JPH07218097A - 冷蔵庫の霜取り制御装置 - Google Patents

冷蔵庫の霜取り制御装置

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JPH07218097A
JPH07218097A JP6010953A JP1095394A JPH07218097A JP H07218097 A JPH07218097 A JP H07218097A JP 6010953 A JP6010953 A JP 6010953A JP 1095394 A JP1095394 A JP 1095394A JP H07218097 A JPH07218097 A JP H07218097A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ヒータにより冷却器の霜取りを行う冷蔵庫の
霜取り制御装置において、霜取り終了時に冷却器温度が
オーバーシュートし冷却器周囲温度が高くなることによ
る庫内温度上昇を防ぎ、保鮮性を良くし、霜取り時の消
費電力を低減することを目的とする。 【構成】 霜取り時、霜取りヒータ制御手段14が冷却
器温度により霜取りヒータ6に供給する昇圧型整流回路
13の整流電圧を変化させることにより、前記冷却器温
度が低いときには前記整流電圧を高くして前記霜取りヒ
ータ6の温度を上げて霜を速やかに溶かし、霜が溶けだ
して前記冷却器温度が高くなると前記整流電圧を低くし
て前記霜取りヒータ6の温度を下げる。このため、冷却
器温度のオーバーシュートをなくし、霜取り時の冷却器
周囲温度の上昇を抑えることができるとともに、消費電
力を低減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷蔵庫の霜取り制御装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の冷蔵庫の霜取り制御装置として
は、例えば特開平02−4149号公開に示されてい
る。
【0003】この特長は、霜取り終了後、まずコンプレ
ッサの運転を開始し、ある一定時間遅廷させて庫内ファ
ンを運転させることにより、庫内の温度上昇を防止する
というものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、霜取りヒータの温度が一定であるため、
霜取り時に冷却器の温度がオバーシュートし冷却器周囲
温度が高くなる。このため、庫内ファン運転の遅廷時間
を長くとる必要がある。このことにより庫内温度が上昇
し、保鮮性が悪くなるという課題を有していた。また、
必要以上に冷却器を熱するため消費電力が大きくなると
いう課題を有していた。
【0005】また、庫内ファンモータ、コンプレッサの
運転速度が一定であるため、霜取り終了後、庫内温度を
所望の温度まで下げるのに時間がかかり、保鮮性が悪く
なるという課題を有していた。
【0006】本発明は上記課題に鑑み、霜取り時の庫内
温度上昇を抑え、また、霜取り時の消費電力を低減し、
さらに、霜取り終了後、庫内温度を所望の温度まで速や
かに下げることが可能な冷蔵庫の霜取り制御装置を低コ
ストで実現するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の冷蔵庫の霜取り制御装置は、冷却器の霜取り
ヒータと、前記冷却器の温度を検出する冷却器温度検出
手段と、昇圧型整流回路と、前記検出された温度により
前記昇圧型整流回路の整流電圧を変化させて、前記整流
電圧を前記霜取りヒータに供給する霜取りヒータ制御手
段と、霜取り前一定時間と遅廷時間を設けた霜取り後一
定時間、前記昇圧型整流回路の整流電圧を変化させて、
前記整流電圧を庫内ファンモータに供給する庫内ファン
モータ制御手段と、前記遅廷時間、前記庫内ファンモー
タに定電圧を供給する庫内ファンモータ用定電圧電源
と、前記霜取り前後一定時間、前記昇圧型整流回路の整
流電圧を変化させて、前記整流電圧をコンプレッサに供
給するコンプレッサ制御手段とを備えたものである。
【0008】
【作用】本発明は上記した構成によって、霜取り時、前
記霜取りヒータ制御手段が前記冷却器温度により前記霜
取りヒータに供給する前記昇圧型整流回路の整流電圧を
変化させる。このことにより、前記冷却器温度が低いと
きには前記整流電圧を高くして前記霜取りヒータの温度
を上げて霜を速やかに溶かし、霜が溶けだして前記冷却
器温度が高くなると前記整流電圧を低くして前記霜取り
ヒータの温度を下げる。このため、冷却器温度のオーバ
ーシュートをなくし、霜取り時の冷却器周囲温度の上昇
を抑えることができるとともに、消費電力を低減でき
る。
【0009】さらに、霜取り前一定時間と遅廷時間を設
けた霜取り後一定時間、前記庫内ファンモータ制御手段
が前記庫内ファンモータに供給する前記昇圧型整流回路
の整流電圧を変化させる。このことにより、霜取り前に
庫内ファンモータを高速で運転してあらかじめ庫内温度
を下げておくことにより霜取り時の庫内温度上昇を抑え
ることができる。また、霜取り終了後は、遅廷時間後に
庫内ファンモータを高速で運転することにより、庫内温
度を所望の温度まで速やかに下げることができる。
【0010】さらに、霜取り後の前記遅廷時間、前記庫
内ファンモータ用定電圧電源が前記庫内ファンモータに
定電圧を供給するとともに、前記霜取り前後一定時間、
前記コンプレッサ制御手段が前記コンプレッサに供給す
る前記昇圧整流回路の整流電圧を変化させる。このこと
により、霜取り前にコンプレッサと庫内ファンモータを
高速で運転してあらかじめ庫内温度を下げておくことに
より霜取り時の庫内温度上昇をさらに抑えることができ
る。また、霜取り終了後は、コンプレッサを高速で運転
するとともに庫内ファンモータを低速で運転し、前記遅
廷時間後に庫内ファンモータを高速で運転することによ
り、庫内温度を所望の温度までさらに速やかに下げるこ
とができる。
【0011】このことにより、霜取り時の庫内温度上昇
を抑え、また、霜取り時の消費電力を低減し、さらに、
霜取り終了後、庫内温度を所望の温度まで速やかに下げ
ることが可能となる。
【0012】
【実施例】以下本発明の一実施例の冷蔵庫の霜取り制御
装置について図面を参照しながら説明する。
【0013】図1は本発明の一実施例の冷蔵庫の霜取り
制御装置の全体構成図である。図1において、1は冷蔵
庫本体で、内部が冷凍室2、冷蔵室3などの複数の貯蔵
室に仕切られている。4は前記冷凍室2の下部に設置さ
れた冷却器、5はその奥部に設置された庫内ファンモー
タ、6は前記冷却器4に付着した霜を除去する霜取りヒ
ータ、7は前記冷却器4に取り付けてある冷却器温度セ
ンサ、8は前記冷凍室2に取り付けてある冷凍室温度セ
ンサ、9は本体下部に設けられたコンプレッサである。
【0014】10は前記冷却器温度センサ7の出力によ
り前記冷却器温度を検出する冷却器温度検出手段であ
る。11は前記冷凍室温度センサ8の出力により前記冷
凍室温度を検出する庫内温度検出手段である。12は前
記コンプレッサ9の運転時間を積算するコンプレッサ運
転時間検出手段である。13は整流電圧可変の昇圧型整
流回路である。14は霜取りヒータ制御手段であり、前
記冷却器温度により前記整流電圧を変化させて前記霜取
りヒータ6に供給する。15は庫内ファンモータ制御手
段であり、霜取り前一定時間と遅廷時間を設けた霜取り
後一定時間、前記整流電圧を変化させて庫内ファンモー
タに供給する。16は庫内ファンモータ用定電圧電源で
あり、前記遅廷時間の間、前記庫内ファンモータに定電
圧を供給する。17はコンプレッサ制御手段であり、前
記霜取り前後一定時間、前記整流電圧を変化させてコン
プレッサに供給する。
【0015】18は冷蔵庫霜取り制御手段であり、前記
冷却器温度検出手段10、前記庫内温度検出手段11、
前記コンプレッサ運転時間検出手段12からの信号を入
力し、前記霜取りヒータ制御手段14に電力値信号、前
記庫内ファンモータ制御手段15と前記コンプレッサ制
御手段17とにそれぞれ運転速度信号を出力する。
【0016】前記霜取り時及び前記霜取り前後一定時間
を除いては、前記コンプレッサ9は、前記昇圧型整流回
路13と前記コンプレッサ制御手段の構成によりPAM
(Pulse Amplitude Modulation)インバータ制御する。
PAMインバータでは、前記昇圧型整流回路13出力の
整流電圧を変化させることにより、インバータ出力電圧
を変化させるため、インバータ部の高周波スイッチング
は不要である。このため、PWM(Pulse Width Modula
tion)インバータに比べて、モータ効率がよい、低騒音
等の利点があり、冷蔵庫に適用することにより、省エネ
ルギー化、低騒音化等の効果が得られる。本実施例に述
べる霜取り制御装置は前記昇圧型整流回路13を使用す
るものであるから、低コストで実現できることとなる。
【0017】次に、図2を用いて、前記昇圧型整流回路
13について説明する。図2において、18はブリッジ
ダイオード、19はインダクタンス、20はスイッチン
グトランジスタ、21は前記スイッチングトランジスタ
の駆動信号を出力する整流電圧制御手段、22はダイオ
ード、23はコンデンサである。
【0018】上記回路構成により、前記スイッチングト
ランジスタ20がONのときに、前記インダクタンス1
9にエネルギを蓄え、OFFのときにこのエネルギを入
力電源に重畳させて出力に取り出すため、昇圧型整流が
可能となる。前記ブリッジダイオード18により整流し
た電圧をVi、出力電圧をVo、前記スイッチングトラ
ンジスタ20のオンデューティ、すなわちON時間/
(ON時間+OFF時間)をDとすると、Vo=Vin
/(1−D)となり、前記スイッチングトランジスタ2
0のオンデューティDを大きくするほど、前記昇圧型整
流回路13の出力電圧を大きくできる。
【0019】したがって、前記霜取りヒータ制御手段1
4、庫内ファンモータ制御手段15、コンプレッサ制御
手段17より前記整流電圧制御手段21にオンデューテ
ィ信号Dを入力すると、前記整流電圧制御手段21がオ
ンデューティDの駆動信号で前記スイッチングトランジ
スタ20を駆動することにより、Viの1/(1−D)
倍に昇圧されたVoが前記霜取りヒータ制御手段14、
庫内ファンモータ制御手段15、コンプレッサ制御手段
17に供給される。
【0020】以上のように構成された冷蔵庫の霜取り制
御装置について以下その動作について図3のフローチャ
ートを用いて説明する。
【0021】まず、STEP1で前記冷蔵庫霜取り制御
手段18が前記コンプレッサ運転時間検出手段12が検
出した前記コンプレッサ9の積算運転時間tCMPとあら
かじめ設定しておくプリクール開始時間tC1とを比較
し、tCMP>tC1ならばSTEP2に進み、前記庫内フ
ァンモータ制御手段15及び前記コンプレッサ制御手段
17にそれぞれ最大の運転周波数信号fF1及びfC1を出
力する。次にSTEP3で前記庫内ファンモータ制御手
段15及び前記コンプレッサ制御手段17が前記昇圧型
整流回路13に最大のオンデューティ信号D1を出力す
ることにより、前記昇圧型整流回路13の出力電圧は最
大電圧V1となり、前記庫内ファンモータ5及び前記コ
ンプレッサ9に供給され、前記庫内ファンモータ5及び
前記コンプレッサ9の運転速度を最大にして前記冷凍室
温度を下げる。
【0022】続いてSTEP4で前記冷蔵庫霜取り制御
手段18が前記コンプレッサ9の積算運転時間tCMPと
あらかじめ設定しておく霜取り開始時間tC2とを比較
し、tCMP>tC2ならばSTEP5に進み、前記庫内フ
ァンモータ制御手段15及び前記コンプレッサ制御手段
17に運転停止信号を出力することにより、前記庫内フ
ァンモータ5及び前記コンプレッサ9と前記昇圧型整流
回路13の出力が切断され、前記庫内ファンモータ5及
び前記コンプレッサ9が停止する。次にSTEP6で前
記冷蔵庫霜取り制御手段18が前記霜取りヒータ制御手
段14に最大のヒータ温度信号W1を出力する。次にS
TEP7で前記霜取りヒータ制御手段18が前記昇圧型
整流回路13に最大のオンデューティ信号D1を出力す
ることにより、前記昇圧型整流回路13の出力電圧は最
大電圧V1となり、前記霜取りヒータ6に供給され、ヒ
ータ温度最大で霜取りを開始する。
【0023】続いてSTEP8で前記冷蔵庫霜取り制御
手段18が前記冷却器温度検出手段10が検出した前記
冷却器温度Tevaとあらかじめ設定しておく前記冷却器
温度Te1とを比較し、Teva<Te1ならばSTEP9に
進み、前記ヒータ温度信号W1より小さいW2を出力す
る。次にSTEP10で前記霜取りヒータ制御手段18
が前記昇圧型整流回路13にD2<D1のオンデューティ
信号D2を出力することにより、前記昇圧型整流回路1
3の出力電圧はV2<V1の電圧V2となり、前記霜取り
ヒータ6に供給され、ヒータ温度を下げて、霜取り終了
後の前記冷却器温度のオーバーシュートを防ぐ。
【0024】続いてSTEP11で前記冷蔵庫霜取り制
御手段18が前記冷却器温度Tevaとあらかじめ設定し
ておく霜取り終了温度温度Te2とを比較し、Teva>Te
2ならばSTEP12に進み、前記霜取りヒータ制御手
段14にヒータ停止信号を出力することにより、前記霜
取りヒータ6と前記昇圧型整流回路13の出力が切断さ
れ、霜取りを終了させる。
【0025】続いてSTEP13で前記冷蔵庫霜取り制
御手段18がコンプレッサ制御手段17に最大の運転周
波数信号fF1を出力する。次にSTEP14で前記コン
プレッサ制御手段17が前記昇圧型整流回路13に最大
のオンデューティ信号D1を出力することにより、前記
昇圧型整流回路13の出力電圧は最大電圧V1となり、
前記コンプレッサ9に供給され、前記コンプレッサ9の
運転速度を最大にして前記冷却器温度を下げる。次にS
TEP15で前記庫内ファンモータ制御手段15が庫内
ファンモータ用定電圧電源16のVc<V1である出力
電圧Vcを前記庫内ファンモータ5に供給することによ
り、前記庫内ファン5は低速で運転する。
【0026】このため、霜取り直後の前記冷却器の周囲
温度が十分に下がっていないときには前記コンプレッサ
9の運転速度を最大にして前記冷却器温度を速やかに下
げるとともに、前記庫内ファンモータ5を低速で運転す
ることにより、前記冷凍庫2の前記庫内温度を徐々に下
げることが可能になる。
【0027】続いてSTEP16で前記冷蔵庫霜取り制
御手段18が前記冷却器温度Tevaとあらかじめ設定し
ておく前記庫内ファンモータ5の最大運転速度開始温度
Te3とを比較し、Teva<Te3ならばSTEP17に進
み、前記庫内ファンモータ制御手段15が前記庫内ファ
ンモータ5に供給する電源を庫内ファンモータ用定電圧
電源16から前記昇圧型整流回路13に切り換えて、前
記庫内ファンモータ5及び前記コンプレッサ9の運転速
度を最大にして前記冷凍室温度を下げる。
【0028】続いてSTEP18で前記冷蔵庫霜取り制
御手段18が前記冷凍庫温度Tfcと前記冷凍庫2の設定
温度Tf1とを比較し、Tfc<Tf1ならば、STEP19
に進み、前記庫内ファンモータ制御手段15及び前記コ
ンプレッサ制御手段17に運転停止信号を出力すること
により、前記庫内ファンモータ5及び前記コンプレッサ
9と前記昇圧型整流回路13の出力が切断され、前記庫
内ファンモータ5及び前記コンプレッサ9が停止し、一
連の動作を終了する。
【0029】以上のように本実施例によれば、霜取り
時、前記霜取りヒータ制御手段14が前記冷却器温度に
より前記霜取りヒータ6に供給する前記昇圧型整流回路
13の整流電圧を変化させる。このことにより、前記冷
却器温度が低いときには前記整流電圧を高くして前記霜
取りヒータ6の温度を上げて霜を速やかに溶かし、霜が
溶けだして前記冷却器温度が高くなると前記整流電圧を
低くして前記霜取りヒータ6の温度を下げる。このた
め、冷却器温度のオーバーシュートをなくし、霜取り時
の冷却器周囲温度の上昇を抑えることができるととも
に、消費電力を低減できる。
【0030】さらに、霜取り前一定時間と遅廷時間を設
けた霜取り後一定時間、前記庫内ファンモータ制御手段
15が前記庫内ファンモータ5に供給する前記昇圧型整
流回路13の整流電圧を変化させる。このことにより、
霜取り前に前記庫内ファンモータ5を高速で運転してあ
らかじめ庫内温度を下げておくことにより霜取り時の庫
内温度上昇を抑えることができる。また、霜取り終了後
は、遅廷時間後に前記庫内ファンモータ5を高速で運転
することにより、庫内温度を所望の温度まで速やかに下
げることができる。
【0031】さらに、霜取り後の前記遅廷時間、前記庫
内ファンモータ用定電圧電源16が前記庫内ファンモー
タ5に定電圧を供給するとともに、前記霜取り前後一定
時間、前記コンプレッサ制御手段17が前記コンプレッ
サ9に供給する前記昇圧整流回路13の整流電圧を変化
させる。このことにより、霜取り前に前記コンプレッサ
9と前記庫内ファンモータ5を高速で運転してあらかじ
め庫内温度を下げておくことにより霜取り時の庫内温度
上昇をさらに抑えることができる。また、霜取り終了後
は、前記コンプレッサ9を高速で運転するとともに前記
庫内ファンモータ5を低速で運転し、前記遅廷時間後に
前記庫内ファンモータ5を高速で運転することにより、
庫内温度を所望の温度までさらに速やかに下げることが
できる。
【0032】このことにより、霜取り時の庫内温度上昇
を抑え、また、霜取り時の消費電力を低減し、さらに、
霜取り終了後、庫内温度を所望の温度まで速やかに下げ
ることが可能となるため、保鮮性を向上させ、消費電力
を低減することが可能となる。
【0033】
【発明の効果】以上のように本発明の冷蔵庫の霜取り制
御装置は、冷却器の霜取りヒータと、前記冷却器の温度
を検出する冷却器温度検出手段と、昇圧型整流回路と、
前記検出された温度により前記昇圧型整流回路の整流電
圧を変化させて、前記整流電圧を前記霜取りヒータに供
給する霜取りヒータ制御手段とを設けることにより、霜
取り時の庫内温度上昇を抑え、また、霜取り時の消費電
力を低減できる。
【0034】さらに、本発明の冷蔵庫の霜取り制御装置
は、冷却器の霜取りヒータと、前記冷却器の温度を検出
する冷却器温度検出手段と、昇圧型整流回路と、前記検
出された温度により前記昇圧型整流回路の整流電圧を変
化させて、前記整流電圧を前記霜取りヒータに供給する
霜取りヒータ制御手段と、霜取り前一定時間と遅廷時間
を設けた霜取り後一定時間、前記昇圧型整流回路の整流
電圧を変化させて、前記整流電圧を庫内ファンモータに
供給する庫内ファンモータ制御手段とを設けることによ
り、霜取り前にあらかじめ十分に庫内温度を下げておく
ことが可能になり、霜取り時の庫内温度を低く抑えるこ
とができる。
【0035】さらに、本発明の冷蔵庫の霜取り制御装置
は、冷却器の霜取りヒータと、前記冷却器の温度を検出
する冷却器温度検出手段と、昇圧型整流回路と、前記検
出された温度により前記昇圧型整流回路の整流電圧を変
化させて、前記整流電圧を前記霜取りヒータに供給する
霜取りヒータ制御手段と、霜取り前一定時間と遅廷時間
を設けた霜取り後一定時間、前記昇圧型整流回路の整流
電圧を変化させて、前記整流電圧を庫内ファンモータに
供給する庫内ファンモータ制御手段と、前記遅廷時間、
前記庫内ファンモータに定電圧を供給する庫内ファンモ
ータ用定電圧電源と、前記霜取り前後一定時間、前記昇
圧型整流回路の整流電圧を変化させて、前記整流電圧を
コンプレッサに供給するコンプレッサ制御手段とを設け
ることにより、霜取り終了後は、庫内温度を所望の温度
まで速やかに下げることが可能となる。
【0036】このため、冷蔵庫の保鮮性を向上させ、か
つ、消費電力を低減することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の冷蔵庫の霜取り制御装置の
全体構成図
【図2】本実施例の昇圧型整流回路の回路図
【図3】本発明の一実施例の冷蔵庫の霜取り制御装置の
フローチャート
【符号の説明】
6 霜取りヒータ 10 冷却器温度検出手段 13 昇圧型整流回路 14 霜取りヒータ制御手段 15 庫内ファンモータ制御手段 16 庫内ファンモータ用定電圧電源 17 コンプレッサ制御手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷却器の霜取りヒータと、前記冷却器の
    温度を検出する冷却器温度検出手段と、昇圧型整流回路
    と、前記検出された温度により前記昇圧型整流回路の整
    流電圧を変化させて、前記整流電圧を前記霜取りヒータ
    に供給する霜取りヒータ制御手段とからなる冷蔵庫の霜
    取り制御装置。
  2. 【請求項2】 冷却器の霜取りヒータと、前記冷却器の
    温度を検出する冷却器温度検出手段と、昇圧型整流回路
    と、前記検出された温度により前記昇圧型整流回路の整
    流電圧を変化させて、前記整流電圧を前記霜取りヒータ
    に供給する霜取りヒータ制御手段と、霜取り前一定時間
    と遅廷時間を設けた霜取り後一定時間、前記昇圧型整流
    回路の整流電圧を変化させて、前記整流電圧を庫内ファ
    ンモータに供給する庫内ファンモータ制御手段と、前記
    遅廷時間、前記庫内ファンモータに定電圧を供給する庫
    内ファンモータ用定電圧電源とからなる冷蔵庫の霜取り
    制御装置。
  3. 【請求項3】 冷却器の霜取りヒータと、前記冷却器の
    温度を検出する冷却器温度検出手段と、昇圧型整流回路
    と、前記検出された温度により前記昇圧型整流回路の整
    流電圧を変化させて、前記整流電圧を前記霜取りヒータ
    に供給する霜取りヒータ制御手段と、霜取り前一定時間
    と遅廷時間を設けた霜取り後一定時間、前記昇圧型整流
    回路の整流電圧を変化させて、前記整流電圧を庫内ファ
    ンモータに供給する庫内ファンモータ制御手段と、前記
    遅廷時間、前記庫内ファンモータに定電圧を供給する庫
    内ファンモータ用定電圧電源と、前記霜取り前後一定時
    間、前記昇圧型整流回路の整流電圧を変化させて、前記
    整流電圧をコンプレッサに供給するコンプレッサ制御手
    段とからなる冷蔵庫の霜取り制御装置。
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