JP2007206383A - 眼鏡フレームのヒンジ連結機構 - Google Patents
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Abstract
【課題】 面倒なネジ止めをすることなくテンプルをヒンジ連結することができ、かつ、適度な開閉抵抗を付与することもでき、しかも、外観もスッキリとしていてデザイン性にも優れた眼鏡フレームのヒンジ連結機構を提供すること。
【解決手段】 対向する側板2・2を並行的に備え、拡開または閉塞方向に弾力が作用するサドル形の湾曲バネ板材1から成る継手ヒンジであって、前記各側板2の両端部近傍の外面または内面にはダボ状ピボット21・22を各々対称的に突成する一方、
眼鏡フロント枠Fのエンドピース3と耳掛テンプル4との突合部近傍には、前記ダボ状ピボット21・22に対応する枢孔31・41を対称的に開設し、これらの枢孔31・41に当該継手ヒンジの復帰弾力により、継手ヒンジの前記両側板2・2に突成された前記ダボ状ピボット21・22を嵌合させて眼鏡フロント枠Fのエンドピース3に耳掛テンプル4を折畳み操作可能に連結せしめるという技術的手段を採用した。
【選択図】 図3
【解決手段】 対向する側板2・2を並行的に備え、拡開または閉塞方向に弾力が作用するサドル形の湾曲バネ板材1から成る継手ヒンジであって、前記各側板2の両端部近傍の外面または内面にはダボ状ピボット21・22を各々対称的に突成する一方、
眼鏡フロント枠Fのエンドピース3と耳掛テンプル4との突合部近傍には、前記ダボ状ピボット21・22に対応する枢孔31・41を対称的に開設し、これらの枢孔31・41に当該継手ヒンジの復帰弾力により、継手ヒンジの前記両側板2・2に突成された前記ダボ状ピボット21・22を嵌合させて眼鏡フロント枠Fのエンドピース3に耳掛テンプル4を折畳み操作可能に連結せしめるという技術的手段を採用した。
【選択図】 図3
Description
本発明は、眼鏡フレームの改良、更に詳しくは、面倒なネジ止めをすることなくテンプルをヒンジ連結することができ、かつ、適度な開閉抵抗を付与することもでき、しかも、外観もスッキリとしていてデザイン性にも優れた眼鏡フレームのヒンジ連結機構に関するものである。
周知のとおり、眼鏡フレームは種々の部品から構成されており、眼鏡フロント枠側方には左右それぞれに耳掛テンプルが配設されており、ヒンジ部品によって回動自在に折り畳み可能に連結されている。
従来、かかるヒンジ連結部分においては、ネジ部品を螺入することによって枢結するものが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、かかるネジ部品を用いる場合にあっては、不可避的にネジに緩みが生じてしまい、耳掛テンプルがグラついて、眼鏡の使い勝手が非常に悪くなってしまうという不満があった。また、ネジ頭が露出して外観的に野暮ったい印象を与えてしまうという不満もあった。
特開2005−301167号公報(第9頁、図1−2)
本発明は、従来の眼鏡部品に上記問題があったことに鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、面倒なネジ止めをすることなくテンプルをヒンジ連結することができ、かつ、適度な開閉抵抗を付与することもでき、しかも、外観もスッキリとしていてデザイン性にも優れた眼鏡フレームのヒンジ連結機構を提供することにある。
本発明者が上記技術的課題を解決するために採用した手段を、添付図面を参照して説明すれば、次のとおりである。
即ち、本発明は、対向する側板2・2を並行的に備え、拡開または閉塞方向に弾力が作用するサドル形の湾曲バネ板材1から成る継手ヒンジであって、前記各側板2の両端部近傍の外面または内面にはダボ状ピボット21・22を各々対称的に突成する一方、
眼鏡フロント枠Fのエンドピース3と耳掛テンプル4との突合部近傍には、前記ダボ状ピボット21・22に対応する枢孔31・41を対称的に開設し、これらの枢孔31・41に当該継手ヒンジの復帰弾力により、継手ヒンジの前記両側板2・2に突成された前記ダボ状ピボット21・22を嵌合させて眼鏡フロント枠Fのエンドピース3に耳掛テンプル4を折畳み操作可能に連結せしめるという技術的手段を採用した。
眼鏡フロント枠Fのエンドピース3と耳掛テンプル4との突合部近傍には、前記ダボ状ピボット21・22に対応する枢孔31・41を対称的に開設し、これらの枢孔31・41に当該継手ヒンジの復帰弾力により、継手ヒンジの前記両側板2・2に突成された前記ダボ状ピボット21・22を嵌合させて眼鏡フロント枠Fのエンドピース3に耳掛テンプル4を折畳み操作可能に連結せしめるという技術的手段を採用した。
また、本発明は、対向する側板2・2を並行的に備え、拡開または閉塞方向に弾力が作用するサドル形の湾曲バネ板材1から成る継手ヒンジであって、前記各側板2の両端部近傍の外面または内面には枢孔23・24を各々対称的に開設する一方、
眼鏡フロント枠Fのエンドピース3と耳掛テンプル4との突合部近傍には、前記枢孔23・24に対応するダボ状ピボット32・42を対称的に突成し、これらのダボ状ピボット32・42に当該継手ヒンジの復帰弾力により、継手ヒンジの前記両側板2・2に開設された前記枢孔23・24を嵌合させて眼鏡フロント枠Fのエンドピース3に耳掛テンプル4を折畳み操作可能に連結せしめるという技術的手段を採用した。
眼鏡フロント枠Fのエンドピース3と耳掛テンプル4との突合部近傍には、前記枢孔23・24に対応するダボ状ピボット32・42を対称的に突成し、これらのダボ状ピボット32・42に当該継手ヒンジの復帰弾力により、継手ヒンジの前記両側板2・2に開設された前記枢孔23・24を嵌合させて眼鏡フロント枠Fのエンドピース3に耳掛テンプル4を折畳み操作可能に連結せしめるという技術的手段を採用した。
また、本発明は、上記課題を解決するために、必要に応じて上記手段に加え、各側板2の両端部近傍の枢孔23・24を貫通孔にするという技術的手段を採用した。
更にまた、本発明は、上記課題を解決するために、必要に応じて上記手段に加え、湾曲バネ板材1の湾曲面に沿って長孔11を形成し、エンドピース3および耳掛テンプル4に継手ヒンジを装着した状態で、この長孔11により作出される溝部が開閉することにより、復帰弾力によって着用者の側頭部に付勢可能にするという技術的手段を採用した。
更にまた、本発明は、上記課題を解決するために、必要に応じて上記手段に加え、湾曲バネ板材1の端部からそれぞれ切欠部12を形成し、エンドピース3および耳掛テンプル4に継手ヒンジを装着した状態で、この切欠部12により作出される溝部が開閉することにより、復帰弾力によって着用者の側頭部に付勢可能にするという技術的手段を採用した。
更にまた、本発明は、上記課題を解決するために、必要に応じて上記手段に加え、エンドピース3および耳掛テンプル4に継手ヒンジが装着された状態で、側板2・2間に止着部材5を嵌入可能にするという技術的手段を採用した。
更にまた、本発明は、上記課題を解決するために、必要に応じて上記手段に加え、湾曲バネ板材1および側板2・2を、プラスチック材料または金属材料により一体に成形するという技術的手段を採用した。
本発明にあっては、対向する側板を並行的に備え、拡開または閉塞方向に弾力が作用するサドル形の湾曲バネ板材から成る継手ヒンジであって、前記各側板の両端部近傍の外面または内面にはダボ状ピボットを各々対称的に突成する一方、眼鏡フロント枠のエンドピースと耳掛テンプルとの突合部近傍には、前記ダボ状ピボットに対応する枢孔を対称的に開設したことによって、これらの枢孔に当該継手ヒンジの復帰弾力により、継手ヒンジの前記両側板に突成された前記ダボ状ピボットを嵌合させて眼鏡フロント枠のエンドピースに耳掛テンプルを折畳み操作可能に連結せしめることができる。
したがって、面倒なネジ止めをすることなくテンプルをヒンジ連結することができ、かつ、適度な開閉抵抗を付与することもでき、しかも、外観もスッキリとしていてデザイン性にも優れた眼鏡フレームを作製することができることから、その産業上の利用価値は頗る大きいと云える。
本発明を実施するための最良の形態を具体的に図示した図面に基づいて更に詳細に説明すると、次のとおりである。
『第1実施形態』
本発明の第1実施形態を図1から図5に基づいて説明する。図中、符号1で指示するものは湾曲バネ板材であり、この湾曲バネ板材1は、拡開または閉塞方向に弾力が作用するサドル形の板材であって、本実施形態では、プラスチック材料(例えば、PPS:ポリフェニレンサルファイドなど)により作製され、先端が若干「ハ」の字状に開放している(図1および図2参照)。
本発明の第1実施形態を図1から図5に基づいて説明する。図中、符号1で指示するものは湾曲バネ板材であり、この湾曲バネ板材1は、拡開または閉塞方向に弾力が作用するサドル形の板材であって、本実施形態では、プラスチック材料(例えば、PPS:ポリフェニレンサルファイドなど)により作製され、先端が若干「ハ」の字状に開放している(図1および図2参照)。
また、符号2で指示するものは側板であり、この側板2は、前記湾曲バネ板材1の両端部に対向して並行的に備えられた板状部材である。
更にまた、符号3で指示するものは、眼鏡フロント枠Fの側方に配設されるエンドピースであり、符号4で指示するものは、このエンドピース3にヒンジ連結されるべき耳掛テンプルである。
しかして、本実施形態品を構成するにあっては、まず、対向する側板2・2を並行的に備え、拡開方向に弾力が作用するサドル形の湾曲バネ板材1から成る継手ヒンジを形成する。
この際、前記各側板2の両端部近傍の外面にはダボ状ピボット21・22を各々対称的に突成することにより、回転軸を形成する。
また、眼鏡フロント枠Fのエンドピース3と耳掛テンプル4との突合部近傍には、前記ダボ状ピボット21・22に対応する枢孔31・41を対称的に開設する。具体的には、スリットを設け、その内側面の上下にそれぞれ開設する。
そして、これらの枢孔31・41に当該継手ヒンジの復帰弾力により、継手ヒンジの前記両側板2・2に突成された前記ダボ状ピボット21・22を嵌合させる(図3参照)。このようにして、眼鏡フロント枠Fのエンドピース3に耳掛テンプル4を折畳み操作可能に連結せしめることができる。
したがって、本実施形態では、面倒なネジ止めが不要であり、また、湾曲バネ板材1の復帰弾力が、嵌合と同時に付勢することによって、適度な開閉抵抗を付与することもできる。更に、スッキリとした外観を構成するので、優れたデザイン性を得ることもできる(図4および図5参照)。
なお、図5に示したように、エンドピース3および耳掛テンプル4に継手ヒンジが装着された状態で、側板2・2間に止着部材5を嵌入可能に構成することにより、当該部品をより確実に止着して、ねじれ方向に加わる力に対する部品の脱落を防止することができ、かつ、付勢力を増加せしめて良好な開閉抵抗を付与することができる。
また、本実施形態では、湾曲バネ板材1および側板2・2を、プラスチック材料または金属材料により一体に成形することができる。この際、プラスチック材料としては、前記したPPS(ポリフェニレンサルファイド)のほか、ポリエステルエラストマー、PP(ポリプロピレン)、PI(ポリイミド)、PA(ポリアミド)、PC(ポリカーボネート)、PEK(ポリエーテルケトン)、PSU(ポリサルフォン)などを採用することができ、主に比重が軽く、耐摩耗性・耐熱性・曲げ弾性・応力亀裂抵抗・成形加工性・耐衝撃性・耐薬品性の良好なものを選定することが望ましい。また、金属材料としては、ステンレスバネ、チタン、β−チタン、β−Cチタン、ゴムメタル、NT合金などを採用し、これらの材料を薄板打抜き加工または鋳造により成形することができる。
『第2実施形態』
本発明の第2実施形態を図6から図8に基づいて説明する。本実施形態では、第1実施形態と逆の凹凸関係を有する構成であって、対向する側板2・2を並行的に備え、拡開方向に弾力が作用するサドル形の湾曲バネ板材1から成る継手ヒンジであって、前記各側板2の両端部近傍の外面には枢孔23・24が各々対称的に開設されている(図6および図7参照)。なお、本実施形態では、成形を容易にするため貫通孔とした。
本発明の第2実施形態を図6から図8に基づいて説明する。本実施形態では、第1実施形態と逆の凹凸関係を有する構成であって、対向する側板2・2を並行的に備え、拡開方向に弾力が作用するサドル形の湾曲バネ板材1から成る継手ヒンジであって、前記各側板2の両端部近傍の外面には枢孔23・24が各々対称的に開設されている(図6および図7参照)。なお、本実施形態では、成形を容易にするため貫通孔とした。
この際、眼鏡フロント枠Fのエンドピース3と耳掛テンプル4との突合部近傍には、前記枢孔23・24に対応するダボ状ピボット32・42を対称的に突成する。具体的には、スリットを設け、その内側面の上下にそれぞれ突成する。
そして、図8に示すように、これらのダボ状ピボット32・42に当該継手ヒンジの復帰弾力により、継手ヒンジの前記両側板2・2に開設された前記枢孔23・24を嵌合させて眼鏡フロント枠Fのエンドピース3に耳掛テンプル4を折畳み操作可能に連結せしめることができる。
『第3実施形態』
本発明の第3実施形態を図9から図13に基づいて説明する。本実施形態では、湾曲バネ板材1は先端に向かって両端部の間隔が逓次的に狭くなるように成形されており、対向する側板2・2を並行的に備え、閉塞方向に弾力が作用するサドル形の湾曲バネ板材1から成る継手ヒンジを形成する(図9および図10参照)。
本発明の第3実施形態を図9から図13に基づいて説明する。本実施形態では、湾曲バネ板材1は先端に向かって両端部の間隔が逓次的に狭くなるように成形されており、対向する側板2・2を並行的に備え、閉塞方向に弾力が作用するサドル形の湾曲バネ板材1から成る継手ヒンジを形成する(図9および図10参照)。
この際、前記各側板2の両端部近傍の内面に枢孔23・24を各々対称的に開設する一方、眼鏡フロント枠Fのエンドピース3と耳掛テンプル4との突合部近傍には、前記枢孔23・24に対応するダボ状ピボット32・42を対称的に突成する(図11参照)。
そして、これらのダボ状ピボット32・42に当該継手ヒンジの復帰弾力により、継手ヒンジの前記両側板2・2に開設された前記枢孔23・24を嵌合させて眼鏡フロント枠のエンドピース3に耳掛テンプル4を折畳み操作可能に連結せしめる(図12および図13参照)。
『第4実施形態』
本発明の第4実施形態を図14から図16に基づいて説明する。本実施形態では、第3実施形態と逆の凹凸関係を有する構成であって、対向する側板2・2を並行的に備え、閉塞方向に弾力が作用するサドル形の湾曲バネ板材1から成る継手ヒンジであって、前記各側板2の両端部近傍の内面にはダボ状ピボット21・22を各々対称的に突成する(図14および図15参照)。
本発明の第4実施形態を図14から図16に基づいて説明する。本実施形態では、第3実施形態と逆の凹凸関係を有する構成であって、対向する側板2・2を並行的に備え、閉塞方向に弾力が作用するサドル形の湾曲バネ板材1から成る継手ヒンジであって、前記各側板2の両端部近傍の内面にはダボ状ピボット21・22を各々対称的に突成する(図14および図15参照)。
そして、眼鏡フロント枠Fのエンドピース3と耳掛テンプル4との突合部近傍には、前記ダボ状ピボット21・22に対応する枢孔31・41が対称的に開設されており、これらの枢孔31・41に当該継手ヒンジの復帰弾力により、継手ヒンジの前記両側板2・2に突成された前記ダボ状ピボット21・22を嵌合させて眼鏡フロント枠のエンドピース3に耳掛テンプル4を折畳み操作可能に連結せしめることができる(図16参照)。
なお、上記何れの実施形態においても、図17および図18に示すように、湾曲バネ板材1の湾曲面に沿って長孔11を形成し、継手ヒンジを装着した状態で、この長孔11により作出される溝部を開閉せしめることにより、復帰弾力によって着用者の側頭部に付勢可能であり、適度なフィット感を付与することができる。
また、図19および図20に示すように、湾曲バネ板材1の端部からそれぞれ切欠部12を形成して、継手ヒンジを装着した状態で、この切欠部12により作出される溝部を開閉せしめることによっても、同様にして、復帰弾力によって着用者の側頭部に付勢可能である。
本発明の実施形態は概ね上記のように構成されるが、本発明は図示の実施形態に限定されるものでは決してなく、「特許請求の範囲」の記載内において種々の変更が可能であって、例えば、湾曲バネ板材1は、弾性材料であれば使用材料の変更が可能であり、また、ダボ状ピボットと枢孔とは嵌合して回動自在に構成する場合であれば、ダボ状ピボットは円柱形状のものには限られず、枢孔を円形とすれば足りる。
また、側板2の周縁形状に角部を設けたり、ダボ状ピボットの断面形状および枢孔(止着孔)を図21に示すような形状にすることにより、一方の嵌合部を回動させずに止着固定することができる。
更にまた、側板2・2間に嵌入する止着部材5は、図22に示すような形状にすることもできるし、また、図23に示すように、側板2・2の対向面をそれぞれ隆起せしめ、これらを圧接しつつ装着することによっても脱落防止および付勢力増加を実現することができ、これら何れのものも本発明の技術的範囲に属する。
1 湾曲バネ板材
11 長孔
12 切欠部
2 側板
21 ダボ状ピボット
22 ダボ状ピボット
23 枢孔
24 枢孔
3 エンドピース
31 枢孔
32 ダボ状ピボット
4 耳掛テンプル
41 枢孔
42 ダボ状ピボット
5 止着部材
F 眼鏡フロント枠
11 長孔
12 切欠部
2 側板
21 ダボ状ピボット
22 ダボ状ピボット
23 枢孔
24 枢孔
3 エンドピース
31 枢孔
32 ダボ状ピボット
4 耳掛テンプル
41 枢孔
42 ダボ状ピボット
5 止着部材
F 眼鏡フロント枠
Claims (7)
- 対向する側板2・2を並行的に備え、拡開または閉塞方向に弾力が作用するサドル形の湾曲バネ板材1から成る継手ヒンジであって、前記各側板2の両端部近傍の外面または内面にはダボ状ピボット21・22が各々対称的に突成されている一方、
眼鏡フロント枠Fのエンドピース3と耳掛テンプル4との突合部近傍には、前記ダボ状ピボット21・22に対応する枢孔31・41が対称的に開設されており、これらの枢孔31・41に当該継手ヒンジの復帰弾力により、継手ヒンジの前記両側板2・2に突成された前記ダボ状ピボット21・22を嵌合させて眼鏡フロント枠Fのエンドピース3に耳掛テンプル4を折畳み操作可能に連結せしめたことを特徴とする眼鏡フレームのヒンジ連結機構。 - 対向する側板2・2を並行的に備え、拡開または閉塞方向に弾力が作用するサドル形の湾曲バネ板材1から成る継手ヒンジであって、前記各側板2の両端部近傍の外面または内面には枢孔23・24が各々対称的に開設されている一方、
眼鏡フロント枠Fのエンドピース3と耳掛テンプル4との突合部近傍には、前記枢孔23・24に対応するダボ状ピボット32・42が対称的に突成されており、これらのダボ状ピボット32・42に当該継手ヒンジの復帰弾力により、継手ヒンジの前記両側板2・2に開設された前記枢孔23・24を嵌合させて眼鏡フロント枠Fのエンドピース3に耳掛テンプル4を折畳み操作可能に連結せしめたことを特徴とする眼鏡フレームのヒンジ連結機構。 - 各側板2の両端部近傍の枢孔23・24が貫通孔であることを特徴とする請求項2記載の眼鏡フレームのヒンジ連結機構。
- 湾曲バネ板材1の湾曲面に沿って長孔11が形成されており、エンドピース3および耳掛テンプル4に継手ヒンジを装着した状態で、この長孔11により作出される溝部が開閉することにより、復帰弾力によって着用者の側頭部に付勢可能であることを特徴とする請求項1〜3の何れか一つに記載の眼鏡フレームのヒンジ連結機構。
- 湾曲バネ板材1の端部からそれぞれ切欠部12が形成されており、エンドピース3および耳掛テンプル4に継手ヒンジを装着した状態で、この切欠部12により作出される溝部が開閉することにより、復帰弾力によって着用者の側頭部に付勢可能であることを特徴とする請求項1〜3の何れか一つに記載の眼鏡フレームのヒンジ連結機構。
- エンドピース3および耳掛テンプル4に継手ヒンジが装着された状態で、側板2・2間に止着部材5が嵌入可能であることを特徴とする請求項1〜5の何れか一つに記載の眼鏡フレームのヒンジ連結機構。
- 湾曲バネ板材1および側板2・2が、プラスチック材料または金属材料により一体に成形されていることを特徴とする請求項1〜6の何れか一つに記載の眼鏡フレームのヒンジ連結機構。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006025220A JP2007206383A (ja) | 2006-02-02 | 2006-02-02 | 眼鏡フレームのヒンジ連結機構 |
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JP2006025220A JP2007206383A (ja) | 2006-02-02 | 2006-02-02 | 眼鏡フレームのヒンジ連結機構 |
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JP2006025220A Pending JP2007206383A (ja) | 2006-02-02 | 2006-02-02 | 眼鏡フレームのヒンジ連結機構 |
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200450246Y1 (ko) * | 2008-05-30 | 2010-09-14 | 유달하 | 림락과 힌지기능을 가진 안경테 고정수단 |
KR200455234Y1 (ko) * | 2009-06-11 | 2011-08-25 | 대구대학교 산학협력단 | 플라스틱 안경테용 탄성힌지 |
KR101183071B1 (ko) * | 2012-04-25 | 2012-09-20 | (주)한국정밀 | 캠을 이용한 힌지가 구비된 안경 |
KR101324337B1 (ko) | 2011-12-26 | 2013-10-31 | 이상탁 | 안경테와 안경다리의 탄성 연결구조 |
-
2006
- 2006-02-02 JP JP2006025220A patent/JP2007206383A/ja active Pending
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