JPH11211328A - 冷蔵庫の除霜装置 - Google Patents

冷蔵庫の除霜装置

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JPH11211328A
JPH11211328A JP835598A JP835598A JPH11211328A JP H11211328 A JPH11211328 A JP H11211328A JP 835598 A JP835598 A JP 835598A JP 835598 A JP835598 A JP 835598A JP H11211328 A JPH11211328 A JP H11211328A
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JP
Japan
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defrosting
compressor
refrigerator
time
blower
Prior art date
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Abandoned
Application number
JP835598A
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English (en)
Inventor
Kazunari Wada
一成 和田
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Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 除霜時間の短縮し省エネを図ると共に、庫内
温度の上昇を抑え、保管された食品の品質を損なうこと
のない冷蔵庫の除霜装置を提供する。 【解決手段】 冷凍室内に設けられた蒸発器により発生
する冷気を送風機5により冷凍室および冷蔵室に送り庫
内を冷却し、前記蒸発器に付着した着霜を圧縮機11の
運転積算タイマ12により一定時間ごとに除霜するよう
にしてなる冷蔵庫の除霜装置において、前記圧縮機11
の運転積算時間が一定時間に達したら圧縮機11の運転
を停止し、所定時間経過後、前記送風機5を停止すると
同時に、除霜ヒータ10をONし除霜運転を開始するよ
う制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷蔵庫の除霜装置
に関し、詳しくは除霜時間を短縮すると共に、食品温度
の上昇を防止できる除霜装置に関する。
【0002】
【従来の技術】冷気循環式冷蔵庫においては、冷凍室内
に設けられた蒸発器により発生する冷気を送風機により
冷凍室および各冷蔵室に送り、各室に設けたダンパーに
より流入量を調節して、所定の温度状態になるように制
御するようにしている。この状態で長時間運転される
と、貯蔵された食品の量や食品の出し入れ頻度によつて
程度は異なるが、蒸発器または庫内壁に霜付きを生じ、
蒸発器の表面を覆い熱伝導を妨げるとともに庫内の冷気
循環を阻害するため、図3に示すように、圧縮機の運転
積算時間が一定時間に達すると、運転積算タイマにより
圧縮機および送風機の運転の停止し、同時に専用の除霜
ヒータをONして除霜する方法か、または圧縮機の運転
時間に関係なく一定時間に達すると除霜を行う方法が取
られている。
【0003】しかしながら、前者の場合、除霜ヒータO
Nの直前まで、圧縮機により蒸発器が冷却されているた
め、除霜完了を確認する除霜温度センサの温度が上がる
までに時間がかかり、除霜時間が長くなり、消費電力が
多くなり不利となる。また、後者の場合、圧縮機の停止
時に除霜運転に入ることがあり、特に冷凍室内の食品温
度が充分冷えていない状態で、除霜ヒータがONされる
ため、食品の温度上昇につながり、食品の品質を損なう
等の問題を生じる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点に鑑みなされたもので、除霜時間の短縮し省エネを図
ると共に、庫内温度の上昇を抑え、保管された食品の品
質を損なうことのない冷蔵庫の除霜装置を提供すること
を目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するためなされたもので、冷凍室内に設けられた蒸発
器により発生する冷気を送風機により冷凍室および冷蔵
室に送り庫内を冷却し、前記蒸発器に付着した着霜を圧
縮機の運転積算タイマにより一定時間ごとに除霜するよ
うにしてなる冷蔵庫において、前記圧縮機の運転積算時
間が一定時間に達したら圧縮機の運転を停止し、所定時
間経過後、前記送風機を停止すると同時に、除霜ヒータ
をONする構成となっている。
【0006】また、前記除霜運転が終了したとき、前記
圧縮機と前記送風機の起動および前記除霜ヒータOFF
を同時に行うように制御する構成となっている。
【0007】また、前記除霜運転が終了する直前に前記
除霜ヒータをOFFし、余熱にて除霜し、除霜終了後前
記圧縮機と前記送風機を起動するように制御する構成と
なっている。
【0008】また、前記除霜運転の終了は前記蒸発器に
設けた除霜温度センサが所定温度に達したとき行うよう
に制御する構成となっている。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図面を
参照して詳細に説明する。図1は冷蔵庫の概略構成を表
す側断面図で、1は冷凍室、2は冷蔵室、3は野菜室で
ある。前記冷凍室1の背後には蒸発器4と、この蒸発器
4で生成される冷気を前記各室1〜3に送り出す送風機
5とがあり、冷蔵室2および野菜室3への冷気は冷凍室
1後方の冷気分配室6に接続された冷気ダクト7を通し
て送り込まれる。前記各室1〜3に送り込まれた冷気は
冷凍室1と冷蔵室2とを仕切っている仕切壁に8に形成
された冷気還流路8a,8b を通して前記蒸発器4に戻すよ
うに構成されている。また、仕切壁8には、除霜運転時
に蒸発器4側から流下する除霜水を集めるための樋部
(排水樋)9があり、そのほぼ中央部には除霜運転時に
通電される除霜ヒーター10が配置されている。
【0010】図2は本発明の構成を示すブロック図で、
圧縮機11の運転中にのみ駆動し運転時間を積算する運
転積算タイマ12と、蒸発器に取付けられ蒸発器の温度
を検出する除霜温度センサ13と、前記運転積算タイマ
12と除霜温度センサ13からの信号により除霜操作を
制御する制御マイコン14と、同制御マイコン14によ
り制御される圧縮機駆動回路15と圧縮機11、送風機
駆動回路16と送風機5、除霜ヒータ駆動回路17と除
霜ヒータ10とから構成されている。
【0011】前記運転積算タイマ12は、圧縮機11の
温度コントロールに追従してオンオフを行い、圧縮機1
1の運転時間を積算し、一定の積算運転時間に達した時
に、回路をオープンして圧縮機11の運転を停止する。
そして、所定時間経過後、前記送風機5を停止すると同
時に、除霜ヒータ10をONするようにしている。
【0012】前記圧縮機11が冷却運転を開始すると、
同時に運転積算タイマ12が駆動され圧縮機11の運転
時間を積算し、積算時間が所定の除霜開始時間に達した
時に、運転積算タイマ12は除霜開始信号を制御マイコ
ン14に送ると共に、圧縮機11を停止する。除霜が開
始すると、制御マイコン14に内蔵する制御タイマ19
を駆動し、一定時間経過し制御タイマ18がタイムアッ
プすると、送風機駆動回路16により送風機5を停止
し、同時に除霜ヒータ駆動回路17により除霜ヒータ7
をONし蒸発器の除霜を開始する。
【0013】前記除霜温度センサ13は蒸発器4の温度
を検出して制御マイコン14に送り、除霜運転中に蒸発
器4の温度が所定の除霜終了温度に達した時に除霜終了
と判断して除霜ヒータ10をOFFし、同時に圧縮機1
1を運転開始し、運転積算タイマ12が駆動し、圧縮機
11の運転を積算開始し、同時に送風機5を回転運転し
て冷却運転に復帰するようにしている。なお、前記除霜
運転が終了する直前に前記除霜ヒータ10をOFFし、
余熱にて除霜し、除霜終了後前記圧縮機11と前記送風
機5を起動するように制御してもよい。
【0014】図3は本発明の霜取りタイムチャートで、
圧縮機11は除霜時間中を通して停止状態にあり、圧縮
機11が停止し一定時間経過後、送風機5が停止すると
同時に除霜ヒータ10がONされ、蒸発器の温度が所定
の除霜終了温度に達すると除霜ヒータ10がOFFされ
圧縮機11の運転と送風機5が回転運転して冷却運転に
復帰する。
【0015】図4は本発明の詳細を示すフローチャート
で、運転積算タイマ12が除霜終了後、圧縮機11の運
転積算時間が一定時間経過したかどうか判断され(ST
1、)時間経過した判断されると圧縮機11が停止され
(ST2)、圧縮機11が停止すると制御タイマ18が
作動し、所定時間経過し制御タイマ18がタイムアップ
すると(ST3)、送風機5が停止すると同時に除霜ヒ
ータ10がONされ(ST4)、除霜を開始する。除霜
温度センサ13により、蒸発器の温度が所定の温度まで
上がり、除霜完了温度に達したと判断されると(ST
5)、除霜ヒータ10がOFFされ(ST6)、圧縮機
11の運転を開始し、同時に送風機5を回転させて通常
の冷却運転に復帰する(ST7)。
【0016】上構成において、圧縮機11の運転積算時
間が一定時間経過したら、圧縮機11を停止し、所定時間
経過後、送風機5が停止すると同時に除霜ヒータ10を
ONさせ除霜を開始し、蒸発器の温度が所定の温度まで
上昇したら除霜ヒータ10をOFFし除霜を完了するよ
うにしたことにより、除霜時間の短縮し省エネを図ると
共に、庫内温度の上昇を抑え、保管された食品の品質を
損なうことのない冷蔵庫の除霜装置となる。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明においては、圧縮機
の運転積算時間が一定時間経過したら、圧縮機11を停止
し、所定時間経過後、送風機が停止すると同時に除霜ヒ
ータをONさせ除霜を開始し、蒸発器の温度が所定の温
度まで上昇したら除霜ヒータをOFFし除霜を完了する
ようにしたことにより、除霜時間の短縮し省エネを図る
と共に、庫内温度の上昇を抑え、保管された食品の品質
を損なうことのない冷蔵庫の除霜装置となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の冷蔵庫の内部構造を示す側断面図であ
る。
【図2】本発明の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明と従来例の霜取りタイムチャート図であ
る。
【図4】本発明の蒸発器と食品の温度関係を表したもの
で、(A)は従来例との比較を示したもので、(B)は
(A)の要部拡大図である。
【図5】本発明のによるフローチャート図である。
【符号の説明】
4 蒸発器 5 送風機 10 除霜ヒータ 11 圧縮機 12 運転積算タイマ 13 除霜温度センサ 14 制御マイコン 15 圧縮機駆動回路 16 送風機駆動回路 17 除霜ヒータ駆動回路 18 制御タイマ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷凍室内に設けられた蒸発器により発生
    する冷気を送風機により冷凍室および冷蔵室に送り庫内
    を冷却し、前記蒸発器に付着した着霜を圧縮機の運転積
    算タイマにより一定時間ごとに除霜するようにしてなる
    冷蔵庫の除霜装置において、 前記圧縮機の運転積算時間が一定時間に達したら圧縮機
    の運転を停止し、所定時間経過後、前記送風機を停止す
    ると同時に、除霜ヒータをONし除霜運転を開始するよ
    う制御してなることを特徴とする冷蔵庫の除霜装置。
  2. 【請求項2】 前記除霜運転が終了したとき、前記圧縮
    機と前記送風機の起動および前記除霜ヒータOFFを同
    時に行うように制御してなることを特徴とする請求項1
    記載の冷蔵庫の除霜装置。
  3. 【請求項3】 前記除霜運転が終了する直前に前記除霜
    ヒータをOFFし、余熱にて除霜し、除霜終了後前記圧
    縮機と前記送風機を起動するよう制御してなることを特
    徴とする請求項1記載の冷蔵庫の除霜装置。
  4. 【請求項4】 前記除霜運転の終了は前記蒸発器に設け
    た除霜温度センサが所定温度に達したとき行うように制
    御してなることを特徴とする請求項2または請求項3記
    載の冷蔵庫の除霜装置。
JP835598A 1998-01-20 1998-01-20 冷蔵庫の除霜装置 Abandoned JPH11211328A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006052878A (ja) * 2004-08-10 2006-02-23 Hoshizaki Electric Co Ltd 冷却貯蔵庫の除霜制御装置
US10180275B2 (en) 2015-06-16 2019-01-15 Dongbu Daewoo Electronics Corporation Ice making duct for refrigerator and ice making method using the same
CN109682154A (zh) * 2018-12-20 2019-04-26 长虹美菱股份有限公司 一种风冷冰箱蒸发器化霜系统及控制方法

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Effective date: 20040127