JP2001016476A - 画像処理装置及びその方法、コンピュータ可読メモリ - Google Patents

画像処理装置及びその方法、コンピュータ可読メモリ

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JP2001016476A
JP2001016476A JP11188127A JP18812799A JP2001016476A JP 2001016476 A JP2001016476 A JP 2001016476A JP 11188127 A JP11188127 A JP 11188127A JP 18812799 A JP18812799 A JP 18812799A JP 2001016476 A JP2001016476 A JP 2001016476A
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Takatsune Akaishi
貴恒 赤石
Akio Iino
明夫 飯野
Zenichi Ishikawa
善一 石川
Hiroshi Endo
浩志 遠藤
Hisashi Matsumoto
久 松本
Hidekazu Takagi
英一 高木
Takeshi Ozasa
剛 小笹
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カラープリンタ装置とスクリーン捺染装置間
の色再現を容易に校正することができる画像処理装置を
提供する。 【解決手段】 色表現の校正対象装置として、スクリー
ン捺染装置400、カラープリンタ装置200のどちら
かを選択する。選択された校正対象装置のカラーパッチ
データから、スクリーン捺染装置400とカラープリン
タ装置200間の色表現を校正するための色補正テーブ
ル303の代表点の目標値を算出する。校正対象装置に
対する被校正対象装置のカラーパッチデータに基づい
て、被校正対象装置の色表現で表現されるデータ群を管
理するデータベース304を作成する。算出された目標
値に基づく色補正テーブル303の各代表点の補正値
を、データベース304を参照して設定する。設定され
た色補正テーブル303の各代表点の補正値に対し、校
正対象装置の色表現の各チャネル毎にスムージング処理
を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スクリーン捺染装
置とカラープリンタ装置間の色表現を校正する画像処理
装置及びその方法、コンピュータ可読メモリに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】スクリーン捺染装置の記録物とカラープ
リンタの記録物との色再現を同じにする手段として、従
来は、スポットカラー表現であるスクリーン捺染装置の
記録物の色再現に合うように、プロセスカラー表現であ
るカラープリンタにおいて、RGBもしくはCMYKの
デジタルデータで作成したカラーパッチを出力して、そ
のカラーパッチの中からスクリーン捺染装置の記録物の
色と同じようなパッチを人が目視により色を選択し、そ
のパッチの色を元に、作業者が記録物のオリジナルのデ
ータをレタッチし、カラープリンタで出力していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、スクリ
ーン捺染装置の記録物の色と同じ色を、カラープリンタ
で出力したカラーパッチの中から見つけ出し、レタッチ
を行ってカラープリンタで同じような色再現の記録物を
得ることは、作業者のスキルが必要であり、難しい作業
である。
【0004】また、カラープリンタを見本作成機とし
て、スクリーン捺染装置を本生産機として使用する場合
には、プロセスカラーで表現するカラープリンタで記録
した階調性豊かな記録物と同じような記録物をスクリー
ン捺染装置で作成しなければならない。しかし、スクリ
ーン捺染装置は、通常、スポットカラー表現であるた
め、カラープリンタで得意なCGや写真調の絵を表現す
ることは難しく、色再現を一致させることも困難であっ
た。そのため、カラープリンタで出力した記録物の色再
現とスクリーン捺染装置の記録物の色再現を合わせると
いったことは、ほとんど行われていなかった。
【0005】本発明は上記の問題点に鑑みてなされたも
のであり、カラープリンタ装置とスクリーン捺染装置間
の色再現を容易に校正することができる画像処理装置及
びその方法、コンピュータ可読メモリを提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明による画像処理装置は以下の構成を備える。
即ち、スクリーン捺染装置とカラープリンタ装置間の色
表現を校正する画像処理装置であって、前記色表現の校
正対象装置として、前記スクリーン捺染装置、前記カラ
ープリンタ装置のどちらかを選択する選択手段と、前記
選択手段で選択された校正対象装置のカラーパッチデー
タから、スクリーン捺染装置とカラープリンタ装置間の
色表現を校正するための色補正テーブルの代表点の目標
値を算出する算出手段と、前記校正対象装置に対する被
校正対象装置のカラーパッチデータに基づいて、前記被
校正対象装置の色表現で表現されるデータ群を管理する
データベースを作成する作成手段と、前記算出手段で算
出された目標値に基づく前記色補正テーブルの各代表点
の補正値を、前記データベースを参照して設定する設定
手段と、前記設定手段で設定された前記色補正テーブル
の各代表点の補正値に対し、前記校正対象装置の色表現
の各チャネル毎にスムージング処理を行うスムージング
処理手段とを備える。
【0007】また、好ましくは、前記スクリーン捺染装
置で記録するカラーパッチと前記カラープリンタ装置で
記録するカラーパッチの特徴量は、前記色補正テーブル
の代表点の補正値に含まれる。
【0008】また、好ましくは、前記スクリーン捺染装
置で記録するカラーパッチと前記カラープリンタ装置で
記録するカラーパッチの特徴量の測定のサンプリング間
隔において、所定特徴量以上の領域のサンプリング間隔
は、他の領域のサンプリング間隔より小さい。
【0009】また、好ましくは、前記色補正テーブルの
グレイ軸上の代表点の補正値に対し、所定処理を施す処
理手段とを更に備える。
【0010】また、好ましくは、前記処理手段は、前記
色補正テーブルのグレイ軸上の代表点の補正値を構成す
る各チャネルの信号値を同一値に設定する。
【0011】また、好ましくは、前記処理手段は、前記
色補正テーブルのグレイ軸の代表点の中で最も明るい代
表点の補正値を構成する各チャネルの信号値に、前記ス
ムージング処理手段によるスムージング処理後の補正値
を構成する各チャネルの信号値のとり得る信号値の最大
値を設定する。
【0012】また、好ましくは、前記処理手段は、前記
色補正テーブルのグレイ軸の代表点の中で最も暗い代表
点の補正値を構成する各チャネルの信号値に、前記スム
ージング処理手段によるスムージング処理前の補正値を
構成する各チャネルの信号値の内の最小値を設定する。
【0013】上記の目的を達成するための本発明による
画像処理方法は以下の構成を備える。即ち、スクリーン
捺染装置とカラープリンタ装置間の色表現を校正する画
像処理方法であって、前記色表現の校正対象装置とし
て、前記スクリーン捺染装置、前記カラープリンタ装置
のどちらかを選択する選択工程と、前記選択工程で選択
された校正対象装置のカラーパッチデータから、スクリ
ーン捺染装置とカラープリンタ装置間の色表現を校正す
るための色補正テーブルの代表点の目標値を算出する算
出工程と、前記校正対象装置に対する被校正対象装置の
カラーパッチデータに基づいて、前記被校正対象装置の
色表現で表現されるデータ群を管理するデータベースを
作成する作成工程と、前記算出工程で算出された目標値
に基づく前記色補正テーブルの各代表点の補正値を、前
記データベースを参照して設定する設定工程と、前記設
定工程で設定された前記色補正テーブルの各代表点の補
正値に対し、前記校正対象装置の色表現の各チャネル毎
にスムージング処理を行うスムージング処理工程とを備
える。
【0014】上記の目的を達成するための本発明による
コンピュータ可読メモリは以下の構成を備える。即ち、
スクリーン捺染装置とカラープリンタ装置間の色表現を
校正する画像処理のプログラムコードが格納されたコン
ピュータ可読メモリであって、前記色表現の校正対象装
置として、前記スクリーン捺染装置、前記カラープリン
タ装置のどちらかを選択する選択工程のプログラムコー
ドと、前記選択工程で選択された校正対象装置のカラー
パッチデータから、スクリーン捺染装置とカラープリン
タ装置間の色表現を校正するための色補正テーブルの代
表点の目標値を算出する算出工程のプログラムコード
と、前記校正対象装置に対する被校正対象装置のカラー
パッチデータに基づいて、前記被校正対象装置の色表現
で表現されるデータ群を管理するデータベースを作成す
る作成工程のプログラムコードと、前記算出工程で算出
された目標値に基づく前記色補正テーブルの各代表点の
補正値を、前記データベースを参照して設定する設定工
程のプログラムコードと、前記設定工程で設定された前
記色補正テーブルの各代表点の補正値に対し、前記校正
対象装置の色表現の各チャネル毎にスムージング処理を
行うスムージング処理工程のプログラムコードとを備え
る。
【0015】上記の目的を達成するための本発明による
画像処理方法は以下の構成を備える。即ち、第1出力装
置と第2出力装置間の色表現を校正する画像処理方法で
あって、前記色表現の校正対象装置として、前記第1出
力装置、前記第2出力装置のどちらかを選択する選択工
程と、前記選択工程で選択された校正対象装置のカラー
パッチデータから、第1出力装置と第2出力装置間の色
表現を校正するための色補正テーブルの代表点の目標値
を算出する算出工程と、前記校正対象装置に対する被校
正対象装置のカラーパッチデータに基づいて、前記被校
正対象装置の色表現で表現されるデータ群を管理するデ
ータベースを作成する作成工程と、前記算出工程で算出
された目標値に基づく前記色補正テーブルの各代表点の
補正値を、前記データベースを参照して設定する設定工
程と、前記設定工程で設定された前記色補正テーブルの
各代表点の補正値に対し、前記校正対象装置の色表現の
各チャネル毎にスムージング処理を行うスムージング処
理工程とを備える。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
適な実施形態を詳細に説明する。 (実施形態1)実施形態1では、スクリーン捺染装置の
記録物の色再現に、カラープリンタ装置の色再現を合わ
せ込む場合について説明する。
【0017】カラープリンタ装置は、布に記録すること
が可能であり、CMYKインクに加え、特色4色を搭載
し、全部で8色のインクで画像を形成する。また、スク
リーン捺染装置においても、カラープリンタ装置と同様
にプロセスカラーで表現するようにし、8版で且つ各版
での捺染に用いる色についても同じ色のインクを用いる
ことを前提とする。尚、実施形態1では、カラープリン
タ装置としてインクジェットプリンタを採用する。
【0018】まず、実施形態1のカラープリンタ装置を
有するシステムのハードウェア構成について、図1を用
いて説明する。
【0019】図1は実施形態1のカラープリンタ装置を
有するシステムのハードウェア構成を示すブロック図で
ある。
【0020】図1において、CPU101はメインバス
107を介して情報処理装置1000全体の制御を実行
するとともに、情報処理装置1000の外部に接続され
る入力装置111(例えば、イメージスキャナ、記憶装
置、ネットワーク回線を介して接続される他の情報処理
装置、電話回線を介して接続されるファクシミリ等)を
入力I/F(インタフェース)104を介して制御す
る。また、情報処理装置1000の外部に接続される出
力装置112(例えば、プリンタ、モニタ、ネットワー
ク回線を介して接続される他の情報処理装置、電話回線
を介して接続されるファクシミリ等)を出力I/F10
5を介して制御する。また、CPU101は、KBDI
/F(キーボードインタフェース)106を介して入力
部(例えば、ポインティングデバイス123やキーボー
ド124やペン125)から入力された指示に従って、
画像の入力、画像処理、色変換処理、画像の出力制御等
の一連の処理を実行する。更に、入力装置111より入
力された画像データや、ポインティングデバイス123
やキーボード124やペン125を用いて作成された画
像データを表示する表示部130をビデオI/F(イン
タフェース)128を介して制御する。
【0021】ROM102は、CPU101の各種制御
を実行する各種制御プログラムを記憶している。RAM
103は、CPU101によりOSや本発明を実現する
ための制御プログラムを含むその他の制御プログラムが
ロードされ実行される。また、制御プログラムを実行す
るために用いられる各種作業領域、一時待避領域として
機能する。また、入力装置111より入力された画像デ
ータや、ポインティングデバイス123やキーボード1
24やペン125を用いて作成された画像データを、一
旦、保持するVRAM(不図示)が構成されている。
【0022】次に、実施形態1のカラープリンタ装置を
有するシステムの機能構成について、図2を用いて説明
する。
【0023】図2は実施形態1のカラープリンタ装置を
有するシステムの機能構成を示す図である。
【0024】カラープリンタ装置200(図1の出力装
置111に対応)には、外部計算機(図1の情報処理装
置1000に対応)300が接続され、外部計算機30
0の内部のインク色算出部301により、RGBデータ
の画像データを各インク色のデータに展開し、そのイン
ク色データをカラープリンタ装置200に送信する。カ
ラープリンタ装置200では、送信されてくるインク色
データを画像記憶部201に記憶する。記録の際には、
画像記憶部201よりインク色データを読み出し、その
インク色データに基づいて記録を行う。
【0025】スクリーン捺染装置400(図1の出力装
置111に対応)における色の分版は、カラープリンタ
装置200のインク色のデータへの展開と同じデータを
用いる。デジタルの版データの作成手順としては、ま
ず、RGBデータの画像データからインク色算出部30
1により、8つのインク色のグレイスケールデータ(多
値)を作成する。次に、その各インク色のグレイスケー
ルデータを2値化部302により2値データに変換す
る。この8つの2値データが、デジタルの版データとな
る。このデジタルの版データを基に、カラーパッチとす
る版を作成する。このカラーパッチとする版は、1度作
成しておけばよく、布種が変ってもこの版を用いてカラ
ーパッチを記録する。
【0026】カラープリンタ装置200とスクリーン捺
染装置間の色表現を校正する色補正テーブル303は、
RGBの3次元ルックアップテーブルであり、例えば、
RGBのそれぞれのチャネルが8ビットである場合は、
R、G、B各軸の0から255の範囲をNステップに刻
んだN3個の代表点の補正値を保持している。
【0027】この色補正テーブル303を使って、補正
値を算出する様子を図3に示す。
【0028】入力される画像データのRGB値が色補正
テーブル300の代表点の補正値と同じ値の場合は、そ
の代表点の補正値を変換後の補正値として出力する。ま
た、代表点以外の場合はそのRGB値を取り囲む8個の
代表点(a1〜a8)の補正値から線形補間により変換後
の補正値を算出する。線形補間は、例えば、8個の代表
点(a1〜a8)で構成される立方体の内部に存在するR
GB値の点をpとすると、p点で分割される8つの小直
方体の体積VKの比率による加重から次式で補間する。
【0029】p=Σwk・ak wk=Vk/V 尚、Vは8つの代表点(a1〜a8)から構成される立方
体の体積である。
【0030】但し、グレイバランスを保つために、入力
された画像データがR=G=Bのグレイの場合は、近傍
の2点のグレイ軸の代表点(a1、a7)から線形補間で
補正値を算出する。この場合の線形補間は、RGB値が
小さいグレイ軸上の代表点a 1から入力値の点pまでの
距離をLpとすると、距離の比率による加重から次式で
補間する。
【0031】p=(Lp・a1+(L−Lp)・a1)/L 尚、Lはa1からa7までの距離である。
【0032】次に、色補正テーブルの作成方法につい
て、図4を用いて説明する。
【0033】図4は実施形態1の色補正テーブルの作成
手順を示すフローチャートである。 (ステップS1) 色補正テーブル303のターゲット
として、スクリーン捺染装置400かカラープリンタ装
置200のいずれかを選択する。尚、実施形態1では、
スクリーン捺染装置400を選択する。 (ステップS2) ターゲットとして選択したスクリー
ン捺染装置400のカラーパッチの測色データから色補
正テーブル303の代表点の目標値を算出する。カラー
パッチのRGBカウント値は、色補正テーブル303の
代表点の補正値と同じ値を用いるようにする。但し、色
補正テーブル303のすべての代表点をカラーパッチと
して記録、測色することは手間がかかるので、ある程度
間隔をおいたサンプリング間隔で測色された代表点のR
GBカウント値をカラーパッチのRGBカウント値とす
る。
【0034】尚、このときのRGBカウント値のサンプ
リングとしては、濃度の高い領域での分解能が必要なの
で、RGBカウント値が小さい領域(高濃度領域)での
サンプリング間隔を小さくする。また、色補正テーブル
303の代表点でカラーパッチのRGBカウント値以外
の代表点については、このカラーパッチの測色デーから
線形補間で目標値を算出する。 (ステップS3) ターゲットとして選択したスクリー
ン捺染装置400の色再現を合わせ込むカラープリンタ
装置200のカラーパッチの測色データから、まず、ス
テップS2と同じ方法で色補正テーブル303の代表点
分のデータを作成する。また、色補正テーブル303の
代表点間の中間の値を線形補間により算出して、カラー
プリンタ装置200の色表現で表現されるデータ群を管
理するデータベース304を作成する。 (ステップS4) 色補正テーブル303のすべての代
表点の補正値について、それぞれの目標値に近くなるよ
うな補正値をデータベース304のデータより算出す
る。但し、処理対象の色補正テーブル303の代表点の
補正値において、その代表点の目標値に近いデータベー
ス304のデータが無い場合は、補正値が算出されない
場合がある。そのときは、対象の代表点の補正値を未設
定のままにして、次の代表点の処理に移り、すべての代
表点に対して処理を行う。 (ステップS5) ステップS4において未設定のまま
になっている代表点の補正値を隣接する代表点の補正値
から算出する。 (ステップS6) ステップS5までで作成された色補
正テーブル303の代表点の補正値について、隣接する
代表点との連続性を保つために代表点の補正値に対して
3次元的なスムージング処理を行う。 (ステップS7) ステップS6までで作成された色補
正テーブル303のグレイ軸上の代表点の補正値に対し
て、グレイの再現性をよくするための特別処理を行う。
【0035】次に、上記処理の具体例について、図5を
用いて説明する。
【0036】まず、m3個のRGBカウント値のカラー
パッチのデジタルデータを用意する。但し、N/2<m
≦Nでかつ、カラーパッチのRGB値は色補正テーブル
303の代表点の補正値で、隣接するカラーパッチの間
に2つ以上の色補正テーブル303の代表点がないよう
にする。また、高濃度領域のカラーパッチのRGBカウ
ント値の間隔を小さくする。
【0037】図5は、N=16、m=9とした場合の例
である。R、G、B各々のカウント値は{0、17、5
1、85、119、153、187、221、255}
のように、RGBカウント値の間隔をk、2k、2k、
…、2kとしている。
【0038】カラーパッチをカラープリンタ装置200
にて、スクリーン捺染装置400で使用する布と同じ布
に記録する。また、カラーパッチのスクリーン捺染用の
版を作成し、スクリーン捺染装置400においても記録
する。記録した各々のカラーパッチ(布)に対し、それ
ぞれの後処理(発色、洗濯)を行う。
【0039】次に、後処理の済んだ各々のカラーパッチ
から測定機でCMYの反射濃度を測定する。これによ
り、カラープリンタ装置200とスクリーン捺染装置4
00のカラーパッチのRGB値対CMY濃度のデータ対
が作成できる。
【0040】次に、色補正テーブル303の代表点の目
標値を設定する。スクリーン捺染装置400の色再現に
合わせ込むことが目的であるので、色補正テーブル30
3の代表点の目標値は、スクリーン捺染装置400のデ
ータが選択される。カラーパッチのRGBカウント値は
色補正テーブル303の代表点であるので、m=N以外
の場合は、カラーパッチのRGB値以外の代表点につい
て線形補間により算出し、すべての色補正テーブル30
3の代表点についての目標値を設定する。この様子を図
6に示す。
【0041】例えば、R、G、Bの各チャネルを8ビッ
トの値で表している場合は、設定する目標値には濃度値
C、M、YのDMinからDMaxの範囲を255から
0の範囲に正規化した値を設定する。この正規化した値
を、実測RGB値と呼ぶことにする。これにより、色補
正テーブル303の代表点のRGB値における目標値の
実測RGB値が算出される。
【0042】次に、カラープリンタ装置200の色再現
のデータベース304(データ対)を作成する。m=N
以外の場合は、前述の方法と同様にして、まずは、N3
個のデータ対を作成する。次に、さらに代表点の中間の
データを線形補間により算出し、全部で(2N−1)3
個のデータ対を作成する。これにより、カラープリンタ
装置200のRGB値に対応する実測RGB値が算出さ
れる。
【0043】色補正テーブル303の目標値とデータベ
ース304が作成されたので、これから色補正テーブル
303のすべての代表値の補正値を算出して行く。ま
ず、対象の代表点の目標値にRGB空間での距離が近い
データをデータベース304の中から取得し、一番近い
データの距離が所定値LMin以内である場合、そのデ
ータを代表点の補正値として設定する。
【0044】一方、所定値LMin以内でない場合は、
マスキング係数算出部305により対象代表点における
マスキング行列を算出し、そのマスキング行列と代表点
のRGB値の行列計算により補正値を算出する。
【0045】また、対象代表点の目標値に近いデータベ
ース304のデータが無い場合、マスキング係数算出部
305では、マスキング行列が算出されない場合があ
る。その場合は、その代表点の補正値を一時的に未設定
にしておき、次の代表点について処理を移る。
【0046】すべての代表点について処理が終わった
ら、未設定の代表点の補正値をR、G、B各々独立に、
近傍の既設定の代表点の補正値より線形補間により算出
する。
【0047】これですべての代表点の補正値の算出が終
了するが、代表点の補正値それぞれを独立に算出してい
るために、隣接する代表点の補正値との連続性がないの
でグラデーションにとびがある場合がある。これを解消
するために、算出した補正値のデータに対してR、G、
Bのチャネル独立に3次元のフィルタによるスムージン
グ処理を行う。これにより、代表点の補正値の連続性を
保証し、グラデーションをうまく表現できる。
【0048】最後に特別処理として、グレイ軸の代表点
についてスムージング処理後のデータR’、G’、B’
すると、その補正値をR=G=B=(R’+G’+B’)
÷3とする。グレイ軸の代表点の最も明るい代表点
(白)の補正値では、RGBチャネルの値のとり得る最
大値をMaxとすると、R=G=B=Maxとする。ま
た、グレイ軸の代表点の最も暗い代表点(黒)では、ス
ムージング処理前のデータをR”、G”、B”とする
と、その補正値をR=G=B=Min(R”、G”、
B”)とする。尚、Min(R”、G”、B”)とは、
R”、G”、B”の3つの値のうちの最小の値を示す。
このようにグレイ軸の代表点の補正値をR=G=Bとす
ることで、入力画像のRGBデータがグレイデータの場
合は、その補正値もグレイデータとなる。
【0049】以上説明したように、実施形態1によれ
ば、上述の処理により作成された色補正テーブルを使っ
て色変換を行うことで、容易にカラープリンタ装置の色
再現をスクリーン捺染装置の色再現に合わせることが可
能になる。
【0050】また、記録するカラーパッチのRGBカウ
ント値を色補正テーブルの代表点のRGBカウント値と
同じ値にし、分解能が必要な高濃度領域のカラーパッチ
の濃度の測定のサンプリング間隔を密にする。これによ
り、少ないカラーパッチの数からより正確なターゲット
値を簡単に算出することができるようになり、より高精
度の色補正テーブルを作成することができる。
【0051】また、色補正テーブルにより変換されるオ
リジナルの画像データの色にグレイ(R=G=B)が含
まれている場合にも、グレイが崩れることなく色変換を
行うことができ、良好なグレイバランスを保つことがで
きる。 (実施形態2)実施形態2では、カラープリンタ装置の
記録物の色再現に、スクリーン装置の色再現を合わせ込
む場合について説明する。
【0052】この場合、上記実施形態1で説明したカラ
ープリンタ装置200及びスクリーン捺染装置400そ
れぞれに対する処理内容の関係を反対に行えばよい。ま
た、色補正テーブルの作成手順、具体例等についても、
処理内容の関係を反対に行えば良いので、ここでは省略
する。
【0053】次に、実施形態1の色補正テーブルの作成
方法と比較するために、実施形態2の色補正テーブルの
作成方法について、図7を用いて説明する。
【0054】図7は実施形態2の色補正テーブルの作成
手順を示すフローチャートである。 (ステップS11) 色補正テーブル303のターゲッ
トとして、スクリーン捺染装置400かカラープリンタ
装置200のいずれかを選択する。尚、実施形態2では
カラープリンタ装置を選択する。 (ステップS12) ターゲットとして選択したカラー
プリンタ装置200のカラーパッチの測色データから色
補正テーブル303の代表点の目標値を算出する。カラ
ーパッチのRGBカウント値は色補正テーブル303の
代表点の補正値と同じ値を用いるようにする。但し、色
補正テーブル303のすべての代表点をカラーパッチと
して記録、測色することは手間がかかるので、ある程度
間隔をおいたサンプリング間隔で測色した代表点のRG
Bカウント値をカラーパッチのRGBカウント値とす
る。
【0055】このときのRGBカウント値のサンプリン
グは、濃度の高い領域での分解能が必要なので、RGB
カウント値が小さい領域(高濃度領域)での間隔を小さ
くする。また、色補正テーブル303の代表点でカラー
パッチのRGBカウント値以外の代表点については、こ
のカラーパッチの測色データから線形補間で目標値を算
出する。 (ステップS13) ターゲットとして選択したカラー
プリンタ装置200の色再現を合わせ込むスクリーン捺
染装置400のカラーパッチの測色データから、まず、
ステップS12と同じ方法で色補正テーブル303の代
表点分のデータを作成する。また、色補正テーブル30
3の代表点間の中間の値を線形補間により算出して、ス
クリーン捺染装置400の色表現で表現されるデータ群
を管理するデータベース304を作成する。 (ステップS14) 色補正テーブル303のすべての
代表点について、それぞれの目標値に近くなるような補
正値をデータベース304のデータより算出する。但
し、処理対象の色補正テーブル303の代表点の補正値
において、その代表点の目標値に近いデータベース30
4のデータが無い場合は、補正値が算出されない場合が
ある。そのときは、対象の代表点の補正値を未設定のま
まにして、次の代表点の処理に移り、すべての代表点に
対して処理を行う。 (ステップS15) ステップS14において未設定の
ままになっている代表点の補正値を隣接する代表点の補
正値から算出する。 (ステップS16) ステップS15までで作成された
色補正テーブル303の補正値について、隣接する代表
点との連続性を保つために代表点の補正値に対して3次
元的なスムージング処理を行う。 (ステップS17) ステップS16までで作成された
色補正テーブル303のグレイ軸上の補正値に対して、
グレイの再現性をよくするための特別処理を行う。
【0056】以上説明したように、実施形態2によれ
ば、カラープリンタ装置を見本機として使用する場合に
おいても、スクリーン捺染装置の色表現をカラープリン
タの色再現に合わせることが可能になり、スクリーン捺
染においてもCGや写真調の絵を記録することが可能と
なる。
【0057】尚、上記実施形態1、2では、カラープリ
ンタ装置としてインクジェットプリンタを用いたが、こ
れに限定するものではなく、昇華型プリンタやレーザー
プリンタ等を用いてもよい。
【0058】また、カラーパッチの測定にはC、M、Y
の濃度を測定する測定機を用いたが、これに限定するも
のではなく、L***表色系におけるL***値、X
YZ表色系における三刺激値XYZ値、L***表色
系におけるL***値を測定できる測定機を用いても
よい。即ち、CMY表色系、RGB表色系、その他の表
色系での色の特徴量(明度)を測定できる測定機であれ
ば、どのようなものでも良い。
【0059】尚、本発明の目的は、前述した実施形態の
機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録
した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、その
システムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUや
MPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読
出し実行することによっても、達成されることは言うま
でもない。
【0060】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0061】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク、ハードディス
ク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD
−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMな
どを用いることができる。
【0062】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0063】更に、記憶媒体から読出されたプログラム
コードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードや
コンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメ
モリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基
づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わる
CPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その
処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合
も含まれることは言うまでもない。
【0064】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明した図4、図7に示すフロー
チャートに対応するプログラムコードが格納されること
になる。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
カラープリンタ装置とスクリーン捺染装置間の色再現を
容易に校正することができる画像処理装置及びその方
法、コンピュータ可読メモリを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1のカラープリンタ装置を有するシス
テムのハードウェア構成を示すブロック図である。
【図2】実施形態1のカラープリンタ装置を有するシス
テムの機能構成を示す図である。
【図3】実施形態1の色補正テーブルを用いて補正値を
算出する様子を示す図である。
【図4】実施形態1の色補正テーブルの作成手順を示す
フローチャートである。
【図5】実施形態1のカラーパッチの一例を示す図であ
る。
【図6】実施形態1の代表点の目標値を算出する様子を
示す図である。
【図7】実施形態2の色補正テーブルの作成手順を示す
フローチャートである。
【符号の説明】
200 カラープリンタ装置 201 画像記憶部 300 外部計算機 301 インク色算出部 302 2値化部 303 色補正テーブル 304 データベース 305 マスキング係数算出部 400 スクリーン捺染装置
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/46 H04N 1/46 Z 5C079 9A001 (72)発明者 石川 善一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 遠藤 浩志 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 松本 久 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 高木 英一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 小笹 剛 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2C035 AA02 FF22 2C061 AP07 AQ05 AR01 AS11 KK12 KK25 KK31 2C087 AA15 AC07 BA07 BB09 BB15 BC02 BD33 BD36 CB04 CB09 5B057 CA01 CB01 CE05 CE17 CH07 5C077 LL16 MP08 PP02 PP32 PP33 PP37 PQ23 RR18 TT02 TT08 5C079 HB01 HB02 KA03 LB01 MA05 MA10 NA03 NA27 PA03 PA07 9A001 HH31 KK42

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スクリーン捺染装置とカラープリンタ装
    置間の色表現を校正する画像処理装置であって、 前記色表現の校正対象装置として、前記スクリーン捺染
    装置、前記カラープリンタ装置のどちらかを選択する選
    択手段と、 前記選択手段で選択された校正対象装置のカラーパッチ
    データから、スクリーン捺染装置とカラープリンタ装置
    間の色表現を校正するための色補正テーブルの代表点の
    目標値を算出する算出手段と、 前記校正対象装置に対する被校正対象装置のカラーパッ
    チデータに基づいて、前記被校正対象装置の色表現で表
    現されるデータ群を管理するデータベースを作成する作
    成手段と、 前記算出手段で算出された目標値に基づく前記色補正テ
    ーブルの各代表点の補正値を、前記データベースを参照
    して設定する設定手段と、 前記設定手段で設定された前記色補正テーブルの各代表
    点の補正値に対し、前記校正対象装置の色表現の各チャ
    ネル毎にスムージング処理を行うスムージング処理手段
    とを備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記スクリーン捺染装置で記録するカラ
    ーパッチと前記カラープリンタ装置で記録するカラーパ
    ッチの特徴量は、前記色補正テーブルの代表点の補正値
    に含まれることを特徴とする請求項1に記載の画像処理
    装置。
  3. 【請求項3】 前記スクリーン捺染装置で記録するカラ
    ーパッチと前記カラープリンタ装置で記録するカラーパ
    ッチの特徴量の測定のサンプリング間隔において、所定
    特徴量以上の領域のサンプリング間隔は、他の領域のサ
    ンプリング間隔より小さいことを特徴とする請求項1に
    記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記色補正テーブルのグレイ軸上の代表
    点の補正値に対し、所定処理を施す処理手段とを更に備
    えることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記処理手段は、前記色補正テーブルの
    グレイ軸上の代表点の補正値を構成する各チャネルの信
    号値を同一値に設定することを特徴とする請求項4に記
    載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記処理手段は、前記色補正テーブルの
    グレイ軸の代表点の中で最も明るい代表点の補正値を構
    成する各チャネルの信号値に、前記スムージング処理手
    段によるスムージング処理後の補正値を構成する各チャ
    ネルの信号値のとり得る信号値の最大値を設定すること
    を特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記処理手段は、前記色補正テーブルの
    グレイ軸の代表点の中で最も暗い代表点の補正値を構成
    する各チャネルの信号値に、前記スムージング処理手段
    によるスムージング処理前の補正値を構成する各チャネ
    ルの信号値の内の最小値を設定することを特徴とする請
    求項1に記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 スクリーン捺染装置とカラープリンタ装
    置間の色表現を校正する画像処理方法であって、 前記色表現の校正対象装置として、前記スクリーン捺染
    装置、前記カラープリンタ装置のどちらかを選択する選
    択工程と、 前記選択工程で選択された校正対象装置のカラーパッチ
    データから、スクリーン捺染装置とカラープリンタ装置
    間の色表現を校正するための色補正テーブルの代表点の
    目標値を算出する算出工程と、 前記校正対象装置に対する被校正対象装置のカラーパッ
    チデータに基づいて、前記被校正対象装置の色表現で表
    現されるデータ群を管理するデータベースを作成する作
    成工程と、 前記算出工程で算出された目標値に基づく前記色補正テ
    ーブルの各代表点の補正値を、前記データベースを参照
    して設定する設定工程と、 前記設定工程で設定された前記色補正テーブルの各代表
    点の補正値に対し、前記校正対象装置の色表現の各チャ
    ネル毎にスムージング処理を行うスムージング処理工程
    とを備えることを特徴とする画像処理方法。
  9. 【請求項9】 前記スクリーン捺染装置で記録するカラ
    ーパッチと前記カラープリンタ装置で記録するカラーパ
    ッチの特徴量は、前記色補正テーブルの代表点の補正値
    に含まれることを特徴とする請求項8に記載の画像処理
    方法。
  10. 【請求項10】 前記スクリーン捺染装置で記録するカ
    ラーパッチと前記カラープリンタ装置で記録するカラー
    パッチの特徴量の測定のサンプリング間隔において、所
    定特徴量以上の領域のサンプリング間隔は、他の領域の
    サンプリング間隔より小さいことを特徴とする請求項8
    に記載の画像処理方法。
  11. 【請求項11】 前記色補正テーブルのグレイ軸上の代
    表点の補正値に対し、所定処理を施す処理工程とを更に
    備えることを特徴とする請求項8に記載の画像処理方
    法。
  12. 【請求項12】 前記処理工程は、前記色補正テーブル
    のグレイ軸上の代表点の補正値を構成する各チャネルの
    信号値を同一値に設定することを特徴とする請求項11
    に記載の画像処理方法。
  13. 【請求項13】 前記処理工程は、前記色補正テーブル
    のグレイ軸の代表点の中で最も明るい代表点の補正値を
    構成する各チャネルの信号値に、前記スムージング処理
    工程によるスムージング処理後の補正値を構成する各チ
    ャネルの信号値のとり得る信号値の最大値を設定するこ
    とを特徴とする請求項12に記載の画像処理方法。
  14. 【請求項14】 前記処理工程は、前記色補正テーブル
    のグレイ軸の代表点の中で最も暗い代表点の補正値を構
    成する各チャネルの信号値に、前記スムージング処理手
    段によるスムージング処理前の補正値を構成する各チャ
    ネルの信号値の内の最小値を設定することを特徴とする
    請求項8に記載の画像処理方法。
  15. 【請求項15】 スクリーン捺染装置とカラープリンタ
    装置間の色表現を校正する画像処理のプログラムコード
    が格納されたコンピュータ可読メモリであって、 前記色表現の校正対象装置として、前記スクリーン捺染
    装置、前記カラープリンタ装置のどちらかを選択する選
    択工程のプログラムコードと、 前記選択工程で選択された校正対象装置のカラーパッチ
    データから、スクリーン捺染装置とカラープリンタ装置
    間の色表現を校正するための色補正テーブルの代表点の
    目標値を算出する算出工程のプログラムコードと、 前記校正対象装置に対する被校正対象装置のカラーパッ
    チデータに基づいて、前記被校正対象装置の色表現で表
    現されるデータ群を管理するデータベースを作成する作
    成工程のプログラムコードと、 前記算出工程で算出された目標値に基づく前記色補正テ
    ーブルの各代表点の補正値を、前記データベースを参照
    して設定する設定工程のプログラムコードと、 前記設定工程で設定された前記色補正テーブルの各代表
    点の補正値に対し、前記校正対象装置の色表現の各チャ
    ネル毎にスムージング処理を行うスムージング処理工程
    のプログラムコードとを備えることを特徴とするコンピ
    ュータ可読メモリ。
  16. 【請求項16】 第1出力装置と第2出力装置間の色表
    現を校正する画像処理方法であって、 前記色表現の校正対象装置として、前記第1出力装置、
    前記第2出力装置のどちらかを選択する選択工程と、 前記選択工程で選択された校正対象装置のカラーパッチ
    データから、第1出力装置と第2出力装置間の色表現を
    校正するための色補正テーブルの代表点の目標値を算出
    する算出工程と、 前記校正対象装置に対する被校正対象装置のカラーパッ
    チデータに基づいて、前記被校正対象装置の色表現で表
    現されるデータ群を管理するデータベースを作成する作
    成工程と、 前記算出工程で算出された目標値に基づく前記色補正テ
    ーブルの各代表点の補正値を、前記データベースを参照
    して設定する設定工程と、 前記設定工程で設定された前記色補正テーブルの各代表
    点の補正値に対し、前記校正対象装置の色表現の各チャ
    ネル毎にスムージング処理を行うスムージング処理工程
    とを備えることを特徴とする画像処理方法。
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