JP2015202652A - 色調整方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】第1の印刷装置および第2の印刷装置の色調整を容易に行うことができる色調整方法を提供することを提供すること。【解決手段】互いに同色で、かつ、同じ大きさの複数の第1のドットD1で構成される第1のパターンPa1を第1の印刷装置で印刷するとともに、第1のドットD1と同色で、かつ、第1のドットD1と同じ大きさとみなされた第2のドットD2で構成され、第2のドットD2の個数が互いに異なる第2のパターンPb1〜Pb3を第2の印刷装置で印刷する第1の印刷工程と、第1のパターンPa1と第2のパターンPb1〜Pb3とを比較して、第2のパターンPb1〜Pb3のうちから、少なくとも明度および彩度の程度が第1のパターンPa1となる第1の色情報を決定する第1の比較工程とを有する。【選択図】図3

Description

本発明は、色調整方法に関する。
ロール状に巻回された記録媒体を繰り出して、当該繰り出された記録媒体上に記録ヘッドで印刷を施す印刷装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の印刷装置は、コンピュータで作成した画像や、デジタルカメラで撮影した画像などの出力装置として、記録媒体上にドットを形成して画像を印刷するものである。このような印刷装置では、一般的に、ハーフトーン処理によって階調表現が行われ、その後に記録媒体上に印刷が施される。
しかしながら、このような印刷装置では、同じ装置構成であっても、各印刷装置に個体差があり、印刷物にばらつきが生じる。すなわち、各装置で同じデータ(画像)を出力した場合であっても、記録媒体上のインクの明度や彩度が装置ごとに異なるという問題がある。
特開2011−156842号公報
本発明の目的は、第1の印刷装置と第2の印刷装置との間での色調整を容易に行うことができる色調整方法を提供することにある。
このような目的は、下記の本発明により達成される。
[適用例1]
本発明の色調整方法は、互いに同色で、かつ、同じ大きさの複数の第1のドットで構成される第1のパターンを第1の印刷装置で印刷するとともに、前記第1のドットと同色で、かつ、前記第1のドットと同じ大きさとみなされた第2のドットで構成され、前記第2のドットの個数が互いに異なる複数の第2のパターンを第2の印刷装置で印刷する第1の印刷工程と、
前記第1のパターンと前記複数の第2のパターンとを比較して、前記複数の第2のパターンのうちから、少なくとも明度および彩度の程度が前記第1のパターンとなる第1の色情報を決定する第1の比較工程とを有することを特徴とする。
これにより、第1の印刷装置と第2の印刷装置とに個体差があった場合でも、第2のパターン群のうちから第1のパターンと濃淡の程度が同じかまたは近いものを決定することができる。そして、第2のドットの個数を、比較結果に基づいて調整することで第1の印刷装置と第2の印刷装置とで印刷した印刷物の色の濃淡の程度を同じかまたは近くすることができる。
[適用例2]
本発明の色調整方法では、前記比較工程では、前記複数の第2のパターンのうちの、前記第1のパターンとの色差が可及的に小さい1つの前記第2のパターンを前記第1の情報とするのが好ましい。
これにより、容易に第1の情報を決定することができる。
[適用例3]
本発明の色調整方法では、前記比較工程において、前記複数の第2のパターンのうちの、前記第1のパターンとの色差が可及的に小さい前記第2のパターンが2つであった場合、
該2つの第2のパターンのそれぞれの前記第2のドットの個数の中間値を前記第1の情報とするのが好ましい。
これにより、複数の第2のパターンのうちの、第1のパターンとの色差が可及的に小さい前記第2のパターンが2つであった場合であっても、容易に第1の情報を決定することができる。
[適用例4]
本発明の色調整方法では、当該色調整方法を、前記第1のドットの色ごとに行うのが好ましい。
これにより、第1のドットの色ごとに第1の情報を得ることができる。
[適用例5]
本発明の色調整方法では、前記各第1のパターンは、色相角に基づいて、1つの印刷媒体に行列状に配置されているのが好ましい。
これにより、容易に第1の情報を決定することができる。
[適用例6]
本発明の色調整方法では、当該色調整方法を、前記第1のドットの大きさごとに行うのが好ましい。
これにより、第1のドットの大きさごとに第1の情報を得ることができる。
[適用例7]
本発明の色調整方法では、前記各第1のパターンは、前記第1のドットの大小関係に基づいて、1つの印刷媒体に行列状に配置されているのが好ましい。
これにより、容易に第1の情報を決定することができる。
[適用例8]
本発明の色調整方法では、前記第2のドットと同色で、かつ、互いに大きさが異なる複数の第3のドットで構成され、前記第1の色情報と、少なくとも明度および彩度が前記第2のパターンと同じとみなす基準パターンと、前記基準パターンを基準として、前記第3のドットの大きさおよび個数のうちの少なくとも一方が異なる変更パターンとを含む第3のパターン群を前記第2の装置で印刷するとともに、前記基準パターンの前記複数の第3のドットと同じ条件下の複数の第4のドットで構成された第4のパターンを、前記第1の装置で印刷する第2の印刷工程と、
前記第3のパターン群と前記第4のパターンとを比較して、前記第3のパターン群のうちから、少なくとも明度および彩度の程度が前記第4のパターンとなる第2の色情報を決定する第2の比較工程とを有するのが好ましい。
これにより、異なる大きさのドットが混在しているパターンを印刷する場合でも、第1の印刷装置と第2の印刷装置とで印刷した印刷物の色の濃淡の程度を同じかまたは近くすることができる。
図1は、本発明の色調整方法に用いられる印刷装置を示す概略側面図である。 図2は、本発明の色調整方法の第1の印刷工程を説明するための図であって、(a)が第1のパターン群を示す図、(b)が基準となる第1のパターンを示す図、(c)が第2のパターン群を示す図である。 図3は、(a)および(b)が本発明の色調整方法の第1の比較工程を説明するための図である。 図4は、本発明の色調整方法の第2の印刷工程を説明するための図であって、(a)が第3のパターンを示す図、(b)が第4のパターンを示す図である。 図5は、(a)および(b)が本発明の色調整方法の第2の比較工程を説明するための図である。
以下、本発明の色調整方法を添付図面に示す好適な実施形態に基づいて詳細に説明する。
<第1実施形態>
図1は、本発明の色調整方法に用いられる印刷装置を示す概略側面図である。図2は、本発明の色調整方法の第1の印刷工程を説明するための図であって、(a)が第1のパターン群を示す図、(b)が基準となる第1のパターンを示す図、(c)が第2のパターン群を示す図である。図3は、(a)および(b)が本発明の色調整方法の第1の比較工程を説明するための図である。図4は、本発明の色調整方法の第2の印刷工程を説明するための図であって、(a)が第3のパターンを示す図、(b)が第4のパターンを示す図である。図5は、(a)および(b)が本発明の色調整方法の第2の比較工程を説明するための図である。
なお、以下では、説明の都合上、図1中の紙面奥行き方向を「x軸方向」、左右方向を「y軸方向」、上下方向を「z軸方向」と言う。
本発明の色調整方法を説明するのに先立って、本発明の色調整方法に用いられる印刷装置1について説明する。
図1に示す印刷装置1は、いわゆるリール・ツー・リールの形式で除給材される布帛(原反)に、専用の染料インクを用いてインクジェット方式で文様等を印刷(捺染)するものである。なお、印刷装置1では、布帛である記録媒体(印刷媒体)Wが搬送される方向(水平方向)がy軸方向となっており、y軸方向に直交する方向がx軸方向となっており、鉛直方向がz軸方向となっている。
印刷装置1は、ロール状に巻回された記録媒体Wを繰り出して送る繰出部2と、繰り出された記録媒体Wを送り経路11に沿って印刷のために送る装置本体4と、装置本体4の上側に配設され、装置本体4と協働して記録媒体Wにインクジェット方式で印刷を行う印刷機構部(記録手段)5と、印刷機構部5により印刷された記録媒体Wを、装置本体4の送り方向下流側において巻き取って回収する巻取部6と、これらの各部の作動を制御する制御部(制御手段)12とを備えている。この印刷装置1では、繰出部2と装置本体4と巻取部6とで、長尺状をなす記録媒体Wをその長手方向、すなわち、y軸方向に沿って搬送する搬送機構部(搬送手段)13が構成されている。
装置本体4は、鋼材を組んで構成した本体用機台41と、本体用機台41に支持され、記録媒体Wをベルト搬送によりy軸方向に間欠送りする媒体送り機構42とを有している。
印刷機構部5は、インクジェットヘッド511を有するキャリッジユニット51と、キャリッジユニット51をx軸方向に往復動させるヘッド移動機構52とを有している。
繰出部2は、記録媒体Wを繰り出す繰出しユニット21と、繰り出された記録媒体Wの弛みを取る弛取りユニット22とを有している。
巻取部6は、記録媒体Wを巻き取る巻取りユニット61と、巻取りユニット61に間紙W’を供給する間紙ユニット62と、記録媒体Wを巻き取る前に記録媒体Wに浸み込んだ染料インクの溶剤(水分)を気化させるヒーターユニット63とを有し、これらを巻取部用機台64に搭載して構成されている。
繰出しユニット21から繰り出された記録媒体W(布帛)は、弛取りユニット22により張られるようにして弛みが取られ、媒体送り機構42に送り込まれる。媒体送り機構42に送り込まれた記録媒体Wは、表面に粘着されるようにしてベルト搬送される。このベルト搬送では、記録媒体Wがy軸方向に間欠送りされる(副走査)一方、これに同期してキャリッジユニット51がx軸方向に往復動し、インクジェットヘッド511からインク吐出が行われる(主走査)。
このようにして、印刷が行われた後、記録媒体Wの印刷済み部分(捺染済み部分)は、媒体送り機構42から巻取部6に送り出される。巻取部6では、媒体送り機構42から送り出された記録媒体Wに、間紙ユニット62から間紙W’が連続的に供給され、記録媒体Wと間紙W’とが重なってヒーターユニット63に送られる。ヒーターユニット63では、間紙W’と共に記録媒体Wが加熱され、染料インクの溶剤(水分)が気化される。このようにして、乾燥処理された捺染済みの記録媒体Wは、間紙W’と共に巻取りユニット61に巻き取られる。
繰出しユニット21は、上記の本体用機台41に固定された左右(x軸方向)一対のT字状フレーム211、および一対のT字状フレーム211間に渡した複数本の棒状フレーム212から成る繰出しフレーム213と、一対のT字状フレーム211にx軸方向にスライド自在に支持され、X軸方向に延在する2本の繰出し側ロッドベース214と、2本の繰出し側ロッドベース214にスライド自在に支持された一対の繰出し軸突起(送出しロール)215とを有している。各繰出し軸突起215の先端部は円錐台形状に形成されており、一対の繰出し軸突起215は、記録媒体Wの幅に対応させた相互の幅寄せにより、それぞれの先端部をロール状の記録媒体Wの繰出しコアに嵌入させて、記録媒体Wを水平に支持している。そして、この支持状態で記録媒体Wが媒体送り機構42(搬送ベルト424)側に向かって送り出される。
一対の繰出し軸突起215は、モーター駆動の幅移動ユニット216により、2本の繰出し側ロッドベース214を介して左右(記録媒体Wの幅方向)に一体に移動するようになっている。
また、一対の繰出し軸突起215の一方には、モーター駆動の回転ユニット217が組み込まれており、この回転ユニット217により、一対の繰出し軸突起215を繰出し回転させて記録媒体Wを繰り出すようにしている。さらに、繰出しユニット21の下方には、繰出しユニット21から繰り出された記録媒体Wの有無を検出する反射型の光センサー23が設けられている。
本実施形態では、記録媒体Wに一定のテンションを与えつつ繰り出すテンションモードと、可能な限りテンションを少なくして繰り出す弛みモードとがあり、記録媒体W別にモード切替えを行うようにしている。このテンションモードと弛みモードとは、印刷機構部5に設けた操作画面(図示省略)において、GUI(Graphical User Interface)ボタンにより切替可能となっている。
テンションモードは、伸縮性の低い通常の布帛(記録媒体W)を対象とするものであり、この場合には、例えばパーソナルコンピューターで構成された制御部12が、記録媒体Wに所要のテンションを付与して第1ローラー225に向けて繰り出すように、回転ユニット217を制御する。より具体的には、制御部12は、回転ユニット217のモーターのトルク制御により、媒体送り機構42による記録媒体Wの送り動作時には、記録媒体Wを繰り出すように回転ユニット217を駆動し、媒体送り機構42による記録媒体Wの送り停止時には、記録媒体Wを僅かに巻き戻すように回転ユニット217を駆動する。これにより、繰出しユニット21と弛取りユニット22との間の記録媒体Wにテンションが付与された状態で、記録媒体Wが送られる。
一方、弛みモードは、例えばストッキング地のように伸縮性の高い布帛(記録媒体W)を対象とするものであり、この場合には、制御部12が、繰り出した記録媒体Wがいったん下方に弛んでから、弛取りユニット22に送り込まれるように、回転ユニット217を制御する(図1では弛み部分の記録媒体Wを破線で示す)。すなわち、制御部12は、媒体送り機構42による記録媒体Wの送り動作に伴って、記録媒体Wの弛み量が少なくなり、繰出しユニット21の下方に設けられた光センサー23が記録媒体Wの「無」を検出すると、記録媒体Wを繰り出すように回転ユニット217を正回転駆動させ、これにより弛み量が増加し、光センサー23が記録媒体Wの「有」を検出すると、回転ユニット217の駆動を停止させる。この弛み量の制御により、繰出しユニット21と弛取りユニット22との間の記録媒体Wが適切に弛んだ状態で、記録媒体Wが送られる。
弛取りユニット22は、媒体送り機構42のサイドフレーム422に固定された左右(x軸方向)一対のL字状フレーム222、および一対のL字状フレーム222間に渡したロッドフレーム223から成る弛取りフレーム221と、一対のL字状フレーム222に両持ちで回転自在に支持されたローラー群224とを有している。ローラー群224は、繰出しユニット21から送り込まれた記録媒体Wの送り経路11を複数個所で屈曲させるべく、送り方向の上流側から第1ローラー225、第2ローラー226および第3ローラー227の順で配設されており、それぞれ摩擦係数の高いローラーで構成されている。
繰出しユニット21から繰り出された記録媒体Wは、第1ローラー225でUターンするようにして第2ローラー226および第3ローラー227に達する。第2ローラー226および第3ローラー227は、上下に近接して配設されており、両端部を一体に形成した一対の軸受部24に回転自在に支持されている。また、各軸受部24は、L字状フレーム222に回動自在に支持され、一方の軸受部24には、第2ローラー226および第3ローラー227の上下の配置角度を調整する角度調整ユニット25が組み込まれている。
第2ローラー226および第3ローラー227を通過する記録媒体Wは、「S」字状に経路変更されるが、記録媒体Wの種別に応じてこの「S」字カーブを変形調整し、記録媒体W別に適度なテンションを付与できるようにしている。これにより、記録媒体Wは、部分的な弛みや皺が解消されて、媒体送り機構42に送り込まれる。なお、第1ローラー225、第2ローラー226、第3ローラー227は、記録媒体Wに中心から外側に向かう分力が作用するよう、中高の形状とすることが好ましい。
媒体送り機構42は、本体用機台41上に載置固定した左右(x軸方向)一対のサイドフレーム422を有する本体フレーム421と、一対のサイドフレーム422に支持され、無端の搬送ベルト(無端ベルト)424を有するベルト搬送ユニット423と、ベルト搬送ユニット423の下側に配設したベルト洗浄ユニット425とを備えている。また、媒体送り機構42は、上流側においてベルト搬送ユニット423に上側から臨む押圧ローラー426と、下流側においてベルト搬送ユニット423に対し斜め上方に配設された分離ローラー427とを備えている。
本体フレーム421は、厚手の板材で構成された一対のサイドフレーム422と、一対のサイドフレーム422を連結する前後(y軸方向)一対の連結フレーム428とを有しており、一対のサイドフレーム422の部分で本体用機台41に載置固定されている。また、本体フレーム421は、一対の連結フレーム428間に位置して、一対のサイドフレーム422を連結すると共に、上記のベルト洗浄ユニット425を支持する支持フレーム429を有している。各サイドフレーム422には、ベルト搬送ユニット423を取り付けるための切欠き部や、印刷機構部5を取り付けるための切欠き部が適宜設けられ、またベルト洗浄ユニット425を点検するための開口部が形成されている。
ベルト搬送ユニット423は、送り方向の下流側に位置する駆動プーリー431と、送り方向の上流側に位置する従動プーリー432と、駆動プーリー431および従動プーリー432間に架け渡した無端の搬送ベルト424とを有している。また、ベルト搬送ユニット423は、従動プーリー432の近傍に位置して、搬送ベルト424の走行をガイドする第1ガイドプレート433と、印刷機構部5の直下に位置して、搬送ベルト424の走行をガイドする第2ガイドプレート434と、上記の支持フレーム429の直上に位置して、裏側に回り込んだ搬送ベルト424の走行をガイドする第3ガイドプレート435とを有している。
第1ガイドプレート433および第2ガイドプレート434は、相互の表面が面一(同一水平面)となるように配設した状態で、一対のサイドフレーム422間に架け渡されており、本体フレーム421の一部としても機能している。また、第1ガイドプレート433は、従動プーリー432から離れた直後の(上側の)搬送ベルト424が水平に走行するようにガイドし、第2ガイドプレート434は、印刷領域に位置する搬送ベルト424の上側に、弛みが生じないようにガイドしている。従って、第2ガイドプレート434の直上に位置する搬送ベルト424は、プラテンとして機能する。さらに、第3ガイドプレート435は、ベルト洗浄ユニット425により突き上げ力を受ける搬送ベルト424を、押さえるようにガイドしている。なお、駆動プーリー431から離れた直後の(下側の)搬送ベルト424についても、水平に走行する。つまり、搬送ベルト424は、ベルト洗浄ユニット425により洗浄される位置において、水平に走行する。
駆動プーリー431および従動プーリー432は、専用の軸受を介して、一対のサイドフレーム422に回転自在に支持されており、駆動プーリー431の一方の軸端には、搬送ベルト424を間欠で走行させる搬送モーター(モーター)436が連結されている。
搬送モーター436には、エンコーダー436aが内蔵されている。このエンコーダー436aで検出される回転量を調整することにより、搬送ベルト424を確実に間欠送りすることができる。また、検出された回転量に基づいて、すなわち、搬送モーター436が回転しているか否かに基づいて、記録媒体Wが搬送中であることを確実に検出することもできる。
搬送ベルト424は、外周面(固定部)424a、すなわち、記録媒体Wに対向する側の面が粘着性を有する(粘着処理)幅広の特殊なベルトで構成され、当該外周面424aが記録媒体Wの長手方向の途中を固定する固定部となる。そして、記録媒体Wは、外周面424a(固定部)での粘着により固定状態となり、その固定状態で搬送ベルト424が駆動することにより搬送される。これにより、記録媒体Wは、印刷機構部5の直下において、捲れ等を生ずることなく間欠送りされつつ、当該印刷機構部5から吐出されたインクによって記録が行なわれる。
従動プーリー432の上側には、弛取りユニット22から送り込まれた記録媒体Wを、搬送ベルト424に貼着する押圧ローラー426が配設されている。押圧ローラー426は、サイドフレーム422に回動自在に支持された一対の支持アーム437の先端部に、回転自在に支持されている。また、押圧ローラー426は、所定の弾力性と自重を有しており、その自重により、従動プーリー432の直上において記録媒体Wを搬送ベルト424に押し付ける。すなわち、押圧ローラー426と従動プーリー432とは、搬送ベルト424を挟んでニップローラーとして機能し、走行する搬送ベルト424に記録媒体Wを連続的に貼着する。なお、各支持アーム437の中間位置には、支持アーム437を回動させるためのエアーシリンダー438が連結されており、一対のエアーシリンダー438を同期駆動させることにより、押圧ローラー426が搬送ベルト424から引き離される。
一方、駆動プーリー431の斜め上方には、印刷後の記録媒体Wを搬送ベルト424から引き剥がして、巻取部6に送り込む分離ローラー427が配設されている。分離ローラー427は、サイドフレーム422から延びる一対のサブフレーム439に回動自在に支持されている。この場合、分離ローラー427は、駆動プーリー431を周回して裏側に回り込む搬送ベルト424から記録媒体Wを相対的に引き剥がすものであるが、実際の動作では、搬送ベルト424からの引き剥がし力は、記録媒体Wの種別で異なるものとなる。このため、記録媒体Wの種別により、搬送ベルト424が周回を開始する位置で剥がれ始めるものと、ある程度周回が進んだ位置で剥がれ始めるものとがある。但し、引き剥がしのポイントが裏側に回り込むと、記録媒体Wが搬送ベルト424に巻き込まれるおそれが生ずる。
そこで、本実施形態では、搬送ベルト424から分離ローラー427に送られてゆく記録媒体Wの角度を位置検出し、この位置検出の検出結果に基づいて巻取りユニット61を巻取り駆動し、引き剥がしのポイントが搬送ベルト424の裏側に回り込むのを防止している。
粘着性を有する搬送ベルト424には、経時的に糸くずや塵埃が付着するため、ベルト洗浄ユニット425により、搬送ベルト424の定期的な洗浄を実施する。ベルト洗浄ユニット425は、搬送ベルト424の下側において支持フレーム429に支持され、搬送ベルト424を横断するようにx軸方向に延在している。なお、最終的に搬送ベルト424に残った洗浄液は、ウエスで拭き取るようにしている。
印刷機構部5は、送り経路11(ベルト搬送ユニット423)を跨ぐようにx軸方向に延在するプリンターフレーム53と、プリンターフレーム53に支持されたヘッド移動機構52と、ヘッド移動機構52に搭載されてx軸方向に往復動するキャリッジユニット51と、これらを覆うプリンターカバー54とを備えている。また、特に図示しないが、印刷機構部5には、インクジェットヘッド511を保守するキャップユニットやクリーニングユニットが搭載されている。なお、印刷機構部5における、いわゆるペーパーギャップ(ワークギャップ)は、各種の記録媒体Wにおいてその厚みに幅があるため、装置本体4(媒体送り機構42)に対し、印刷機構部5全体を昇降させることにより調整される。
プリンターフレーム53は、x軸方向に延在する板金製の梁状フレーム531と、梁状フレーム531を両端部で支持する板金製の一対の立設フレーム532とを有し、一対の立設フレーム532の部分で、上記のサイドフレーム422に支持されている。なお、プリンターカバー54は、このプリンターフレーム53に取り付けられている。
キャリッジユニット51は、カラープリント用の複数色のノズル列を有するインクジェットヘッド511と、ノズル面が下向きになるようにインクジェットヘッド511を保持するキャリッジ512とを有している。なお、各ノズル列に供給される各色の染料インクは、いわゆるオフキャリッジのインクタンクから供給される。
ヘッド移動機構52は、キャリッジユニット51を片持ちでx軸方向にスライド自在に支持するキャリッジガイド55と、キャリッジガイド55を往復動させるベルト伝導機構56と、ベルト伝導機構56を駆動させるキャリッジモーター57とを有している。キャリッジガイド55は、下側のメインガイド551と上側のサブガイド552とから成り、メインガイド551およびサブガイド552は、その両端部で上記一対の立設フレーム532に支持されている。ベルト伝導機構56は、タイミングベルト561を有し、タイミングベルト561の一部がキャリッジユニット51(キャリッジ512)に固定されている。
キャリッジモーター57によりタイミングベルト561を正逆走行させると、キャリッジユニット51が、キャリッジガイド55に案内されてx軸方向に往復動する。キャリッジガイド55の移動位置は、リニアエンコーダーにより検出され、この検出結果と印刷データに基づいて、インクジェットヘッド511から各色の染料インクが選択的に吐出される。これにより、記録媒体Wへの印刷(捺染)が行われる。
巻取部6は、y軸方向において本体用機台41に着脱自在に連結した巻取部用機台64と、巻取部用機台64の上部に支持されたヒーターユニット63と、巻取部用機台64の下部に支持された巻取りユニット61および間紙ユニット62とを備えている。捺染された記録媒体Wは、インクが裏移りしない厚手の記録媒体Wをそのまま巻き取る方式と、インクが裏移りしやすい薄手の記録媒体Wに間紙W’を重ねて巻き取る方式があり、本実施形態の巻取部6は、いずれの方式にも対応可能な設計となっている。以下、後者の方式を採用した場合について説明する。
巻取部用機台64は、上水平フレーム部641と、下水平フレーム部642と、上水平フレーム部641および下水平フレーム部642がそれぞれ接続された鉛直フレーム部643とを有し、アルミニウムの押出し形材を縦横に組んで構成されている。そして、鉛直フレーム部643の部分で、本体用機台41に着脱自在に連結されている。
ヒーターユニット63は、円弧状の放熱面631aを有する放熱プレート631と、放熱プレート631に内貼りしたヒーター632と、放熱プレート631の内側の左右両端部に設けられ、象の鼻の形状を有する左右一対の支持プレート633とを備えている。また、ヒーターユニット63(支持プレート633)は、その上半部を上水平フレーム部641に載置した状態で、上水平フレーム部641に設けた左右の固定部材65により、上水平フレーム部641に取り付けられている。放熱プレート631の上端部は、分離ローラー427に近接し且つ分離ローラー427より僅かに低い位置に配設されている。また、放熱プレート631の上端部は、この部分に下方から導入される間紙W’を経路変更するために、下向きの円弧状に折曲げ形成されている。
分離ローラー427を通過した記録媒体Wは、放熱プレート631の上端部で下方から送られてくる間紙W’と重なり、放熱プレート631の円弧状の外面(放熱面631a)に案内されて下方に送られる。放熱面631aに摺接しながら上下方向に送られてゆく記録媒体Wおよび間紙W’は、ヒーター632により連続的に加熱される。この加熱により、記録媒体Wに浸み込んだ染料インクの溶剤(水分)が気化し、布帛に染料が定着する。
間紙ユニット62は、ロール状の間紙W’を繰り出す間紙ローラー621と、繰り出された間紙W’を放熱プレート631の上端部に向かって経路変更するガイドバー622とを有している。ガイドバー622は、下水平フレーム部642と鉛直フレーム部643とを連結する斜材の部分に固定されている。また、間紙ローラー621は、制動機構を組み込んだ一対の軸受ユニット623を介して、下水平フレーム部642の前部に支持されている。この一対の軸受ユニット623により、間紙W’は、弛みを生ずることなく繰り出される。
巻取りユニット61は、上記の繰出しユニット21と同様に、下水平フレーム部642の前後中間部に支持され、x軸方向に延在する2本の巻取り側ロッドベース661と、2本の巻取り側ロッドベース661にスライド自在に支持された一対の巻取り軸突起662とを有している。また、巻取りユニット61は、放熱プレート631の下端部と一対の巻取り軸突起662との間の送り経路11に位置して、記録媒体Wおよび間紙W’に張りを与えるテンションローラー663を有している。
各巻取り軸突起662の先端部は、円錐台形状に形成されており、一対の巻取り軸突起662は、記録媒体Wの幅に対応させた相互の幅寄せにより、それぞれの先端部を、記録媒体Wを巻き取る巻取りコアに嵌入させて、これを水平に支持している。一対の巻取り軸突起662の一方には、モーター駆動の回転ユニット664が組み込まれており、一対の巻取り軸突起662を巻取り回転させて、記録媒体Wおよび間紙W’を同時に巻き取るようにしている。そして、回転ユニット664は、前述のように、分離ローラー427の近傍において、分離ローラー427に送られてゆく記録媒体Wの角度検出に基づいて、制御される。
テンションローラー663は、下水平フレーム部642の後部に回動自在に支持された一対の回動アーム665の先端部に、回転自在に支持されている。そして、テンションローラー663は、巻取りコアに巻き取られる記録媒体Wおよび間紙W’の間紙W’側に転接し、その自重により記録媒体Wおよび間紙W’を下方に回動付勢している。これにより、記録媒体Wおよび間紙W’に適度なテンションが付与され、記録媒体Wおよび間紙W’は、巻き締めるようにして巻取りコアに巻き取られる。
このような印刷装置1で印刷データを記録媒体Wに印刷する場合、一般的には、量産用の印刷装置1(以下、「量産用印刷装置1A」と言う)と、サンプル用の印刷装置1(以下、「サンプル用印刷装置1B」と言う)とを用いて印刷を行う。
例えば、パソコン等で作成した印刷データを印刷する場合には、サンプル用印刷装置1Bで記録媒体Wbに印刷して、パソコンの画面上と色相、明度および彩度が一致しているか否かを確認する。それらが一致していた場合、量産用印刷装置1Aで記録媒体Waに同じ条件(例えば、ドットの大きさや、乾燥条件等)で印刷を行う。
しかしながら、サンプル用印刷装置1Bで印刷した記録媒体Wbと、量産用印刷装置1Aで印刷した記録媒体Waとでは、特に色の明度および彩度が異なる場合がある。これは、各装置でドットを同じ大きさに設定したにも関わらず、実際は大きさが違ったりすることに起因する(以下、これらを総称して量産用印刷装置1Aとサンプル用印刷装置1Bとの「個体差」と言う)。そこで、本発明の色調整方法は、このようなことを解消するのに有効である。
なお、本明細書中では、「明度」および「彩度」を一括して、「濃淡の程度」と言い、「色差」を「濃淡の程度の差」と言う。
また、図2〜図5中では、色の濃淡をドットの大きさで表し、色相角の大きさをハッチングの粗密で表している。そして、図2〜図5中では、理解を容易にするために、各パターンにおけるドット数を極端に少なくしている。
以下、本発明の色調整方法について説明する。
本発明の色調整方法は、第1の印刷工程と、第1の比較工程と、第2の印刷工程と、第2の比較工程とを有している。
[1]第1の印刷工程
(1−1)
まず、図2(a)に示すように、量産用印刷装置1Aで第1のパターン群Paを記録媒体Wa上に印刷する。第1のパターン群Paでは、互いに異なる位置に設けられた第1のパターンPa、Pa、Pa、Pa、Pa、Pa、Pa、Paが2行4列の行列状をなしている。第1のパターンPa〜Paは、図2(a)中左側からこの順に整列しており、第1のパターンPa〜Paは、図2(a)中左側からこの順に、第1のパターンPa〜Paの列に沿って整列している。
第1のパターンPa〜Paは、それぞれ、互いに同じ大きさの4つの第1のドットDで構成されている。また、第1のパターンPa〜Paでは、互いに第1のドットDの色相が異なっており、図2(a)中右側にいくに従って色相角が大きくなっている。
第1のパターンPa〜Paは、互いに同じ大きさで、かつ、第1のパターンPa〜Paでの第1のドットDよりも大きい4つの第1のドットDで構成されている。また、第1のパターンPa〜Paにでは、同様に、互いに色相が異なっており、図2(a)中右側にいくに従って色相角が大きくなっている。
また、第1のパターンPaは、第1のパターンPaと同じ色相で、かつ、第1のパターンPaよりも濃い。第1のパターンPaは、第1のパターンPaと同じ色相で、かつ、第1のパターンPaよりも濃い。第1のパターンPaは、第1のパターンPaと同じ色相で、かつ、第1のパターンPaよりも濃い。第1のパターンPaは、第1のパターンPaと同じ色相で、かつ、第1のパターンPaよりも色が濃い。
(1−2)
このような第1のパターン群Paを印刷したら、一方では、サンプル用印刷装置1Bで、各第1のパターンPa〜Paにそれぞれ対応する第2のパターン群Pbを記録媒体Wbに印刷する。なお、以下では、第1のパターンPaに対応する第2のパターン群Pbについて代表的に説明する。
図2(c)に示すように、第2のパターン群Pbは、第1のパターンPaの第1のドットDと同じ大きさで、かつ、同色とみなされた第2のドットDで構成された第2のパターンPb、Pb、Pbを有している。
これらのうちの第2のパターンPbは、第1のパターンPaでの第1のドットDと同じ個数(図示の構成では、4つ)の第2のドットDで構成されている。
また、第2のパターンPbでの第2のドットDの個数(図示の構成では、2つ)は、第2のパターンPbでの第2のドットDの個数よりも少ない。すなわち、第2のパターンPbは、第2のパターンPbよりも色が淡い。
そして、第2のパターンPbでの第2のドットDの個数(図示の構成では、6つ)は、第2のパターンPbでの第2のドットDの個数よりも多い。すなわち、第2のパターンPbは、第2のパターンPbよりも色が濃い。
このように、第2のパターン群Pbでは、第2のパターンPb、Pb、Pbが濃淡の程度に基づいて整列している。
[2]第1の比較工程
次に、図3(a)に示すように、第1のパターンPaと、第2のパターンPb〜Pbとをそれぞれ比較する。この比較は、本実施形態では色度計で計測して行われる。
第1のパターンPaと、第2のパターンPb〜Pbとをそれぞれ比較した結果、第1のパターンPaの濃淡の程度と第2のパターンPbの濃淡の程度とが一致した。これにより、第1のパターンPaと同じ濃淡の程度のパターンをサンプル用印刷装置1Bで印刷したい場合、サンプル用印刷装置1Bで第2のパターンPbを印刷すればよいという情報(第1の色情報)を得ることができる(図3(b)参照)。そして、その情報に基づいて、サンプル用印刷装置1Bで印刷を行うことで、量産用印刷装置1Aとサンプル用印刷装置1Bとで同じ印刷データを印刷した場合、それらの印刷物の濃淡の程度を同じかまたは近くすること(以下、このことを「色調整」という)ができる。
また、上記第1の印刷工程および第1の比較工程を、第1のドットDの大きさごと、および、第1のドットDの色相ごとに行うのが好ましい。これにより、第1のドットの大きさおよび色相の明暗に応じて各印刷装置に個体差があった場合であっても、色調整を行うことができる。すなわち、第1のパターンPa〜Paの各々に対して、上記第1の印刷工程および第1の比較工程を行うことで、第1のドットDの大きさおよび色相の明暗の程度に応じて色調整を行うことができる。
そして、以下の工程を経ることで、色調整をより精度よく行うことができる。
[3]第2の印刷工程
(3−1)次に、図4(a)に示すように、基準パターンとして、第1の比較工程で決定した第2のパターンPbと濃淡の程度が同じとみなされた第3のパターンPcをサンプル用印刷装置1Bで記録媒体Wcに印刷する。
第3のパターンPcは、第2のドットDと同色で、かつ、互いに大きさが異なる複数の第3のドットDで構成されている。図示の構成では、第3のパターンPcの第3のドットDの個数は、大、中、小ともに1つずつである。
そして、記録媒体Wcの第3のパターンPcとは異なる位置に、第3のパターンPcとは、第3のドットDの大きさまたは個数が異なる、変更パターンとしての第3のパターンPcおよび第3のパターンPcを印刷する。第3のパターンPcは、第3のパターンPcよりも色が薄く、図示の構成では、中、小ともに1つずつである。また、第3のパターンPcは、第3のパターンPcよりも色が濃く、大が2つと、中、小が1つずつである。
なお、記録媒体Wcでは、各第3のパターンPc〜Pcが色の濃淡の程度の順に整列している。
(3−2)
次に、図4(b)に示すように、量産用印刷装置1Aで、記録媒体Wdに第3のパターンPcの第3のドットDと同じ条件下、すなわち、同じ大きさ、同じ個数および同じ色相の複数の第4のドットで構成された第4のパターンPdを記録媒体Wdに印刷する。図示の構成では、第4のドットDの個数は、大、中、小ともに1つずつである。
[4]第2の比較工程
そして、図5(a)に示すように、第3のパターンPc〜Pcと第4のパターンPdとを比較する。
その結果、図5(b)に示すように、第3のパターンPcの濃淡の程度と、第4のパターンPdの濃淡の程度とが一致した。これにより、第4のパターンPdと同じ濃淡の程度のパターンをサンプル用印刷装置1Bで印刷したい場合、サンプル用印刷装置1Bで第3のパターンPcを印刷すればよいという情報(第2の色情報)を得ることができる。そして、その情報に基づいて、サンプル用印刷装置1Bで印刷を行うことで、互いに大きさが異なるドットが混在するパターンで、色調整を行うことができる。よって、各装置間の個体差をできるだけ無視することができ、色調整をより精度よく行うことができる。
以上より、量産用印刷装置1Aで、図2(b)に示す第1のパターンPdを得たい場合には、サンプル用印刷装置1Bで第3のパターンPcを印刷すれば、各装置間の個体差をできるだけ無視することができる。
ここで、第1の比較工程において、例えば、第1のパターンPaの濃淡の程度が、第2のパターンPbと第2のパターンPbとの間であった場合には、以下の2つの方法で第1のパターンPaとなる第2のパターン(第1の色情報)を決定することができる。
1つ目の方法として、例えば、第1のパターンPaの濃淡の程度が第2のパターンPbよりも第2のパターン群Pbに近かった場合、第2のパターンPbを第1のパターンPaとみなす方法が挙げられる。これにより、第2のパターン群Pbに、第1のパターンPaと一致するものがなかった場合であっても、第1のパターンPaと可及的に同じであるものを選択することで、第1のパターンPaとなる第2のパターンを決定することができる。
なお、上記のように、第1のパターンPaの濃淡の程度と可及的に同じものを選んだとき、第2のパターンPbおよび第2のパターンPbの2つが選択されることが想定される。この場合、2つ目の方法として、第2のパターンPbおよび第2のパターンPbの中間値を第1のパターンPaとみなす方法が挙げられる。例えば、第2のパターンPbの第2のドットDの個数と、第2のパターンPbの第2のドットDの個数との中間値を算出し、その算出結果を第1のパターンPaの第1のドットDの個数とする。
この方法によれば、第2のパターン群Pbに、第1のパターンPaと可及的に同じものが2つあったとしても、第1のパターンPaとなるものを決定することができる。
上記2つの方法は、第2の比較工程で第2の情報を決定する際にも有効である。
以上の第1の印刷工程、第1の比較工程、第2の印刷工程および第2の比較工程を、第1のパターンPa〜Paのそれぞれに対して行うのが好ましい。これにより、第1のドットDの大きさごと、および、第1のドットDの色ごとにサンプル用印刷装置1Bの色調整を行うことができる。さらに、互いに大きさが異なるドットが混在するパターンを印刷する場合にも、サンプル用印刷装置1Bの色調整を行うことができる。
さらに、本発明の色調整方法によれば、印刷を行うのに先立って行われるハーフトーン処理後に各装置の色調整を行うことができる。
以上、本発明の色調整方法を図示の実施形態について説明したが、本発明は、これに限定されるものではない。
なお、第1のパターン群は、8個の第1のパターンで構成されているが、本発明ではこれに限定されず、7個以下、または9個以上であってもよい。
また、第2のパターン群は、1つの第1のパターンに対して3つ印刷されているが、本発明ではこれに限定されず、2つまたは、4つ以上であってもよい。
また、第2のパターン群は、各第1のパターンごとに印刷されており、それら各第2のパターン群は、整列しており、全体として行列状をなしているのが好ましい。
また、各パターン群は、行列状または列状をなしているが、本発明ではこれに限定されず、いかなる配置形態であってもよい。
また、前記実施形態では、量産用印刷装置とサンプル用印刷装置とは、同様の構成であるが、本発明ではこれに限定されず、互いに異なる装置構成であってもよい。この場合であっても、本発明の色調整方法によれば、色調整を行うことができる。
また、第1の印刷工程では、サンプル用印刷装置で第1のパターンを印刷した後に、量産用印刷装置で第2のパターンを印刷しているが、本発明ではこれに限定されず、量産用印刷装置で第2のパターンを印刷した後に、サンプル用印刷装置で第1のパターンを印刷してもよく、これらが同時に行われてもよい。
また、前記実施形態では、第1の比較工程および第2の比較工程は、色度計を用いて行われるが、本発明ではこれに限定されず、視認により行ってもよい。
1……印刷装置
1A……量産用印刷装置
1B……サンプル用印刷装置
2……繰出部
21……繰出しユニット
211……T字状フレーム
212……棒状フレーム
213……繰出しフレーム
214……繰出し側ロッドベース
215……繰出し軸突起(送出しロール)
216……幅移動ユニット
217……回転ユニット
22……弛取りユニット
221……弛取りフレーム
222……L字状フレーム
223……ロッドフレーム
224……ローラー群
225……第1ローラー
226……第2ローラー
227……第3ローラー
23……光センサー
24……軸受部
25……角度調整ユニット
4……装置本体
41……本体用機台
42……媒体送り機構
421……本体フレーム
422……サイドフレーム
423……ベルト搬送ユニット
424……搬送ベルト(無端ベルト)
424a……外周面(表面)
425……ベルト洗浄ユニット
426……押圧ローラー
427……分離ローラー
428……連結フレーム
429……支持フレーム
431……駆動プーリー
432……従動プーリー
433……第1ガイドプレート
434……第2ガイドプレート
435……第3ガイドプレート
436……搬送モーター(モーター)
436a……エンコーダー
437……支持アーム
438……エアーシリンダー
439……サブフレーム
5……印刷機構部(記録手段)
51……キャリッジユニット
511……インクジェットヘッド
512……キャリッジ
52……ヘッド移動機構
53……プリンターフレーム
531……梁状フレーム
532……立設フレーム
54……プリンターカバー
55……キャリッジガイド
551……メインガイド
552……サブガイド
56……ベルト伝導機構
561……タイミングベルト
57……キャリッジモーター
6……巻取部
61……巻取りユニット
62……間紙ユニット
621……間紙ローラー
622……ガイドバー
623……軸受ユニット
63……ヒーターユニット
631……放熱プレート
631a……放熱面
632……ヒーター
633……支持プレート
64……巻取部用機台
641……上水平フレーム部
642……下水平フレーム部
643……鉛直フレーム部
65……固定部材
661……巻取り側ロッドベース
662……巻取り軸突起
663……テンションローラー
664……回転ユニット
665……回動アーム
11……送り経路
12……制御部
13……搬送機構部(搬送手段)
……第1のドット
……第2のドット
……第3のドット
……第4のドット
Pa……第1のパターン群
Pa、Pa、Pa、Pa、Pa、Pa、Pa、Pa……第1のパターン
Pb……第2のパターン群
Pb、Pb、Pb……第2のパターン
Pc、Pc、Pc……第3のパターン
Pd……第4のパターン
W、Wa、Wb、Wc、Wd……記録媒体
W’……間紙

Claims (8)

  1. 互いに同色で、かつ、同じ大きさの複数の第1のドットで構成される第1のパターンを第1の印刷装置で印刷するとともに、前記第1のドットと同色で、かつ、前記第1のドットと同じ大きさとみなされた第2のドットで構成され、前記第2のドットの個数が互いに異なる複数の第2のパターンを第2の印刷装置で印刷する第1の印刷工程と、
    前記第1のパターンと前記複数の第2のパターンとを比較して、前記複数の第2のパターンのうちから、少なくとも明度および彩度の程度が前記第1のパターンとなる第1の色情報を決定する第1の比較工程とを有することを特徴とする色調整方法。
  2. 前記比較工程では、前記複数の第2のパターンのうちの、前記第1のパターンとの色差が可及的に小さい1つの前記第2のパターンを前記第1の情報とする請求項1に記載の色調整方法。
  3. 前記比較工程において、前記複数の第2のパターンのうちの、前記第1のパターンとの色差が可及的に小さい前記第2のパターンが2つであった場合、
    該2つの第2のパターンのそれぞれの前記第2のドットの個数の中間値を前記第1の情報とする請求項1または2に記載の色調整方法。
  4. 当該色調整方法を、前記第1のドットの色ごとに行う請求項1ないし3のいずれか1項に記載の色調整方法。
  5. 前記各第1のパターンは、色相角に基づいて、1つの印刷媒体に行列状に配置されている請求項4に記載の色調整方法。
  6. 当該色調整方法を、前記第1のドットの大きさごとに行う請求項1ないし5のいずれか1項に記載の色調整方法。
  7. 前記各第1のパターンは、前記第1のドットの大小関係に基づいて、1つの印刷媒体に行列状に配置されている請求項6に記載の色調整方法。
  8. 前記第2のドットと同色で、かつ、互いに大きさが異なる複数の第3のドットで構成され、前記第1の色情報と、少なくとも明度および彩度が前記第2のパターンと同じとみなす基準パターンと、前記基準パターンを基準として、前記第3のドットの大きさおよび個数のうちの少なくとも一方が異なる変更パターンとを含む第3のパターン群を前記第2の装置で印刷するとともに、前記基準パターンの前記複数の第3のドットと同じ条件下の複数の第4のドットで構成された第4のパターンを、前記第1の装置で印刷する第2の印刷工程と、
    前記第3のパターン群と前記第4のパターンとを比較して、前記第3のパターン群のうちから、少なくとも明度および彩度の程度が前記第4のパターンとなる第2の色情報を決定する第2の比較工程とを有する請求項1ないし7のいずれか1項に記載の色調整方法。
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