JPH07217063A - フラッシュパネルとその製造方法 - Google Patents
フラッシュパネルとその製造方法Info
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- JPH07217063A JPH07217063A JP1022494A JP1022494A JPH07217063A JP H07217063 A JPH07217063 A JP H07217063A JP 1022494 A JP1022494 A JP 1022494A JP 1022494 A JP1022494 A JP 1022494A JP H07217063 A JPH07217063 A JP H07217063A
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- pair
- panel
- frame member
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 組み立て工程を簡単にして組み立ての自動化
が図りやすくする。コアー材がずれたりすることなく品
質の安定したものを得る。さらに寸法変えにも簡単に対
応する。 【構成】 平行に相対向する一対の矩形板状の原板間に
伸縮自在なコアー原材を配置すると共にコアー原材の端
部を原板に一体に固着してパネル用原材を形成しする。
このパネル用原材を所定の幅で原板と直交する方向に切
断することにより、原板を切断した一対の第１の枠材１
間にコアー原材を切断したコアー材４が一体になったパ
ネル芯体１０を形成する。このパネル芯体１０の一対の
第１の枠材１の間隔をコアー材４の伸縮にて所定の間隔
とすると共に第１の枠材１と直交するように架設した一
対の第２の枠材２の端部と第１の枠材１の端部とを接合
して周枠３を組み立る。コアー材４を内包するように周
枠３の両面に面板５を貼着する。
が図りやすくする。コアー材がずれたりすることなく品
質の安定したものを得る。さらに寸法変えにも簡単に対
応する。 【構成】 平行に相対向する一対の矩形板状の原板間に
伸縮自在なコアー原材を配置すると共にコアー原材の端
部を原板に一体に固着してパネル用原材を形成しする。
このパネル用原材を所定の幅で原板と直交する方向に切
断することにより、原板を切断した一対の第１の枠材１
間にコアー原材を切断したコアー材４が一体になったパ
ネル芯体１０を形成する。このパネル芯体１０の一対の
第１の枠材１の間隔をコアー材４の伸縮にて所定の間隔
とすると共に第１の枠材１と直交するように架設した一
対の第２の枠材２の端部と第１の枠材１の端部とを接合
して周枠３を組み立る。コアー材４を内包するように周
枠３の両面に面板５を貼着する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、フラッシュパネルの構
造とそのフラッシュパネルを製造する方法の発明に関す
るものである。
造とそのフラッシュパネルを製造する方法の発明に関す
るものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のフラッシュパネルは、一対の横枠
材と一対の縦枠材とを矩形状に枠組みして周枠を組み立
て、必要に応じて周枠内に中枠材を架設し、周枠内に内
部の寸法に応じた寸法のコアー材を充填し、コアー材を
内包するように周枠の両面に面板を貼着することにより
製造していた。
材と一対の縦枠材とを矩形状に枠組みして周枠を組み立
て、必要に応じて周枠内に中枠材を架設し、周枠内に内
部の寸法に応じた寸法のコアー材を充填し、コアー材を
内包するように周枠の両面に面板を貼着することにより
製造していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来例
にあっては、横枠材や縦枠材等の枠材を枠組みして周枠
を組み立てた後にコアー材を装填するので組み立て工程
が複雑になるという問題があり、またコアー材を単に装
填するだけで固定していないためにコアー材がずれたり
して品質の安定したものを得ることができないという問
題がある。また寸法の異なるフラッシュパネルを製造す
る場合、枠材や面板以外にコアー材も寸法の異なるもの
を用意しなければならなく、寸法変えに簡単に対応する
ことができないという問題がある。
にあっては、横枠材や縦枠材等の枠材を枠組みして周枠
を組み立てた後にコアー材を装填するので組み立て工程
が複雑になるという問題があり、またコアー材を単に装
填するだけで固定していないためにコアー材がずれたり
して品質の安定したものを得ることができないという問
題がある。また寸法の異なるフラッシュパネルを製造す
る場合、枠材や面板以外にコアー材も寸法の異なるもの
を用意しなければならなく、寸法変えに簡単に対応する
ことができないという問題がある。
【０００４】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であって、本発明の目的とするところは組み立て工程を
簡単にして組み立ての自動化が図りやすく、またコアー
材がずれたりすることなく品質の安定したものを得るこ
とができ、さらに寸法変えにも簡単に対応できるフラッ
シュパネルとその製造方法を提供するにある。
であって、本発明の目的とするところは組み立て工程を
簡単にして組み立ての自動化が図りやすく、またコアー
材がずれたりすることなく品質の安定したものを得るこ
とができ、さらに寸法変えにも簡単に対応できるフラッ
シュパネルとその製造方法を提供するにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明フラッシュパネルは、一対の相対向する第１の枠
材１と一対の相対向する第２の枠材２とを矩形状に配置
すると共に第１の枠材１の端部と第２の枠材２の端部と
を接合して周枠３を形成し、一対の第１の枠材１と一対
の第２の枠材２とで囲まれる空間にコアー材４を配置
し、このコアー材４の端部を第１の枠材１の内面に一体
に固定すると共にこのコアー材４を伸縮自在にし、コア
ー材４を内包するように周枠３の両面に面板５を貼着し
て成ることを特徴とする。
本発明フラッシュパネルは、一対の相対向する第１の枠
材１と一対の相対向する第２の枠材２とを矩形状に配置
すると共に第１の枠材１の端部と第２の枠材２の端部と
を接合して周枠３を形成し、一対の第１の枠材１と一対
の第２の枠材２とで囲まれる空間にコアー材４を配置
し、このコアー材４の端部を第１の枠材１の内面に一体
に固定すると共にこのコアー材４を伸縮自在にし、コア
ー材４を内包するように周枠３の両面に面板５を貼着し
て成ることを特徴とする。
【０００６】また本発明フラッシュパネルの製造方法
は、平行に相対向するように配置した一対の矩形板状の
原板６間に伸縮自在なコアー原材７を配置すると共にコ
アー原材７の端部を原板６に一体に固着してパネル用原
材８を形成し、このパネル用原材８を所定の幅で原板６
と直交する方向に切断することにより、原板６を切断し
た一対の第１の枠材１間にコアー原材７を切断したコア
ー材４が一体になったパネル芯体１０を形成し、このパ
ネル芯体１０の一対の第１の枠材１の間隔をコアー材４
の伸縮にて所定の間隔とすると共に第１の枠材１と直交
するように架設した一対の第２の枠材２の端部と第１の
枠材１の端部とを接合して周枠３を組み立て、コアー材
４を内包するように周枠３の両面に面板５を貼着するこ
とを特徴とする。
は、平行に相対向するように配置した一対の矩形板状の
原板６間に伸縮自在なコアー原材７を配置すると共にコ
アー原材７の端部を原板６に一体に固着してパネル用原
材８を形成し、このパネル用原材８を所定の幅で原板６
と直交する方向に切断することにより、原板６を切断し
た一対の第１の枠材１間にコアー原材７を切断したコア
ー材４が一体になったパネル芯体１０を形成し、このパ
ネル芯体１０の一対の第１の枠材１の間隔をコアー材４
の伸縮にて所定の間隔とすると共に第１の枠材１と直交
するように架設した一対の第２の枠材２の端部と第１の
枠材１の端部とを接合して周枠３を組み立て、コアー材
４を内包するように周枠３の両面に面板５を貼着するこ
とを特徴とする。
【０００７】また本発明の他のフラッシュパネルは、一
対の相対向する第１の枠材１と一対の相対向する第２の
枠材２とを矩形状に配置すると共に第１の枠材１の端部
と第２の枠材２の端部とを接合して周枠３を形成し、周
枠３内で一対の第１の枠材１間に中枠材９を架設して中
枠材９の端部を第１の枠材１の内面に接合し、一対の第
１の枠材１と一対の第２の枠材２と中枠材９とで囲まれ
る複数の空間に夫々コアー材４を配置し、各コアー材４
の端部を第１の枠材１の内面に一体に固定すると共にこ
のコアー材４を伸縮自在にし、コアー材４を内包するよ
うに周枠３の両面に面板５を貼着して成ることを特徴と
する。
対の相対向する第１の枠材１と一対の相対向する第２の
枠材２とを矩形状に配置すると共に第１の枠材１の端部
と第２の枠材２の端部とを接合して周枠３を形成し、周
枠３内で一対の第１の枠材１間に中枠材９を架設して中
枠材９の端部を第１の枠材１の内面に接合し、一対の第
１の枠材１と一対の第２の枠材２と中枠材９とで囲まれ
る複数の空間に夫々コアー材４を配置し、各コアー材４
の端部を第１の枠材１の内面に一体に固定すると共にこ
のコアー材４を伸縮自在にし、コアー材４を内包するよ
うに周枠３の両面に面板５を貼着して成ることを特徴と
する。
【０００８】また本発明の他のフラッシュパネルの製造
方法は、平行に相対向するように配置した一対の矩形板
状の原板６間に複数個の伸縮自在なコアー原材７を隣り
合うコアー原材７間に間隙を隔てるように配置すると共
に各コアー原材７の端部を原板６に一体に固着してパネ
ル用原材８を形成し、このパネル原材８を所定の幅で原
板６と直交する方向に切断することにより、原板６を切
断した一対の第１の枠材１間に複数のコアー原材７を切
断した複数のコアー材４が一体になったパネル芯体１０
を形成し、このパネル芯体１０の一対の第１の枠材１の
間隔をコアー材４の伸縮にて所定の間隔とすると共に第
１の枠材１と直交するように架設した一対の第２の枠材
２の端部と第１の枠材１の端部とを接合して周枠３を組
み立て、コアー材４を内包するように周枠３の両面に面
板５を貼着することを特徴とする。
方法は、平行に相対向するように配置した一対の矩形板
状の原板６間に複数個の伸縮自在なコアー原材７を隣り
合うコアー原材７間に間隙を隔てるように配置すると共
に各コアー原材７の端部を原板６に一体に固着してパネ
ル用原材８を形成し、このパネル原材８を所定の幅で原
板６と直交する方向に切断することにより、原板６を切
断した一対の第１の枠材１間に複数のコアー原材７を切
断した複数のコアー材４が一体になったパネル芯体１０
を形成し、このパネル芯体１０の一対の第１の枠材１の
間隔をコアー材４の伸縮にて所定の間隔とすると共に第
１の枠材１と直交するように架設した一対の第２の枠材
２の端部と第１の枠材１の端部とを接合して周枠３を組
み立て、コアー材４を内包するように周枠３の両面に面
板５を貼着することを特徴とする。
【０００９】
【作用】上記構成によれば、一対の第１の枠材１間に伸
縮自在なコアー材４を一体に設けたパネル芯体１０の状
態で組み立て工程に供給すれば、組み立て工程で第１の
枠材１の端部に第２の枠材２の端部を接合して周枠３を
組み立て周枠３に面板５を貼着することにより組み立て
ることができて、従来に比べて組み立て工程を簡単にし
て組み立ての自動化が図れる。またコアー材４が第１の
枠材１に一体になっているためにコアー材４がずれたり
することなく品質の安定した製品を得ることができる。
さらにコアー材４が伸縮するため、同じコアー材４でも
第２の枠材２や面板５として寸法の異なるものを用意す
るだけで寸法の異なるフラッシュパネルを容易に製造で
きる。
縮自在なコアー材４を一体に設けたパネル芯体１０の状
態で組み立て工程に供給すれば、組み立て工程で第１の
枠材１の端部に第２の枠材２の端部を接合して周枠３を
組み立て周枠３に面板５を貼着することにより組み立て
ることができて、従来に比べて組み立て工程を簡単にし
て組み立ての自動化が図れる。またコアー材４が第１の
枠材１に一体になっているためにコアー材４がずれたり
することなく品質の安定した製品を得ることができる。
さらにコアー材４が伸縮するため、同じコアー材４でも
第２の枠材２や面板５として寸法の異なるものを用意す
るだけで寸法の異なるフラッシュパネルを容易に製造で
きる。
【００１０】またパネル芯体１０は一対の矩形板状の原
板６間に伸縮自在なコアー原材７を配置すると共にコア
ー原材７の端部を原板６に一体に固着してパネル用原材
８を形成し、このパネル用原材８を所定の幅で原板６と
直交する方向に切断するだけで簡単に製造できる。また
中枠材９があるものでも上記のように簡単に製造できて
製造の自動化やフラッシュパネルの寸法変更に容易に対
応できる。
板６間に伸縮自在なコアー原材７を配置すると共にコア
ー原材７の端部を原板６に一体に固着してパネル用原材
８を形成し、このパネル用原材８を所定の幅で原板６と
直交する方向に切断するだけで簡単に製造できる。また
中枠材９があるものでも上記のように簡単に製造できて
製造の自動化やフラッシュパネルの寸法変更に容易に対
応できる。
【００１１】
【実施例】先ず、図１乃至図５に示す実施例から述べ
る。図３に示すようにパネル用原材８は矩形状の原板６
間にコアー原材７を一体に設けて形成されている。原板
６は厚さの厚い板材であり、原板６を原板６と直交する
方向に所定の幅で切断することにより枠材１となるもの
である。コアー原材７は例えば紙材のような材料で形成
される伸縮自在なものであり、本実施例の場合、図４に
示すように断面三角波状に屈曲した紙材の素材１１を複
数枚重ねるとともに上下に隣り合う素材１１の角同士を
長手方向に亙って接着してあると共に端部の素材１１の
角が原板６に一体に接着してある。１３は接着点であ
る。このように形成されたパネル用原材８は一対の原板
６が近接するようにコアー原材７を縮めた状態で、図３
に示す切断線１２のように原板６と直交する方向に所定
の幅で切断され、図５に示すようなパネル芯体１０が製
造される。このパネル芯体１０は、原板６が切断される
ことにより枠材１が形成され、コアー原材８が切断され
ることによりコアー材４が形成されたもので、一対の枠
材１が伸縮自在なコアー材４でつながっている。パネル
芯体１０は図５（ｂ）に示すように縮めた状態から図５
（ａ）のように伸ばすことができ、一対の第１の枠材１
の間隔を所定の間隔に設定した状態で一対の第１の枠材
１の端部間に第２の枠材２を直交する方向に架設し、図
１に示すように第１の枠材１の端部と第２の枠材２の端
部とをタッカー１４等で止めて接合して周枠３を組み立
てる。周枠３を組み立てた状態でコアー材４を内包する
ように周枠３の両面に面板５を配置し（図１では片方の
面板５を省略してある）、面板３を接着剤を介して貼着
し、プレスしてフラッシュパネルを形成する。異なる寸
法のフラッシュパネルを形成するときは、第２の枠材２
や面板５として異なる寸法のものを用意し、コアー材４
を伸ばす寸法を変えて第１の枠材１の間隔を変えるだけ
で対応できる。
る。図３に示すようにパネル用原材８は矩形状の原板６
間にコアー原材７を一体に設けて形成されている。原板
６は厚さの厚い板材であり、原板６を原板６と直交する
方向に所定の幅で切断することにより枠材１となるもの
である。コアー原材７は例えば紙材のような材料で形成
される伸縮自在なものであり、本実施例の場合、図４に
示すように断面三角波状に屈曲した紙材の素材１１を複
数枚重ねるとともに上下に隣り合う素材１１の角同士を
長手方向に亙って接着してあると共に端部の素材１１の
角が原板６に一体に接着してある。１３は接着点であ
る。このように形成されたパネル用原材８は一対の原板
６が近接するようにコアー原材７を縮めた状態で、図３
に示す切断線１２のように原板６と直交する方向に所定
の幅で切断され、図５に示すようなパネル芯体１０が製
造される。このパネル芯体１０は、原板６が切断される
ことにより枠材１が形成され、コアー原材８が切断され
ることによりコアー材４が形成されたもので、一対の枠
材１が伸縮自在なコアー材４でつながっている。パネル
芯体１０は図５（ｂ）に示すように縮めた状態から図５
（ａ）のように伸ばすことができ、一対の第１の枠材１
の間隔を所定の間隔に設定した状態で一対の第１の枠材
１の端部間に第２の枠材２を直交する方向に架設し、図
１に示すように第１の枠材１の端部と第２の枠材２の端
部とをタッカー１４等で止めて接合して周枠３を組み立
てる。周枠３を組み立てた状態でコアー材４を内包する
ように周枠３の両面に面板５を配置し（図１では片方の
面板５を省略してある）、面板３を接着剤を介して貼着
し、プレスしてフラッシュパネルを形成する。異なる寸
法のフラッシュパネルを形成するときは、第２の枠材２
や面板５として異なる寸法のものを用意し、コアー材４
を伸ばす寸法を変えて第１の枠材１の間隔を変えるだけ
で対応できる。
【００１２】次に図６乃至図８に示す実施例について述
べる。図７に示すようにパネル用原材８は矩形状の原板
６間に複数のコアー原材７を介装し、コアー原材７の端
部を原板６に一体に接合してある。本実施例の場合、２
個のコアー原材７を介装してあり、２個のコアー原材７
間に中枠材９のための間隙Ｓを設けてある。このパネル
用原材８も上記実施例と同様に切断され、一対の第１の
枠材１がコアー材４でつながったパネル芯体１０が形成
される。このパネル芯体１０では一対の枠材１間に２つ
のコアー材４があり、２つのコアー材４間に隙間Ｓ′が
ある。このパネル芯体１０の一対の第１の枠材１の間隔
を所定の間隔に設定した状態で一対の第１の枠材１の端
部間に第２の枠材２を直交する方向に架設し、図６に示
すように第１の枠材１の端部と第２の枠材２の端部とを
タッカー１４等で止めて接合して周枠３を組み立て、隙
間Ｓ′に中枠材９を挿入し、中枠材９の端部を第１の枠
材１の内面にタッカー１４等にて接合する。周枠３を組
み立てた状態でコアー材４を内包するように周枠３の両
面に面板５を配置し（図６では片方の面板５を省略して
ある）、面板５を接着剤を介して貼着し、プレスしてフ
ラッシュパネルを形成する。
べる。図７に示すようにパネル用原材８は矩形状の原板
６間に複数のコアー原材７を介装し、コアー原材７の端
部を原板６に一体に接合してある。本実施例の場合、２
個のコアー原材７を介装してあり、２個のコアー原材７
間に中枠材９のための間隙Ｓを設けてある。このパネル
用原材８も上記実施例と同様に切断され、一対の第１の
枠材１がコアー材４でつながったパネル芯体１０が形成
される。このパネル芯体１０では一対の枠材１間に２つ
のコアー材４があり、２つのコアー材４間に隙間Ｓ′が
ある。このパネル芯体１０の一対の第１の枠材１の間隔
を所定の間隔に設定した状態で一対の第１の枠材１の端
部間に第２の枠材２を直交する方向に架設し、図６に示
すように第１の枠材１の端部と第２の枠材２の端部とを
タッカー１４等で止めて接合して周枠３を組み立て、隙
間Ｓ′に中枠材９を挿入し、中枠材９の端部を第１の枠
材１の内面にタッカー１４等にて接合する。周枠３を組
み立てた状態でコアー材４を内包するように周枠３の両
面に面板５を配置し（図６では片方の面板５を省略して
ある）、面板５を接着剤を介して貼着し、プレスしてフ
ラッシュパネルを形成する。
【００１３】
【発明の効果】本発明は叙述のように構成されているの
で、一対の第１の枠材間に伸縮自在なコアー材を一体に
設けたパネル芯体の状態で組み立て工程に供給すれば、
組み立て工程で第１の枠材の端部に第２の枠材の端部を
接合して周枠を組み立て周枠に面板を貼着することによ
り組み立てることができて、従来に比べて組み立て工程
を簡単にして組み立ての自動化が図れるものであり、ま
たコアー材が第１の枠材に一体になっているためにコア
ー材がずれたりすることなく品質の安定した製品を得る
ことができるものであり、さらにコアー材が伸縮するた
め、同じコアー材でも第２の枠材や面板として寸法の異
なるものを用意するだけで寸法の異なるフラッシュパネ
ルを容易に製造できるものである。
で、一対の第１の枠材間に伸縮自在なコアー材を一体に
設けたパネル芯体の状態で組み立て工程に供給すれば、
組み立て工程で第１の枠材の端部に第２の枠材の端部を
接合して周枠を組み立て周枠に面板を貼着することによ
り組み立てることができて、従来に比べて組み立て工程
を簡単にして組み立ての自動化が図れるものであり、ま
たコアー材が第１の枠材に一体になっているためにコア
ー材がずれたりすることなく品質の安定した製品を得る
ことができるものであり、さらにコアー材が伸縮するた
め、同じコアー材でも第２の枠材や面板として寸法の異
なるものを用意するだけで寸法の異なるフラッシュパネ
ルを容易に製造できるものである。
【００１４】またパネル芯体は一対の矩形板状の原板間
に伸縮自在なコアー原材を配置すると共にコアー原材の
端部を原板に一体に固着してパネル用原材を形成し、こ
のパネル用原材を所定の幅で原板と直交する方向に切断
するだけで簡単に製造できるものであって、パネル芯体
も簡単に量産できるものである。また中枠材があるもの
でも上記のように簡単に製造できて製造の自動化やフラ
ッシュパネルの寸法変更に容易に対応できるものであ
る。
に伸縮自在なコアー原材を配置すると共にコアー原材の
端部を原板に一体に固着してパネル用原材を形成し、こ
のパネル用原材を所定の幅で原板と直交する方向に切断
するだけで簡単に製造できるものであって、パネル芯体
も簡単に量産できるものである。また中枠材があるもの
でも上記のように簡単に製造できて製造の自動化やフラ
ッシュパネルの寸法変更に容易に対応できるものであ
る。
【図１】本発明の一実施例を示す分解斜視図である。
【図２】同上の面板を省略した分解正面図である。
【図３】同上のパネル用原材を示す斜視図である。
【図４】（ａ）は同上のコアー原材を示す断面図、
（ｂ）は同上の素材を示す斜視図である。
（ｂ）は同上の素材を示す斜視図である。
【図５】同上のパネル芯体を示し、（ａ）は伸ばした状
態の斜視図、（ｂ）は縮めた状態の斜視図である。
態の斜視図、（ｂ）は縮めた状態の斜視図である。
【図６】同上の他の実施例の分解斜視図である。
【図７】同上のパネル用原材を示す斜視図である。
【図８】同上のパネル芯体を示し、（ａ）は伸ばした状
態の斜視図、（ｂ）は縮めた状態の斜視図である。
態の斜視図、（ｂ）は縮めた状態の斜視図である。
１ 第１の枠材 ２ 第２の枠材 ３ 周枠 ４ コアー材 ５ 面板 ６ 原板 ７ コアー原材 ８ パネル用原材 ９ 中枠材 １０ パネル芯体
Claims (4)
- 【請求項１】 一対の相対向する第１の枠材と一対の相
対向する第２の枠材とを矩形状に配置すると共に第１の
枠材の端部と第２の枠材の端部とを接合して周枠を形成
し、一対の第１の枠材と一対の第２の枠材とで囲まれる
空間にコアー材を配置し、このコアー材の端部を第１の
枠材の内面に一体に固定すると共にこのコアー材を伸縮
自在にし、コアー材を内包するように周枠の両面に面板
を貼着して成ることを特徴とするフラッシュパネル。 - 【請求項２】 平行に相対向するように配置した一対の
矩形板状の原板間に伸縮自在なコアー原材を配置すると
共にコアー原材の端部を原板に一体に固着してパネル用
原材を形成し、このパネル用原材を所定の幅で原板と直
交する方向に切断することにより、原板を切断した一対
の第１の枠材間にコアー原材を切断したコアー材が一体
になったパネル芯体を形成し、このパネル芯体の一対の
第１の枠材の間隔をコアー材の伸縮にて所定の間隔とす
ると共に第１の枠材と直交するように架設した一対の第
２の枠材の端部と第１の枠材の端部とを接合して周枠を
組み立て、コアー材を内包するように周枠の両面に面板
を貼着することを特徴とするフラッシュパネルの製造方
法。 - 【請求項３】 一対の相対向する第１の枠材と一対の相
対向する第２の枠材とを矩形状に配置すると共に第１の
枠材の端部と第２の枠材の端部とを接合して周枠を形成
し、周枠内で一対の第１の枠材間に中枠材を架設して中
枠材の端部を第１の枠材の内面に接合し、一対の第１の
枠材と一対の第２の枠材と中枠材とで囲まれる複数の空
間に夫々コアー材を配置し、各コアー材の端部を第１の
枠材の内面に一体に固定すると共にこのコアー材を伸縮
自在にし、コアー材を内包するように周枠の両面に面板
を貼着して成ることを特徴とするフラッシュパネル。 - 【請求項４】 平行に相対向するように配置した一対の
矩形板状の原板間に複数個の伸縮自在なコアー原材を隣
り合うコアー原材間に間隙を隔てるように配置すると共
に各コアー原材の端部を原板に一体に固着してパネル用
原材を形成し、このパネル用原材を所定の幅で原板と直
交する方向に切断することにより、原板を切断した一対
の第１の枠材間に複数のコアー原材を切断した複数のコ
アー材が一体になったパネル芯体を形成し、このパネル
芯体の一対の第１の枠材の間隔をコアー材の伸縮にて所
定の間隔とすると共に第１の枠材と直交するように架設
した一対の第２の枠材の端部と第１の枠材の端部とを接
合して周枠を組み立て、コアー材を内包するように周枠
の両面に面板を貼着することを特徴とするフラッシュパ
ネルの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1022494A JPH07217063A (ja) | 1994-02-01 | 1994-02-01 | フラッシュパネルとその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1022494A JPH07217063A (ja) | 1994-02-01 | 1994-02-01 | フラッシュパネルとその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07217063A true JPH07217063A (ja) | 1995-08-15 |
Family
ID=11744320
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1022494A Pending JPH07217063A (ja) | 1994-02-01 | 1994-02-01 | フラッシュパネルとその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07217063A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009174204A (ja) * | 2008-01-25 | 2009-08-06 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 建築用パネル材の製造方法 |
| JP2009270342A (ja) * | 2008-05-08 | 2009-11-19 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 建築用パネル材の製造方法 |
-
1994
- 1994-02-01 JP JP1022494A patent/JPH07217063A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009174204A (ja) * | 2008-01-25 | 2009-08-06 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 建築用パネル材の製造方法 |
| JP2009270342A (ja) * | 2008-05-08 | 2009-11-19 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 建築用パネル材の製造方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20001205 |