JP2017003193A - 空調システム - Google Patents

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靖 黒澤
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Abstract

【課題】本発明の課題は、サーモスタットを用いて空調機の運転を制御する空調システムにおいて、空調機の運転の非動作時には、室外機及び室内機の消費電力を最小限に制御することができる、低コストの空調システムを提供することにある。
【解決手段】 空調システム100では、室内側マイコン32及び室外側マイコン33への電源供給が停止されている状態であっても、電源投入回路60Aがサーモスタット40の制御信号の電圧を利用して室内側リレー52を駆動し、室内側マイコン32及び室外側マイコン33を起動させることができる。その結果、運転待機中に室内機2及び室外機3への電源供給を停止することができ、従来タイプに比べて、待機中の空調機の消費電力を最小限に制御することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、空調システムに関し、特に空調機の運転待機時の電力消費を抑制することができる空調システムに関する。
市場に広く普及しているセパレート型空調機として、例えば特許文献1(特開2000−111123号公報)に開示されているものがある。この空調機は、室内制御部と室外制御部の間の信号交信を、信号伝送連絡配線を通して行うように形成し、室外機内の電源ラインに開閉手段を介して室外制御部を接続しており、開閉手段を開にして室外制御部が停止しているときでも、信号伝送連絡配線を通して室内機側から室外機側に起動電力を供給することができる。つまり、この構成によって待機中の室外機側への電源供給を遮断して待機電力を低減している。
これに対し、サーモスタット、室内機、及び室外機から構成されるセパレート型空調機では、サーモスタットが室内機及び室外機に対して制御信号を「出力する」状態及び「出力しない」状態のいずれかに切り換えることによって、各空調モードを制御している。この空調機の待機電力低減について開示した先行技術文献は出願人の現時点における調査範囲では未だ発見できておらず、上記特許文献1に記載の方法を適用することが合理的とも思える。
しかしながら、上記特許文献1に記載の方法では、室内機へは電力を供給したままであるので、その分の電力は消費されている。
本発明の課題は、サーモスタットを用いて空調機の運転を制御する空調システムにおいて、空調機の運転の非動作時には、室外機及び室内機の消費電力を最小限に制御することができる、低コストの空調システムを提供することにある。
本発明の第1観点に係る空調システムは、マイコンと、サーモスタットと、リレーと、電源投入回路とを備えている。マイコンは、空調機の利用側ユニット及び熱源側ユニットを制御する。サーモスタットは、空調機に接続され、空調対象空間の温度を測定し、その測定結果に応じて接点をオン状態またはオフ状態に変化させ、マイコンへの制御信号の入力/非入力を切り換える。リレーは、マイコンへ電源を供給する電源供給状態およびマイコンへ電源を供給しない電源非供給状態のいずれか一方の状態に切り換わる。電源投入回路は、空調機に内蔵あるいは外付けされ、マイコンに入力される制御信号の電圧によってリレーを電源非供給状態から電源供給状態に切り換えさせる。
この空調システムでは、利用側ユニット及び熱源側ユニットを制御するマイコンへの電源供給を停止した状態からでも、サーモスタットからマイコンに入力される制御信号の電圧によってリレーを駆動してマイコンへ電源供給することができるので、待機中は利用側ユニット及び熱源側ユニットへの電源供給を停止することができる。
その結果、室内機(利用側ユニット)へ電力を供給したまま室外機(熱源側ユニット)への電力供給のみを停止する従来タイプに比べて、待機中の空調機の消費電力を最小限に制御することができる。
また、サーモスタットと空調機との接続については、既存の配線を利用することができるので、コスト増を抑制することができる。
本発明の第2観点に係る空調システムは、第1観点に係る空調システムであって、電源投入回路が、マイコンに入力される制御信号の電圧によってリレーを直接駆動する。
この空調システムでは、マイコンに入力される制御信号の電圧をリレーの駆動電圧に利用するので、電源投入回路の構成が簡単である。
本発明の第3観点に係る空調システムは、第1観点に係る空調システムであって、電源投入回路が、マイコンに入力される制御信号の電圧によってマイコンを起動し、マイコンを介してリレーを駆動する。
この空調システムでは、マイコンに入力される制御信号の電圧でマイコンが起動するので、電源投入回路の回路構成が簡単になる上に、マイコンが自立してリレーの駆動制御を行うことができる。
本発明の第4観点に係る空調システムは、第1観点から第3観点のいずれか1つに係る空調システムであって、電源投入回路が、サーモスタットと空調機との間に設けられる外付け回路である。
この空調システムでは、待機中の消費電力低減の対応ができてない空調機であっても、電源投入回路を外付けすることで、待機電力低減仕様へ変更することができる。
本発明の第5観点に係る空調システムは、第1観点又は第2観点に係る空調システムであって、リレーがマイコンの電源ラインに接続されている。電源投入回路は、ダイオードと、コンデンサとを有している。ダイオードは、アノードが制御信号の通信線に接続されている。コンデンサは、その一方のリードがダイオードのカソードに接続され、コンデンサの他方のリードがアースに接続されている。コンデンサの電位はリレーの駆動電圧として使用される。
この空調システムでは、電源投入回路がダイオードとコンデンサとによる回路構成であるので、簡素で低コストである。
本発明の第6観点に係る空調システムは、第5観点に係る空調システムであって、リレーが、電源投入回路に組み込まれている。
この空調システムでは、電源投入回路にリレーを組み込むことによって、待機中の消費電力低減の対応ができてない空調機であっても、ほとんど改造することなく電源投入回路を外付けすることが可能となり、簡単に待機電力低減仕様へ変更することができる。
本発明の第7観点に係る空調システムは、第1観点又は第3観点に係る空調システムであって、リレーがマイコンの電源ラインに接続されている。電源投入回路は、ダイオードと、抵抗素子とを有している。ダイオードは、アノードが制御信号の通信線に接続されている。抵抗素子は、その一方のリードがダイオードのカソードに接続され、他方のリードが電源ラインのうちリレーとマイコンとの間に接続されている。
この空調システムは、電源投入回路がダイオードと抵抗素子とによる回路構成あるので、簡素で低コストである。
本発明の第1観点に係る空調システムでは、利用側ユニット及び熱源側ユニットを制御するマイコンへの電源供給を停止した状態からでも、サーモスタットからマイコンに入力される制御信号の電圧によってリレーを駆動してマイコンへ電源供給することができるので、待機中は利用側ユニット及び熱源側ユニットへの電源供給を停止することができる。
その結果、室内機(利用側ユニット)へ電力を供給したまま室外機(熱源側ユニット)への電力供給のみを停止する従来タイプに比べて、待機中の空調機の消費電力を最小限に制御することができる。
また、サーモスタットと空調機との接続については、既存の配線を利用することができるので、コスト増を抑制することができる。
本発明の第2観点に係る空調システムでは、マイコンに入力される制御信号の電圧をリレーの駆動電圧に利用するので、電源投入回路の構成が簡単である。
本発明の第3観点に係る空調システムでは、マイコンに入力される制御信号の電圧でマイコンが起動するので、電源投入回路の回路構成が簡単になる上に、マイコンが自立してリレーの駆動制御を行うことができる。
本発明の第4観点に係る空調システムでは、待機中の消費電力低減の対応ができてない空調機であっても、電源投入回路を外付けすることで、待機電力低減仕様へ変更することができる。
本発明の第5観点に係る空調システムでは、電源投入回路がダイオードとコンデンサとによる回路構成であるので、簡素で低コストである。
本発明の第6観点に係る空調システムでは、電源投入回路にリレーを組み込むことによって、待機中の消費電力低減の対応ができてない空調機であっても、ほとんど改造することなく電源投入回路を外付けすることが可能となり、簡単に待機電力低減仕様へ変更することができる。
本発明の第7観点に係る空調システムでは、電源投入回路がダイオードと抵抗素子とによる回路構成あるので、簡素で低コストである。
本発明の第1実施形態に係る空調システムにおける空調機及びサーモスタットの電気的接続状態を示すブロック図。 空調システムの制御フローチャート。 冷房運転モード選択後の空調システムの制御フローチャート。 暖房運転モード選択後の空調システムの制御フローチャート。 第1実施形態の第1変形例に係る空調システムにおける空調機及びサーモスタットの電気的接続状態を示すブロック図。 第1実施形態の第2変形例に係る空調システムにおける空調機及びサーモスタットの電気的接続状態を示すブロック図。 第1実施形態の第3変形例に係る空調システムにおける空調機及びサーモスタットの電気的接続状態を示すブロック図。 本発明の第2実施形態に係る空調システムにおける空調機及びサーモスタットの電気的接続状態を示すブロック図。 第2実施形態の第1変形例に係る空調システムにおける空調機及びサーモスタットの電気的接続状態を示すブロック図。 第2実施形態の第2変形例に係る空調システムにおける空調機及びサーモスタットの電気的接続状態を示すブロック図。 第2実施形態の第3変形例に係る空調システムにおける空調機及びサーモスタットの電気的接続状態を示すブロック図。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態は、本発明の具体例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
<第1実施形態>
(1)空調システム100の概要
図1は本発明の第1実施形態に係る空調システム100における空調機10及びサーモスタット40の電気的接続状態を示すブロック図である。図1において、空調機10は、建物の屋内に据え付けられる室内機2と、建物の屋外に据え付けられる室外機3とを備えている。
サーモスタット40は、室内機2と同じ屋内空間に取り付けられる。また、サーモスタット40は、室内機2及び室外機3それぞれの制御系と通信線で繋がっている。
トランス20は、商用電源90の電圧を使用可能な低電圧へ変圧後、電源ライン801,802を介して室内機2、室外機3及びサーモスタット40それぞれに供給する。
(2)空調機10
空調機10は、蒸気圧縮式冷凍サイクルを利用する冷凍装置であって、利用側である室内機2と熱源側である室外機3とが冷媒連絡配管(図示せず)によって接続されている。
(2−1)室内機2
室内機2は、室内側制御基板21を搭載している。室内側制御基板21には、室内側マイコン32、室内側スイッチング電源34、室内側コンデンサ36、室内側ダイオード38、室内側リレー52、及び電源投入回路60Aを有している。
(2−1−1)室内側マイコン32
室内側マイコン32は、室外側マイコン33と互いに交信しながら、空調機10の運転を制御する。室内側マイコン32には、サーモスタット40から通信線15を介して複数の指令信号がそれぞれ異なる入力ポートに入力される。なお、サーモスタット40からの通信線15は、便宜上、複数の通信線を束ねたケーブルとして一本の太線で記載されている。
本実施形態では、室内側マイコン32は、少なくともサーモスタット40からの送風運転指令用通信線SG1、冷房運転指令用通信線SG2、暖房運転指令用通信線SG3、及び他の運転指令用通信線SG4と接続されている。
各通信線にはAC24Vが印加されるので、室内側マイコン32の各入力ポートと対応する各通信線との間には、図示しないコンバータが接続されており、室内側マイコン32の各入力ポートにはDC信号が入力される。
(2−1−2)室内側スイッチング電源34
室内側スイッチング電源34は、室内側リレー52と室内側マイコン32との間に介在し、室内側リレー52を介して供給される交流電源を直流電源に変換する。
(2−1−3)室内側コンデンサ36
室内側コンデンサ36は、室内側リレー52と室内側スイッチング電源34とを結ぶ電源線とアースGNDとの間を繋ぐバイパスコンデンサであり、室内側スイッチング電源34への供給電位を維持する。
(2−1−4)室内側ダイオード38
室内側ダイオード38は、室内側リレー52と室内側スイッチング電源34とを結ぶ電源線上で、且つ室内側コンデンサ36の正極の接続点と室内側リレー52との間に接続されている。室内側ダイオード38のカソードが室内側コンデンサ36の正極側に、アノードが室内側リレー52に接続されている。室内側ダイオード38は、室内側コンデンサ36に蓄えられた電荷が放電されたときに室内側リレー52へ流れることを防止する。
(2−1−5)室内側リレー52
室内側リレー52は、電源ライン801,802から電源を取り込む。また、室内側リレー52は、機械的な有接点式、及び電子的な無接点式のいずれでもよく、オンのときには室内側マイコン32に電源を供給する電源供給状態となり、オフのときには室内側マイコン32に電源を供給しない電源非供給状態となる。
(2−1−6)電源投入回路60A
電源投入回路60Aは、室内側リレー52に駆動電圧を供給する。電源投入回路60Aは、複数のダイオード61と、コンデンサ62と、抵抗素子63とを有している。
ダイオード61の数量は、室内側マイコン32に接続される運転指令用通信線の数量と一致し、アノード側が複数の通信線のいずれかに接続されている。
本実施形態では、送風運転指令用通信線SG1、冷房運転指令用通信線SG2、暖房運転指令用通信線SG3、その他の運転指令用通信線SG4の通信線それぞれにダイオード61のアノードが接続されている。
コンデンサ62は、ダイオード61のカソードの電位を維持安定させるため、アースGNDとダイオード61のカソードとの間に接続されている。
抵抗素子63は、一方のリードがダイオード61のカソードに接続され、他方のリードが室内側リレー52の駆動コイル(図示せず)に接続されている。抵抗素子63は、印加される電圧を室内側リレー52の駆動に適した電圧にまで降下させる。
なお、電源投入回路はこれに限定されるものではないので、以後、登場する電源投入回路には「60」と「英数字」とを組み合せた符合を付与し、総称する場合は電源投入回路60と称する。
(2−2)室外機3
室外機3は、室外側制御基板31を搭載している。室外側制御基板31には、室外側マイコン33、室外側スイッチング電源35、室外側コンデンサ37、室外側ダイオード39、及び室外側リレー53を有している。
(2−2−1)室外側マイコン33
室外側マイコン33は、室内側マイコン32と互いに交信しながら、空調機10の運転を制御する。室外側マイコン33には、室内側マイコン32と同様に、サーモスタット40から通信線15を介して複数の指令信号がそれぞれ異なる入力ポートに入力される。
つまり、室外側マイコン33は、少なくともサーモスタット40からの送風運転指令用通信線SG1、冷房運転指令用通信線SG2、暖房運転指令用通信線SG3、及び他の運転指令用通信線SG4と接続されている。
各通信線にはAC24Vが印加されるので、室外側マイコン33の各入力ポートと対応する各通信線との間には、図示しないコンバータが接続されており、室外側マイコン33の各入力ポートにはDC信号が入力される。
なお、室内側マイコン32及び室外側マイコン33を総称してマイコン30と呼ぶ。
(2−2−2)室外側スイッチング電源35
室外側スイッチング電源35は、室外側リレー53と室外側マイコン33との間に介在し、室外側リレー53を介して供給される交流電源を直流電源に変換する。
(2−2−3)室外側コンデンサ37
室外側コンデンサ37は、室外側リレー53と室外側スイッチング電源35とを結ぶ電源線とアースGNDとの間を繋ぐバイパスコンデンサであり、室外側スイッチング電源35への供給電位を維持する。
(2−2−4)室外側ダイオード39
室外側ダイオード39は、室外側リレー53と室外側スイッチング電源35とを結ぶ電源線上で、且つ室外側コンデンサ37の正極の接続点と室外側リレー53との間に接続されている。室外側ダイオード39のカソードが室外側コンデンサ37の正極側に、アノードが室外側リレー53に接続されている。室外側ダイオード39は、室外側コンデンサ37に蓄えられた電荷が放電されたときに室外側リレー53へ流れることを防止する。
(2−2−5)室外側リレー53
室外側リレー53は、電源ライン801,802から電源を取り込む。また、室外側リレー53は、機械的な有接点式、及び電子的な無接点式のいずれでもよく、オンのときには室外側マイコン33に電源を供給する電源供給状態となり、オフのときには室外側マイコン33に電源を供給しない電源非供給状態となる。
また、室外側リレー53は、室内側マイコン32から駆動電圧が供給されたときに、オンして電源供給状態となる。
なお、室内側リレー52、室外側リレー53、及び後述の外付リレー51を総称してリレー50と呼ぶ。
(3)サーモスタット40
サーモスタット40は、通信線15を介して室内機2の室内側マイコン32と室外機3の室外側マイコン33と接続されている。サーモスタット40は、室内機2が据え付けられている空調対象空間に設置される。
サーモスタット40は、温調用マイコン41、温調用スイッチング電源42、温調用コンデンサ43、温調用ダイオード44、送風運転用リレー45、冷房運転用リレー46、暖房運転用リレー47、及び他の運転用リレー48を有している。
(3−1)温調用マイコン41
温調用マイコン41は、例えば、設定手段71で設定された室内設定温度Tsと温度センサ73で検出された室内温度Trとの差が所定範囲内か否かを判定し、所定温度範囲外と判定したとときに、冷房運転用リレー46或いは暖房運転用リレー47をオンさせて空調機10への運転指令信号を出力させる。
(3−2)温調用スイッチング電源42
温調用スイッチング電源42は、トランス20と温調用マイコン41とに間に介在し、トランス20から供給される交流電源を直流電源に変換する。
(3−3)温調用コンデンサ43
温調用コンデンサ43は、トランス20と温調用スイッチング電源42とを結ぶ電源線とアースGNDとの間を繋ぐバイパスコンデンサであり、温調用スイッチング電源42への供給電位を維持する。
(3−4)温調用ダイオード44
温調用ダイオード44は、トランス20と温調用スイッチング電源42とを結ぶ電源線上で、且つ温調用コンデンサ43の正極の接続点とトランス20との間に接続されている。温調用ダイオード44のカソードが温調用コンデンサ43の正極側に、アノードがトランス20側に接続されている。温調用ダイオード44は、温調用コンデンサ43に蓄えられた電荷が放電されたときにトランス20側へ流れることを防止する。
(3−5)送風運転用リレー45
送風運転用リレー45は、ユーザーが設定手段71で送風運転モードを選択したとき、温調用マイコン41からの駆動電圧を受けてオン動作し、送風運転指令用通信線SG1にAC24Vを印加する。
(3−6)冷房運転用リレー46
温調用マイコン41は、ユーザーが設定手段71で冷房運転モードを選択し、且つ温度センサ73で検出された室内温度Trが、ユーザーによって設定手段71から設定された室内設定温度Tsよりも高いと判定したときに、冷房運転用リレー46の駆動コイルに駆動電圧を印加する。
冷房運転用リレー46は、温調用マイコン41からの駆動電圧を受けてオン動作し、冷房運転指令用通信線SG2にAC24Vを印加する。
(3−7)暖房運転用リレー47
温調用マイコン41は、ユーザーが設定手段71で暖房運転モードを選択し、且つ温度センサ73で検出された室内温度Trが、ユーザーによって設定手段71から設定された室内設定温度Tsよりも低いと判定したときに、暖房運転用リレー47の駆動コイルに駆動電圧を印加する。
暖房運転用リレー47は、温調用マイコン41からの駆動電圧を受けてオン動作し、暖房運転指令用通信線SG3にAC24Vを印加する。
(3−8)設定手段71
設定手段71は、少なくとも運転モード選択部(図示せず)、室内温度設定部(図示せず)が設けられている。運転モード選択部は、例えば、送風運転モード、冷房運転モード、及び暖房運転モードを選択ボタンで決定する構成であってもよい。室内温度設定機能は、例えば、設定温度を増減するボタン式又はダイヤル式の構成であってもよい。
(4)空調システム100の動作
以下、制御フローチャートを参照しながら、空調システム100の動作について説明する。図2Aは、空調システム100の制御フローチャートである。また、図2Bは、冷房運転モード選択後の空調システム100の制御フローチャートである。さらに、図2Cは、暖房運転モード選択後の空調システム100の制御フローチャートである。
温調用マイコン41は、ステップS1において電源がオンされると、ステップS2に進み、運転モードが選択されているか否かを判定する。なお、図2AのステップS2では、便宜上、他の運転モードの記載を省略している。
次に、温調用マイコン41は、ステップS3において、運転モード毎に進むべきルーチンを決定する。ここで、温調用マイコン41が送風運転モードであると判定したときはステップS4へ進む、冷房運転モードであると判定したときはステップS14へ進み、暖房運転モードであると判定したときはステップS34へ進む。
(4−1)送風運転の場合
温調用マイコン41は、ステップS4において送風運転用リレー45をオンさせる。その結果、送風運転指令用通信線SG1にAC24Vが印加される。
このとき、室内側制御基板21の電源投入回路60Aにも送風運転指令用通信線SG1を介してAC24Vが供給され、室内側リレー52の駆動コイルに駆動電圧が供給される。
室内側リレー52がオンすることによって、トランス20から供給される電源が室内側スイッチング電源34に供給され、室内側マイコン32が起動する。
室内側マイコン32は、室外側リレー53の駆動コイルに駆動電圧を供給し、室外側リレー53をオンさせる。
室外側リレー53がオンすることによって、トランス20から供給される電源が室外側スイッチング電源35に供給され、室外側マイコン33が起動する。
少なくとも室内側マイコン32が起動することによって、室内側マイコン32が室内機2の室内ファン(図示せず)を稼動させ、送風運転を行う。
以上のように、空調機10が待機中に電力消費抑制のため室内側マイコン32及び室外側マイコン33への電源供給を停止していても、サーモスタット40からの運転指令用通信線に印加された電圧によって室内側マイコン32を起動させることができる。
次に、温調用マイコン41は、ステップS5において、運転モードの変更の有無を判定し、「運転モードの変更有り」と判定したきはステップS3へ戻り、「運転モードの変更無し」と判定したきはステップS6へ進む。
次に、温調用マイコン41は、ステップS6において、電源オフ指令の有無を判定し、「電源オフ指令無し」と判定したきはステップS5へ戻り、「電源オフ指令有り」と判定したきは制御を終了する。
(4−2)冷房運転の場合
冷房運転モードが選択されていた場合、温調用マイコン41は、ステップ14において室内設定温度Tsを把握し、ステップS15へ進む。
次に、温調用マイコン41は、ステップS15において室内温度Trを検出し、ステップS16へ進む。
次に、温調用マイコン41は、ステップS16において室内温度Trが室内設定温度Tsよりも大きく、且つ室内温度Trと室内設定温度Tsとの差の絶対値が所定の閾値a1より大きいか否かを判定し、前記条件を充足する場合はステップS17へ進み、前記条件を充足していないときは引き続き判定を継続する。
次に、温調用マイコン41は、ステップS17において冷房運転用リレー46をオンさせる。その結果、冷房運転指令用通信線SG2にAC24Vが印加される。
このとき、室内側制御基板21の電源投入回路60Aにも冷房運転指令用通信線SG2を介してAC24Vが供給され、室内側リレー52の駆動コイルに駆動電圧が供給される。
室内側リレー52がオンすることによって、トランス20から供給される電源が室内側スイッチング電源34に供給され、室内側マイコン32が起動する。
そして、室内側マイコン32は、室外側リレー53の駆動コイルに駆動電圧を供給し、室外側リレー53をオンさせる。
室外側リレー53がオンすることによって、トランス20から供給される電源が室外側スイッチング電源35に供給され、室外側マイコン33が起動する。
室内側マイコン32と室外側マイコン33とは相互に交信しながら空調機10の冷房運転を行う。
以上のように、空調機10が待機中に電力消費抑制のため室内側マイコン32及び室外側マイコン33への電源供給を停止していても、サーモスタット40からの冷房運転指令用通信線SG2に印加された電圧によって室内側マイコン32を起動させることができる。
次に、温調用マイコン41は、ステップS18において室内温度Trと室内設定温度Tsとの差の絶対値が所定の閾値a2以下になったか否かを判定し、|Tr−Ts|≦a2と判定したときはステップS19に進み、|Tr−Ts|>a2と判定したときは引き続き判定のための温度監視を継続する。なお、閾値a1と閾値a2との間にはa1>a2の関係がある。
次に、温調用マイコン41は、ステップS19において、ステップS17の|Tr−Ts|≦a2という結果から室内温度Trが室内設定温度Tsに到達したと推定し、冷房運転用リレー46をオフする。
その結果、冷房運転指令用通信線SG2にAC24Vが印加されなくなり、室内側制御基板21の電源投入回路60AにAC24Vが供給されず、室内側リレー52の駆動コイルへの電圧供給が停止し、室内側リレー52がオフする。
室内側リレー52がオフすることによって、トランス20から供給される電源が室内側スイッチング電源34に供給されなくなり、室内側マイコン32が停止する。そのため、室内側マイコン32から室外側リレー53の駆動コイルへの電圧供給が停止し、室外側リレー53がオフする。
室外側リレー53がオフすることによって、トランス20から供給される電源が室外側スイッチング電源35に供給されなくなり、室外側マイコン33も停止する。そして、室内側マイコン32と室外側マイコン33とは待機状態に入る。
次に、温調用マイコン41は、ステップS20において、運転モードの変更の有無を判定し、「運転モードの変更有り」と判定したきはステップS3へ戻り、「運転モードの変更無し」と判定したきはステップS21へ進む。
次に、温調用マイコン41は、ステップS21において、電源オフ指令の有無を判定し、「電源オフ指令無し」と判定したきはステップS20へ戻り、「電源オフ指令有り」と判定したきは制御を終了する。
(4−3)暖房運転
暖房運転モードが選択されていた場合、温調用マイコン41は、ステップS34において室内設定温度Tsを把握し、ステップS35へ進む。
次に、温調用マイコン41は、ステップS35において室内温度Trを検出し、ステップS36へ進む。
次に、温調用マイコン41は、ステップS36において室内温度Trが室内設定温度Tsよりも小さく、且つ室内温度Trと室内設定温度Tsとの差の絶対値が所定の閾値bより大きいか否かを判定し、前記条件を充足する場合はステップS37へ進み、前記条件を充足していないときは引き続き判定を継続する。
次に、温調用マイコン41は、ステップS37において暖房運転用リレー47をオンさせる。その結果、暖房運転指令用通信線SG3にAC24Vが印加される。
このとき、室内側制御基板21の電源投入回路60Aにも暖房運転指令用通信線SG3を介してAC24Vが供給され、室内側リレー52の駆動コイルに駆動電圧が供給される。
室内側リレー52がオンすることによって、トランス20から供給される電源が室内側スイッチング電源34に供給され、室内側マイコン32が起動する。
次に、室内側マイコン32は、室外側リレー53の駆動コイルに駆動電圧を供給し、室外側リレー53をオンさせる。
室外側リレー53がオンすることによって、トランス20から供給される電源が室外側スイッチング電源35に供給され、室外側マイコン33が起動する。
室内側マイコン32と室外側マイコン33とは相互に交信しながら空調機10の暖房運転を行う。
以上のように、空調機10が待機中に電力消費抑制のため室内側マイコン32及び室外側マイコン33への電源供給を停止していても、サーモスタット40からの暖房運転指令用通信線SG3に印加された電圧によって室内側マイコン32を起動させることができる。
次に、温調用マイコン41は、ステップS38において室内温度Trと室内設定温度Tsとの差の絶対値が所定の閾値b2以下になったか否かを判定し、|Tr−Ts|≦b2と判定したときはステップS39に進み、|Tr−Ts|>b2と判定したときは引き続き判定のための温度監視を継続する。なお、閾値b1と閾値b2との間にはb1>b2の関係がある。
次に、温調用マイコン41は、ステップS39において、ステップS37の|Tr−Ts|≦b2という結果から室内温度Trが室内設定温度Tsに到達したと推定し、暖房運転用リレー47をオフする。
その結果、暖房運転指令用通信線SG3にAC24Vが印加されなくなり、室内側制御基板21の電源投入回路60AにAC24Vが供給されず、室内側リレー52の駆動コイルへの電圧供給が停止し、室内側リレー52がオフする。
室内側リレー52がオフすることによって、トランス20から供給される電源が室内側スイッチング電源34に供給されなくなり、室内側マイコン32が停止する。そのため、室内側マイコン32から室外側リレー53の駆動コイルへの電圧供給が停止し、室外側リレー53がオフする。
室外側リレー53がオフすることによって、トランス20から供給される電源が室外側スイッチング電源35に供給されなくなり、室外側マイコン33も停止する。そして、室内側マイコン32と室外側マイコン33とは待機状態に入る。
次に、温調用マイコン41は、ステップS40において、運転モードの変更の有無を判定し、「運転モードの変更有り」と判定したきはステップS3へ戻り、「運転モードの変更無し」と判定したきはステップS41へ進む。
次に、温調用マイコン41は、ステップS41において、電源オフ指令の有無を判定し、「電源オフ指令無し」と判定したきはステップS40へ戻り、「電源オフ指令有り」と判定したきは制御を終了する。
(5)第1実施形態の特徴
(5−1)
空調システム100では、室内側マイコン32及び室外側マイコン33への電源供給が停止されている状態であっても、電源投入回路60Aがサーモスタット40の制御信号の電圧を利用して室内側リレー52を駆動し、室内側マイコン32及び室外側マイコン33を起動させることができる。その結果、運転待機中に室内機2及び室外機3への電源供給を停止することができ、従来タイプに比べて、待機中の空調機の消費電力を最小限に制御することができる。
また、サーモスタット40と空調機10との接続については、既存の配線を利用することができるので、コスト増を抑制することができる。
(5−2)
空調システム100では、電源投入回路60Aが、複数のダイオード61と、コンデンサ62と、抵抗素子63とを有している。コンデンサ62は、ダイオード61のカソードの電位を維持安定させ、抵抗素子63は、印加された電圧を室内側リレー52の駆動に適した電圧まで降下させて、室内側リレー52に供給する。このように、回路構成が簡素であるので、低コストである。
(6)変形例
第1実施形態における電源投入回路60Aを基本形として、その数量又は配置を異ならせることによって、多様な態様を提供することができる。
(6−1)第1変形例
第1実施形態では、電源投入回路60Aによって室内側リレー52を駆動して室内側マイコン32を起動させた後、室内側マイコン32で室外側リレー53を駆動して室外側マイコン33を起動させていが、室内側リレー52及び室外側リレー53をそれぞれ別個の電源投入回路で駆動してもよい。
図3は、第1変形例に係る空調システム100における空調機10及びサーモスタット40の電気的接続状態を示すブロック図である。図3において、室内機2は、室内側リレー52に駆動電圧を供給する室内側電源投入回路60A2を搭載している。また、室外機3は、室外側リレー53に駆動電圧を供給する室外側電源投入回路60A3を搭載している。
室内側電源投入回路60A2は、図1に示す電源投入回路60Aと構成及び接続状態において同じである。
室外側電源投入回路60A3は、図1に示す電源投入回路60Aと構成が同じである。但し、各ダイオード61のアノードは、室外側マイコン33に接続される送風運転指令用通信線SG1、冷房運転指令用通信線SG2、暖房運転指令用通信線SG3、その他の運転指令用通信線SG4の通信線それぞれに接続されている。
例えば、サーモスタット40の温調用マイコン41が、冷房運転用リレー46をオンさせると、冷房運転指令用通信線SG2にAC24Vが印加される。
このとき、室内側電源投入回路60A2及び室外側電源投入回路60A3ともに冷房運転指令用通信線SG2を介してAC24Vが供給され、室内側リレー52及び室外側リレー53の駆動コイルに駆動電圧が供給される。
このように、室内側リレー52及び室外側リレー53をそれぞれ別個の電源投入回路で駆動してもよい。
(6−2)第2変形例
第1実施形態では、電源投入回路60Aが室内側制御基板21上に構成されているが、外付けタイプにすることができる。
図4は、第2変形例に係る空調システム100における空調機10及びサーモスタット40の電気的接続状態を示すブロック図である。図4において、外付電源投入回路60A1は、室内側制御基板21及び室外側制御基板31のいずれにも属していない。ここで言う「外付け」とは、外付電源投入回路60A1が、サーモスタット40と空調機10との間に設けられるという意味であり、室内側制御基板21又は室外側制御基板31に隣接するように配置されるタイプ、或いは空調機10に外付けされるタイプの総称である。
ここでは、第1実施形態と異なる外付電源投入回路60A1の構成についてのみ説明し、その他は第1実施形態と同様の構成であるので、説明を省略する。
(6−2−1)外付電源投入回路60A1の構成
外付電源投入回路60A1は、室内側マイコン32に電源を供給するためのリレーを駆動する回路であって、外付リレー51と、複数のダイオード61と、コンデンサ62と、抵抗素子63とを有している。外付リレー51は、第1実施形態における室内側リレー52と同じ構成である。
ダイオード61の数量は、室内側マイコン32に接続される運転指令用通信線の数量と一致し、アノード側が複数の通信線のいずれかに接続されている。
第2変形例では、送風運転指令用通信線SG1、冷房運転指令用通信線SG2、暖房運転指令用通信線SG3、その他の運転指令用通信線SG4の通信線それぞれにダイオード61のアノードが接続されている。
コンデンサ62は、ダイオード61のカソードの電位を維持安定させるため、アースGNDとダイオード61のカソードとの間に接続されている。
抵抗素子63は、一方のリードがダイオード61のカソードに接続され、他方のリードが室内側リレー52の駆動コイル(図示せず)に接続されている。抵抗素子63は、印加された電圧を室内側リレー52の駆動に適した電圧にまで降下させて、外付リレー51に供給する。
(6−2−2)第2変形例に係る空調システム100の動作
ここでは、冷房運転を例として説明する。例えば、サーモスタット40の温調用マイコン41が、冷房運転用リレー46をオンさせると、冷房運転指令用通信線SG2にAC24Vが印加される。このとき、外付電源投入回路60A1にも冷房運転指令用通信線SG2を介してAC24Vが供給され、外付リレー51の駆動コイルに駆動電圧が供給される。
外付リレー51がオンすることによって、トランス20から供給される電源が室内側スイッチング電源34に供給され、室内側マイコン32が起動する。
そして、室内側マイコン32は、室外側リレー53の駆動コイルに駆動電圧を供給し、室外側リレー53をオンさせる。
室外側リレー53がオンすることによって、トランス20から供給される電源が室外側スイッチング電源35に供給され、室外側マイコン33が起動する。
室内側マイコン32と室外側マイコン33とは相互に交信しながら空調機10の冷房運転を行う。
(6−2−3)第2変形例の効果
空調システム100では、外付電源投入回路60A1に外付リレー51を組み込むことによって、待機中の消費電力低減の対応ができてない空調機であっても、ほとんど改造することなく外付電源投入回路60A1を外付けすることが可能となり、簡単に待機電力低減仕様へ変更することができる。
(6−3)第3変形例
図5は、第3変形例に係る空調システム100における空調機10及びサーモスタット40の電気的接続状態を示すブロック図である。図5において、第3変形例に係る空調システムは、図4の第2変形例に係る空調システム100との対比において、室外側制御基板31から室外側リレー53が廃止され、替わって外付電源投入回路60A1の外付リレー51から電源供給が受けられるように、外付リレー51と室外側スイッチング電源35とを繋ぐ配線が設けられており、この点で両者は相違している。
したがって、第2変形例のように室内側マイコン32が起動してから室外側マイコン33が起動するのではなく、外付リレー51がオンすると同時に室内側スイッチング電源34及び室外側スイッチング電源35の双方に電源が供給され、室内側マイコン32及び室外側マイコン33が同時に起動する。
その結果、一つの外付リレー51から室内側マイコン32及び室外側マイコン33の双方に電源供給ができるので、低コストである。
<第2実施形態>
(1)空調システム200の概要
図6は、本発明の第2実施形態に係る空調システム200における空調機10及びサーモスタット40の電気的接続状態を示すブロック図である。図6において、サーモスタット40は、第1実施形態のサーモスタットと同じである。空調機10のうちの電源投入回路60B以外の構成は第1実施形態と同様である。したがって、第2実施形態では、電源投入回路60Bの構成のみを説明する。
(2)電源投入回路60B
上述の第1実施形態では、電源投入回路60Aは、室内側リレー52を直接駆動するための回路であったが、第2実施形態では、電源投入回路60Bは、室内側マイコン32を直接起動させるための回路である。
図6に示すように、電源投入回路60Bは、複数のダイオード61と、抵抗素子64とを有している。ダイオード61の数量は、室内側マイコン32に接続される運転指令用通信線の数量と一致し、アノード側が複数の通信線のいずれかに接続されている。
本実施形態では、送風運転指令用通信線SG1、冷房運転指令用通信線SG2、暖房運転指令用通信線SG3、その他の運転指令用通信線SG4の通信線それぞれにダイオード61のアノードが接続されている。
抵抗素子64は、一方のリードが各ダイオード61のカソードに接続され、他方のリードが室内側スイッチング電源34に接続されている。抵抗素子64は、サーモスタット40側の電流許容値を考慮して、室内側コンデンサ36に流入する電流を制限している。
(3)空調システム200の動作
空調システム200の動作は、フローチャート上は、図2A、図2B及び図2Cに記載の第1実施形態の制御フローと同じである。相違点は、第1実施形態では室内側リレー52が駆動してから室内側マイコン32が起動する動作であったが、第2実施形態では室内側マイコン32が起動してから室内側リレー52が駆動する。以下、冷房運転を例として説明する。
例えば、サーモスタット40の温調用マイコン41が、冷房運転用リレー46をオンさせると、冷房運転指令用通信線SG2にAC24Vが印加される。このとき、電源投入回路60Bにも冷房運転指令用通信線SG2を介してAC24Vが供給される。
電源投入回路60Bに供給されたAC24Vが、ダイオード61と抵抗素子64とを介して室内側コンデンサ36を充電する。室内側スイッチング電源34は、充電された室内側コンデンサ36から印加される電圧を制御用電圧に変えて室内側マイコン32に供給し、室内側マイコン32を起動する。
起動した室内側マイコン32は、室内側リレー52の駆動コイルに駆動電圧を供給して室内側リレー52をオンさせ、トランス20から室内側スイッチング電源34に安定的に電源を供給させる。
また、室内側マイコン32は、室外側リレー53の駆動コイルにも駆動電圧を供給し、室外側リレー53をオンさせる。室外側リレー53がオンすることによって、トランス20から室外側スイッチング電源35に電源が安定的に供給され、室外側マイコン33が起動する。
以降、室内側マイコン32と室外側マイコン33とは相互に交信しながら空調機10の冷房運転を行う。
(4)第2実施形態の特徴
(4−1)
空調システム100では、室内側マイコン32及び室外側マイコン33への電源供給が停止されている状態であっても、電源投入回路60Bがサーモスタット40の室内側マイコン32に入力される制御信号の電圧を利用して室内側マイコン32を起動させ、起動した室内側マイコン32が室内側リレー52及び室外側リレー53を駆動し、以後、室内側マイコン32及び室外側マイコン33に安定的に電源が供給される。その結果、運転待機中に室内機2及び室外機3への電源供給を停止することができ、従来タイプに比べて、待機中の空調機の消費電力を最小限に制御することができる。
(4−2)
空調システム100では、電源投入回路60Bが、複数のダイオード61と、抵抗素子64とを有している。サーモスタット40から供給される電源(AC24V)は、ダイオード61と抵抗素子63とを介して室内側コンデンサ36を充電する。充電された室内側コンデンサ36が室内側スイッチング電源34に印加され、室内側マイコン32が起動するので、電源投入回路60Bの回路構成が簡単になる上に、室内側マイコン32が自立して室内側リレー52及び室外側リレー53の駆動制御を行うことができる。
(5)変形例
第2実施形態における電源投入回路60Bを基本形として、その数量又は配置を異ならせることによって、多様な態様を提供することができる。
(5−1)第1変形例
第2実施形態では、電源投入回路60Bによって室内側マイコン32を起動させた後、室内側マイコン32で室外側リレー53を駆動して室外側マイコン33を起動させていが、室内側マイコン32及び室外側マイコン33をそれぞれ別個の電源投入回路で起動してもよい。
図7は、第1変形例に係る空調システム200における空調機10及びサーモスタット40の電気的接続状態を示すブロック図である。図7において、室内機2は、室内側マイコン32を起動させるための室内側電源投入回路60B2を搭載している。また、室外機3は、室外側マイコン33を起動させるための室外側電源投入回路60B3を搭載している。
室内側電源投入回路60B2は、図6に示す電源投入回路60Bと構成及び接続状態において同じである。
室外側電源投入回路60B3は、図6に示す電源投入回路60Bと構成が同じである。但し、各ダイオード61のアノードは、室外側マイコン33に接続される送風運転指令用通信線SG1、冷房運転指令用通信線SG2、暖房運転指令用通信線SG3、その他の運転指令用通信線SG4の通信線それぞれに接続されている。
例えば、サーモスタット40の温調用マイコン41が、冷房運転用リレー46をオンさせると、冷房運転指令用通信線SG2にAC24Vが印加される。
このとき、室内側電源投入回路60B2及び室外側電源投入回路60B3ともに冷房運転指令用通信線SG2を介してAC24Vが供給され、室内側マイコン32及び室外側マイコン33が起動する。
このように、室内側マイコン32及び室外側マイコン33をそれぞれ別個の電源投入回路で起動してもよい。
(5−2)第2変形例
第2実施形態では、電源投入回路60Bが室内側制御基板21上に構成されているが、室内側制御基板21の外付けタイプにすることができる。
図8は、第2変形例に係る空調システム200における空調機10及びサーモスタット40の電気的接続状態を示すブロック図である。図8において、外付電源投入回路60B1は、室内側制御基板21及び室外側制御基板31のいずれにも属していない。ここで言う外付けタイプとは、外付電源投入回路60B1が、サーモスタット40と空調機10との間に設けられるという意味であり、室内側制御基板21又は室外側制御基板31に隣接するように配置されるタイプ、或いは空調機10に外付けされるタイプの総称である。
外付電源投入回路60B1の構成は、第2実施形態の電源投入回路60Bと同一であり、空調システム200の動作も第2実施形態と同じである。
例えば冷房運転において、サーモスタット40の温調用マイコン41が、冷房運転用リレー46をオンさせると、冷房運転指令用通信線SG2にAC24Vが印加される。このとき、外付電源投入回路60B1にも冷房運転指令用通信線SG2を介してAC24Vが供給される。
外付電源投入回路60B1に供給されたAC24Vが、ダイオード61と抵抗素子64とを介して室内側コンデンサ36を充電する。室内側スイッチング電源34は、充電された室内側コンデンサ36から印加される電圧を制御用電圧に変えて室内側マイコン32に供給し、室内側マイコン32を起動する。
起動した室内側マイコン32は、室内側リレー52の駆動コイルに駆動電圧を供給して室内側リレー52をオンさせ、トランス20から室内側スイッチング電源34へ安定的に電源を供給させる。
また、室内側マイコン32は、室外側リレー53の駆動コイルにも駆動電圧を供給し、室外側リレー53をオンさせる。室外側リレー53がオンすることによって、トランス20から室外側スイッチング電源35へ安定的に電源が供給され、室外側マイコン33が起動する。
以降、室内側マイコン32と室外側マイコン33とは相互に交信しながら空調機10の冷房運転を行う。
(5−3)第3変形例
図9は、第3変形例に係る空調システム200における空調機10及びサーモスタット40の電気的接続状態を示すブロック図である。図9において、第3変形例に係る空調システムは、外付電源投入回路60B1から電源供給が受けられるように、外付電源投入回路60B1と室内側コンデンサ36の高電位側とを繋ぐ配線、及び外付電源投入回路60B1と室外側コンデンサ37の高電位側とを繋ぐ配線が設けられており、この点で図8の第2変形例に係る空調システム200と相違する。
したがって、第2変形例のように室内側マイコン32が起動してから室外側マイコン33が起動するのではなく、室内側スイッチング電源34及び室外側スイッチング電源35の双方に電源が供給され、室内側マイコン32及び室外側マイコン33が同時に起動する。
以上のように、本願発明によれば、室内機及び室外機それぞれのマイコンへの電源供給を停止している状態からでも、サーモスタットからの制御信号の電圧によってマイコンを起動させることができるので、セパレート型空調機に限らず、サーモスタットからの制御信号によって制御される空調機ならば広く利用され得る。
2 室内機(利用側ユニット)
3 室外機(熱源側ユニット)
10 空調機
30 マイコン
32 室内側マイコン
33 室外側マイコン
40 サーモスタット
50 リレー
51 外付リレー
52 室内側リレー
53 室外側リレー
60 電源投入回路
60A 電源投入回路
60B 電源投入回路
60A1 外付電源投入回路
60B1 外付電源投入回路
60A2 室内側電源投入回路
60B2 室内側電源投入回路
60A3 室外側電源投入回路
60B3 室外側電源投入回路
61 ダイオード
62 コンデンサ
64 抵抗素子
100 空調システム
200 空調システム
特開2000−111123号公報

Claims (7)

  1. 空調機(10)の利用側ユニット(2)及び熱源側ユニット(3)を制御するマイコン(30)と、
    前記空調機(10)に接続され、空調対象空間の温度を測定し、その測定結果に応じて接点をオン状態またはオフ状態に変化させ、前記マイコン(30)への制御信号の入力/非入力を切り換える、サーモスタット(40)と、
    前記マイコン(30)へ電源を供給する電源供給状態および前記マイコン(30)へ電源を供給しない電源非供給状態のいずれか一方の状態に切り換わるリレー(50)と、
    前記空調機(10)に内蔵あるいは外付けされ、前記マイコン(30)に入力される前記制御信号の電圧によって前記リレー(50)を前記電源非供給状態から前記電源供給状態に切り換えさせる電源投入回路(60)と、
    を備える、
    空調システム。
  2. 前記電源投入回路(60)は、前記マイコン(30)に入力される前記制御信号の電圧によって前記リレー(50)を直接駆動する、
    請求項1に記載の空調システム。
  3. 前記電源投入回路(60)は、前記マイコン(30)に入力される前記制御信号の電圧によって前記マイコン(30)を起動し、前記マイコン(30)を介して前記リレー(50)を駆動する、
    請求項1に記載の空調システム。
  4. 前記電源投入回路(60)は、前記サーモスタット(40)と前記空調機(10)との間に設けられる外付け回路である、
    請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の空調システム。
  5. 前記リレー(50)は前記マイコン(30)の電源ラインに接続され、
    前記電源投入回路(60)は、
    アノードが前記制御信号の通信線に接続されたダイオード(61)と、
    コンデンサ(62)であって、前記コンデンサの一方のリードが前記ダイオード(61)のカソードに接続され、前記コンデンサの他方のリードがアースに接続されたものと、
    を有し、
    前記コンデンサ(62)の電位が前記リレー(50)の駆動電圧として使用される、
    請求項1又は請求項2に記載の空調システム。
  6. 前記リレー(50)は、前記電源投入回路(60)に組み込まれている、
    請求項5に記載の空調システム。
  7. 前記リレー(50)は前記マイコン(30)の電源ラインに接続され、
    前記電源投入回路(60)は、
    アノードが前記制御信号の通信線に接続されたダイオード(61)と、
    抵抗素子(64)であって、前記抵抗素子の一方のリードが前記ダイオード(61)のカソードに接続され、前記抵抗素子の他方のリードが前記電源ラインのうち前記リレー(50)と前記マイコン(30)との間に接続されたものと、
    を有する、
    請求項1又は請求項3に記載の空調システム。
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