JP2012158059A - 画像処理装置、画像処理方法及び画像処理プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】画像データを、印刷に必要な記録材毎の単位面積当たりのインク量データに変換する色変換テーブルであって、総打ち込みインク量の制限値が異なる複数の色変換テーブルを備えた色分解部と、色変換テーブル内の切替後の総インク打ち込み量が当該LUTにおける制限値を越えないLUTに切替るLUT切替部と、インク色分解部で得られたインク量データに対して、調整する濃度に対応するインク量データーを設定する濃度調整部と、濃度調整されたインク量データを複数のドットサイズ別のドット量データに変換するドット量発生部と、ドット量データにハーフトーン処理を施すハーフトーン処理部とを備えた画像処理装置。
【選択図】図1
Description
(特許文献1参照)
また、印刷画像の濃度調整として、下色除去による濃度調整も知られている。(特許文献2,特許文献3参照)
図9(a)は、画像データR(0),G(0),B(0)の濃度を10%減少させて、画像データR(20),G(20),B(20)に調整した場合には、インク消費量はC(0%),M(0%),Y(0%),K(100%)が、C(10%),M(10%),Y(10%),K(75%)となって、インク消費量が増加する。
また、前記ドット量発生部は、
インク量データの変化に伴う、複数のドットサイズ別のドット量発生の変化における、小さいドットサイズから大きなドットサイズの発生に不均一性を持つドット変換テーブルを備えたことを特徴とする。
また、前記色変換テーブル切替ステップは、指定された濃度が現在の濃度を増加する指定であった際に、より制限値の大きな前記色変換テーブルに切替ることを特徴とする。
また、前記ドット量発生ステップにおける前記ドット変換テーブルは、インク量データの変化に伴う複数のドットサイズ別のドット量発生の変化における、小さいドットサイズから大きなドットサイズの発生に不均一性を持たせていることを特徴とする。
図1は本発明の画像処理装置のシステム構成を示す図である。
図1において、画像処理装置12は、ホストコンピューター内に画像処理モジュール(ドライバ等)として構成され、アプリケーションからの画像データ(ラスタライズ済の)に対して画像処理を行い、印刷データとしてプリンターに送信する。画像処理モジュール12は、インク色分解部(色分解部)12a、濃度調整部12b、ドット分解部12c、ハーフトーン処理部12e、記録方法処理部12fを備える。
インク色分解部(色分解部)12aは、RGB値で表現された画像データを印刷に必要な記録材毎の単位面積当たりのインク量データ(CMYK値)に変換する際に用いる色変換テーブルLUTを、印刷濃度等によって最適な色変換テーブルに切り替える色変換テーブルであるLUT切替部(12a−1)を備えている。LUT切替部(12a−1)は、色変換テーブルLUT1(12a−2)〜LUTn(12a−3)のn個の色変換テーブルを切り替えることができる。ここでは、n=3とし、LUT切替部(12a−1)は、色変換テーブルLUT1(12a−2)〜LUT3(12a−3)を切替可能である。そして、色変換テーブルLUT1〜LUT3の総打ち込みインク量の制限値は、色変換テーブルLUT1では120%、LUT2では160%、LUT3では200%であるが、制限値としてこの他の値を採用することは可能である。
なお、ここでの制限値は、次の所定量に対応する値である。インク量データの各成分は、単位面積あたりの記録材(インク)による被覆率[%]で示される。この被覆率は、単位面積あたりの領域のすべてを記録材で覆った場合が100%に相当するものとする。記録材は、所定量以上打ち込むことが可能であるが、所定量以上打ち込むと印刷画質が破綻してしまうことになる。
ドット分解部12cは、これらのドットを形成させるため、色毎に図2(a)に示す特性のドット量発生テーブル(ドット変換テーブル)12dを使用して、濃度調整されたインク量(C’,M’,Y’,K’)を、C’、M’、Y’、K’毎に大ドット、中ドット、小ドット、の数(ドット発生量)に対応するドット量データに分解する。図2(a)の特性を示すドット量発生テーブル12dは、使用インク量と大、中、小ドット各々の発生量との関係を示し、総インク量の比較的少ない画素に対しては、小ドットの発生量が高く、大ドットの発生量は低くなるように、また、総インク量が多くなるにつれて小ドットの発生量が下がり、代わりに中ドットや大ドットの発生量が高くなるように設定されている。
ここで、(R,G,B)=(100,100,100)は、RGB形式の各成分の値R、G、Bが、それぞれ、100、100、100である画像データを示すものとする。また、インク量データー(C,M,Y,K)の各成分は、単位面積あたりの記録材(インク)による被覆率[%]を示すものとする。また、ドット量データは、各色に対して単位面積あたりの大、中、小ドットの数を(大X、中Y、小Z)として表すものとする。なお、(R,G,B)の各値が同じデータが無彩色に対応し、(R,G,B)=(0,0,0)が濃度最大の無彩色であるブラック(K)、(R,G,B)=(255,255,255)が濃度最小の無彩色であるホワイトに対応するものし、(R,G,B)=(100,100,100)は、中間調のグレーの画像データを表している。
また、画像データ(R,G,B)=(100,100,100)を30%増加させたものを(R’,G’,B’)=(50,50,50)とし、インク量データ(C,M,Y,K)=(40%,40%,40%,40%)を30%増加させたものを(C’,M’,Y’,K’)=(52%,52%,52%,52%)として表す。
図2(b)は、画像データ(R,G,B)=(100,100,100)に対して濃度調整を行わない場合の総打ち込みインク量が382であることを示している(デフォルト)。この場合の総打ち込みインク量は、次のように算出される。画像データ(R,G,B)=(100,100,100)を、色変換テーブルLUT2を使用して、インク量データ(C,M,Y,K)=(40%,40%,40%,40%)に変換する。そして、図2(a)に示す特性のドット量発生テーブル12dでドット分解される。その結果、C、M、Y、Kのドット発生量は、ともに、大ドット、中ドット、小ドット、それぞれ、0、40、50となる。そして、ドットサイズ別の打ち込みインク量の最小単位を、大、中、小ドットサイズ、それぞれ、4、2、1とする場合、総打ち込みインク量は、(0×4+40×2+50×1)×3+(0×4+40×2+50×1)=520となる。ここで、打ち込みインク量は、重量、体積等で表される。
・アプリケーション11からRGB値で表現された画像データ(R,G,B)=(100,100,100)を取得する。(ステップS1)
・濃度指定として、図3の濃度調整入力画面からカラー及びブラック共に30%の濃度増加(+30%)を指定する。(ステップS2)
・画像データ(R,G,B)=(100,100,100)の濃度を、30%増加させた(R’,G’,B’)=(50,50,50)に増加させる。(ステップS3)
・色変換テーブルLUT2を備えた色分解部で、30%濃度の増加された画像データ(R’,G’,B’)を印刷に必要な記録材毎のインク量データ(C,M,Y,K)=(20%,20%,20%,70%)に変換する。(ステップS4)
・インク量データ(C,M,Y,K)を図2(a)に示す特性のドット発生テーブル12dを用いて複数のドットサイズ別のドット量データに変換する。(ステップS5)
この結果は、図示のとおりで、C、M、Yのドット発生量は、ともに、大、中ト、小ドット、それぞれ、0、0、40となり、Kのドット発生量は、大、中、小ドット、それぞれ、20、50、70となる。そして、総打ち込みインク量は、(0×4+0×2+40×1)×3+(20×4+50×2+70×1)=370となる。
濃度増加前(濃度調整を行わない場合:デフォルト)の総打ち込みインク量は、図2(b)に示す如く、520 であるので、濃度は30%増加しているにもかかわらず、総打ち込みインク量は減少している。
・ 前記ドット量データにハーフトーン処理を施す。(ステップS6)
・ハーフトーン処理後のデータにプリンターが解釈できる印刷データに変換してプリンターに送出する。(ステップS7)
・画像データとしてR,G,B(100,100,100)を取得する。(ステップS11)
・濃度指定として、図3の濃度調整入力画面からカラー及びブラック別にカラー(+30%)、ブラック(+30%)を指定する。(ステップS12)
・色変換テーブルLUT2を備えた色分解部で、濃度の増加前の画像データ(R,G,B)を印刷に必要な記録毎のインク量データ(C,M,Y,K)=(40%,40%,40%,40%)に変換する。(ステップS13)
・カラー(C,M,Y)の濃度を増加(+30%)させる。(ステップS14)
その結果、インク量データ(C,M,Y,K)=(40%,40%,40%,40%)から(C’,M’,Y’,K’)=(52%,52%,52%,40%)になる。
・ブラック(K)の濃度を増加(+30%)させる。(ステップS15)
その結果、インク量データは、(C’,M’,Y’,K’)=(52%,52%,52%,52%)になる。
この場合の、総打ち込みインク量は、208%であって、色変換テーブルLUT2の制限値の160%を越えて、打ち込み過ぎである。
・濃度増加後のインク量データ(C’,M’,Y’,K’)=(52%,52%,52%,52%)を図2(a)に示す特性のドット変換テーブル12dを用いて複数のドットサイズ別のドット量データに変換する。(ステップS16)
この結果、図示のとおりで、C、M、Y、Kのドット発生量は、ともに、大、中、小ドット、それぞれ、5、60、50となる。そして、この濃度増加(+30%)させた後の総打ち込みインク量は、(5×4+60×2+50×1)×3+(5×4+60×2+50×1)=760 で、打ち込み過ぎである。
・ 前記ドット量データにハーフトーン処理を施す。(ステップS17)
・ハーフトーン処理後のデータにプリンターが解釈できる印刷データに変換してプリンターに送出する。(ステップS18)
・画像データとして(R,G,B)=(100,100,100)を取得する。(ステップS21)
・濃度指定として、図3の濃度調整入力画面からカラー及びブラック別にカラー(+30%)、ブラック(+30%)を指定する。(ステップS22)
・濃度増加か否かの判断をする。(ステップS23)
濃度増加YESの場合は、次のステップ(S24)に進み、Noの場合は、不図示の濃度減少処理のステップに進む。
・参照する色変換テーブルLUT切り替えを、最大打ち込みインク量より計算する。(ステップS24)
現在、使用されている色変換テーブルLUT2の総打ち込みインク量の制限値は160%であり、30%増加の場合、160%×1.3=208%となる。計算された最大打ち込みインク量208%は、用意された3つの色変換テーブルLUT1〜LUT3の制限値を超えるが、制限値が200%である色変換テーブルLUT3に切り替える。そして、次のステップS25にて調整を行うが、208%と200%は、ほぼ等しく、色変換テーブルLUT3により濃度30%増加のインク量データが得られる。
・色変換テーブルLUT3への切り替え後の濃度調整量(濃度減少量)を計算する。(ステップS25) (カラー:208%/200%〜±0%)
(ブラック:208%/200%〜±0%)
・色変換テーブルLUT3に切替た色分解部12aで、濃度の調整前のRGB値で表現された画像データを印刷に必要な記録材毎の単位面積当たりのインク量データ(C,M,Y,K)=(50%,50%,50%,50%)に変換する。(ステップS26)
・色変換テーブルLUT3への切替えにともなうカラーの濃度調整を行う(±〇%)。(ステップS27)
その結果、インク量データは、(C,M,Y,K)=(50%,50%,50%,50%)から(C’,M’,Y’,K’)=(50%,50%,50%,50%)のままである。
・色変換テーブルLUT3への切替えにともなうブラックの濃度調整を行う(±0%)。(ステップS28)
その結果、インク量データは、(C,M,Y,K)=(50%,50%,50%,50%)から(C’,M’,Y’,K’)=(50%,50%,50%,50%)のままである。
・濃度調整後のインク量データをドット量発生テーブル12dを用いて複数のドットサイズ別のドット量データに変換する。(ステップS29)
この総打ち込みインク量は、図示のとおりで、(0x4+60×2+50×1)×4=680である。
この場合には、色変換テーブルLUT2からLUT3に切替ると共に、カラー(C,M,Y)、ブラック(K)別に濃度指定が可能で、総打ち込みインク量も制限値を超えず、大ドットはなく、中ドット(240個)及び小ドット(200個)であるので、画質(粒状性等)は好ましい状態である。
・ 前記ドット量データにハーフトーン処理を施す。(ステップS30)
・ハーフトーン処理後のデータにプリンターが解釈できる印刷データに変換してプリンターに送出する。(ステップS31)
次に、実施例2として、実施例1の変形例として、色変換テーブルLUT1を使用している場合、画像データ(R,G,B)=(200,150,150)を取得し、濃度指定として、図3の濃度調整入力画面からカラー及びブラック別にカラー(+50%)、ブラック(+10%)を指定した例を図7のフローチャート4を用いて説明する。
・濃度指定として、図3の濃度調整入力画面からカラー及びブラック別にカラー(+50%)、ブラック(+10%)を指定する。(ステップS42)
・濃度増加か否かの判断をする。(ステップS43)
・濃度増加YESの場合は、次のステップ(S44)に進み、Noの場合は、不図示の濃度減少処理のステップに進む。
・ステップS43での判断がYesの場合には、参照する色変換テーブルLUTの切り替えは、最大打ち込みインク量より計算する。(ステップS44)
・色変換テーブルLUT1の総インク打ち込み量の制限値は120%であり、50%増加の場合、120%×1.5=180%、となるため、総インク打み込み量の制限値が200%である変換テーブルLUT3に切替える。
カラー:120%×1.5=180%
ブラック:120%×1.1=132%
・変換テーブルLUT3への切り替え後の濃度調整量(濃度減少量)を計算する。(ステップS45)
(カラー:180%/200%〜−10%)
(ブラック:132%/200%〜−34%)
・変換テーブルLUT3に切替た色分解部12dで、濃度調整前の画像データ(R,G,B)を印刷に必要な記録材毎の単位面積当たりのインク量データ(C,M,Y,K)=(0%,50%,50%,33%)に変換する。(ステップS46)
・変換テーブルLUT3への切替えにともなうカラーの濃度調整を行う。(ステップS47)
(カラー:=−10%)
その結果インク量データは、(C,M,Y,K)=(0%,50%,50%,33%) から(C’,M’,Y’,K’)=(0%,45%,45%,33%)になる。
・変換テーブルLUT3への切替えにともなうブラックの濃度調整を行う。(ステップS48)
(ブラック=−34%)
その結果インク量データは、(C’,M’,Y’,K’)=(0%,45%,45%,22%)になる。
・濃度調整後のインク量データをドット量発生テーブル12dを用いて複数のドットサイズ別のドット量データに変換する。(ステップS49)
この総打ち込みインク量は、図示のとおりで、(0x4+50×2+50×1)×2+(45×1)=345 である。
この場合には、色変換テーブルLUT1からLUT3に切替ると共に、カラー、ブラック別に濃度指定が可能で、総打ち込みインク量も制限値を超えず、大ドットはなく、中ドット(100個)及び小ドット(145個)であるので、画質(粒状性等)は好ましい状態である。
・ 前記ドット量データにハーフトーン処理を施す。(ステップS50)
・ハーフトーン処理後のデータにプリンターが解釈できる印刷データに変換してプリンターに送出する。(ステップS51)
次に、実施例3として、実施例2の変形例として、色変換テーブルLUT1を使用している場合、画像データ(R,G,B)=(200,150,150)を取得し、濃度指定として、図3の濃度調整入力画面からカラー及びブラック別にカラー(+50%)、ブラック(+10%)を指定した場合で、更に、色変換テーブルLUTの切替の判断を、インク量データ(C,M,Y,K)を濃度増加させた後のインク量データ(C’,M’,Y’,K’)の最大打ち込みインク量を計算して当該色変換テーブルLUT1の制限値を超えるか否かの判断で実行する例をフローチャート5を用いて説明する。
・濃度指定として、図3の濃度調整入力画面からカラー及びブラック別にカラー(+50%)、ブラック(+10%)を指定する。(ステップS62)
・濃度増加か否かの判断をする。(ステップS63)
・濃度増加YESの場合は、次のステップ(S64)に進み、Noの場合は、不図示の濃度減少処理のステップに進む。
・ステップS63での判断がYesの場合には色変換テーブルLUT1を使用した色分解部12dで、RGB値で表現された画像データを印刷に必要な記録材毎の単位面積当たりのインク量データ(C,M,Y,K)=(0%,30%,30%,20%)に変換する。(ステップS64)
・インク量データ(C,M,Y,K)=(0%,30%,30%,20%)の濃度増加後の最大打ち込みインク量を計算する。(ステップS65)
C’:0%×1.5=0%
M’:30%×1.5=45%
Y’:30%×1.5=45%
K’:20%×1.1=22%
合計112%
・計算した最大打ち込みインク量が当該色変換テーブルLUT1の制限値(120%)を越えているか否かの判断をする。(ステップS66)
制限値を超えていない場合(No)は、次のステップ(S65)に進む。
・ステップS66での判断は、Noであるので、色変換テーブルLUTの切替は実行されない。(ステップS67)
なお、ステップS66での判断がYesの場合には、色変換テーブルLUTの切替が実行され、切替られた色変換テーブルLUTでの処理になるが、このフローチャート4ではこの処理を省略している。
・カラーの濃度を増加させる。(ステップS68)
(カラー:+50%)
その結果、インク量データは、(C,M,Y,K)=(0%,30%,30%,20%)から(C’,M’,Y’,K’)=(0%,45%,45%,20%)になる。
・ブラックの濃度を増加させる。(ステップS69)
(ブラック:+10%)
その結果、インク量データは、(C,M,Y,K)=(0%,30%,30%,20%)から(C’,M’,Y’,K’)=(0%,45%,45%,22%)になる。
・濃度増加後のインク量データを図2(a)に示す特性のドット量発生テーブル12dを用いて複数のドットサイズ別のドット量データに変換する。(ステップS70)
この総打ち込みインク量は、図示のとおりで、(50×2+50×1)×2+45×1=345である。
この場合には、カラー、ブラック別に濃度指定が可能で、総打ち込みインク量も制限値を超えず、大ドットはなく、中ドット(100個)及び小ドット(145個)であるので、画質(粒状性等)は好ましい状態である。
・ 前記ドット量データにハーフトーン処理を施す。(ステップS71)
・ハーフトーン処理後のデータにプリンターが解釈できる印刷データに変換してプリンターに送出する。(ステップS72)
また、色変換テーブルLUTの数は3個に限られるものではなく、その総打ち込みインク量の制限値は、色変換テーブルLUT1では120%、LUT2では160%、LUT3では200%であるが、この値以外を採用することもできる。
11:アプリケーション
12:画像処理モジュール(画像処理装置)
12a:インク色分解部
12a−1:LUT切替部
12a−2:色変換テーブルLUT1
12a−3:色変換テーブルLUTn
12b:濃度調整部
12c:ドット分解部
12d:ドット量発生テーブル
12e:ハーフトーン処理部
12f:記録方法処理部
2:プリンター
2a:印刷部
Claims (8)
- RGB値で表現された画像データを印刷に必要な記録材毎の単位面積当たりのインク量データに変換する色変換テーブルであって、当該色変換テーブルには印刷する際の複数の記録材の総打ち込みインク量の制限値が異なる複数の色変換テーブルを備えた色分解部と、
前記複数の色変換テーブルの内、前記総打ち込みインク量が前記制限値を越えない前記色変換テーブルに切替る色変換テーブル切替部と、
前記色分解部で得られたインク量データに対して、調整する濃度に対応するインク量データを設定する濃度調整部と、
濃度調整された前記インク量データを複数のドットサイズ別のドット量データに変換するドット量発生部と、
前記ドット量データにハーフトーン処理を施すハーフトーン処理部と、
を備えることを特徴とする画像処理装置。 - 前記色分解部で得られた前記インク量データに対して、カラーインク量及びブラックインク量毎に、インクの使用量を設定して濃度を調整する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記ドット量発生部は、
インク量データの変化に伴う、複数のドットサイズ別のドット量発生の変化における、小さいドットサイズから大きなドットサイズの発生に不均一性を持つドット変換テーブルを備えた、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。 - 濃度調整対象となる画像データをRGB値で表現された画像データに変換するステップと、
前記RGB値で表現された画像データを、印刷に必要な記録材毎の単位面積当たりのインク量データに変換する複数の色変換テーブルを切替えて、切替後の総打ち込みインク量が当該色変換テーブルにおける制限値を越えない前記色変換テーブルに切替る色変換テーブル切替ステップと、
前記RGB値で表現された画像データを切替後の前記色変換テーブルを用いて、印刷に必要な記録材毎の単位面積当たりのインク量データに変換する色分解ステップと、
前記インク色分解ステップで得られたインク量データに対して、カラーインク量及びブラックインク量毎に、調整する濃度に対応するインク量データを設定する濃度調整ステップと、
濃度調整された前記インク量データを、ドット変換テーブルを用いて複数のドットサイズ別のドット量データに変換するドット量発生ステップと、
前記ドット量データにハーフトーン処理を施すハーフトーン処理ステップと、
を含むことを特徴とする画像処理方法。 - 前記色変換テーブル切替ステップは、
現在の色変換テーブルにおける総打ち込みインク量が当該色変換テーブルにおける制限値を越えた際に、より制限値の大きな前記色変換テーブルに切替る色変換テーブル切替ステップで実行させる、
ことを特徴とする請求項4に記載の画像処理方法。 - 前記色変換テーブル切替ステップは、
指定された濃度が現在の濃度を増加する指定であった際に、より制限値の大きな前記色変換テーブルに切替る、
ことを特徴とする請求項4に記載の画像処理方法。 - 前記ドット量発生ステップにおける前記ドット変換テーブルは、インク量データの変化に伴う複数のドットサイズ別のドット量発生の変化における、小さいドットサイズから大きなドットサイズの発生に不均一性を持たせている、
ことを特徴とする請求項4又は6に記載の画像処理方法。 - 前記請求項4〜7のいずれか1項の画像処理方法の各ステップを画像処理装置に搭載されたコンピューターに実行させることを特徴とする画像処理プログラム。
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