部4
5,45が対向して設けられている。
【0029】然して図6、図8に示すように、テンプル
6及びヨロイ7の連結側の端部分6a,7aを前記挿入
溝40,40に挿入し、その先端の嵌合凹部41を前記
嵌合突部42と嵌合せしめ、且つ係合孔43に係合突部
45,45を係合させることにより、テンプル6とヨロ
イ7とが蝶番1を介して、垂直面内で回り止めされて枢
着されることになる。
【0030】この場合も前記と同様、蝶番1そのものが
眼鏡の側枠デザインの一部を構成する。そのため、第1
の蝶番部材2と第2の蝶番部材3を所望のデザインで構
成することにより、蝶番1は、眼鏡の一部としての意匠
観を付与できる。しかも、このような挿入嵌合方式の連
結であるため、任意に選択されたテンプルやヨロイをこ
の蝶番にワンタッチ操作で組合せて簡易に連結できる。
そして該嵌合状態を解除することにより、テンプルやヨ
ロイを蝶番と分離可能であり、従って、新たに選択され
たテンプルやヨロイをこの蝶番に組合せて異なる意匠観
の眼鏡を構成できる。このように本発明によるときは、
眼鏡側枠部分のデザインの幅を従来に比し拡張できるこ
とになる。
【0031】第3の実施の形態 図9〜12は、本発明に係る眼鏡用の蝶番1のその他の
実施の形態を示すものであり、耐摩耗性の合成樹脂を以
て一体に射出成形された第1の蝶番部材2と第2の蝶番
部材3とを枢軸5により開閉可能に連結してなるもので
あり、例えば図11に示すように、金属製テンプル6と
金属製ヨロイ7との枢着に用いられる。
【0032】前記第1の蝶番部材2は、第1の実施の形
態におけると同様、図10に示すように、所要間隔を隔
てて上下対向する一対の略円板状なす外軸受片9,10
を台座部11に連設してなる。そして下側の外軸受片1
0には、前記枢軸5としてのネジ12を螺合させうる雌
ネジ13が設けられると共に、上側の外軸受片9には、
該ネジの頭部15を納めうる大径孔16と、該ネジを挿
通させうる挿通孔17とからなる段付孔19が設けられ
ている。なお前記雌ネジ13は、射出成形後にタップで
ネジ立てして形成されている。
【0033】又前記第2の蝶番部材3は、前記外軸受片
9,10間に嵌挿されうる内軸受片20を台座部21に
連設してなり、該内軸受片20には、前記ネジ12が挿
通しうる挿通孔22が設けられている。
【0034】そして各蝶番部材2,3の台座部11,2
1の上下には、その外端で開放して内端側に至る係合溝
47,47を設けると共に、その内端部に窪み部49,
49を設けてなる。
【0035】然して、図12に示すように、テンプル6
又はヨロイ7の二股状係合腕50の上下の腕部51,5
1(図9)が前記上下の係合溝47,47に嵌合し、且
つ該腕部先端の突部52が前記窪み部49,49と弾性
的に嵌合することにより、テンプル6とヨロイ7とが蝶
番1を介して、垂直面内で回り止めされて枢着されるこ
とになる。
【0036】かかる構成を採用することにより、前記第
1の実施の形態におけると同様に、蝶番1そのものが眼
鏡の側枠デザインの一部を構成する。そのため、第1の
蝶番部材2と第2の蝶番部材3を所望のデザインで構成
することにより、蝶番1は、眼鏡の一部としての意匠観
を付与できる。しかも、このような嵌合方式の連結であ
るため、任意に選択されたテンプルやヨロイをこの蝶番
にワンタッチ操作で組合せて簡易に連結できる。そして
該嵌合状態を解除することにより、テンプルやヨロイを
蝶番と分離可能であり、従って、新たに選択されたテン
プルやヨロイをこの蝶番に組合せて異なる意匠観の眼鏡
を構成できる。このように本発明によるときは、眼鏡側
枠部分のデザインの幅を従来に比し拡張できることにな
る。
【0037】第4の実施の形態 図13〜16は、本発明に係る眼鏡用の蝶番1のその他
の実施の形態を示すものであり、耐摩耗性の合成樹脂を
以て一体に射出成形された第1の蝶番部材2と第2の蝶
番部材3とを枢軸5により開閉可能に連結してなるもの
であり、例えば図13〜14に示すように金属製テンプ
ル6と金属製ヨロイ7との枢着に用いられる。
【0038】前記第1の蝶番部材2は、所要間隔を隔て
て上下対向する一対の略円板状なす外軸受片9,10を
台座部11に連設してなる。そして第1の実施の形態に
おけると同様、下側の外軸受片10には、前記枢軸5と
してのネジ12を螺合させうる雌ネジが設けられると共
に、上側の外軸受片9には、該ネジの頭部15を納めう
る大径孔と、該ネジを挿通させうる挿通孔とからなる段
付孔が設けられている。なお前記雌ネジは、射出成形後
にタップでネジ立てして形成されている。
【0039】又前記第2の蝶番部材3は、前記外軸受片
9,10間に嵌挿されうる内軸受片20を台座部21に
連設してなり、該内軸受片20には、前記ネジ12が挿
通しうる挿通孔が設けられている。
【0040】そして各蝶番部材2,3の台座部11,2
1の裏面側には、テンプル6又はヨロイ7の連結側の端
部分の内側部53及び先端部55と夫々当接しうる内側
部受面56と先端部受面55とを具えるL字状受面59
を有している。そして該内側部受面56の先端寄り部位
に位置させて、テンプル6又はヨロイ7の連結側の端部
分に設けた透孔60を挿通しうる筒状受部61が突設さ
れている。又該筒状受部61と台座部11,21とに亘
って、図16に示すように、貫通した係合孔62が設け
られ、その内周面には、図16に示すように、鋸刃状の
環状凹部63が軸線方向に多段に形成されている。
【0041】然して、テンプル6又はヨロイ7の連結側
の端部分6a,7aを前記L字状受面59と当接せし
め、且つ前記筒状受部61をテンプル又はヨロイに設け
た前記透孔60に挿通せしめ、然る後図16に示すよう
に、固定具65の係合軸66をテンプルやヨロイの表面
側から前記係合孔62に押し込み、該固定具の係合軸周
面部に多段に設けられている鋸刃状の環状突部67を前
記環状凹部63と係合せしめ、固定具の頭部69と台座
部11,21と間でテンプル又はヨロイを挟着すると、
テンプル6とヨロイ7が蝶番1を介して開閉可能に枢着
される。なおこの状態で、テンプル6及びヨロイ7は、
その先端部55がL字状受面の先端部受面57に当接し
て回動不能に位置決めされ、強固に固定される。しか
も、筒状受部61がテンプル6及びヨロイ7に設けた透
孔60に嵌まることによりこの位置決めが一層強固とな
り、ガタツキのない安定性の高い連結が得られることに
なる。
【0042】第5の実施の形態 図17〜20は、本発明に係る眼鏡用の蝶番1のその他
の実施の形態を示すものであり、耐摩耗性の合成樹脂を
以て一体に射出成形された第1の蝶番部材2と第2の蝶
番部材3とを枢軸5により開閉可能に連結してなるもの
であり、例えば図17〜18に示すように、金属製テン
プル6と金属製ヨロイ7との枢着に用いられる。
【0043】前記第1の蝶番部材2は、所要間隔を隔て
て上下対向する一対の略円板状なす外軸受片9,10を
台座部11に連設してなる。そして第1の実施の形態に
おけると同様、下側の外軸受片10には、前記枢軸5と
してのネジ12を螺合させうる雌ネジが設けられると共
に、上側の外軸受片9には、該ネジの頭部15を納めう
る大径孔と、該ネジを挿通させうる挿通孔とからなる段
付孔が設けられている。なお前記雌ネジは、射出成形後
にタップでネジ立てして形成されている。
【0044】又前記第2の蝶番部材3は、前記外軸受片
9,10間に嵌挿されうる内軸受片20を台座部21に
連設してなり、該内軸受片20には、前記ネジ12が挿
通しうる挿通孔が設けられている。
【0045】そして各蝶番部材2,3の台座部11,2
1の裏面側には、テンプル6又はヨロイ7と嵌合でき且
つその上下面70,71と当接しうる折曲片72,73
を具えたコ字状嵌合凹部75を具えており、そのコ字状
嵌合凹部75の底面には、テンプル6又はヨロイ7の連
結側の端部分に設けた透孔60を挿通しうる筒状受部6
1が突設されている。そして該筒状受部61と台座部1
1,12とに亘って、貫通した係合孔62が設けられ、
その内周面には、図20に示すように、鋸刃状の環状凹
部63が軸線方向に多段に形成されている。
【0046】然して図20に示すように、テンプル6又
はヨロイ7の連結側の端部分6a,7aを前記コ字状嵌
合凹部75に嵌め込み、且つ前記筒状受部61をテンプ
ル又はヨロイに設けた前記透孔60に挿通せしめ、然る
後、固定具65の係合軸66をテンプルやヨロイの表面
側から前記係合孔62に押し込み、該固定具の係合軸周
面部に多段に設けられている鋸刃状の環状突部67を前
記環状凹部63と係合せしめ、固定具の頭部69と台座
部11,21と間でテンプル又はヨロイを挟着すると、
テンプル6とヨロイ7が蝶番1を介して開閉可能に枢着
される。なおこの状態で、テンプル6及びヨロイ7は、
その上下面70,71がコ字状嵌合凹部75の上下の折
曲片72,73と当接して位置決めされ、強固に固定さ
れる。しかも、筒状受部61がテンプル6及びヨロイ7
に設けた透孔60に嵌まることによりこの位置決めが一
層強固となり、ガタツキのない安定性の高い連結が得ら
れることになる。
【0047】かかる構成を採用することにより、前記第
2の実施の形態におけると同様に、蝶番のコ字状嵌合凹
部75の上下の折曲片の端面76,77そのものが、図
17に示すように眼鏡の側枠デザインの一部を構成す
る。そのため、第1の蝶番部材2と第2の蝶番部材3を
所望のデザインで構成することにより、蝶番1は、眼鏡
の一部としての意匠観を付与できる。これにより、前記
コ字状嵌合凹部75が一種の意匠観を付与する。
【0048】第6の実施の形態 図21〜24は、本発明に係る眼鏡用の蝶番1のその他
の実施の形態を示すものであり、耐摩耗性の合成樹脂を
以て一体に射出成形された第1の蝶番部材2と第2の蝶
番部材3とを枢軸5により開閉可能に連結してなるもの
であり、例えば図21〜22に示すように金属製テンプ
ル6と金属製ヨロイ7との枢着に用いられる。
【0049】前記第1の蝶番部材2は、所要間隔を隔て
て上下対向する一対の略円板状なす外軸受片9,10を
台座部11に連設してなる。そして第1の実施の形態に
おけると同様、下側の外軸受片10には、前記枢軸5と
してのネジ12を螺合させうる雌ネジが設けられると共
に、上側の外軸受片9には、該ネジの頭部15を納めう
る大径孔と、該ネジを挿通させうる挿通孔とからなる段
付孔が設けられている。なお前記雌ネジは、射出成形後
にタップでネジ立てして形成されている。
【0050】又前記第2の蝶番部材3は、前記外軸受片
9,10間に嵌挿されうる内軸受片20を台座部21に
連設してなり、該内軸受片20には、前記ネジ12が挿
通しうる挿通孔が設けられている。
【0051】そして各蝶番部材2,3の台座部11,2
1の裏面に、先端部分に半球状の係合頭部79が膨出さ
れ且つ割溝80によって4分割されて、その径が弾性的
に縮小しうる固定突部81の2個が間隔をおいて突設さ
れている。
【0052】然して図24に示すように、テンプル6及
びヨロイ7の連結側の端部分6a,7aの左右に位置さ
せて設けた止孔82,82に前記固定突部81,81
を、その径を弾性的に縮小させて押入させると、係合頭
部79が止孔82を通り抜けた後に該係合頭部79が弾
性的に拡開し、テンプル6又はヨロイ7が台座11,2
1に回り止めされて固定されることになる。
【0053】かかる構造を採用することにより、固定突
部81の嵌め合いを利用してワンタッチ操作により、テ
ンプル6及びヨロイ7の蝶番1に対する固定を行なうこ
とができる。
【0054】その他の実施の形態 第1の蝶番部材と第2の蝶番部材を開閉可能とする
枢軸は前記したネジの他、周面が平滑な軸であってもよ
い。又その素材は合成樹脂であっても金属であってもよ
い。
【0055】 第1の蝶番部材と第2の蝶番部材の各
台座部の内端側の外側部分に、蝶番が展開した状態にお
いて互いに噛み合う噛合凹凸部23,23を形成する場
合、この噛合凹凸部は、例えば図25〜26に示すよう
な波形や、図27〜28に示すようなジグザク状等に構
成されることもある。そしてかかる噛合凹凸部を設ける
構成は、前記した第2〜6の各実施の形態においても同
様に採用できる。
【0056】 前記第1の実施の形態において、台座
に対するテンプル又はヨロイの連結は、連結片を連結孔
に圧入する手段によってもよい。又第4、5の実施の形
態において、筒状受部と台座部とに亘って設けたネジ孔
に固定ネジをネジ込むことによって、テンプルやヨロイ
を蝶番に固定することとしてもよい。
【0057】 本発明に係る蝶番は、図29に示すよ
うに、噛合凹凸部を具えない従来型の蝶番として構成さ
れることもある。同図において、図1におけると同様の
部位には同一の符号を付している。
【0058】
【発明の効果】本発明は以下の如き優れた効果を奏す
る。 本発明によるときは、従来の金属製蝶番におけるよ
うな製作の際の複雑な加工工程を要することなく、又ロ
ウ付の熟練作業を必要とすることもなく、所望の蝶番を
合成樹脂によって安価に製作できる。
【0059】 本発明に係る蝶番は合成樹脂製である
ため、射出成形によってその形状を自由に形成できる。
従って、単なる蝶番としての機能以外に、それを眼鏡枠
の一構成要素として用い、眼鏡デザインの多用化を図る
ことができる。又樹脂製の蝶番であるため、それに対す
るテンプルやヨロイ等の眼鏡用部材の連結は、従来の金
属製蝶番におけるようなロウ付手段によらざるを得ない
ものでなく、挿入方式や嵌合方式、嵌合方式と融着の併
用、係合方式、ネジ止め方式等その他の簡易な連結手段
を採用できる。それ故、各種素材のテンプルやヨロイ等
の眼鏡用部材を蝶番に組み合わせることが可能となり、
例えば、蝶番の樹脂部分とテンプルやヨロイの金属部分
(異種の金属であってもよい)との組合せによって高級
感ある意匠を構成できる等、眼鏡デザインの豊富化によ
り眼鏡の付加価値を高めることができる。
【0060】 又蝶番が樹脂製であるため、従来のロ
ウ付による連結手段に比し連結部の分離が容易であり、
眼鏡の修理が容易となる。
【0061】 又、前記のような簡易な連結手段を採
用できることから、眼鏡の組立て能率の向上及び製造コ
スト低減も期しうる。
【0062】 本発明に係る蝶番は合成樹脂製である
ため、テンプルを折り曲げたときにも、従来の金属製蝶
番におけるように危険なエッジが現れることがなく安全
性に優れる。又、第1の蝶番部材と第2の蝶番部材が合
成樹脂製のものであるため、その枢軸として金属性のビ
スを用いた場合においても、従来の金属性の蝶番におけ
るように、金属同士の擦れ合いにならないことから、緩
みの発生し難いスムースな回動が得られる。
【0063】 特に両蝶番部材の台座部の内端側の外
側部分に、両蝶番部材が展開した状態において互いに噛
み合う噛合凹凸部を形成したときは、両噛合凹凸部の噛
み合いによって、枢軸の軸線方向のブレを阻止でき、蝶
番のガタツキ発生をより良好に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】蝶番の一実施例を示す斜視図である。
【図2】蝶番の一実施例を示す分解斜視図である。
【図3】蝶番の使用状態をその展開状態で示す断面図で
ある。
【図4】蝶番の使用状態をその展開状態で示す斜視図で
ある。
【図5】蝶番の使用状態をその屈曲状態で示す斜視図で
ある。
【図6】蝶番の他の態様をその使用状態で示す斜視図で
ある。
【図7】蝶番の分解斜視図である。
【図8】蝶番の使用状態をその展開状態で示す平面図で
ある。
【図9】蝶番のその他の態様を示す斜視図である。
【図10】蝶番の分解斜視図である。
【図11】蝶番の使用状態をその展開状態で示す斜視図
である。
【図12】蝶番の使用状態をその展開状態で示す断面図
である。
【図13】蝶番のその他の態様をその使用状態で示す斜
視図である。
【図14】蝶番の使用状態を示す斜視図である。
【図15】蝶番の構成を説明する斜視図である。
【図16】蝶番の使用状態をその展開状態で示す断面図
である。
【図17】蝶番のその他の態様を使用状態で示す斜視図
である。
【図18】その使用状態を示す斜視図である。
【図19】蝶番の構成を説明する斜視図である。
【図20】蝶番の使用状態をその展開状態で示す断面図
である。
【図21】蝶番のその他の態様を使用状態で示す斜視図
である。
【図22】蝶番の使用状態を示す斜視図である。
【図23】蝶番の構成を説明する斜視図である。
【図24】蝶番の使用状態をその展開状態で示す断面図
である。
【図25】蝶番の噛合凹凸部の他の態様を説明する斜視
図である。
【図26】その展開状態の側面図である。
【図27】蝶番の噛合凹凸部のその他の態様を説明する
斜視図である。
【図28】その展開状態の側面図である。
【図29】蝶番のその他の態様を示す斜視図である。
【図30】従来蝶番の側枠部材への固着状態を示す斜視
図である。
【図31】従来蝶番の問題点を説明する斜視図である。
【図32】従来蝶番を製造するために用いるレール状の
金属素材を説明する斜視図である。
【図33】金属素材を適当長さに切断して得た切断片を
示す斜視図である。
【図34】切断片に切削加工を施して形成された蝶番部
材を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 蝶番 2 第1の蝶番部材 3 第2の蝶番部材 5 枢軸 6 テンプル 7 ヨロイ 9 外軸受片 10 外軸受片 11 台座部 20 内軸受片 21 台座部 23 噛合凹凸部 25 凹部 26 凸部 27 凸部 29 凹部 31 連結孔 32 連結片 40 挿入溝 41 嵌合凹部 42 嵌合突部 47 係合溝 49 窪み部 50 二股状係合腕 51 腕部 52 突部 53 内側部 55 先端部 56 内側部受面 57 先端部受面 59 L字状受面 61 筒状受部 65 固定具 72 折曲片 75 コ字状嵌合凹部 79 係合頭部 80 割溝 81 固定突部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 台座部に軸受片が連設されてなる合成樹
    脂製の一対の蝶番部材を、その軸受片を重ね且つこれを
    枢軸により連結し、両蝶番部材を開閉可能としたことを
    特徴とする眼鏡用の蝶番。
  2. 【請求項2】 所要間隔を隔てて上下対向する一対の外
    軸受片を台座部に連設してなる合成樹脂製の第1の蝶番
    部材と、前記外軸受片間に嵌挿される内軸受片を台座部
    に連設してなる合成樹脂製の第2の蝶番部材とを用い、
    両外軸受片間に内軸受片を嵌挿すると共に、これら外軸
    受片と内軸受片とを枢軸により連結し、第1の蝶番部材
    と第2の蝶番部材を開閉可能としたことを特徴とする眼
    鏡用蝶番。
  3. 【請求項3】 第1の蝶番部材と第2の蝶番部材の各台
    座部の内端側の外側部分に、蝶番が展開した状態におい
    て互いに噛み合う噛合凹凸部を形成し、両噛合凹凸部の
    噛み合いによって枢軸の軸線方向のブレを阻止するよう
    に構成されていることを特徴とする請求項1又は2記載
    の眼鏡用の蝶番。
  4. 【請求項4】 噛合凹凸部は、第1の蝶番部材において
    は、上半分及び下半分の何れか一方に形成された凹部と
    その他方に形成された凸部とからなり、又第2の蝶番部
    材においては、これらの凹部及び凸部と嵌合しうる凸部
    及び凹部とからなることを特徴とする請求項3記載の眼
    鏡用の蝶番。
  5. 【請求項5】 第1の蝶番部材と第2の蝶番部材の各台
    座部の外端面に、内端方向に向けて延びる連結孔が形成
    され、該連結孔に眼鏡用部材が固定状態に挿入可能とさ
    れていることを特徴とする請求項1、2、3又は4記載
    の眼鏡用の蝶番。
  6. 【請求項6】 各蝶番部材の台座部に、上下方向及び外
    方に開放した挿入溝が形成され且つ該挿入溝の内奥端に
    は嵌合突部が形成されており、該挿入溝に挿入せしめら
    れた眼鏡用部材の先端に凹設した嵌合凹部が前記嵌合突
    部と嵌合可能とされていることを特徴とする請求項1、
    2、3又は4記載の眼鏡用の蝶番。
  7. 【請求項7】 各蝶番部材の台座部の上下に、その外端
    で開放して内端側に至る係合溝を設けると共にその内端
    に窪み部を設けてなり、眼鏡用部材の二股状係合腕の上
    下の腕部が、前記上下の係合溝に嵌合し且つ腕部先端の
    突起部が前記窪み部に嵌合するように構成されているこ
    とを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の眼鏡用の
    蝶番。
  8. 【請求項8】 各蝶番部材の台座部の裏面側に、眼鏡用
    部材の内側部と当接する内側部受面と該眼鏡用部材の先
    端部と当接する先端部受面とからなるL字状受面を具
    え、又前記内側部受面には、眼鏡用部材を固定する固定
    具を圧入させるための筒状受部が設けられていることを
    特徴とする請求項1、2、3又は4記載の眼鏡用の蝶
    番。
  9. 【請求項9】 各蝶番部材の台座部の裏面側に、眼鏡用
    部材と嵌合でき且つその上下面と当接しうる折曲片を具
    えたコ字状嵌合凹部を具え、該コ字状嵌合凹部の底面に
    は、眼鏡用部材を固定する固定具を圧入させるための筒
    状受部が設けられていることを特徴とする請求項1、
    2、3又は4記載の眼鏡用の蝶番。
  10. 【請求項10】 各蝶番部材の台座部の裏面に、先端部
    分に係合頭部が膨出され且つ弾性的に径が縮小しうる固
    定突部の少なくとも1個を有し、この固定突部が、その
    弾性変形によって眼鏡用部材に設けた止孔を挿通した
    後、係合頭部が弾性的に拡開できることを特徴する請求
    項1、2、3又は4記載の眼鏡用の蝶番。
JP7207913A 1995-07-21 1995-07-21 眼鏡用の蝶番 Withdrawn JPH0933866A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010007692A1 (ja) * 2008-07-18 2010-01-21 Wakayoshi Shuji 眼鏡用蝶番及びそれを備えた眼鏡フレーム
JP2011033666A (ja) * 2009-07-30 2011-02-17 Saito Optical:Kk 眼鏡部品の連結部材及びこの連結部材を利用した易リサイクル眼鏡
JP2011065094A (ja) * 2009-09-18 2011-03-31 Olympus Corp 眼鏡フレーム、アタッチメント、および、ウェアラブル機器の取り付け方法

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