JPS63183337A

JPS63183337A - 空気調和機の運転制御装置

Info

Publication number: JPS63183337A
Application number: JP62014744A
Authority: JP
Inventors: Kozo Matsumura; 松村　幸蔵
Original assignee: Daikin Industries Ltd
Current assignee: Daikin Industries Ltd
Priority date: 1987-01-23
Filing date: 1987-01-23
Publication date: 1988-07-28

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、暖房開始信号に応答して起動信号を出力する
運転制御手段と、前記起動信号に応答して駆動されろ圧
縮機と、前記圧縮機を予熱する急速暖房手段と、運転開
始時刻を予約設定して暖房予約信号を出力するとともに
、設定時刻になったときに前記暖房開始信号を出力する
タイマ手段とを備えた空気調和機の運転制御装置に関す
る。

（従来の技術）空気調和機では、圧Ｗｉ機の熱容量が大きく、冬季等の
ように外気温度が低くて圧縮機内部に冷媒が液化して溜
まっている場合、暖房運転開始時において、圧縮機自体
の温度上昇および液冷媒の気化に多量の熱１ｎを必要と
し、運転開始から所定の暖房温度が得られるまでに時間
がかかる欠点かあっｆこ。

このため、従来では、例えば、実開昭６０−６８３４１
号公報に示されているように、暖房時の運転停止中に、
圧縮機の駆動モータに高周波で低い電圧を印加ずろこと
により、駆動モータを回転することなく駆動モータを加
熱し、圧ｗｊ機を予熱して運転立上り時間を短くすると
か、または、実開昭６０−７５８６１号公報に示さイｔ
でいるように、圧縮機を容量制御するインバータを利用
し、そのインバータにより、圧縮機への供給電圧パルス
を部分的に除去して歪んだ波形とすることにより、暖房
時の運転停止中に、圧縮機の駆動モータを回転すること
なく駆動モータを加熱し、圧縮機を予熱して運転立上り
時間を短くするなどといったように構成され、暖房運転
の開始に伴なって、迅速に所定の暖房温度が得られるよ
うに構成していた。

（発明が解決しようとする問題点）ところで、空気調和機では、一般に、例えば、起床時と
か外出からの帰宅時などに合わせて、就寝前や外出前な
どに運転開始時刻を所定の時刻に予約設定し、その設定
時刻に起動信号を出力させて暖房運転を行なうようなと
きにも、上述の予熱を行なっている。

しかしながら、運転開始時刻を予約設定する場合は、例
えば、午面７：００に起床する場合であれば、午前６．
５０にタイマをセットするなど、一般に、部屋内が暖か
くなる時間を見込んで時刻を予約設定するものであり、
予熱を必要としない乙のである。

このように、予熱を必要としないにもかかわらず、就寝
時から運転開始までの長い時間、駆動モータに通電しっ
ばなしとなり、電力を無駄に消費して不経済になる欠点
があった。

本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであっ
て、実用上支障をきたすことなく、電力消費量を節約し
て経済性を向上できるようにすることを目的とする。

（問題点を解決するための手段）本発明の空気調和機の運転制御装置は、このような目的
を達成するために、第１図の概略ブロック図に示すよう
に、暖房開始信号に応答して起動信号を出力する運転制御手
段（Ａ）と、前記起動信号に応答して駆動される圧縮機（７）と、前記圧縮機（７）を予熱する急速暖房手段（Ｂ）と、運
転開始時刻を予約設定して暖房予約信号を出力するとと
もに、設定時刻になったときに前記暖房開始信号を出力
するタイマ手段（Ｃ）と、前記暖房予約信号に応答して
、前記急速暖房手段（Ｂ）の作動を停止する規制手段（
Ｄ）とを備えて構成する。

（作用）上記構成によれば、起床時とか外出からの帰宅時などに
合わせて、就寝前や外出前などに運転開始時刻を所定の
時刻に予約設定したときには、規制手段（Ｄ）により急
速暖房手段（Ｂ）の作動を停止し、設定時刻になっｆこ
ときに暖房開始信号を出力させ、この暖房開始信号に応
答して起動信号を出力させ、暖房運転を開始して徐々に
立ち上がらせ、急速暖房手段（Ｂ）を用いなくても、起
床時または帰宅時には快適な暖房状態を得ることができ
る。

（実施例）以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
。

第２図は、本発明の実施例に係る空気調和機の運転制御
装置の構成を示す回路ブロック図である。

この図において、■は、室内ユニットに備えられる室内
側制御部、２は、室外ユニットに備えられる室外側制御
部である。

３は交流電源であり、この交流電源３からの交流電圧を
整流回路４と平滑コンデンサ５とにより直流に変換して
直流電源を得るようになっている。

６は、圧縮機７を駆動する電動モータ（三相誘導電動機
）であり、直流電源に対して、そこからの電圧を印加す
るし相、■相、Ｗ相の３個のパワートランジスタＴａ、
Ｔｖ、’Ｉ”ｗと、印加電圧を電動モータ６から一端子
に戻すＸ相、Ｙ…、Ｚ相の３個のパワートランジスタＴ
Ｘ、Ｔｙ、ＴＺとを介して接続されている。図中８は帰
還ダイオードである。

前記６個のパワートランジスタＴｕ、Ｔｖ、Ｔｗ、Ｔｘ
、Ｔｙ、Ｔｚには、室外側制御部２からの起動信号に応
答してドライバ９から選択的に駆動出力が出され、これ
により、前記交流電源３の電源電圧および電源周波数と
は異なる電圧値および周波数値の三相交流に変換して、
その電圧をパワートランジスタＴｕ、Ｔｖ、Ｔｗ、Ｔｘ
、Ｔｙ、Ｔｚのうちの所定のものに印加し、所定の周波
数で電動モータ６を駆動回転して圧縮機７を駆動するよ
うになっている。

前記室内側制御部Ｉには、運転スイッチ１０、冷房退転
モードと暖房運転モートとに切り換えるモート切換スイ
ッチ１１、運転開始時刻を予約設定する前記タイマ手段
Ｃを構成するタイマスイッチ１２、および、圧縮機７を
予熱するウオームアツプスイッチ１３が接続されている
。

前記運転スイッチ１０では、暖房運転モードの状態で入
り操作したときに暖房開始信号を出力するようになって
いる。

また、前記タイマスイッチ１２では、暖房運転モードの
状態において、その運転開始時刻の予約設定に伴なって
暖房予約信号を出力し、かっ、設定時刻になったときに
暖房開始信号を出力するようになっている。

前記ウオームアツプスイッチ１３の入り操作に伴ない、
前記室内側制御部Ｉから室外側制御部２にウオームアツ
プ信号を出力し、このウオームアツプ信号に応答して室
外側制御部２からトライバ９に欠相指令信号を出力する
ように構成され、これにより、電動モータ６に、それを
回転さＵ・ない状態て通電し、それに伴なう放熱を利用
して圧縮機７を予熱するように前記急速暖房手段Ｂが構
成されている。

前記室内側制御部ｌには、暖房開始信号に応答して起動
信号を出力する前記運転制御手段へと、前記暖房予約信
号に応答して、ウオームアツプ信号の出力を停止し、前
記急速暖房手段Ｂの作動を停止する前記規制手段りとが
（・１ａえられており、次に、この室内側制御部ｌの動
作を、第；４図のフローヂャートを用いて説明する。

先ず、前回の運転が暖房、運転であったかとうかを判断
する（Ｓｌ）。即ち、空気調和機を運転しているときに
、その運転モードを検出して、暖房退転状態のときにの
みフラグ（ｌにする）を立ててＪ′ｊき、このフラグに
基づいて暖房運転であったかとうかを判断するのである
。

前回の運転か暖房運転であれば、ステップｓ２に１多行
して運転停止中かとうかを判断し、運転停止中であれば
、次いて、ウオームアツプスイッチ１３が入っているか
とうか（ＯＮかどうか）を判断する（Ｓ３）。

ここで、ウオームアツプスイッチ１３が入っていれば、
更に、ステップＳ−＋に移行し、前記タイマ手段Ｃによ
り、運転開始時刻が予約設定されているかどうかを’ｔ
′ｌｌ　ｉ析才る。

ここで、運転開始時刻が予約設定されていないと、コ、
叩ち、暖房；■転達中で一時的に停止している場合のよ
うに、前回か暖房運転であって、しかし運転停止中で、
かつ、ウオームアツプスイッチ１３が入っており、更に
、運転開始時刻が予約設定されていないときにおいての
み、ステップＳ５に移行して、急速暖房手段Ｂを作動し
、運転スイッチＩＯを入り操作して運転を開始するに伴
ない、その立」二〇時間を短くして迅速に所定温度にま
で暖房温度を」二界できろようになっている。

前回が暖房運転でないときは前記ステップＳ１から、運
転状態にあると３は前記ステップＳ２から、そして、ウ
オームアツプスイッチ１３か切れているときはｎ１１記
ステツプＳ３からそれぞれステップＳ６に移行して、室
内側制御部ｌから室外側；ｌｉ、制御部２へのウオーム
アツプ信号の出力を停止し、急速暖房手段Ｂの作動を停
止する。

更に、前回か暖房運転であって、しかし運転停止中で、
かつ、ウオームアツプスイッチ１３が入っている状態で
あっても、タイマ手段Ｃにより、運転開始時刻が予約設
定されて暖房予約信号か出力されれば、それに伴ない、
ステップＳ　＝１からステップＳ６に移行し、前述同様
にして、急速暖房手段Ｂの作動を停止し、設定時刻にな
ったときに起動信号を出力し、その起動信号に応答して
王縮限７を作動し、所定の暖房温度まで徐々に上界でき
ろようになっている。

上記実施例では、規制手段Ｄ８室内側制御部Ｉに備え、
その室内側制御部ｌから室外側制御部２・＼のウオーム
アツプ信号の出力を停止Ｆするように構成しているか、
規制手段りを室外側制御部２に備えさせて、室外側制御
）泌２からトライバ８への出力を停止するように；−で
ら良い。

また、前記急速暖房手段Ｂとしては、例えば、クランク
ケースヒータを用いるなど、各種の手段が採用可能であ
る。

（発明の効果）以上のように、本発明によれば、運転開始時刻を予約設
定する場合には、運転開始後から実際に所定の暖房状態
が得られるまでの時間を予め見込んで設定する実情にあ
ることに着目し、タイマ手段（Ｃ）から出力された暖房
予約信号に応答して急速暖房手段（Ｂ）の作動を停止し
、これによって通電を停止するから、就寝時から起床時
までとか外出時から帰宅時までといったような長い時間
通電しっばなしという電力の浪費を回避でき、実用上支
障をきたすことなく、電力消費量を節約して経済性を向
上できるようになった。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の概略構成をしめず概略ブロック図、
第２図は、本発明の実施例に係る空気調和機の運転制御
装置の構成を示す回路ブロック図、第３図は、室内側制
御部の動作を説明するフローチャートである。７・・・圧縮機、Ａ・・・運転制御手段、Ｂ・・・急速暖房手段、Ｃ・・・タイマ手段、Ｄ・・・規制手段。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）暖房開始信号に応答して起動信号を出力する運転
制御手段（Ａ）と、前記起動信号に応答して駆動される圧縮機（７）と、前記圧縮機（７）を予熱する急速暖房手段（Ｂ）と、運
転開始時刻を予約設定して暖房予約信号を出力するとと
もに、設定時刻になったときに前記暖房開始信号を出力
するタイマ手段（Ｃ）とを備えた空気調和機の運転制御
装置であって、前記暖房予約信号に応答して、前記急速暖房手段（Ｂ）
の作動を停止する規制手段（Ｄ）を備えてある空気調和
機の運転制御装置。