JP2002142126A - 色再現特性補正方法 - Google Patents

色再現特性補正方法

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JP2002142126A JP2000333158A JP2000333158A JP2002142126A JP 2002142126 A JP2002142126 A JP 2002142126A JP 2000333158 A JP2000333158 A JP 2000333158A JP 2000333158 A JP2000333158 A JP 2000333158A JP 2002142126 A JP2002142126 A JP 2002142126A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、画像データに基づく画像を出力する
ターゲットデバイスのプロファイルと、画像データに基
づく画像を出力するプルーファのプロファイルとの結合
からなる色変換定義を用いターゲットデバイス用の画像
データをプルーファ用の画像データに変換して、その変
換後の画像データに基づくプルーフ画像を出力するとき
の、そのプルーフ画像の色再現特性を補正する色再現特
性補正方法に関し、プルーフ画像の色再現特性を容易に
かつ正確に補正する 【解決手段】印刷プロファイルを作成したときのカラー
チャートの網%とは異なる網%の、かつカラーパッチの
数の少ないカラーチャートを印刷機とプルーファとの双
方で出力し、それらのカラーチャートの測色値どうしを
比較して印刷プロファイルを修正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像データに基づ
く画像を出力するターゲットデバイスのプロファイル
と、画像データに基づく画像を出力するプルーファのプ
ロファイルとの結合からなる色変換定義を用いターゲッ
トデバイス用の画像データをプルーファ用の画像データ
に変換してその変換後の画像データに基づくプルーフ画
像を出力するときの、そのプルーフ画像の色再現特性を
補正する色再現特性補正方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、印刷機を用いたカラー画像の
印刷を行なうにあたっては、印刷を行なう前に、カラー
プリンタ等を用いて、その印刷機で印刷される画像の色
と極力同じ色に似せたプルーフ画像を作成することが行
なわれている。プリンタでプルーフ画像を作成するにあ
たっては、印刷を行なおうとしている印刷機に対応し
た、画像データと実際の印刷物の色との関係を記述した
色再現特性(印刷プロファイル)と、プリンタに対応し
た、画像データと実際にプリント出力される画像の色と
の関係を記述した色再現特性(プリンタプロファイル)
とを知り、これらの印刷プロファイルとプリンタプロフ
ァイルとの結合からなる色変換定義を作成し、この色変
換定義に基づいて印刷用の画像データをプリンタ用の画
像データに変換し、この変換されたプリンタ用の画像デ
ータに基づいてプルーフ画像を作成する。こうすること
により、実際の印刷物と色の一致したプルーフ画像を作
成することができる。
【0003】上記のようにして色を一致させた画像を得
るためには、印刷機やプリンタ等の出力デバイスの色再
現特性(プロファイル)を正確に求める必要がある。こ
の色再現特性(プロファイル)を求めるに当たっては、
カラーパッチが配列されたカラーチャートに相当する画
像データを作成し、その画像データに基づいて出力デバ
イスでカラーチャートを出力し、そのカラーチャートを
分光測色計で測色し、そのようにして得た測色色空間の
座標を画像データ上の色空間(デバイス色空間)と、対
応づけることにより、その出力デバイスのプロファイル
が求められる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、そのように
して印刷機やプリンタ等の出力デバイスの色再現特性
(プロファイル)を慎重に求め、それらの色再現特性
(プロファイル)の結合からなる色変換定義に基づいて
画像データを変換しても、さまざまな誤差や変動要因に
より、印刷物とプルーフ画像との間の色が微妙に食い違
うという現象が生じる。
【0005】このような場合にそれらのプロファイルあ
るいは色変換定義のどこをどのように修正すればよいか
不明な場合もあり、どこをどのように修正すればよいか
わかっていたとしてもそれを1つずつ修正していくのは
極めて大変である。
【0006】本発明は、上記事情に鑑み、印刷機等のタ
ーゲットデバイスで出力される画像を表わす画像データ
をプルーファ用の画像データに変換してプリンタ等のプ
ルーファでプルーフ画像を出力するときの、そのプルー
フ画像の色再現特性を容易にかつ正確に補正することの
できる色再現特性補正方法を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の色再現特性補正方法は、所定のターゲットデバイス
色空間上の座標値で定義されるターゲット画像データに
基づく画像を出力するターゲットデバイスの、そのター
ゲット色空間上の座標値とデバイス非依存の測色色空間
上の座標値との対応を表わすターゲットプロファイル
と、所定のプルーファ色空間上の座標値で定義されるプ
ルーフ画像データに基づく画像を出力するプルーファ
の、そのプルーファ色空間上の座標値とデバイス非依存
の測色色空間上の座標値との対応を表わすプルーファプ
ロファイルとの結合からなる色変換定義に基づいて、タ
ーゲットデバイス色空間上の座標値で定義されるターゲ
ット画像データをプルーファ色空間上の座標値で定義さ
れるプルーフ画像データに変換して、プルーファを用い
て、プルーフ画像データに基づくプルーフ画像を出力す
るときの、そのプルーフ画像の色再現特性を補正する色
再現特性補正方法において、上記ターゲットプロファイ
ルは、ターゲットデバイスを用いて、ターゲットデバイ
ス色空間上の座標値で定義された、複数のカラーパッチ
が配列されたカラーチャートを表わす第1のチャートデ
ータに基づいてカラーチャートを出力する第1チャート
出力過程と、その第1チャート出力過程で得られたカラ
ーチャートを構成する複数のカラーパッチを測色するこ
とにより測色色空間上の座標値で定義された第1測色デ
ータを得る第1チャート測色過程とを経て作成されたも
のであって、上記ターゲットデバイス色空間上の、上記
第1のチャートデータにより表わされるカラーチャート
を構成する複数のカラーパッチの各座標値とは異なる座
標値で定義されたカラーパッチを少なくとも一部に含む
複数のカラーパッチが配置されたカラーチャートを表わ
す第2のチャートデータに基づいて、ターゲットデバイ
スを用いてカラーチャートを出力する第2チャート出力
過程と、第2チャート出力過程で得られたカラーチャー
トを構成する複数のカラーパッチを測色することにより
測色色空間上の座標値で定義された第2測色データを得
る第2チャート測色過程と、ターゲットデバイス色空間
上の座標値で定義された上記第2のチャートデータを、
上記色変換定義を用いて、プルーファ色空間上の座標値
で定義された第3のチャートデータに変換して、その第
3のチャートデータに基づいて、プルーファを用いてカ
ラーチャートを出力する第3チャート出力過程と、第3
チャート出力過程で得られたカラーチャートを構成する
複数のカラーパッチを測色することにより測色色空間上
の座標値で定義された第3測色データを得る第3チャー
ト測色過程と、第2チャート測色過程で得られた第2測
色データと、第3チャート測色過程で得られた第3測色
データとに基づいて、上記色変換定義を補正する定義補
正過程とを有することを特徴とする。
【0008】本発明の色再現特性補正方法は、ターゲッ
トプロファイルを最初に作成したときのカラーチャート
の出力に用いた第1のチャートデータにより表わされる
カラーチャートを構成する複数のカラーパッチの各座標
値とは異なる座標値で定義されたカラーパッチを含むカ
ラーチャートを表わす第2のチャートデータおよびそれ
をプルーファ用に色変換した第3のチャートデータを用
いて各カラーチャートを出力するものであり、こうする
ことにより、ターゲットプロファイルを最初に作成した
ときのカラーチャートには含まれていなかった色を使っ
て補正することになり、最初のカラーチャートと合わせ
て、色空間上のより多数の点が使われた色変換定義が作
成されることとなり、高精度な補正が行なわれる。ま
た、一旦出来上がった色変換定義を直接操作するよりも
色再現特性との補正を容易に行なうことができる。
【0009】ここで、上記本発明の色再現特性補正方法
において、上記第2チャート出力過程および上記第3チ
ャート出力過程は、上記第1のチャートデータにより表
わされるカラーチャートを構成するカラーパッチの数よ
りも少ない数のカラーパッチが配列されたカラーチャー
トを表わす第2のチャートデータおよび第3のチャート
データそれぞれに基づいて各カラーチャートを出力する
過程であることが好ましい。
【0010】補正を行なうにあたっては、プロファイル
を最初に作成するときほどの多数のカラーパッチを用い
る必要はなく、それよりも少ない数のカラーパッチで十
分であり、また、カラーパッチの数を減らすことにより
補正を短時間に効率良く行なうことができる。
【0011】また、上記本発明の色再現特性補正方法に
おいて、上記第2チャート出力過程は、上記第2のチャ
ートデータに基づいてカラーチャートを出力するにあた
り、その第2のチャートデータをプルーファ用の第3の
チャートデータに変換したときにその第3のチャートデ
ータにより表わされるカラーチャートを構成する複数の
カラーパッチがいずれもプルーファで再現される色再現
領域内のカラーパッチで構成されるカラーチャートを表
わす第3のチャートデータに変換される第2のチャート
データに基づいて、カラーチャートを出力する過程であ
ることが好ましい。
【0012】上記第3のチャートデータがプルーファの
色再現特性から外れるデータを含んでいる場合、そのま
ま無理矢理に補正してしまうと正しく補正されずにかえ
って歪んでしまうおそれがある。これに対し、第3のチ
ャートデータがプルーファの色再現特性内のものである
場合、そのようなおそれがなく、正しい補正が行なわれ
ることになる。
【0013】また、上記本発明の色再現特性補正方法に
おいて、上記定義補正過程は、上記第2測色データと上
記第3測色データとの差分を表わす差分測色データを求
め、その差分測色データに基づいて色変換定義を補正す
る過程であってもよい。
【0014】第2測色データと第3測色データとの差異
を無くすことが補正の目的であり、上記の差分測色デー
タを求めその差分測色データに基づく色変換定義を行な
うことにより正確な補正が行なわれる。
【0015】さらに、上記本発明の色再現特性補正方法
において、上記定義補正過程は、色変換定義を構成する
ターゲットプロファイルとプルーファプロファイルとの
うちのターゲットプロファイルを補正する過程であるこ
とが好ましい。
【0016】第2測色データと第3測色データが一致し
ない場合のその原因は、ターゲットプロファイルにある
のかプルーファプロファイルにあるのかは不明である
が、プルーファプロファイルの方を補正してしまうと、
そのプルーファを用いて、他のターゲットデバイスのプ
ルーフ画像を出力しようとしたときに色がずれてしまう
結果となり、これに対し、ターゲットプロファイルの方
を補正することにより、このプルーファを複数のターゲ
ットデバイスのプルーファとして共用することができ
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。
【0018】図1は、本発明の一実施形態が適用された
印刷およびプルーフ画像作成システムの全体構成図であ
る。
【0019】カラースキャナ10では、原稿画像11が
読み取られて、その読み取った原稿画像11をあらわす
CMYK4色の色分解画像データが生成される。このC
MYKの画像データはワークステーション20に入力さ
れる。ワークステーション20では、オペレータによ
り、入力された画像データに基づく、電子的な集版が行
なわれ、印刷用の画像をあらわす画像データが生成され
る。この印刷用の画像データは、印刷を行なう場合は、
フィルムプリンタ30に入力され、フィルムプリンタ3
0では、その入力された画像データに対応した、CMY
K各版の印刷用フィルム原版が作成される。
【0020】この印刷用フィルム原版からは刷版が作成
され、その作成された刷版が印刷機40に装着される。
この印刷機40に装着された刷版にはインクが塗布さ
れ、その塗布されたインクが印刷用の用紙上に転移され
てその用紙上に印刷画像41が形成される。
【0021】このフィルムプリンタ30によりフィルム
原版を作成し、さらに刷版を作成して印刷機40に装着
し、その刷版にインクを塗布して用紙上に印刷を行なう
一連の作業は、大がかりな作業であり、コストもかか
る。このため、実際の印刷作業を行なう前に、プリンタ
60により、以下のようにしてプルーフ画像61を作成
し、印刷画像41の仕上りの事前確認が行なわれる。
【0022】プルーフ画像を作成するにあたっては、ワ
ークステーション20上の電子集版により作成された画
像データがパーソナルコンピュータ50に入力される。
ここで、このパーソナルコンピュータ50に入力される
画像データは、いわゆるPDL(Page Descr
iption Language)で記述された記述言
語データであり、パーソナルコンピュータ50では、い
わゆるRIP(Raster Image Proce
ssor)により、ビットマップに展開されたCMYK
4色の画像データに変換される。このCMYK4色の画
像データは、実質的には、フィルムプリンタ30に入力
される印刷用の画像データと同一である。
【0023】このCMYK4色の印刷用の画像データ
は、このパーソナルコンピュータ50の内部で、LUT
(Look Up Table)の形式を持つ色変換定
義が参照され、プリンタ60に適合したCMYK4色の
画像データに変換される。プリンタ60には、そのプリ
ンタ用のCMYK4色の画像データが入力され、プリン
タ60では、その入力されたプリンタ用のCMYK4色
の画像データに基づくプルーフ画像61が作成される。
【0024】ここで、印刷機40による印刷で得られた
画像41とプリンタ60で得られたプルーフ画像の色の
一致の程度は、パーソナルコンピュータ50内の色変換
定義により定まる。
【0025】また、この図1には印刷機は1台のみ示さ
れているが印刷機は複数台存在していてもよく、あるい
は1台の印刷機であっても異なる複数の印刷条件が存在
してもよく、色変換定義は、印刷機の相異を含めた複数
の印刷条件それぞれに応じて作成される。この図1に示
す分光測色計70およびパーソナルコンピュータ80は
その色変換定義の作成に関連するものでる。
【0026】このようにしてプルーフ画像を作成してそ
のプルーフ画像を確認することにより、印刷の仕上りを
事前に確認することができる。
【0027】ここで、この図1に示す印刷およびプルー
フ画像作成システムにおける、本発明の一実施形態とし
ての特徴は、パーソナルコンピュータ80の内部で実行
される処理内容に関連があり、以下、先ず、このパーソ
ナルコンピュータ80について説明する。
【0028】図2は、図1にブロックで示す分光測色計
70およびパーソナルコンピュータ80の外観斜視図、
図3は、そのパーソナルコンピュータ80のハードウェ
ア構成図である。また、図4はカラーチャートの模式図
である。
【0029】この図2に示す分光測色計70には、図4
に示すような、複数のカラーパッチが配列されたカラー
チャート90が乗せられ、そのカラーチャート90を構
成する複数のカラーパッチ91a,91b,…のそれぞ
れについて測色値(ここではXYZ値とする)が測定さ
れる。この分光測色計70での測定により得られた各カ
ラーパッチの測色値を表わす測色データは、ケーブル9
1を経由してパーソナルコンピュータ80に入力され
る。
【0030】このカラーチャート90は、図1に1つの
ブロックで示す印刷機40での印刷により、あるいはプ
リンタ60でのプリント出力により作成されたものであ
り、パーソナルコンピュータ80は、このカラーチャー
ト90を構成する各カラーパッチに対応する色データ
(デバイス色空間上の座標;CMYKの各値)を知って
おり、このパーソナルコンピュータ80では、そのカラ
ーチャート90の各カラーパッチの色データと分光測色
計70で得られた測色データとに基づいて、印刷プロフ
ァイルやプリンタプロファイルが作成される。この点に
関する詳細説明は後に譲り、ここでは、次に、パーソナ
ルコンピュータ80のハードウェア構成について説明す
る。
【0031】このパーソナルコンピュータ80は、外観
構成上、本体装置81、その本体装置81からの指示に
応じて表示画面82a上に画像を表示する画像表示装置
82、本体装置81に、キー操作に応じた各種の情報を
入力するキーボード83、および、表示画面82a上の
任意の位置を指定することにより、その位置に表示され
た、例えばアイコン等に応じた指示を入力するマウス8
4を備えている。この本体装置81は、外観上、フロッ
ピィディスクを装填するためのフロッピィディスク装填
口81a、およびCD−ROMを装填するためのCD−
ROM装填口81bを有する。
【0032】本体装置81の内部には、図3に示すよう
に、各種プログラムを実行するCPU811、ハードデ
ィスク装置813に格納されたプログラムが読み出され
CPU811での実行のために展開される主メモリ81
2、各種プログラムやデータ等が保存されたハードディ
スク装置813、フロッピィディスク100が装填され
その装填されたフロッピィディスク100をアクセスす
るFDドライブ814、CD−ROM110が装填さ
れ、その装填されたCD−ROM110をアクセスする
CD−ROMドライブ815、分光測色計70(図1,
図2参照)と接続され、分光測色計70から測色データ
を受け取るI/Oインタフェース816が内蔵されてお
り、これらの各種要素と、さらに図2にも示す画像表示
装置82、キーボード83、マウス84は、バス85を
介して相互に接続されている。
【0033】ここで、CD−ROM110には、このパ
ーソナルコンピュータ80でプロファイルを作成するた
めのプロファイル作成プログラムが記憶されており、そ
のCD−ROM110はCD−ROMドライブ815に
装填され、そのCD−ROM110に記憶されたプロフ
ァイル作成プログラムがこのパーソナルコンピュータ8
0にアップロードされてハードディスク装置813に記
憶される。
【0034】次に、このパーソナルコンピュータ80に
おけるプロファイルの作成方法について説明する。
【0035】ここでは、先ず印刷プロファイルの作成方
法について説明する。
【0036】図1に示すワークステーション20で、例
えば0%,10%,……,100%と順次変化させたC
MYK4色の網%データを生成し、前述の印刷手順に従
って、そのようにして生成した網%データに基づくカラ
ーチャート90(図4参照)を作成する。図1に示す画
像41は、カラーチャートを表わしている画像ではない
が、この画像41に代えて図4に示すカラーチャート9
0を印刷したものとし、そのカラーチャートを構成する
各カラーパッチ90a,90b,…を分光測色計70で
測色する。こうすることにより、CMYK4色の色空間
上の座標値と測色色空間上の座標値との対応関係をあら
わす印刷プロファイルが構築される。
【0037】図5は、印刷プロファイルの概念図であ
る。
【0038】この印刷プロファイルには、CMYK(本
発明にいうターゲットデバイス色空間の一例)で定義さ
れた画像データが入力され、そのCMYKの画像データ
がXYZ(本発明にいう測色色空間の一例)で定義され
た画像データに変換される。
【0039】次に、プリンタプロファイルの作成方法に
ついて説明する。
【0040】尚、ここでは、プリンタプロファイルはそ
のプリンタのメーカで既に作成されプリンタとともに納
品されているものとし、したがってここでは、プリンタ
プロファイルをあらためて作成する必要はないが、以下
では、そのプリンタプロファイルを新たに作成するとし
た場合の基本的な作成方法について説明する。
【0041】このプリンタプロファイルの作成方法は、
カラーチャートを出力する出力デバイスが印刷機ではな
くプリンタであるという点を除き、印刷プロファイルの
作成方法と同様である。すなわち、ここでは、図1に示
すパーソナルコンピュータ50で、各色について0%,
10%,…,100%と順次変化させた、CMYK4色
の網%データを生成し、そのように生成した網%データ
をプリンタ60に送り、プリンタ60でその網%データ
に基づくカラーチャートをプリント出力する。図1に示
す画像61は、カラーチャートをあらわしている画像で
はないが、プリンタ60では、この画像61に代えて、
例えば、印刷プロファイルの作成のために印刷機40で
の印刷により作成したカラーチャートと同一タイプのカ
ラーチャートを出力したものとし、そのカラーチャート
を構成する各カラーパッチを分光測色計70で測色す
る。こうすることにより、プリンタ60についての、C
MYK4色の色空間(本発明にいうプルーファ色空間の
一例)上の座標値と測色色空間(XYZ空間)上の座標
値との対応関係をあらわすプリンタプロファイルが構築
される。
【0042】図6は、プリンタプロファイルの概念図で
ある。
【0043】このプリンタプロファイルには、CMYK
の網%データが入力され、そのCMYKの網%データが
XYZの測色データに変換される。ここでは、この、C
MYKの網%データをXYZの測色データに変換するプ
リンタプロファイルをPであらわし、その逆変換、すな
わちXYZの測色データをCMYKの網%データに変換
するプリンタプロファイルをP-1であらわす。
【0044】尚、ここではプリンタ60はCMYKの網
%データに基づいて画像を出力するプリンタであるとし
て説明しているが、例えばRGBのデータに基づく画像
を出力するプリンタに関しても、パーソナルコンピュー
タ50でRGB空間で定義されたデータを発生させて、
カラーチャートを出力することにより、同様にしてその
プリンタに適合したプリンタプロファイルを作成するこ
とができる。
【0045】ただしここでは、CMYKの網%データに
基づいて画像を出力するプリンタ60を使用するものと
して説明する。
【0046】図7は、印刷プロファイルとプリンタプロ
ファイルを結合させた結合プロファイルを示す図であ
る。
【0047】印刷用のCMYKの網%データを印刷プロ
ファイルTによりXYZの測色データに変換し、次いで
そのXYZの測色データをプリンタプロファイルP-1
より再び、ただし今度はプリンタ用の、CMYKの網%
データに変換する。このようにして生成したプリンタ用
のCMYKの網%データに基づいて、プリンタ60によ
り、印刷と同じ色のプルーフ画像を出力することができ
る。この印刷プロファイルTとプリンタプロファイルP
-1との結合からなる結合プロファイルは、印刷用のCM
YK色空間で定義された画像データをプリンタ用のCM
YK色空間で定義された画像データに変換する色変換定
義である。
【0048】図1に示す印刷およびプルーフ画像作成シ
ステムを構成するパーソナルコンピュータ80でこのよ
うな色変換定義を作成し、この作成した色変換定義を図
1に示す印刷およびプルーフ画像作成システムを構成す
るパーソナルコンピュータ50にインストールして、ワ
ークステーション20から入力されたPDLで記述され
た画像データがCMYKの画像データに変換された後、
そのCMYKの画像データを、その色変換定義を用いて
プリンタ用のCMYKの画像データに変換し、プリンタ
60により、そのプリンタ用のCMYKの画像データに
基づく画像をプリント出力することにより、印刷の画像
に対するプルーフ画像が作成される。
【0049】尚、図1に示すパーソナルコンピュータ8
0で結合プロファイルまで作成する必要は必ずしもな
く、パーソナルコンピュータ80で作成されたプロファ
イルをパーソナルコンピュータ50に入力し、パーソナ
ルコンピュータ50で結合プロファイルを作成してもよ
い。
【0050】上記のようにして色変換定義を作成し、そ
の色変換定義を用いて、ワークステーションから入力さ
れた印刷用の画像データをプリンタ用の画像データに変
換してそのプリンタ用の画像データに基づいてプルーフ
画像を作成しても、そのプルーフ画像の色が、その印刷
用の画像データに基づいて印刷物を作成したときの印刷
物上の画像の色と完全には一致せず、誤差を持っている
場合がある。その原因の1つとして、プリンタプロファ
イルは、そのプリンタのメーカ側で、基本的には上記の
ような手順に従って既に作成済である旨説明したが、メ
ーカ側で作成されたプリンタプロファイルは、納品され
たプリンタ自体のものではなく、メーカ側で定めたプリ
ンタの原機を使用して作成されたものであり、そのプリ
ンタ原機と納品されたプリンタとの間にある程度の機差
が存在することを挙げることができる。
【0051】ただし、プルーフ画像の色の不一致の原因
は、それのみではなく、印刷プロファイルの作成の過程
における様々な誤差要因やその他の様々な要因の集合に
あると考えられる。
【0052】そこで、次に、プルーフ画像の色の一致の
度合が不満足のものであって色を更に高精度に一致させ
ようとした場合の、色再現特性の補正方法について説明
する。
【0053】図8は、色再現特性補正方法の一実施形態
を示すフローチャート、図9は、この補正の際に採用さ
れるカラーチャートの一例を示す図である。図9のカラ
ーチャートを先に説明する。
【0054】図9に示すカラーチャート90’は、図4
に示す、印刷プロファイルの作成の際に用いられたカラ
ーチャート90と同様、CMYK色空間上の10%刻み
の網%の組合せ(格子点)の網%データに基づいて作成
されるものであるが、CMYK色空間上の10%刻みの
格子点のうち、図4に示す、印刷プロファイルの作成の
際に用いられたカラーチャート90で使われた網%の組
合せ(格子点)とは異なる、網%の組合せ(格子点)の
網%データに基づいて作成されるものである。また、肌
色、空色、あるいはグレーなどの重要色は、CMYK色
空間内における、10%刻みの格子点の中から選択され
た測定点の密度が高くなるようにしたカラーチャートデ
ータを採用することが好ましい。ここでは、このよう
な、図9に示すカラーチャート90’を作成するための
データを補正用チャートデータと称する。
【0055】このように、印刷プロファイルを最初に作
成したときの網%格子点とは異なる点の網%のカラーチ
ャート90’を用いることによって、印刷プロファイル
を最初に作成したときと合わせ、CMYK色空間上のよ
り多くの点に対応するカラーパッチに基づいてプロファ
イルを作成したのと同等の効果を期待でき、より高精度
なプロファイルを構築することができる。
【0056】また、この補正用チャートデータに基づい
て作成されるカラーチャート90’は、印刷プロファイ
ルを作成したときのカラーチャート90(図4)と比
べ、カラーチャートを構成するカラーパッチの数が少な
い。カラーチャート90’は、一旦作成されたプロファ
イルの補正に用いるものであるため、印刷プロファイル
を最初に作成するときほどカラーパッチの数は多い必要
はなく、カラーパッチの数を減らすことによりその補正
の作業量や補正のための演算量を減らすことができる。
【0057】さらに、そのカラーチャート90’を表わ
す、印刷用の補正用チャートデータを、補正の対象とし
ている色変換定義を用いてプリンタ用の補正用チャート
データに変換したとき、そのプリンタ用の補正用チャー
トデータは、ここで用いているプリンタ60(図1参
照)の色再現域内のデータで構成される。
【0058】このプリンタ用の補正用チャートデータに
プリンタ60の色再現域外のデータが含まれると、その
色再現域内外の境界の処理が大変であり、ややもすると
補正を行なうどころかかえって誤差を生む結果となるお
それがあるが、上記のような、プリンタ60の色再現域
内の補正チャートデータを採用するという制限を置くこ
とにより、高精度の補正を少ない演算量で実現すること
ができる。
【0059】図8のフローチャートについて説明する。
【0060】先ず、印刷用の補正用チャートデータによ
り指定されたカラーチャート90’(図9参照)を印刷
機40で刷ってそのカラーチャート90´が印刷された
印刷物を作成し(ステップS1)、図2を参照して説明
したように、そのカラーチャート90’を構成する複数
のカラーパッチ91a,91b,…それぞれについてX
YZ値(X1,Y1,Z1)を測定する(ステップS
3)。この測定結果は、パーソナルコンピュータ80に
取り込まれる。
【0061】また、印刷用の補正用チャートデータを、
補正の対象としている色変換定義に基づいてプリンタ用
の補正用チャートデータに変換し、プリンタ60を用い
て、そのプリント用の補正用チャートデータにより指定
された、カラーチャートを出力し(ステップS2)、印
刷機40で得られたカラーチャートと同様にして各カラ
ーパッチのXYZ値(X2,Y2,Z2)を測定する
(ステップS4)。このXYZ値(X2,Y2,Z2)
も、パーソナルコンピュータ80に取り込まれる。
【0062】パーソナルコンピュータ80内に、印刷機
で得られたカラーチャートとプリンタで得られたカラー
チャートに関するXYZの測定データ(X1,Y1,Z
1),(X2,Y2,Z2)が取り込まれると、パーソ
ナルコンピュータ80では、以下の演算処理が行なわれ
る。
【0063】先ず、双方の測定データの差分が求めら
れ、これにより、それらの間の色差が求められる(ステ
ップS5)。
【0064】 ここで、(X1,Y1,Z1),(X2,Y2,Z2)
は各カラーチャートの各カラーパッチの測色データを代
表的に示したものであり、上記(1)式の演算は、印刷
機で得られたカラーチャートとプリンタで得られたカラ
ーチャートとの間での対応するカラーパッチのペアごと
に行なわれる。
【0065】次に(1)式の演算結果に基づく補間計算
により、印刷用のCMYK色空間の、網%が0%,10
%,20%,…,100%の各格子点に相当する、測色
色空間内の各点の色差dX,dY,dZが求められる
(ステップS6)。
【0066】次に、前述したようにして、既に作成済の
印刷プロファイルが参照される。この印刷プロファイル
には、CMYK色空間上の、CMYK各色についての網
%が0%,10%,20%,…,100%の各格子点の
座標値(CMYK値)とXY色空間の座標値(XYZ
値)との対応関係が示されており、ここではCMYK色
空間の各格子点について、ステップS6で求めた各格子
点に対応する色差(dX,dY,dZ)が加えられる
(ステップS7)。
【0067】 ここで、(X0,Y0,Z0)は補正前の印刷プロファ
イルの、CMYK色空間の各格子点に対応する、XYZ
色空間の各座標値を代表的に表わしたものである。
【0068】各格子点に関し、上記(2)の演算を行な
うことにより、印刷プロファイルが修正され、修正印刷
プロファイルが作成される。
【0069】この補正方法によれば、作業を機械的に進
めることによって高精度な補正を行なうことができる。
【0070】修正前の印刷プロファイルに代わり、この
ようにして作成された修正印刷プロファイルを採用し、
この修正印刷プロファイルと、この補正を行なうときに
既に使用されたプリンタプロファイルとを組み合わせた
色変換定義を採用してカラーマッチングを行なうことに
より、補正前よりも一層高精度に色が一致したプルーフ
画像を得ることができる。
【0071】尚、ここでは、プリンタプロファイルと印
刷プロファイルとのうちの印刷プロファイルのみを修正
したが、その理由は、プリンタプロファイルの方を修正
すると、この修正には印刷機側の誤差要因に関する修正
分も含まれているため、同じプリンタを別の印刷機(あ
るいは同じ印刷機の別の印刷条件)のプルーファとして
も用いようとしたときに、その別の印刷機(あるいは同
じ印刷機の別の印刷条件)の印刷プロファイルと修正さ
れたプリンタプロファイルを結合したとき、その結合プ
ロファイルに、プリンタプロファイルを以前修正したと
き用いた印刷機の誤差の分までが含まれてしまう結果と
なり適当でないからである。ただし、そのプリンタをあ
る1台の印刷機のある1つの印刷条件のみに関するプル
ーファとして用いるときは、印刷プロファイルの修正に
代えてプリンタプロファイルの方を修正してもよい。
【0072】あるいは、本発明では、印刷プロファイル
とプリンタプロファイルのいずれも修正せずに、(2)
式に示す演算に対応する補正用の変換定義、すなわち、
XYZ色空間内で、(X0,Y0,Z0)を(X=X0
+dX,Y=Y0+dY,Z=Z0+dZ)に変換する
補正用変換定義を作成し、カラーマッチングを行なうに
あたっては、印刷プロファイルとその補正用変換定義と
プリンタプロファイルとの三者を合体させた色変換定義
を採用するようにしてもよい。
【0073】上記の何れの態様も、本発明にいう「色変
換定義を補正する」態様に含まれる。
【0074】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、プルーフ画像の色再現特性を容易かつ高精度に補正
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態が適用された印刷およびプ
ルーフ画像作成システムの全体構成図である。
【図2】図1にブロックで示す分光測色計およびパーソ
ナルコンピュータの外観斜視図である。
【図3】パーソナルコンピュータのハードウェア構成図
である。
【図4】カラーチャートの模式図である。
【図5】印刷プロファイルの概念図である。
【図6】プリンタプロファイルの概念図である。
【図7】印刷プロファイルとプリンタプロファイルを結
合させた結合プロファイルを示す図である。
【図8】色再現特性補正方法の一実施形態を示すフロー
チャートである。
【図9】補正の際に採用されるカラーチャートの一例を
示す図である。
【符号の説明】
10 カラースキャナ 20 ワークステーション 30 フィルムプリンタ 40 印刷機 50 パーソナルコンピュータ 60 プリンタ 70 分光測色計 80 パーソナルコンピュータ 90,90’ カラーチャート 91a,91b,… カラーパッチ 91a’,91b’,… カラーパッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C262 AA24 AA29 AB11 BA01 BC19 EA12 FA13 GA02 5B057 AA11 BA02 CA01 CA08 CA12 CA16 CB01 CB08 CB12 CB16 CC01 CE17 CH07 CH08 5C077 LL19 MM27 MP08 PP31 PP33 PP37 PP47 PQ12 PQ23 SS02 TT02 5C079 HB00 HB03 HB05 HB11 LA02 LB02 MA04 MA10 MA11 NA03 NA27 NA29 PA03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のターゲットデバイス色空間上の座
    標値で定義されるターゲット画像データに基づく画像を
    出力するターゲットデバイスの、該ターゲット色空間上
    の座標値とデバイス非依存の測色色空間上の座標値との
    対応を表わすターゲットプロファイルと、所定のプルー
    ファ色空間上の座標値で定義されるプルーフ画像データ
    に基づく画像を出力するプルーファの、該プルーファ色
    空間上の座標値とデバイス非依存の測色色空間上の座標
    値との対応を表わすプルーファプロファイルとの結合か
    らなる色変換定義に基づいて、前記ターゲットデバイス
    色空間上の座標値で定義されるターゲット画像データを
    前記プルーファ色空間上の座標値で定義されるプルーフ
    画像データに変換して、前記プルーファを用いて、該プ
    ルーフ画像データに基づくプルーフ画像を出力するとき
    の、該プルーフ画像の色再現特性を補正する色再現特性
    補正方法において、前記ターゲットプロファイルは、前
    記ターゲットデバイスを用いて、前記ターゲットデバイ
    ス色空間上の座標値で定義された、複数のカラーパッチ
    が配列されたカラーチャートを表わす第1のチャートデ
    ータに基づいてカラーチャートを出力する第1チャート
    出力過程と、該第1チャート出力過程で得られたカラー
    チャートを構成する複数のカラーパッチを測色すること
    により測色色空間上の座標値で定義された第1測色デー
    タを得る第1チャート測色過程とを経て作成されたもの
    であって、 前記ターゲットデバイス色空間上の、前記第1のチャー
    トデータにより表わされるカラーチャートを構成する複
    数のカラーパッチの各座標値とは異なる座標値で定義さ
    れたカラーパッチを少なくとも一部に含む複数のカラー
    パッチが配置されたカラーチャートを表わす第2のチャ
    ートデータに基づいて、前記ターゲットデバイスを用い
    てカラーチャートを出力する該第2チャート出力過程
    と、 前記第2チャート出力過程で得られたカラーチャートを
    構成する複数のカラーパッチを測色することにより測色
    色空間上の座標値で定義された第2測色データを得る第
    2チャート測色過程と、 前記ターゲットデバイス色空間上の座標値で定義された
    前記第2のチャートデータを、前記色変換定義を用い
    て、前記プルーファ色空間上の座標値で定義された第3
    のチャートデータに変換して、該第3のチャートデータ
    に基づいて、前記プルーファを用いてカラーチャートを
    出力する第3チャート出力過程と、 前記第3チャート出力過程で得られたカラーチャートを
    構成する複数のカラーパッチを測色することにより測色
    色空間上の座標値で定義された第3測色データを得る第
    3チャート測色過程と、 前記第2チャート測色過程で得られた前記第2測色デー
    タと、前記第3チャート測色過程で得られた第3測色デ
    ータとに基づいて、前記色変換定義を補正する定義補正
    過程とを有することを特徴とする色再現特性補正方法。
  2. 【請求項2】 前記第2チャート出力過程および前記第
    3チャート出力過程は、前記第1のチャートデータによ
    り表わされるカラーチャートを構成するカラーパッチの
    数よりも少ない数のカラーパッチが配列されたカラーチ
    ャートを表わす第2のチャートデータおよび第3のチャ
    ートデータそれぞれに基づいて各カラーチャートを出力
    する過程であることを特徴とする請求項1記載の色再現
    特性補正方法。
  3. 【請求項3】 前記第2チャート出力過程は、前記第2
    のチャートデータに基づいてカラーチャートを出力する
    にあたり、該第2のチャートデータを前記第3のチャー
    トデータに変換したときに該第3のチャートデータによ
    り表わされるカラーチャートを構成する複数のカラーパ
    ッチがいずれも前記プルーファで再現される色再現領域
    内のカラーパッチで構成されるカラーチャートを表わす
    第3のチャートデータに変換される第2のチャートデー
    タに基づいて、カラーチャートを出力する過程であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の色再現特性補正方法。
  4. 【請求項4】 前記定義補正過程は、前記第2測色デー
    タと前記第3測色データとの差分を表わす差分測色デー
    タを求め、該差分測色データに基づいて前記色変換定義
    を補正する過程であることを特徴とする請求項1記載の
    色再現特性補正方法。
  5. 【請求項5】 前記定義補正過程は、前記色変換定義を
    構成する前記ターゲットプロファイルと前記プルーファ
    プロファイルとのうちの前記ターゲットプロファイルを
    補正する過程であること特徴とする請求項1記載の色再
    現特性補正方法。
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