JPS599476A - 冷蔵庫 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は冷凍装置の除霜制御装置に係り、特に圧縮機の
運転時間を積算して除霜命令を発する装置に関する。

冷凍装置例えば冷蔵庫においては、圧縮機運転時間に応
じて庫内冷気に含まれる水蒸気および庫内壁に付着した
露が蒸発した水蒸気等が冷却器に霜として付着し、冷却
器と庫内循環冷気との熱交換効率が低下するためある所
定の時間圧縮機が運転すると冷却器に取り付けられた電
気ヒータ等にて除霜するように指令を出す制御装置が設
けられている。

従来の除霜方式は冷却負荷の軽重に関係なく、ある一定
時間（たとえば８時間）圧縮機が積算運転すると除霜を
行なう制御方式をとっている。

そしてその積算時間は冷却器に取り付けられた除霜ヒー
タ等の露処理能力を保証するために、夏季の高温・高温
条件下における最大着霜量を除霜できるように設定しで
あるため、冬季のように実際には着霜量が少なくさらに
圧縮機の運転時間（除霜間隔）を延長してから除霜を行
なっても支障がない場合においても、一定の積算時間に
よって無駄な除霜を行なっている。

本発明の目的は、前記積算時間圧縮機が運転した後に冷
却器に付着した霜の多少を判断して、冷却負荷の軽い場
合は圧縮機の運転積算時間をさらに延長することにより
着霜量の少ない時に除霜を行なう無駄を省き、消費電力
量の低減を図ると共に無駄な庫内温度上昇を抑制するこ
とにある。

本発明の特徴は、冷却負荷が重くなると冷却器への着霜
量が増大し冷気通風抵抗が大きくなるため庫内冷気循環
量が減少する結果として庫内温度゛　が上昇する現象を
利用し、庫内温度を検出することによって冷却負荷の軽
重を判断し除霜間隔を可変することにある。

以下、本発明の一実施例を第１図により説明する。■は
冷却器温度センサーで除霜が終了したことを温度上昇に
より検出するものである。２は冷却器温度センサー用増
幅器で該センサー出力信号を増幅して後述する制御装置
５に入力する装置である。３は冷蔵室温度センサーで冷
蔵室内冷気温度を検出するものである。４は冷蔵室温度
センサー用増幅器で該士ン」ノ′−出カ信号を増幅して
制御装置５に人力する装置である。５は積算タイマー、
ゲート、バッファ等にて構成された制御装置でありその
動作原理を第２図に゛示す。

第２図により制御装置５の動作を説明する。１０１は冷
却器温度センサー用増幅器２の出力Ａとある定められた
作動値Ｂ（例えば８℃）とを比較演算する回路であり初
期始動時にはＡ＞Ｂの状態であるから圧縮機運転時間を
積算するタイマー回路１０２が動作する。そしである一
定時間Ｃ（例えば８時間）圧縮機が積算運転するまで除
霜命令が出ないように、比較演算回路１０３によって１
０２でカウントされた運転積算時間りとＣとを比較し、
Ｃ＞Ｄなる場合は１０２回路に戻り圧縮機の運転が継続
されるようになっている。これは初期始動時において庫
内が冷却される油に無駄な除霜を行なわないようにする
ためある一定時間Ｃだけ圧縮機を運転させるための回路
である。この回路１０２、及び１０３は同時に通常断続
時において除霜終了直後に負荷が投入されて一時的に庫
内温度が上昇した場合でも無用な除霜を行なわないため
にも利用される。

ある一定時間Ｃだけ圧縮機が積算運転された後回路１０
４によって冷蔵室温度センサー用増幅器４の出力Ｅとあ
る定められた作動値Ｆとを比較演算することにより、冷
却負荷か軽微である間すなわちＥ＜Ｆの状態にある間は
さらに圧縮機の運転は継続され、冷却器の着霜量が増加
して冷蔵室温度が上昇してくるとすなわちＥの値が次第
に大きくなりＥ≧Ｆとなった時に除霜開始指令を発する
回路１０５が動作して除霜が行なわれる。

また、瞬時停電等により制御回路への通電が一時失なわ
れた後電源が再投入された場合には、回路１０１におい
て冷却器温度センサー１の出力Ａと作動値Ｂとの関係は
Ａ＜Ｂ（冷却器が低温状態にあることを示す）であるか
ら回路１０４にジャンプしてＥとＦの比較演算を行なう
ことになる。

これは、圧縮機の運転積算時間りがタイマー回路１０２
の作動値Ｃよりわずかに少ない時点で停電が起こった場
合、電源再投入時に再び運転積算時間をカウント開始し
たのでは冷却器への着霜量が多くなり過ぎ霜詰り状態と
なってしまう等の不都合を避けるために必要となる回路
である。

以上説明した制御回路５より出力される除霜開始命令信
号がスイッチング素子６を動作させ冷却器に取り付けた
電気ヒータ等の加熱装置７に通電せしめ除霜を行なうも
のである。除霜の終了は前記冷却器温度セン丈−用増幅
器２の出力信号により検出し、冷却器加熱装置７への通
電を停止することにより行なわれる。

次に別の実施例について第３図を用いて説明する。この
回路は先に説明した回路１０１〜１０４の後段に圧縮機
運転時間を積算するタイマー回路１０６及び該タイマー
回路１０６の積算値Ｇとある一定の作動値Ｈとを比較演
算する回路１０７を付は加えたものである。

圧縮機がある一定時間積算運転をした後に冷蔵室温度を
検出して除霜を行なうか否か判断する点は前記回路の動
作と同様であるが、冷却負荷が軽い場合には回路１０６
により圧縮機の運転時間を積算し回路１０７においであ
る一定の作動値Ｈと比較演算しＧ≧Ｈとなった時点で強
制的に除霜開始命令を出力する点が本回路において１１
１１記回路の動作と異なる。

この回路は、除霜間隔の」二限値を定めたもので冷却器
に取り付けられた加熱装置７の除霜性能を保証すると共
に、冷蔵室ｄＩＡ度センサーが故障した場合に除霜が行
なわれず貯蔵物が損傷する事故を防１１二することがで
きる。

本発明は以上説明した如く、圧縮機がある一定時間積算
運転した後、冷蔵室温度を検出することにより冷却負荷
が軽い場合にはさらに圧縮機の運転積算時間を延長する
ことが出来るので、無駄な除霜を行なうことによる消費
電力量の増加を省きまた無用な庫内温度上昇を防Ｉ卜す
ることが可能となり省電力効果がある。

さらに、圧縮機の運転時間を積算するタイマー回路を付
加することにより、除霜間隔の延長時間の上限を設定す
ることが出来るので、冷蔵室温度検出機構の故障あるい
は瞬時停電等の異常事態が生じた場合にても冷却器に取
りｆ」けられた電気ヒータ等の加熱装置の霜処理能カを
保障することが可能となる。

また、本発明の除霜制御回路を汎用ＩＣまたは専用ＩＣ
あるいはマイクロコンピュータ等のｉ子回路で構成すれ
ば５制御装置の小形化、原価低減、信頼性の向上等の効
果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例の概要を示すブロック図、
第２図はこの発明による除霜制御方式の動作の流れ図、
第３図はこの発明による別の除霜制御方式の動作の流れ
図である。 １・・・冷却器温度センサー、２・・・冷却器温度セン
サー用増幅器、３・・・冷蔵室温度センサー、４・・・
冷蔵室温度センサー用増幅器、５・・・制御装置、６・
・・スイッチング素子、７・・・冷却器に取り付けられ
た電気ヒータ等の加熱器、第２図中の１０１〜１０５、
第３図中の１０６．１０７の枠内には以下の説明文が入
る。１０１・・冷却器温度センサー用増幅器の出力Ａと
作動値Ｂとの大小を比較せよ、１０２・・・圧縮機の運
転時間を積算カウントせよ、１０３・・・圧縮機の運転
時間積算タイマーの計測値りと作動値Ｃとの大小を比較
せよ、１０４・・・冷蔵室温度センザー用増幅器の出力
Ｅと作動値Ｆとの大小を比較せよ、１０５・・・除霜開
始命令を発せ、１０６・・・圧縮機の運転時間を第２の
積算タイマーにカウントせよ、１０７・・・第２の積算
タイマーの計測値Ｇと作動値ＴＩとの大小を比較せよ。 ￥３１（２） ＄ＺＩ￥１　　　　　　　第３図 Ａ＜Ｂ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
Ａ４Ｂ＋０１　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
ｉｏ＋Ａ≧Ｂ　　　　　　　　　　　　　　　　Ａ≧β
０２ｌＯ２ Ｃ＞Ｄ Ｏフｒ）ｌＯ３ １Ｏ３Ｃ≦ｐ Ｃ≦ｐ Ｅ≧Ｅ 、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｔｏ４
１０４　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Ｅ＜Ｆ
ε≧Ｆ ０６ １０５　　　　　　　　　　　　　０１＜　１−１＋０
７ Ｇ≧Ｈ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、冷気強制対流方式によって冷却し、かつ除霜開始を
   圧縮機運転積算時間にて制御する冷蔵庫において、上記
   積算時間を越えた後は冷却負荷に応じた除霜間隔で除霜
   を行なうべく庫内に設置した冷蔵室温度センサーの指示
   により先の除霜を行なうようにしたことを特徴とする冷
   蔵庫。 ２、冷却器に取り付けた除霜用電気ヒータ等の霜処理註
   能を保証するために、上記除霜間隔の上限値を設定した
   ことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の冷蔵庫。 ３、上記冷却器の除霜制御回路を電子回路にて構成した
   ことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の冷蔵庫。