JP2003334934A - 画像形成制御装置、画像形成制御方法及び画像形成制御プログラム - Google Patents
画像形成制御装置、画像形成制御方法及び画像形成制御プログラムInfo
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- JP2003334934A JP2003334934A JP2002145205A JP2002145205A JP2003334934A JP 2003334934 A JP2003334934 A JP 2003334934A JP 2002145205 A JP2002145205 A JP 2002145205A JP 2002145205 A JP2002145205 A JP 2002145205A JP 2003334934 A JP2003334934 A JP 2003334934A
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Abstract
み」や「むら」などの発生を低減する。 【解決手段】 色相の異なる複数の隣接領域でのインク
の「にじみ」状態又は一様な単色面でのインクの「む
ら」状態の少なくとも一方を目視できるよう設定された
テストパターンを、それぞれ異なる量の複数のインク量
でもって、同一のメディア上に配置して判定メディアを
作成する(S701)。判定メディアを目視で確認し、
好適なインク打ち込み量を決定する(S702)。好適
なインク打ち込み量に対応する色分解テーブルが存在し
ない場合には、近いテーブルを2つ用いて補間処理によ
り新規のテーブルを作成する(S705)。新規のテー
ブルのガマットを判定し(S706)、好適なマッチン
グテーブルを選択する(S707)。
Description
方法に係り、とりわけ、インクジェットプリンタにおい
て想定外の記録媒体(メディア)を使用する際に有意義
な画像形成方法、画像形成プログラム及び記録媒体に関
する。
時に印刷対象とする記録媒体(メディア)をいくつか決
定し、決定されメディアに対して各々最適となるように
画像処理テーブルや画像補正処理手段を個別に作成して
実装していた。
処理テーブルもしくは画像処理手段を用意していない想
定外の任意メディアに対しては、そのメディアのインク
打込み量が不明のため、適切なインク打込み量の画像処
理テーブルを選択することができなかった。
いて画像を形成すると、インクが溢れたり、文字が滲ん
だり、あるいは一様な単色面がムラになったりといった
好ましくないような画像形成がなされることがあった。
想定外の記録媒体であっても、より好適なインク量を判
断することが可能なテストパターンを画像形成すること
により判読媒体を作成し、この判読媒体に基づいて、画
像処理に必要なパラメータを好適に設定し、インクの
「にじみ」や「むら」を低減する画像形成制御装置、画
像形成制御方法及び画像形成制御プログラムを提供する
ことを目的とする。
記想定外の記録媒体に好適な画像処理パラメータが存在
しない場合であっても、補間処理等により好適な画像処
理パラメータを作成することが可能な画像形成制御装
置、画像形成制御方法及び画像形成制御プログラムを提
供することを目的とする。
よれば、それぞれ異なる複数のインク量でもってテスト
パターンが形成された記録媒体に基づいて、該記録媒体
に好適なインク打ち込み量が入力される入力手段と、予
め備えられた複数のインク量調整パラメータの中から、
前記入力された好適なインク打ち込み量に対応するイン
ク量調整パラメータを選択する選択手段と、前記選択さ
れたインク量調整パラメータに基づいて、画像信号をイ
ンク信号へと変換する変換手段と、前記インク信号に基
づいて画像の形成を制御する制御手段と、を含むことを
特徴とする画像形成制御装置が提供される。
記録媒体(判読媒体)を例えば目視することにより、好
適なインク打ち込み量を求め、それを入力することによ
り、想定外のパラメータであっても好適なインク量調整
パラメータを用いて画像形成が実行される。従って、従
来、想定外の記録媒体を使用すると発生しがちであった
インクの「にじみ」や「むら」を低減することができよ
う。
タは、例えば、画像信号をインク信号に変換する際に使
用される複数のルックアップテーブルである。また、前
記複数のルックアップテーブルは、それぞれインク量の
最大値が異なるように設定されていてもよい。
以上の画像信号を3種以上のインク信号へと変換する。
ンクの「にじみ」状態及び「むら」状態のうち少なくと
も一方を目視できるように設定されたテストパターンで
ある。
インクの「にじみ」状態を目視するためのパターンは、
相互に隣接した色相が異なる複数の領域を含んでもよ
い。
インクの「むら」状態を目視するためのパターンは、実
質的に一様な単色面を含んでもよい。
と、前記読み取られたテストパターンと比較するための
比較データを記憶した記憶手段と、前記読み取られたテ
ストパターンと前記比較データとを比較することによ
り、好適なインク打ち込み量を決定する決定手段と、を
備え、前記入力手段は、好適なインク打ち込み量が入力
されるようにしてもよい。
ク量を用いてテストパターンの形成された記録媒体を読
み取り作成した正常画像データと、インクあふれ状態に
関するインクあふれ画像データと、インクにじみ状態に
関するインクにじみ画像データとのうち少なくとも1つ
が含まれていてもよい。
異なる複数のインク量でもってテストパターンが形成さ
れた記録媒体に基づいて、該記録媒体に好適なインク打
ち込み量が入力される入力手段と、予め備えられた複数
のインク量調整パラメータの中に、前記好適なインク打
ち込み量に対応するインク量調整パラメータが存在する
かを判定する判定手段と、前記好適なインク打ち込み量
に対応するインク量調整パラメータが存在しない場合
に、複数のインク量調整パラメータに基づいて、前記好
適なインク打ち込み量に対応するインク量調整パラメー
タを作成する作成手段と、前記作成されたインク量調整
パラメータに基づいて、画像信号をインク信号へと変換
する変換手段と、前記インク信号に基づいて画像の形成
を制御する制御手段と、を含むことを特徴とする画像形
成制御装置が提供される。
適な画像処理パラメータが存在しない場合であっても、
補間処理等により好適な画像処理パラメータを作成する
ことが可能となる。さらには、インクの「にじみ」や
「むら」などを低減できよう。
調整パラメータを補間処理することにより前記好適なイ
ンク打ち込み量に対応するインク量調整パラメータを作
成するようにしてもよい。
は、インク量の最大値がそれぞれ異なり、前記作成手段
は、前記好適なインク打ち込み量に対して該インク量の
最大値が相前後する2つのインク量調整パラメータを読
み出して補間処理を実行するようにしてもよい。
す。もちろん以下の実施形態は、本願発明の技術分野に
おける当業者による実施を容易にするために開示を提供
するものであり、特許請求の範囲によって確定される本
願発明の技術的範囲に含まれるほんの一部の実施形態に
すぎない。従って、本願明細書に直接的に記載されてい
ない実施形態であっても、技術思想が共通する限り本願
発明の技術的範囲に包含されることは当業者にとって自
明であろう。
が、これらは個別に発明として成立するだけでなく、も
ちろん、複数の実施形態を適宜組み合わせることでも発
明が成立することは、当業者であれば容易に理解できよ
う。
ムのハードウエア構成の一例を示す図である。画像処理
装置100は、パーソナルコンピュータなどである。C
PU101は、オペレーティングシステム、アプリケー
ションプログラム及びドバイスドライバなどを実行する
ことにより、画像処理装置100の各部を統合的に制御
する中央演算処理装置である。RAM102は、CPU
100のワークエリアを提供するメモリである。ROM
103は、BIOSなどの起動プログラムなどを格納す
るメモリである。HDD104は、ハードディスクドラ
イブなどの固定記憶装置であり、アプリケーションプロ
グラム、オペレーティングシステム及び各種ドライバプ
ログラムなどのコンピュータプログラムに加え、テスト
パターン画像などの画像データなども記憶する。通信I
F105は、USB、IEEE1394、有線LAN又
は無線LANなどの外部の装置とデータ通信を行うため
のインタフェースである。表示IF106は、外部又は
内部に接続される表示装置109に画像情報などを表示
制御するための制御部である。操作部107は、ポイン
ティングデバイスやキー入力デバイスなどの入力デバイ
スである。プリンタ108は、インクジェット方式やレ
ーザービーム方式により画像をメディア上に形成する画
像形成装置である。表示装置109は、画像データなど
を表示するための液晶ディスプレイなどである。
ア構成の一例を示す図である。図1及び図2を用いて、
印刷出力する際の流れについて説明する。印刷出力を行
うプリンタ108としては一般的に普及しているインク
ジェットプリンタ等を用いることができる。出力画像デ
ータを印刷出力するときには、アプリケーション202
からOS201に印刷出力要求を行う。例えば、グラフ
ィックスデータ部分はグラフィックス描画命令で構成さ
れ、イメージ画像データ部分はイメージ描画命令で構成
される出力画像を示す描画命令群をOS201に発行す
る。
を受け、出力プリンタに対応するプリンタドライバ20
8に描画命令群を発行する。プリンタドライバ208は
OS201から入力した印刷要求と描画命令群を処理し
プリンタ108で印刷可能な印刷データを作成してプリ
ンタ108に転送する。プリンタ108がラスタープリ
ンタである場合は、プリンタドライバ208では、OS
201からの描画命令に対して順次画像補正処理を実行
し、そして順次RGB24ビットページメモリに描画命
令をラスタライズし、全ての描画命令をラスタライズし
た後にRGB24ビットページメモリの内容をプリンタ
108が印刷可能なデータ形式、例えばCMYKデータ
へと変換して、プリンタ108に転送する。
処理を図2を用いて説明する。画像補正処理部301
は、OS201から入力した描画命令群に含まれる色情
報に対して、画像補正処理を行う。この画像補正処理と
しては例えば、RGB色情報を輝度・色差信号に変換
し、輝度信号に対して露出補正処理を行い、補正された
輝度・色差信号をRGB色情報に逆変換する。
補正処理されたRGB色情報によって描画命令をラスタ
ライズし、RGB24ビットページメモリ上にラスター
画像を生成し、色再現空間マッピングを行うカラーマッ
チング処理、CMYKへの色分解処理、ガンマ補正処
理、ハーフトーン処理をおこなって各画素に対してプリ
ンタの色再現性に依存したCMYKデータを生成し、印
刷可能となった画像データをプリンタ108に転送す
る。
化した図である。プリンタ用補正処理部302における
処理ついて詳細に説明する。図4は、プリンタ用補正処
理部302の詳細ブロック構成の一例を示す図である。
尚、以下においては説明の簡単のため、通常3次元で表
される色空間を模式的に2次元で表現するものとする
(図5等)。
さ、コントラスト及び色調などを整えられたRGB各8
ビットの画像データが、プリンタ用補正処理部302内
の画像信号入力部401に入力される。画像信号入力部
401に入力されたRGB各8ビットの画像データは、
表示装置109上で再現される色に対応している。例え
ば、均等色空間であるCIEL*a*b*表色系の座標
値においては、(L_Monitor,a_Monit
or,b_Monitor)という色を画像データは表
している。
装置109の色再現空間とプリンタ108の色再現空間
とは、例えばL*a*b*空間等の均等色空間上におい
て一致してはいない。これは、図5に示されるプリンタ
の色再現空間外、かつ、表示装置の色再現空間内の領域
(斜線部)はプリンタにおいて画像形成できないことに
なる。より具体的には、表示装置109上に表現された
画像データに対して、後段の色分解処理部403でRG
B−CMYK変換を実行し、出力γ補正処理部404で
階調補正処理を施し、ハーフトーン処理部405で二値
化処理を実行した後、画像出力部406に出力したとし
ても、画像形成の不可能な領域、即ちプリンタ108に
おいて表現不可能な色空間上の領域(斜線部)が発生して
しまう。
装置109で再現可能で、且つプリンタ108で再現不
可能な色空間上の領域(斜線部)について、擬似的な色
(L*a*b*値)、即ち表示装置109の発色とは異
なる擬似的な色を生成して印刷を行う必要がある。
を、円筒座標H(=atan(b/a)),S(=sq
rt(a*2+b*2)),V(=L*)に写したHS
V空間を考え、該全空間について色空間圧縮を行う場合
について説明する。ここで、atan(x)はxのアー
クタンジェントを求めるための関数である。また、sq
rt(x)は、√xを求めるための関数である。
部402においては、表示装置109の色再現空間(モ
ニタガマット)において、プリンタ108で再現不可能
な領域について圧縮を施すことにより、プリンタ108
の色再現空間(プリンタガマット)内の点と対応付け
る。即ち、カラーマッチング処理部402によって処理
されたRGB各8ビットのデータは、プリンタ色再現空
間上の点に対応したR'G'B'各8ビットのデータに変
換される。
2においては、以下の手順に従って表示装置109のR
GB色信号空間からプリンタ108のR'G'B'色信号
空間への変換を行う。
においては、L*a*b*空間上でモニタRGBによる
ガマットがプリンタR'G'B'ガマットの内側に入るよ
うに、例えば明度L*を保持したまま彩度S(=sqr
t(a*×a*+b*×b*))を下げる等の処理を行
うことにより圧縮する。この圧縮処理の例を図6に示
す。
をSV平面において概念的に示す図である。該処理によ
って即ち、モニタRGB値に対応するプリンタガマット
内のL*a*b*値の組が得られる。圧縮後のモニタガ
マットがプリンタガマットに収まるようになったら、例
えば、色差ΔE(=sqrt((L*'−L*)2+
(a*'−a*)2+(b*'−b*)2))が最小とな
るように、L*a*b*値をキーとして、モニタ(R,
G,B)とプリンタ(R',G',B')の組を決定する
ことで、モニタRGB値に対応するプリンタR'G'B'
値を求めることができる。尚、カラーマッチング処理部
402を、LUT(ルックアップテーブル)を使用して
実現することももちろん可能である。
類によりプリンタガマットの大きさが異なるためマッチ
ングテーブル部407にメディア毎のLUTとして複数
のマッチングテーブルを保持している。
03における処理について説明する。
ッチング処理部402でプリンタ用のR'G'B'に変換
された各色8ビットの信号を、プリンタのインク色に対
応したCMYK各8ビットの信号値へと変換する。この
R'G'B'からCMYKへの色信号の変換方法として
は、例えばカラーマスキングによる方法が知られてい
る。このカラーマスキングによる色変換方法を下式に示
す。
る。尚、K(ブラック)の信号値の決定方法としては様
々な方法がある。例えば、上記行列式における最右辺
を、そのベクトル要素のそれぞれからK値を引いたベク
トル[Dr−KDg−K Db−K]tに置き換え、イ
ンク量に対応する各色信号値CMYが常に正または0で
あるという条件を利用してK値に拘束を加えつつ、試行
鎖誤的にマスキングマトリクスを求めることにより、K
値を決定することができる。尚、色分解処理部403を
LUTを使用して実現することももちろん可能である。
インク量が異なるため色分解テーブル部408に、メデ
ィア毎のLUTとして複数の色分解テーブルを保持して
いる。
処理部404における処理について説明する。
入力画像の色信号をカラーマッチング処理部402及び
色分解処理部403で順次変換して出力されたCMYK
各8ビットデータを、後段のハーフトーン処理部405
において処理可能でデータへと変換し、C'M'Y'K'各
8ビットデータを出力する。ハーフトーン処理部405
は、明度に対する非線形特性を補償すべく、インク別に
一次元のLUTを用いた調整を行う。
度の非線形特性が異なるため、ガンマ補正テーブル部4
09にメディア毎のLUTとして複数のガンマ補正テー
ブルを保持している。
理部405における処理について説明する。
力画像の色信号をカラーマッチング処理部402、色分
解処理部403及び出力ガンマ補正処理部404で順次
変換され出力されたC'M'Y'K'各8ビットデータを、
プリンタ108で印刷可能なC"M"Y"K"各2ビットデ
ータへと変換する。
されたC'M'Y'K'の画像に、例えばベイヤー型の16
×16のマトリクスをそれぞれあてがい、このマトリク
スの要素よりも対応する画像上の画素値が大きい場合に
は1、画素値が前記マトリクスの要素以下の場合には0
とすることによって実現される。また、別のハーフトー
ン処理方法として誤差拡散法などを用いることもでき
る。
能なC"M"Y"K"各2ビットデータはプリンタ108に
送られ、メディア上に画像形成される。
テーブル部407、色分解テーブル部408及びガンマ
補正テーブル部409にそれぞれ格納される。マッチン
グテーブル部407には、メディアの色再現空間(ガマ
ット)の大きさや形状ごとにテーブルが用意される。ま
た、色分解テーブル部408には、メディアのインク打
込み量ごとにテーブルが用意される。そして、ガンマ補
正テーブル部409には、メディアの特性ごとにテーブ
ルが用意される。
に指定されるメディアの種類に対応するテーブルが選択
される。
に追加するための処理について図7を用いて説明する。
色材の記録媒体への定着状態を判断するためのテストパ
ターンを発生し、テストパターンの複数を、それぞれ異
なる量の色材を用いて録媒体上に形成させる。具体的に
は、インク打込み量判定テストパターン(図8)の画像
データを、追加対象のメディア上に画像形成する。例え
ば、HDD104に格納されているテストパターンの画
像データを読み出し、読み出された画像データをプリン
タドライバ208により画像処理し、対象メディアのセ
ットされたプリンタ108によりテストパターンを画像
形成する。
ストパターンの形成されたメディアを目視し、追加メデ
ィアの適正インク打込み量を判定する。なお、不図示の
画像読取装置に当該メディアを設定して読み取り、読み
取られたテストパターンと、予め設定された「にじみ」
状態に関する画像データとを比較することにより、好適
なインク打ち込み量をCPU101が判定してもよい。
410は、ステップS702で判定されたインク打込み
量を、例えば、操作部107から入力する。入力された
インク打ち込み量に対応する色分解テーブルが色分解テ
ーブル部408に存在すればステップS704に移行
し、存在しなければステップS705に移行する。具体
的には、各テーブルの識別情報と各テーブルのインク打
ち込み量とを対応付けたデータベースを、RAM102
やHDD104に格納しておき、入力されたインク打ち
込み量と一致するテーブルを色分解テーブル選択部41
0が検索処理により抽出してもよい。
410により選択された色分解テーブルを、追加メディ
アの色分解テーブルとして新たに色分解テーブル部40
8に登録する。
は、ステップS702で判定されたインク打込み量に前
後する色分解テーブルを2つ選択し、2つの色分解テー
ブルを補間演算することにより該当インク打込み量の色
分解テーブルを生成し、追加メディア用の色分解テーブ
ルとして新たに色分解テーブル部408に登録する。
は、ステップS704もしくはステップS705で新た
に登録された色分解テーブルにおける追加メディアの色
再現空間(プリンタガマット)の大きさを判定する。
択部413は、ステップS706で判定された追加メデ
ィアの色再現空間の大きさに対応するマッチングテーブ
ルを、マッチングテーブル部407から選択し、追加メ
ディアのマッチングテーブルとして新たにマッチングテ
ーブル部407に登録する。
の追加作業が行われる。
び文字などの細線を組み合わせたものからなり、特定の
ガンマ補正テーブル下で、所定のインク打込み量となる
よう調整されたCMYKの画像データである。この画像
データは、特定のガンマ補正テーブルを設定された出力
ガンマ補正処理部404に入力することにより印字出力
される。
アのインク吸収限界を判定することができる。例えば、
インク打ち込み量がメディアの吸収限界を超えると、一
様な単色面が「むら」となる。従って、この「むら」が
単色面に存在すると、インクの打ち込み量が多すぎると
判定できる。テストパターンの背景と文字などの細線を
用いれば、インクの「にじみ」状態を判定することがで
きる。例えば、細線がぼやけていたりすれば、インクが
滲んでいることになろう。背景と文字の色の組み合わせ
としては、RGBなどの2次色や、さらにKを加えた3
次色を用い、それぞれが隣接するように配置すればよ
い。これにより、隣接する色の境界での「にじみ」を目
視確認し判定する。
されたメディアの一例である。この例では、テストパタ
ーンの横に、各種打込み量(150%,175%,20
0%,225%,250%)をも画像形成している。こ
のように、一枚のメディアに、それぞれ打ち込み量の異
なる複数のテストパターンを形成しているので、メディ
アの適正インク打込み量を容易に目視で判断できよう。
画像処理装置100により実行する際の例示的なブロッ
ク図である。
パターが印刷された判定メディア作成されると、この判
定メディアを画像処理装置100の通信IF105に接
続された画像読取装置110に設定する。画像読取装置
110は、画像読取制御ドライバにより制御されてテス
トパターンを読み取る。
が発生していない、好適な判定メディアを読み取った際
の画像データを正常データ902としてHDD104に
格納しておく。なお、「にじみ」が発生している判定メ
ディアを読み取って作成されたにじみデータ903や、
「むら」が発生している判定メディアを読み取って作成
されたむらデータ904をHDDに格納しておいてもよ
い。比較処理部901は、画像読取装置110からの画
像データと、正常データ902とをパターンマッチング
させ、どのインク打ち込み量が好適であるかを判定す
る。この際に、にじみデータ903やむらデータ904
ともパターンマッチングさせれば、より判定の精度を向
上させることができよう。例えば、図8の判定メディア
において、200%のテストパターンが正常データ90
2と一致すれば、200%を好適なインク量として決定
し、テーブル選択部410やテーブル作成部411に供
給できよう。
きは、できるだけ大きなインク打ち込み量のものを選択
するようにしておくと、色再現範囲を最も大きなものと
することできるであろう。
材としてインクを用いる場合を例に説明したが、トナー
など他の色材についても同様に本願発明を適用できるこ
とはいうまでもない。
トウエアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、シ
ステムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装
置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体
に格納されたプログラムコードを読み出し実行すること
によっても、本願発明の目的が達成されることは言うま
でもない。この場合、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコード自体が本願発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
願発明を構成することになる。
体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードデ
ィスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM,
CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、RO
Mなどを用いることができる。
ムコードを実行することによって、前述した実施形態の
機能が実現される他、そのプログラムコードの指示に基
づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが実際の
処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述
した実施形態の機能が実現され得る。
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行
い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現
され得る。
能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記録し
た記憶媒体から、そのプログラムをパソコン通信など通
信回線を介して要求者にそのプログラムを配信する場合
にも適用できることは言うまでもない。
ルもしくは専用の画像処理装置を用意していない想定外
の任意メディアに対しても、そのメディアのインク打込
み量を判定することができ、適切なインク打込み量とな
る画像処理テーブルを選択できる。その結果、インク溢
れ、文字のにじみ、及び、一様な単色面のムラといった
ような不具合を低減できよう。従って、従来よりも、満
足な印刷結果をユーザは享受できるようになろう。
ハードウエア構成の一例を示す図である。
成の一例を示す図である。
成を模式化した図である。
ロック構成の一例を示す図である。
再現空間との相違を説明するための図である。
V平面において概念的に示す図である。
ローチャートである。
ターンを示す図である。
ち込み量の判定処理ブロックを示す図である。
Claims (27)
- 【請求項1】それぞれ異なる複数のインク量でもってテ
ストパターンが形成された記録媒体に基づいて、該記録
媒体に好適なインク打ち込み量が入力される入力手段
と、 予め備えられた複数のインク量調整パラメータの中か
ら、前記入力された好適なインク打ち込み量に対応する
インク量調整パラメータを選択する選択手段と、 前記選択されたインク量調整パラメータに基づいて、画
像信号をインク信号へと変換する変換手段と、 前記インク信号に基づいて画像の形成を制御する制御手
段と、 を含むことを特徴とする画像形成制御装置。 - 【請求項2】前記複数のインク量調整パラメータは、画
像信号をインク信号に変換する際に使用される複数のル
ックアップテーブルであることを特徴とする請求項1に
記載の画像形成制御装置。 - 【請求項3】前記複数のルックアップテーブルは、それ
ぞれインク量の最大値が異なるように設定されているこ
とを特徴とする請求項2に記載の画像形成制御装置。 - 【請求項4】前記変換手段は、前記3種以上の画像信号
を3種以上のインク信号へと変換することを特徴とする
請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の画像形成制
御装置。 - 【請求項5】前記テストパターンは、インクの「にじ
み」状態及び「むら」状態のうち少なくとも一方を目視
できるように設定されたテストパターンであることを特
徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の画
像形成制御装置。 - 【請求項6】前記テストパターンにおいて、前記インク
の「にじみ」状態を目視するためのパターンは、相互に
隣接した色相が異なる複数の領域を含むことを特徴とす
る請求項5に記載の画像形成制御装置。 - 【請求項7】前記テストパターンにおいて、前記インク
の「むら」状態を目視するためのパターンは、実質的に
一様な単色面を含むことを特徴とする請求項5に記載の
画像形成制御装置。 - 【請求項8】前記記録媒体を読み取る読取手段と、 前記読み取られたテストパターンと比較するための比較
データを記憶した記憶手段と、 前記読み取られたテストパターンと前記比較データとを
比較することにより、好適なインク打ち込み量を決定す
る決定手段と、 を備え、 前記入力手段は、好適なインク打ち込み量が入力される
ことを特徴とする請求項1乃至請求項7の何れか1項に
記載の画像形成制御装置。 - 【請求項9】前記比較データとして、好適なインク量を
用いてテストパターンの形成された記録媒体を読み取り
作成した正常画像データと、インクあふれ状態に関する
インクあふれ画像データと、インクにじみ状態に関する
インクにじみ画像データとのうち少なくとも1つが含ま
れていることを特徴とする請求項8に記載の画像形成制
御装置。 - 【請求項10】それぞれ異なる複数のインク量でもって
テストパターンが形成された記録媒体に基づいて、該記
録媒体に好適なインク打ち込み量が入力される入力手段
と、 予め備えられた複数のインク量調整パラメータの中に、
前記好適なインク打ち込み量に対応するインク量調整パ
ラメータが存在するかを判定する判定手段と、 前記好適なインク打ち込み量に対応するインク量調整パ
ラメータが存在しない場合に、複数のインク量調整パラ
メータに基づいて、前記好適なインク打ち込み量に対応
するインク量調整パラメータを作成する作成手段と、 前記作成されたインク量調整パラメータに基づいて、画
像信号をインク信号へと変換する変換手段と、 前記インク信号に基づいて画像の形成を制御する制御手
段と、 を含むことを特徴とする画像形成制御装置。 - 【請求項11】前記作成手段は、複数のインク量調整パ
ラメータを補間処理することにより前記好適なインク打
ち込み量に対応するインク量調整パラメータを作成する
ことを特徴とする請求項10に記載の画像形成制御装
置。 - 【請求項12】前記複数のインク量調整パラメータは、
インク量の最大値がそれぞれ異なり、 前記作成手段は、前記好適なインク打ち込み量に対して
該インク量の最大値が相前後する2つのインク量調整パ
ラメータを読み出して補間処理を実行することを特徴と
する請求項11に記載の画像形成制御装置。 - 【請求項13】それぞれ異なる複数のインク量でもって
テストパターンが形成された記録媒体に基づいて、該記
録媒体に好適なインク打ち込み量が入力されるステップ
と、 予め備えられた複数のインク量調整パラメータの中か
ら、前記好適なインク打ち込み量に対応するインク量調
整パラメータを選択するステップと、 前記選択されたインク量調整パラメータに基づいて、画
像信号をインク信号へと変換するステップと、 前記インク信号に基づいて画像の形成を制御するステッ
プと、 を含むことを特徴とする画像形成制御方法。 - 【請求項14】前記複数のインク量調整パラメータは、
画像信号をインク信号に変換する際に使用される複数の
ルックアップテーブルであることを特徴とする請求項1
3に記載の画像形成制御方法。 - 【請求項15】前記複数のルックアップテーブルは、そ
れぞれインク量の最大値が異なるように設定されている
ことを特徴とする請求項14に記載の画像形成制御方
法。 - 【請求項16】前記変換ステップは、前記3種以上の画
像信号を3種以上のインク信号へと変換することを特徴
とする請求項13乃至請求項15の何れか1項に記載の
画像形成制御方法。 - 【請求項17】前記テストパターンは、インクの「にじ
み」状態及び「むら」状態のうち少なくとも一方を目視
できるように設定されたテストパターンであることを特
徴とする請求項13乃至請求項16の何れか1項に記載
の画像形成制御方法。 - 【請求項18】前記テストパターンにおいて、前記イン
クの「にじみ」状態を目視するためのパターンは、相互
に隣接した色相が異なる複数の領域を含むことを特徴と
する請求項17に記載の画像形成制御方法。 - 【請求項19】前記テストパターンにおいて、前記イン
クの「むら」状態を目視するためのパターンは、実質的
に一様な単色面を含むことを特徴とする請求項17に記
載の画像形成制御方法。 - 【請求項20】前記記録媒体を読み取る読取ステップ
と、 前記読み取られたテストパターンと比較するための比較
データと前記読み取られたテストパターンとを比較する
ステップと、 をさらに備え、前記比較結果に基づいて好適なインク打
ち込み量を決定するステップと、 を備え、 前記入力ステップは、好適なインク打ち込み量が入力さ
れることを特徴とする請求項13乃至請求項19の何れ
か1項に記載の画像形成制御方法。 - 【請求項21】前記比較データとして、好適なインク量
を用いてテストパターンの形成された記録媒体を読み取
り作成した正常画像データと、インクあふれ状態に関す
るインクあふれ画像データと、インクにじみ状態に関す
るインクにじみ画像データとのうち少なくとも1つが含
まれていることを特徴とする請求項20に記載の画像形
成制御方法。 - 【請求項22】それぞれ異なる複数のインク量でもって
テストパターンが形成された記録媒体に基づいて、該記
録媒体に好適なインク打ち込み量が入力されるステップ
と、 予め備えられた複数のインク量調整パラメータの中に、
前記好適なインク打ち込み量に対応するインク量調整パ
ラメータが存在するかを判定するステップと、 前記好適なインク打ち込み量に対応するインク量調整パ
ラメータが存在しない場合に、複数のインク量調整パラ
メータに基づいて、前記好適なインク打ち込み量に対応
するインク量調整パラメータを作成するステップと、 前記作成されたインク量調整パラメータに基づいて、画
像信号をインク信号へと変換するステップと、 前記インク信号に基づいて画像の形成を制御するステッ
プと、 を含むことを特徴とする画像形成制御方法。 - 【請求項23】前記作成ステップにおいて、複数のイン
ク量調整パラメータを補間処理することにより前記好適
なインク打ち込み量に対応するインク量調整パラメータ
を作成することを特徴とする請求項22に記載の画像形
成制御方法。 - 【請求項24】前記複数のインク量調整パラメータは、
インク量の最大値がそれぞれ異なり、 前記作成ステップにおいて、前記好適なインク打ち込み
量に対して該インク量の最大値が相前後する2つのイン
ク量調整パラメータを読み出して補間処理を実行するこ
とを特徴とする請求項23に記載の画像形成制御方法。 - 【請求項25】それぞれ異なる複数のインク量でもって
テストパターンが形成された記録媒体に基づいて、該記
録媒体に好適なインク打ち込み量が入力されるステップ
と、 予め備えられた複数のインク量調整パラメータの中か
ら、前記好適なインク打ち込み量に対応するインク量調
整パラメータを選択するステップと、 前記選択されたインク量調整パラメータに基づいて、画
像信号をインク信号へと変換するステップと、 前記インク信号に基づいて画像の形成を制御するステッ
プと、 をコンピュータに実行させるための画像形成制御プログ
ラム。 - 【請求項26】それぞれ異なる複数のインク量でもって
テストパターンが形成された記録媒体に基づいて、該記
録媒体に好適なインク打ち込み量が入力されるステップ
と、 予め備えられた複数のインク量調整パラメータの中に、
前記好適なインク打ち込み量に対応するインク量調整パ
ラメータが存在するかを判定するステップと、 前記好適なインク打ち込み量に対応するインク量調整パ
ラメータが存在しない場合に、複数のインク量調整パラ
メータに基づいて、前記好適なインク打ち込み量に対応
するインク量調整パラメータを作成するステップと、 前記作成されたインク量調整パラメータに基づいて、画
像信号をインク信号へと変換するステップと、 前記インク信号に基づいて画像の形成を制御するステッ
プと、 をコンピュータに実行させるための画像形成制御プログ
ラム。 - 【請求項27】請求項25又は請求項26に記載された
画像形成制御プログラムを記録したコンピュータ可読記
録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002145205A JP2003334934A (ja) | 2002-05-20 | 2002-05-20 | 画像形成制御装置、画像形成制御方法及び画像形成制御プログラム |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002145205A JP2003334934A (ja) | 2002-05-20 | 2002-05-20 | 画像形成制御装置、画像形成制御方法及び画像形成制御プログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003334934A true JP2003334934A (ja) | 2003-11-25 |
JP2003334934A5 JP2003334934A5 (ja) | 2005-04-07 |
Family
ID=29704630
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---|---|---|---|
JP2002145205A Pending JP2003334934A (ja) | 2002-05-20 | 2002-05-20 | 画像形成制御装置、画像形成制御方法及び画像形成制御プログラム |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2003334934A (ja) |
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-
2002
- 2002-05-20 JP JP2002145205A patent/JP2003334934A/ja active Pending
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