JP2001186368A - 色空間座標変換方法及び装置、色信号変換テーブルの生成方法及び装置、並びにメモリ媒体 - Google Patents
色空間座標変換方法及び装置、色信号変換テーブルの生成方法及び装置、並びにメモリ媒体Info
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Abstract
等に適用する色信号変換テーブルを記録媒体の種類毎に
生成する処理を効率化する。 【解決手段】モニタの色再現域(B31)及び光沢紙の
色再現域(B32)を入力し、モニタの色再現範囲を光
沢紙に対してガマットマッピングする(B33)。そし
て、光沢紙についてマッピングされたモニタガマットに
対してメディア変換(「光沢紙→高品位専用紙」ガマッ
ト間変換)を行うことで(B35)、高品位専用紙ガマ
ットに対してマッピングされたモニタガマットを得る。
Description
法及び装置、色信号変換テーブルの生成方法及び装置、
並びにそれらの方法の実施に供するメモリ媒体に関す
る。
置において、画像入力部から入力された3次元の色信号
に基づいて画像出力部からカラー画像を出力する場合
に、色再現性が良好に保たれている必要がある。このた
めの技術として、画像出力部で色再現できない範囲を圧
縮して色再現できる範囲にマッピングする、いわゆる色
再現空間マッピング技術がある。
来、3次元ルック・アップ・テーブル(LUT)を用い
て色変換を行って色再現空間マッピング(色域変換)を
行う場合に、出力色空間(色再現変換系と出力系との間
で色信号が形成する空間)を、色再現空間マッピング処
理を行う領域とその処理を行わない領域とに分け、それ
らを入力色空間(入力系と色再現変換系との間で色信号
が形成する空間)にマッピングしてクリッピング領域を
判断し、色再現空間マッピングを実行する技術がある
(例えば、特開平5−284347号)。
の記録方式に比して多数種のメディアに画像を記録する
ことが可能であるという特徴があるが、記録対象のメデ
ィア(例えば、記録紙)の種類によって色再現範囲が大
幅に異なっている。
フィルムHG201と、同じくキヤノン株式会社製のイ
ンク(BC60及びBCI62Photo)との組み合
わせでは、CIE1974L*a*b*表色系での明度L*について6
〜96までが再現可能であるのに対し、普通紙(PB−
Paper)と上記インクとの組み合わせでは、明度L*
について25〜88までしか再現できない。
メータの決定に際して、メディア毎に色再現空間マッピ
ング処理を行うのが一般的であった。
た従来技術では、色再現空間マッピング処理をメディア
別に行う必要があり、例えば、普通紙、高品位専用紙、
光沢フィルム等の複数のメディアを記録対象とするイン
クジェットプリンタについて、モニタ・プリンタ間の色
域変換を行うためのLUT(ルック・アップ・テーブ
ル)を決定する際には、メディア毎に、色域変換を行う
ための前段色信号変換テーブル、及び、各々のデバイス
が再現可能な色域を定義する後段色変換テーブルをそれ
ぞれ用意する必要があり、処理が煩雑であるという問題
があった。
して、従来からのいわゆるコピー用紙の他、再生紙等、
色度の異なるメディアが市販されている。これらの全て
のメディアに対して良好な印刷結果を得るための前段色
信号変換パラメータ(LUT)を求めることは不可能で
あり、事実上、推奨するメディアに対してのみ、最適な
前段色信号変換パラメータを提供することが出来るに過
ぎないという問題があった。
であり、その目的は、例えば、複数種の記録媒体に画像
を記録し得る記録装置等に適用する色信号変換テーブル
を記録媒体の種類毎に生成する処理を効率化することに
ある。
る色空間座標変換方法は、記録装置が画像を記録し得る
複数種の記録媒体についての色空間座標を相互に変換す
る色空間座標変換方法であって、第1の記録媒体につい
て定義された所定の色域を第2の記録媒体の色再現域内
にマッピングする第1色域変換工程を有することを特徴
とする。
方法において、前記記録装置は、減法混色の原理に基づ
いて記録媒体上に画像を記録する装置であることが好ま
しい。
方法において、前記第1色域変換工程は、前記第1の記
録媒体について定義された所定の色域をアフィン変換す
る工程を含むことが好ましい。
方法において、前記第1色域変換工程は、明るさ成分を
非線形変換する工程を更に含むことが好ましい。
方法は、所定のデバイスにおける色再現域を前記第1の
記録媒体の色再現域内にマッピングする第2色域変換工
程を更に有し、前記第1色域変換工程は、前記第2色域
変換工程で前記第1の記録媒体における色再現域内にマ
ッピングされた色域を前記第2の記録媒体における色再
現域内にマッピングすることがことが好ましい。
方法は、前記第2の記録媒体の色度を計測する計測工程
と、前記計測工程による計測結果に基づいて、前記第1
色域変換工程で実行する処理の内容を決定する決定工程
とを更に有することが好ましい。
方法において、前記第1色域変換工程で実行する処理の
内容を決定するための情報をオペレータから取得する取
得工程と、前記取得工程で取得した情報に基づいて、前
記第1色域変換工程で実行する変換処理の内容を決定す
る決定工程とを更に有することが好ましい。
方法において、前記情報は、色度であることが好まし
い。
ブルの生成方法は、上記の第1の側面に係る空間座標変
換方法に従って、第1の記録媒体について定義された所
定の色域を第2の記録媒体における色再現域内にマッピ
ングする工程と、前記第2の記録媒体の色再現域内にマ
ッピングされた色域に基づいて、所定の色域の色信号を
前記第2の記録媒体に適合した色信号に変換するための
色信号変換テーブルを生成する工程とを有することが好
ましい。
ブルの生成方法は、複数種の記録媒体に画像を記録し得
る記録装置で利用される色信号変換テーブルの生成方法
であって、所定の色域の色信号を第1の記録媒体におけ
る色再現域に適合した色信号に変換するための基準色信
号変換テーブルを、前記第1の記録媒体と前記記録装置
とに依存する基準色度座標系を用いて表記した第2の記
録媒体と前記記録装置とに依存する色度に基づいて、前
記所定の色域の色信号を前記第2の記録媒体における色
再現域に適合した色信号に変換するための色信号変換テ
ーブルに変換する変換工程を有することを特徴とする。
ブルの生成方法において、前記第1の記録媒体における
色再現域は、他の記録媒体における色再現域よりも広い
ことが好ましい。
ブルの生成方法において、前記基準色度座標系における
前記第2の記録媒体と前記記録装置とに依存する色度
は、スケーリングして表記されていることが好ましい。
換装置は、記録装置が画像を記録し得る複数種の記録媒
体についての色空間座標を相互に変換する色空間座標変
換装置であって、第1の記録媒体について定義された所
定の色域を第2の記録媒体における色再現域内にマッピ
ングする第1色域変換手段を有することを特徴とする。
ブルの生成装置は、上記の第1の側面に係る色空間座標
変交換方法に従って、第1の記録媒体について定義され
た所定の色域を第2の記録媒体における色再現域内にマ
ッピングする手段と、前記第2の記録媒体の色再現域内
にマッピングされた色域に基づいて、所定の色域の色信
号を前記第2の記録媒体に適合した色信号に変換するた
めの色信号変換テーブルを生成する手段とを有すること
を特徴とする。
ブルの生成装置は、複数種の記録媒体に画像を記録し得
る記録装置で利用される色信号変換テーブルの生成装置
であって、所定の色域の色信号を第1の記録媒体におけ
る色再現域に適合した色信号に変換するための基準色信
号変換テーブルを、前記第1の記録媒体と前記記録装置
とに依存する基準色度座標系を用いて表記した第2の記
録媒体と前記記録装置とに依存する色度に基づいて、前
記所定の色域の色信号を前記第2の記録媒体における色
再現域に適合した色信号に変換するための色信号変換テ
ーブルに変換する変換手段を有することを特徴とする。
複数種の記録媒体に画像を記録し得る記録装置で利用さ
れる色信号変換テーブルの生成処理を実行するプログラ
ムを格納したメモリ媒体であって、該プログラムは、上
記の第1の側面に係る色空間座標変換方法に従って、第
1の記録媒体について定義された所定の色域を第2の記
録媒体における色再現域内にマッピングする工程と、前
記第2の記録媒体における色再現域内にマッピングされ
た色域に基づいて、所定の色域の色信号を前記第2の記
録媒体に適合した色信号に変換するための色信号変換テ
ーブルを生成する工程とを有することを特徴とする。
複数種の記録媒体に画像を記録し得る記録装置で利用さ
れる色信号変換テーブルの生成処理を実行するプログラ
ムを格納したメモリ媒体であって、該プログラムは、
所定の色域の色信号を第1の記録媒体における色再現域
に適合した色信号に変換するための基準色信号変換テー
ブルを、前記第1の記録媒体と前記記録装置とに依存す
る基準色度座標系を用いて表記した第2の記録媒体と前
記記録装置とに依存する色度に基づいて、前記所定の色
域の色信号を前記第2の記録媒体における色再現域に適
合した色信号に変換するための色信号変換テーブルに変
換する変換工程を有することを特徴とする。
発明の好適な実施の形態を説明する。
適な実施の形態に係る画像処理システムの構成を概略的
に示す図である。この画像処理システムは、パーソナル
コンピュータ等のコンピュータ100と、モニタ5と、
インクジェットプリンタ等のプリンタ106とを備えて
いる。
算、インターネットブラウザ等のアプリケーションソフ
トウエア101と、OS(Operating System)102、
アプリケーションソフトウェア101がOS102に対
して発行する印刷命令に係る各種描画命令群(イメージ
描画命令、テキスト描画命令、グラフィックス描画命
令)を処理して印刷データを作成するプリンタドライバ
103、及びアプリケーションソフトウェア101が発
行する各種描画命令群を処理してモニタ106に画像を
表示するモニタドライバ104等のソフトウェアが組み
込まれている。
アが動作可能な各種ハードウエアとして中央演算処理装
置(CPU)108、ハードディスクドライバ(HD)
107、ランダムアクセスメモリ(RAM)109、リ
ードオンリーメモリ(ROM)110等を備える。
成例としては、一般的に普及しているIBM社のATコ
ンパチのパーソナルコンピュータにMicrosoft社のWindo
ws95をOSとしてインストールすると共に、印刷機能を
有するアプリケーションをインストールし、該パーソナ
ルコンピュータにモニタとプリンタを接続した例が挙げ
られる。
れた表示画像に基づいて、アプリケーション101で、
文字などのテキストに分類される文書データ、図形など
のグラフィックスに分類されるグラフィックスデータ、
自然画などに分類されるイメージデータなどを用いて出
力画像データを作成する。そして、出力画像データに基
づいて画像を印刷出力するときには、アプリケーション
101からOS102に対して印刷出力要求を行い、グ
ラフィックスデータ部分はグラフィックス描画命令、イ
メージデータ部分はイメージ描画命令で構成される描画
命令群をOS102に発行する。
求を受け、出力プリンタに対応するプリンタドライバ1
03に描画命令群を発行する。プリンタドライバ103
は、OS102から入力した印刷要求と描画命令群を処
理し、プリンタ105で印刷可能な印刷データを作成し
てプリンタ105に転送する。プリンタ105がラスタ
ープリンタである場合は、プリンタドライバ103はO
S102からの描画命令に対して、順次画像補正処理を
行い、そして順次RGB24ビットページメモリ(RA
M)にラスタライズし、すべての描画命令をラスタライ
ズした後にRGB24ビットページメモリの内容をプリ
ンタ105が印刷可能なデータ形式、例えばCMYKデ
ータに変換してプリンタに転送する。
示す図である。画像補正処理部120は、OS102か
ら供給された描画命令群に含まれる色情報に対して、画
像補正処理を行う。この画像補正処理では、RGB色情
報を輝度・色差信号に変換し、輝度信号に対して露出補
正処理を行い、補正された輝度・色差信号をRGB色情
報に逆変換する。
処理されたRGB色情報によって描画命令をラスタライ
ズし、RGB24ビットページメモリ上にラスター画像
を生成し、色再現空間マッピング処理、CMYKへの色
分解処理、階調補正処理をおこなって各画素に対してプ
リンタの色再現性に依存したCMYKデータを生成して
プリンタ105に転送する。
成を示す図である。以下、図6を参照しながらプリンタ
用補正処理部121における処理を説明する。なお、以
下では、説明の簡単化のため、通常は3次元で表される
色空間を模式的に2次元で表した図(例えば、図3)を
用いる。
によって明るさ、コントラスト及び色調が整えられたR
GB各8[bit]の画像データがのプリンタ用補正処理
部121(図2参照)の画像入力部B1に入力される。
なお、画像信号入力部B1に入力されたRGB8[bi
t]画像データは、モニタ上で再現される色に対応して
おり、例えば、均等色空間であるL*a*b*表色系の座標値
では(L_Monitor,a_Monitor,b_Monitor)という色を表し
ている。
タの色再現空間とプリンタの色再現空間とは、例えばL*
a*b*空間などの均等色空間上で大きさが異なる。すなわ
ち、モニタ上に表現された画像データをそのまま図6の
後段色変換(RGB−CMYK変換)B3及び階調補正
処理B4で処理してプリンタに出力する場合は、印刷が
不可能な領域(プリンタで表現不可能な色空間上の領
域)がある。
現可能であるがプリンタが再現不可能な色空間上の領域
(図3の斜線の領域)については擬似的な色(L*a*b*
値)、すなわちモニタの発色とは異なる擬似的な色を生
成して印刷を行う必要がある。
としてL*a*b*空間を円筒座標H(=atan(b/a))、S(=(a*
2+b*2)1/2)、V(=L*)に写したHSV空間上で、全空間
について、一つのSについての所定の圧縮式を用いてガ
マット圧縮を行う例を説明する。
ようなプリンタの再現不可能な色空間上の領域につい
て、モニタの色再現空間(モニタガマット)を圧縮し
て、プリンタの色再現空間内の点と対応付ける。すなわ
ち、図6の前段色信号変換部B2によって処理されたR
GB各8[bit]の画像信号は、プリンタの色再現空間
上の点に対応したR’G’B’各8[bit]データに変
換される。
下の手順にしたがって、画像信号をモニタRGB色空間
からプリンタR’G’B’色空間に変換する。
青)の色信号強度を表しており、各色信号が採り得る値
は、色信号の強さのデータが8[bit]構成の場合、
“0”、“1”、“2”、…、“255”の256種で
ある。
強度をもちいて表現可能な色は16777216色となるが、こ
の全ての色について測色的にL*a*b*値を求めることは現
実的ではない。そこで、この実施の形態では、下記のと
おり、R,G,Bの各色信号強度を各々9分割して処理
を行い、下記の格子間に位置するRGB値について補間
により決定する。
するL*a*b*値を求める手法として四面体補間法を採用し
ている。
の出力装置で出力し、それらの出力結果に基づいて、各
出力装置の色再現空間(ガマット)を、均等色空間の座
標点と各々対応づけられたRGB空間内の3次元の格子
によって表現する。
“0”、“16”、“32”、…、“224”および
“225”の組合せで表現されるものを考える。その結
果、格子点の数は93=729となる。ここで、例えば
GRETAG社のSPM100−II等の測色機器を用い
て各色信号強度に対応するパッチを測色して、例えばL*
a*b*値を求めることにより、各入出力色信号の絶対色を
比較することが可能となる。
5−287347号に記載された出力結果予測手法を用
いてもよい。ニューラルネットワークを応用した近似式
を予測に用いることにより、L*a*b*値から直接的にCM
YK値が得られる。また、この実施の形態では、729
点の格子点でのCMYK値から任意のRGB値を求める
際に補間処理を行う必要があるが、上記の近似式を用い
ることにより補間処理を省くことができ、効率化するこ
とが可能である。予測手法としては、種々の手法が知ら
れているが、要求される要素精度などを考慮して適当な
手法を用いればよい。
空間上でモニタのRGBガマットがプリンタのR’B’
G’ガマットの内側に入るように、例えば、図8に示す
様に、明度L*を保持したまま彩度S(=(a*2 + a*2)1/
2)を低下させるなどの処理を行って、入力デバイスガマ
ットを出力デバイスガマットにマッピングする。
値に対応するプリンタガマット内のL*a*b*値の組が得ら
れる。
トに納まるようになったら、例えば、ΔE(=((L*' - L*)
2 + (a*' - a*)2 + (b*' - b*)2)1/2)が最小となるよう
に、L*a*b*値をキーとして、モニタ(R,G,B)とプリ
ンタ(R’,G’,B’)の組を決定することで、モニタ
RGB値に対応するプリンタR’G’B’値を求めるこ
とができる。
トとプリンタガマットの双方に共通な領域では、ΔEを
指標として忠実な色再現を行いつつ、モニタ色信号
(R,G,B)とプリンタ色信号(R’,G’,B’)の対
応関係を決定することが可能である。
とプリンタ(R’,G’,B’)の対応関係を、前段色信
号変換テーブルとしてメモリに保持し、ドライバに送ら
れてくる画像信号を該前段色信号変換テーブルを参照し
て変換することにより、各画像信号に対して色域変換処
理と等価な処理を行う。
号変換テーブルを求める際の処理について詳述する。な
お、以下で説明する処理(例えば、図13)は、例え
ば、コンピュータ100に組み込まれたソフトウェア
(例えば、プリンタドライバ103の一部)によって実
行され得る。
2に示すように、例えば光沢紙や高品位専用紙といった
複数種のメディアに対応するために、各メディア毎にガ
マットマッピング(色域変換)処理を繰り返して、各メ
ディアに対応した前段色信号変換テーブルを作成してい
た。
光沢フィルム、OHPフィルム等多くのメディアを対象
とする場合、メディア毎のガマットマッピング作業は繁
雑なものとなる。
ィア間でガマット形状がほぼ相似形であることを利用
し、各メディア間のガマットを解析式に従って変換する
ことにより、DLUTを利用した色域変換の際の自由度
を損なうことなく、メディア毎に前段色信号変換テーブ
ルを生成する際の作業量を減じている。
ィア変換」と略記して、「メディア変換」を適用したメ
ディア毎の前段色信号変換テーブルの生成方法について
更に詳述する。
インクジェットプリンタにおいて、例えば、普通紙に印
刷する場合及び光沢フィルムに印刷する場合の色再現域
は、例えば、図15に示す通りである。図15を参照す
ると、同一印刷システムによる普通紙の色再現域と光沢
フィルムの色再現域は、似通った形状を有することが分
かる。
変わらなければ、印刷対象メディアが変わっても、その
ガマット形状がほぼ相似形をなすことを利用して、単純
な解析的変換を行い、画像信号入力機器の色再現域をプ
リンタの色再現域に納めるような色域変換を行うことが
可能である。
に対して(1)式に示すアフィン変換を行い、図15に
示す高品位専用紙のガマットを解析的に求める。
で表されるC、M、Yのインク色の最大彩度点のペーパ
ーホワイトを基準とした色空間上での座標値で表し、
(1)式のオフセットベクトルr0(矢印省略)はペー
パーホワイトを表している。ここでのメディア変換行列
Mは、上記のベクトルを用いて(6)式に従って求める
ことができる。
うに、複数の色域上の対応する点を最適にマッチングす
るようにMの行列要素求めることも可能である。
のB31)と光沢紙のガマット(図13のB32)を入
力し、モニタのガマットを光沢紙に対して従来と同様の
手法でガマットマッピングする(図13のB33)。こ
の時点で、L*a*b*→R’G’B’変換を行えば、光沢紙
についての前段色信号変換テーブル(図13のB34)
を求めることが出来る。
縮後のモニタガマットに対して、上記のように、メディ
ア変換(ここでは「光沢紙→高品位専用紙」ガマット間
変換)を行うことで(図13のB35)、高品位専用紙
ガマットに対してマッピングされたモニタガマットを得
ることが出来る。更にL*a*b*→R”G”B”変換を行え
ば、高品位専用紙についての前段色信号変換テーブル
(図13のB36)を求めることが出来る。
メディアに適合した色域変換を行うためにメディア変換
を適用することにより、従来のLUTを用いた色域変換
処理の変換における自由度を保つと共に、メディア変換
を解析的に行うことにより、色再現性を損なうことな
く、作業の効率化を図ることが出来る。また、この実施
の形態によれば、従来のLUTとメディア変換のパラメ
ータのみをプリンタドライバ103に組み込れば十分で
あるため、プリンタドライバ103を格納するためのメ
モリ量及びそれを動作させるためのメモリ量を削減する
ことができる。
の相違によって、メディア毎のグレー軸が異なってい
る。このような場合は並進・回転処理を行ってメディア
間、またはモニタと各メディアとの間のグレー軸を一致
させるような処理を行っても良い。
ン変換を行うため、明度L*についても、結果的に図16
に示すような線形の変換がなされる。
線形のメディア変換を行った場合、プリンタのデバイス
色空間に比して広い範囲の入力色再現域が均一にマッピ
ングされるために入力画像の色再現性が損なわれる可能
性がある。そこで、人間の視覚特性は明度について特に
敏感であることを考慮して、明度については、図9に示
すような非線形の変換を行うことが好ましく、これによ
り、より良好な階調再現を得ることが出来る。なお、こ
のような非線形メディア変換を行う場合には、変換を行
う前に、図9に示す非線形明度圧縮による非線形性を相
殺するような変換を用いることが出来る。また、この操
作によりハイライト、及びシャドー部での階調性が過度
に失われることを防ぐことが出来る。
パラメータγによって生成される1つの圧縮曲線を用い
て圧縮するが、全色相を図10に示すように6つに分け
て、RYGCBMの各色相ごとに独立に圧縮曲線を定義し、例
えばRedの圧縮曲線を変更したときにはRedの軸に隣り合
うIとIVの領域についても、Red軸と注目点の距離を考慮
しつつ変更を行うようにすれば、各RYGCBMの各色相ごと
に長さの異なるプリンタガマットをより有効に使うこと
ができる。
アフィン変換を行う場合、及び明度については非線形に
変換しつつ、その他についてアフィン変換を行う場合に
関するが、例えばRYGCBMの各色相ごとに異なる定数を乗
ずることで変換を行っても良い。また、メディア変換と
してLUTを用いる実施形式や、ニューラルネットワー
クを用いる実施形式も本発明に含まれる。
ついて説明する。
部B2で生成されたプリンタR’G’B’信号をプリン
タのインクに対応したCMYK各8[bit]の色信号値
に変換する。このR’G’B’からCMYKへの色信号
の変換は、例えば、公知の技術であるカラーマスキング
法を用いて、(9)式及び(10)式に従って変換する
ことができる。なお、Kの信号値の選び方には様々な方
法があるが、例えば、(9)式の最も右側のベクトル要
素のそれぞれからK値を引いたベクトル[Dr−K D
g−K Db−K]tを(9)式の最も右のベクトルと
置き換え、インク量に対応する色信号値CMYが恒に正
または零であるという条件を利用してK値に拘束を加え
つつ、試行錯誤的にマスキングマトリクスを求めて、K
値を決定する方法を用いることができる。
後段色信号変換テーブルを生成し、必要に応じて手作業
で微調整を行って、最終的な後段色信号変換テーブルを
決定する。
ディア変換を用いることにより、メモリに保持するべき
LUTの数を減らすことが出来、効率的である。また、
メディア変換を決定するのに必要な点についてのみ測色
を行うことにより、R”G”B”値に対応したパッチを
測色して、R”G”B”→L*a*b*テーブルを作成する手
間を省くことが出来る。
する。
信号を前段、後段色信号変換部B2、B3で順次変換し
たCMYK各8[bit]データをプリンタで印刷可能な
CMYK各2[bit]データに変換する。この階調補正
については、例えばBayer型の16×16のマトリ
クスを各8[bit]のC、M、Y、Kの画像それぞれに
適用し、マトリクスの要素よりも画像上の対応する画素
値が大きい場合には出力を1、画素値が該マトリクスの
要素以下の場合には出力を0とすることにより得ること
ができる。また、このハーフトーニング手法として誤差
拡散法などを用いてもよい。
に、例えば、特開平3−13066号に記載された4面
体体積を用いてることもできる。
は、従来から知られている幾種類かの方法があるが、こ
の実施の形態は、いずれの方法を採用することもでき
る。
態では、均等色空間(L*a*b*空間)上でメディア変換を
行う例を説明した。
ら、デバイスに依存した色空間(一例として、「光沢紙
−インクジェットプリンタ」システム)上でメディア変
換を行う処理を説明する。なお、図14に示す処理は、
例えば、コンピュータ100に組み込まれたソフトウェ
ア(例えば、プリンタドライバ103の一部)によって
実行され得る。
1の実施の形態(図13のB31〜B33)と同様の処
理であるので説明を省略し、以下では、図14のB43
〜B45について詳述する。
リンタが印刷可能なメディアのうち任意の一つのガマッ
トを実現するメディアについてのデバイス色度座標を
(R_0’,G_0’,B_0’)とした場合、他のメディア
におけるガマット内の点(R_1’,G_1’,B_1’)
は、デバイス色度座標系(R_0’,G_0’,B_0’)に
対して、RGB別の定数、又は、RGBについて同一の
定数(スケールファクター)を乗じると共に適当なオフ
セットを加えた形式、例えば、(R_1’,G_1’,B_
1’)=(αr・R_0’+offset_r,αg・G_
0’+offset_g,αb・B_0’+offset
_b)のように表記することができる。
G_0’,B_0’)を基準として他のメディアにおけるガ
マットを表記することにより、例えば図14のように、
光沢紙についての前段色信号変換テーブルB43を生成
した後に、該表記(即ち、スケールファクター及びオフ
セット)に基づいて、前段色信号変換テーブルB43に
対して「光沢紙→高品位専用紙」メディア変換(B4
5)を行うことができ、直接的に高品位専用紙について
の前段色信号変換テーブル(B46)を得ることができ
る。
ェットシステム」に依存した色度座標を基準として他の
メディアの色再現域を表記することにより、基準となる
メディアに対応した前段色信号変換テーブルに基づいて
簡単に他のメディアに対応した前段色信号変換テーブル
を得ることができるため、色信号変換テーブルの生成効
率を更に向上させることができる。また、他のメディア
に対応した前段色信号変換テーブルの生成のために要す
るメモリ量(プリンタドライバ103の規模)について
も、メディア間の変換行列と、1メディア分のLUT幅
分のメモリを要するに過ぎない。
はRGBについてそれぞれ8[bit]とすることが多い
が、このような場合にはビット落ちに十分注意する必要
がある。
を用いることなく、メディア変換を行うと、例えば、基
準となる前段色信号変換テーブルが色再現域の狭い高品
位紙用であり、出力先記録メディアが色再現域の広い光
沢フィルムであるような場合、入力信号幅8[bit]に
対してメディア変換部での出力が8[bit]で納まらな
いことがある。
トプリンタが印刷可能なメディアのうち最も広いガマッ
トを実現するメディアについて、デバイス色度座標を
(R_m’,G_m’,B_m’)とした場合、他のメディア
におけるガマットは、該デバイス色度座標系を用いて表
記することが可能である。
として最も色再現域の広いメディアのための前段色信号
変換テーブルを用いる場合、一度最も広い色再現域を有
するメディアの再現域内に画像信号入力機器の再現範囲
が含まれるため、プリンタのデバイス色度座標を用いて
全てを表記することが可能となる。
れを8[bit]幅に収めることができ、LUTの補間計
算時に必要となるメモリ量を押さえつつ、スケール変
換、オフセット加算に要する計算量を省くことが出来
る。
m’,B_m’)を用いて他のメディアにおけるガマット
を表記することにより、図14のように前段色変換(B
4)の後にメディア変換(B5)を行うこともできる。
(B5)を行う方式では、前後段色信号変換テーブルB
4の代わりに前段色信号変換テーブルと後段色信号変換
テーブルとを合成した形式の(RGB→CMYK)テー
ブルを採用することも可能である。この場合には、前記
前後段色信号変換方式に比べて色信号変換の回数が少な
くて済み、効率的な色信号変換を行うことができる他、
後段色信号変換LUT用のメモリを節約することが可能
となる。
いた前・後段色信号変換テーブルを用いた場合、例えば
普通紙に画像を印刷する際には、その普通紙の種類に関
わらず単一の固定式のテーブルを選択することになる。
紙の他、再生紙等、色度の異なるメディアが多数存在し
ている。このような場合には、メディア変換の内容を直
接的又は間接的に規定する情報(例えば、演算式、係数
等、記録媒体の色度)をコンピュータ100のユーザー
インターフェイスから入力することにより、ユーザが簡
易的にカラーマッチングを行うことが出来、更に良好な
色再現を得ることが出来る。このような機能は、プリン
タドライバ103に組み込むことができる。
チを印刷し、これを不図示のスキャナ等の測色装置で読
取り、その結果をプリンタドライバ103等で処理する
ことにより、自動的にメディアの発色特性を検出し、色
補正を行うこともできる。ここで、自動的にメディアの
発色特性を検出するシステムとして、例えば、特願平8
−101712号に記載のインクの顕色性を検知するシ
ステムを適用することができる。
ても、同様の色再現を実現しようとしても、広い範囲の
入力色再現域がごく狭い領域に詰め込まれるために階調
性が保ちにくくなることがある。
ては別のLUTを設けることで、よりきめ細かい色再現
を行うことが出来る。
形態の機能を実現するように各種のデバイスを動作させ
るように該各種デバイスと接続された装置あるいはシス
テムに実施形態機能を実現するためのプログラムコード
自体、及びそのプログラムコードをコンピュータに供給
するための手段、例えばかかるプログラムコードを格納
した記憶媒体は本発明を構成する。
体としては例えばフロッピーディスク、ハードディス
ク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、磁気
テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いる
ことができる。
コードを実行することにより、前述の実施形態の機能が
実現されるだけではなく、そのプログラムコードがコン
ピュータにおいて稼働しているOS(オペレーティング
システム)、あるいは他のアプリケーションソフトなど
と共同して前述の実施形態の機能が実現される場合にも
かかるプログラムコードは本発明の実施形態に含まれる
ことは言うまでもない。
ンピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接続され
た機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後その
プログラムコードの指示の基づいてその機能拡張ボード
や機能格納ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の
一部または全部を行い、その処理によって前述した実施
形態の機能が実現される場合も本発明に含まれることは
言うまでもない。
せても構わない。
媒体に画像を記録し得る記録装置等に適用する色信号変
換テーブルを記録媒体の種類毎に生成する処理を効率化
することができる
テムの概略構成を示す図である。
る。
色再現範囲(ガマット)との比較を2次元で模式的に示
した図である。
ト圧縮方法の概念図である。
タ及びモニタ色再現領域の2次元での模式図である。
図である。
用いるチャート(これを出力して測色することにより、
RGB色信号強度とL*a*b*値との対応付けを行うことがで
きる)である。
面において概念的に説明する図である。
る曲線である。
ばL*a*b*空間のa*b*平面上)の領域分割の方法を示
す図である。
座標を用いて、他のメディアにおける色再現域を表記す
る場合の表記法を示す図である。
場合の作業工程図である。
号変換テーブルを生成する処理の流れを示す図である。
定のメディア及びインク・ヘッドシステムに依存した色
度座標を用いて、前段色信号変換テーブルを生成する処
理の流れを示す図である。
の相違を説明する図である。
ーブルを規定する直線を示す図である。
Claims (27)
- 【請求項1】 記録装置が画像を記録し得る複数種の記
録媒体についての色空間座標を相互に変換する色空間座
標変換方法であって、 第1の記録媒体について定義された所定の色域を第2の
記録媒体の色再現域内にマッピングする第1色域変換工
程を有することを特徴とする色空間座標変換方法。 - 【請求項2】 前記記録装置は、減法混色の原理に基づ
いて記録媒体上に画像を記録する装置であることを特徴
とする請求項1に記載の色空間座標変換方法。 - 【請求項3】 前記第1色域変換工程は、前記第1の記
録媒体について定義された所定の色域をアフィン変換す
る工程を含むことを特徴とする請求項1又は請求項2に
記載の色空間座標変換方法。 - 【請求項4】 前記第1色域変換工程は、明るさ成分を
非線形変換する工程を更に含むことを特徴とする請求項
3に記載の色空間座標変換方法。 - 【請求項5】 所定のデバイスにおける色再現域を前記
第1の記録媒体の色再現域内にマッピングする第2色域
変換工程を更に有し、 前記第1色域変換工程は、前記第2色域変換工程で前記
第1の記録媒体における色再現域内にマッピングされた
色域を前記第2の記録媒体における色再現域内にマッピ
ングすることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいず
れか1項に記載の色空間座標変換方法。 - 【請求項6】 前記第2の記録媒体の色度を計測する計
測工程と、 前記計測工程による計測結果に基づいて、前記第1色域
変換工程で実行する処理の内容を決定する決定工程と、 を更に有することを特徴とする請求項1乃至請求項5の
いずれか1項に記載の色空間座標変換方法。 - 【請求項7】 前記第1色域変換工程で実行する処理の
内容を決定するための情報をオペレータから取得する取
得工程と、 前記取得工程で取得した情報に基づいて、前記第1色域
変換工程で実行する変換処理の内容を決定する決定工程
と、 を更に有することを特徴とする請求項1乃至請求項5の
いずれか1項に記載の色空間座標変換方法。 - 【請求項8】 前記情報は、色度であることを特徴とす
る請求項7に記載の色空間座標変換方法。 - 【請求項9】 請求項1乃至請求項8のいずれか1項に
記載の色空間座標変換方法に従って、第1の記録媒体に
ついて定義された所定の色域を第2の記録媒体における
色再現域内にマッピングする工程と、 前記第2の記録媒体の色再現域内にマッピングされた色
域に基づいて、所定の色域の色信号を前記第2の記録媒
体に適合した色信号に変換するための色信号変換テーブ
ルを生成する工程と、 を有することを特徴とする色信号変換テーブルの生成方
法。 - 【請求項10】 複数種の記録媒体に画像を記録し得る
記録装置で利用される色信号変換テーブルの生成方法で
あって、 所定の色域の色信号を第1の記録媒体における色再現域
に適合した色信号に変換するための基準色信号変換テー
ブルを、 前記第1の記録媒体と前記記録装置とに依存する基準色
度座標系を用いて表記した第2の記録媒体と前記記録装
置とに依存する色度に基づいて、 前記所定の色域の色信号を前記第2の記録媒体における
色再現域に適合した色信号に変換するための色信号変換
テーブルに、 変換する変換工程を有することを特徴とする色信号変換
テーブルの生成方法。 - 【請求項11】 前記第1の記録媒体における色再現域
は、他の記録媒体における色再現域よりも広いことを特
徴とする請求項10に記載の色信号変換テーブルの生成
方法。 - 【請求項12】 前記基準色度座標系において、前記第
2の記録媒体と前記記録装置とに依存する色度は、スケ
ーリングして表記されていることを特徴とする請求項1
0又は請求項11に記載の色信号変換テーブルの生成方
法。 - 【請求項13】 記録装置が画像を記録し得る複数種の
記録媒体についての色空間座標を相互に変換する色空間
座標変換装置であって、 第1の記録媒体について定義された所定の色域を第2の
記録媒体における色再現域内にマッピングする第1色域
変換手段を有することを特徴とする色空間座標変換装
置。 - 【請求項14】 前記記録装置は、減法混色の原理に基
づいて記録媒体上に画像を記録する装置であることを特
徴とする請求項13に記載の色空間座標変換装置。 - 【請求項15】 前記第1色域変換手段は、前記第1の
記録媒体について定義された所定の色域をアフィン変換
する手段を含むことを特徴とする請求項13又は請求項
14に記載の色空間座標変換装置。 - 【請求項16】 前記第1色域変換手段は、明るさ成分
を非線形変換する手段を更に含むことを特徴とする請求
項15に記載の色空間座標変換装置。 - 【請求項17】 所定のデバイスにおける色再現域を前
記第1の記録媒体における色再現域内にマッピングする
第2色域変換手段を更に有し、 前記第1色域変換手段は、前記第2色域変換手段により
前記第1の記録媒体における色再現域内にマッピングさ
れた色域を前記第2の記録媒体における色再現域内にマ
ッピングすることを特徴とする請求項13乃至請求項1
6のいずれか1項に記載の色空間座標変換装置。 - 【請求項18】 前記第2の記録媒体の色度を計測する
計測手段と、 前記計測手段による計測結果に基づいて、前記第1色域
変換手段が実行する処理の内容を決定する決定手段と、 を更に有することを特徴とする請求項13乃至請求項1
7のいずれか1項に記載の色空間座標変換装置。 - 【請求項19】 前記第1色域変換手段が実行する処理
の内容を決定するための情報をオペレータから取得する
取得手段と、 前記取得手段が取得した情報に基づいて、前記第1色域
変換手段が実行する変換処理の内容を決定する決定手段
と、 を更に有することを特徴とする請求項13乃至請求項1
7のいずれか1項に記載の色空間座標変換装置。 - 【請求項20】 前記情報は、色度であることを特徴と
する請求項19に記載の色空間座標変換装置。 - 【請求項21】 請求項1乃至請求項8のいずれか1項
に記載の色空間座標変交換方法に従って、第1の記録媒
体について定義された所定の色域を第2の記録媒体にお
ける色再現域内にマッピングする手段と、 前記第2の記録媒体の色再現域内にマッピングされた色
域に基づいて、所定の色域の色信号を前記第2の記録媒
体に適合した色信号に変換するための色信号変換テーブ
ルを生成する手段と、 を有することを特徴とする色信号変換テーブルの生成装
置。 - 【請求項22】 複数種の記録媒体に画像を記録し得る
記録装置で利用される色信号変換テーブルの生成装置で
あって、 所定の色域の色信号を第1の記録媒体における色再現域
に適合した色信号に変換するための基準色信号変換テー
ブルを、 前記第1の記録媒体と前記記録装置とに依存する基準色
度座標系を用いて表記した第2の記録媒体と前記記録装
置とに依存する色度に基づいて、 前記所定の色域の色信号を前記第2の記録媒体における
色再現域に適合した色信号に変換するための色信号変換
テーブルに、 変換する変換手段を有することを特徴とする色信号変換
テーブルの生成装置。 - 【請求項23】 前記第1の記録媒体における色再現域
は、他の記録媒体における色再現域よりも広いことを特
徴とする請求項22に記載の色信号変換テーブルの生成
装置。 - 【請求項24】 前記基準色度座標系において、前記第
2の記録媒体と前記記録装置とに依存する色度は、スケ
ーリングして表記されていることを特徴とする請求項2
2又は請求項23に記載の色信号変換テーブルの生成装
置。 - 【請求項25】 記録装置が画像を記録し得る複数種の
記録媒体についての色空間座標を相互に変換する色空間
座標変換処理を実行するプログラムを格納したメモリ媒
体であって、該プログラムは、 第1の記録媒体について定義された所定の色域を第2の
記録媒体における色再現域内にマッピングする第1色域
変換工程を有することを特徴とするメモリ媒体。 - 【請求項26】 複数種の記録媒体に画像を記録し得る
記録装置で利用される色信号変換テーブルの生成処理を
実行するプログラムを格納したメモリ媒体であって、該
プログラムは、 請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の色空間座
標変換方法に従って、第1の記録媒体について定義され
た所定の色域を第2の記録媒体における色再現域内にマ
ッピングする工程と、 前記第2の記録媒体における色再現域内にマッピングさ
れた色域に基づいて、所定の色域の色信号を前記第2の
記録媒体に適合した色信号に変換するための色信号変換
テーブルを生成する工程と、 を有することを特徴とするメモリ媒体。 - 【請求項27】 複数種の記録媒体に画像を記録し得る
記録装置で利用される色信号変換テーブルの生成処理を
実行するプログラムを格納したメモリ媒体であって、該
プログラムは、 所定の色域の色信号を第1の記録媒体における色再現域
に適合した色信号に変換するための基準色信号変換テー
ブルを、 前記第1の記録媒体と前記記録装置とに依存する基準色
度座標系を用いて表記した第2の記録媒体と前記記録装
置とに依存する色度に基づいて、 前記所定の色域の色信号を前記第2の記録媒体における
色再現域に適合した色信号に変換するための色信号変換
テーブルに、 変換する変換工程を有することを特徴とするメモリ媒
体。
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-
1999
- 1999-12-27 JP JP37153099A patent/JP4086442B2/ja not_active Expired - Fee Related
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