JP6758513B2 - 突入電流制限回路を備えた空気調和機 - Google Patents

突入電流制限回路を備えた空気調和機 Download PDF

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Description

この発明は、交流電源投入時の突入電流を制限する突入電流制限回路を備えた空気調和機に関するものであり、特に、突入電流を制限する抵抗と接点とを有する突入電流制限回路を備えた空気調和機に関するものである。
交流電源の投入時に瞬時的に印加される突入電流を制限する突入電流制限用抵抗と、この突入電流制限用抵抗に並列に接続され、オープン状態とクローズ状態とに開閉可能であるリレー接点とを有する突入電流制限回路を備えた空気調和機において、ファンモータの回転数が予め決めた規定値以上の場合には、突入電流制限用抵抗での消費電力がリレー接点をクローズ状態にする為のリレー励磁コイルでの消費電力より大きくなるので、リレー接点をクローズ状態にして突入電流制限回路内での電流がリレー接点側を流れるようにし、ファンモータの回転数が規定値未満の場合には、突入電流制限用抵抗での消費電力がリレー接点をクローズ状態にする為のリレー励磁コイルでの消費電力より小さくなるので、リレー接点をオープン状態にして突入電流制限回路内での電流が突入電流制限用抵抗側を流れるようにした構成が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、給湯暖房装置において、突入電流制限用抵抗としてパワーサーミスタを用い、給湯暖房装置の運転状態が待機状態にある時のようにパワーサーミスタに流れる電流が閾値よりも小さい時はリレー励磁コイルを励磁せずにリレー接点をオープン状態にして突入電流制限回路内での電流が突入電流制限用抵抗側を流れるようにし、パワーサーミスタに流れる電流が閾値以上となる運転状態時にはリレー励磁コイルを励磁してリレー接点をクローズ状態にして突入電流制限回路内での電流がパワーサーミスタ側を流れるようにした構成が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2010−104109 特開2012−217306
特許文献1及び特許文献2に記載の構成では、突入電流制限用抵抗での消費電力とリレー励磁コイルでの消費電力の比較に基づき、突入電流制限回路での消費電力がより低減できるようにリレー接点のオープン/クローズ状態を制御することで突入電流制限回路内での電流経路を切り替えている。
しかしながら、空気調和機全体での消費電力をより低減する為には、単に突入電流制限回路の消費電力を低減するだけでは不十分である。また、空気調和機の消費電力低減の為に新たな回路部品を多く追加し、空気調和機の回路構成を大幅に変更することは開発・製造コストの増大を招き好ましくない。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたものであり、本発明の目的は、より簡易な回路構成で、従来よりも空気調和機全体での消費電力を低減できる突入電流制限回路を備えた空気調和機を得ることである。
本発明の突入電流制限回路を備えた空気調和機は、交流電源の投入時に瞬時的に印加される突入電流を制限するNTCサーミスタと該NTCサーミスタに並列に接続され、オープンとクローズとに開閉可能であると共にクローズ状態時に前記NTCサーミスタを短絡するリレー接点とを有する突入電流制限回路を備えた空気調和機において、前記リレー接点をオープン状態にした方が前記リレー接点をクローズ状態にするよりも、空気調和機全体での無効電力を含む消費電力が小さくなる場合には、前記リレー接点をオープン状態に制御し、前記リレー接点をクローズ状態にした方が前記リレー接点をオープン状態にするよりも、空気調和機全体での無効電力を含む消費電力が小さくなる場合には、前記リレー接点をクローズ状態に制御するリレー接点制御部を備える。前記リレー接点制御部は、空気調和機の熱交換器の温度と予め設定した温度範囲とを比較することで、前記リレー接点のオープン、クローズを制御することを特徴とするものである。
本発明の突入電流制限回路を備えた空気調和機は、このように構成したことにより、より簡易な回路構成で、従来よりも空気調和機全体の消費電力をきめ細かく低減させることが可能である。
実施の形態1における突入電流制限回路を備えた空気調和機の構成を示す図 実施の形態1における突入電流制限回路を備えた空気調和機の回路動作を説明する図 実施の形態1におけるデータ格納部のデータ例を示す図 実施の形態2における突入電流制限回路を備えた空気調和機の回路動作を説明する図 実施の形態3における突入電流制限回路を備えた空気調和機の回路動作を説明する図 実施の形態4における突入電流制限回路を備えた空気調和機の回路動作を説明する図
実施の形態1.
実施の形態1における突入電流制限回路を備えた空気調和機について、図1に基づいて構成及び動作を説明する。図1は、突入電流制限回路を備えた空気調和機の構成を示す図である。なお、図1では、空気調和機が通常備えている熱交換器、圧縮機、膨張弁、冷媒配管等の冷凍サイクルを構成する物品は図示を省略している。
この空気調和機は、交流電源1の投入時に瞬時的に印加される突入電流を制限する機能を有する突入電流制限回路2を備えている。交流電源1の投入は、例えば空気調和機の電源プラグを電源コンセントに差し込んだり、宅内に設置された電源ブレーカーを「入」状態にしたりして行われる。この突入電流は、交流電源1からフィルタ回路3を経由して突入電流制限回路2内に流れる。フィルタ回路3はコモンモードチョークコイルやコンデンサなどで構成され、交流電源1からの電磁ノイズを除去する機能を有する。
突入電流制限回路2は、突入電流制限用抵抗としてのNTCサーミスタ4と、リレー接点5とリレー励磁コイル6を有するリレー7とで構成される。ここで、NTCサーミスタ(Negative Temperature Coefficient Thermistor)とは、負特性サーミスタとも呼ばれ、温度上昇に伴い抵抗値が低下する特性(負特性)を有するサーミスタである。
NTCサーミスタ4には、交流電源1の投入時に瞬時的に印加される突入電流を制限する機能がある。リレー接点5は、NTCサーミスタ4に並列に接続され、オープンとクローズとに開閉可能であると共に、クローズ状態時にNTCサーミスタ4を短絡する。リレー接点5は、リレー励磁コイル6に通電することによりクローズ状態にすることができ、リレー励磁コイル6に通電していない時はオープン状態となる。
空気調和機に交流電源1が投入される以前には、マイコン19が起動されておらず、またリレー励磁コイル6にも通電されていない為、リレー接点5はオープン状態になっている。そして、交流電源1が投入されると、リレー接点5がオープン状態になっている突入電流制限回路2に交流電圧が印加され、突入電流は突入電流制限回路2内のNTCサーミスタ4に流れ、NTCサーミスタ4の抵抗成分により、突入電流が制限される。
その後、ダイオードブリッジ8と平滑用コンデンサ9とによって形成されている整流回路により、交流電圧が直流電圧に変換される。直流電圧に変換された後に、電源トランス10と電源IC11とその電圧生成用ダイオード12及びコンデンサ13、トランス二次側整流ダイオード14、リレー励磁コイル電源用コンデンサ15、マイコン駆動用電源IC16及びマイコン駆動電源用コンデンサ17からなる電源回路18によって、リレー励磁用コイル電源(V1)とマイコン駆動用電源(V2)が生成される。具体的には、電源IC11内に内蔵されているスイッチング素子をPWM方式などでスイッチング制御を行うことで、DC/DCコンバータとして機能し、リレー励磁用コイル電源(V1)とマイコン駆動用電源(V2)を生成する。このように、リレー励磁用コイル電源(V1)とマイコン駆動用電源(V2)は、突入電流制限回路2の負荷側から取得している。
交流電源1が投入され、マイコン駆動用電源(V2)が生成された後、マイコン19(リレー接点制御部の一例)は起動し、リモコン待機状態となる。リモコン待機状態中には、マイコン19はリレーコイル駆動回路20にリレー接点5をオープン状態にする信号を出力することでリレー励磁コイル6には通電されず、リレー接点5はオープン状態を維持する。また、マイコン19はファンモータ制御回路21を介して、ファンモータ22の起動・停止、及び回転数制御を行う。ファンモータ22は例えば空気調和機の室内機に実装される室内ファン用のファンモータである。
使用者がリモートコントローラ(リモコンとも記す。図示していない。)を操作して空気調和機の運転開始又は運転停止を指示した場合には、マイコン19はリモコン信号受信回路23を介してリモコン信号を受信する。リモコンとリモコン信号受信回路23間の通信は有線通信または無線通信のいずれでも構わない。マイコン19はリモコン信号を受信すると、空気調和機全体での消費電力をより低減させた運転を行うべく、以下に説明する動作手順に従って、リレー接点5をオープン状態またはクローズ状態にする信号をリレーコイル駆動回路20に出力する。リレーコイル駆動回路20は、マイコン19からの信号に基づいてリレー励磁コイル6の通電を制御することで、リレー接点5をオープン状態または、クローズ状態にさせる。この際、マイコン19はデータ格納部24に予め記憶させたデータを用いて、リレー接点5のオープン/クローズ状態を制御する。データ格納部24としては、マイコン19内部のデータ記憶領域を用いても良いし、図1に示すようにEEPROMなどの外部メモリでもよい。
図2はマイコン19で実行される制御の動作フローを示したものである。図2を参照して動作手順の詳細を説明する。図2の動作フローは、空気調和機に交流電源1が投入され、前述したようにリレー励磁用コイル電源(V1)とマイコン駆動用電源(V2)が生成され、マイコン19が起動された以降の動作に適用するものである。なお、マイコン19が起動後は交流電源1の投入から時間がたっており、突入電流制限回路2には突入電流が流れていない状態にある。
マイコン19は起動されると、リモコン信号の受信待ちであるリモコン待機状態となる(S11)。この時、マイコン19はリレー接点5をオープン状態にする信号をリレーコイル駆動回路20に出力する為、リレー励磁コイル6には通電されず、リレー接点5はオープン状態になっている。この為、交流電源1からの電流は全てNTCサーミスタ4を流れることになる。
使用者がリモコンを操作すると、マイコン19はリモコン信号受信回路23を介してリモコン信号を受信する(S12)。受信したリモコン信号が「運転開始」を指令する場合(S13の運転開始)には、リレー接点5の状態がオープン状態で、リモコンで指示された運転条件(運転モード:暖房/冷房/除湿、設定温度、風量)にて運転した場合に、突入電流制限回路2のNTCサーミスタ4の温度が規定値以上になるか否かを推定する(S14)。この際、リレー接点5がオープン状態での運転を想定しているので、交流電源1からの電流は全て突入電流制限回路2のNTCサーミスタ4側に流れるとして、NTCサーミスタ4の温度を推定することになる。
NTCサーミスタ4の温度の具体的な推定手順は以下のように行う。マイコン19はデータ格納部24に予め記憶してあるデータを参照することで、リモコンで指示された運転条件に対応したNTCサーミスタ4の推定温度を取得する。図3は、データ格納部24に格納されているデータの一例を示したものである。データ格納部24には運転条件と、リレー接点5をオープン状態にしてこの運転条件にて運転した場合のNTCサーミスタ4の推定温度が格納されている。ここでは、運転条件の設定としては、運転モードとして「冷房」「暖房」「除湿」、風速として「弱」「中」「強」「超強」、設定温度として16℃から31℃の範囲で1℃単位の設定が可能とする。
データ格納部24の格納データは、例えば、運転条件S(1)で運転モード=「冷房」、風速=「弱」、設定温度=「20℃」であり、この運転条件で運転した場合にはNTCサーミスタ4の推定温度が50℃になることを示している。その他の運転条件S(2)〜S(n)についても同様に、運転モード、風速、設定温度からなる運転条件と、それに対応したNTCサーミスタ4の推定温度が格納されている。
マイコン19は、リモコンで指示された運転条件に対応するNTCサーミスタ4の推定温度Teをデータ格納部24から取得する。そして、この推定温度Teと予めマイコン19に設定してある閾値温度Thとを比較する。閾値温度Thは後述するように、リレー接点5のオープン/クローズ状態のいずれの状態が空気調和機全体の消費電力がより低減できるのかを判断する為の閾値であり、予め実験やシミュレーション等で定めておく値である。ここでは、例として閾値温度Thを95℃とする。比較の結果、Te≧Thの時には、マイコン19からリレー接点5をオープン状態(OFF状態)にする信号をリレーコイル駆動回路20に出力することで、リレー励磁コイル6には通電されず、リレー接点5はオープン状態に維持される(S15a)。
一方、比較の結果、Te<Thの時には、マイコン19からリレー接点5をクローズ状態(ON状態)にする信号をリレーコイル駆動回路20に出力することで、リレー励磁コイル6が通電され、リレー接点5はクローズ状態になる(S15b)。
そし、リレー接点5のオープン/クローズ状態が確定後、リモコンで指示された運転条件にて空気調和機の運転を開始する(S16)。
受信したリモコン信号が「運転停止」を指令する場合(S13の運転停止)には、空気調和機が運転中の状態であれば、空気調和機の運転を停止する。空気調和機が運転停止中の状態であれば、空気調和機の運転停止状態を維持する(S17)。その後、運転停止状態において、マイコン19からはリレー接点5をオープン状態(OFF)にする信号がリレーコイル駆動回路20に出力されることで、リレー励磁コイル6には通電されなくなり、リレー接点5がオープン状態になる(S18)。
S16若しくはS18の処理が完了後には、マイコン19はリモコン信号の受信待ちであるリモコン待機状態(S11)に戻り、以後はS11〜S18の処理を繰り返す。
なお、閾値温度Thは、マイコン19に内蔵したメモリに予め記憶させておいてもよいし、データ格納部24に閾値温度Thを予め格納しておき、リモコンで指示された運転条件に対応するNTCサーミスタ4の推定温度Teをデータ格納部24から取得するタイミングで、閾値温度Thもデータ格納部24から取得するようにしてもよい。
次に、前述した空気調和機の動作の効果について説明する。空気調和機の消費電流は突入電流制限回路2内を流れる際には、NTCサーミスタ4を経由する電流経路とリレー接点5を経由する電流経路の2つがあり、リレー接点5のオープン/クローズ状態によって電流経路が変化するようになっている。
リレー接点5をクローズ状態(ON状態)にした場合には、空気調和機の消費電流はリレー接点5側を流れるため、突入電流制限回路2での消費電力はリレー接点5での消費電力、及びリレー接点5をクローズ状態にする為のリレー励磁コイル6での消費電力(これをW1とする。)の和となる。リレー接点5は低抵抗値な為、リレー接点5での消費電力はほぼゼロとみなせるので、突入電流制限回路2での消費電力はリレー励磁コイル6での消費電力W1のみとみなせる。
一方、リレー接点5をオープン状態(OFF状態)にした場合には、空気調和機の消費電流はNTCサーミスタ4側を流れるため、突入電流制限回路2での消費電力はNTCサーミスタ4での消費電力と等しくなる。ここで、NTCサーミスタ4での消費電力(これをW2とする。)は、NTCサーミスタ4の抵抗値をR、空気調和機の消費電流をIとすると、W2=R×I×Iである。
NTCサーミスタ4に電流が流れると、その抵抗成分により発熱が発生する。この自己発熱によりNTCサーミスタ4自体の温度が上昇し、NTCサーミスタの温度特性(負特性)により、NTCサーミスタ4の抵抗値Rが減少する。このように、空気調和機の消費電流が大きくなるに従って、NTCサーミスタ4の抵抗値Rが減少するものの、空気調和機の消費電流はかなり大きい為、抵抗値Rの減少があっても、W1>W2となるようなことは一般的にはない(例えば、W1=100mW,W2=720mW)。
また、NTCサーミスタ4には、抵抗成分以外に少なからずインダクタンス成分が存在する。この為、NTCサーミスタ4に空気調和機の消費電流を流すことにより、空気調和機の力率を改善する効果が生じる。力率が改善すると交流電源1からの無効電力が低減し、これにより交流電源1からの入力電流を低減することが可能となる。具体的には、この力率改善効果により、ダイオードブリッジ8やダイオードブリッジ8の前段(交流電源1側)に挿入されたフィルタ回路3での電力損失が大幅に削減される。
この為、突入電流制限回路2自体の消費電力はリレー接点5をクローズ状態にした方が小さくなる(W1<W2)ものの、空気調和機全体での消費電力を考えると、前述の力率改善効果があるので、リレー接点5をオープン状態にした方が空気調和機全体での消費電力を低減することが可能となる。
但し、NTCサーミスタ4の周辺温度が低温である場合やNTCサーミスタ4に流れる電流が小さくてNTCサーミスタ4の自己発熱が小さい場合には、NTCサーミスタ4自体の温度も低く抑制される為、NTCサーミスタの温度特性(負特性)によりNTCサーミスタ4の抵抗値Rが大きくなってしまう。この為、前述の力率改善効果であるダイオードブリッジ8やフィルタ回路3での電力損失低減効果があるものの、NTCサーミスタ4での消費電力W2が非常に大きくなってしまい、リレー接点5をクローズ状態にした方が空気調和機全体での消費電力を低減できるようになる。
即ち、リレー接点5をオープン状態にした場合の空気調和機全体での消費電力は、NTCサーミスタ4での消費電力と、ダイオードブリッジ8やフィルタ回路3での無効電力の低減量(力率改善効果)に左右される。そして、この観点からリレー接点5をオープン状態した時と、クローズ状態にした時のいずれの方が空気調和機全体での消費電力が小さいかを推定することができる。
以上説明した原理に基づいて、本実施の形態では、空気調和機全体での消費電力がより低減するように、リモコンで指示された運転条件でのNTCサーミスタ4の推定温度に基づいてリレー接点5の開閉状態を制御している。具体的には、前述したようにリモコンで指示された運転条件でのNTCサーミスタ4の推定温度を求め(図3)、この推定温度が予め設定した閾値温度Th以上である場合には、NTCサーミスタ4の抵抗値Rが小さく、NTCサーミスタ4での消費電力も小さくなり、またNTCサーミスタ4による力率改善による電力損失低減効果もあるので、リレー接点5をオープン状態にして、突入電流制限回路2内の電流がNTCサーミスタ4側に流れるようにした方が空気調和機全体での消費電力が低減できる。
例えば、図3で、運転条件が運転モード=「暖房」、風速=「強」、設定温度=「30℃」の場合(S(n))、高温設定での暖房なので空調負荷が高く、また、風速=「強」によりファンの回転速度は速くファンモータの負荷も大きい。この為、消費電流が大きくなり、NTCサーミスタ4での発熱量が増加するので、NTCサーミスタ4の推定温度が大きくなる(100℃)ことを示している。ここでは、閾値温度Thを95℃としているので、図2の動作フローに従って、リレー接点5をオープン状態にして、NTCサーミスタ4側に電流が流れるようにする。
他方、NTCサーミスタ4の推定温度が予め設定した閾値温度Thより小さい場合には、NTCサーミスタ4の抵抗値Rが増大し、NTCサーミスタ4での消費電力が大きくなる為、NTCサーミスタ4による力率改善による電力損失低減効果があっても空気調和機全体での消費電力が増加してしまう。この為、リレー接点5をクローズ状態にして、突入電流制限回路2内の電流がリレー接点5側に流れるようにした方が空気調和機全体での消費電力が低減できる。
例えば、図3で、運転条件が運転モード=「冷房」、「超強」、「16℃」の場合(S(3))の場合、低温設定での冷房なので空調負荷が高く、また、風速=「超強」によりファンの回転速度は速くファンモータの負荷も大きい。この為、消費電流が大きくなり、NTCサーミスタ4での発熱量が増加するが、低温設定での冷房運転により熱交換器(図示していない)の温度は非常に低くなりNTCサーミスタ4が含む電気部品実装基板の発熱が抑えられる方向に働くため、NTCサーミスタ4の温度はそれほど高くはならない(65℃)。よって、図2の動作フローに従って、リレー接点5をクローズ状態にして、リレー接点5側に電流が流れるようにする。
なお、S18の処理で、リレー接点5をオープン状態(OFF状態)にしているのは、運転停止状態にある時には空気調和機全体での消費電流が小さい為、リレー接点5をクローズ状態にする為のリレー励磁コイル6での消費電力(例えば、W1=200mW)よりも、NTCサーミスタ4での消費電力(例えば、W2<40mW)の方が小さくなるためである。
以上説明したように、本実施の形態の突入電流制限回路を備えた空気調和機では、
リレー接点5をオープン状態にした方がリレー接点5をクローズ状態にするよりも、空気調和機全体での消費電力が小さくなる場合には、リレー接点5をオープン状態に制御し、リレー接点5をクローズ状態にした方がリレー接点5をオープン状態にするよりも、空気調和機全体での消費電力が小さくなる場合には、リレー接点5をクローズ状態に制御するリレー接点制御部19を備えるようにした。具体的には、空気調和機の運転条件から突入電流制限回路2内のNTCサーミスタ4の推定温度を求め、この推定温度と予め設定した閾値温度を比較することで、空気調和機全体での消費電力がより低減できるリレー接点5の開閉状態を決定するようにしたので、空気調和機全体の消費電力を空気調和機の運転条件に対応してきめ細かく低減させることが可能である。
なお、空気調和機全体での消費電力がより低減できるNTCサーミスタ4の温度範囲として閾値温度Thを用いた制御について説明したが、温度範囲として閾値温度Thと共に予め設定した上限温度Tuも用いるようにしてもよい。これは、NTCサーミスタ4の抵抗値が小さくなりすぎるとインダクタンス成分も小さくなり、力率改善による電流低減効果が小さくなるので、推定温度Teが上限温度Tu以上の場合には、リレー接点5をクローズ状態にした方が空気調和機全体での消費電力がより低減できる為である。
また、データ格納部24に格納する運転条件として、運転モード、風速、設定温度の各設定以外の制御パラメータを追加してもよい。例えば、空気調和機が空気清浄機能を有している場合には、空気清浄機能の動作状態(動作中/停止中)を運転条件に追加してもよい。
実施の形態2.
実施の形態2における空気調和機について、図4の動作フロー図に基づいて動作を説明する。なお、マイコン19が行う制御動作以外は、実施の形態1で説明した回路構成(図1)と同一である。実施の形態1では、空気調和機の運転条件から突入電流制限回路2内のNTCサーミスタ4の温度を推定し、この推定温度が規定の温度範囲にあるか否かに応じてリレー接点5のオープン/クローズ状態を切り替えるようにしたが、実施の形態2は、NTCサーミスタ4の推定温度の代わりに、空気調和機が有している熱交換器の温度を用いてリレー接点5のオープン/クローズ状態を切り替えるようにしたものである。
NTCサーミスタ4を搭載する電気基板は熱交換器の近傍に配置されることが多いので、熱交換器の温度とNTCサーミスタ4の推定温度Te、従って抵抗値Rとは相関関係が強くなる。この為、リレー接点5をオープン状態(OFF状態)にした方が、空気調和機全体の消費電力が小さくなる熱交換器温度の規定範囲を予め設定し、測定した熱交換器の温度がこの規定範囲内にある場合は、リレー接点5をオープン状態(OFF状態)して、NTCサーミスタ4側に電流を流し、測定した熱交換器の温度がこの規定範囲内にない場合は、リレー接点5をクローズ状態(ON状態)して、リレー接点5側に電流を流すようにすることで、実施の形態1と同様な効果を得ることができる。
図4はマイコン19で実行される制御の動作フローを示したものである。図4を参照して動作手順の詳細を説明する。S21〜S23、及びS27〜S28の処理は、図2のS11〜S13、及びS17〜S18の処理と同一な為、説明を省略し、S24の処理以降について説明する。
マイコン19は、熱交換器の温度を熱交換器近傍に設置した温度センサ(図示していない)から取得する。空気調和機は冷暖房の運転制御に必要な熱交換器温度を取得する為に熱交換器近傍に温度センサを通常備えているので、この温度センサを活用することができる。そして、この検出した熱交換器温度が予め設定した温度範囲に入っているか調べる(S24)。
この温度範囲は、熱交換器温度がこの規定の温度範囲に入っている場合には、NTCサーミスタ4の抵抗値が小さく、またNTCサーミスタ4のインダクタンス成分による力率改善効果が十分得られる範囲であるように設定したものである。
温度センサで検出した熱交換器温度がこの規定の温度範囲に入っている場合には、マイコン19からリレー接点5をオープン状態(OFF状態)にする信号をリレーコイル駆動回路20に出力することで、リレー励磁コイル6には通電されず、リレー接点5をオープン状態に維持する(S25a)。
また、熱交換器温度がこの規定の温度範囲に入っていない場合には、マイコン19からリレー接点5をクローズ状態(ON状態)にする信号をリレーコイル駆動回路20に出力することで、リレー励磁コイル6が通電され、リレー接点5はクローズ状態になる(S25b)。
S26若しくはS28の処理が完了後には、マイコン19はリモコン信号の受信待ちであるリモコン待機状態(S21)に戻り、以後はS21〜S28の処理を繰り返す。
なお、前述したようにNTCサーミスタ4の抵抗値が小さくなりすぎるとインダクタンス成分も小さくなり、力率改善による電流低減効果が低くなるので、熱交換器の規定の温度範囲が上限値を持つように設定してもよい。
また、熱交換器近傍に設置した温度センサが複数ある場合には、NTCサーミスタ4の一番近くに配置された温度センサの検出値を用いてもよいし、それらの温度センサの検出値の平均値を用いるようにしてもよい。
また、空気調和機には室内機が有する室内熱交換器と室外機が有する室外熱交換器があるが、突入電流制限回路2が室内機に設置されている場合には、室内熱交換器近傍の温度センサを使用し、突入電流制限回路2が外機に設置されている場合には、室外熱交換器近傍の温度センサを使用すればよい。
以上の説明では、マイコン19がリモコン信号を受信時にリレー接点5のオープン/クローズ状態を切り替えられるようになっているが、これに限らず熱交換器近傍に設置した温度センサの検出値を定期的に取得して、この検出値が規定の温度範囲内かどうか随時判断するようにしてもよい。こうすることで、例えば空調運転中に熱交換器の温度が大きく変化した場合にもリレー接点5のオープン/クローズ状態を適切に切り替えられるというメリットがある。
実施の形態3.
実施の形態3における空気調和機について、図5の動作フロー図に基づいて動作を説明する。実施の形態2では、熱交換器の温度に基づいてNTCサーミスタ4の温度を推定し、この熱交換器温度が規定の温度範囲にあるか否かに応じてリレー接点5のオープン/クローズ状態を切り替えるようにしたが、実施の形態3は、熱交換器温度の代わりに、NTCサーミスタ4の温度の測定値を用いてリレー接点5のオープン/クローズ状態を切り替えるようにしたものである。
図5はマイコン19で実行される制御の動作フローを示したものである。図5を参照して動作手順の詳細を説明する。S34以外の処理は図4での処理と同じなので説明を省略し、S34の処理について説明する。
マイコン19は、突入電流制限回路2の近傍若しく突入電流制限回路2内に設置した温度センサ(図示していない)で検出したNTCサーミスタ4の温度を取得する。そして、この検出した温度が予め設定した温度範囲に入っているか調べる(S34)。
この温度範囲は、NTCサーミスタ4の温度がこの規定の温度範囲に入っている場合には、NTCサーミスタ4の抵抗値が小さく、またNTCサーミスタ4のインダクタンス成分による力率改善効果が十分得られる範囲であるように設定したものである。
そして、NTCサーミスタ4の検出温度が規定の温度範囲内であれば、リレー接点5をオープン状態にし(S35a)、検出温度が規定の温度範囲内でなければ、リレー接点5をクローズ状態にする(S35b)。
実施の形態3では、NTCサーミスタ4の温度を直接測定するようにしたので、NTCサーミスタ4の抵抗値が正確に把握でき、より精度の高い制御が実現できる。なお、突入電流制限回路2はNTCサーミスタ4とリレー7で構成されるが、NTCサーミスタ4の温度を測定する温度センサはNTCサーミスタ4にできるだけ近い場所に設置した方が良い。
また、マイコン19がリモコン信号を受信時にリレー接点5のオープン/クローズ状態を切り替えられるようになっているが、これに限らず突入電流制限回路2の温度を定期的に取得して、この検出値が規定の温度範囲内かどうか判断するようにしてもよい。
実施の形態4.
実施の形態4における空気調和機について、図6の動作フロー図に基づいて動作を説明する。実施の形態3では、NTCサーミスタ4の温度の測定値に基づいて、この測定温度が規定の温度範囲にあるか否かに応じてリレー接点5のオープン/クローズ状態を切り替えるようにしたが、実施の形態4は、NTCサーミスタ4の測定温度の代わりに、NTCサーミスタ4の抵抗の測定値を用いてリレー接点5のオープン/クローズ状態を切り替えるようにしたものである。
図6はマイコン19で実行される制御の動作フローを示したものである。図6を参照して動作手順の詳細を説明する。S44以外の処理は図5での処理と同じなので説明を省略し、S44の処理について説明する。
マイコン19は、NTCサーミスタ4の抵抗値を突入電流制限回路2内に設置した抵抗値測定手段(図示していない)で測定したNTCサーミスタ4の抵抗値を取得する。そして、この測定した抵抗値が予め設定した抵抗値の範囲に入っているか調べる(S44)。
この抵抗値範囲は、NTCサーミスタ4の抵抗値がこの規定の抵抗値範囲に入っている場合には、NTCサーミスタ4の抵抗値が小さく、またNTCサーミスタ4のインダクタンス成分による力率改善効果が十分得られる範囲であるように設定したものである。
そして、NTCサーミスタ4の抵抗の測定値がこの規定の範囲内であれば、リレー接点5はオープン状態にし(S35a)、抵抗測定値が規定の範囲内でなければ、リレー接点5をクローズ状態にする(S35b)。
ここでの抵抗値測定手段としては、例えば温度依存性が小さい抵抗(補助抵抗と記す)をNTCサーミスタ4に直列接続しておき、NTCサーミスタ4での電圧降下と補助抵抗での電圧降下をそれぞれ測定することでNTCサーミスタ4の抵抗値を算出することができる。
実施の形態4では、NTCサーミスタ4の抵抗値を直接測定するようにしたので、NTCサーミスタ4の抵抗値が正確に把握でき、より精度の高い制御が実現できる。なお、マイコン19がリモコン信号を受信時にリレー接点5のオープン/クローズ状態を切り替えられるようになっているが、これに限らずNTCサーミスタ4の抵抗値を定期的に取得して、この検出値が規定の温度範囲内かどうか判断するようにしてもよい。
1 交流電源、2 突入電流制限回路、3 フィルタ回路、4 NTCサーミスタ、5 リレー接点、6 リレー励磁コイル、7 リレー、8 ダイオードブリッジ、9 平滑用コンデンサ、10 電源トランス、11 電源IC、12 電圧生成用ダイオード、13
コンデンサ、14 トランス二次側整流ダイオード、15 リレー励磁コイル電源用コンデンサ、16 マイコン駆動用電源IC、17 マイコン駆動電源用コンデンサ、18
電源回路、19 マイコン(リレー接点制御部)、20 リレーコイル駆動回路、21
ファンモータ制御回路、22 ファンモータ、23 リモコン信号受信回路、24 データ格納部

Claims (1)

  1. 交流電源の投入時に瞬時的に印加される突入電流を制限するNTCサーミスタと該NTCサーミスタに並列に接続され、オープンとクローズとに開閉可能であると共にクローズ状態時に前記NTCサーミスタを短絡するリレー接点とを有する突入電流制限回路を備えた空気調和機において、
    前記リレー接点をオープン状態にした方が前記リレー接点をクローズ状態にするよりも、空気調和機全体での無効電力を含む消費電力が小さくなる場合には、前記リレー接点をオープン状態に制御し、前記リレー接点をクローズ状態にした方が前記リレー接点をオープン状態にするよりも、空気調和機全体での無効電力を含む消費電力が小さくなる場合には、前記リレー接点をクローズ状態に制御するリレー接点制御部を備え
    前記リレー接点制御部は、空気調和機の熱交換器の温度と予め設定した温度範囲とを比較することで、前記リレー接点のオープン、クローズを制御することを特徴とする突入電流制限回路を備えた空気調和機。
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