JPH07222008A - 画像処理方法及び装置 - Google Patents

画像処理方法及び装置

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JPH07222008A
JPH07222008A JP6009564A JP956494A JPH07222008A JP H07222008 A JPH07222008 A JP H07222008A JP 6009564 A JP6009564 A JP 6009564A JP 956494 A JP956494 A JP 956494A JP H07222008 A JPH07222008 A JP H07222008A
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T11/002D [Two Dimensional] image generation
    • G06T11/001Texturing; Colouring; Generation of texture or colour

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  • Color Image Communication Systems (AREA)
  • Record Information Processing For Printing (AREA)
  • Processing Or Creating Images (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 対象出力デバイスで得られる出力画像に対し
て、より正確なプレビュー画像を得ることができる。 【構成】 画像情報の種類に応じた色変換処理(ディス
プレイ関数3010)を行い、前記色変換処理を行った
画像情報(ビットマップデータ6010)に基づいてプ
レビュー表示することを特徴とする画像処理方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主にカラーシステムに
おけるプリントプレビュー機能を実現するための画像処
理装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、モニタとプリンタ装置の色再
現範囲の違いを考慮してモニタ用の画像情報を作成し、
印刷の前にプリント画面がどう表示されるかをCRT等
で確認する目的でプリントプレビュー機能というものが
ある。
【0003】図1に示されるように、ホストコンピュー
タ11上でドキュメント等を作成し、これを不図示のエ
デイタ等により適宜校正した後に出力装置21で出力す
るようなシステムにおいて、出力の前に出力される様子
を事前に知る事で、作業の効率化又は資源の省力化を図
るものである。
【0004】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
述のような方法では、色再現範囲の違いを考慮している
だけであり、プリンタ装置201でデータの形態に基づ
いて、色再現処理を変えた場合、従来のプリントプレビ
ュー機能ではプリンタ装置201での色再現処理に対応
できず正しいプリントプレビュー表示が出来ないという
問題があった。
【0005】本発明は上述の点に鑑みてなされたもの
で、請求項1の発明は、対象出力デバイスで得られる出
力画像に対して、より正確なプレビュー画像を得ること
を目的とする。
【0006】請求項6の発明は、画像データに応じた色
再現を行う対象出力デバイスに対して、より正確なプレ
ビュー画像を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段及び作用】上記目的を達成
するために本願請求項1の発明は、画像情報の種類に応
じた色変換処理を行い、前記色変換処理を行った画像情
報に基づいてプレビュー表示することを特徴とする。
【0008】本願請求項6の発明は、画像情報の種類に
応じた色変換処理を行う処理手段と、前記色変換処理を
行った画像情報をディスプレイ装置に出力する出力手段
と、前記色変換処理を行った画像情報により対象出力デ
バイスで再現されるであろう画像を画面上に表示するこ
とを特徴とする。
【0009】
【実施例】
(第1の実施例)以下、図面を参照しながら本発明に係
わる好適な一実施例を詳細に説明する。実施例として、
イメージ画像とCG系画像によって色処理を切替えるカ
ラープリンタ装置に対応したプリントプレビュー機能
を、ホスト側で実現するシステムについて説明する。
【0010】1.1 対象となるカラープリンタについ
て 本実施例で対象とするプリンタ装置は、イメージ系の画
像を出力する際には「より好ましい色再現」を適用し、
CG系の画像を出力する際には「色差を最小にする色再
現」を適用する等、入力される画像データの種類に応じ
て色再現処理を切替えることにより、最適な色再現を行
うものである。
【0011】図2に対象とするプリンタ装置における色
再現処理に関する内部処理の一例を示す。
【0012】入力データはまず受信バッファ31で一時
的に記録された後データ解析部32へ送られ解析され
る。入力されたデータはデータ解析部32で解析されど
のような種類のデータであるかをそのデータ形式から解
析される。入力データがイメージデータならばピクセル
サイズと各ピクセルごとのRGB値が点順次形式で並ん
でいて、CGデータならば図形の種類を表すデータとそ
の座標値や色指定値のRGBデータ等がその処理体系に
合致する形式で並んでいるので、これをデータ解析部3
2で解析しそのデータの処理に合う展開系へ処理を分岐
をさせる。イメージデータを処理する場合はデータ解析
部32からイメージ展開系33へ分岐し色再現処理部3
4を参照しながらYMCデータへ変換しページバッファ
37へ描画して行く。CGデータを処理する場合はデー
タ解析部32からCG展開系35へ分岐し色再現処理部
36を参照しながらYMCデータへ変換しページバッフ
ァ37へ描画して行く。
【0013】ここで、色再現処理34は等色を強く意識
した色再現処理であり、色空間全般においてサンプルを
均一にとりその色差が最小になるように設計されている
ものであり、一方、色再現処理36はプリファードマッ
チングを意識して設計された色再現処理であり自然画等
における重要な色(例えば肌色等)が好ましい発色にな
るような処理となっている。
【0014】なお、本発明の対象となるプリンタ装置は
上述のプリンタに限らず、例えば、オブジェクトごとに
色再現処理を切替えるプリンタ装置等画像情報の種類に
よって色再現処理を変えるものなら構わない。
【0015】1.2 システム構成及びプリントプレビ
ュー機能の概要 図3は本実施例のシステム構成及びプリントプレビュー
機能の概略を説明する概念図である。
【0016】図示するように、ホストコンピュータ10
1よりプリンタ装置201へ印刷データ群を送信すると
印刷画像209が出力されるようになっており、一方こ
れとは別にモニタCRT151上には、プリンタ装置2
01で行われる各色再現処理に対応した色変換処理、プ
レビュー色変換A−301やプレビュー変換B−302
を行い生成されたプレビュー画像109が表示されるよ
うになっている。
【0017】ここで、ホストは、プリンタ装置201が
保持する色再現処理の全てに対応するように色変換処理
を複数保持する。
【0018】また、プレビュー表示とは、即ち、本実施
例ではプリンタ装置201等のカラー画像情報を転送し
再現する対象出力デバイスで得られる出力画像を忠実に
モニタCRT151上に表示するものである。
【0019】1.3 システムの概要 図4は本実施例のシステムにおける処理概要を説明する
ブロック図である。処理の対象となるデータIMC50
10は、ファイルシステム1110からロード関数20
10を経てユーザメモリ1120へロードされる。デー
タIMC5010は必要に応じて不図示の編集関数群に
より編集作業を加えられたり、セーブ関数2020の手
続きを経てファイルシステム1110へセーブされる。
【0020】また、ユーザメモリ1120へロードされ
たデータIMC5010はディスプレイ関数3010を
経てビデオメモリ1130中へビットマップデータ60
10として展開された後、ビデオインターフェースを介
してディスプレイ装置151上に適宜表示される。
【0021】ここで、ディスプレイ装置151上の表示
をユーザーの指定に基づいて処理に用いるディスプレイ
関数3010を変換することによって、「プレビュー表
示」と「通常表示」から選択することができる。
【0022】一方、プリンタへ出力する際はデータIM
C5010はプリント関数4010を経てPDLコード
7010へ変換されプリントバッファメモリ1140中
へ一時的に蓄えられた後、随時プリンタインターフェイ
スを介してプリンタ201へ出力される。
【0023】上述のプリント関数4010はモニタとプ
リンタの色再現範囲の違いを吸収するための処理等を行
うものであり、上述したプリンタ装置内で行われる処理
とは異なる処理を行うためのものである。
【0024】1.4 通常表示とプレビュー表示 本実施例ではディスプレイへの表示を通常編集中に表示
される種類のものと、プリントプレビューの為に表示さ
れる種類のものの2種類が存在する。これら区別する為
に前者を「通常表示」と呼び、後者を「プレビュー表
示」と呼ぶことにする。
【0025】「通常表示」と「プレビュー表示」はユー
ザーが指定することができる。
【0026】図4中のディスプレイ関数3010は両方
を含んだ形で表しているが、これらの処理の詳細につい
て、以下図5及び図6、図7、図8を用いて述べる。
【0027】1.5 ディスプレイ関数の説明 図5は前述のディスプレイ関数3010の処理概要を示
したブロック図であり、処理対象であるデータIMC5
010がディスプレイ関数3010によってビットマッ
プデータ6010に変換される様子を示したものであ
る。以下に処理の詳細について述べる。
【0028】データIMC5010は例えば3つのオブ
ジェクト(イメージ、テキスト、図形)より構成されて
おり、それぞれイメージファイルネームImg−510
0、ストリングオブジェクトTxt−5200、図形オ
ブジェクトGph−5300に分けられる。これらデー
タ群はディスプレイ関数3010内の内部モジュールで
処理され最終的にビットマップデータ6010へ変換さ
れる。
【0029】ディスプレイ関数3010は3つのモジュ
ールから構成されており、データ(イメージ、テキス
ト、図形)各々に応じて、3100、3200、330
0に分かれている。各々のモジュール内においてフック
機構3150〜3350を適宜用いることにより、通常
表示とプレビュー表示の切替えを行うようになってい
る。
【0030】モジュール3100はイメージオブジェク
トをビットマップに展開するモジュールであり、イメー
ジファイルネームImg−5100により指定されるフ
ァイルストリーム3110を参照しイメージデータをフ
ァイルバッファ3120へ随時転送しつつ、ビットマッ
プ展開関数3130を経てビットマップデータ6010
を生成する。
【0031】この際ビットマップ展開関数3130は、
フック機構3150により色変換処理3140への分岐
を選択することになる。このフック機構3150は「通
常表示」の為に色変換を無視するか、「プレビュー表
示」の為の色変換を行うかを選択する機構である。
【0032】モジュール3200はテキストオブジェク
トをビットマップに展開するモジュールであり、ストリ
ングスオブジェクトTxt−5200を関数が用意した
一時領域ストリングスバッファ3210及び色情報指定
フィールド3211へ適宜転送した後に、テキスト描画
関数3230がフォントデータ3220を参照しなが
ら、ビットマップデータ6010へ展開するものであ
る。
【0033】この際テキスト描画関数3230は、フッ
ク機構3250により色変換処理3240への分岐を選
択することになる。このフック機構3250は「通常表
示」の為に色変換を無視するか、「プレビュー表示」の
為の色変換を行うかを選択する機構である。
【0034】モジュール3300は図形オブジェクトを
ビットマップに展開するモジュールであり、図形オブジ
ェクトGph−5300を、関数が用意した一時領域図
形オブジェクトバッファ3310及び色情報指定フィー
ルド3311へ適宜転送した後に、図形オブジェクト描
画関数3330によりビットマップデータ6010へ展
開する。
【0035】この際図形オブジェクト描画関数3330
は、フック機構3350により色変換処理3340への
分岐を選択することになる。このフック機構3350は
「通常表示」の為に色変換を無視するか、「プレビュー
表示」の為の色変換を行うかを選択する機構である。
【0036】フック機構3150、3250、3350
はユーザーの指定に基づいて図示されていないCPUが
制御する。
【0037】したがって、対象のプリンタが画像処理に
よって得られる特別の効果、即ち、本実施例において
は、イメージ系の画像には、「より好ましい色・際限」
・TxtやGph等のCG系の画像には「色差を最小に
する色で再現」、を含めてプレビュー機能によってディ
スプレイ装置で再現することができ、よりプリンタ装置
での再現に近い画像をユーザーは、ディスプレイ装置上
で見ることができる。
【0038】また、Hook機構により、色変換処理を
切替えるという簡単な構成で実現することができる。
【0039】1.6 システム全体の処理の流れ 次に、フック機構3150、3250、3350による
色変換処理への分岐選択を説明する為に図6、図7、図
8のフローチャートを用い順次説明する。
【0040】図6は、システム全体の処理を示す概略フ
ローチャートである。本実施例のシステムは基本的には
イベントドリブン型の処理と呼ばれる終了イベントが来
るまでイベント待ちとイベント分岐処理を繰り返す処理
構造となっている。
【0041】まず、システムが起動されるとステップS
1110を通してシステムの初期化(変数等の領域確
保、変数や構造体自身の初期化等)が行われる。
【0042】次にステップS121、S122、S12
3へ進み、Hook1、Hook2、Hook3、の初
期化(リセット)が行われる。(各Hook(フラグの
一種)のリセットは本実施例を構成する上で重要であり
特に明記した)。
【0043】全ての初期化が終了した後に、処理はステ
ップS141へ進みイベント待ち状態に入る。ステップ
S141の待ち状態ではイベントが発生しなければ処理
はそこで止まっており先のステップには進まないが、イ
ベントが発生するとその次のステップへ進む事になる。
次のステップS151では、システム終了イベントを判
断する。発生したイベントがシステム終了イベントであ
る場合は直ちにシステム終了処理S160へ進み、本シ
ステムを終了させる。それ以外のイベントの場合、ステ
ップS170のイベント分岐処理へ進み、発生したイベ
ントに応じた処理が適宜実行される。
【0044】因みに、ここで発生するイベントは例えば
「画面の再描画を行う」といった種類に加え、データを
表示する場合「通常表示」、「プレビュー表示」の2つ
が独立したイベントに含まれ、イベント分岐処理S17
0により適宜処理される。
【0045】図7は、本システムにおけるイベントの1
つである「通常表示」と「プレビュー表示」を切替える
手続きの概略を示した概略フローチャートである。
【0046】「通常表示」及び「プレビュー表示」の独
立した2つのイベントは、先の図6中におけるイベント
分岐処理S170により、ステップS211へ処理を移
すようになっている。
【0047】ステップS211では、イベントの種類を
示す不図示のフラグにより、ディスプレイ装置へこれか
ら描画するデータが、「プレビュー表示」であるか否か
を判断し、該イベントが「プレビュー表示」であった場
合はステップS221へ、「それ以外」であった場合は
ステップS211へ分岐する。
【0048】ステップS211では「通常表示」のため
のディスプレイ関数を実行する。即ち、Hookをセッ
トすることなしにディスプレイ関数をコールしたので色
変換処理は実行されない(この様子は後述の図8の説明
の時に述べる)。この処理の後、本手続きを終了する。
【0049】ステップS221、S222、S223で
は、Hook1、Hook2、Hook3をセットす
る。これは「プレビュー表示」の為に色変換を行うよう
にする為の処理である。
【0050】ステップS271では「プレビュー表示」
のためのディスプレイ関数コールを行う。この場合、H
ookをセットした後にディスプレイ関数をコールした
ので「プレビュー表示」の為の色変換処理が実行される
(この様子は後述の図8の説明の時に述べる)。
【0051】ステップS321、S322、S323で
は、Hook1、Hook2、Hook3をリセットす
る。これは「通常表示」の為に色変換を行わないように
する為の処理である。この処理の後、本手続きを終了す
る。
【0052】図8は、フック機構の処理概要を説明する
為のフローチャートである。
【0053】まず、ステップS410において初期化処
理がなされた後、ステップS510において、“Hoo
k”がセットされているか否かを判断する。
【0054】“Hook”がセットされている場合は、
ステップS610へ分岐し「プレビュー表示」の為の色
変換を行った後にステップS710へ進み展開処理を行
う。この場合、描画される色は「プリント出力での色が
モニタ上に再現されるような色」に変換される。
【0055】“Hook”がセットされていない場合
は、直ちにステップS710へ進み“展開処理”を行
う。この場合描画される色はデータが持つ色そのままで
ある。
【0056】この概略フローチャートを基に図5中に示
される3つのモジュール内の処理を表すとすると、以下
のように対応する。
【0057】イメージ描画関数ではステップS510に
おける“Hook”はHook1であり、ステップS7
10における“展開処理”はビットマップ描画関数であ
る。
【0058】テキスト描画関数ではステップS510に
おける“Hook”はHook2であり、ステップS7
10における“展開処理”はテキスト描画関数である。
【0059】図形オブジェクト描画関数ではステップS
510における“Hook”はHook3であり、ステ
ップS710における“展開処理”は図形オブジェクト
描画関数である。
【0060】つまり、対象のプリンタ装置の画像処理の
ようにデータの形態に応じた画像処理を行う。
【0061】1.7 色変換について 次に「プリント出力での色がモニタ上に再現されるよう
な色」に変換する処理について図9、図10を用いて説
明する。
【0062】ここではまず、各々の入力に対して、プリ
ンタ出力色及びモニタ色がどのように得られるかを述べ
る。
【0063】1.7.1 プリンタ側の色 図9におけるブロックB11は、以下に述べるようなル
ックアップテーブル(以下LUTと略)と補間計算によ
り、RpGpBpの値を入力として出力色Lab値を返
す関数を示したものである。
【0064】イメージ画像とCG系画像ではプリンタ装
置における色再現処理が異なるので、ブロックB11は
各画像によって異なる。
【0065】本発明の対象となるカラープリンタ201
は画像を形成する際に、生成する画像の色をRGB値で
指定される。ここでは、RGB値は各々8ビット(計2
4ビット)で量子化されており、内部の色処理を通して
YMCK信号に変換され実際の紙に印刷されることにな
る。RGB値の組み合わせは2の24乗であるのでカラ
ープリンタ201で指定可能な色数は約1677万色で
ある。
【0066】即ち、プリンタに入力される「RGB値」
と「印刷色」の対応を知る必要がある。この為には全て
のRGB値で色を打ち出してこれらの色を測定し、三刺
激値XYZ又はLab値との対応を得る必要がある。し
かしながら、膨大に存在する色全てを測定するのは非効
率的なので、本実施例では全ての色を打ち出すことはせ
ずサンプル点の測定と、該サンプル点列の値を用いた補
間計算を用いて近似値を得ることで、これに対応してい
る(補間計算の詳細は後述)。ここでいうサンプル点列
はRGB色空間内で各軸上で均等に分割される点の集合
でありこれをLUT呼ぶ。
【0067】1.7.2 モニタ側の色 図9におけるブロックB21は、モニタ上のLab値に
対応するRmGmBmを返す関数を示したものである。
【0068】ここでは、Lab値からRGB値への変換
の際に、XYZ値を介して行う。まず、Lab値からX
YZ値への変換を定義式より行い、その後にRGB値へ
の変換を行う。ここではRGB色空間からXYZ色空間
への変換は線形写像を用いる。線形変換は3行3列の行
列で行われ、そのパラメータはモニタの特性によって値
が決定されている。例としてあるモニター特性を測定し
た所、XYZ色空間からRGB色空間への写像は以下の
ようになった。
【0069】 R= 4.97X −2.59Y −1.03Z G=−2.12X +3.12Y −0.02Z B=0.009X −0.39Y +1.29Z
【0070】1.7.3 プリンタ色をモニタ上に再現
する方法 ブロックB31が「プレビュー色変換関数」であり、プ
リンタへ出力される色RpGpBpを入力して、これに
対応する(Lab色空間で近い)色を得る為のモニタ色
RmGmBmを返す関数である。これはLUTと補間計
算から構成される。
【0071】ブロックB31で使われるLUTを生成す
る為には、ブロックB11とブロックB21の関数が必
要である。
【0072】よって、ブロックB11が上述したように
イメージ画像をCG系画像によって異なるのでブロック
B31も異なり、色変換A3140を色変換B3340
で使われる各「プレビュー色変換関数」が生成されるの
で、プリンタ装置で再現されるものにより近くディスプ
レイ装置上で見ることができる。
【0073】1.7.4 「プレビュー色変換関数用L
UT(B31のLUT)」の生成 図10は、「プレビュー色変換関数」で使用されるLU
Tを作成する為の処理を示す概要フローチャートであ
る。
【0074】本実施例では、プリンタ側へ入力される色
RpGpBpの組合せ729種類について対応するモニ
タ色RmGmBmを2つの予測関数、すなわち「プリン
タ出力色予測関数」及び「モニタ入力色予測関数」によ
って求める。
【0075】LUT上のサンプルは、RpGpBpを色
空間として捉えた時に、Rp軸、Gp軸、Bp軸の各軸
において均等な間隔でサンプリングを行う。ここでは、
一例として各軸とも0〜255の定義域をもつとしてこ
れを、間隔を32としてサンプル化する。RGB各々が
0、32、64、…、224、255のようにサンプル
化されるのでその組合せの様子は以下のようになる。
【0076】
【外1】
【0077】これらの組合せを、ステップS811〜S
832、及びステップS881〜S891で構成される
3重ループで順次生成し、ステップS910で表される
「プリンタ出力色予測関数f B11()」へ入力する
ことでプリンタ出力色であるLab値を得、これをステ
ップS920で表される「モニタ入力色予測関数f B2
1()」へ入力することでモニタへ入力されるべきRm
GmBm値を求め、これらをステップS930で表され
る「LUT生成関数Tput()」へ引き渡す。という
手続きにより「プレビュー色変換関数用LUT」を生成
する。
【0078】1.7.5 プレビュー色変換関数LUT
の切替えについて 本実施例で対象とするカラープリンタ201の色再現処
理は図2で示されるように「色再現処理部34」、「色
再現処理部36」の2種類が存在する。
【0079】前者はイメージデータ用の色再現処理、後
者は文字データ及び図形データ用の色再現処理となって
いる。
【0080】すなわち「RBG値」と「印刷色」の対応
は2種類存在し、そのためにこれを参照する為のLUT
も2種類存在する。
【0081】2種類のLUTは、前述の図10で説明し
た手続きにより生成することが出来る。但し、ステップ
S910で与えられる「プリンタ出力色予測関数f
11()」で用いられるLUTを2種類の色再現処理、
すなわち「色再現処理部34」及び「色再現処理部36
に」に適宜切替える。
【0082】1.7.6 補間計算について 次に、図11を用いて本実施例における補間計算につい
て説明する。RGB空間(3次元ユークリッド空間)上
に任意の点P(r、g、b)が存在し、これが 点列X X11(r1、g1、b1)、X12(r1、gl、b
2)、X13(r1、g2、b1)、X14(r1、g
2、b2) X21(r2、g1、b1)、X22(r2、g1、b
2)、X23(r2、g2、b1)、X24(r2、g
2、b2) により囲まれている。r1<r<r2、g1<g<g
2、b1<b<b2とする。またこれらXに対応する点
列L、 L11、L12、L13、L14、L21、L22、L
23、L24 が存在するとする。ここでXを入力としLを出力する写
像をLUTで実現するとする。この時、点P(r、g、
b)に対応する出力値Lを補間計算により求めることを
考える。
【0083】まずR軸方向の補間を以下のように行う。
【0084】点X11(R1、G1、B1)と点X21
(R2、G1、B1)の出力値により、点X31(r、
G1、B1)における出力値L31を補間計算により求
める。
【0085】点X12(R1、G1、B2)と点X22
(R2、G1、B2)の出力値より、点X32(r、G
1、B2)における出力値L32を補間計算により求め
る。
【0086】点X13(R1、G2、B1)と点X23
(R2、G2、B1)の出力値より、点X33(r、G
2、B1)における出力値L33を補間計算により求め
る。
【0087】点X14(R1、G2、B2)と点X24
(R2、G2、B2)の出力値より、点X34(r、G
2、B2)における出力値L34を補間計算により求め
る。
【0088】(出力値L31、L32、L33、L34
は以下の線形補間計算で求められる) L31=(r−R1)*(L21−L11)/(R2−
R1)+L11 L32=(r−R1)*(L22−L12)/(R2−
R1)+L12 L33=(r−R1)*(L23−L13)/(R2−
R1)+L13 L34=(r−R1)*(L24−L14)/(R2−
R1)+L14 次にG軸方向の補間を以下のように行う。
【0089】点X31(r、G1、B1)と点X33
(r、G2、B1)の出力値より、点X41(r、g、
B1)における出力値L41を補間計算により求める。
【0090】点X32(r、G1、B2)と点X34
(r、G2、B2)の出力値より、点X42(r、g、
B2)における出力値L42を補間計算により求める。
【0091】(出力値L41、L42は以下の線形補間
計算で求められる) L41=(g−G1)*(L33−L31)/(G2−
G1)+L31 L42=(g−G1)*(L34−L32)/(G2−
G1)+L32 最後にB軸方向の補間を以下のように行う。
【0092】点X41(r、g、B1)とX42(r、
g、B2)の出力値より、点X51(r、g、b)にお
ける出力値L51を補間計算により求める。
【0093】(出力値L51は以下の線形補間計算で求
められる) L51=(b−B1)*(L42−L41)/(B2−
B1)+L41 以上の手続きにより、RGB空間上の任意の点Pにおけ
る出力値L51を得る。
【0094】(第2の実施例)次に、第2の実施例につ
て図12、図13、図14を用いて説明する。
【0095】2.1 処理概要 図12は第2の実施例においてディスプレイ関数におけ
る処理概要を説明するブロック図である。
【0096】データIMC7010は3つのオブジェク
ト(イメージ、テキスト、図形)より構成されており、
それぞれイメージフィルムネームImg−7100、ス
トリングオブジェクトTxt−7200、図形オブジェ
クトGph−7300に分けられる。これらデータ群
は、モジュール群(8100〜8300)、又はモジュ
ール群(8500〜8700)で処理され最終的にビッ
トマップデータ(8400又は8800)へ変換され
る。ここでモジュール群(8100〜8300)は「通
常表示」用の処理系であり、モジュール群(8500〜
8700)は「プレビュー表示」用の処理系である。ま
た、8400は「通常表示」用ビットマップデータであ
り、8700は「プレビュー表示」用ビットマップデー
タである。
【0097】「通常表示」用のモジュールはデータ(イ
メージ、テキスト、図形)に応じて、8100、820
0、8300に分かれている。各々のモジュール内では
カラーテーブル等を通さずダイレクトにビットマップ展
開を行う。
【0098】2.2 ブロック図を用いた説明 モジュール8100はイメージオブジェクトをビットマ
ップに展開するモジュールであり、イメージファイルネ
ームImg−7100により指定されるファイルストリ
ーム8110を参照しイメージデータをファイルバッフ
ァ8120へ随時転送しつつ、ビットマップ展開関数8
130を経てビットマップデータ8400を生成する。
【0099】モジュール8200はテキストオブジェク
トをビットマップに展開するモジュールであり、ストリ
ングスオブジェクトTxt−7200を関数が用意した
一時領域ストリングスバッファ8210及び色情報指定
フィールド8211へ適宜転送した後に、テキスト描画
関数8230がフォントデータ8220を参照しなが
ら、ビットマップデータ8400へ展開するものであ
る。
【0100】モジュール8300は図形オブジェクトを
ビットマップに展開するモジュールであり、図形オブジ
ェクトGph−7300を、関数が用意した一時領域図
形オブジェクトバッファ7310及び色情報指定フィー
ルド7311へ適宜転送した後に、図形オブジェクト描
画関数7330によりビットマップデータ8400へ展
開する。
【0101】「プレビュー表示」用のモジュールはデー
タ(イメージ、テキスト、図形)に応じて、8500、
8600、8700に分かれている。各々のモジュール
内ではカラーテーブル(8540、8640、874
0)通して高速にビットマップ展開を行う。
【0102】モジュール8500はイメージオブジェク
トをビットマップに展開するモジュールであり、イメー
ジファイルネームImg−7100により指定されるフ
ァイルストリーム8510を参照しイメージデータをフ
ァイルバッファ8520へ随時転送しつつ、ビットマッ
プ展開関数8530を経てビットマップデータ8800
を生成する。
【0103】この際、カラーテーブルA−8540を通
して「プレビュー表示」の為の色変換を行う。
【0104】モジュール8600はテキストオブジェク
トをビットマップに展開するモジュールであり、ストリ
ングスオブジェクトTxt−7200を関数が用意した
一時領域ストリングスバッファ8610及び色情報指定
フィールド8611へ適宜転送した後に、テキスト描画
関数8630がフォントデータ8620を参照しなが
ら、ビットマップデータ8800へ展開するものであ
る。
【0105】この際、カラーテーブルB−8640を通
して「プレビュー表示」の為の色変換を行う。
【0106】モジュール8700は図形オブジェクトを
ビットマップに展開するモジュールであり、図形オブジ
ェクトGph−7300を、関数が用意した一時領域図
形オブジェクトバッファ8310及び色情報指定フィー
ルドへ適宜転送した後に、図形オブジェクト描画関数8
330によりビットマップデータ8400へ展開する。
この際、カラーテーブルC−8740を通して「プレビ
ュー表示」の為の色変換を行う。
【0107】2.3 システム全体の処理概要 「通常表示」と「プレビュー表示」の判断は、イベント
分岐処理の時に行われる。図13は本実施例におけるシ
ステム全体の処理を示す概要フローチャートであり、以
下これに沿って説明する。
【0108】本実施例のシステムは基本的にはイベント
ドリブン型の処理である。処理はイベントが発生するま
で待ち状態であり、イベントが発生すると適合する処理
へ分岐する構造となっている。
【0109】まず、システムが起動されるとステップS
10を通してシステムの初期化(変数等の領域確保、変
数や構造体自身の初期化等)が行われる。
【0110】次にステップS20においてデフォルトカ
ラーテーブルを設定する。これはプリントプレビュー色
変換の為に、図12中のカラーテーブル(8540、8
640、8740)を、システム側で予め用意したデフ
ォルトのカラーテーブルでセットする処理である。
【0111】初期化が終了した後に、処理はステップS
31へ進みイベント待ち状態に入る。ステップS31の
待ち状態ではイベントが発生しなければ処理はそこで止
まっており先のステップには進まないが、イベントが発
生するとその次のステップへ進む事になる。次のステッ
プS32ではシステム終了イベントを判断する。発生し
たイベントがシステム終了イベントである場合は直ちに
システム終了処理S50へ進み、本システムを終了させ
る。それ以外のイベントの場合、ステップS40のイベ
ント分岐処理へ進み、発生したイベントに応じた処理が
適宜実行される。
【0112】因みに、ここで発生するイベントは例えば
「画面の再描画を行う」といった種類のものである。
【0113】本実施例では、データを表示する場合「通
常表示」、「プレビュー表示」の2つが存在するがそれ
ぞれが独立したイベントとなっておりイベント分岐処理
S30により適宜処理される。図12中の処理で「プレ
ビュー表示であるか?」という判断はこの分岐により処
理される。
【0114】2.4 色変換について 図14はカラー番号に対応するプリント色と、プリント
色に対応するモニタ色の対応を示した図である。
【0115】ここで対象となるカラープリンタは画像を
形成する際に色をカラー番号で指定するようになってい
るとする。カラー番号は例えば8ビット(計256色)
であり、プリンタ内部の色変換処理によりYMCK信号
に変換される。
【0116】本実施例ではシステム起動時に、デフォル
トのカラーテーブルがセットされる。
【0117】ここで、対象となるカラープリンタ装置で
は指定されたカラー番号が示す色を正確に再現する画像
処理を行うので、デフォルトではプリント色とモニタの
間でLab空間上での色差が出来るだけ少なくなるよう
なカラーテーブルを用意している。
【0118】また、これとは別に本実施例ではカラーテ
ーブルをユーザが任意に変更出来る機能を提供する。
【0119】2.5 カラーテーブル書換えツール 図15はカラーテーブル書換える処理を示した概要フロ
ーチャートである。
【0120】まず、ステップS910において初期化
(変数等の領域確保、変数や構造体自身の初期化等)が
行われる。
【0121】次にステップS921において変更したい
色番号nの入力を行う。
【0122】入力された色番号nが、1以上256以下
であればステップS923へ進み、それ以外であればス
テップS941へ進み直ちに終了処理を行う。
【0123】ステップS923では、変更したい色のR
GB値を入力する。これはプリンタ色nに対するモニタ
上の色(プレビュー色)を入力するものである。ここで
指定するRGBの色は任意である。例えばプリント色n
=No.250が黄色であったとして、プレビュー色n
=No.250′はデフォルトではプリンタの黄色に近
い色であるが、まったく別の赤色でも構わない。
【0124】ステップS930では入力されたRGB値
をカラーテーブルの書込み処理を行った後、ステップS
921へ戻る。
【0125】よって、対象のプリンタが画像処理によっ
て得られる特別の効果、即ち、本実施例においては指定
されたカラー番号が示す色を正確に再現できるという効
果を考慮して、プレビュー機能によってディスプレイ装
置で再現することができ、よりプリンタ装置での再現に
近い画像をユーザはディスプレイ装置上で見ることがで
きる。
【0126】また、プレビュー表示用のための処理部と
通常表示用の処理部を別々に持つことで処理を高速に行
うことができる。
【0127】(他の実施例)本発明の他の実施例とし
て、図16を参照して以下説明する。ホスト1000は
例えば上述したイメージデータには「より好ましい色再
現」のための処理を、CG系の画像には「色差を最小に
する色再現」のための処理を行う等、プリンタ装置13
00の特性を考慮しかつユーザーの所望のデータに変換
する色再現処理−A1100及び色再現処理−B120
0を行いプリンタ装置1300に出力する画像出力装置
1300では、色変換された画像データを受信し、画像
1600を出力すると供に、受信した画像データをモニ
タ特性を考慮してディスプレイ装置用色変換1900を
行いモニタ1500に出力する。ディスプレイ装置15
00は受信した画像データよりプレビュー画像1700
を出力する。
【0128】よってユーザーは画像出力装置1300で
出力される画像を常にディスプレイ装置1500上でプ
レビュー画像1700として見ることができる。
【0129】また、画像出力装置1300上で受信した
画像データを更に画像出力装置1300独自で持ってい
る例えば色変換等の画像処理を行った場合でも簡単にデ
ィスプレイ装置1500上で確認する事ができる。即
ち、プレビュー画像1700で確認しながら画像出力装
置1300で処理を指示することができる。
【0130】なお、入力画像データはRGB色空間のデ
ータに限らず、例えばY、I、Q等他の色空間でも構わ
ない。
【0131】また、プレビュー用色変換関数は上述の方
法に限らず、例えばマスキング、ガンマ変換による色修
正や色空間圧縮を行うためのLUT等、他の方法でも構
わない。
【0132】なお、コードデータとは、Txtデータ、
Gpデータ等のCG系画像データに加え、第2の実施例
のような色をカラー番号で指定する際に用いるデータ等
も含まれる。
【0133】
【発明の効果】請求項1の発明は、対象出力デバイスで
得られる出力画像に対して、より正確なプレビュー画像
を得ることができる。
【0134】請求項6の発明は、画像データに応じた色
再現を行う対象出力デバイスに対してより正確なプレビ
ュー画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のカラーシステムにおける、プリントプレ
ビュー機能を示す概略図。
【図2】本発明の対象プリンタの内部処理の一例を示す
図。
【図3】本発明のプリントプレビュー機能の一例を示す
概略図。
【図4】プリントプレビュー機能を含むカラーシステム
の一例の概略を示すブロック図。
【図5】ディスプレイ関数3010についてその処理概
要の一例を示したブロック図。
【図6】第1の実施例におけるシステム全体の処理を示
す概略フローチャート。
【図7】「通常表示」と「プレビュー表示」の切替え処
理の一例を示す概略フローチャート。
【図8】フック機構の処理の一例の概要を示す概略フロ
ーチャート。
【図9】プリンタ色に対応するモニタ色を得る関数を生
成する様子の一例を示した概念図。
【図10】プリンタ色に対応するモニタ色を得る為のL
UTを生成する処理の一例を示したフローチャート。
【図11】3次元ユークリッド空間における線形補間の
一例を説明する概念図。
【図12】第2の実施例の一例を説明するブロック図。
【図13】第2の実施例におけるシステム全体の処理を
示す概略フローチャート。
【図14】第2の実施例において、対象となるカラープ
リンタのカラー番号とこれに対応する実際の色サンプル
及びこれに対応するモニタ色の対応の一例を示した概念
図。
【図15】第2の実施例において、対象となるカラープ
リンタのカラー番号とこれに対応するカラーテーブルを
書換える処理の一例を示した概略フローチャート。
【図16】他の実施例の一例を示すブロック図。
【符号の説明】
1110 ファイルシステム 1120 ユーザメモリ 1130 ビデオメモリ 1140 プリンタバッファ 2010 ロード関数 2020 セーブ関数 3010 ディスプレイ関数 4010 プリント関数
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/46 H04N 1/46 Z

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像情報の種類に応じた色変換処理を行
    い、前記色変換処理を行った画像情報に基づいてプレビ
    ュー表示することを特徴とする画像処理方法。
  2. 【請求項2】 更に、前記色変換処理は対象出力デバイ
    スが行う色再現処理に対応していることを特徴とする請
    求項1記載の画像処理方法。
  3. 【請求項3】 更に、前記色変換処理は前記表示を行う
    デバイスの特性を考慮していることを特徴とする請求項
    1及び2記載の画像処理方法。
  4. 【請求項4】 更に、前記色再現処理は、前記画像情報
    の各種類が持つ画像特性と前記対象出力デバイスのデバ
    イス特性を考慮した処理であることを特徴とする請求項
    2記載の画像処理方法。
  5. 【請求項5】 前記色変換処理はユーザにより任意に設
    定可能であることを特徴とした請求項1記載の画像処理
    方法。
  6. 【請求項6】 更に、前記画像情報の種類はイメージ画
    像データとコードデータを含むことを特徴とする請求項
    1記載の画像処理方法。
  7. 【請求項7】 画像情報の種類に応じた色変換処理を行
    う処理手段と、 前記色変換処理を行った画像情報をディスプレイ装置に
    出力する出力手段と、 前記色変換処理を行った画像情報により対象出力デバイ
    スで再現されるであろう画像を画面上に表示することを
    特徴とする画像処理装置。
  8. 【請求項8】 通常表示とプレビュー表示を切替えを行
    う切替え手段と、 前記プレビュー表示の際に画像データの種類に応じて色
    変換処理を行う色変換処理手段と、 前記色変換処理手段により色変換されたデータに基づい
    て表示を行うプレビュー表示手段を備えることを特徴と
    する画像処理装置。
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