JP2002350033A - 2つの蒸発器が備えられた冷蔵庫の除霜運転方法 - Google Patents
2つの蒸発器が備えられた冷蔵庫の除霜運転方法Info
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Abstract
機の圧損を防止できるようにした。2つの蒸発器が備え
られた冷蔵庫の除霜運転方法を提供する。 【解決手段】 本発明は2つの蒸発器が備えられた冷蔵
庫を除霜運転させるにおいて、一方の蒸発器が除霜時点
に到達した時に他方の蒸発器の除霜時点を判断して、2
つの蒸発器の除霜時点が近いならば同時に除霜運転さ
せ、そうでないと各々独立的に除霜運転させるように
し、また、前記冷凍室用蒸発器を除霜運転させる時に
は、冷凍室及び貯蔵室の温度を予め下限値の温度まで低
めた後に除霜運転を行うようにし、また、前記貯蔵室が
共にキムチ熟成モードで運転される場合、前記貯蔵室用
蒸発器が除霜周期に到達しても貯蔵室用蒸発器を除霜運
転しないようにすることで、不必要な除霜運転が行われ
ないようにした。
Description
貯蔵室用蒸発器に対して制御部に既設定されている除霜
周期を変更することにより、各蒸発器の除霜運転時点が
近くなる場合、2つの蒸発器を同時に除霜運転させるよ
うにした2つの蒸発器が備えられた冷蔵庫の除霜運転方
法に関する。
保管したり、又は野菜及びキムチなどのようなものを低
温状態で新鮮に保管するための装置である。
して説明する。
冷蔵庫を示す概略図であって、これを参照すると、前記
冷蔵庫は冷凍室6と貯蔵室7,8とからなり、前記貯蔵
室は第1貯蔵室7及び第2貯蔵室8とからなっている。
aが設けられ、前記貯蔵室7,8の一側には貯蔵室用蒸
発器7aが設けられる。前記冷凍室用蒸発器6aの近所
には冷凍室用ファン6bと除霜用ヒータ6cが設けら
れ、前記貯蔵室用蒸発器7aの近所には貯蔵室用ファン
7bと除霜用ヒータ7cが設けられる。
には圧縮機1、凝縮器2、三方バルブ3及び各膨張装置
4,5が設けられる。そして、前記冷凍室6と貯蔵室
7,8にはそれぞれ温度センサー(図示せず)が設けら
れるが、前記温度センサーは冷凍室6と貯蔵室7,8の
室内温度を感知してその情報を制御部(図示せず)に提
供する。
一定の範囲内で維持されるようにするために、前記制御
部には冷凍室6と貯蔵室7,8に対する上限値温度及び
下限値温度が各々設定されており、かかる上限値温度と
下限値温度の間の範囲を以下では設定温度範囲と称す
る。
ン操作に従って野菜や果物を保管する貯蔵モードで運転
されるか、キムチを保管するキムチ貯蔵モード及びキム
チを熟成させる熟成モードで運転される。この際、前記
各貯蔵室7,8の設定温度範囲は貯蔵モード、キムチ貯
蔵モード、又は熟成モードによって各々異なるように設
定されるべきである。例えば、前記各貯蔵室7,8は貯
蔵モードで約−1〜3℃の範囲で運転され、熟成モード
では約19〜21℃程度の範囲で運転され得る。
た冷蔵庫においてその作用を説明する。
縮器2に圧送され、前記凝縮器2で凝縮した冷媒は三方
バルブ3に送られる。前記冷凍室6及び貯蔵室7,8の
内部温度が制御部に既設定された設定温度範囲を満足さ
せないと、前記三方バルブ3はR/Fサイクルモードに
開放される。この際、前記冷蔵庫は圧縮機1及び凝縮器
2を通過した冷媒を三方バルブ3、第2膨張装置5、貯
蔵室用蒸発器7a及び冷凍室用蒸発器6aに沿って順次
に流動させるR/Fサイクルを行う。
部に既設定された設定温度の範囲を満足させると共に、
冷凍室6の内部温度が制御部に既設定された設定温度の
範囲を満足させないと、前記三方バルブ3はFサイクル
モードに開放される。この際、前記冷蔵庫は圧縮機1及
び凝縮器2を通過した冷媒を三方バルブ3、第1膨張装
置4と冷凍室用蒸発器6aに沿って順次に流動させるF
サイクルを行う。
温度が制御部に既設定された設定温度の範囲を全て満足
させると、前記圧縮機1の運転を停止させ、冷媒の流動
を停止させるようにすることは理解可能である。
Fサイクルで長時間の間運転されることに伴い、各蒸発
器6a,7aには霜が結氷する。このような霜は蒸発器
の熱交換効率を低下させるので、前記蒸発器に結氷した
霜を除去するための除霜運転を行う。
には各蒸発器6a,7aが周期的に除霜運転され得るよ
う、各蒸発器に対応する除霜周期を予め設定しておく。
即ち、前記制御部は圧縮機1の運転時間を積算して、そ
の圧縮機の運転時間が所定の時間積算されると、各蒸発
器を独立的に除霜運転させる。例えば、圧縮機1の積算
された運転時間が10時間毎に貯蔵室用蒸発器7aを除
霜運転するようにし、圧縮機1の積算された運転時間が
22時間毎に冷凍室用蒸発器6aを除霜運転するように
する。
部に既設定された除霜周期に到達すると、除霜運転時点
に運転されていた冷却サイクルを終え、各蒸発器の近所
に設けられた除霜用ヒータ6c,7cを稼動して、蒸発
器に結氷された霜を除霜させる。次いで、前記蒸発器の
除霜運転が完了し、一定の休止期を経過すると、前記圧
縮機を稼動して冷蔵庫をFサイクル又はR/Fサイクル
で運転する。
するためには、前記冷蔵庫がFサイクルで運転中である
か或いはR/Fサイクルで運転中であるかに関わらず、
実行中であった冷却サイクルを終了し、圧縮機1が停止
すると、その時始めて除霜運転を行うべきである。これ
は、冷蔵庫がFサイクルで運転されるかR/Fサイクル
で運転されるかに関係なく、冷媒は冷凍室用蒸発器6a
に流入されるからである。
除霜運転するためには、前記冷蔵庫がFサイクルで運転
中であれば、圧縮機1の運転を停止せずに貯蔵室用蒸発
器の除霜運転が行えるが、冷蔵庫がR/Fサイクルで運
転中であれば、該サイクルを終え、圧縮機の運転が停止
すると貯蔵室用蒸発器7aを除霜運転すべきである。
縮機1の積算された運転時間に従って前記冷凍室用蒸発
器6aと貯蔵室用蒸発器7aとを独立的に除霜運転する
ので、一方の蒸発器を除霜運転してから短時間の経過後
他方の蒸発器が除霜周期に到達すると、他方の蒸発器を
除霜運転しなければならないという問題点がある。
転されている中に貯蔵室用蒸発器7aが除霜運転周期に
到達すると、前記R/Fサイクルを終え、圧縮機1の運
転が停止すると、貯蔵室用蒸発器を除霜運転する。これ
に、短時間の経過後、冷凍室用蒸発器6aが除霜周期に
到達すると、前記R/Fサイクルを終え、再び圧縮機の
運転が停止すると、冷凍室用蒸発器6aの除霜運転を行
うべきである。従って、前記圧縮機を停止の後再稼動す
る運転を重ねて繰り返すことになり、前記圧縮機に圧損
が発生するだけでなく、冷蔵庫の消費電力を増加させる
原因となる。
それぞれ設定温度範囲の上限値の温度に近い状態である
時に冷凍室用蒸発器6aの除霜運転が行われると、前記
冷凍室用蒸発器の除霜運転が始まる時間から再び冷凍室
用蒸発器の運転が再スタートするまで貯蔵室7,8及び
冷凍室6の室内温度が設定温度の上限値温度以上に上昇
するという問題点が生じる。これにより、前記冷凍室6
及び貯蔵室7,8の室内温度を再び設定温度の範囲内に
低めるために多量の電力が消耗される。
範囲を外れて運転されるため、事実上冷凍室と貯蔵室の
温度を一定の範囲で維持できなくなる。最近、冷蔵庫に
対する技術動向から見ると、冷凍室及び貯蔵室の室内温
度を一定に維持させることにより、キムチなどのような
飲食物の固有な味を保つと共に、冷蔵庫の消費電力を減
少させることが技術力につながると云えるので、これに
対する対応策が要求されている。
冷凍室用蒸発器と冷蔵室用蒸発器の除霜時点が近づく
と、2つの蒸発器を同時に除霜運転することにより、冷
蔵庫の消費電力を減少させ、圧縮機の圧損を防止できる
ようにすることを目的とする。
に冷凍室及び貯蔵室の室内温度を設定温度の範囲内で安
定して維持できるようにすることにある。
るために、本発明は2つの蒸発器が備えられた冷蔵庫を
除霜運転させる場合、一方の蒸発器が除霜時点に到達し
た時に他方の蒸発器の除霜時点を判断して、2つの蒸発
器の除霜時点が近いならば同時に除霜運転させ、そうで
ないと各々独立的に除霜運転させるようにしている。
せる時には、冷凍室及び貯蔵室の温度を予め下限値の温
度まで低めた後に除霜運転を行うようにした。また、前
記貯蔵室が共にキムチ熟成モードで運転される場合、前
記貯蔵室用蒸発器が除霜周期に到達しても貯蔵室用蒸発
器を除霜運転しないようにすることで、不必要な除霜運
転が行われないようにした。
を詳細に説明する。
蔵室用蒸発器の近所に冷凍室用ファン及び貯蔵室用ファ
ンが各々設けられる。このような冷蔵庫に関する除霜運
転方法は、大体各蒸発器の近所に設けられたファンの運
転時間を基準にして蒸発器の除霜時点を決める方法と、
圧縮機の運転時間を基準にして蒸発器の除霜時点を決め
る方法とに分けられる。
は、ファンの積算運転時間を基準に蒸発器を除霜運転す
る方法として、これに関して図1A〜図5を参照して説
明する。
器の除霜時点を示し、その丸印から下部に描かれた矢印
は蒸発器の補正した除霜時点を示すものである。
積算した運転時間を基準に蒸発器を除霜運転する方法に
関する。
室用蒸発器7aの除霜周期を既設定し、前記制御部で冷
凍室用ファン6bと貯蔵室用ファン7bの運転時間をそ
れぞれ積算して、前記各ファンの積算時間が制御部に既
設定された蒸発器の除霜周期に到達すると、対応する蒸
発器を除霜運転させる。
とし、冷凍室用蒸発器6aの除霜運転が完了した時点か
ら積算された貯蔵室用ファン7bの運転時間をSfとす
る。この際、前記貯蔵室用蒸発器7aが除霜周期に到達
した時点(P1)がDf−Sf<Df/4の条件を満足す
ると、前記冷凍室用蒸発器6aと貯蔵室用蒸発器7aと
を同時に除霜運転させ、前記貯蔵室用蒸発器7aが除霜
周期に到達した時点がDf/4<Df−Sf<Df/2の条
件を満足すると、前記除霜周期到達時点(P1)から冷
凍室用蒸発器6aの次の除霜時点までの時間の1/2だ
け延長運転した後に冷凍室用蒸発器6aと貯蔵室用蒸発
器7aとを同時に除霜運転させ、前記貯蔵室用蒸発器7
aが除霜周期に到達した時点(P1)がDf/2<Df−
Sfの条件を満足すると、前記貯蔵室用蒸発器7aのみ
を除霜運転させる。
と、図1Aのように、前記貯蔵室用蒸発器7aが除霜周
期に達すると、貯蔵室用蒸発器を除霜運転させるに先だ
って、前記貯蔵室用ファン7bの運転時間(Sf)を判
断する。即ち、前記貯蔵室用蒸発器が除霜周期に到達し
た時点(P1)が冷凍室用蒸発器6aの除霜周期を4等
分した区間の中第4区間(Df−Sf<Df/4)内に位
置すると判断されると、2つの蒸発器を同時に除霜運転
させる。
到達した時点(P1)がDf−Sf<Df/4の条件を満
足する場合、図1Aの実線矢印のように、貯蔵室用蒸発
器7aが除霜周期に到達した時点で2つの蒸発器6a,
7aを同時に除霜運転したり、或いは点線矢印のよう
に、冷凍室用蒸発器6aが除霜周期に到達した時点で2
つの蒸発器を除霜運転することもできる。
霜運転して所定時間後に再び冷凍室用蒸発器6aを除霜
運転させることが防止できる。
蒸発器7aが除霜周期に到達した時点(P1)が冷凍室
用蒸発器6aの除霜周期を4等分した区間の中第3区間
(D f/4<Df−Sf<Df/2)内に位置すると判断さ
れると、2つの蒸発器を同時に除霜運転させる。
ら冷凍室用蒸発器6aの次の除霜時点までの運転時間を
2等分して、前記貯蔵室用蒸発器7aは1等分した時間
だけ延長運転させ、前記冷凍室用蒸発器6aは1等分し
た時間だけ短縮運転を行うことにより、図1Bの実線矢
印のように、2つの蒸発器を同時に除霜運転させる。勿
論、前記貯蔵室用蒸発器を所定の時間延長運転した後2
つの蒸発器を同時に除霜運転させ得ることも理解可能で
ある。
1Bのように、貯蔵室用蒸発器7aと冷凍室用蒸発器6
aの除霜周期が近いと判断されると、2つの蒸発器を同
時に除霜運転させる。従って、前記冷蔵庫がR/Fサイ
クルで運転される途中に除霜運転が始まると、前記冷凍
室用蒸発器に冷媒が流入することを防止するために前記
圧縮機1を停止した後、冷却運転のために再び稼動させ
る運転が重ねて繰り返されることが防止できる。
発器6aの除霜時点と貯蔵室用蒸発器7aの除霜時点と
が相当外れている時は、各々の蒸発器を独立的に除霜さ
せる。
A〜図1Cに示す運転方法を各々独立的に適用させるこ
とができ、上述したように、3つの運転方法を冷蔵庫の
除霜運転時に同時に適用できることも理解可能である。
冷凍室用ファン6bの積算した運転時間を基準に蒸発器
を除霜運転する方法に関するもので、その変形例を図2
A,B,Cを参照して説明する。
とし、貯蔵室用蒸発器7aの除霜運転が完了した時点か
ら冷凍室用ファン6bの積算された運転時間をSrとす
る。この際、前記冷凍室用蒸発器6aが除霜周期に到達
した時点(P2)がDr−Sr<Dr/4の条件を満足す
ると、前記冷凍室用蒸発器6aと貯蔵室用蒸発器7aと
を同時に除霜運転させ、前記冷凍室用蒸発器6aが除霜
周期に到達した時点(P2)がDr/4<Dr−Sr<Dr
/2の条件を満足すると、前記除霜周期到達時点(P
2)から貯蔵室用蒸発器7aの次の除霜時点までの時間
の1/2だけ冷凍室用蒸発器6aを延長運転させた後に
2つの蒸発器6a,7aを同時に除霜運転させ、前記冷
凍室用蒸発器6aが除霜周期に到達した時点(P2)が
Dr/2<Dr−Srの条件を満足すると、前記冷凍室用
蒸発器6aのみを除霜運転させる。
と、図2Aのように、前記貯蔵室用蒸発器6aが除霜周
期に達すると、貯蔵室用蒸発器を除霜運転させるに先だ
って、前記冷凍室用ファン6bの運転時間(Sr)を判
断する。即ち、前記冷凍室用蒸発器が除霜周期に到達し
た時点(P2)が貯蔵室用蒸発器7aの除霜周期を4等
分した区間の中第4区間(Dr−Sr<Dr/4)内に位
置すると判断されると、2つの蒸発器6a,7aを同時
に除霜運転させる。
期に到達した時点(P2)がDr−Sr<Dr/4の条件
を満足する場合、図2Aのように、冷凍室用蒸発器6a
が除霜周期に到達した時点で2つの蒸発器6a,7aを
同時に除霜運転したり、或いは点線矢印のように、貯蔵
室用蒸発器7aが除霜周期に到達した時点で2つの蒸発
器を同時に除霜運転することもできる。
霜運転して所定時間後に再び冷凍室用蒸発器7aを除霜
運転させることが防止できる。
蒸発器6aが除霜周期に到達した時点(P2)が貯蔵室
用蒸発器7aの除霜周期を4等分した区間の中第3区間
(D r/4<Dr−Sr<Dr/2)内に位置すると判断さ
れると、2つの蒸発器を同時に除霜運転させる。
ら貯蔵室用蒸発器7aの次の除霜時点までの運転時間を
2等分して、前記冷凍室用蒸発器6aは1等分した時間
だけ延長運転し、前記貯蔵室用蒸発器7aは1等分した
時間だけ短縮運転を行うことにより、図2Bの実線矢印
のように、2つの蒸発器を同時に除霜運転させる。勿
論、前記冷凍室用蒸発器を所定の時間延長運転した後2
つの蒸発器を同時に除霜運転させ得ることも理解可能で
ある。
2Bのように、冷凍室用蒸発器6aと貯蔵室用蒸発器7
aの除霜周期が近いと判断されると、2つの蒸発器を同
時に除霜運転させる。従って、前記冷蔵庫がR/Fサイ
クルで運転される途中に除霜運転が始まると、前記冷凍
室用蒸発器に冷媒が流入することを防止するために前記
圧縮機1を停止した後、冷却運転のために再び稼動させ
る運転が重ねて繰り返されることが防止できる。
発器6aの除霜時点と貯蔵室用蒸発器7aの除霜時点と
が相当外れている時は、各々の蒸発器を独立的に除霜さ
せる。
A〜図2Cに示す運転方法を各々独立的に適用させるこ
とができ、上述したように、3つの運転方法を冷蔵庫の
除霜運転時に同時に適用できることも理解可能である。
aを除霜運転する場合、前記冷凍室6及び貯蔵室7,8
の室内温度を制御部に既設定された設定温度範囲の下限
値の温度まで低めた後に冷凍室用蒸発器6aの除霜運転
を行う。この際、前記冷蔵庫がFサイクル及びR/Fサ
イクルの中何れか一方のサイクルで運転されても流動冷
媒は冷凍室用蒸発器6aを通過するので、前記2つの蒸
発器6a,7aを同時に除霜運転したり或いは冷凍室用
蒸発器6aのみを除霜運転させる時には圧縮機1の運転
を停止しなければならない。
霜運転が始まる時から冷却運転が再スタートするまで、
前記冷凍室6及び貯蔵室7,8が外気と熱交換すること
により、設定温度範囲の上限値温度以上に上昇すること
が防止できる。
内温度を設定温度範囲内でより安定的に維持できること
から、冷凍室6及び貯蔵室7,8に保管する肉類及びキ
ムチなどのような飲食物の固有な味がより長時間維持さ
れる。
7,8は第1貯蔵室7,8及び第2貯蔵室7,8からな
っており、前記貯蔵室7,8が共にキムチを熟成させる
キムチ熟成モードで運転される時には、前記貯蔵室用蒸
発器7aが除霜周期に到達しても前記貯蔵室用蒸発器7
aは除霜運転させない。即ち、前記貯蔵室7,8が共に
キムチ熟成モードで運転される時には、前記貯蔵室用蒸
発器7aと冷凍室用蒸発器6aとが共に除霜周期に到達
しても、前記冷凍室用蒸発器6aのみ除霜運転させる。
用ヒータを稼動して貯蔵室7,8の温度を約20℃程度
で維持するので、前記貯蔵室用蒸発器7aに結氷した霜
が除霜運転の間に溶けるので、別に除霜運転を行う必要
がないからである。
ドで運転される時には、貯蔵室用蒸発器7aを除霜運転
させないため、前記貯蔵室用蒸発器7aの除霜周期を実
質的に延長することができる。これにより、除霜運転時
に除霜用ヒータを稼動した後冷却運転時に蒸発器の温度
を低めるため必要な電力を減少させることができる。
は圧縮機1の運転時間を基準に蒸発器を除霜運転させる
方法に関するものであって、これについて図6〜図10
を参照して説明する。
発器が除霜周期に到達した時点を示すものであり、前記
丸印から下部に描かれた矢印は蒸発器の補正した除霜運
転時点を示すものである。
転方法に関して説明する。
発器7aの除霜周期を既設定し、前記制御部で圧縮機1
の運転時間を積算して、前記圧縮機の積算時間が制御部
に既設定された蒸発器の除霜周期に到達すると、対応す
る蒸発器を除霜運転させる。
とし、冷凍室用蒸発器6aの除霜運転が完了した時点か
ら積算された圧縮機1の運転時間をCfとする。前記貯
蔵室用蒸発器7aが除霜周期に到達した時点(P3)が
Df−Cf<Df/4の条件を満足すると、前記冷凍室用
蒸発器6aと貯蔵室用蒸発器7aとを同時に除霜運転さ
せ、前記貯蔵室用蒸発器7aが除霜周期に到達した時点
(P3)がDf/4<Df−Cf<Df/2の条件を満足す
ると、前記除霜周期到達時点(P3)から冷凍室用蒸発
器6aの次の除霜時点までの時間の1/2だけ延長運転
した後に冷凍室用蒸発器6aと貯蔵室用蒸発器7aとを
同時に除霜運転させ、前記貯蔵室用蒸発器7aが除霜周
期に到達した時点(P3)がDf/2<Df−Cfの条件
を満足すると、前記貯蔵室用蒸発器7aのみを除霜運転
させる。
と、図6Aのように、前記貯蔵室用蒸発器7aが除霜周
期に達すると、貯蔵室用蒸発器7aを除霜運転させるに
先だって、前記冷凍室用蒸発器が除霜運転完了した時点
から積算された圧縮機の運転時間(Cf)を判断する。
即ち、前記貯蔵室用蒸発器が除霜周期に到達した時点
(P3)が冷凍室用蒸発器6aの除霜周期を4等分した
区間の中第4区間(Df−Cf<Df/4)内に位置する
と判断されると、2つの蒸発器を同時に除霜運転させ
る。
期に到達した時点(P3)がDf−Cf<Df/4の条件
を満足する場合、図6Aの実線矢印のように、貯蔵室用
蒸発器7aが除霜周期に到達した時点で2つの蒸発器6
a,7aを同時に除霜運転したり、或いは点線矢印のよ
うに、冷凍室用蒸発器6aが除霜周期に到達した時点で
2つの蒸発器を除霜運転することもできる。
霜運転して所定時間後に再び冷凍室用蒸発器6aを除霜
運転させることが防止できる。
蒸発器6aが除霜周期に到達した時点(P3)が冷凍室
用蒸発器6aの除霜周期を4等分した区間の中第3区間
(D f/4<Df−Cf<Df/2)内に位置すると判断さ
れると、2つの蒸発器を同時に除霜運転させる。
ら冷凍室用蒸発器6aの次の除霜時点までの運転時間を
2等分して、前記貯蔵室用蒸発器7aは1等分した時間
だけ延長運転させ、前記冷凍室用蒸発器6aは1等分し
た時間だけ短縮運転を行うことにより、2つの蒸発器を
同時に除霜運転させる。勿論、前記貯蔵室用蒸発器を所
定の時間延長運転した後2つの蒸発器を同時に除霜運転
させ得ることも理解可能である。
6Bのように、冷凍室用蒸発器6aと貯蔵室用蒸発器7
aの除霜周期が近いと判断されると、2つの蒸発器を同
時に除霜運転させる。従って、前記冷蔵庫がR/Fサイ
クルで運転される途中に除霜運転が始まると、前記冷凍
室用蒸発器に冷媒が流入することを防止するために前記
圧縮機1を停止した後、冷却運転のために再び稼動させ
る運転が重ねて繰り返されることが防止できる。
発器6aと貯蔵室用蒸発器7aの除霜時点が相当外れて
いる時は、各々の蒸発器を独立的に除霜させる。
A〜図6Cに示す運転方法を各々独立的に適用させるこ
とができ、上述したように、3つの運転方法を冷蔵庫の
除霜運転時に同時に適用できることも理解可能である。
運転時点が近い時には2つの蒸発器を同時に除霜運転さ
せることにより、前記圧縮機1を停止の後再稼動させる
運転が重ねて繰り返されることを防止できる。
例を説明する。
とし、貯蔵室用蒸発器7aの除霜運転が完了した時点か
ら積算された圧縮機の運転時間をCrとする。この際、
前記冷凍室用蒸発器6aが除霜周期に到達した時点がD
r−Cr<Dr/4の条件を満足すると、前記冷凍室用蒸
発器6aと貯蔵室用蒸発器7aとを同時に除霜運転さ
せ、前記冷凍室用蒸発器6aが除霜周期に到達した時点
(P2)がDr/4<Dr−Cr<Dr/2の条件を満足す
ると、前記除霜周期到達時点(P4)から貯蔵室用蒸発
器7aの次の除霜時点までの時間の1/2だけ冷凍室用
蒸発器6aを延長運転させた後に2つの蒸発器6a,7
aを同時に除霜運転させ、前記冷凍室用蒸発器6aが除
霜周期に到達した時点(P4)がDr/2<Dr−C rの
条件を満足すると、前記冷凍室用蒸発器6aのみを除霜
運転させる。
と、図7Aのように、前記貯蔵室用蒸発器6aが除霜周
期に達すると、貯蔵室用蒸発器を除霜運転させるに先だ
って、貯蔵室用蒸発器が除霜運転の完了時点から積算さ
れた圧縮機の運転時間(Cr)を判断する。即ち、前記
冷凍室用蒸発器が除霜周期に到達した時点(P4)が貯
蔵室用蒸発器の除霜周期を4等分した区間の中第4区間
(Dr−Cr<Dr/4)内に位置すると判断されると、
2つの蒸発器6a,7aを同時に除霜運転させる。
室用蒸発器6aが除霜周期に到達した時点で2つの蒸発
器6a,7aを同時に除霜運転したり、或いは点線矢印
のように、貯蔵室用蒸発器7aが除霜周期に到達した時
点で2つの蒸発器を同時に除霜運転することもできる。
霜運転して所定時間後に再び冷凍室用蒸発器7aを除霜
運転させることが防止できる。
蒸発器6aが除霜周期に到達した時点(P4)が貯蔵室
用蒸発器7aの除霜周期を4等分した区間の中第3区間
(D r/4<Dr−Cr<Dr/2)内に位置すると判断さ
れると、2つの蒸発器を同時に除霜運転させる。この
際、前記除霜周期到達時点(P4)から貯蔵室用蒸発器
7aの次の除霜時点までの運転時間を2等分して、前記
冷凍室用蒸発器6aは1等分した時間だけ延長運転し、
前記貯蔵室用蒸発器7aは1等分した時間だけ短縮運転
を行うことにより、2つの蒸発器を同時に除霜運転させ
る。勿論、前記冷凍室用蒸発器を所定の時間延長運転し
た後2つの蒸発器を同時に除霜運転させ得ることも理解
可能である。
2Bのように、冷凍室用蒸発器6aと貯蔵室用蒸発器7
aの除霜周期が近いと判断されると、2つの蒸発器を同
時に除霜運転させる。従って、前記冷蔵庫がR/Fサイ
クルで運転される途中に除霜運転が始まると、前記冷凍
室用蒸発器に冷媒が流入することを防止するために前記
圧縮機1を停止した後、冷却運転のために再び稼動させ
る運転が重ねて繰り返されることが防止できる。
発器6aの除霜時点と貯蔵室用蒸発器7aの除霜時点と
が相当外れている時は、各々の蒸発器を独立的に除霜さ
せる。
A〜図7Cに示す運転方法を各々独立的に適用させるこ
とができ、上述したように、図7の3つの運転方法を同
時に適用できることも理解可能である。
aを除霜運転する場合、前記冷凍室6及び貯蔵室7,8
の室内温度を制御部に既設定されている設定温度範囲の
下限値の温度まで各々低めた後、冷凍室用蒸発器6aの
除霜運転を行う。この際、前記冷蔵庫がFサイクル及び
R/Fサイクルの何れか一方のサイクルで運転されても
流動冷媒は冷凍室用蒸発器6aを通過するので、前記2
つの蒸発器を同時に除霜運転させる時、或いは冷凍室用
蒸発器6aのみを除霜運転させる時には圧縮機1の運転
を停止させなければならない。
霜運転が始まる時から冷却運転が再スタートするまで前
記冷凍室6及び貯蔵室7,8が外気と熱交換することに
より、設定温度範囲の上限値温度の以上に上昇すること
を防止することができる。結局、前記冷凍室6及び貯蔵
室7,8の室内温度を設定温度範囲でより安定的に維持
させることから、冷凍室6及び貯蔵室7,8に保管され
る肉類及びキムチなどのような飲食物の固有な味がより
長時間維持される。
記貯蔵室7,8がキムチを熟成させるキムチ熟成モード
で運転される時、前記圧縮機1の積算された運転時間が
貯蔵室用蒸発器7aの除霜周期に到達しても前記貯蔵室
用蒸発器7aは除霜運転させない。即ち、前記貯蔵室
7,8が共にキムチ熟成モードで運転される時には、前
記貯蔵室用蒸発器7aと冷凍室用蒸発器6aが共に除霜
周期に到達しても、前記冷凍室用蒸発器6aのみ除霜運
転させる。これはキムチ熟成モードでは、キムチ熟成用
ヒータを稼動して貯蔵室7,8内のキムチ熟成温度を約
20℃程度に維持するので、前記貯蔵室用蒸発器7aに
結氷された霜が除霜時間の間溶けるので、別に除霜運転
を行う必要はないからである。
ドで運転される時には貯蔵室用蒸発器7aの除霜運転を
行わないので、前記貯蔵室用蒸発器7aの除霜周期を実
質的に延長できることは上述した通りである。
霜運転方法は、蒸発器の除霜周期を4つの区間に分け、
各蒸発器の除霜時点が近い場合には蒸発器を同時に除霜
運転させるようにしたことを一例に挙げ説明している。
従って、本発明は蒸発器の除霜周期を4つの区間に分け
ることに限定されず、その以上の多数の区間に分けて、
前記蒸発器の除霜時点が近い場合には蒸発器を同時に除
霜させ得るようにしたことを技術的思想としている。
冷蔵庫の除霜運転方法は次のような効果が得られる。
は2つの蒸発器を同時に除霜運転することにより、前記
圧縮機を停止し且つ稼動する運転が重ねて繰り返される
ことを防止できる。これにより、前記圧縮機の圧損を防
止し、圧縮機を重ねて停止し且つ再スタート運転するに
消費される電力を減少させることができる。
まで冷却させた後に冷凍室用蒸発器を除霜運転させるこ
とにより、前記冷凍室用蒸発器の除霜運転時に外気によ
って冷凍室及び貯蔵室が上限値の温度まで上昇すること
を防止できる。従って、前記冷凍室及び貯蔵室が設定温
度の範囲内でより安定的に運転されるようにした。これ
により、前記冷凍室と貯蔵室に保管するキムチや野菜及
び肉類などが新鮮な状態で長時間保管でき、その味が維
持されるようにした。
ドで運転される場合に、前記貯蔵室用蒸発器は除霜周期
に到達しても除霜運転させないようにすることで、無駄
な除霜運転が行われないようにした。これにより、前記
貯蔵室用蒸発器に対する除霜周期を実質的に延長するこ
とで、蒸発器の除霜運転時における消費電力を減少させ
ることができる。
ァンの積算された運転時間に従って各蒸発器を除霜運転
する方法を示す線図である。
の積算された運転時間に従って各蒸発器を除霜運転する
方法を示す線図である。
及び貯蔵室の温度を下限値の温度まで低めた後に除霜運
転する方法を示す線図である。
が共に熟成モードで運転される時に行う除霜運転方法を
示す線図である。
が共に熟成モードで運転される時に行う除霜運転方法を
示す線図である。
発器の除霜完了時点から積算した圧縮機の運転時間に従
って各蒸発器を除霜運転する方法を示す線図である。
器の除霜完了時点から積算した圧縮機の運転時間に従っ
て各蒸発器を除霜運転する方法を示す線図である。
及び貯蔵室の温度を下限値の温度まで低めた後に行う除
霜運転方法を示す線図である。
が共に熟成モードで運転される時に行う除霜運転方法を
示す線図である。
室が共に熟成モードで運転される時に行う除霜運転方法
を示す線図である。
テムを示す概略図である。
Claims (20)
- 【請求項1】 制御部で冷凍室用ファンと貯蔵室用ファ
ンの運転時間をそれぞれ積算して、前記各ファンの積算
時間が制御部に既設定されている蒸発器の除霜周期に達
すると、対応する蒸発器を除霜運転させる2つの蒸発器
が備えられた冷蔵庫の除霜運転方法において、 前記冷凍室用蒸発器の除霜周期をDfとし、前記冷凍室
用蒸発器の除霜運転が完了した時から積算された貯蔵室
用ファンの運転時間をSfとする時、 前記貯蔵室用蒸発器が除霜周期に到達した時点(P1)
がDf−Sf<Df/4の条件を満足すると、前記冷凍室
用蒸発器と貯蔵室用蒸発器とを同時に除霜運転させ、 前記貯蔵室用蒸発器が除霜周期に到達した時点(P1)
がDf/4<Df−Sf<Df/2の条件を満足すると、前
記除霜周期到達時点(P1)から冷凍室用蒸発器の次の
除霜時点までの時間の1/2だけ延長運転した後に冷凍
室用蒸発器と貯蔵室用蒸発器とを同時に除霜運転させ、 前記貯蔵室用蒸発器が除霜周期に到達した時点(P1)
がDf/2<Df−Sfの条件を満足すると、前記貯蔵室
用蒸発器のみを除霜運転させることを特徴とする2つの
蒸発器が備えられた冷蔵庫の除霜運転方法。 - 【請求項2】 前記貯蔵室用蒸発器が除霜周期に到達し
た時点(P1)がD f−Sf<Df/4の条件を満足する
と、前記貯蔵室用蒸発器が除霜周期に到達した時点又は
前記冷凍室用蒸発器が除霜周期に到達した時点の中何れ
か一時点で2つの蒸発器を同時に除霜運転させることを
特徴とする請求項1記載の2つの蒸発器が備えられた冷
蔵庫の除霜運転方法。 - 【請求項3】 前記冷凍室用蒸発器を除霜運転する場
合、前記冷凍室及び貯蔵室の室内温度を制御部に既設定
されている設定温度範囲の下限値の温度まで低めた後、
冷凍室用蒸発器を除霜運転させることを特徴とする請求
項1記載の2つの蒸発器が備えられた冷蔵庫の除霜運転
方法。 - 【請求項4】 前記冷凍室用蒸発器の除霜運転時には圧
縮機の運転を停止させることを特徴とする請求項3記載
の2つの蒸発器が備えられた冷蔵庫の除霜運転方法。 - 【請求項5】 前記貯蔵室がキムチを熟成させるキムチ
熟成モードで運転される時には、前記貯蔵室用蒸発器が
除霜周期に到達しても、前記貯蔵室用蒸発器は除霜運転
させないようにすることを特徴とする請求項1記載の2
つの蒸発器が備えられた冷蔵庫の除霜運転方法。 - 【請求項6】 制御部で冷凍室用ファンと貯蔵室用ファ
ンの運転時間をそれぞれ積算して、前記各ファンの積算
時間が制御部に既設定されている蒸発器の除霜周期に達
すると、対応する蒸発器を除霜運転させる2つの蒸発器
が備えられた冷蔵庫の除霜運転方法において、 前記貯蔵室用蒸発器の除霜周期をDrとし、前記貯蔵室
用蒸発器の除霜運転が完了した時から積算された冷凍室
用ファンの運転時間をSrとする時、 前記冷凍室用蒸発器が除霜周期に到達した時点(P2)
がDr−Sr<Dr/4の条件を満足すると、前記冷凍室
用蒸発器と貯蔵室用蒸発器とを同時に除霜運転させ、 前記冷凍室用蒸発器が除霜周期に到達した時点(P2)
がDr/4<Dr−Sr<Dr/2の条件を満足すると、前
記除霜周期到達時点(P2)から貯蔵室用蒸発器の次の
除霜時点までの時間の1/2だけ延長運転した後に冷凍
室用蒸発器と貯蔵室用蒸発器とを同時に除霜運転させ、 前記冷凍室用蒸発器が除霜周期に到達した時点(P2)
がDr/2<Dr−Srの条件を満足すると、前記冷凍室
用蒸発器のみを除霜運転させることを特徴とする2つの
蒸発器が備えられた冷蔵庫の除霜運転方法。 - 【請求項7】 前記冷凍室用蒸発器が除霜周期に到達し
た時点(P2)がD r−Sr<Dr/4の条件を満足する
と、前記冷凍室用蒸発器が除霜周期に到達した時点又は
前記貯蔵室用蒸発器が除霜周期に到達した時点の中何れ
か一時点で2つの蒸発器を同時に除霜運転させることを
特徴とする請求項1記載の2つの蒸発器が備えられた冷
蔵庫の除霜運転方法。 - 【請求項8】 前記冷凍室用蒸発器を除霜運転する場
合、前記冷凍室及び貯蔵室の室内温度を制御部に既設定
されている設定温度範囲の下限値の温度までそれぞれ低
めた後、冷凍室用蒸発器を除霜運転させることを特徴と
する請求項6記載の2つの蒸発器が備えられた冷蔵庫の
除霜運転方法。 - 【請求項9】 前記冷凍室用蒸発器の除霜運転時には圧
縮機の運転を停止させることを特徴とする請求項8記載
の2つの蒸発器が備えられた冷蔵庫の除霜運転方法。 - 【請求項10】 前記貯蔵室がキムチを熟成させるキム
チ熟成モードで運転される時、前記貯蔵室用蒸発器が除
霜周期に到達しても前記貯蔵室用蒸発器は除霜運転させ
ないようにすることを特徴とする請求項6記載の2つの
蒸発器が備えられた冷蔵庫の除霜運転方法。 - 【請求項11】 制御部で圧縮機の運転時間を積算し
て、前記圧縮機の積算時間が制御部に既設定されている
蒸発器の除霜周期に達すると、対応する蒸発器を除霜運
転させる2つの蒸発器が備えられた冷蔵庫の除霜運転方
法において、 前記冷凍室用蒸発器の除霜周期をDfとし、前記冷凍室
用蒸発器の除霜運転が完了した時から積算された圧縮機
の運転時間をCfとする時、 前記貯蔵室用蒸発器が除霜周期に到達した時点(P3)
がDf−Cf<Df/4の条件を満足すると、前記冷凍室
用蒸発器と貯蔵室用蒸発器とを同時に除霜運転させ、 前記貯蔵室用蒸発器が除霜周期に到達した時点(P3)
がDf/4<Df−Cf<Df/2の条件を満足すると、前
記除霜周期到達時点(P3)から冷凍室用蒸発器の次の
除霜時点までの時間の1/2だけ延長運転した後に冷凍
室用蒸発器と貯蔵室用蒸発器とを同時に除霜運転させ、 前記貯蔵室用蒸発器が除霜周期に到達した時点(P3)
がDf/2<Df−Cfの条件を満足すると、前記貯蔵室
用蒸発器のみを除霜運転させることを特徴とする2つの
蒸発器が備えられた冷蔵庫の除霜運転方法。 - 【請求項12】 前記貯蔵室用蒸発器が除霜周期に到達
した時点(P3)がDf−Cf<Df/4の条件を満足す
ると、前記冷凍室用蒸発器が除霜周期に到達した時点又
は前記貯蔵室用蒸発器が除霜周期に到達した時点の中何
れか一時点で2つの蒸発器を同時に除霜運転させること
を特徴とする請求項11記載の2つの蒸発器が備えられ
た冷蔵庫の除霜運転方法。 - 【請求項13】 前記冷凍室用蒸発器を除霜運転する場
合、前記冷凍室及び貯蔵室の室内温度を制御部に既設定
されている設定温度範囲の下限値の温度まで低めた後、
冷凍室用蒸発器を除霜運転させることを特徴とする請求
項11記載の2つの蒸発器が備えられた冷蔵庫の除霜運
転方法。 - 【請求項14】 前記冷凍室用蒸発器の除霜運転時には
圧縮機の運転を停止させることを特徴とする請求項13
記載の2つの蒸発器が備えられた冷蔵庫の除霜運転方
法。 - 【請求項15】 前記貯蔵室がキムチを熟成させるキム
チ熟成モードで運転される時、前記貯蔵室用蒸発器が除
霜周期に到達しても前記貯蔵室用蒸発器は除霜運転させ
ないようにすることを特徴とする請求項11記載の2つ
の蒸発器が備えられた冷蔵庫の除霜運転方法。 - 【請求項16】 制御部で圧縮機の運転時間を積算し
て、前記圧縮機の積算時間が制御部に既設定されている
蒸発器の除霜周期に達すると、対応する蒸発器を除霜運
転させる2つの蒸発器が備えられた冷蔵庫の除霜運転方
法において、 前記貯蔵室用蒸発器の除霜周期をDrとし、前記貯蔵室
用蒸発器の除霜運転が完了した時から積算された圧縮機
の運転時間をCrとする時、 前記冷凍室用蒸発器が除霜周期に到達した時点(P4)
がDr−Cr<Dr/4の条件を満足すると、前記冷凍室
用蒸発器と貯蔵室用蒸発器とを同時に除霜運転させ、 前記冷凍室用蒸発器が除霜周期に到達した時点(P4)
がDr/4<Dr−Cr<Dr/2の条件を満足すると、前
記除霜周期到達時点(P4)から貯蔵室用蒸発器の次の
除霜時点までの時間の1/2だけ延長運転した後に冷凍
室用蒸発器と貯蔵室用蒸発器とを同時に除霜運転させ、 前記冷凍室用蒸発器が除霜周期に到達した時点(P4)
がDr/2<Dr−Crの条件を満足すると、前記冷凍室
用蒸発器のみを除霜運転させることを特徴とする2つの
蒸発器が備えられた冷蔵庫の除霜運転方法。 - 【請求項17】 前記冷凍室用蒸発器が除霜周期に到達
した時点(P4)がDr−Cr<Dr/4の条件を満足す
ると、前記冷凍室用蒸発器が除霜周期に到達した時点又
は前記貯蔵室用蒸発器が除霜周期に到達した時点の中何
れか一時点で2つの蒸発器を同時に除霜運転させること
を特徴とする請求項16記載の2つの蒸発器が備えられ
た冷蔵庫の除霜運転方法。 - 【請求項18】 前記冷凍室用蒸発器を除霜運転する場
合、前記冷凍室及び貯蔵室の室内温度を制御部に既設定
されている設定温度範囲の下限値の温度まで低めた後、
冷凍室用蒸発器を除霜運転させることを特徴とする請求
項16記載の2つの蒸発器が備えられた冷蔵庫の除霜運
転方法。 - 【請求項19】 前記冷凍室用蒸発器の除霜運転時には
圧縮機の運転を停止させることを特徴とする請求項18
記載の2つの蒸発器が備えられた冷蔵庫の除霜運転方
法。 - 【請求項20】 貯蔵室がキムチを熟成させるキムチ熟
成モードで運転される時、前記貯蔵室用蒸発器が除霜周
期に到達しても前記貯蔵室用蒸発器は除霜運転させない
ようにすることを特徴とする請求項16記載の2つの蒸
発器が備えられた冷蔵庫の除霜運転方法。
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