JPH04110359U - 冷蔵庫の制御装置 - Google Patents
冷蔵庫の制御装置Info
- Publication number
- JPH04110359U JPH04110359U JP2184091U JP2184091U JPH04110359U JP H04110359 U JPH04110359 U JP H04110359U JP 2184091 U JP2184091 U JP 2184091U JP 2184091 U JP2184091 U JP 2184091U JP H04110359 U JPH04110359 U JP H04110359U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cold air
- defrosting
- compressor
- refrigerator
- air circulation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000010257 thawing Methods 0.000 claims abstract description 35
- 230000001186 cumulative effect Effects 0.000 abstract description 8
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 abstract description 4
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 5
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
- 238000007710 freezing Methods 0.000 description 1
- 230000008014 freezing Effects 0.000 description 1
- 230000002401 inhibitory effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Temperature (AREA)
- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 冷蔵庫の除霜運転制御装置に関し、除霜時に
確実に除霜することができ、圧縮機の運転効率を上げ無
駄な電力を消費しない冷蔵庫の制御装置を提供しようと
することを目的とする。 【構成】 制御装置に冷気循環ファンの運転周波数を可
変する回路を設け、圧縮機の積算運転時間が除霜開始時
間に達する一定時間前に冷気循環ファンの回転数を段階
的に上げ風量を増やし、着霜の進行を防止するととも
に、庫内温度の上昇を防止するようにすることを特徴と
する。
確実に除霜することができ、圧縮機の運転効率を上げ無
駄な電力を消費しない冷蔵庫の制御装置を提供しようと
することを目的とする。 【構成】 制御装置に冷気循環ファンの運転周波数を可
変する回路を設け、圧縮機の積算運転時間が除霜開始時
間に達する一定時間前に冷気循環ファンの回転数を段階
的に上げ風量を増やし、着霜の進行を防止するととも
に、庫内温度の上昇を防止するようにすることを特徴と
する。
Description
【0001】
本考案は冷蔵庫の除霜運転の制御装置に関するものである。
【0002】
従来の冷蔵庫においては、冷凍室内に設けられた蒸発器により発生する冷気を
冷気循環ファンにより冷凍室および各冷蔵室に送り、各室に設けたダンパーによ
り流入量を調節して、所定の温度状態になるように制御するようにしている。
この場合、貯蔵された食品の量や食品の出し入れ頻度によつては蒸発器または
庫内壁に霜付きを生じ、蒸発器の表面を覆い熱伝導を妨げ庫内の冷気循環を阻害
するため、霜付状態によりまたは一定時間経過毎に圧縮機の運転を止め、専用の
除霜ヒータに通電して除霜する方法が取られている。
一定時間経過毎に除霜する方法では、圧縮機の運転開始または除霜完了後を起
点とする運転積算タイマを設け、圧縮機の運転積算時間が設定された一定時間に
達した時に除霜を開始する方法も行われている。
この場合、圧縮機の運転率の低い冬期には運転積算時間がなかなか除霜設定時
間に達せず除霜を行う間隔が長く、運転率の高い夏期には逆に短くなって確実な
除霜が行われる点は合理的であるが、扉の開閉頻度が多い場合には霜付量の増加
を生じ、所定の除霜時間内では完全に除霜できずに残り、冷却運転に復帰後これ
を核にさらに霜付きが増大する場合も生じ、熱伝導の低下とともに冷却能力が低
下し庫内温度の上昇により圧縮機の運転効率を悪くし、無駄な電力を消費する等
の問題が発生している。
【0003】
本考案は、上記従来の問題点に鑑みなされたもので、除霜時に所定の除霜時間
内で確実に除霜することができ、圧縮機の運転効率を上げ無駄な電力を消費しな
い冷蔵庫の制御装置を提供しようとすることを目的としている。
【0004】
上記目的を達成するために、制御装置に冷気循環ファンの運転周波数を可変す
る回路を設け、圧縮機の運転時間が除霜開始時間に達する一定時間前に冷気循環
ファンの回転数を段階的に上げるようにした。
【0005】
上記の構成によれば、圧縮機の積算運転時間が除霜開始時間に達する一定時間
前に冷気循環ファンの回転数を段階的に上げることにより風量を増やし、庫内を
循環する空気により冷凍室内の温度を上げ蒸発器の着霜の進行を抑え、蒸発器の
冷却能力の低下による圧縮機の連続運転化を防ぎ、除霜運転により確実な除霜を
行うことができるようにしている。
【0006】
本考案の実施例を添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は本考案の構成を示すブロック図で、制御部1には運転開始と同時にスタ
ートし圧縮機2の積算運転時間を計測するタイマ機能3と、積算運転時間が予じ
め設定された除霜開始時間に達した時に圧縮機2の運転を停止し除霜ヒータリレ
ー駆動回路4により除霜ヒータ5を駆動して除霜を行う除霜制御回路6と、庫内
温度検出回路7により検出した庫内温度を取り込み予じめ設定された庫内温度の
設定値と比較して圧縮機リレー駆動回路8により圧縮機2の運転を制御する庫内
温度制御回路9と、タイマ機能3により除霜開始時間の一定時間前に冷気循環フ
ァン10の運転周波数を可変する運転周波数可変回路11とから構成されている。
さらに、除霜完了検出回路12により除霜完了を検出すると、タイマ機能3をリ
セットし冷気循環ファン10の運転周波数を通常に戻して起動し、除霜制御回路6
により除霜ヒータ5を切り、圧縮機2を駆動して冷却運転を開始する。
【0007】
図2は冷気循環ファン10の回転数と圧縮機2の運転と除霜開始の関連を示すタ
イミングチャートで、運転開始すると圧縮機2は庫内温度制御回路9によりコン
トロール運転に入り、冷気循環ファン10は通常回転数Rで運転を開始する。
圧縮機2の積算運転時間が所定の除霜開始時間T(例えば8時間)に達すると
除霜運転に入るが、タイマ機能3により除霜開始時間TよりA時間前に運転周波
数可変回路11を駆動し、冷気循環ファン10の回転数を段階的にaだけ上げ、さら
にB(但しA>B)時間前にbだけ上げるように制御している。
このように、冷気循環ファン10の回転数を段階的に上げることにより、庫内の
空気の循環を早め、蒸発器の周辺を流れる空気の温度を上げることにより、蒸発
器への着霜を抑え、除霜時間の短縮を図ると同時に庫内温度検出回路7の動作を
高め、圧縮機2の運転率を下げ、消費電力を節減することができる。
【0008】
図3は本考案の詳細を示すフローチャートで、冷蔵庫が運転を開始すると、圧
縮機2はコントロール運転に入り、冷気循環ファン10(単にファンと表示)は通
常の回転数Rで庫内に冷気を循環させる(21)。
同時に、タイマ機能3がスタートし(22)、積算時間TO が除霜開始時間Tの
A時間前になると(23)、ファン回転数をR+aに上げ(24)、除霜開始時間T
のB時間前になると(25)、ファン回転数をR+a+bに上げる(26)。
この状態で、除霜開始時間Tに達すると(27)、圧縮機2とファン10を停止し
除霜を開始する(28)。 除霜が完了すると(29)、タイマ機能3をリセットし
て(30)通常運転に復帰する。
【0009】
以上のように本考案においては、圧縮機積算運転時間に達する一定時間前に冷
気循環ファンの回転数を段階的に上げることにより、蒸発器の着霜の進行を抑え
確実な除霜を行うとともに、コントロール運転時の圧縮機の運転効率を上げ、無
駄な電力消費を避けることができる。
【図1】本考案の構成を示すブロック図である。
【図2】冷気循環ファンの回転数と圧縮機の運転と除霜
開始の関連を示すタイミングチャートである。
開始の関連を示すタイミングチャートである。
【図3】本考案の詳細を示すフローチャートである。
1 制御部
2 圧縮機
3 タイマ機能
4 除霜ヒータリレー駆動回路
5 除霜ヒータ
6 除霜制御回路
7 庫内温度検出回路
8 圧縮機リレー駆動回路
9 庫内温度制御回路
10 冷気循環ファン
11 運転周波数可変回路
12 除霜完了検出回路
Claims (1)
- 【請求項1】冷凍室内に設けられた蒸発器により発生す
る冷気を冷気循環ファンにより冷凍室および各冷蔵室に
送り、各室に設けたダンパーにより流入量を調節して所
定の温度状態になるように制御するとともに、圧縮機の
運転を積算し、所定時間ごとに除霜運転を行う冷蔵庫の
制御装置において、上記制御装置に冷気循環ファンの運
転周波数を可変する回路を設け、圧縮機の運転時間が除
霜開始時間に達する一定時間前に冷気循環ファンの回転
数を段階的に上げるようにしてなることを特徴とする冷
蔵庫の制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2184091U JPH04110359U (ja) | 1991-03-12 | 1991-03-12 | 冷蔵庫の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2184091U JPH04110359U (ja) | 1991-03-12 | 1991-03-12 | 冷蔵庫の制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04110359U true JPH04110359U (ja) | 1992-09-24 |
Family
ID=31907499
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2184091U Pending JPH04110359U (ja) | 1991-03-12 | 1991-03-12 | 冷蔵庫の制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04110359U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07218097A (ja) * | 1994-02-02 | 1995-08-18 | Matsushita Refrig Co Ltd | 冷蔵庫の霜取り制御装置 |
JPH0814720A (ja) * | 1994-06-29 | 1996-01-19 | Sanyo Electric Co Ltd | オープン型冷凍・冷蔵ショーケース |
-
1991
- 1991-03-12 JP JP2184091U patent/JPH04110359U/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07218097A (ja) * | 1994-02-02 | 1995-08-18 | Matsushita Refrig Co Ltd | 冷蔵庫の霜取り制御装置 |
JPH0814720A (ja) * | 1994-06-29 | 1996-01-19 | Sanyo Electric Co Ltd | オープン型冷凍・冷蔵ショーケース |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
WO2018127164A1 (zh) | 一种冰箱的控制方法 | |
KR100681958B1 (ko) | 냉장고 | |
JPH0820170B2 (ja) | 冷蔵庫の除霜制御方法 | |
JPH11304329A (ja) | 冷蔵庫の冷却運転制御装置 | |
KR100593632B1 (ko) | 냉장고의 제상주기 제어방법 및 그 장치 | |
JPH04110359U (ja) | 冷蔵庫の制御装置 | |
CN115014040B (zh) | 冰箱的控制方法和冰箱 | |
JP3350188B2 (ja) | 冷凍冷蔵庫 | |
JP2002062011A (ja) | 冷蔵庫の除霜制御装置 | |
JP2001272147A (ja) | 冷蔵庫 | |
KR19990030144A (ko) | 냉장고 | |
JP2001255050A (ja) | 冷蔵庫 | |
JPH11351722A (ja) | 冷蔵庫の制御方法 | |
JPH10122719A (ja) | 冷蔵庫 | |
JPS60263070A (ja) | 回転数制御冷凍冷蔵庫 | |
JPH11211328A (ja) | 冷蔵庫の除霜装置 | |
KR100246895B1 (ko) | 냉장고의 압축기 냉각장치 및 그 냉각방법 | |
JPH11201621A (ja) | 冷蔵庫 | |
CN110906662B (zh) | 一种降低食品冷冻损伤的速冻控制方法、速冻冰箱 | |
JP2000213847A (ja) | 冷蔵庫 | |
JP4174844B2 (ja) | 冷凍冷蔵庫 | |
JPH0989435A (ja) | 冷凍冷蔵庫 | |
JP3681795B2 (ja) | 冷蔵庫 | |
JP3611961B2 (ja) | 冷蔵庫 | |
KR100207086B1 (ko) | 냉장고의 제상운전 제어방법 |