JP2005134024A - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

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JP2005134024A JP2003369987A JP2003369987A JP2005134024A JP 2005134024 A JP2005134024 A JP 2005134024A JP 2003369987 A JP2003369987 A JP 2003369987A JP 2003369987 A JP2003369987 A JP 2003369987A JP 2005134024 A JP2005134024 A JP 2005134024A
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Abstract

【課題】 必要最低限の電圧を供給するように出力電圧を制御して、消費電力の低減を図り、省エネルギー効果を向上できる冷蔵庫を提供すること。
【解決手段】 この発明の冷蔵庫は、マイクロコンピュータ8と、時間経過とともに動作電圧を変化させる第1と第2のファンモータ駆動IC4,5および保温ヒータ駆動IC6とを備える。そして、上記マイコン8により、上記3つの駆動IC4,5,6のそれぞれの動作電圧の内最大の電圧を選んで、この最大電圧を供給するように制御しているので、上記3つの駆動IC4,5,6に必要のない高い電圧を供給することがない。
【選択図】 図1

Description

この発明は、例えば、複数の負荷を制御するためのスイッチング手段を備えた冷蔵庫に関する。
近年、冷蔵庫の制御を行なうための直流回路負荷(特にファンモータ)としては、冷蔵庫内の食品の量あるいは冷却状態により細かな制御が必要とされ、特に省エネルギーや節電のため直流ファンモータを使用されることが多くなってきており、それと共に電源効率を上げ、省エネルギーを目的でスイッチング手段が搭載されるようになってきている。
従来の冷蔵庫では、DCファンモータの起動時、このDCファンモータを駆動する駆動回路に印加されるスイッチング手段からの出力電圧を、低く保持した後に上昇させるように構成している(特開2000−50681号公報:特許文献1参照)。すなわち、上記DCファンモータの起動時のみに、上記駆動回路に印加する電圧を低く保持し、上記駆動回路で消費される電力を低く抑えて、省エネルギーを図っている。
しかしながら、上記従来の冷蔵庫では、上記DCファンモータが運転しているとき、上記駆動回路には一定の電圧が印加されるので、例えば、上記駆動回路が冷蔵庫内部の温度に応じて必要な電圧を下げた場合、上記駆動回路には必要以上の電圧が印加されることになって、無駄な電力が消費されていた。
特開2000−50681号公報
そこで、この発明の課題は、必要最低限の電圧を供給するように出力電圧を制御して、消費電力の低減を図り、省エネルギー効果を向上できる冷蔵庫を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の冷蔵庫は、
直流電源と、
動作電圧を変化させる複数の負荷と、
変圧器と、
この変圧器の一次巻線と上記直流電源とを接続する一次回路と、
この一次回路に設けられたスイッチング手段と、
上記変圧器の二次巻線と上記複数の負荷とを接続する二次回路と、
この二次回路に設けられた整流手段と、
上記複数の負荷のそれぞれの動作電圧の内、最大の電圧を選んで、この最大の電圧を上記二次回路に発生させるように、上記スイッチング手段の出力電圧を制御する制御手段と
を備えることを特徴としている。
ここで、この明細書では、上記負荷とは、例えば、圧縮機や直流ファンモータ等をいう。上記直流電源とは、商用の交流を直流に整流する整流手段を有する。
「動作電圧を変化させる」とは、例えば、動作の停止または強弱を行うことをいい、冷蔵庫本体内部の温度に応じて変化させたり、予め設定された時間で変化させたり、時間経過とともに変化させる。
上記負荷は、例えばマイコン等の制御手段にて、動作電圧を変化させるように制御されている。上記複数の負荷は、動作電圧を、個別にまたは同時に変化させる。
上記制御手段は、例えば、二次回路の電圧を検知して上記スイッチング手段にフィードバック信号を送って二次回路が所定の電圧になるようにコントロールする電圧検知フィードバック回路と、この電圧検知フィードバック回路を介して上記スイッチング手段の出力電圧を可変するマイコンとを有する。もちろん、マイコンにて直接に上記スイッチング手段の出力電圧を制御するようにしてもよい。
本発明の冷蔵庫によれば、上記制御手段は、上記複数の負荷のそれぞれの動作電圧の内、最大の電圧を選んで、この最大の電圧を上記二次回路に発生させるように、上記スイッチング手段の出力電圧を制御するので、例えば、上記複数の負荷が動作電圧を下げた場合、この下げた動作電圧の内最大の電圧を供給し、上記負荷に必要のない高い電圧を供給することがない。このように、上記負荷に必要最低限の電圧を供給するので、消費電力の低減を図り、省エネルギー効果を向上できる。
また、一実施形態の冷蔵庫では、上記制御手段は、上記スイッチング手段の出力電圧を段階的または無段階に制御する。
この一実施形態の冷蔵庫によれば、段階的に制御する場合、上記複数の負荷の動作電圧を統一して設定するので、制御し易い。一方、無段階に制御する場合、上記複数の負荷の動作電圧を統一する必要がなくて任意に設定可能であり、制御の自由度が大きくなる。
また、一実施形態の冷蔵庫では、上記制御手段による上記スイッチング手段の制御を外部からの操作により開始する開始操作手段を備える。
ここで、上記開始操作手段は、例えば操作パネルを有し、この操作パネルからの操作で「特定モード」が設定されることにより、上記制御手段の動作を開始する。
この「特定モード」とは、例えば、上記操作パネルに設けられた「節電、あるいは省エネルギーボタン」を押すことにより、冷蔵庫が、直流負荷の電流を抑える(例えば冷蔵庫内の直流ファンモータの駆動電圧を下げる)と共に全体の負荷電流を抑えた動作をさせて、急激な負荷の増加とならないコントロールを行い、かつ、上記スイッチング手段の出力電圧を負荷に応じて可変するモードに入る制御を行なうことをいう。
この一実施形態の冷蔵庫によれば、使用者が上記制御手段による制御の開始時期を選択できるので、冷蔵庫を頻繁に使用するときは、上記制御手段による制御を開始しないようにし、冷蔵庫をほとんど使用しないときは、上記制御手段による制御を開始するようにして、冷蔵庫の使用頻度に応じて冷蔵庫を適切な状態にできる。また、上記開始操作手段が、負荷電流を抑えた節電動作を兼ねている場合、消費電力を一層抑えた省エネルギーの効果がある。
また、一実施形態の冷蔵庫では、冷蔵庫本体内部の温度を検出する内部温度検出センサを備え、上記制御手段は、上記内部温度検出センサにより検出される温度が所定値に達した後に、上記スイッチング手段の制御を開始する。
この一実施形態の冷蔵庫によれば、上記内部温度検出センサにより検出される温度が所定値に達した後に、上記スイッチング手段の制御を開始するので、十分に冷却され安定した庫内温度(所定値)になるまでは、上記スイッチング手段の電圧を高い電圧に保ち、直流負荷の急激な容量増加による電源の電圧降下の不具合を防止することができる。要するに、上記所定値に達するまでは、上記負荷は最大負荷電圧(最大負荷電流)が必要であるので、上記スイッチング手段の出力電圧は一定の出力電圧である。
また、一実施形態の冷蔵庫では、上記制御手段は、冷蔵庫の電源投入後一定時間経過した後に、上記スイッチング手段の制御を開始する。
また、一実施形態の冷蔵庫では、上記制御手段は、冷蔵庫扉の開閉動作の累積回数が所定数未満のときに、上記スイッチング手段の制御を行い、上記冷蔵庫扉の開閉動作の累積回数が上記所定数以上になったときに、上記スイッチング手段の制御を解除する。
この一実施形態の冷蔵庫によれば、冷蔵庫が特定モード(例えば節電モード)に入って、上記スイッチング手段に出力可変モードの制御を行っている場合に、冷蔵庫扉の開閉動作の累積回数が所定数以上になったとき、明らかに冷蔵庫内部の温度が上昇することが予想され、同時に負荷電流の増大が予想されるため、出力可変モードを中止して、固定の出力電圧の制御を行うことで、直流電源としての安定な動作が可能になる。
また、一実施形態の冷蔵庫では、冷蔵庫本体外部の温度を検出する外部温度検出センサを備え、上記制御手段は、上記外部温度検出センサにより検出される温度が所定値未満のときに、上記スイッチング手段の制御を行い、上記外部温度検出センサにより検出される温度が上記所定値以上のときに、上記スイッチング手段の制御を解除する。
この一実施形態の冷蔵庫によれば、外気温が所定の温度未満では、上記スイッチング手段に出力可変モードの制御を行ない、外気温が所定の温度以上では、上記スイッチング手段に出力一定の制御を行う。したがって、外気温が所定の温度以上では、冷蔵庫の熱負荷の増大が予想され、同時に負荷電流の増大が予想されるため、出力可変モードを中止して、固定の出力電圧の制御を行うことにより、直流電源としての安定な動作が可能になる。
また、一実施形態の冷蔵庫では、冷蔵庫本体外部の照度を検出する照度検出センサを備え、上記制御手段は、上記照度検出センサにより検出される照度が所定値未満のときに、上記スイッチング手段の制御を行い、上記照度検出センサにより検出される照度が上記所定値以上のときに、上記スイッチング手段の制御を解除する。
この一実施形態の冷蔵庫によれば、外部の照度が所定値未満では、夜と判定して、上記スイッチング手段に出力可変モードの制御を行ない、外部の照度が所定値以上では、昼と判定して、上記スイッチング手段に出力一定の制御を行う。したがって、外部の照度が所定値以上では、冷蔵庫の熱負荷の増大が予想され、同時に負荷電流の増大が予想されるため、出力可変モードを中止して、固定の出力電圧の制御を行うことにより、直流電源としての安定な動作が可能になる。
この発明の冷蔵庫によれば、上記制御手段は、上記複数の負荷のそれぞれの動作電圧の内、最大の電圧を選んで、この最大の電圧を上記二次回路に発生させるように、上記スイッチング手段の出力電圧を制御するので、上記負荷に必要最低限の電圧を供給するので、消費電力の低減を図り、省エネルギー効果を向上できる。
以下、この発明を図示の実施の形態により詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の冷蔵庫の一実施形態である回路ブロック図を示している。この冷蔵庫は、直流電源と、複数の負荷と、変圧器2と、この変圧器2の一次巻線と上記直流電源とを接続する一次回路31と、この一次回路31に設けられたスイッチング手段と、上記変圧器2の二次巻線と上記複数の負荷とを接続する二次回路32と、この二次回路32に設けられた整流手段と、上記スイッチング手段の出力電圧を制御する制御手段とを備える。
具体的に述べると、この冷蔵庫は、商用交流電源から入力される交流電圧を、一次側の整流ダイオード24で整流し一次側の平滑コンデンサ23で平滑にしてから、スイッチングIC1を介して、変圧器2の一次巻線に供給し、この変圧器2の二次巻線に誘起される二次電圧を、二次側の整流ダイオード26で整流し二次側の平滑コンデンサ27で平滑にしてから、上記負荷に供給するように構成されている。
すなわち、上記直流電源は、上記一次側の整流ダイオード24と上記一次側の平滑コンデンサ23とを有し、上記スイッチング手段は、上記スイッチングIC1を有し、上記整流手段は、上記二次側の整流ダイオード26を有する。
上記二次回路32には、電圧検知フィードバック3が設けられ、この電圧検知フィードバック3は、上記二次回路32の直流電圧を検知して、上記スイッチングIC1へフイードバック信号9を送り、上記二次回路32が一定の電圧になるようコントロールしている。
上記負荷は、例えば、直流ファンモータを駆動するファンモータ駆動IC4,5や、各保温ヒータを駆動するSSRの保温ヒータ駆動IC6や,冷蔵庫の操作パネルの表示回路部7や、冷蔵庫の本体回路部11である。
この本体回路部11内には、マイクロコンピュータ(以下マイコンと称する)8が配置され、このマイコン8は、上記負荷の運転等の、冷蔵庫の性能関連全体を制御している。
このマイコン8は、冷蔵庫の運転状況に応じて、上記電圧検知フィードバック3へ、出力電圧の指令信号10を送って、上記電圧検知フィードバック3を介して、所望の電圧を上記二次回路32に発生させるように、上記スイッチングIC1の出力電圧を制御する。すなわち、上記マイコン8および上記電圧検知フィードバック3等にて上記制御手段を構成する。
上記電圧検知フィードバック3は、図2の回路図に示すように、二つの抵抗12,13等から構成される第1の電圧設定回路51と、トランジスタ15および抵抗16等から構成される第2の電圧設定回路52と、トランジスタ17および抵抗18等から構成される第3の電圧設定回路53とを有する。
上記第1の電圧設定回路51、上記第2の電圧設定回路52および上記第3の電圧設定回路53にて、上記スイッチングIC1の出力電圧を多段(3段階)に制御する。
具体的に述べると、上記第2の電圧設定回路52のトランジスタ15は、上記マイコン8と電気的に接続され、上記マイコン8からの信号10aにより、ON−OFF切り替え自在になる。同様に、上記第3の電圧設定回路53のトランジスタ17は、上記マイコン8と電気的に接続され、上記マイコン8からの信号10bにより、ON−OFF切り替え自在になる。
そして、上記第1の電圧設定回路51によって設定される第1の基準電圧信号によりシャントレギュレータ14の第1の基準電圧が設定され、この電圧になるように上記スイッチングIC1がコントロールされる。同様に、上記第2の電圧設定回路52によって設定される第2の基準電圧信号により第2の基準電圧が設定され、上記第3の電圧設定回路53によって設定される第3の基準電圧信号により第3の基準電圧が設定される。要するに、上記マイコン8からの信号10a,10bにより、上記スイッチングIC1の出力電圧を3種類の電圧に設定変更できる。
上記複数の負荷は、上記マイコン8にて、時間経過とともに動作電圧を変化させるように制御されている。具体的に述べると、上記マイコン8は、冷蔵庫本体内部の温度に応じて、または、予め設定された時間で、上記負荷の動作の停止または強弱を行う。
そして、上記マイコン8は、上記電圧検知フィードバック3を介して、上記複数の負荷のそれぞれの動作電圧の内、最大の電圧を選んで、この最大の電圧を上記二次回路32に発生させるように、上記スイッチングIC1の出力電圧を制御する。
図3のタイムチャートに従って具体的に説明する。図3は、上記複数の負荷の動作電圧、および、上記スイッチングIC1の出力電圧のタイムチャートを示す。ここで、上記複数の負荷として、上記第1と第2のファンモータ駆動ICおよび上記保温ヒータ駆動ICを用いる。
図3に示すように、上記第1のファンモータ駆動ICは、時間経過とともに、動作電圧(モータ電圧)を、V3→V2→V1→0→V1→V3の順序で変化している。上記第2のファンモータ駆動ICは、時間経過とともに、動作電圧を、V1→V2→V3→0→V3の順序で変化している。上記保温ヒータ駆動ICは、時間経過とともに、動作電圧を、V1→0→V1の順序で変化している。
これらの各負荷の動作電圧の変化に対して、上記スイッチングICの出力電圧は、図3中のa区間では、上記3つの負荷に必要な電圧の中で最大電圧V3を供給する。続いて、b区間ではV3、c区間ではV2、d区間ではV3、e区間ではV3、f〜i区間ではV1、j区間以降ではV3を供給する。なお、h区間では、全ての負荷は動いていないため0Vであるが、上記マイコン8を動作させる電源が必要なため、最低電圧のV1の電圧が供給される。
これらの出力電圧の信号は、前述したように、上記マイコン8からの信号(図1では信号10、図2では信号10a,10b)により制御されている。
このように冷蔵庫のDC制御用のスイッチング電源のシステム全体の出力電圧を、複数のDC負荷に必要な電圧の中で、最大限の電圧に制御するので、例えば、上記複数の負荷が動作電圧を下げた場合、この下げた動作電圧の内最大の電圧を供給し、上記負荷に必要のない高い電圧を供給することがない。このように、上記負荷に必要最低限の電圧を供給するので、消費電力の低減を図り、省エネルギー効果を向上できる。
(第2の実施形態)
次に、図4に、本発明の冷蔵庫の他の実施形態を示し、この冷蔵庫の電圧検知フィードバック3は、上記マイコン8と電気的に接続されるオペアンプ21を有する。なお、その他の構造は、上記第1の実施形態と同じであるので、その説明を省略する。
上記マイコン8からはD/A変換された電圧が出力され、上記オペアンプ21に入力される。上記オペアンプ21は、上記マイコン8の出力電圧を増幅し、基準電圧信号を作り、シャントレギュレータに入力される。このシャントレギュレータによって発生した基準電圧により、上記スイッチングIC1がコントロールされる。
このように、上記マイコン8は、上記スイッチングIC1の出力電圧を無段階に制御するので、上記複数の負荷の動作電圧を統一する必要がなくて任意に設定可能であり、制御の自由度が大きくなる。
(第3の実施形態)
次に、本発明の冷蔵庫の別の実施形態では、図示しないが、上記制御手段による上記スイッチング手段の制御を外部からの操作により開始する開始操作手段を備える。なお、その他の構造は、上記第1の実施形態と同じであるので、その説明を省略する。
具体的に述べると、上記開始操作手段は、冷蔵庫の表側に設けた操作パネルを有し、この操作パネル上の「節電モード」の特定モードに入る設定をすることにより、冷蔵庫は、各ファンモータの回転数を最小にするような運転、あるいは、上記操作パネルの各表示機能をOFFさせる運転を行なう。これと同時に、上記スイッチングIC1の出力電圧を上記複数の負荷に応じて可変するモードに入る制御を行う。
このように、使用者が上記制御手段による制御の開始時期を選択できるので、冷蔵庫を頻繁に使用するときは、上記制御手段による制御を開始しないようにし、冷蔵庫をほとんど使用しないときは、上記制御手段による制御を開始するようにして、冷蔵庫の使用頻度に応じて冷蔵庫を適切な状態にできる。また、上記開始操作手段が、負荷電流を抑えた節電動作を兼ねている場合、消費電力を一層抑えた省エネルギーの効果がある。
(第4の実施形態)
次に、本発明の冷蔵庫のさらに他の実施形態では、冷蔵庫本体内部の温度を検出する内部温度検出センサを備え、上記制御手段は、上記内部温度検出センサにより検出される温度が所定値に達した後に、上記スイッチング手段の制御を開始する。なお、その他の構造は、上記第1の実施形態と同じであるので、その説明を省略する。
具体的に述べると、上記内部温度検出センサは、冷凍室内の温度を検出するサーミスタであり、上記負荷は、圧縮機や直流ファンモータである。そして、図5に示すように、冷凍室の温度が、予め設定された所定値T1に達するまでは、上記スイッチングICの出力電圧は一定(図3のV3電圧)であるが、この所定値T1以降は、上記スイッチングICの出力電圧を、上記複数の負荷に応じて可変するモードに入る(図3のV1,V2,V3電圧)制御を行う。なお、上記所定値T1は、−18℃より低く、冷凍室が十分に冷却される温度をいう。
これにより、上記内部温度検出センサにより検出される温度が上記所定値T1に達した後に、上記スイッチングICの制御を開始するので、十分に冷却され安定した庫内温度(所定値T1)になるまでは、上記スイッチングICの電圧を高い電圧に保ち、直流負荷の急激な容量増加による電源の電圧降下の不具合を防止することができる。
なお、上記内部温度検出センサの代わりに、冷蔵庫の電源投入後一定時間t1経過した後に、上記スイッチングICの制御を開始するようにしてもよい。なお、この一定時間t1は、冷凍室が十分に冷却される時間をいう。
(第5の実施形態)
次に、本発明の冷蔵庫のさらに別の実施形態では、上記制御手段は、冷蔵庫扉の開閉動作の累積回数が所定数未満のときに、上記スイッチング手段の制御を行い、上記冷蔵庫扉の開閉動作の累積回数が上記所定数以上になったときに、上記スイッチング手段の制御を解除する。なお、その他の構造は、上記第1の実施形態と同じであるので、その説明を省略する。
図6のタイムチャートに従って具体的に説明する。図6は、冷蔵庫扉の開閉状態、この扉の開閉に伴って変化する冷凍室内の温度、および、この扉の開閉の累積回数に応じて上記スイチングICの出力電圧の制御を変える状態を示したタイムチャートである。
図6に示すように、冷蔵庫は上記特定モード(例えば、節電モード)に入って、上記スイッチングICの出力電圧において可変モードの制御を行っている。このとき、使用者によって冷蔵庫の扉の開閉が行われ、扉の開閉の累積回数が、所定の回数未満の場合、上記スイッチングICにおいてそのまま出力可変モードの制御を続ける一方、扉の開閉の累積回数が、所定の回数以上の場合、所定の回数を越えた時間t1から、出力可変モードを中止して、固定(一定)の出力電圧の制御を行う。なお、上記所定回数は、冷凍室の温度が一定値を越えて上昇する回数をいう。
このように、冷蔵庫扉の開閉動作の累積回数が所定数以上になったとき、冷蔵庫内部の温度が上昇して負荷電流が増大することを予想して、出力可変モードを中止して、固定の出力電圧の制御を行うので、直流電源としての安定な動作が可能になる。
(第6の実施形態)
次に、本発明の冷蔵庫のさらに他の実施形態では、冷蔵庫本体外部の温度を検出する外部温度検出センサを備え、上記制御手段は、上記外部温度検出センサにより検出される温度が所定値未満のときに、上記スイッチング手段の制御を行い、上記外部温度検出センサにより検出される温度が上記所定値以上のときに、上記スイッチング手段の制御を解除する。なお、その他の構造は、上記第1の実施形態と同じであるので、その説明を省略する。
具体的に述べると、図1に示すように、上記外部温度検出センサは、冷蔵庫の周囲温度を検知する外気温サーミスタ22であり、この外気温サーミスタ22の信号を上記マイコン8に入力することにより、外気温に応じて上記スイッチングIC1の出力電圧を制御する。
図3は、外気温、および、上記スイッチングICの出力電圧のタイムチャートを示し、外気温25℃未満(時間t1以前および時間t2以降)では、上記スイッチングICにおいて出力可変モードの制御を行ない、外気温25℃以上(時間t1と時間t2との間)では、上記スイッチングICにおいて出力一定の制御を行う。
このように、外気温が所定の温度以上になったとき、冷蔵庫の熱負荷が増大がして負荷電流が増大することを予想して、出力可変モードを中止して、固定の出力電圧の制御を行うので、直流電源としての安定な動作が可能になる。
(第7の実施形態)
次に、本発明の冷蔵庫のさらに他の実施形態では、冷蔵庫本体外部の照度を検出する照度検出センサを備え、上記制御手段は、上記照度検出センサにより検出される照度が所定値未満のときに、上記スイッチング手段の制御を行い、上記照度検出センサにより検出される照度が上記所定値以上のときに、上記スイッチング手段の制御を解除する。なお、その他の構造は、上記第1の実施形態と同じであるので、その説明を省略する。
具体的に述べると、図8の、照度、および、上記スイッチングICの出力電圧のタイムチャートに示すように、上記照度検出センサにより検出される照度が所定値L1未満(時間t1以前および時間t2以降)では、上記スイッチングICにおいて出力可変モードの制御を行ない、上記照度が所定値L1以上(時間t1と時間t2との間)では、上記スイッチングICにおいて出力一定の制御を行う。なお、上記所定値L1以下は、夜と判定する値である。
このように、外部の照度が所定値以上になったとき、冷蔵庫の熱負荷が増大がして負荷電流が増大することを予想して、出力可変モードを中止して、固定の出力電圧の制御を行うので、直流電源としての安定な動作が可能になる。
本発明の冷蔵庫の第1実施形態を示す回路ブロック図である。 電圧検知フィードバックの回路図である。 第1のファンモータ駆動ICの動作電圧と、第2のファンモータ駆動ICの動作電圧と、保温ヒータ駆動ICの動作電圧と、スイッチングICの出力電圧との関係を示すタイミングチャートである。 他の電圧検知フィードバックの回路図である。 冷凍室温度と、スイッチングICの出力電圧との関係を示すタイミングチャートである。 扉の開閉状態と、冷凍室温度と、スイッチングICの出力電圧との関係を示すタイミングチャートである。 外気温度と、スイッチングICの出力電圧との関係を示すタイミングチャートである。 照度と、スイッチングICの出力電圧との関係を示すタイミングチャートである。
符号の説明
1 スイッチングIC
2 変圧器
3 電圧検知フィードバック
4 第1のファンモータ駆動IC
5 第2のファンモータ駆動IC
6 保温ヒータ駆動IC
7 表示回路部
8 マイクロコンピュータ
11 本体回路部
24 整流ダイオード
26 整流ダイオード
31 一次回路
32 二次回路

Claims (7)

  1. 直流電源と、
    動作電圧を変化させる複数の負荷と、
    変圧器と、
    この変圧器の一次巻線と上記直流電源とを接続する一次回路と、
    この一次回路に設けられたスイッチング手段と、
    上記変圧器の二次巻線と上記複数の負荷とを接続する二次回路と、
    この二次回路に設けられた整流手段と、
    上記複数の負荷のそれぞれの動作電圧の内、最大の電圧を選んで、この最大の電圧を上記二次回路に発生させるように、上記スイッチング手段の出力電圧を制御する制御手段と
    を備えることを特徴とする冷蔵庫。
  2. 請求項1に記載の冷蔵庫において、
    上記制御手段は、上記スイッチング手段の出力電圧を段階的または無段階に制御することを特徴とする冷蔵庫。
  3. 請求項1に記載の冷蔵庫において、
    上記制御手段による上記スイッチング手段の制御を外部からの操作により開始する開始操作手段を備えたことを特徴とする冷蔵庫。
  4. 請求項1に記載の冷蔵庫において、
    冷蔵庫本体内部の温度を検出する内部温度検出センサを備え、
    上記制御手段は、上記内部温度検出センサにより検出される温度が所定値に達した後に、上記スイッチング手段の制御を開始することを特徴とする冷蔵庫。
  5. 請求項1に記載の冷蔵庫において、
    上記制御手段は、
    冷蔵庫扉の開閉動作の累積回数が所定数未満のときに、上記スイッチング手段の制御を行い、
    上記冷蔵庫扉の開閉動作の累積回数が上記所定数以上になったときに、上記スイッチング手段の制御を解除することを特徴とする冷蔵庫。
  6. 請求項1に記載の冷蔵庫において、
    冷蔵庫本体外部の温度を検出する外部温度検出センサを備え、
    上記制御手段は、
    上記外部温度検出センサにより検出される温度が所定値未満のときに、上記スイッチング手段の制御を行い、
    上記外部温度検出センサにより検出される温度が上記所定値以上のときに、上記スイッチング手段の制御を解除することを特徴とする冷蔵庫。
  7. 請求項1に記載の冷蔵庫において、
    冷蔵庫本体外部の照度を検出する照度検出センサを備え、
    上記制御手段は、
    上記照度検出センサにより検出される照度が所定値未満のときに、上記スイッチング手段の制御を行い、
    上記照度検出センサにより検出される照度が上記所定値以上のときに、上記スイッチング手段の制御を解除することを特徴とする冷蔵庫。
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JP (1) JP2005134024A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008141895A (ja) * 2006-12-04 2008-06-19 Sharp Corp スイッチング電源回路及び空気調和器
KR100865170B1 (ko) 2007-06-07 2008-10-24 김형광 전력관리회로
JP2010019486A (ja) * 2008-07-10 2010-01-28 Hitachi Appliances Inc 冷蔵庫
JP2013061126A (ja) * 2011-09-14 2013-04-04 Mitsubishi Electric Corp 冷凍冷蔵庫
JP2015179373A (ja) * 2014-03-19 2015-10-08 三菱電機株式会社 冷蔵庫

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