JP3591861B2 - 画像処理方法及び装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、主にカラーシステムにおけるプリントプレビュー機能を実現するための画像処理装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、モニタとプリンタ装置の色再現範囲の違いを考慮してモニタ用の画像情報を作成し、印刷の前にプリント画面がどう表示されるかをCRT等で確認する目的でプリントプレビュー機能というものがある。
【0003】
図1に示されるように、ホストコンピュータ11上でドキュメント等を作成し、これを不図示のエデイタ等により適宜校正した後に出力装置21で出力するようなシステムにおいて、出力の前に出力される様子を事前に知る事で、作業の効率化又は資源の省力化を図るものである。
【0004】
【発明が解決しようとしている課題】
しかしながら、上述のような方法では、色再現範囲の違いを考慮しているだけであり、プリンタ装置201でデータの形態に基づいて、色再現処理を変えた場合、従来のプリントプレビュー機能ではプリンタ装置201での色再現処理に対応できず正しいプリントプレビュー表示が出来ないという問題があった。
【0005】
本発明は、上述の点に鑑みてなされたもので、請求項1の発明は入力画像の画像情報の種類に応じて等色用の色再現処理もしくはプリファードマッチング用の色再現処理を行い、前記色再現処理を行った画像情報に対応するプレビュー表示をすることを目的とする。
【0006】
請求項5の発明は画像情報の種類に応じて等色用の色再現処理もしくはプリファードマッチング用の色再現処理を行う処理手段と、前記色再現処理を行った画像情報を対象出力デバイスに出力する出力手段と、前記色再現処理を行った画像情報により前記対象出力デバイスで再現されるであろう画像を画面上に表示することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、入力画像の画像情報の種類がイメージデータならばピクセルサイズおよびピクセルの値のデータ形式であり、CGデータなら図形の種類および色指定値のデータ形式であるデータを解析し、
前記解析結果、前記イメージデータならばプリファードマッチング用の色再現処理を行い、前記CGデータならば等色用の色再現処理を行い、
前記色再現処理を行った画像情報によりプリンタで色再現されるであろう画像に対するプレビュー表示をする。
【0008】
本発明では、画像情報の種類がイメージデータならばピクセルサイズおよびピクセルの値のデータ形式であり、CGデータなら図形の種類および色指定値のデータ形式であるデータを解析する解析手段、
前記解析結果、前記イメージデータならばプリファードマッチング用の色再現処理を行い、前記CGデータならば等色用の色再現処理を行う処理手段と、
前記色再現処理を行った画像情報をプリンタに出力する出力手段と、
前記色再現処理を行った画像情報により前記プリンタで色再現されるであろう画像を画面上に表示することを特徴とする。
【0009】
【実施例】
(第1の実施例)
以下、図面を参照しながら本発明に係わる好適な一実施例を詳細に説明する。実施例として、イメージ画像とCG系画像によって色処理を切替えるカラープリンタ装置に対応したプリントプレビュー機能を、ホスト側で実現するシステムについて説明する。
【0010】
1.1 対象となるカラープリンタについて
本実施例で対象とするプリンタ装置は、イメージ系の画像を出力する際には「より好ましい色再現」を適用し、CG系の画像を出力する際には「色差を最小にする色再現」を適用する等、入力される画像データの種類に応じて色再現処理を切替えることにより、最適な色再現を行うものである。
【0011】
図2に対象とするプリンタ装置における色再現処理に関する内部処理の一例を示す。
【0012】
入力データはまず受信バッファ31で一時的に記録された後データ解析部32へ送られ解析される。入力されたデータはデータ解析部32で解析されどのような種類のデータであるかをそのデータ形式から解析される。入力データがイメージデータならばピクセルサイズと各ピクセルごとのRGB値が点順次形式で並んでいて、CGデータならば図形の種類を表すデータとその座標値や色指定値のRGBデータ等がその処理体系に合致する形式で並んでいるので、これをデータ解析部32で解析しそのデータの処理に合う展開系へ処理を分岐をさせる。イメージデータを処理する場合はデータ解析部32からイメージ展開系33へ分岐し色再現処理部34を参照しながらYMCデータへ変換しページバッファ37へ描画して行く。CGデータを処理する場合はデータ解析部32からCG展開系35へ分岐し色再現処理部36を参照しながらYMCデータへ変換しページバッファ37へ描画して行く。
【0013】
ここで、色再現処理34は等色を強く意識した色再現処理であり、色空間全般においてサンプルを均一にとりその色差が最小になるように設計されているものであり、一方、色再現処理36はプリファードマッチングを意識して設計された色再現処理であり自然画等における重要な色(例えば肌色等)が好ましい発色になるような処理となっている。
【0014】
なお、本発明の対象となるプリンタ装置は上述のプリンタに限らず、例えば、オブジェクトごとに色再現処理を切替えるプリンタ装置等画像情報の種類によって色再現処理を変えるものなら構わない。
【0015】
1.2 システム構成及びプリントプレビュー機能の概要
図3は本実施例のシステム構成及びプリントプレビュー機能の概略を説明する概念図である。
【0016】
図示するように、ホストコンピュータ101よりプリンタ装置201へ印刷データ群を送信すると印刷画像209が出力されるようになっており、一方これとは別にモニタCRT151上には、プリンタ装置201で行われる各色再現処理に対応した色変換処理、プレビュー色変換A−301やプレビュー変換B−302を行い生成されたプレビュー画像109が表示されるようになっている。
【0017】
ここで、ホストは、プリンタ装置201が保持する色再現処理の全てに対応するように色変換処理を複数保持する。
【0018】
また、プレビュー表示とは、即ち、本実施例ではプリンタ装置201等のカラー画像情報を転送し再現する対象出力デバイスで得られる出力画像を忠実にモニタCRT151上に表示するものである。
【0019】
1.3 システムの概要
図4は本実施例のシステムにおける処理概要を説明するブロック図である。処理の対象となるデータIMC5010は、ファイルシステム1110からロード関数2010を経てユーザメモリ1120へロードされる。データIMC5010は必要に応じて不図示の編集関数群により編集作業を加えられたり、セーブ関数2020の手続きを経てファイルシステム1110へセーブされる。
【0020】
また、ユーザメモリ1120へロードされたデータIMC5010はディスプレイ関数3010を経てビデオメモリ1130中へビットマップデータ6010として展開された後、ビデオインターフェースを介してディスプレイ装置151上に適宜表示される。
【0021】
ここで、ディスプレイ装置151上の表示をユーザの指定に基づいて処理に用いるディスプレイ関数3010を変換することによって、「プレビュー表示」と「通常表示」から選択することができる。
【0022】
一方、プリンタへ出力する際はデータIMC5010はプリント関数4010を経てPDLコード7010へ変換されプリントバッファメモリ1140中へ一時的に蓄えられた後、随時プリンタインターフェイスを介してプリンタ201へ出力される。
【0023】
上述のプリント関数4010はモニタとプリンタの色再現範囲の違いを吸収するための処理等を行うものであり、上述したプリンタ装置内で行われる処理とは異なる処理を行うためのものである。
【0024】
1.4 通常表示とプレビュー表示
本実施例ではディスプレイへの表示を通常編集中に表示される種類のものと、プリントプレビューの為に表示される種類のものの2種類が存在する。これら区別する為に前者を「通常表示」と呼び、後者を「プレビュー表示」と呼ぶことにする。
【0025】
「通常表示」と「プレビュー表示」はユーザーが指定することができる。
【0026】
図4中のディスプレイ関数3010は両方を含んだ形で表しているが、これらの処理の詳細について、以下図5及び図6、図7、図8を用いて述べる。
【0027】
1.5 ディスプレイ関数の説明
図5は前述のディスプレイ関数3010の処理概要を示したブロック図であり、処理対象であるデータIMC5010がディスプレイ関数3010によってビットマップデータ6010に変換される様子を示したものである。以下に処理の詳細について述べる。
【0028】
データIMC5010は例えば3つのオブジェクト(イメージ、テキスト、図形)より構成されており、それぞれイメージファイルネームImg−5100、ストリングオブジェクトTxt−5200、図形オブジェクトGph−5300に分けられる。これらデータ群はディスプレイ関数3010内の内部モジュールで処理され最終的にビットマップデータ6010へ変換される。
【0029】
ディスプレイ関数3010は3つのモジュールから構成されており、データ(イメージ、テキスト、図形)各々に応じて、3100、3200、3300に分かれている。各々のモジュール内においてフック機構3150〜3350を適宜用いることにより、通常表示とプレビュー表示の切替えを行うようになっている。
【0030】
モジュール3100はイメージオブジェクトをビットマップに展開するモジュールであり、イメージファイルネームImg−5100により指定されるファイルストリーム3110を参照しイメージデータをファイルバッファ3120へ随時転送しつつ、ビットマップ展開関数3130を経てビットマップデータ6010を生成する。
【0031】
この際ビットマップ展開関数3130は、フック機構3150により色変換処理3140への分岐を選択することになる。このフック機構3150は「通常表示」の為に色変換を無視するか、「プレビュー表示」の為の色変換を行うかを選択する機構である。
【0032】
モジュール3200はテキストオブジェクトをビットマップに展開するモジュールであり、ストリングスオブジェクトTxt−5200を関数が用意した一時領域ストリングスバッファ3210及び色情報指定フィールド3211へ適宜転送した後に、テキスト描画関数3230がフォントデータ3220を参照しながら、ビットマップデータ6010へ展開するものである。
【0033】
この際テキスト描画関数3230は、フック機構3250により色変換処理3240への分岐を選択することになる。このフック機構3250は「通常表示」の為に色変換を無視するか、「プレビュー表示」の為の色変換を行うかを選択する機構である。
【0034】
モジュール3300は図形オブジェクトをビットマップに展開するモジュールであり、図形オブジェクトGph−5300を、関数が用意した一時領域図形オブジェクトバッファ3310及び色情報指定フィールド3311へ適宜転送した後に、図形オブジェクト描画関数3330によりビットマップデータ6010へ展開する。
【0035】
この際図形オブジェクト描画関数3330は、フック機構3350により色変換処理3340への分岐を選択することになる。このフック機構3350は「通常表示」の為に色変換を無視するか、「プレビュー表示」の為の色変換を行うかを選択する機構である。
【0036】
フック機構3150、3250、3350はユーザーの指定に基づいて図示されていないCPUが制御する。
【0037】
したがって、対象のプリンタが画像処理によって得られる特別の効果、即ち、本実施例においては、イメージ系の画像には、「より好ましい色・際限」・TxtやGph等のCG系の画像には「色差を最小にする色で再現」、を含めてプレビュー機能によってディスプレイ装置で再現することができ、よりプリンタ装置での再現に近い画像をユーザーは、ディスプレイ装置上で見ることができる。
【0038】
また、Hook機構により、色変換処理を切替えるという簡単な構成で実現することができる。
【0039】
1.6 システム全体の処理の流れ
次に、フック機構3150、3250、3350による色変換処理への分岐選択を説明する為に図6、図7、図8のフローチャートを用い順次説明する。
【0040】
図6は、システム全体の処理を示す概略フローチャートである。本実施例のシステムは基本的にはイベントドリブン型の処理と呼ばれる終了イベントが来るまでイベント待ちとイベント分岐処理を繰り返す処理構造となっている。
【0041】
まず、システムが起動されるとステップS1110を通してシステムの初期化(変数等の領域確保、変数や構造体自身の初期化等)が行われる。
【0042】
次にステップS121、S122、S123へ進み、Hook1、Hook2、Hook3、の初期化(リセット)が行われる。(各Hook(フラグの一種)のリセットは本実施例を構成する上で重要であり特に明記した)。
【0043】
全ての初期化が終了した後に、処理はステップS141へ進みイベント待ち状態に入る。ステップS141の待ち状態ではイベントが発生しなければ処理はそこで止まっており先のステップには進まないが、イベントが発生するとその次のステップへ進む事になる。次のステップS151では、システム終了イベントを判断する。発生したイベントがシステム終了イベントである場合は直ちにシステム終了処理S160へ進み、本システムを終了させる。それ以外のイベントの場合、ステップS170のイベント分岐処理へ進み、発生したイベントに応じた処理が適宜実行される。
【0044】
因みに、ここで発生するイベントは例えば「画面の再描画を行う」といった種類に加え、データを表示する場合「通常表示」、「プレビュー表示」の2つが独立したイベントに含まれ、イベント分岐処理S170により適宜処理される。
【0045】
図7は、本システムにおけるイベントの1つである「通常表示」と「プレビュー表示」を切替える手続きの概略を示した概略フローチャートである。
【0046】
「通常表示」及び「プレビュー表示」の独立した2つのイベントは、先の図6中におけるイベント分岐処理S170により、ステップS211へ処理を移すようになっている。
【0047】
ステップS211では、イベントの種類を示す不図示のフラグにより、ディスプレイ装置へこれから描画するデータが、「プレビュー表示」であるか否かを判断し、該イベントが「プレビュー表示」であった場合はステップS221へ、「それ以外」であった場合はステップS211へ分岐する。
【0048】
ステップS211では「通常表示」のためのディスプレイ関数を実行する。即ち、Hookをセットすることなしにディスプレイ関数をコールしたので色変換処理は実行されない(この様子は後述の図8の説明の時に述べる)。この処理の後、本手続きを終了する。
【0049】
ステップS221、S222、S223では、Hook1、Hook2、Hook3をセットする。これは「プレビュー表示」の為に色変換を行うようにする為の処理である。
【0050】
ステップS271では「プレビュー表示」のためのディスプレイ関数コールを行う。この場合、Hookをセットした後にディスプレイ関数をコールしたので「プレビュー表示」の為の色変換処理が実行される(この様子は後述の図8の説明の時に述べる)。
【0051】
ステップS321、S322、S323では、Hook1、Hook2、Hook3をリセットする。これは「通常表示」の為に色変換を行わないようにする為の処理である。この処理の後、本手続きを終了する。
【0052】
図8は、フック機構の処理概要を説明する為のフローチャートである。
【0053】
まず、ステップS410において初期化処理がなされた後、ステップS510において、“Hook”がセットされているか否かを判断する。
【0054】
“Hook”がセットされている場合は、ステップS610へ分岐し「プレビュー表示」の為の色変換を行った後にステップS710へ進み展開処理を行う。この場合、描画される色は「プリント出力での色がモニタ上に再現されるような色」に変換される。
【0055】
“Hook”がセットされていない場合は、直ちにステップS710へ進み“展開処理”を行う。この場合描画される色はデータが持つ色そのままである。
【0056】
この概略フローチャートを基に図5中に示される3つのモジュール内の処理を表すとすると、以下のように対応する。
【0057】
イメージ描画関数ではステップS510における“Hook”はHook1であり、ステップS710における“展開処理”はビットマップ描画関数である。
【0058】
テキスト描画関数ではステップS510における“Hook”はHook2であり、ステップS710における“展開処理”はテキスト描画関数である。
【0059】
図形オブジェクト描画関数ではステップS510における“Hook”はHook3であり、ステップS710における“展開処理”は図形オブジェクト描画関数である。
【0060】
つまり、対象のプリンタ装置の画像処理のようにデータの形態に応じた画像処理を行う。
【0061】
1.7 色変換について
次に「プリント出力での色がモニタ上に再現されるような色」に変換する処理について図9、図10を用いて説明する。
【0062】
ここではまず、各々の入力に対して、プリンタ出力色及びモニタ色がどのように得られるかを述べる。
【0063】
1.7.1 プリンタ側の色
図9におけるブロックB11は、以下に述べるようなルックアップテーブル(以下LUTと略)と補間計算により、RpGpBpの値を入力として出力色Lab値を返す関数を示したものである。
【0064】
イメージ画像とCG系画像ではプリンタ装置における色再現処理が異なるので、ブロックB11は各画像によって異なる。
【0065】
本発明の対象となるカラープリンタ201は画像を形成する際に、生成する画像の色をRGB値で指定される。ここでは、RGB値は各々8ビット(計24ビット)で量子化されており、内部の色処理を通してYMCK信号に変換され実際の紙に印刷されることになる。RGB値の組み合わせは2の24乗であるのでカラープリンタ201で指定可能な色数は約1677万色である。
【0066】
即ち、プリンタに入力される「RGB値」と「印刷色」の対応を知る必要がある。この為には全てのRGB値で色を打ち出してこれらの色を測定し、三刺激値XYZ又はLab値との対応を得る必要がある。しかしながら、膨大に存在する色全てを測定するのは非効率的なので、本実施例では全ての色を打ち出すことはせずサンプル点の測定と、該サンプル点列の値を用いた補間計算を用いて近似値を得ることで、これに対応している(補間計算の詳細は後述)。ここでいうサンプル点列はRGB色空間内で各軸上で均等に分割される点の集合でありこれをLUT呼ぶ。
【0067】
1.7.2 モニタ側の色
図9におけるブロックB21は、モニタ上のLab値に対応するRmGmBmを返す関数を示したものである。
【0068】
ここでは、Lab値からRGB値への変換の際に、XYZ値を介して行う。まず、Lab値からXYZ値への変換を定義式より行い、その後にRGB値への変換を行う。ここではRGB色空間からXYZ色空間への変換は線形写像を用いる。線形変換は3行3列の行列で行われ、そのパラメータはモニタの特性によって値が決定されている。例としてあるモニター特性を測定した所、XYZ色空間からRGB色空間への写像は以下のようになった。
【0069】
R= 4.97X −2.59Y −1.03Z
G=−2.12X +3.12Y −0.02Z
B=0.009X −0.39Y +1.29Z
【0070】
1.7.3 プリンタ色をモニタ上に再現する方法
ブロックB31が「プレビュー色変換関数」であり、プリンタへ出力される色RpGpBpを入力して、これに対応する(Lab色空間で近い)色を得る為のモニタ色RmGmBmを返す関数である。これはLUTと補間計算から構成される。
【0071】
ブロックB31で使われるLUTを生成する為には、ブロックB11とブロックB21の関数が必要である。
【0072】
よって、ブロックB11が上述したようにイメージ画像をCG系画像によって異なるのでブロックB31も異なり、色変換A3140を色変換B3340で使われる各「プレビュー色変換関数」が生成されるので、プリンタ装置で再現されるものにより近くディスプレイ装置上で見ることができる。
【0073】
1.7.4 「プレビュー色変換関数用LUT(B31のLUT)」の生成
図10は、「プレビュー色変換関数」で使用されるLUTを作成する為の処理を示す概要フローチャートである。
【0074】
本実施例では、プリンタ側へ入力される色RpGpBpの組合せ729種類について対応するモニタ色RmGmBmを2つの予測関数、すなわち「プリンタ出力色予測関数」及び「モニタ入力色予測関数」によって求める。
【0075】
LUT上のサンプルは、RpGpBpを色空間として捉えた時に、Rp軸、Gp軸、Bp軸の各軸において均等な間隔でサンプリングを行う。ここでは、一例として各軸とも0〜255の定義域をもつとしてこれを、間隔を32としてサンプル化する。RGB各々が0、32、64、…、224、255のようにサンプル化されるのでその組合せの様子は以下のようになる。
【0076】
【外1】
【0077】
これらの組合せを、ステップS811〜S832、及びステップS881〜S891で構成される3重ループで順次生成し、ステップS910で表される「プリンタ出力色予測関数f B11()」へ入力することでプリンタ出力色であるLab値を得、これをステップS920で表される「モニタ入力色予測関数f B21()」へ入力することでモニタへ入力されるべきRmGmBm値を求め、これらをステップS930で表される「LUT生成関数Tput()」へ引き渡す。
という手続きにより「プレビュー色変換関数用LUT」を生成する。
【0078】
1.7.5 プレビュー色変換関数LUTの切替えについて
本実施例で対象とするカラープリンタ201の色再現処理は図2で示されるように「色再現処理部34」、「色再現処理部36」の2種類が存在する。
【0079】
前者はイメージデータ用の色再現処理、後者は文字データ及び図形データ用の色再現処理となっている。
【0080】
すなわち「RBG値」と「印刷色」の対応は2種類存在し、そのためにこれを参照する為のLUTも2種類存在する。
【0081】
2種類のLUTは、前述の図10で説明した手続きにより生成することが出来る。但し、ステップS910で与えられる「プリンタ出力色予測関数f B11()」で用いられるLUTを2種類の色再現処理、すなわち「色再現処理部34」及び「色再現処理部36に」に適宜切替える。
【0082】
1.7.6 補間計算について
次に、図11を用いて本実施例における補間計算について説明する。RGB空間(3次元ユークリッド空間)上に任意の点P(r、g、b)が存在し、これが点列X
X11(r1、g1、b1)、X12(r1、gl、b2)、X13(r1、g2、b1)、X14(r1、g2、b2)
X21(r2、g1、b1)、X22(r2、g1、b2)、X23(r2、g2、b1)、X24(r2、g2、b2)
により囲まれている。
r1<r<r2、g1<g<g2、b1<b<b2とする。またこれらXに対応する点列L、
L11、L12、L13、L14、L21、L22、L23、L24
が存在するとする。ここでXを入力としLを出力する写像をLUTで実現するとする。この時、点P(r、g、b)に対応する出力値Lを補間計算により求めることを考える。
【0083】
まずR軸方向の補間を以下のように行う。
【0084】
点X11(R1、G1、B1)と点X21(R2、G1、B1)の出力値により、点X31(r、G1、B1)における
出力値L31を補間計算により求める。
【0085】
点X12(R1、G1、B2)と点X22(R2、G1、B2)の出力値より、点X32(r、G1、B2)における出力値L32を補間計算により求める。
【0086】
点X13(R1、G2、B1)と点X23(R2、G2、B1)の出力値より、点X33(r、G2、B1)における出力値L33を補間計算により求める。
【0087】
点X14(R1、G2、B2)と点X24(R2、G2、B2)の出力値より、点X34(r、G2、B2)における出力値L34を補間計算により求める。
【0088】
(出力値L31、L32、L33、L34は以下の線形補間計算で求められる)
L31=(r−R1)*(L21−L11)/(R2−R1)+L11
L32=(r−R1)*(L22−L12)/(R2−R1)+L12
L33=(r−R1)*(L23−L13)/(R2−R1)+L13
L34=(r−R1)*(L24−L14)/(R2−R1)+L14
次にG軸方向の補間を以下のように行う。
【0089】
点X31(r、G1、B1)と点X33(r、G2、B1)の出力値より、点X41(r、g、B1)における出力値L41を補間計算により求める。
【0090】
点X32(r、G1、B2)と点X34(r、G2、B2)の出力値より、点X42(r、g、B2)における出力値L42を補間計算により求める。
【0091】
(出力値L41、L42は以下の線形補間計算で求められる)
L41=(g−G1)*(L33−L31)/(G2−G1)+L31
L42=(g−G1)*(L34−L32)/(G2−G1)+L32
最後にB軸方向の補間を以下のように行う。
【0092】
点X41(r、g、B1)とX42(r、g、B2)の出力値より、点X51(r、g、b)における出力値L51を補間計算により求める。
【0093】
(出力値L51は以下の線形補間計算で求められる)
L51=(b−B1)*(L42−L41)/(B2−B1)+L41
以上の手続きにより、RGB空間上の任意の点Pにおける出力値L51を得る。
【0094】
(第2の実施例)
次に、第2の実施例につて図12、図13、図14を用いて説明する。
【0095】
2.1 処理概要
図12は第2の実施例においてディスプレイ関数における処理概要を説明するブロック図である。
【0096】
データIMC7010は3つのオブジェクト(イメージ、テキスト、図形)より構成されており、それぞれイメージフィルムネームImg−7100、ストリングオブジェクトTxt−7200、図形オブジェクトGph−7300に分けられる。これらデータ群は、モジュール群(8100〜8300)、又はモジュール群(8500〜8700)で処理され最終的にビットマップデータ(8400又は8800)へ変換される。ここでモジュール群(8100〜8300)は「通常表示」用の処理系であり、モジュール群(8500〜8700)は「プレビュー表示」用の処理系である。また、8400は「通常表示」用ビットマップデータであり、8700は「プレビュー表示」用ビットマップデータである。
【0097】
「通常表示」用のモジュールはデータ(イメージ、テキスト、図形)に応じて、8100、8200、8300に分かれている。各々のモジュール内ではカラーテーブル等を通さずダイレクトにビットマップ展開を行う。
【0098】
2.2 ブロック図を用いた説明
モジュール8100はイメージオブジェクトをビットマップに展開するモジュールであり、イメージファイルネームImg−7100により指定されるファイルストリーム8110を参照しイメージデータをファイルバッファ8120へ随時転送しつつ、ビットマップ展開関数8130を経てビットマップデータ8400を生成する。
【0099】
モジュール8200はテキストオブジェクトをビットマップに展開するモジュールであり、ストリングスオブジェクトTxt−7200を関数が用意した一時領域ストリングスバッファ8210及び色情報指定フィールド8211へ適宜転送した後に、テキスト描画関数8230がフォントデータ8220を参照しながら、ビットマップデータ8400へ展開するものである。
【0100】
モジュール8300は図形オブジェクトをビットマップに展開するモジュールであり、図形オブジェクトGph−7300を、関数が用意した一時領域図形オブジェクトバッファ7310及び色情報指定フィールド7311へ適宜転送した後に、図形オブジェクト描画関数7330によりビットマップデータ8400へ展開する。
【0101】
「プレビュー表示」用のモジュールはデータ(イメージ、テキスト、図形)に応じて、8500、8600、8700に分かれている。各々のモジュール内ではカラーテーブル(8540、8640、8740)通して高速にビットマップ展開を行う。
【0102】
モジュール8500はイメージオブジェクトをビットマップに展開するモジュールであり、イメージファイルネームImg−7100により指定されるファイルストリーム8510を参照しイメージデータをファイルバッファ8520へ随時転送しつつ、ビットマップ展開関数8530を経てビットマップデータ8800を生成する。
【0103】
この際、カラーテーブルA−8540を通して「プレビュー表示」の為の色変換を行う。
【0104】
モジュール8600はテキストオブジェクトをビットマップに展開するモジュールであり、ストリングスオブジェクトTxt−7200を関数が用意した一時領域ストリングスバッファ8610及び色情報指定フィールド8611へ適宜転送した後に、テキスト描画関数8630がフォントデータ8620を参照しながら、ビットマップデータ8800へ展開するものである。
【0105】
この際、カラーテーブルB−8640を通して「プレビュー表示」の為の色変換を行う。
【0106】
モジュール8700は図形オブジェクトをビットマップに展開するモジュールであり、図形オブジェクトGph−7300を、関数が用意した一時領域図形オブジェクトバッファ8310及び色情報指定フィールドへ適宜転送した後に、図形オブジェクト描画関数8330によりビットマップデータ8400へ展開する。この際、カラーテーブルC−8740を通して「プレビュー表示」の為の色変換を行う。
【0107】
2.3 システム全体の処理概要
「通常表示」と「プレビュー表示」の判断は、イベント分岐処理の時に行われる。図13は本実施例におけるシステム全体の処理を示す概要フローチャートであり、以下これに沿って説明する。
【0108】
本実施例のシステムは基本的にはイベントドリブン型の処理である。処理はイベントが発生するまで待ち状態であり、イベントが発生すると適合する処理へ分岐する構造となっている。
【0109】
まず、システムが起動されるとステップS10を通してシステムの初期化(変数等の領域確保、変数や構造体自身の初期化等)が行われる。
【0110】
次にステップS20においてデフォルトカラーテーブルを設定する。これはプリントプレビュー色変換の為に、図12中のカラーテーブル(8540、8640、8740)を、システム側で予め用意したデフォルトのカラーテーブルでセットする処理である。
【0111】
初期化が終了した後に、処理はステップS31へ進みイベント待ち状態に入る。ステップS31の待ち状態ではイベントが発生しなければ処理はそこで止まっており先のステップには進まないが、イベントが発生するとその次のステップへ進む事になる。次のステップS32ではシステム終了イベントを判断する。発生したイベントがシステム終了イベントである場合は直ちにシステム終了処理S50へ進み、本システムを終了させる。それ以外のイベントの場合、ステップS40のイベント分岐処理へ進み、発生したイベントに応じた処理が適宜実行される。
【0112】
因みに、ここで発生するイベントは例えば「画面の再描画を行う」といった種類のものである。
【0113】
本実施例では、データを表示する場合「通常表示」、「プレビュー表示」の2つが存在するがそれぞれが独立したイベントとなっておりイベント分岐処理S30により適宜処理される。図12中の処理で「プレビュー表示であるか?」という判断はこの分岐により処理される。
【0114】
2.4 色変換について
図14はカラー番号に対応するプリント色と、プリント色に対応するモニタ色の対応を示した図である。
【0115】
ここで対象となるカラープリンタは画像を形成する際に色をカラー番号で指定するようになっているとする。カラー番号は例えば8ビット(計256色)であり、プリンタ内部の色変換処理によりYMCK信号に変換される。
【0116】
本実施例ではシステム起動時に、デフォルトのカラーテーブルがセットされる。
【0117】
ここで、対象となるカラープリンタ装置では指定されたカラー番号が示す色を正確に再現する画像処理を行うので、デフォルトではプリント色とモニタの間でLab空間上での色差が出来るだけ少なくなるようなカラーテーブルを用意している。
【0118】
また、これとは別に本実施例ではカラーテーブルをユーザが任意に変更出来る機能を提供する。
【0119】
2.5 カラーテーブル書換えツール
図15はカラーテーブル書換える処理を示した概要フローチャートである。
【0120】
まず、ステップS910において初期化(変数等の領域確保、変数や構造体自身の初期化等)が行われる。
【0121】
次にステップS921において変更したい色番号nの入力を行う。
【0122】
入力された色番号nが、1以上256以下であればステップS923へ進み、それ以外であればステップS941へ進み直ちに終了処理を行う。
【0123】
ステップS923では、変更したい色のRGB値を入力する。これはプリンタ色nに対するモニタ上の色(プレビュー色)を入力するものである。ここで指定するRGBの色は任意である。例えばプリント色n=No.250が黄色であったとして、プレビュー色n=No.250′はデフォルトではプリンタの黄色に近い色であるが、まったく別の赤色でも構わない。
【0124】
ステップS930では入力されたRGB値をカラーテーブルの書込み処理を行った後、ステップS921へ戻る。
【0125】
よって、対象のプリンタが画像処理によって得られる特別の効果、即ち、本実施例においては指定されたカラー番号が示す色を正確に再現できるという効果を考慮して、プレビュー機能によってディスプレイ装置で再現することができ、よりプリンタ装置での再現に近い画像をユーザはディスプレイ装置上で見ることができる。
【0126】
また、プレビュー表示用のための処理部と通常表示用の処理部を別々に持つことで処理を高速に行うことができる。
【0127】
(他の実施例)
本発明の他の実施例として、図16を参照して以下説明する。ホスト1000は例えば上述したイメージデータには「より好ましい色再現」のための処理を、CG系の画像には「色差を最小にする色再現」のための処理を行う等、プリンタ装置1300の特性を考慮しかつユーザーの所望のデータに変換する色再現処理−A1100及び色再現処理−B1200を行いプリンタ装置1300に出力する画像出力装置1300では、色変換された画像データを受信し、画像1600を出力すると供に、受信した画像データをモニタ特性を考慮してディスプレイ装置用色変換1900を行いモニタ1500に出力する。ディスプレイ装置1500は受信した画像データよりプレビュー画像1700を出力する。
【0128】
よってユーザーは画像出力装置1300で出力される画像を常にディスプレイ装置1500上でプレビュー画像1700として見ることができる。
【0129】
また、画像出力装置1300上で受信した画像データを更に画像出力装置1300独自で持っている例えば色変換等の画像処理を行った場合でも簡単にディスプレイ装置1500上で確認する事ができる。即ち、プレビュー画像1700で確認しながら画像出力装置1300で処理を指示することができる。
【0130】
なお、入力画像データはRGB色空間のデータに限らず、例えばY、I、Q等他の色空間でも構わない。
【0131】
また、プレビュー用色変換関数は上述の方法に限らず、例えばマスキング、ガンマ変換による色修正や色空間圧縮を行うためのLUT等、他の方法でも構わない。
【0132】
なお、コードデータとは、Txtデータ、Gpデータ等のCG系画像データに加え、第2の実施例のような色をカラー番号で指定する際に用いるデータ等も含まれる。
【0133】
【発明の効果】
請求項1の発明は、対象出力デバイスで得られる出力画像に対して、より正確なプレビュー画像を得ることができる。
【0134】
請求項6の発明は、画像データに応じた色再現を行う対象出力デバイスに対してより正確なプレビュー画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のカラーシステムにおける、プリントプレビュー機能を示す概略図。
【図2】本発明の対象プリンタの内部処理の一例を示す図。
【図3】本発明のプリントプレビュー機能の一例を示す概略図。
【図4】プリントプレビュー機能を含むカラーシステムの一例の概略を示すブロック図。
【図5】ディスプレイ関数3010についてその処理概要の一例を示したブロック図。
【図6】第1の実施例におけるシステム全体の処理を示す概略フローチャート。
【図7】「通常表示」と「プレビュー表示」の切替え処理の一例を示す概略フローチャート。
【図8】フック機構の処理の一例の概要を示す概略フローチャート。
【図9】プリンタ色に対応するモニタ色を得る関数を生成する様子の一例を示した概念図。
【図10】プリンタ色に対応するモニタ色を得る為のLUTを生成する処理の一例を示したフローチャート。
【図11】3次元ユークリッド空間における線形補間の一例を説明する概念図。
【図12】第2の実施例の一例を説明するブロック図。
【図13】第2の実施例におけるシステム全体の処理を示す概略フローチャート。
【図14】第2の実施例において、対象となるカラープリンタのカラー番号とこれに対応する実際の色サンプル及びこれに対応するモニタ色の対応の一例を示した概念図。
【図15】第2の実施例において、対象となるカラープリンタのカラー番号とこれに対応するカラーテーブルを書換える処理の一例を示した概略フローチャート。
【図16】他の実施例の一例を示すブロック図。
【符号の説明】
1110 ファイルシステム
1120 ユーザメモリ
1130 ビデオメモリ
1140 プリンタバッファ
2010 ロード関数
2020 セーブ関数
3010 ディスプレイ関数
4010 プリント関数
Claims (4)
- 入力画像の画像情報の種類がイメージデータならばピクセルサイズおよびピクセルの値のデータ形式であり、CGデータなら図形の種類および色指定値のデータ形式であるデータを解析し、
前記解析結果、前記イメージデータならばプリファードマッチング用の色再現処理を行い、前記CGデータならば等色用の色再現処理を行い、
前記色再現処理を行った画像情報によりプリンタで色再現されるであろう画像に対するプレビュー表示をすることを特徴とする画像処理方法。 - 更に、前記入力画像の画像情報の種類に応じた色再現処理の結果はディスプレイ装置にて再現されることを特徴とする請求項1記載の画像処理方法。
- 更に前記プレビューのために、前記画像情報の各種類がもつ画像特性とモニタ特性を考慮した処理が行われることを特徴とする請求項1記載の画像処理方法。
- 画像情報の種類がイメージデータならばピクセルサイズおよびピクセルの値のデータ形式であり、CGデータなら図形の種類および色指定値のデータ形式であるデータを解析する解析手段、
前記解析結果、前記イメージデータならばプリファードマッチング用の色再現処理を行い、前記CGデータならば等色用の色再現処理を行う処理手段と、
前記色再現処理を行った画像情報をプリンタに出力する出力手段と、
前記色再現処理を行った画像情報により前記プリンタで色再現されるであろう画像を画面上に表示することを特徴とする画像処理装置。
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