JP2013040691A - 冷却貯蔵庫 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】冷却装置20と庫内ファン29とを運転することにより庫内温度tを設定温度ts付近に維持する冷却運転を行う冷却運転制御部31と、除霜開始信号を受けると貯蔵庫12内を冷却する事前冷却運転、続いて冷却器26の着霜を除去する除霜運転を行う除霜運転制御部32と、を備え、除霜運転制御部32は、庫内温度tと冷却器温度teとの温度差Δt、Δtpを算出する温度差算出部33と、除霜開始信号を受けた際又は事前冷却運転中に、温度差Δt、Δtpと所定の基準値tfsとを比較して温度差Δt、Δtpが基準値tfsを上回ることを条件に除霜運転を強制的に開始する除霜運転強制開始部34とを備える。
【選択図】図3
Description
本発明の実施形態1を図1ないし図5によって説明する。
本実施形態の冷却貯蔵庫は、プレハブ冷蔵庫10に適用した場合を例示している。
まず、図1を用いて、プレハブ冷蔵庫10の全体構成を説明する。プレハブ冷蔵庫10は複数枚の断熱性のパネルを組み立てることで方形の箱形に形成された冷蔵庫本体11を備えており、その内部は貯蔵物を収容可能な貯蔵庫12とされている。図示はしないが、冷蔵庫本体11の壁面には、貯蔵物の出入れが可能な出入口が開口形成され、その出入口を覆うように、断熱扉が装着されている。
除霜運転は、所定の除霜周期時間Td毎に行われ、除霜周期タイマ40によりカウントされた除霜周期時間Tdが経過すると、除霜運転制御部32に除霜運転を指示する信号(除霜開始信号に相当する)が入力される。すると、除霜運転制御部32の温度差算出部33が除霜庫内サーミスタ16及び冷却器サーミスタ17から入力された庫内温度tと冷却器温度teから温度差Δtを算出する。温度差算出部33で算出された温度差Δtは、除霜運転強制開始部34に入力され、所定の強制開始基準値tfsと比較される。温度差Δtが強制開始基準値tfsを上回る場合には、オフサイクル除霜運転が強制的に開始される。
設定温度ts付近に庫内温度tを維持する冷却運転中に、除霜周期時間Tdが経過すると(ステップS11で「YES」)、冷却器26への着霜量が多い場合には(ステップS12で「YES」)、直ちにオフサイクル除霜運転が開始される(ステップS13)。冷却器26への着霜量が特に多い場合を除いては(ステップS12で「NO」)、図4に示すように冷却運転を継続し(ステップS14で「YES」、ステップS15)、圧縮機21が停止している場合には図5に示すように新たに事前冷却運転が開始される(ステップS14で「NO」、ステップS16)。貯蔵庫12内が除霜開始温度t1(t(OFF))まで冷却されると(ステップS17で「YES」)、オフサイクル除霜運転が開始される(ステップS13)。
実施形態1の変形例1について説明する。本変形例は、実施形態1とは、事前冷却運転の長さが一定の事前冷却運転時間に予め決められているところが相違する。つまり、実施形態1では、庫内温度tが除霜開始温度t1に達した場合、又は除霜運転強制開始部34により冷却器温度teと庫内温度tとの温度差Δtpが強制開始基準値tfsを上回った場合に事前冷却運転が終了される。これに対して、本変形例では、事前冷却運転が一律の事前冷却運転時間の間、運転されるように制御されているから、除霜運転強制開始部34によっては事前冷却運転が強制的に終了されないような、冷却器26への着霜量がさほど多くない場合であっても、一定の事前冷却運転時間により事前冷却運転が打ち切られる。
次に、実施形態1の変形例2について説明する。本変形例は、実施形態1とは、除霜周期タイマ40による除霜周期時間Tdのカウント開始が、オフサイクル除霜運転終了(図3のステップS21、ステップS10参照)に連動しないところが相違する。つまり、図3に示した除霜運転制御動作とは別に、オフサイクル除霜運転の終了とは関係なく除霜周期時間をカウントする除霜周期タイマが設けられており、所定の除霜周期時間毎に除霜運転を指示する信号が除霜運転制御部へと出力される構成である。
次に、本発明の実施形態2を図6及び図7によって説明する。
本実施形態は、実施形態1とは、オフサイクル除霜運転が所定の制限時間Tr、継続運転された場合に、冷却器26を除霜ヒータにより加熱する加熱除霜運転に切り替えるところが相違する。他の構成については実施形態1と同様であるため、説明を省略する。
冷却運転中に、除霜周期時間Tdが経過すると(ステップS31で「YES」)、実施形態1と同様に着霜量に応じて、オフサイクル除霜運転か(ステップS32で「YES」、ステップS33)、冷却運転の継続か(ステップS32で「NO」、ステップS34で「YES」、ステップS35)、新たに事前冷却運転を開始するか(ステップS32で「NO」、ステップS34で「NO」、ステップS36)、事前冷却運転からオフサイクル除霜運転に切り替えるか(ステップS37で「YES」、ステップS33)が決定される。オフサイクル除霜運転の継続時間が、制限時間Trに達すると(ステップS40で「YES」)、冷却器26への着霜量が多いと判断されて、オフサイクル除霜運転が終了され、ヒータ除霜運転が開始される(ステップS41)。オフサイクル除霜運転、又はオフサイクル除霜運転とヒータ除霜運転の組み合わせにより、冷却器26の除霜が終了したと判断されると(ステップS43で「YES」、又はステップS42で「YES」)、これら除霜運転は終了する(ステップS44)。そして、除霜運転が終了すると同時に除霜周期タイマがリセットされて新たに除霜周期時間Tdのカウントが開始される(ステップS30)。このように、除霜周期時間Td毎に、上記動作が繰り返され、冷却器26への着霜量に応じた除霜運転がなされる。
実施形態2の変形例1について説明する。本変形例は、実施形態2とは、オフサイクル除霜運転から制限時間Tr後に切り替えられる加熱除霜運転が除霜ヒータによるものではなく、圧縮機21からのホットガスを冷却器に供給して、除霜するところが相違する。
続いて、関連技術1を図8を用いて説明する。この関連技術1は、実施形態1と同様に、除霜周期時間Tdをカウントする除霜周期タイマ40がUPすると、冷却運転状態検知部35により冷却装置20の運転/停止状態が検知され、冷却運転中の場合には、引き続き冷却運転を、停止中の場合には、新たに事前冷却運転を開始するものである。そして、庫内温度tが除霜開始温度t1に達すると、継続された冷却運転及び事前冷却運転が終了され、オフサイクル除霜運転が開始される。なお、実施形態1の温度差算出部33、除霜運転強制開始部34は備えないものとする。
続いて、関連技術2を図9を用いて説明する。この関連技術2は、実施形態2と同様に、オフサイクル除霜運転が所定の制限時間Tr、継続運転された場合に、冷却器26を除霜ヒータにより加熱する加熱除霜運転に切り替えるものである。なお、実施形態2の温度差算出部33、除霜運転強制開始部34は備えないものとする。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
Claims (2)
- 貯蔵物を収容する貯蔵庫と、
前記貯蔵庫内を冷却する冷却器を備えた冷却装置と、
前記冷却器との熱交換により冷却された庫内空気を前記貯蔵庫内に循環させる庫内ファンと、
前記貯蔵庫の庫内温度を検出する庫内サーミスタと、
前記冷却器の温度を検出する冷却器サーミスタと、
前記冷却装置と前記庫内ファンとを運転することにより前記庫内温度を予め設定された設定温度付近に維持する冷却運転を行う冷却運転制御部と、
除霜開始信号を受けると、前記貯蔵庫内を冷却する事前冷却運転、続いて前記冷却器の着霜を除去する除霜運転を行う除霜運転制御部と、を備え、
前記除霜運転制御部は、前記庫内温度と前記冷却器の温度との温度差を算出する温度差算出部と、前記除霜開始信号を受けた際又は前記事前冷却運転中に、前記温度差算出部によって算出された前記温度差と所定の基準値とを比較して前記温度差が前記基準値を上回ることを条件に前記除霜運転を強制的に開始する除霜運転強制開始部と、を備えることを特徴とする冷却貯蔵庫。 - 前記除霜運転制御部は、前記除霜開始信号を受けた際に前記冷却装置が冷却運転中と停止中のいずれかの状態にあるかを検知する冷却運転状態検知部を備え、
前記冷却運転状態検知部で検知された前記冷却装置の運転状態が、前記冷却運転中である場合には、前記冷却運転を継続し、前記停止中である場合には、新たに事前冷却運転を開始し、前記庫内温度が所定の除霜開始温度に達したところで前記継続した冷却運転及び前記事前冷却運転を終了することを特徴とする請求項1に記載の冷却貯蔵庫。
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