JP2009303060A - 画像処理装置、及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】色再現域の減少を抑制しつつ光沢ムラやブロンズ減少の発生を抑制した印刷を可能にする。
【解決手段】シアン、マゼンタ、及びイエローを含む基本色の記録剤と、前記基本色とは色相が異なる特色の記録剤と、を用いて記録媒体に印刷を行う印刷装置のために、印刷対象画像を表す画像データを、前記基本色及び前記特色を含む第1表色系で表される画像データに変換する画像処理装置であって、前記画像データを構成する画素データを、前記第1表色系で表される画素データに変換する第1変換手段と、前記画像データを構成する画素データを、前記基本色のみを含む第2表色系で表される画素データに変換する第2変換手段と、前記印刷対象画像の所定の領域を選択する選択手段と、前記画像データを構成する画素データのうち、前記選択手段によって選択された選択領域に含まれない画素データを前記第1変換手段で変換し、前記選択領域に含まれる画素データを前記第2変換手段で変換するよう制御する制御手段と、を備えることを特徴とする画像処理装置を提供する。
【選択図】図7

Description

本発明は、印刷対象画像を表す画像データを変換する画像処理装置、及びその制御方法に関する。
顔料インクは、一般に、染料インクと比較して耐候性に優れ、サイン&ディスプレイ市場やアート市場向けの大判プリンタなど、その特性を活かした種々の用途に使用されている。これらのプリンタにおいては、通常、減法混色の3原色であるシアン、マゼンタ、イエローの顔料インクを備えた3色インクセットを用いて色再現が行われていた。即ち、例えばイエローとマゼンタとの混色によりレッド領域の、イエローとシアンとの混色によりグリーン領域の、シアンとマゼンタとの混色によりブルー領域の画像を形成することが可能である。
また、上記3原色のインクに加え、ブラックのインクを用いた4色インクセットを用いて色再現を行う場合もある。この場合、シアン、マゼンタ、及びイエロー各色のデータC、M、Yから黒成分を抽出してブラックのデータKに置換える。更には、置換えた分のC、M、Yの色成分を除去するUCR処理を行うことにより、コントラスト性の向上や、グレーラインの色味の安定性の向上を図ることができる。
近年のカラープリンタの急速な普及に伴い、画質のより一層の向上が求められるようになってきている。特に、カラープリンタが再現することができる色再現域を拡張させた鮮やかな出力画像が求められている。この要求に対し、シアン、マゼンタ、及びイエローの3色のうち、いずれか1色で再現できる色域については、個々のインク色材の発色特性や色材濃度を改善することによって色再現域を拡張することが可能である。しかし、2色以上のインクで形成されるレッド、グリーン、及びブルーの領域(その中でも特に彩度の高い領域)では、上記3色インクセット、又は4色インクセットのインクを用いるのみでは色再現域に限りがあり、鮮やかな色再現が困難である。特に、顔料インクを使用する場合、2色以上のインクを混色すると彩度が低下するという問題がある。
そこで、色再現域を拡張するために、上記3色インクセット、又は4色インクセットのインクの他に、色空間においてそれぞれの中間の色相角を有するレッド、グリーン、ブルーなどの特色インクを用いる方法が知られている(特許文献1)。特許文献1によれば、レッド、グリーン、ブルーの領域をシアン、マゼンタ、イエローの2色以上の混色で表現するのではなく、特色のインクそのままで表現する。従って、彩度低下を起こすことがなく、鮮やかな色再現が可能となり、より広い色再現域を表現できる。
また、近年は彩度を高めるための特色インクに加えて、或いはその代わりに、ブラックインクとは濃度の異なる無彩色のグレーインクを複数用いるカラープリンタも多く現れている。グレーインクを用いることで、色転びと粒状感を低減した、より安定したグレーラインを再現することが可能である。
しかしながら、顔料インクを用いた場合、以下のような問題がある。印字後の顔料粒子は、紙などの記録媒体におけるインク受容層の上部近傍に存在する。そのため、顔料インクの付着量が多い部分と少ない部分との間に、光沢度や質感などの差異が生じる。基本的に、シャドー部の濃度の高い領域にはインク付着量が多く、そのため光沢度が低いマットな質感になる。また、ハイライト領域にはインク付着量が少ないので、記録媒体の光沢度が高い場合は、光沢度が高く、光沢感のある質感となる。また、インクの特性によっては、例えば、ブラックやブルーのインクは個々のインクだけで印字した場合の光沢度が高い。このように、光沢度や質感の異なる色の領域が隣接すると、画像内での光沢度や質感の差(光沢ムラ)が顕著に表れるようになり、画質低下の原因となる。
また、顔料インクにはブロンズ現象が顕著に起こる問題がある。ブロンズ現象とは、照明光が印字物で正反射する際、照明光とは異なった色を反射する現象である。インクの特性によっては、例えば、シアンインクやブルーインクが多く印字されている領域では、照明光が赤くブロンズする傾向がある。このようなブロンズ現象も画質低下の原因となっている。
これらの顔料インクの問題に対し、記録媒体を着色しない無色透明のインク(以下、クリアインクと呼ぶ)を用いることで光沢度の差を緩和する方法が知られている(特許文献2)。また、クリアインクを使用する場合に、着色インクの付着量が所定量以下の場合には、透明インクの量を多くして、記録媒体上の光沢均一性を確保し、ブロンズ現象の発生を低減させる方法も知られている(特許文献3)。
特開平8−244254号公報 特開2003−191601号公報 特開2006−27194号公報
上述の通り、従来の顔料インクを使ったカラープリンタにおいては、レッド、グリーン、ブルーなどの特色インクを用いることで鮮やかな発色と広い色再現域を確保することが可能である。しかし、その一方、光沢ムラやブロンズ現象が発生しやすくなるという問題があり、必ずしも十分な画質を得ることができなかった。この問題に対し、従来のカラープリンタはクリアインクを使用することにより、光沢均一性を確保し、ブロンズ現象を低減させていた。しかしながら、全てのカラープリンタがクリアインクを備えているわけではない。また、クリアインクをカラープリンタに備えることはカラープリンタの規模を増大させることになり、コストの上昇につながる。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、色再現域の減少を抑制しつつ光沢ムラやブロンズ減少の発生を抑制した印刷を可能にする技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、第1の本発明は、シアン、マゼンタ、及びイエローを含む基本色の記録剤と、前記基本色とは色相が異なる特色の記録剤と、を用いて記録媒体に印刷を行う印刷装置のために、印刷対象画像を表す画像データを、前記基本色及び前記特色を含む第1表色系で表される画像データに変換する画像処理装置であって、前記画像データを構成する画素データを、前記第1表色系で表される画素データに変換する第1変換手段と、前記画像データを構成する画素データを、前記基本色のみを含む第2表色系で表される画素データに変換する第2変換手段と、前記印刷対象画像の所定の領域を選択する選択手段と、前記画像データを構成する画素データのうち、前記選択手段によって選択された選択領域に含まれない画素データを前記第1変換手段で変換し、前記選択領域に含まれる画素データを前記第2変換手段で変換するよう制御する制御手段と、を備えることを特徴とする画像処理装置を提供する。
また、第2の本発明は、シアン、マゼンタ、及びイエローを含む基本色の記録剤と、前記基本色とは色相が異なる特色の記録剤と、を用いて記録媒体に印刷を行う印刷装置のために、印刷対象画像を表す画像データを、前記基本色及び前記特色を含む第1表色系で表される画像データに変換する画像処理装置の制御方法であって、前記画像データを構成する画素データを、前記第1表色系で表される画素データに変換する第1変換工程と、前記画像データを構成する画素データを、前記基本色のみを含む第2表色系で表される画素データに変換する第2変換工程と、前記印刷対象画像の所定の領域を選択する選択工程と、前記画像データを構成する画素データのうち、前記選択工程によって選択された選択領域に含まれない画素データを前記第1変換工程で変換し、前記選択領域に含まれる画素データを前記第2変換工程で変換するよう制御する制御工程と、を備えることを特徴とする制御方法を提供する。
また、第3の本発明は、シアン、マゼンタ、及びイエローを含む基本色の記録剤と、前記基本色とは色相が異なる特色の記録剤と、を用いて記録媒体に印刷を行う印刷装置のために、印刷対象画像を表す画像データを、前記基本色及び前記特色を含む第1表色系で表される画像データに変換する画像処理装置のコンピュータを、前記画像データを構成する画素データを、前記第1表色系で表される画素データに変換する第1変換手段、前記画像データを構成する画素データを、前記基本色のみを含む第2表色系で表される画素データに変換する第2変換手段、前記印刷対象画像の所定の領域を選択する選択手段、前記画像データを構成する画素データのうち、前記選択手段によって選択された選択領域に含まれない画素データを前記第1変換手段で変換し、前記選択領域に含まれる画素データを前記第2変換手段で変換するよう制御する制御手段、として機能させるためのプログラムを提供する。
なお、その他の本発明の特徴は、添付図面及び以下の発明を実施するための最良の形態における記載によって更に明らかになるものである。
以上の構成により、本発明によれば、色再現域の減少を抑制しつつ光沢ムラやブロンズ減少の発生を抑制した印刷を行うことが可能となる。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。以下で説明される個別の実施形態は、本発明の上位概念から下位概念までの種々の概念を理解するために役立つであろう。
なお、本発明の技術的範囲は、特許請求の範囲によって確定されるのであって、以下の個別の実施形態によって限定されるわけではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせ全てが、本発明に必須とは限らない。
本発明の画像処理装置をホストコンピュータに適用した実施例について説明する。図2は、実施例1に係るホストコンピュータ201の構成を示す機能ブロック図である。ホストコンピュータ201は、CPU202、メモリ203、HDD204、インターフェイス205、CRT206、及び入力部207を備える。
CPU202は、HDD204に格納されたプログラムを実行することにより、後述するような画像データの様々な変換処理や記憶処理に関する処理全般を行う。
メモリ203は、変換処理を行う際のワークエリアとして、また、画像データの一時的な記憶領域として用いられる。なお、画像データの変換処理などを実行するためのプログラムは、外部装置(不図示)などからホストコンピュータ201に供給される形態であってもよい。
ユーザは、CRT206を確認しながら、入力部207を用いて各種コマンドをホストコンピュータ201に入力する。
ホストコンピュータ201は、インターフェイス205を介してインクジェットプリンタ208(印刷装置)と接続されている。CPU202は、変換処理を施した画像データをインクジェットプリンタ208に送信して印刷を実行させる。
インクジェットプリンタ208は、シアン(C)、マゼンタ(M)、及びイエロー(Y)を含む基本色のインク(記録剤)を有する。インクジェットプリンタ208はまた、基本色とは色相が異なる特色のインクとして、レッド(R)、グリーン(G)、及びブルー(B)のインクを有する。インクジェットプリンタ208は更に、基本色のインクとして、ブラック(K)、グレー(Gy)、ライトシアン(LC)、及びライトマゼンタ(LM)のインクのうちの少なくとも1つを有してもよい。本実施例では、インクジェットプリンタ208は、上記10色のインクを用いて紙などの記録媒体に印刷を行うものとする。
図3は、ホストコンピュータ201が実行する画像データの変換処理を説明するブロック図である。図3に示す各ブロックの機能は、CPU202がHDD204に格納されたプログラムを実行することにより実現される。もちろん、図3に示す各ブロックの機能は、ホストコンピュータ201備える専用のハードウェア(不図示)によって実現されてもよい。
本実施例では、印刷対象画像はレッド(R)、グリーン(G)、及びブルー(B)の輝度信号で表される画像データとしてHDD204に格納されているものとするが、この画像データはRGB表色系以外の表色系で表されるものであってもよい。本実施例の変換処理は、印刷対象画像の画像データを、最終的にはインクジェットプリンタ208で記録可能な、C、M、Y、K、LC、LM、Gy、R、G、及びBの2値データに変換する。
属性設定部301は、画像データ(RGBデータ)を構成する画素データそれぞれに属性情報が付加する。属性設定部301で行われる処理の詳細については後述する。属性情報を付加されたRGBデータは、色変換処理部302(制御手段)において色変換処理及びインク色展開処理が行われる。色変換処理部302で行われる処理についても後述する。
色変換処理部302から出力された変換後の画像データ(CMYKLCLMGyRGBデータ)はγ補正処理部303に送られ、γ補正処理が行われる。γ補正処理部303から出力されたCMYKLCLMGyRGBデータはハーフトーン処理部304に送られ、ハーフトーン処理が行われて2値データに変換される。
図4を参照して、色変換処理部302の詳細について説明する。図4は、色変換処理部302が実行する処理を説明するブロック図である。
属性情報が付加されたRGBデータが色変換処理部302に入力されると、まず属性判定部401において属性情報が判定され、処理が分岐する。属性判定部401は、属性情報に基づいて、処理対象画素に対して全インク色を使った色変換処理を行うか、又は基本インク色のみを使った色変換処理を行うかの判定を行う。
全インク色を使った色変換処理とは、本実施例の場合では、インクジェットプリンタ208が備えているC、M、Y、K、LC、LM、Gy、R、G及びBの色を含む表色系(第1表色系)を使った色変換処理を示す。これは特色インクを使った色変換処理であるため、高彩度の発色で広い色再現域を実現することが可能な色変換処理である。
一方、基本インク色のみを使った色変換処理とは、本実施例の場合では、特色インクであるR、G及びBインクを除いたC、M、Y、K、LC、LM、Gyの色を含む表色系(第2表色系。但し、K、LC、LM、Gyは含まなくてもよい)を使った色変換処理を示す。特に、濃度特性が低い淡インク(LC、LM、Gyインク)を多めに使用した色変換処理を行えば、光沢均一性が良好にし、ブロンズ現象の発生を低減することができる。この場合、淡インクを用いているために高彩度の発色を実現することが困難であり、色再現域が狭くなるとい傾向がある。
全インク色を使った色変換処理の属性が設定されている画素データは、属性判定部401から全インク色用色変換部402へ送られる。全インク色用色変換部402は、色味を調整するためにRGB各成分の値を調整する。ここでの調整は例えば、3次元ルックアップテーブル(3DLUT)を用いて行われる。全インク色用色変換部402で処理されたRGBの画素データは、全インク色用インク色展開部403(第1変換手段)へ送られる。
全インク色用インク色展開部403は、入力されたRGBの画素データを、対応するインク色(CMYKLCLMGyRGB)の画素データに変換する。ここでの変換は例えば、3DLUTを用いて行われる。変換後の画素データは、色変換処理部302の処理結果として出力される。
一方、基本インク色を使った色変換処理の属性が設定されている画素データは、属性判定部401から基本インク色用色変換部404へ送られる。基本インク色用色変換部404は、色味を調整するためにRGB各成分の値を調整する。ここでの調整は例えば、3DLUTを用いて行われる。前述の通り、基本インク色での色再現域は、全インク色での色再現域より小さい。そのため、全ての領域で同じ色再現をできるわけではないが、基本インク色用色変換部404は、全インク色用色変換部402と同じ色再現をできる領域では、同じ色再現となるような色変換を行う。同じ色再現をできない領域では、できるだけ見た目の印象が同じに見える色に色変換される。基本インク色用色変換部404で処理されたRGBの画素データは、基本インク色用インク色展開部405(第2変換手段)へ送られる。
基本インク色用インク色展開部405は、入力されたRGBの画素データを、対応する基本インク色(CMYKLCLMGy)の画素データに変換する。ここでの変換は例えば、3DLUTを用いて行われる。変換後の画素データは、色変換処理部302の処理結果として出力される。
次に、属性設定部301で行われる処理を説明する。説明するにあたって、印刷対象画像データに対して、光沢ムラがある領域、又はブロンズ現象が発生している領域(選択領域)が設定されていることを前提とする。また、選択領域の処理方法をユーザが選択していることを前提とする。この領域選択と処理方法の選択については、後ほど詳細に説明する。本実施例では、ユーザの指示に従って選択領域が設定されるものとするが、いかなる方法で選択領域が設定されても構わない。
図7は、属性設定部301で行われる処理の流れを示すフローチャートである。
S701で、属性設定部301は、選択領域が存在するか否かを判定する。存在しない場合はS702に進み、存在する場合はS703に進む。
S702で、属性設定部301は、印刷対象画像全域の画素に対して、全インク色用の色変換処理を行うように属性設定する。
S703は、印刷対象画像の全画素について処理を行うループ処理の開始位置を示す。ループ処理の中では、最初にS704で、属性設定部301は、処理対象画素が選択領域に含まれる画素であるか否かを判定する。選択領域内の場合はS706へ進み、選択領域外の場合はS705に進む。
S705で、属性設定部301は、選択領域外の画素に対して、全インク色用の色変換処理を行うように属性設定する。
S706で、属性設定部301は、選択領域内の画素が、「選択領域の全ての画素を基本インク色の色変換処理で行う」設定になっているか否かを判定する。ユーザによって、選択領域内の画素の処理を「選択領域の全ての画素を基本インク色の色変換処理で行う」に設定されている場合は、S707に進み、そうでない場合はS708に進む。
S707で、属性設定部301は、選択領域内の画素に対して、基本インク用の色変換処理を行うように属性設定する。
S708で、属性設定部301は、選択領域内の画素の処理が、「選択領域の全ての画素を全インク色の色変換処理で行う」設定になっているか否かを判定する。ユーザによって、選択領域内の画素の処理を「選択領域の全ての画素を全インク色の色変換処理で行う」に設定されている場合は、S709に進み、そうでない場合はS710へ進む。
S710で、属性設定部301は、処理対象画素を基本インク色用の色変換処理で処理した場合に、全インク色用の色変換処理で処理した場合の色と同じ色を再現できるか否かを判定する。S710における処理を実現するために、属性設定部301は、予め基本インク色用の色再現域と全インク色用の色再現域の情報を把握しておき、基本インク色用の色変換処理で再現可能か否かの情報を3DLUTの形式でもって置く。例えば、入力データはRGB、出力データは再現可能又は不可能を示す情報を保持している3DLUTが使用される。この3DLUTを使って、属性設定部301は、処理対象画素が色再現可能か否かを判定する。処理対象画素が基本インク色用の色変換処理で色再現可能である場合はS711に進み、属性設定部301は、処理対象画素に対して、基本インク色用の色変換処理を行うように属性設定を行う。一方、色再現できない場合はS712に進み、属性設定部301は、処理対象画素に対して、全インク色用の色変換処理を行うように属性設定を行う。
S713はループ処理の終了位置を示す。印刷対象画像の全画素について処理が終了したら、属性設定部301の処理は終了する。
ここで、色再現について更に詳細に説明する。基本インク色用の色変換処理で得られる画素データに基づいてインクジェットプリンタ208が記録媒体に印刷した画素が表す色を第1の色とする。全インク色用の色変換処理で得られる画素データに基づいてインクジェットプリンタ208がその記録媒体に印刷した画素が表す色を第2の色とする。そして、第1の色と第2の色が同一、或いは違いを認識困難な程度に類似するように基本インク色用の色変換処理を実行可能な場合に、「色再現性がある」という。
次に、ユーザが選択領域を設定するための手順を説明する。図8は、選択領域を設定するためにホストコンピュータ201が実行する処理の流れを示すフローチャートである。
S801で、ホストコンピュータ201は、印刷対象画像をインクジェットプリンタ208に出力(印刷)させる。この段階では選択領域が存在しないので、全ての画素に対して全インク色用の色変換処理が施された上で印刷が行われる。使用する記録媒体の選択や印刷品位の選択はユーザの設定に従う。
S802で、ユーザは、出力された画像を目視で確認し、光沢ムラやブロンズ現象が発生していないかをチェックする。
S803で、ユーザは、光沢ムラやブロンズ現象の修正を行うか否かを決定する。光沢ムラやブロンズ現象は出力先の記録媒体の種類、画像の絵柄、出力物を見る環境、出力物を見る角度などによってその傾向が違ってくる。ユーザは出力物の絵柄やその使用用途に鑑みて、光沢ムラやブロンズ現象の修正が必要か否かを判断する。修正を行う場合はS804に進む。修正を行わない場合は本フローチャートの処理が終了する。S803において、ホストコンピュータ201は、ユーザが修正を行うか否かを選択可能なグラフィカルユーザインタフェース(GUI)などをCRT206に表示する。
S804で、ホストコンピュータ201はユーザの指示に従い、印刷対象画像の所定の領域、即ち修正対象の領域を選択し、その選択領域の処理方法を設定する。ユーザは、修正したいと思う光沢ムラやブロンズ現象が発生している領域を指定して、その指定した領域をどのように処理するかを選択する。詳細は図5を参照して後述する。
S805で、ホストコンピュータ201は、S804において選択された処理方法に従って印刷対象画像の画像データを変換し、インクジェットプリンタ208に再度印刷を行わせる。そして、S802に戻り、ユーザがこれ以上の修正は不要と判断するまで同じ処理を繰り返す。
次に、図5を参照して、図8のS804で行われる処理の詳細を説明する。S803においてユーザが修正を行うと指示した場合に、図5に示すGUIがCRT206に表示される。
画像表示領域51には印刷対象画像が表示されている。ユーザは、例えば、マウス等の入力機器(これは入力部207に含まれる)を使用して、光沢ムラやブロンズ現象が発生している領域を指定する。例えば、選択領域52は、図に示すように点線で囲まれた領域とする。ユーザは指定した領域について、基本インク色用の色変換処理で出力した場合に、全インク色用の色変換処理で出力した色と同じ色再現が可能であるかを判定するために、色再現可否判定ボタン53を押下する。色再現可否判定ボタン53が押下されると、指定された領域の画素に対して、図7のS710と同様の方法により、色再現可能かどうかの判定が行われる。ホストコンピュータ201は、例えば、選択領域52において、色再現できない画素の色を反転して表示することにより、判定結果を表示する。
選択領域変更ボタン54は、色再現判定の結果を考慮して、ユーザが選択領域を変更したい場合に押下すると、選択領域がリセットされる。処理方法選択リストボックス55において、選択領域52の処理方法を選択する。処理方法の選択肢には、以下の3つ選択肢が存在する。
1.選択領域の全ての画素を基本インク色用の色変換で処理する。
2.選択領域の全ての画素を全インク色用の色変換で処理する。
3.色再現可能な画素のみ基本インク色用の色変換で処理し、それ以外は全インク色用の色変換で処理する。
ユーザは上記の選択肢から選択領域の処理方法を選択する。ユーザは設定ボタン56を押下し、領域選択及び処理方法の設定を終了する。また、キャンセルボタン57を押下すると、設定した内容を破棄して設定を終了する。
設定ボタン56が押下されると、ホストコンピュータ201は、選択領域52を、印刷対象画像における選択領域として選択する。
図6は、ユーザが図5のGUIにて行う操作の流れを示すフローチャートである。S601は領域選択を行うか否かを選択するステップである。領域選択する場合はS603に進む。領域選択しない場合は、S602に進み、印刷対象画像の全領域を全インク色用の色変換処理で行うように属性設定を行い、処理を終了する。S603はユーザが領域選択するステップである。S604は選択された領域が、基本インク色用の色変換処理で出力された場合、全インク色用の色変換処理で出力された場合の色を再現できるか否かを画素単位で行うステップである。色再現可否判定ボタン53が押下された場合の処理が行われる。選択された領域全てが基本インク色用の色変換処理で再現可能な場合は、S607へ進む。再現できない場合は、S605へ進む。S605はユーザが選択領域を再選択するかどうか分岐するステップである。再選択する場合はS603へ戻り、再選択しない場合はS606へ進む。S606は処理方法を選択するステップであって、「選択領域の全ての画素を基本インク用の色変換で処理する」を選択するかどうかを設定するステップである。「選択領域の全ての画素を基本インク用の色変換で処理する」を設定した場合は、S607へ進み、設定しない場合は、S608へ進む。S607は、選択領域の全ての画素に対して、基本インク色用の色変換処理で行うように属性を設定するステップである。S608は「再現可能な画素のみ基本インク用の色変換で処理し、それ以外は全インク用の色変換で処理する」を選択するかどうかを設定するステップである。「再現可能な画素のみ基本インク用の色変換で処理し、それ以外は全インク用の色変換で処理する」を設定した場合は、S609に進み、設定しない場合は、S610に進む。S609は、選択領域の画素のうち、再現可能な画素のみ基本インク用の色変換処理を行うように属性設定を行い、それ以外は全インク用の色変換処理を行うように属性設定を行うステップである。S610は選択領域の全ての画素に対して、全インク用の色変換処理で行うように属性を設定するステップである。そして、最後に、S611は選択領域以外の画素に対して、全インク色用の色変換処理を行うように属性を設定するステップである。
以上説明したように、本実施例によれば、ホストコンピュータ201は、印刷対象画像の所定の領域(選択領域)を選択する。そして、選択領域に含まれない画素データに対して全インク色用変換処理を行い、選択領域に含まれる画素データに対して基本インク色用変換処理を行い、インクジェットプリンタ208に印刷を行わせる。
これにより、色再現域の減少を抑制しつつ光沢ムラやブロンズ減少の発生を抑制した印刷を行うことが可能となる。
また、色再現域を広くすることを優先する場合は、図7のS710乃至S712を参照して説明したように、ホストコンピュータ201は、選択領域内の画素データであっても色再現不可能な場合は全インク色用変換処理を行ってもよい。
<変形例1>
実施例1では、ユーザが手作業で選択領域を設定したが、ホストコンピュータ201が以下に説明するアルゴリズムに従って自動的に選択領域を設定してもよい。
図9は、図8を変形したフローチャートである。
S901で、ホストコンピュータ201は、印刷対象画像(の少なくとも一部)を表す複数の画素データに基づく印刷を行った場合に光沢ムラが発生する領域を検出する。光沢ムラの検出は、例えば以下のように行うことができる。
まず、予め全インク色用の色変換処理を用いて出力した場合の各色における光沢度を測定しておく。測定結果は全ての色に対してではなく、3DLUTの形式で保持しておき、随時、3DLUTを使った補間計算により光沢度を計算する。この光沢度は、記録媒体の種類によって異なるため、記録媒体ごとに予め用意しておく。
次に、印刷対象画像を1画素ずつ走査していき、ある既定の範囲以上同じ色が連続して存在している箇所を「べた領域」と呼ぶ。ホストコンピュータ201は、色が異なるべた領域が隣接して存在しており、その色の光沢度の差が所定値以上の場合に光沢ムラが発生する可能性があると判断する。
S902で、ホストコンピュータ201はユーザの指示に従い、処理方法の設定を行う。このとき、ユーザは、S901で光沢ムラが発生する可能性があるとして検出された領域の画素に対して、どのように処理を行うかを選択する。図1は、ユーザがS902において処理方法を選択するためのGUIを示す図である。印刷対象画像は画像表示領域101に表示されており、S901で光沢ムラが発生する可能性があるとして検出された領域102は点線により示されている。ユーザは処理方法選択リスト103によって処理方法を選択し、設定ボタン104を押下して処理方法の設定を終了する。また、キャンセルボタン105が押下されると、ホストコンピュータ201は処理を中止する。
<変形例2>
図9のS901では、ホストコンピュータ201は、光沢ムラの代わりにブロンズ現象が発生する領域を検出してもよい。ブロンズ現象の検出は、例えば以下のように行うことができる。
まず、予め全インク色用の色変換処理を用いて出力した場合の各色においてブロンズ現象が発生する色をピックアップしておき、リストにしておく。このブロンズ現象が発生する色は記録媒体の種類によって異なるため、記録媒体ごとに予め用意しておく。
次に、印刷対象画像を1画素ずつ走査していき、ある既定の範囲以上同じ色が連続して存在している箇所を「べた領域」と呼ぶ。ホストコンピュータ201は、べた領域があるかを探索する。べた領域がある場合、その色がブロンズ現象が発生する可能性がある色であるかをリストと比較して調査を行い、リストと一致する又はほぼ同じ色と判断される場合には、ブロンズ現象が発生する可能性がある領域として検出する。
<変形例3>
変形例1及び変形例2では、光沢ムラ或いはブロンズ現象が発生する可能性がある領域をホストコンピュータ201が自動で検出し、検出された領域に対しての処理方法をユーザが選択した。しかし、検出された領域の処理方法についても、(図1のGUIを利用して)ユーザが選択するのではなく、ホストコンピュータ201予め決まった処理方法を利用しても構わない。
[その他の実施形態]
上述した各実施形態の機能を実現するためには、各機能を具現化したソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒体をシステム或は装置に提供してもよい。そして、そのシステム或は装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによって、上述した各実施形態の機能が実現される。この場合、記録媒体から読み出されたプログラムコード自体が上述した各実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記録した記録媒体は本発明を構成することになる。このようなプログラムコードを供給するための記録媒体としては、例えば、フロッピィ(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスクなどを用いることができる。或いは、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることもできる。
また、上述した各実施形態の機能を実現するための構成は、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することだけには限られない。そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって上述した各実施形態の機能が実現される場合も含まれている。
更に、記録媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書きこまれてもよい。その後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって上述した各実施形態の機能が実現される場合も含むものである。
ユーザがS902において処理方法を選択するためのGUIを示す図である。 実施例1に係るホストコンピュータの構成を示す機能ブロック図である。 実施例1に係るホストコンピュータが実行する画像データの変換処理を説明するブロック図である。 実施例1に係るホストコンピュータの色変換処理部が実行する処理を説明するブロック図である。 図8のS804で行われる処理の詳細を説明する図である。 ユーザが図5のGUIにて行う操作の流れを示すフローチャートである。 実施例1に係るホストコンピュータの属性判定部で行われる処理の流れを示すフローチャートである。 選択領域を設定するために実施例1に係るホストコンピュータが実行する処理の流れを示すフローチャートである。 図8を変形したフローチャートである。
符号の説明
201 ホストコンピュータ
208 インクジェットプリンタ

Claims (9)

  1. シアン、マゼンタ、及びイエローを含む基本色の記録剤と、前記基本色とは色相が異なる特色の記録剤と、を用いて記録媒体に印刷を行う印刷装置のために、印刷対象画像を表す画像データを、前記基本色及び前記特色を含む第1表色系で表される画像データに変換する画像処理装置であって、
    前記画像データを構成する画素データを、前記第1表色系で表される画素データに変換する第1変換手段と、
    前記画像データを構成する画素データを、前記基本色のみを含む第2表色系で表される画素データに変換する第2変換手段と、
    前記印刷対象画像の所定の領域を選択する選択手段と、
    前記画像データを構成する画素データのうち、前記選択手段によって選択された選択領域に含まれない画素データを前記第1変換手段で変換し、前記選択領域に含まれる画素データを前記第2変換手段で変換するよう制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記選択領域に含まれる画素データそれぞれについて、前記第2変換手段で得られる画素データに基づいて前記印刷装置が前記記録媒体に印刷した画素が、前記第1変換手段で得られる画素データに基づいて前記印刷装置が前記記録媒体に印刷した画素と同じ色を表すように、前記第2変換手段による変換を実行可能であるか否かを判定する判定手段を更に備え、
    前記制御手段は、前記判定手段により実行可能でないと判定された画素データについては、前記選択領域に含まれる画素データであっても前記第1変換手段で変換するよう制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記選択領域に含まれる画素データそれぞれについて、前記第2変換手段で得られる画素データに基づいて前記印刷装置が前記記録媒体に印刷した画素が、前記第1変換手段で得られる画素データに基づいて前記印刷装置が前記記録媒体に印刷した画素と同じ色を表すように、前記第2変換手段による変換を実行可能であるか否かを判定する判定手段と、
    ユーザの指示に従い、前記判定手段により実行可能でないと判定された画素データを前記第1変換手段で変換するか前記第2変換手段で変換するかを決定する決定手段と、
    を更に備え、
    前記制御手段は、前記決定手段が前記第1変換手段で変換すると決定した場合、前記判定手段により実行可能でないと判定された画素データについては、前記選択領域に含まれる画素データであっても前記第1変換手段で変換するよう制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 前記印刷対象画像を表示する表示手段を更に備え、
    前記選択手段は、前記表示手段が表示した画像においてユーザが指定した領域を選択する
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  5. 前記印刷対象画像の少なくとも一部を表す複数の画素データを前記第1変換手段で変換して得られる複数の画素データに基づいて前記印刷装置が前記記録媒体に印刷した画像において光沢ムラが発生する領域を検出する検出手段を更に備え、
    前記選択手段は、前記検出手段が検出した領域に対応する前記印刷対象画像の領域を選択する
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  6. 前記印刷対象画像の少なくとも一部を表す複数の画素データを前記第1変換手段で変換して得られる複数の画素データに基づいて前記印刷装置が前記記録媒体に印刷した画像においてブロンズ現象が発生する領域を検出する検出手段を更に備え、
    前記選択手段は、前記検出手段が検出した領域に対応する前記印刷対象画像の領域を選択する
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  7. 前記基本色は、ブラック、グレー、ライトシアン、及びライトマゼンタのうちの少なくとも1色を更に含み、
    前記第2変換手段は、光沢ムラ及びブロンズ現象の発生を抑制するように画素データを変換する
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  8. シアン、マゼンタ、及びイエローを含む基本色の記録剤と、前記基本色とは色相が異なる特色の記録剤と、を用いて記録媒体に印刷を行う印刷装置のために、印刷対象画像を表す画像データを、前記基本色及び前記特色を含む第1表色系で表される画像データに変換する画像処理装置の制御方法であって、
    前記画像データを構成する画素データを、前記第1表色系で表される画素データに変換する第1変換工程と、
    前記画像データを構成する画素データを、前記基本色のみを含む第2表色系で表される画素データに変換する第2変換工程と、
    前記印刷対象画像の所定の領域を選択する選択工程と、
    前記画像データを構成する画素データのうち、前記選択工程によって選択された選択領域に含まれない画素データを前記第1変換工程で変換し、前記選択領域に含まれる画素データを前記第2変換工程で変換するよう制御する制御工程と、
    を備えることを特徴とする制御方法。
  9. シアン、マゼンタ、及びイエローを含む基本色の記録剤と、前記基本色とは色相が異なる特色の記録剤と、を用いて記録媒体に印刷を行う印刷装置のために、印刷対象画像を表す画像データを、前記基本色及び前記特色を含む第1表色系で表される画像データに変換する画像処理装置のコンピュータを、
    前記画像データを構成する画素データを、前記第1表色系で表される画素データに変換する第1変換手段、
    前記画像データを構成する画素データを、前記基本色のみを含む第2表色系で表される画素データに変換する第2変換手段、
    前記印刷対象画像の所定の領域を選択する選択手段、
    前記画像データを構成する画素データのうち、前記選択手段によって選択された選択領域に含まれない画素データを前記第1変換手段で変換し、前記選択領域に含まれる画素データを前記第2変換手段で変換するよう制御する制御手段、
    として機能させるためのプログラム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012006244A (ja) * 2010-06-24 2012-01-12 Canon Inc インクジェット記録装置および記録方法
JP2012040694A (ja) * 2010-08-12 2012-03-01 Canon Inc 画像形成装置および画像形成方法

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