JPH11248333A - 電気冷蔵庫の制御方法およびその装置 - Google Patents

電気冷蔵庫の制御方法およびその装置

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Publication number
JPH11248333A
JPH11248333A JP6471498A JP6471498A JPH11248333A JP H11248333 A JPH11248333 A JP H11248333A JP 6471498 A JP6471498 A JP 6471498A JP 6471498 A JP6471498 A JP 6471498A JP H11248333 A JPH11248333 A JP H11248333A
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JP
Japan
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door
electric refrigerator
opening
closing
defrosting operation
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP6471498A
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Inventor
Izumi Yamamoto
泉 山本
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Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Publication date
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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2700/00Means for sensing or measuring; Sensors therefor
    • F25D2700/02Sensors detecting door opening

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気冷蔵庫において、消費電力の削減を図
る。 【解決手段】 電気冷蔵庫の主制御部2の運転制御部2
dは、圧縮機運転積算タイマ2eで圧縮機3の運転積算
時間を計測し、この積算時間とメモリ2bの所定値とを
第2の比較部2fで比較して同積算時間が所定値に達す
ると、除霜ヒータ4を作動してエバポレータに付着した
霜を除去する除霜運転に先だってプレクール動作を行
う。この場合、電気冷蔵庫の扉の開閉を扉開閉検出手段
1で検出し、この検出信号により扉の開閉回数を開閉回
数カウンタ2aでカウントし、このカウント値とメモリ
2bの所定値と第1の比較部2cで比較して同カウント
値が所定値より少ないと、前記プレクール動作を省略
し、つまりプレクール動作を行わずに除霜運転を開始す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は電気冷蔵庫(ある
いは冷凍庫)の除霜制御技術に係り、特に詳しくは除霜
制御に先だって行うプレクール動作を適切に利用する電
気冷蔵庫の制御方法およびその装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】この種の電気冷蔵庫は、例えばコンプレ
ッサの運転時間(運転積算時間)が所定値に達すると、
エバポレータに付着した霜を除去するために除霜運転を
行う。すなわち、エバポレータの着霜が庫内温度に影響
し、ひいては冷凍サイクルの効率が低下するからであ
る。しかし、前記除霜運転においては、除霜ヒータを所
定時間作動することから、庫内温度がどうしても上昇
し、またこの庫内温度は除霜運転の終了時点で最も高く
なる。
【0003】そこで、前記除霜運転に先だって、プレク
ール動作を行う。このプレクール動作は、庫内温度が通
常の制御温度値(設定値)より低くするためにコンプレ
ッサを所定に運転する。したがって、前記除霜運転の開
始時点では庫内温度が既に通常の制御温度値より低く、
庫内の貯蔵物の温度も十分に低下していることから、除
霜運転による庫内温度の上昇を抑え、ひいては庫内の貯
蔵物の温度が高くなるのを抑えることができ、また除霜
運転中に扉の開閉が行われても、庫内の貯蔵物の温度が
高くなるのを抑えることになる。
【0004】
【解決しようとする課題】しかしながら、前記電気冷蔵
庫の制御方法にあっては、プレクール動作により貯蔵物
(例えばアイスクリーム)が柔らかくなるという不具合
等を防止することができるが、そのプレクール動作によ
り消費電力が増大することになる。
【0005】この発明は前記課題に鑑みなされたもので
あり、その目的は除霜運転による弊害もなく、消費電力
の低減を図ることができるようにした電気冷蔵庫の制御
方法およびその装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、この発明は当該電気冷蔵庫のエバポレータに付着し
た霜を除去する除霜運転に先だってプレクール動作を行
う電気冷蔵庫の制御方法であって、前記電気冷蔵庫の扉
の開閉回数をカウントする一方、前記除霜運転の条件が
整った場合前記開閉回数に応じて前記プレクール動作を
省略するか否かを判定し、該判定結果により前記プレク
ール動作なしに除霜運転を開始可能としたことを特徴と
している。
【0007】この発明は当該電気冷蔵庫のエバポレータ
に付着した霜を除去する除霜運転に先だってプレクール
動作を行う電気冷蔵庫の制御方法であって、前記電気冷
蔵庫の扉の開閉回数をカウントするとともに、該扉の開
時間を計測して記憶する一方、前記除霜運転の条件が整
った場合前記開閉回数および開時間に応じて前記プレク
ール動作を省略するか否かを判定し、該判定結果により
前記プレクール動作なしに除霜運転を開始可能としたこ
とを特徴としている。
【0008】この発明は当該電気冷蔵庫のエバポレータ
に付着した霜を除去する除霜運転に先だってプレクール
動作を行う電気冷蔵庫の制御装置であって、前記電気冷
蔵庫の扉の開閉を検出する扉開閉検出手段と、該扉の開
閉回数をカウントするカウント手段と、前記除霜運転の
条件が整った場合に前記カウンタ手段による現カウント
値と所定値とを比較する比較手段および同比較結果によ
り前記プレクール動作の省略を判定する制御手段と、前
記所定値を記憶している記憶手段とを備え、前記カウン
ト値が所定値より少ないときには前記除霜運転に先だっ
て行うプレクール動作を省略するようにしたことを特徴
としている。
【0009】この発明は当該電気冷蔵庫のエバポレータ
に付着した霜を除去する除霜運転に先だってプレクール
動作を行う電気冷蔵庫の制御装置であって、前記電気冷
蔵庫の扉の開閉を検出する扉開閉検出手段と、該扉の開
閉回数をカウントするカウンタ手段と、該扉の開時間を
計測する開時間計測手段と、前記除霜運転の条件が整っ
た場合前記カウント手段による現カウント値と所定値と
を比較する比較手段および同比較結果に前記計測した開
時間を加味して前記プレクール動作の省略を判定する制
御手段と、前記所定値を記憶しているとともに、前記計
測した開時間を記憶する記憶手段とを備え、前記カウン
ト値が所定値より少ないとき、あるいは少なくとも前記
カウント値が所定値で、前記開時間が短いときには、前
記除霜運転に先だって行うプレクール動作を省略するよ
うにしたことを特徴としている。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
1ないし図3を参照して詳しく説明する。この発明の電
気冷蔵庫の制御方法およびその装置は、エバポレータに
付着した霜を除去する除霜運転の条件が整った場合、そ
れまでの扉開閉回数が極めて少なければ、例えば留守中
や深夜等にあって扉の開閉が行われていなければ、庫内
の貯蔵物の温度が十分に下がっていることから、プレク
ール動作を行わずに除霜運転をしてもその貯蔵物の温度
がそれほど高くならないことに着目したものである。
【0011】そのため、図1に示すように、この電気冷
蔵庫の制御方法を適用した制御装置は、扉の開閉を検出
する扉開閉検出手段(スイッチ)1、この扉開閉検出手
段(スイッチ)1からの検出信号により扉の開閉回数を
カウントし、このカウント数によりプレクール動作を行
うか否かを判定する主制御部2、圧縮機3および除霜ヒ
ータ4を備えている。
【0012】主制御部2は、扉の開閉回数を開閉回数カ
ウンタ2aでカウントし、このカウント値とメモリ2b
のデータ(予め設定した所定値)とを第1の比較部2c
で比較し、この比較結果により運転制御部2dで除霜運
転に先だってプレクール動作を行うか否かを判定する。
また、主制御部2は圧縮機3を運転するとともに、この
圧縮機3の運転信号により圧縮機3の運転時間を圧縮機
運転積算タイマ2eで積算し、この積算時間とメモリ2
bのデータ(予め設定した所定値)とを第2の比較部2
fで比較し、この比較結果により運転制御部2dで除霜
運転を行うか否かを判定する。
【0013】なお、主制御部2はマイコンおよびドライ
バ回路等からなり、除霜ヒータ4を所定時間作動して除
霜運転を行う他に、当該電気冷蔵庫に必要な制御、庫内
温度を通常の制御温度値とする制御を行う。また、扉開
閉検出手段1としては、庫内灯を点灯、消灯するための
スイッチ等を利用するとよい。
【0014】次に、前記構成の制御装置の動作を図2の
フローチャート図を参照して説明すると、まず主制御部
2は当該空気調和機を運転する一方、扉開閉検出手段1
からの検出信号をもとにして扉の開閉回数をカウントす
るとともに、図2に示すルーチンを実行する。そして、
圧縮機3の運転時間の積算値と所定値とを比較し、積算
時間が所定値より大きくなったか否か、つまり除霜運転
の条件が整ったか否かを判定する(ステップST1)。
【0015】前記積算時間が所定値より大きくなけれ
ば、通常の運転(冷却運転)を継続して行う(ステップ
ST2)。この通常の冷却運転中に、前記積算時間が所
定値以上になれば、ステップST1からST3に進み、
除霜運転中であるか否かを判定する。この場合、まだ除
霜運転に入っていないことから、除霜運転を行うことに
なるが、この除霜運転に先だって行うプレクール動作の
必要性を扉の開閉回数で判定する。扉の開閉回転数と所
定値とを比較し(ステップST4)、開閉回転数が所定
値より小さいときにはプレクール動作を行わずに除霜運
転処理を実行する(ステップST5)。
【0016】なお、所定値とはできるだけ小さい値にす
ると好ましい。すなわち、前述したように、扉の開閉回
数が極めて少なければ、庫内の貯蔵物の温度が十分に下
がっており、プレクール動作を省略して除霜運転を行っ
ても、その貯蔵物の温度が高くならないからである。
【0017】前記除霜運転処理では除霜ヒータ4を所定
時間作動して除霜を開始し、しかる後除霜終了を判定す
る(ステップST6)。この除霜運転中において、前述
したステップを繰り返し、つまりステップST3からS
T5に進むことになり除霜運転を継続する。除霜運転終
了の条件が整うと、例えば除霜運転を予め設定した時間
だけ行うと、ステップST6からST7に進み、圧縮機
運転積算タイマ2eを初期化し、つまりタイマをリセッ
ト、スタートする。すなわち、当該ルーチンによって次
の除霜運転を可能とするためである。
【0018】ところで、扉の開閉回数が所定値以上であ
るときには、ステップST4からST8に進み、プレク
ール動作の処理を実行する。すなわち、扉の開閉回数が
多いということは庫内の貯蔵物の温度が十分に低下して
いないこともあり、前述したプレクール動作を省いて除
霜運転を行うと、その貯蔵物の温度が高くなり、例えば
アイスクリームが柔らかくなるといった不具合が生じる
からである。
【0019】前記プレクール動作処理では圧縮機3を所
定に駆動してプレクール動作を開始し、しかる後プレク
ール動作の終了を判定する(ステップST9)。このプ
レクール動作中にあっても前述したステップを繰り返
し、所定時間経過すると、プレクール動作を終了し、ス
テップST9からST10に進み、開閉回数カウンタ2
aを初期化し、つまりカウンタをクリアし、再カウント
状態にする。すなわち、前記プレクール動作の後に除霜
運転を行い、また次の除霜運転に先だって行うプレクー
ル動作を行うか否かの判定を可能とするためである。
【0020】前記開閉回数カウンタ2aがクリアされる
ことから、ステップST4においては開閉回数(0)が
所定値より小さいと判定し、前述した除霜運転処理を実
行し(ステップST5)、以下前述したステップを繰り
返し、除霜運転を行う。なお、前述同様に、この除霜運
転を所定時間行った後、つまり除霜運転が終了すると、
ステップST6からST7に進み、圧縮機運転積算タイ
マ2eを初期化する。
【0021】このように、扉の開閉回数が少ないときに
は、プレクール動作を省いて除霜運転を行うことから、
消費電力を削減することができ、特に例えば留守中や深
夜等にあっては扉が開けられることもなく、庫内の貯蔵
物の温度がしっかり下がっていることからも、プレクー
ル動作を省略して除霜運転を行っても、庫内の貯蔵物の
温度がそれほど高くならず、つまり貯蔵物への影響が殆
どないといってよい。
【0022】図3はこの発明の他の実施の形態を説明す
る制御装置の概略的ブロック線図である。なお、図中、
図1と同一および相当する部分には同一符号を付して重
複説明を省略する。
【0023】この発明の電気冷蔵庫の主制御部2は、扉
開閉検出手段1からの検出信号により扉の開時間を計測
する開時間計測部2gを備え、扉の開閉毎に計測した開
時間をメモリ2bに記憶する。
【0024】主制御部2は、図2に示すルーチンを実行
し、除霜運転の条件が整い、かつ開閉回数が所定値より
小さい値である場合ステップST4からST5に進み、
プレクール動作を省いて除霜運転を開始するが、この除
霜運転の開始前にメモリ2bに記憶されている開時間を
参照し、この開時間を加味してプレクール動作を省略す
るか否かを判定する。その開時間が所定値以上でなけれ
ば除霜運転を行う。その開時間が所定値より大きいとき
にはプレクール動作を行い、このプレクール動作が終了
してから除霜運転を行う。すなわち、開閉数回が少ない
が、その扉の開時間が長いために、庫内の貯蔵物の温度
が十分に低下した状態にないこともあるからである。
【0025】また、開閉回数が所定値で、しかもそれら
の開閉における時間(開時間)が極めて短い場合ステッ
プST4からST8に進み、プレクール動作を行うが、
このプレクール動作前にメモリ2bに記憶されている開
時間を参照し、この開時間を加味してプレクール動作を
省略するか否かを判定する。その開時間が所定値より大
きければプレクール動作を行い、このプレクール動作が
終了してから除霜運転を行う。その開時間が所定値以下
であればプレクール動作を省いて除霜運転を行う。すな
わち、開閉回数が少なく、扉を完全に開けずに閉めた場
合(開時間が極めて短い場合)、例えば扉をちょっと開
け、庫内の貯蔵物を取ることがない場合貯蔵物の温度が
ほぼ十分に低下した状態にあり、プレクール動作を省い
て除霜運転を行っても、貯蔵物の温度が高くならないか
らである。
【0026】なお、メモリ2bに記憶している開時間の
メモリ領域は図2のステップST10の処理でクリア
し、再度開時間の記憶を可能とすればよい。このよう
に、プレクール動作を省略するか否かの判定において、
扉の開閉回数に加え、開時間を加味することにより、消
費電力の削減を適切に行うことになり、また庫内の貯蔵
物をより適切に保存することになる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、この電気冷蔵庫の
制御方法およびその装置の請求項1記載の発明による
と、当該電気冷蔵庫のエバポレータに付着した霜を除去
する除霜運転に先だってプレクール動作を行う電気冷蔵
庫の制御方法であって、前記電気冷蔵庫の扉の開閉回数
をカウントする一方、前記除霜運転の条件が整った場合
前記開閉回数に応じて前記プレクール動作を省略するか
否かを判定し、この判定結果により前記プレクール動作
なしに除霜運転を開始可能とするようにしたので、扉の
開閉回数が少なく、例えば留守中や深夜等において扉が
1度も開かれない場合プレクール動作を行わずに除霜運
転を開始することにより、プレクール動作分の消費電力
を低減することができる。また、扉が開かれなければ庫
内の貯蔵物の温度が十分に低下していることから、その
除霜運転による貯蔵物への影響を与えずに済むという効
果がある。
【0028】請求項2記載の発明によると、当該電気冷
蔵庫のエバポレータに付着した霜を除去する除霜運転に
先だってプレクール動作を行う電気冷蔵庫の制御方法で
あって、前記電気冷蔵庫の扉の開閉回数をカウントする
とともに、この扉の開時間を計測して記憶する一方、前
記除霜運転の条件が整った場合前記開閉回数および開時
間に応じて前記プレクール動作を省略するか否かを判定
し、この判定結果により前記プレクール動作なしに除霜
運転を開始可能としたので、プレクール動作を行わずに
除霜運転を開始することにより、プレクール動作分の消
費電力を低減することができ、また扉の開時間が短いこ
とから除霜運転による貯蔵物への影響が殆どなく、つま
り貯蔵物をより適切に保存することができるという効果
がある。
【0029】請求項3記載の発明によると、当該電気冷
蔵庫のエバポレータに付着した霜を除去する除霜運転に
先だってプレクール動作を行う電気冷蔵庫の制御装置で
あって、前記電気冷蔵庫の扉の開閉を検出する扉開閉検
出手段と、この扉の開閉回数をカウントするカウント手
段と、前記除霜運転の条件が整った場合に前記カウンタ
手段による現カウント値と所定値とを比較する比較手段
および同比較結果により前記プレクール動作の省略を判
定する制御手段と、前記所定値を記憶している記憶手段
とを備え、前記カウント値が所定値より少ないときには
前記除霜運転に先だって行うプレクール動作を省略する
ようにしたので、そのプレクール動作分の消費電力を低
減することができるとともに、前記扉開閉検出手段に庫
内灯の点灯用スイッチを利用し、また当該電気冷蔵庫の
制御手段(プレクール動作や除霜運転も行う)としてマ
イクロコンピュータを用いれば、前記カウント手段、比
較手段、制御手段および記憶手段をそのマイコンで実現
でき、つまり新たなハードウェア回路等の部品を付加せ
ずに済むため、低コストで実現することができるという
効果がある。
【0030】請求項4記載の発明によると、当該電気冷
蔵庫のエバポレータに付着した霜を除去する除霜運転に
先だってプレクール動作を行う電気冷蔵庫の制御装置で
あって、前記電気冷蔵庫の扉の開閉を検出する扉開閉検
出手段と、この扉の開閉回数をカウントするカウンタ手
段と、該扉の開時間を計測する開時間計測手段と、前記
除霜運転の条件が整った場合前記カウント手段による現
カウント値と所定値とを比較する比較手段および同比較
結果に前記計測した開時間を加味して前記プレクール動
作の省略を判定する制御手段と、前記所定値を記憶して
いるとともに、前記計測した開時間を記憶する記憶手段
とを備え、前記カウント値が所定値より少ないとき、あ
るいは少なくとも前記カウント値が所定値で、前記開時
間が短いときには、前記除霜運転に先だって行うプレク
ール動作を省略するようにしたので、そのプレクール動
作分の消費電力を低減することができる一方、扉の開時
間が長いときにはプレクール動作を省略しないようにす
ることにより、プレクール動作を適切に行うことがで
き、しかも庫内の貯蔵物への影響を防止することができ
る。したがって、貯蔵物を適切に保存することができる
とともに、当該電気冷蔵庫の制御手段(プレクール動作
や除霜運転も行う)としてマイコンを用いれば、前記カ
ウント手段、比較手段、制御手段および記憶手段をその
マイクロコンピュータで実現でき、つまり新たなハード
ウェア回路等の部品を付加せずに済むため、低コストで
実現することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態を示し、電気冷蔵庫の
制御方法が適用される制御装置の概略的ブロック線図。
【図2】図1に示す制御装置の動作を説明するための概
略的フローチャート図。
【図3】この発明の他の実施の形態を示し、電気冷蔵庫
の制御方法が適用される制御装置の概略的ブロック図。
【符号の説明】
1 扉開閉検出手段(スイッチ) 2 主制御部(マイコンおよびドライバ回路等) 2a 開閉回数カウンタ(カウント手段) 2b メモリ(記憶手段) 2c 第1の比較部(比較手段) 2d 運転制御部(制御手段) 2e 圧縮機運転積算タイマ 2f 第2の比較部(比較手段) 2g 開時間計測部(計測手段) 3 圧縮機(コンプレッサ) 4 除霜ヒータ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 当該電気冷蔵庫のエバポレータに付着し
    た霜を除去する除霜運転に先だってプレクール動作を行
    う電気冷蔵庫の制御方法であって、前記電気冷蔵庫の扉
    の開閉回数をカウントする一方、前記除霜運転の条件が
    整った場合前記開閉回数に応じて前記プレクール動作を
    省略するか否かを判定し、該判定結果により前記プレク
    ール動作なしに除霜運転を開始可能としたことを特徴と
    する電気冷蔵庫の制御方法。
  2. 【請求項2】 当該電気冷蔵庫のエバポレータに付着し
    た霜を除去する除霜運転に先だってプレクール動作を行
    う電気冷蔵庫の制御方法であって、前記電気冷蔵庫の扉
    の開閉回数をカウントするとともに、該扉の開時間を計
    測して記憶する一方、前記除霜運転の条件が整った場合
    前記開閉回数および開時間に応じて前記プレクール動作
    を省略するか否かを判定し、該判定結果により前記プレ
    クール動作なしに除霜運転を開始可能としたことを特徴
    とする電気冷蔵庫の制御方法。
  3. 【請求項3】 当該電気冷蔵庫のエバポレータに付着し
    た霜を除去する除霜運転に先だってプレクール動作を行
    う電気冷蔵庫の制御装置であって、前記電気冷蔵庫の扉
    の開閉を検出する扉開閉検出手段と、該扉の開閉回数を
    カウントするカウント手段と、前記除霜運転の条件が整
    った場合に前記カウンタ手段による現カウント値と所定
    値とを比較する比較手段および同比較結果により前記プ
    レクール動作の省略を判定する制御手段と、前記所定値
    を記憶している記憶手段とを備え、前記カウント値が所
    定値より少ないときには前記除霜運転に先だって行うプ
    レクール動作を省略するようにしたことを特徴とする電
    気冷蔵庫の制御装置。
  4. 【請求項4】 当該電気冷蔵庫のエバポレータに付着し
    た霜を除去する除霜運転に先だってプレクール動作を行
    う電気冷蔵庫の制御装置であって、前記電気冷蔵庫の扉
    の開閉を検出する扉開閉検出手段と、該扉の開閉回数を
    カウントするカウンタ手段と、該扉の開時間を計測する
    開時間計測手段と、前記除霜運転の条件が整った場合前
    記カウント手段による現カウント値と所定値とを比較す
    る比較手段および同比較結果に前記計測した開時間を加
    味して前記プレクール動作の省略を判定する制御手段
    と、前記所定値を記憶しているとともに、前記計測した
    開時間を記憶する記憶手段とを備え、前記カウント値が
    所定値より少ないとき、あるいは少なくとも前記カウン
    ト値が所定値で、前記開時間が短いときには、前記除霜
    運転に先だって行うプレクール動作を省略するようにし
    たことを特徴とする電気冷蔵庫の制御装置。
JP6471498A 1998-02-27 1998-02-27 電気冷蔵庫の制御方法およびその装置 Withdrawn JPH11248333A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20040045940A (ko) * 2002-11-26 2004-06-05 주식회사 대우일렉트로닉스 냉장고의 제상 방법
JP2013040691A (ja) * 2011-08-11 2013-02-28 Hoshizaki Electric Co Ltd 冷却貯蔵庫
WO2022013926A1 (ja) * 2020-07-13 2022-01-20 三菱電機株式会社 冷蔵庫

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