JP2009174204A - 建築用パネル材の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】パネル材10のコア材12は、厚さ方向に開口する多数の中空筒状セル12aの集合体からなり、幅方向に伸縮する伸縮性を有しており、一対の縦枠材11,11の対向面に、収縮状態とされた前記コア材の幅方向両端部を接着して両縦枠材と該コア材とを連結した縦枠コア体を形成し、該縦枠コア体の両縦枠材を引き離すようにして前記コア材を伸張させた状態で、前記上端部対向面間及び前記下端部対向面間に前記横枠材をそれぞれ突っ張り状に介在させて、これら横枠材の両端面14,14を前記縦枠材の上下端部対向面にそれぞれ接着剤で接着してパネル芯材15を形成し、該パネル芯材の表裏面のそれぞれに面材16,17を貼り付けて建築用パネル材を形成するようにしている。
【選択図】図2
Description
このような木質材料を基材としたパネル材では、重量が大きいため、運搬や施工時の取り扱い性が悪いといった問題や、木質資源の使用による環境への負荷が大きいといった問題があった。
このようなフラッシュパネルに採用されるコア材としては、ハニカム形状やひし形状等の幾何学形状の中空筒状セルの集合体からなるコア材や、発泡体等のコア材が採用されている。
特に、軽量であり、かつ厚さ方向の強度が大きいことから中空筒状セルの集合体からなるコア材が好ましく用いられている。
このものでは、片面中空波状を成す段ボール材質の帯体を相互の隣接面を接着することで菱形模様の中空コアを形成している。この中空コアは、幅方向に伸縮自在であるので、収縮性により運搬、取り扱いが至便である、とされている。また、中空コアの両端に枠木を取着した態様においては、建具内への当込み取付けが容易に行える、とされている。
上記した外枠をタッカー等によって接合するものでは、タッカー止めの工程が必要となり、製造工程の簡略化が望まれていた。また、廃棄する際には、打ち込まれたタッカーを分別する必要があるので、除去する必要があり、廃棄作業も面倒であった。
上記特許文献1記載のものでも、組み付けられた建具の外枠内側面に、中空コアに取着した枠木を取り付ける構成とされており、更なる製造工程の簡略化が望まれていた。
すなわち、前記したように縦枠材と横枠材とをタッカー止め等によって予め枠組みして外枠を形成した後に、コア材を該外枠内に配設するものと比べて、製造工程の簡略化が図れる。また、外枠を組み付けるためのタッカー打ちが不要となるため、廃棄する際にも分別のためにタッカーを除去する必要がない建築用パネル材を提供できる。
さらに、例えば、ドアパネル等として使用される際に、ドアの幅サイズのみが種々異なる場合にも、それらのサイズに合わせて横枠材をそれぞれ用意するようにすれば、コア材の伸縮性により縦枠材及びコア材は、同一のものを使用できるので、製造コストを低減できる。すなわち、所望する建築用パネル材自体のパネル幅に応じて、横枠材の長さを調整することで、パネル幅サイズの異なる建築用パネル材を容易に製造できる。
さらにまた、外枠内に配設される芯材を、厚さ方向に開口する多数の中空筒状セルの集合体からなるコア材としているので、軽量でありながら、例えば、芯材を発泡体等としたものと比べて、厚さ方向の強度が大きい建築用パネル材を提供できる。
図1(a)〜(c)、図2(a)、図3(a),(b)は、いずれも第1実施形態に係る建築用パネル材の製造方法を説明するための建築用パネル材の一部分解概略斜視図、図2(b)は、同実施形態に係る建築用パネル材の製造方法で製造された建築用パネル材の概略斜視図である。
尚、各図において、収縮状態及び伸張状態を示したコア材は、模式的に示している。
前記各部材から構成された建築用パネル材10は、図2(b)に示すように、本実施形態では、平板状の略直方体形状とされ、引戸や折り戸、開き戸等の扉、内壁、間仕切り、棚、キッチンパネル、天井等の内装材や、キャビネットなどの収納家具の前板(扉)、天板、棚板、側板、底板、背板等の家具材等に使用される。
本実施形態では、上記縦枠材11は、その長手方向(高さ方向)に、繊維方向を揃えたLVLを適用している。このようなLVLを使用することにより、縦枠材11の長手方向の引張及び圧縮強度が大きくなり、建築用パネル材自体の縦方向の強度を高めることができ、ドアパネルや間仕切り等の建て付け施行されるものにも好適である。
上記面材16,17としては、無垢の木材を平板状に加工したものや、集成材や合板、LVL(単板積層材)、パーティクルボード、MDF等の木質繊維板を平板状、薄板状に加工した木質系材料が採用される。
本実施形態では、コア材12は、段ボール原紙やクラフト紙質等の紙材を接着剤で重積接着して形成された多数の中空菱形筒状セル12aの集合体からなるペーパーコア材12とされている。
このようなペーパーコア材12としては、最大限伸張させた状態(展張状態とも言う)の体積から収縮状態の体積を引いた値を、展張状態の体積で除して得た空隙率が0.9(90%)以上のものとしてもよい。
また、このようなペーパーコア材12は、例えば、伸張状態で形成される中空筒状セルの形状に応じて筋条に接着剤を塗布して複数枚の紙材を積層接着して形成した収縮状態の平板状基材を、該筋条と直交する方向に沿って、切断することにより形成するようにしてもよい。
上記ペーパーコア材12の縦枠材11,11に接着される両端部12b,12bの縦方向長さ(縦枠材11の長手方向に沿う長さ)は、後記する縦枠材11の上下端部対向面11a,11bを除いた内側面の長さに合わせた長さとされている。
上記横枠材14の両端面14a,14aは、後記する縦枠材11,11の上端部対向面11a,11a及び下端部対向面11b,11bと略同形同大とされている。
すなわち、縦枠材11の内側面に長手方向に沿って上方から順に、上側横枠材14の端面14a、ペーパーコア材12の幅方向外側面を構成する端部12b、及び下側横枠材14の端面14aがそれぞれ全体に亙って接着される構成とされている。
また、上記横枠材14の長さ(横枠材の長手方向に沿う長さ、パネル材自体の幅方向に沿う長さ)は、上記ペーパーコア材12が最大限収縮された状態の幅よりも大きく、上記ペーパーコア材12が最大限伸張された状態の幅よりも小さい範囲内で、所望する建築用パネル材10のパネル幅に応じて、適宜、設定される。
また、セルサイズ(展張状態におけるセルの幅)は、3mm程度〜30mm程度としてもよく、建築用パネル材の使用される箇所等に応じて、強度が必要な場合には小さく、すなわち、中空筒状セルの個数を多くして、中空筒状セルを細密に形成するようにしてもよい。
さらに、上記ペーパーコア材12に、エポキシ樹脂等の補強用の樹脂を更に含浸させるようにしてもよい。
さらにまた、コア材12としては、紙材からなるものに限られず、アルミ材等の金属や硬質ポリ塩化ビニル樹脂、ポリプロピレン樹脂等の合成樹脂からなるものとしてもよい。
図3(a)に示すように、収縮状態とされたペーパーコア材12の幅方向両端部12b,12bを、一対の縦枠材11,11のそれぞれ上端部対向面11a,11a及び下端部対向面11b,11bを除いて、両縦枠材11,11のそれぞれの対向面(内側面)に接着剤で接着して、図3(b)に示すように、縦枠コア体13を形成する。
この際、上記接着剤は、両縦枠材11,11のそれぞれの対向面全面に塗布するようにしている。すなわち、ペーパーコア材12の幅方向両端部12b,12bが接着されない上端部対向面11a,11a及び下端部対向面11b,11bにも接着剤を塗布するようにしている。
この際、上記接着剤によって、両縦枠材11,11とペーパーコア材12との連結状態が保持されるとともに、上端部対向面11a,11a及び下端部対向面11b,11bに塗布された接着剤は、完全には乾燥、硬化していない状態とされている。
これによれば、上記縦枠コア体13を形成するために塗布された接着剤を利用して、横枠材14,14を縦枠材11,11の上下端部対向面11a,11bのそれぞれに接着するようにしているので、横枠材14,14の両端面14a,14aを接着するために再度、接着剤を塗布する必要がなく、製造工程の簡略化がより図れる。
このパネル芯材15の表裏面に、図2(a)に示すように、表面材16及び裏面材17を貼り付ける。この際、ロール等によって、パネル芯材15の表裏両面に接着剤を塗布するようにしている。これにより、表裏面材16,17の接着面の全面に接着剤を塗布する場合と比べて、接着剤の塗布量を低減できる。
このように、表裏面材16,17をパネル芯材15の表裏面に貼り付けて、図2(b)に示すように、建築用パネル材10が製造される。
すなわち、縦枠材と横枠材とをタッカー止め等によって予め枠組みして外枠を形成した後に、コア材を該外枠内に配設するものと比べて、製造工程の簡略化が図れる。また、外枠を組み付けるためのタッカー打ちが不要となるため、廃棄する際にも分別のためにタッカーを除去する必要がない建築用パネル材10を提供できる。
さらにまた、外枠内に配設される芯材を、厚さ方向に開口する多数の中空菱形筒状セル12aの集合体からなるペーパーコア材12としているので、軽量でありながら、例えば、芯材を発泡体等としたものと比べて、厚さ方向の強度が大きい建築用パネル材10を提供できる。
また、特に、本実施形態においては、縦枠材11,11、横枠材14,14及び表裏面材16,17をそれぞれ木質系材料とし、コア材を紙材からなるペーパーコア材12とし、これら各部材を接着剤によって接着するようにしているので、分別することなく廃棄でき、廃棄作業がより簡便な建築用パネル材10を提供できる。
また、本実施形態では、縦枠コア体13を形成する際に、縦枠材11,11の対向面(内側面)の全面に接着剤を塗布して、該接着剤によって横枠材14,14の両端面14a,14aを接着するようにした例を示しているが、両縦枠材11,11とペーパーコア材12とを接着剤で接着して連結した縦枠コア体13を形成した後、縦枠材11,11の上下端部対向面11a,11bのそれぞれに接着剤を塗布して、横枠材14,14を両縦枠材11,11間に介在させ、その両端面14a,14aを接着するようにしてもよい。
図4(a)、(b)は、いずれも第2実施形態に係る建築用パネル材の製造方法を説明するための説明図であり、それぞれ概略斜視図である。
尚、第1実施形態との相違点は、主に縦枠コア体の製造工程であり、同様の構成及び工程については、説明を省略あるいは簡略に説明する。
上記基板21は、形成する縦枠材11Aの幅(建築用パネル材の幅方向に沿う幅)に合わせた厚さに形成されており、無垢の木材を平板状に加工したものや、集成材や合板、LVL(単板積層材)、パーティクルボード、MDF等の木質繊維板を平板状に加工した木質系材料が採用される。
本実施形態では、縦枠材11Aの長手方向(高さ方向)に、繊維方向を揃えたLVLを適用している。このようなLVLを使用することにより、建築用パネル材自体の縦方向の強度を高めることができ、ドアパネルや間仕切り等の建て付け施行されるものにも好適である。
このようにして形成された縦枠コア積層体20を、図4(a)の二点鎖線で示すように、上記筋条と直交する方向に沿って所定幅で切断することにより、図4(b)に示すように、縦枠コア体13Aが形成される。
次いで、その状態で、前記第1実施形態と同様、縦枠材11A,11Aの上端部対向面11Aa,11Aa間及び下端部対向面11Ab,11Ab間に、前記同様の横枠材14,14をそれぞれ突っ張り状に介在させて、これら横枠材14,14の両端面14a,14aを縦枠材11A,11Aの上下端部対向面11Aa,11Abにそれぞれ接着剤で接着して前記同様のパネル芯材15を形成する(図1参照)。
次いで、パネル芯材15の表裏面のそれぞれに、前記同様の面材16,17を貼り付けて建築用パネル材10を形成するようにしている(図2参照)。
また、両縦枠材とペーパーコア材とをそれぞれ個別に加工する場合と比べて、両縦枠材及びペーパーコア材の厚さを容易かつ精度良く、略同厚さに加工できる。
図5(a)、(b)及び図6(a)、(b)は、いずれも第3実施形態に係る建築用パネル材の製造方法を説明するための建築用パネル材の一部分解概略平面図、図6(c)は、同実施形態に係る建築用パネル材の製造方法で製造された建築用パネル材の概略平面図である。
尚、第1実施形態との相違点を中心に説明し、同様の構成及び工程については、説明を省略あるいは簡略に説明する。
このようなガラスパネル23が嵌め込まれた建築用パネル材10Aは、ドアパネルや間仕切り、キャビネットの扉等に好適に使用できる。
尚、図6(c)において、符合24は、ガラスパネル23の周縁部を表裏で固定保持する額縁部材である。
また、上記開口部opに嵌め込むパネル部材は、ガラス以外のものとしてもよい。
上記横枠材14A,14Aは、上記第1実施形態と同様、それぞれ角柱状に加工された木質系材料からなる。
上記中枠材18は、これら横枠材14A,14Aと同様、角柱状に加工された木質系材料からなり、上記横枠材14A,14Aと略同長さとされている。
これら一対の副パネル芯材15Aの上下端部を連結する一対の連結横枠19,19は、上記横枠材14A,14A及び中枠材18と同様、角柱状に加工された木質系材料からなる。
上記縦枠材のうち外方側に配置される外側縦枠材11Bは、内方側に配置される内側縦枠材11Cよりも長手方向長さが長く形成されている。すなわち、外側縦枠材11Bは、図5(b)に示すように、後記する連結横枠19,19の端面19aが接着される連結横枠接着用上端部対向面11Bd,11Bd及び連結横枠接着用下端部対向面11Be,11Beが形成されるように内側縦枠材11Cよりも長く形成されている。
従って、例えばこれら外側縦枠材11B,11B及び連結横枠19,19を、長手方向に引張及び圧縮強度のあるLVLで構成し、各副パネル芯材15Aのそれぞれ内側縦枠材11C,11C、横枠材14A,14A及び中枠材18を、パーティクルボード等の安価な材料で構成するようにしてもよい。これによれば、建築用パネル材10A自体の外周の強度が高められるとともに、安価に製造できる。
該ペーパーコア材12Bは、本実施形態では、厚さ方向に開口する多数の蜂の巣状(ハニカム形状)セル12Baの集合体からなる幅方向に伸縮する伸縮性を有したペーパーハニカムコア材(ヘクスコアとも言う)12Bとされている。
このペーパーハニカムコア材12Bの形成は、上記第1実施形態と同様、上方側ペーパーコア材12BA及び下方側ペーパーコア材12BBをそれぞれ形成するように、複数枚の紙材を積層接着して形成される。
コア材を上記のようなペーパーハニカムコア材12Bとすることで、軽量かつ安価であるとともに、他形状のセルとした場合と比べて、セルの細密化が効率的に図れるとともに強度をより高めた建築用パネル材10Aを提供できる。
この状態で、両縦枠材11B,11Cの上端部対向面11Ba,11Ca間、中枠材接着用対向面11Bc,11Cc間及び下端部対向面11Bb,11Cb間に、上側横枠材14A、中枠材18及び下側横枠材14Aを、それぞれ突っ張り状に介在させて、これら横枠材14A,14Aのそれぞれ両端面14Aa,14Aa及び中枠材18の両端面18a,18aを両縦枠材11B,11Cの上端部対向面11Ba,11Ca、中枠材接着用対向面11Bc,11Cc及び下端部対向面11Bb,11Cbに、それぞれ接着剤で接着して、図6(a)に示すように、一対の副パネル芯材15Aを形成する。
この際、上下の連結横枠19,19のそれぞれ両端面19a,19aを、上記した外側縦枠材11B,11Bの上下端部に設けられた、上下の連結横枠接着用対向面11Bd,11Beに当接させることで、容易に位置決めがなされて、接着できる。
上記のように形成されたパネル芯材25の表裏面のそれぞれに、表面材16A及び裏面材17Aを貼り付け、ガラスパネル23を開口部opに嵌め込み、額縁部材24を固着して、建築用パネル材10Aが形成される。
尚、表面材16A及び裏面材17Aには、開口部opに応じた開口が形成されている。
また、横枠材14A,14A及び中枠材18の長手方向に沿う長さを調整して、所定幅の一対の副パネル芯材15A,15Aを形成するとともに、連結横枠19,19の長手方向に沿う長さを調整することで、上記第1実施形態及び第2実施形態と同様、パネル幅サイズの異なる建築用パネル材10Aを容易に製造できる。
尚、本実施形態では、ペーパーハニカムコア材12Bを、縦枠材11B,11Cの長手方向に沿って、二つに分割した例を示しているが、三つ以上に分割するようにしてもよい。この場合は、それぞれのペーパーハニカムコア材の間に中枠材を介在させるようにしてもよい。
11,11A,11B,11C 縦枠材
11a,11Aa,11Ba,11Ca 縦枠材の上端部対向面
11b,11Ab,11Bb,11Cb 縦枠材の下端部対向面
12,12A ペーパーコア材(コア材)
12a 中空菱形筒状セル(中空筒状セル)
12b コア材の両端部
12B ペーパーハニカムコア材(コア材)
12Ba 蜂の巣状セル(中空筒状セル)
13,13A,13B 縦枠コア体
14,14A 横枠材
14a,14Aa 横枠材の両端面
15,15A,25 パネル芯材
16,16A 表面材
17,17A 裏面材
18 中枠材
Claims (3)
- 一対の縦枠材と一対の横枠材とからなる外枠内にコア材を配設した建築用パネル材の製造方法であって、
前記コア材は、厚さ方向に開口する多数の中空筒状セルの集合体からなり、幅方向に伸縮する伸縮性を有しており、
前記一対の縦枠材の少なくとも上端部対向面及び下端部対向面を除いて、前記一対の縦枠材の対向面に、収縮状態とされた前記コア材の幅方向両端部を接着して両縦枠材と該コア材とを連結した縦枠コア体を形成し、
該縦枠コア体の両縦枠材を引き離すようにして前記コア材を伸張させた状態で、前記上端部対向面間及び前記下端部対向面間に前記横枠材をそれぞれ突っ張り状に介在させて、これら横枠材の両端面を前記縦枠材の上下端部対向面にそれぞれ接着剤で接着してパネル芯材を形成し、
該パネル芯材の表裏面のそれぞれに面材を貼り付けて建築用パネル材を形成するようにしたことを特徴とする建築用パネル材の製造方法。 - 請求項1において、
前記コア材は、前記縦枠材の長手方向に沿って複数個に分割されており、
これらコア材間に、前記横枠材と略同長さとされた中枠材を、前記引き離し状態とされた両縦枠材間に突っ張り状に更に介在させて、該中枠材の両端面を前記縦枠材の対向面にそれぞれ接着剤で接着して前記パネル芯材を形成するようにしたことを特徴とする建築用パネル材の製造方法。 - 請求項1または2において、
前記コア材は、多数の蜂の巣状セルの集合体を紙材で形成したペーパーハニカムコア材からなることを特徴とする建築用パネル材の製造方法。
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