JP2003338938A - 画像処理方法、画像処理装置及び画像処理プログラム - Google Patents

画像処理方法、画像処理装置及び画像処理プログラム

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JP2003338938A
JP2003338938A JP2002145206A JP2002145206A JP2003338938A JP 2003338938 A JP2003338938 A JP 2003338938A JP 2002145206 A JP2002145206 A JP 2002145206A JP 2002145206 A JP2002145206 A JP 2002145206A JP 2003338938 A JP2003338938 A JP 2003338938A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 想定外のメディアに対してカラーバランスの
崩れを低減する。 【解決手段】 ガマット取得部421は、測色計420
からの測色データに基づいて、画像形成の対象となる記
録媒体のガマットを取得する。ガマット判定部422
は、取得されたガマットの形や大きさなどを判定する。
マッチングテーブル選択部423は、ガマットの判定結
果に基づいて、記録媒体用のマッチングテーブルを選択
する。カラーマッチング処理部402は、選択されたマ
ッチングテーブルを用い、入力されたRGBデータを
R'G'B'データへと変換する。これにより、想定外の
記録媒体であってもカラーバランスの崩れなどを低減で
きよう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に、画像処理
方法に係り、とりわけ、インクジェットプリンタにおい
て想定外の記録媒体(メディア)を使用する際に有意義
な画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム及
びコンピュータ可読記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のインクジェットプリンタは、開発
時に印刷対象とする記録媒体(メディア)をいくつか決
定し、決定されメディアに対して各々最適となるように
画像処理テーブルや画像補正処理手段を個別に作成して
実装していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の方法では、画像
処理テーブルもしくは画像補正処理手段を用意していな
い想定外の任意メディアに対しては、そのメディアのイ
ンク打込み量が不明のため、適切なインク打込み量の画
像処理テーブルを選択することができなかった。
【0004】不適切な画像処理テーブルを用いて画像を
形成すれば、インクが溢れたり、文字が滲んだり、一様
な単色面がムラとなったり、あるいはカラーバランスが
崩れるため、好ましくないような画像が形成されること
があった。
【0005】そこで、本願発明は、想定外のメディアで
あっても、より好適な画像処理テーブルを用意して画像
を形成する方法、装置及びプログラムを提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく、
本願発明の第1の観点によれば、画像形成の対象となる
記録媒体の色再現空間を取得する取得手段と、前記取得
された色再現空間に応じて当該記録媒体用の色空間変換
パラメータを選択する選択手段と、入力された画像信号
を、前記選択された色空間パラメータを用い、前記取得
された色再現空間に対応する色空間へと変換する変換手
段と、を含む画像処理装置が提供される。
【0007】この構成によれば、想定外の記録媒体に好
適な色空間変換パラメータを選択できるようになる。従
って、不適切な画像処理テーブルを用いることに起因す
るカラーバランスの崩れなどの好ましからざる事態の発
生を低減できよう。
【0008】前記取得手段は、例えば、前記記録媒体に
所定の色再現空間テストパターンを画像形成されてなる
テストチャートに基づいて、該記録媒体の色再現空間を
取得する。
【0009】すなわち、前記色再現空間テストパターン
は、市松模様に並べられた多色のカラーパッチを含み、
特定の色分解テーブルと特定のガンマ補正テーブルを用
いると出力空間が均等になるように調整された画像デー
タである。
【0010】このようなテストチャートを用いることに
より、想定外の記録媒体について色再現空間を取得で
き、さらには、対応する色空間パラメータを選択するこ
とが可能となる。
【0011】さらに、前記取得された色再現空間に対応
する色空間変換パラメータが存在するかを判定する判定
手段と、前記取得された色再現空間に対応する色空間変
換パラメータが存在しないと判定されると、前記取得さ
れた色再現空間に近似する色再現空間を有する複数の色
再現空間を用いて前記取得された色再現空間に対応する
色空間変換パラメータを作成する作成手段と、を備える
画像処理装置を提供してもよい。
【0012】すなわち、記録媒体の多種多様化に伴い、
想定外の記録媒体に好適な色空間パラメータを、画像処
理装置が備えていない場合も考えられる。このような場
合には、複数の色空間パラメータから、新規の色空間パ
ラメータを作成する。従って、このような場合にも好適
な色空間パラメータを使用した画像処理を達成できる。
【0013】また、前記作成手段は、前記取得された色
再現空間に近似する色再現空間を有する複数の色再現空
間に補間処理を施すことにより前記取得された色再現空
間に対応する色空間変換パラメータを作成することを特
徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
【0014】すなわち、新規の色空間パラメータのソー
スは、取得された色再現空間に近似する色再現空間を有
する既存の色空間パラメータである。例えば、より近い
と思われる既存の色空間パラメータを二つ用いて補間処
理を行えば、新規の色空間パラメータを得られることな
る。
【0015】本願発明の第2の観点によれば、画像形成
の対象となる記録媒体の許容インク量を判定するための
インク量判定テストパターンが形成された第1の記録媒
体に基づいて、インク打ち込み量調整パラメータを選択
する第1の選択手段と、前記選択されたインク打ち込み
量調整パラメータを用い、前記画像形成の対象となる記
録媒体の色再現空間を判定するための色再現空間テスト
パターンが形成された第2の記録媒体に基づいて、該記
録媒体の色再現空間に対応する色空間変換パラメータを
選択する第2の選択手段と、前記選択された色空間パラ
メータ及び前記選択されたインク量調整パラメータを用
いて入力された画像信号を変換する変換手段とを備える
画像処理装置。
【0016】このような構成により、想定外のメディア
を使用することに起因するインク溢れ、文字のにじみ、
一様な単色面のムラ、カラーバランスの崩れといった好
ましくない事態の発生を低減できよう。
【0017】前記画像形成の対象となる記録媒体の許容
インク量に対応するインク打ち込み量調整パラメータが
存在しない場合に、該許容インク量と近似する他の許容
インク量に対応する複数のインク打ち込み量調整パラメ
ータを用いて、前記画像形成の対象となる記録媒体の許
容インク量に対応するインク打ち込み量調整パラメータ
を作成する第1の作成手段をさらに備えてもよい。
【0018】すなわち、記録媒体の多種多様化に伴い、
想定外の記録媒体に好適なインク打ち込み量調整パラメ
ータを、画像処理装置が備えていない場合も考えられ
る。このような場合には、複数のインク打ち込み量調整
パラメータから、新規のインク打ち込み量調整パラメー
タを作成する。従って、このような場合にも好適なイン
ク打ち込み量調整間パラメータを使用した画像処理を達
成できる。
【0019】前記画像形成の対象となる記録媒体の色再
現空間に対応する色空間変換パラメータが存在しない場
合に、該色再現空間に近似する他の色再現空間を有する
複数の色再現空間を用いて、前記画像形成の対象となる
記録媒体の色再現空間に対応する色空間変換パラメータ
を作成する第2の作成手段をさらに備えてもよい。
【0020】すなわち、記録媒体の多種多様化に伴い、
想定外の記録媒体に好適な色空間パラメータを、画像処
理装置が備えていない場合も考えられる。このような場
合には、複数の色空間パラメータから、新規の色空間パ
ラメータを作成する。従って、このような場合にも好適
な色空間パラメータを使用した画像処理を達成できる。
【0021】また、前記画像処理装置は、複数のインク
打ち込み量調整パラメータとして、画像信号をインク信
号に変換するための複数のルックアップテーブルを有
し、前記複数のルックアップテーブルは、互いにインク
量の最大値が異なるように設定されていてもよい。
【0022】また、前記画像処理装置は、複数のインク
打ち込み量調整パラメータを有し、前記複数のインク打
ち込み量調整パラメータは、画像信号をインク信号に変
換する際に使用される変換式における複数の係数であ
り、前記複数の係数は、互いにインク量の最大値が異な
るように設定されていてもよい。
【0023】さらに、前記画像処理装置は、複数の色空
間変換パラメータとして、入力画像信号の色空間を記録
媒体の色再現空間に変換するための複数のルックアップ
テーブルを有し、前記複数のルックアップテーブルは、
互いに色空間の大きさまたは形状の少なくとも1つが異
なってもよい。
【0024】また、前記画像処理装置は、複数の色空間
変換パラメータを有し、前記複数の色空間変換パラメー
タは、入力画像信号の色空間を記録媒体の色再現空間へ
と変換する際に使用される変換式における複数の係数で
あり、前記複数の係数は、互いに色空間の大きさまたは
形状の少なくとも1つが異なるように設定されていても
よい。
【0025】本願発明の第3の観点によれば、画像形成
の対象となる記録媒体の色再現空間を取得するステップ
と、前記取得された色再現空間に応じて当該記録媒体用
の色空間変換パラメータを選択するステップと、入力さ
れた画像信号を、前記選択された色空間パラメータを用
い、前記取得された色再現空間に対応する色空間へと変
換するステップと、を含むことを特徴とする画像処理方
法が提供される。
【0026】本願発明の第4の観点によれば、画像形成
の対象となる記録媒体の許容インク量を判定するための
インク量判定テストパターンが形成された第1の記録媒
体に基づいて、インク打ち込み量調整パラメータを選択
するステップと、前記選択されたインク打ち込み量調整
パラメータを用い、前記画像形成の対象となる記録媒体
の色再現空間を判定するための色再現空間テストパター
ンが形成された第2の記録媒体に基づいて、該記録媒体
の色再現空間に対応する色空間変換パラメータを選択す
るステップと、前記選択された色空間パラメータ及び前
記選択されたインク量調整パラメータを用いて入力され
た画像信号を変換するステップとを備える画像処理方法
が提供される。
【0027】本願発明の第5の観点によれば、画像形成
の対象となる記録媒体の色再現空間を取得するステップ
と、前記取得された色再現空間に応じて当該記録媒体用
の色空間変換パラメータを選択するステップと、入力さ
れた画像信号を、前記選択された色空間パラメータを用
い、前記取得された色再現空間に対応する色空間へと変
換するステップと、をコンピュータに実行させるための
画像処理プログラムが提供される。
【0028】本願発明の第6の観点によれば、画像形成
の対象となる記録媒体の許容インク量を判定するための
インク量判定テストパターンが形成された第1の記録媒
体に基づいて、インク打ち込み量調整パラメータを選択
するステップと、前記選択されたインク打ち込み量調整
パラメータを用い、前記画像形成の対象となる記録媒体
の色再現空間を判定するための色再現空間テストパター
ンが形成された第2の記録媒体に基づいて、該記録媒体
の色再現空間に対応する色空間変換パラメータを選択す
るステップと、前記選択された色空間パラメータ及び前
記選択されたインク量調整パラメータを用いて入力され
た画像信号を変換するステップとをコンピュータに実行
させるための画像処理プログラムが提供される。
【0029】
【発明の実施の形態】以下に本願発明の一実施形態を示
す。もちろん以下の実施形態は、本願発明の技術分野に
おける当業者による実施を容易にするために開示を提供
するものであり、特許請求の範囲によって確定される本
願発明の技術的範囲に含まれるほんの一部の実施形態に
すぎない。従って、本願明細書に直接的に記載されてい
ない実施形態であっても、技術思想が共通する限り本願
発明の技術的範囲に包含されることは当業者にとって自
明であろう。
【0030】なお、便宜上複数の実施形態を記載する
が、これらは個別に発明として成立するだけでなく、も
ちろん、複数の実施形態を適宜組み合わせることでも発
明が成立することは、当業者であれば容易に理解できよ
う。
【0031】図1は、本実施形態に係る画像形成システ
ムのハードウエア構成の一例を示す図である。画像処理
装置100は、パーソナルコンピュータなどである。C
PU101は、オペレーティングシステム、アプリケー
ションプログラム及びドバイスドライバなどを実行する
ことにより、画像処理装置100の各部を統合的に制御
する中央演算処理装置である。RAM102は、CPU
100のワークエリアを提供するメモリである。ROM
103は、BIOSなどの起動プログラムなどを格納す
るメモリである。HDD104は、ハードディスクドラ
イブなどの固定記憶装置であり、アプリケーションプロ
グラム、オペレーティングシステム及び各種ドライバプ
ログラムなどのコンピュータプログラムに加え、テスト
パターン画像などの画像データなども記憶する。通信I
F105は、USB、IEEE1394、有線LAN又
は無線LANなどの外部の装置とデータ通信を行うため
のインタフェースである。表示IF106は、外部又は
内部に接続される表示装置109に画像情報などを表示
制御するための制御部である。操作部107は、ポイン
ティングデバイスやキー入力デバイスなどの入力デバイ
スである。プリンタ108は、インクジェット方式やレ
ーザービーム方式により画像をメディア上に形成する画
像形成装置である。表示装置109は、画像データなど
を表示するための液晶ディスプレイなどである。
【0032】上記構成において、CPU100は、画像
形成の対象となる記録媒体の色再現空間を取得する。さ
らに、CPU100は、前記取得された色再現空間に応
じて当該記録媒体用の色空間変換パラメータを選択す
る。さらに、CPU100は、入力された画像信号を、
前記選択された色空間パラメータを用い、前記取得され
た色再現空間に対応する色空間へと変換する。これによ
れば、想定外の記録媒体に好適な色空間変換パラメータ
を選択できるようになる。従って、不適切な画像処理テ
ーブルを用いることに起因するカラーバランスの崩れな
どの好ましからざる事態の発生を低減できよう。
【0033】画像形成の対象となる記録媒体の許容イン
ク量を判定するためのインク量判定テストパターンを、
例えば、CPU100がプリンタ108を制御して第1
の記録媒体上に形成させる。例えば、CPU100は、
第1の記録媒体に基づいて、インク打ち込み量調整パラ
メータを選択する。CPU100は、前記選択されたイ
ンク打ち込み量調整パラメータを用い、前記画像形成の
対象となる記録媒体の色再現空間を判定するための色再
現空間テストパターンを、プリンタ108を制御して第
2の記録媒体上に形成させる。CPU100は、第2の
記録媒体に基づいて、該記録媒体の色再現空間に対応す
る色空間変換パラメータを選択するする。CPU100
は、前記選択された色空間パラメータ及び前記選択され
たインク量調整パラメータを用いて入力された画像信号
を変換する。これにより、想定外のメディアを使用する
ことに起因するインク溢れ、文字のにじみ、一様な単色
面のムラ、カラーバランスの崩れといった好ましくない
事態の発生を低減できよう。
【0034】図2は、画像処理装置100のソフトウエ
ア構成の一例を示す図である。図1及び図2を用いて、
印刷出力する際の流れについて説明する。印刷出力を行
うプリンタ108としては一般的に普及しているインク
ジェットプリンタ等を用いることができる。出力画像デ
ータを印刷出力するときには、アプリケーション202
からOS201に印刷出力要求を行う。例えば、グラフ
ィックスデータ部分はグラフィックス描画命令で構成さ
れ、イメージ画像データ部分はイメージ描画命令で構成
される出力画像を示す描画命令群をOS201に発行す
る。
【0035】OS201はアプリケーションの出力要求
を受け、出力プリンタに対応するプリンタドライバ20
8に描画命令群を発行する。プリンタドライバ208は
OS201から入力した印刷要求と描画命令群を処理し
プリンタ108で印刷可能な印刷データを作成してプリ
ンタ108に転送する。プリンタ108がラスタープリ
ンタである場合は、プリンタドライバ208では、OS
201からの描画命令に対して順次画像補正処理を実行
し、そして順次RGB24ビットページメモリに描画命
令をラスタライズし、全ての描画命令をラスタライズし
た後にRGB24ビットページメモリの内容をプリンタ
108が印刷可能なデータ形式、例えばCMYKデータ
へと変換して、プリンタ108に転送する。
【0036】次に、プリンタドライバ208で行われる
処理を図3を用いて説明する。画像補正処理部301
は、OS201から入力した描画命令群に含まれる色情
報に対して、画像補正処理を行う。この画像補正処理と
しては例えば、RGB色情報を輝度・色差信号に変換
し、輝度信号に対して露出補正処理を行い、補正された
輝度・色差信号をRGB色情報に逆変換する。
【0037】プリンタ用補正処理部302は、まず画像
補正処理されたRGB色情報によって描画命令をラスタ
ライズし、RGB24ビットページメモリ上にラスター
画像を生成し、色再現空間マッピングを行うカラーマッ
チング処理、CMYKへの色分解処理、ガンマ補正処
理、ハーフトーン処理をおこなって各画素に対してプリ
ンタの色再現性に依存したCMYKデータを生成し、印
刷可能となった画像データをプリンタ108に転送す
る。
【0038】1.プリンタ用補正処理 図3は、プリンタドライバ208の内部処理構成を模式
化した図である。プリンタ用補正処理部302における
処理ついて詳細に説明する。図4は、プリンタ用補正処
理部302の詳細ブロック構成の一例を示す図である。
尚、以下においては説明の簡単のため、通常3次元で表
される色空間を模式的に2次元で表現するものとする
(図5等)。
【0039】まず、画像補正処理部301により、明る
さ、コントラスト及び色調などを整えられたRGB各8
ビットの画像データが、プリンタ用補正処理部302内
の画像信号入力部401に入力される。画像信号入力部
401に入力されたRGB各8ビットの画像データは、
表示装置109上で再現される色に対応している。例え
ば、均等色空間であるCIEL*a*b*表色系の座標
値においては、(L_Monitor,a_Monit
or,b_Monitor)という色を画像データは表
している。
【0040】ところが、図5からも分かるように、表示
装置109の色再現空間とプリンタ108の色再現空間
とは、例えばL*a*b*空間等の均等色空間上におい
て一致してはいない。これは、図5に示されるプリンタ
の色再現空間外、かつ、表示装置の色再現空間内の領域
(斜線部)はプリンタにおいて画像形成できないことに
なる。より具体的には、表示装置109上に表現された
画像データに対して、後段の色分解処理部403でRG
B−CMYK変換を実行し、出力γ補正処理部404で
階調補正処理を施し、ハーフトーン処理部405で二値
化処理を実行した後、画像出力部406に出力したとし
ても、画像形成の不可能な領域、即ちプリンタ108に
おいて表現不可能な色空間上の領域(斜線部)が発生して
しまう。
【0041】従ってプリンタ108側においては、表示
装置109で再現可能で、且つプリンタ108で再現不
可能な色空間上の領域(斜線部)について、擬似的な色
(L*a*b*値)、即ち表示装置109の発色とは異
なる擬似的な色を生成して印刷を行う必要がある。
【0042】以下、均等色空間としてL*a*b*空間
を、円筒座標H(=atan(b/a)),S(=sq
rt(a*2+b*2)),V(=L*)に写したHS
V空間を考え、該全空間について色空間圧縮を行う場合
について説明する。ここで、atan(x)はxのアー
クタンジェントを求めるための関数である。また、sq
rt(x)は、√xを求めるための関数である。
【0043】2.カラーマッチング処理部 プリンタ用補正処理部302内のカラーマッチング処理
部402は、表示装置109の色再現空間(モニタガマ
ット)における領域であって、プリンタ108では再現
不可能な領域について圧縮を施すことにより、プリンタ
108の色再現空間(プリンタガマット)内の点と対応
付ける。即ち、カラーマッチング処理部402によって
処理されたRGB各8ビットのデータは、プリンタ色再
現空間上の点に対応したR'G'B'各8ビットのデータ
に変換される。
【0044】具体的には、カラーマッチング処理部40
2においては、以下の手順に従って表示装置109のR
GB色信号空間からプリンタ108のR'G'B'色信号
空間への変換を行う。
【0045】図4に示すカラーマッチング処理部402
においては、L*a*b*空間上でモニタRGBによる
ガマットがプリンタR'G'B'ガマットの内側に入るよ
うに、例えば明度L*を保持したまま彩度S(=sqr
t(a*×a*+b*×b*))を下げる等の処理を行
うことにより圧縮する。この圧縮処理の例を図6に示
す。
【0046】図6は、彩度(S)方向へのガマット圧縮
をSV平面において概念的に示す図である。該処理によ
って即ち、モニタRGB値に対応するプリンタガマット
内のL*a*b*値の組が得られる。圧縮後のモニタガ
マットがプリンタガマットに収まるようになったら、例
えば、色差ΔE(=sqrt((L*'−L*)2+
(a*'−a*)2+(b*'−b*)2))が最小とな
るように、L*a*b*値をキーとして、モニタ(R,
G,B)とプリンタ(R',G',B')の組を決定する
ことで、モニタRGB値に対応するプリンタR'G'B'
値を求めることができる。
【0047】上述の方式は、所定の計数を伴う変換式を
用いるものであったが、もちろん、カラーマッチング処
理部402を、LUT(ルックアップテーブル)を使用
して実現することも可能である。
【0048】本実施形態では記録媒体(メディア)の種
類によりプリンタガマットの大きさが異なるためマッチ
ングテーブル部407にメディア毎のLUTとして複数
のマッチングテーブルを保持している。
【0049】3.色分解処理部 次に、プリンタ用補正処理部302内の色分解処理部4
03における処理について説明する。
【0050】色分解処理部403においては、カラーマ
ッチング処理部402でプリンタ用のR'G'B'に変換
された各色8ビットの信号を、プリンタのインク色に対
応したCMYK各8ビットの信号値へと変換する。この
R'G'B'からCMYKへの色信号の変換方法として
は、例えばカラーマスキングによる方法が知られてい
る。このカラーマスキングによる色変換方法を下式に示
す。
【0051】
【数1】
【0052】
【数2】 これら数式を演算することにより、CMY値が得られ
る。尚、K(ブラック)の信号値の決定方法としては様
々な方法がある。例えば、上記行列式における最右辺
を、そのベクトル要素のそれぞれからK値を引いたベク
トル[Dr−K Dg−K Db−K]tに置き換え、イ
ンク量に対応する各色信号値CMYが常に正または0で
あるという条件を利用してK値に拘束を加えつつ、試行
鎖誤的にマスキングマトリクスを求めることにより、K
値を決定することができる。
【0053】上述の方式は、所定の計数を伴う変換式を
用いるものであったが、もちろん、色分解処理部403
はLUTを使用して実現することも可能である。
【0054】本実施形態ではメディアの種類により適正
インク量が異なるため色分解テーブル部408に、メデ
ィア毎のLUTとして複数の色分解テーブルを保持して
いる。
【0055】4.出力ガンマ補正処理部 次に、プリンタ用補正処理部302内の出力ガンマ補正
処理部404における処理について説明する。
【0056】出力ガンマ補正処理部404においては、
入力画像の色信号をカラーマッチング処理部402及び
色分解処理部403で順次変換して出力されたCMYK
各8ビットデータを、後段のハーフトーン処理部405
において処理可能でデータへと変換し、C'M'Y'K'各
8ビットデータを出力する。ハーフトーン処理部405
は、明度に対する非線形特性を補償すべく、インク別に
一次元のLUTを用いた調整を行う。
【0057】本実施形態では、メディアの種類により明
度の非線形特性が異なるため、ガンマ補正テーブル部4
09にメディア毎のLUTとして複数のガンマ補正テー
ブルを保持している。
【0058】5.ハーフトーン処理部 次に、プリンタ用補正処理部302内のハーフトーン処
理部405における処理について説明する。
【0059】ハーフトーン処理部405においては、入
力画像の色信号をカラーマッチング処理部402、色分
解処理部403及び出力ガンマ補正処理部404で順次
変換され出力されたC'M'Y'K'各8ビットデータを、
プリンタ108で印刷可能なC"M"Y"K"各2ビットデ
ータへと変換する。
【0060】このハーフトーン処理方法としては、入力
されたC'M'Y'K'の画像に、例えばベイヤー型の16
×16のマトリクスをそれぞれあてがい、このマトリク
スの要素よりも対応する画像上の画素値が大きい場合に
は1、画素値が前記マトリクスの要素以下の場合には0
とすることによって実現される。また、別のハーフトー
ン処理方法として誤差拡散法などを用いることもでき
る。
【0061】このようにして得られたプリンタで印刷可
能なC"M"Y"K"各2ビットデータはプリンタ108に
送られ、メディア上に画像形成される。
【0062】6.メディア別テーブル メディアの種類別に用意されるテーブルは、マッチング
テーブル部407、色分解テーブル部408及びガンマ
補正テーブル部409にそれぞれ格納される。マッチン
グテーブル部407には、メディアの色再現空間(ガマ
ット)の大きさや形状ごとにテーブルが用意される。ま
た、色分解テーブル部408には、メディアのインク打
込み量ごとにテーブルが用意される。そして、ガンマ補
正テーブル部409には、メディアの特性ごとにテーブ
ルが用意される。
【0063】これらの複数あるテーブルの中から、印刷
時に指定されるメディアの種類に対応するテーブルが選
択される。
【0064】7.対応メディアの追加 上述の画像形成システムにおいて、対応メディアを新規
に追加するための処理について図7を用いて説明する。
【0065】ステップS701:インク打込み量判定テ
ストパターン(図8)の画像データを、追加対象のメデ
ィア上に画像形成する。例えば、HDD104に格納さ
れているテストパターンの画像データを読み出し、読み
出された画像データをプリンタドライバ208により画
像処理し、対象メディアのセットされたプリンタ108
によりテストパターンを画像形成する。
【0066】ステップS702:インク打込み量判定テ
ストパターンの形成されたメディアを目視し、追加メデ
ィアの適正インク打込み量を判定する。なお、不図示の
画像読取装置に当該メディアを設定して読み取り、読み
取られたテストパターンと、予め設定された「にじみ」
状態に関する画像データとを比較することにより、好適
なインク打ち込み量をCPU101が判定してもよい。
【0067】ステップS703:色分解テーブル選択部
410は、ステップS702で判定されたインク打込み
量を、例えば、操作部107から入力する。入力された
インク打ち込み量に対応する色分解テーブルが色分解テ
ーブル部408に存在すればステップS704に移行
し、存在しなければステップS705に移行する。具体
的には、各テーブルの識別情報と各テーブルのインク打
ち込み量とを対応付けたデータベースを、RAM102
やHDD104に格納しておき、入力されたインク打ち
込み量と一致するテーブルを色分解テーブル選択部41
0が検索処理により抽出してもよい。
【0068】ステップS704:色分解テーブル選択部
410により選択された色分解テーブルを、追加メディ
アの色分解テーブルとして新たに色分解テーブル部40
8に登録する。
【0069】このように、想定外のメディアに好適な色
分解テーブルが予め存在すればそれが選択される。した
がって、色分解処理部403は、想定外のメディアに好
適な色分解テーブルを使用して色分解処理を実行できる
ので、インクの「にじみ」や「むら」などを低減して画
像処理を実行できるようになろう。
【0070】ステップS705:テーブル作成部411
は、ステップS702で判定されたインク打込み量に前
後する色分解テーブルを2つ選択し、2つの色分解テー
ブルを補間演算することにより該当インク打込み量の色
分解テーブルを生成し、追加メディア用の色分解テーブ
ルとして新たに色分解テーブル部408に登録する。
【0071】このように、たとえ、想定外のメディアに
好適な色分解テーブルが予め存在しないば場合であって
も、近似する複数の色分解テーブルに基づいて、好適な
色分解テーブルを作成して追加できる。よって、色分解
処理部403は、想定外のメディアに好適な色分解テー
ブルを使用して色分解処理を実行できるので、インクの
「にじみ」や「むら」などを低減して画像処理を実行で
きるようになろう。
【0072】ステップS706:色再現空間判定テスト
パターンを画像信号入力部401に入力し、追加するメ
ディア上に画像形成する。これによりテストチャートが
作成される。
【0073】ステップS707:測色計420は、色再
現空間判定テストチャートを測色する。測色結果に基づ
いて、ガマット取得部421は、追加メディアのガマッ
ト形状を取得する。ガマット形状は、大きさと形により
定義される。
【0074】ステップS708:ガマット判定部422
は、取得されたガマット形状が、予め用意されたガマッ
ト形状に該当するかを判定する。予め用意されたガマッ
ト形状が存在すれば、ステップS709に移行する。一
方、予め用意されたガマット形状が存在しない場合は、
ガマット判定部422は、さらに、取得されたガマット
形状に近似する、複数のガマット形状を予め用意された
ガマット形状の中から抽出し、ステップS710に移行
する。
【0075】ステップS709:マッチングテーブル選
択部423は、予め用意されたガマット形状に対応する
マッチングテーブルをマッチングテーブル部407から
選択する。選択されたマッチングテーブルは、追加メデ
ィアのマッチングテーブルとして新たにマッチングテー
ブル部407に登録される。
【0076】このように、想定外のメディアに好適なマ
ッチングテーブルが予め存在すればそれが選択される。
したがって、カラーマッチング処理部402は、想定外
のメディアに好適なマッチングテーブルを使用してカラ
ーマッチング処理を実行できるので、カラーバランスの
崩れなどを低減して画像処理を実行できるようになろ
う。
【0077】ステップS710:マッチングテーブル作
成部424は、ガマット取得部421により取得された
色再現空間の形状を囲むようなマッチングテーブルを、
例えば、2〜4つ選択し、それぞれのマッチングテーブ
ルを補間演算する。なお、取得された色再現空間の形状
を囲むような複数のマッチングテーブルは、取得された
ガマット形状に近似するものとして抽出されたガマット
形状に対応するマッチングテーブルとして選択してもよ
い。
【0078】これにより取得された色再現空間の形状に
対応するマッチングテーブルが生成され、追加メディア
のマッチングテーブルとして新たにマッチングテーブル
部407に登録される。以上のステップにより新規の対
応メディアの追加作業が行われる。
【0079】このように、たとえ、想定外のメディアに
好適なマッチングテーブルが予め存在しない場合であっ
ても、近似する複数のマッチングテーブルに基づいて、
好適なマッチングテーブルを作成して追加できる。よっ
て、カラーマッチング処理部402は、想定外のメディ
アに好適なマッチングテーブルを使用してカラーマッチ
ング処理を実行できるので、カラーバランスの崩れなど
を低減して画像処理を実行できるようになろう。
【0080】8.インク打込み量判定テストパターン インク打込み量判定テストパターンは、単色面、背景及
び文字などの細線を組み合わせたものからなり、特定の
ガンマ補正テーブル下で、所定のインク打込み量となる
よう調整されたCMYKの画像データである。この画像
データは、特定のガンマ補正テーブルを設定された出力
ガンマ補正処理部404に入力することにより印字出力
される。
【0081】テストパターンの単色面を用いて、メディ
アのインク吸収限界を判定することができる。例えば、
インク打ち込み量がメディアの吸収限界を超えると、一
様な単色面が「むら」となる。従って、この「むら」が
単色面に存在すると、インクの打ち込み量が多すぎると
判定できる。テストパターンの背景と文字などの細線を
用いれば、インクの「にじみ」状態を判定することがで
きる。例えば、細線がぼやけていたりすれば、インクが
滲んでいることになろう。背景と文字の色の組み合わせ
としては、RGBなどの2次色や、さらにKを加えた3
次色を用い、それぞれが隣接するように配置すればよ
い。これにより、隣接する色の境界での「にじみ」を目
視確認し判定する。
【0082】図8は、テストパターンが表面に画像形成
されたメディアの一例である。この例では、テストパタ
ーンの横に、各種打込み量(150%,175%,20
0%,225%,250%)をも画像形成している。こ
のように、一枚のメディアに、それぞれ打ち込み量の異
なる複数のテストパターンを形成しているので、メディ
アの適正インク打込み量を容易に目視で判断できよう。
【0083】9.色再現空間判定テストパターン 色再現空間判定テストパターンは、例えば、色数409
6色程度のカラーパッチを市松模様に並べたものを含
み、特定の色分解テーブルと特定のガンマ補正テーブル
を設定した際に、出力色空間が均等になるように調整さ
れたRGBの画像データである。特定の色分解テーブル
を設定された色分解処理部403にこの画像データを入
力することにより、色再現空間判定テストパターンが判
定対象となる追加メディア上に画像形成される。これに
よりテストチャートが作成される。なお、出力ガンマ補
正処理部404にも特定のガンマ補正テーブルを設定し
ておく必要がある。
【0084】この作成されたテストチャートを反射測色
計を用いて測色する。測色により得られたデータをL*a*
b*等の色空間座標にマッピングすると、追加メディアの
ガマット形状を得ることができる。さらに明度L*の再
現範囲と彩度Sの再現範囲と彩度Sのピーク部の明度L
*に基づいて、ガマットの大きさと形状とを分類する。
図9は、ガマットの形状と大きさとを分類概念を示した
図である。図9の例では、それぞれ3種類ずつに分類す
るため、その組み合わせは9通り存在することになる。
もちろん、3種類よりも多くの種類を用いてもよいし、
3種類位よりも少ない種類を用いてもよい。
【0085】図10は、ガマットの形状と大きさとから
マッチングテーブルを抽出するための例示的なマトリク
スを示した図である。すなわち、得られたガマット形状
と大きさとを当該マトリクスと照らし合わせ、ある許容
量の範囲ならば該当マッチングテーブルをそのまま選択
する。
【0086】なお、「大」と分類されるガマットの大き
さよりも、さらにガマットが大きい場合は、対応するマ
ッチングテーブルが存在しないことになる。また、形状
A乃至形状Cのいずれに該当しない形状のガマットが得
られた場合にも、対応するマッチングテーブルは得られ
ないことになる。
【0087】そこで、このように得られたガマットが予
め用意されたものの範囲外であれば、あらたなマッチン
グテーブルを作成し、マッチングテーブル部407に追
加する。例えば、周囲のマッチングテーブルから新たな
マッチングテーブルを補間生成し、追加されたマッチン
グテーブルを、追加メディア用のマッチングテーブルと
して選択すればよい。
【0088】(他の実施形態)上述の実施形態では、色
材としてインクを用いる場合を例に説明したが、トナー
など他の色材についても同様に本願発明を適用できるこ
とはいうまでもない。
【0089】前述した実施形態の各機能を実現するソフ
トウエアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、シ
ステムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装
置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体
に格納されたプログラムコードを読み出し実行すること
によっても、本願発明の目的が達成されることは言うま
でもない。この場合、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコード自体が本願発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
願発明を構成することになる。
【0090】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードデ
ィスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、
CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、RO
Mなどを用いることができる。
【0091】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することによって、前述した実施形態の
機能が実現される他、そのプログラムコードの指示に基
づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが実際の
処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述
した実施形態の機能が実現され得る。
【0092】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行
い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現
され得る。
【0093】なお、本願発明は、前述した実施形態の機
能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記録し
た記憶媒体から、そのプログラムをパソコン通信など通
信回線を介して要求者にそのプログラムを配信する場合
にも適用できることは言うまでもない。
【発明の効果】本発明によれば、専用の画像処理テーブ
ルもしくは専用の画像処理装置を用意していない想定外
の任意メディアに対しても、そのメディアのインク打込
み量を判定することができ、適切なインク打込み量とな
る画像処理テーブルを選択できる。その結果、インク溢
れ、文字のにじみ、一様な単色面のムラ及びカラーバラ
ンスの崩れといったような不具合を低減できよう。従っ
て、従来よりも、満足な印刷結果をユーザは享受できる
ようになろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本実施形態に係る画像形成システムの
ハードウエア構成の一例を示す図である。
【図2】図2は、画像処理装置100のソフトウエア構
成の一例を示す図である。
【図3】図3は、プリンタドライバ208の内部処理構
成を模式化した図である。
【図4】図4は、プリンタ用補正処理部302の詳細ブ
ロック構成の一例を示す図である。
【図5】図5は、プリンタの色再現空間と表示装置の色
再現空間との相違を説明するための図である。
【図6】図6は、彩度(S)方向へのガマット圧縮をS
V平面において概念的に示す図である。
【図7】図7は、実施形態に係るテーブルの補間生成処
理に関するフローチャートである。
【図8】図8は、例示的なインク打込み量判定テストパ
ターンを示す図である。
【図9】図9は、ガマットの形状と大きさとを分類概念
を示した図である。
【図10】図10は、ガマットの形状と大きさとからマ
ッチングテーブルを抽出するための例示的なマトリクス
を示した図である。
【符号の説明】
401…画像信号入力部 402…カラーマッチング処理部 403…色分解処理部 404…出力ガンマ補正処理部 405…ハーフトーン処理部 406…画像信号出力部 407…マッチングテーブル部 408…色分解テーブル部 409…出力ガンマ補正テーブル部 410…色分解テーブル選択部 411…色分解テーブル作成部 412…ガマット判定部 413…マッチングテーブル選択部 420…測色計 421…ガマット取得部 422…ガマット判定部 423…マッチングテーブル選択部 424…マッチングテーブル作成部
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/23 101 B41J 3/00 B 5C077 1/60 H04N 1/40 D 5C079 (72)発明者 齋藤 和浩 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2C056 EA09 EB27 EC72 EC79 EE03 2C061 AQ05 KK04 KK18 KK27 2C187 AC08 AF03 BF10 BG05 BG06 GA01 GA03 GA05 GB04 2C262 AB11 AB13 BA01 BA09 BA10 BC01 BC15 BC17 BC19 EA11 FA12 FA13 5C074 AA07 AA20 BB16 DD01 DD16 DD22 EE08 EE11 FF15 5C077 LL12 LL19 MM27 MP08 PP15 PP32 PP33 PP36 PP37 PQ08 PQ12 PQ22 PQ23 RR19 SS02 TT05 5C079 HA18 HA19 HB01 HB03 HB08 HB12 KA04 LA02 LA12 LA23 LA31 LB02 MA02 MA04 MA10 MA11 MA17 NA03 PA03

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像形成の対象となる記録媒体の色再現空
    間を取得する取得手段と、 前記取得された色再現空間に応じて当該記録媒体用の色
    空間変換パラメータを選択する選択手段と、 入力された画像信号を、前記選択された色空間パラメー
    タを用い、前記取得された色再現空間に対応する色空間
    へと変換する変換手段と、 を含むことを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】前記取得手段は、 前記記録媒体に所定の色再現空間テストパターンを画像
    形成されてなるテストチャートに基づいて、該記録媒体
    の色再現空間を取得することを特徴とする請求項1に記
    載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】前記色再現空間テストパターンは、市松模
    様に並べられた多色のカラーパッチを含み、特定の色分
    解テーブルと特定のガンマ補正テーブルを用いると出力
    空間が均等になるように調整された画像データであるこ
    とを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】前記取得された色再現空間に対応する色空
    間変換パラメータが存在するかを判定する判定手段と、 前記取得された色再現空間に対応する色空間変換パラメ
    ータが存在しないと判定されると、前記取得された色再
    現空間に近似する色再現空間を有する複数の色再現空間
    を用いて前記取得された色再現空間に対応する色空間変
    換パラメータを作成する作成手段と、 をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至請求項3
    の何れか1項に記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】前記作成手段は、前記取得された色再現空
    間に近似する色再現空間を有する複数の色再現空間に補
    間処理を施すことにより前記取得された色再現空間に対
    応する色空間変換パラメータを作成することを特徴とす
    る請求項4に記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】画像形成の対象となる記録媒体の許容イン
    ク量を判定するためのインク量判定テストパターンが形
    成された第1の記録媒体に基づいて、インク打ち込み量
    調整パラメータを選択する第1の選択手段と、 前記選択されたインク打ち込み量調整パラメータを用
    い、前記画像形成の対象となる記録媒体の色再現空間を
    判定するための色再現空間テストパターンが形成された
    第2の記録媒体に基づいて、該記録媒体の色再現空間に
    対応する色空間変換パラメータを選択する第2の選択手
    段と、 前記選択された色空間パラメータ及び前記選択されたイ
    ンク量調整パラメータを用いて入力された画像信号を変
    換する変換手段とを備える画像処理装置。
  7. 【請求項7】前記画像形成の対象となる記録媒体の許容
    インク量に対応するインク打ち込み量調整パラメータが
    存在しない場合に、該許容インク量と近似する他の許容
    インク量に対応する複数のインク打ち込み量調整パラメ
    ータを用いて、前記画像形成の対象となる記録媒体の許
    容インク量に対応するインク打ち込み量調整パラメータ
    を作成する第1の作成手段をさらに備えることを特徴と
    する請求項6に記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】前記画像形成の対象となる記録媒体の色再
    現空間に対応する色空間変換パラメータが存在しない場
    合に、該色再現空間に近似する他の色再現空間を有する
    複数の色再現空間を用いて、前記画像形成の対象となる
    記録媒体の色再現空間に対応する色空間変換パラメータ
    を作成する第2の作成手段をさらに備えることを特徴と
    する請求項6又は請求項7に記載の画像処理装置。
  9. 【請求項9】前記画像処理装置は、複数のインク打ち込
    み量調整パラメータとして、画像信号をインク信号に変
    換するための複数のルックアップテーブルを有し、 前記複数のルックアップテーブルは、互いにインク量の
    最大値が異なるように設定されていることを特徴とする
    請求項6乃至請求項8の何れか1項に記載の画像処理装
    置。
  10. 【請求項10】前記画像処理装置は、複数のインク打ち
    込み量調整パラメータを有し、 前記複数のインク打ち込み量調整パラメータは、画像信
    号をインク信号に変換する際に使用される変換式におけ
    る複数の係数であり、 前記複数の係数は、互いにインク量の最大値が異なるよ
    うに設定されていることを特徴とする請求項6乃至請求
    項8の何れか1項に記載の画像処理装置。
  11. 【請求項11】前記画像処理装置は、複数の色空間変換
    パラメータとして、入力画像信号の色空間を記録媒体の
    色再現空間に変換するための複数のルックアップテーブ
    ルを有し、 前記複数のルックアップテーブルは、互いに色空間の大
    きさまたは形状の少なくとも1つが異なることを特徴と
    する請求項1乃至請求項10の何れか1項に記載の画像
    処理装置。
  12. 【請求項12】前記画像処理装置は、複数の色空間変換
    パラメータを有し、 前記複数の色空間変換パラメータは、入力画像信号の色
    空間を記録媒体の色再現空間へと変換する際に使用され
    る変換式における複数の係数であり、 前記複数の係数は、互いに色空間の大きさまたは形状の
    少なくとも1つが異なるように設定されていることを特
    徴とする請求項1乃至請求項10の何れか1項に記載の
    画像処理装置。
  13. 【請求項13】画像形成の対象となる記録媒体の色再現
    空間を取得するステップと、 前記取得された色再現空間に応じて当該記録媒体用の色
    空間変換パラメータを選択するステップと、 入力された画像信号を、前記選択された色空間パラメー
    タを用い、前記取得された色再現空間に対応する色空間
    へと変換するステップと、 を含むことを特徴とする画像処理方法。
  14. 【請求項14】前記取得のステップにおいて、 前記記録媒体に所定の色再現空間テストパターンを画像
    形成されてなるテストチャートに基づいて、該記録媒体
    の色再現空間を取得することを特徴とする請求項13に
    記載の画像処理方法。
  15. 【請求項15】前記色再現空間テストパターンは、市松
    模様に並べられた多色のカラーパッチを含み、特定の色
    分解テーブルと特定のガンマ補正テーブルを用いると出
    力空間が均等になるように調整された画像データである
    ことを特徴とする請求項14に記載の画像処理方法。
  16. 【請求項16】前記取得された色再現空間に対応する色
    空間変換パラメータが存在するかを判定するステップ
    と、 前記取得された色再現空間に対応する色空間変換パラメ
    ータが存在しないと判定されると、前記取得された色再
    現空間に近似する色再現空間を有する複数の色再現空間
    を用いて前記取得された色再現空間に対応する色空間変
    換パラメータを作成するステップと、 をさらに備えることを特徴とする請求項13乃至請求項
    15の何れか1項に記載の画像処理方法。
  17. 【請求項17】前記作成のステップにおいて、 前記取得された色再現空間に近似する色再現空間を有す
    る複数の色再現空間に補間処理を施すことにより前記取
    得された色再現空間に対応する色空間変換パラメータを
    作成することを特徴とする請求項16に記載の画像処理
    方法。
  18. 【請求項18】画像形成の対象となる記録媒体の許容イ
    ンク量を判定するためのインク量判定テストパターンが
    形成された第1の記録媒体に基づいて、インク打ち込み
    量調整パラメータを選択するステップと、 前記選択されたインク打ち込み量調整パラメータを用
    い、前記画像形成の対象となる記録媒体の色再現空間を
    判定するための色再現空間テストパターンが形成された
    第2の記録媒体に基づいて、該記録媒体の色再現空間に
    対応する色空間変換パラメータを選択するステップと、 前記選択された色空間パラメータ及び前記選択されたイ
    ンク量調整パラメータを用いて入力された画像信号を変
    換するステップとを備える画像処理方法。
  19. 【請求項19】前記画像形成の対象となる記録媒体の許
    容インク量に対応するインク打ち込み量調整パラメータ
    が存在しない場合に、該許容インク量と近似する他の許
    容インク量に対応する複数のインク打ち込み量調整パラ
    メータを用いて、前記画像形成の対象となる記録媒体の
    許容インク量に対応するインク打ち込み量調整パラメー
    タを作成するステップをさらに備えることを特徴とする
    請求項18に記載の画像処理方法。
  20. 【請求項20】前記画像形成の対象となる記録媒体の色
    再現空間に対応する色空間変換パラメータが存在しない
    場合に、該色再現空間に近似する他の色再現空間を有す
    る複数の色再現空間を用いて、前記画像形成の対象とな
    る記録媒体の色再現空間に対応する色空間変換パラメー
    タを作成するステップをさらに備えることを特徴とする
    請求項18又は請求項19に記載の画像処理方法。
  21. 【請求項21】前記インク打ち込み量調整パラメータ
    は、画像信号をインク信号に変換するためのルックアッ
    プテーブルであり、 複数のルックアップテーブルは、互いにインク量の最大
    値が異なるように設定されていることを特徴とする請求
    項18乃至請求項20の何れか1項に記載の画像処理方
    法。
  22. 【請求項22】前記インク打ち込み量調整パラメータ
    は、画像信号をインク信号に変換するための変換式の係
    数であり、 複数の係数は、互いにインク量の最大値が異なるように
    設定されていることを特徴とする請求項18乃至請求項
    20の何れか1項に記載の画像処理方法。
  23. 【請求項23】前記色空間変換パラメータは、入力画像
    信号の色空間を記録媒体の色再現空間に変換するための
    ルックアップテーブルであり、 複数のルックアップテーブルは、互いに色空間の大きさ
    または形状のどちらかが異なることを特徴とする請求項
    13乃至請求項22の何れか1項に記載の画像処理方
    法。
  24. 【請求項24】前記色空間変換パラメータは、入力画像
    信号の色空間を記録媒体の色再現空間へと変換するため
    の変換式の係数であり、 複数の係数は、互いに色空間の大きさまたは形状のどち
    らかが異なるように設定されていることを特徴とする請
    求項13乃至請求項22の何れか1項に記載の画像処理
    方法。
  25. 【請求項25】画像形成の対象となる記録媒体の色再現
    空間を取得するステップと、 前記取得された色再現空間に応じて当該記録媒体用の色
    空間変換パラメータを選択するステップと、 入力された画像信号を、前記選択された色空間パラメー
    タを用い、前記取得された色再現空間に対応する色空間
    へと変換するステップと、 をコンピュータに実行させるための画像処理プログラ
    ム。
  26. 【請求項26】画像形成の対象となる記録媒体の許容イ
    ンク量を判定するためのインク量判定テストパターンが
    形成された第1の記録媒体に基づいて、インク打ち込み
    量調整パラメータを選択するステップと、 前記選択されたインク打ち込み量調整パラメータを用
    い、前記画像形成の対象となる記録媒体の色再現空間を
    判定するための色再現空間テストパターンが形成された
    第2の記録媒体に基づいて、該記録媒体の色再現空間に
    対応する色空間変換パラメータを選択するステップと、 前記選択された色空間パラメータ及び前記選択されたイ
    ンク量調整パラメータを用いて入力された画像信号を変
    換するステップとをコンピュータに実行させるための画
    像処理プログラム。
  27. 【請求項27】請求項25又は請求項26に記載された
    画像処理プログラムを記録したコンピュータ可読記録媒
    体。
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