JPH0721658Y2 - 掘削バケットの掘削爪 - Google Patents

掘削バケットの掘削爪

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Publication number
JPH0721658Y2
JPH0721658Y2 JP2143093U JP2143093U JPH0721658Y2 JP H0721658 Y2 JPH0721658 Y2 JP H0721658Y2 JP 2143093 U JP2143093 U JP 2143093U JP 2143093 U JP2143093 U JP 2143093U JP H0721658 Y2 JPH0721658 Y2 JP H0721658Y2
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JP
Japan
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bucket
claw
excavating
drilling
excavation
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JP2143093U
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English (en)
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JPH0583062U (ja
Inventor
武雄 笹森
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、バケット本体に着脱可
能に取付けられる大容量の掘削バケットの掘削爪に係
り、特に大容量ボトムダンプ式バケットに好適な掘削爪
に関する。
【0002】
【従来の技術】大型の油圧ショベルに備えられる掘削バ
ケット、例えば大容量のボトムダンプ式バケットにおい
ては、その掘削爪が摩耗したら交換できるように、掘削
爪をバケット本体に着脱可能に取付けている。また、前
記掘削爪は一般に鋳物で作られると共に、バケットの容
量によっては掘削爪1本の重量が50〜100kgにな
る場合もある。
【0003】次に、従来の掘削爪を具えた大容量ボトム
ダンプ式バケットの構造を図3ないし図5により説明す
る。図3において、バケット本体はリヤバケット1とフ
ロントバケット2とで構成され、フロントバケット2は
ピン3を支点にリヤバケット1に対して回動できるよう
になっている。リヤバケット1の内部にはフロントバケ
ット2を回動させる開閉シリンダ4が設置され、その開
閉シリンダ4のロッド4aの先端部はアーム5を介して
前記ピン3に連結されている。そして、開閉シリンダ4
の短縮、伸長動作によりフロントバケット2が開閉する
ようになっている。また、フロントバケット2の前縁部
2aには鋳物で作られた複数本の掘削爪6が取付けられ
ている。
【0004】図4、図5において、フロントバケツト2
の前縁部2aには、複数のノーズ2bが所定間隔をもっ
て突設され、各ノーズ2bに前記掘削爪6のキャップ部
6aを嵌合し、かつ、キャップ部6aとノーズ2bとに
穿った長孔のピン孔に2本のテーパピン8a,8bを圧
入することで、各掘削爪6がフロントバケット2の前縁
部2aに固定されている。また、前記のテーパピン8
a,8bを抜き出せば、掘削爪6をフロントバケット2
から取外すことができる。なお、図4において、7はノ
ーズ2bと2bとの間のフロントバケット2の前縁部2
aに嵌め込まれ、該前縁部2aの摩耗を防止するシュラ
ウドを示す。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】上記の掘削バケットに
おいて、摩耗により掘削爪6を新しいものと交換する場
合、従来の掘削爪はチェーンブロック等の吊上げ機械で
吊り上げられるようになっていないので、前述したよう
に重量が50kg以上もある場合には、作業員2,3人
がかりで掘削爪を持ち上げて交換作業を行なわれなけれ
ばならないという問題がある。
【0006】本考案の目的は、掘削爪交換の際、掘削爪
を吊り上げて交換作業を容易に、かつ安全に行なうこと
ができる掘削バケットの掘削爪を提供することにある。
【0007】
【問題点を解決するための手段】上記の目的は、掘削爪
の爪先部の上面にブラケットを溶着し、そのブラケット
に爪吊り上げ用の孔を設けることにより、達成される。
【0008】
【作用】掘削爪交換に際しては、爪先部のブラケットの
孔に吊り上げ用ワイヤロープを通し、吊上げ機械により
掘削爪を吊り上げる。その場合、本考案においては、爪
先側を吊り上げるので、特にボトムダンプ式バケットの
掘削爪にあっては、そのキャップ部が下向きとなり、フ
ロントバケットの前縁部のノーズへの嵌め込みが容易と
なって、交換作業を容易に、かつ、安全に行なうことが
できる。
【0009】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図1および図2に
より説明する。図1はボトムダンプ式バケットにおける
本考案の掘削爪の側面図である。
【0010】この掘削爪10は爪先部10aと、フロン
トバケットの前縁部のノーズに嵌め込まれるキャップ部
10bと、テーパーピンを圧入させるピン孔10cとが
鋳物で一体に作られている。本考案においては、前記爪
先部10aの上面にブラケット12を溶着し、そのブラ
ケット12に爪吊り上げ用の孔13を設けている。
【0011】本考案の掘削爪は、上記のような構成であ
るから、掘削爪交換に際しては、図2に示すように爪先
部10aの孔13に吊り上げ用ワイヤロープ14を通
し、吊上げ機械(図示せず)により掘削爪10を吊り上
げる。すると、孔13は爪先部1aに溶着したブラケッ
ト12に設けているので、爪先部10a側を吊りあげて
キャップ部10bが下向きとなり、フロントバケット2
の前縁部のノーズ2bへの嵌め込みが容易となって、掘
削爪の交換作業を容易にかつ安全に行なうことができ
る。
【0012】
【考案の効果】以上述べたように、本考案によれば、掘
削爪の交換の際、キャップ部が下向きとなるように掘削
爪を吊り上げることができるので、フロントバケットの
前縁部のノーズへの嵌め込みが容易となって、交換作業
を容易にかつ安全に行なうことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施の一例を示す掘削爪の側面図
【図2】掘削爪交換時に爪を吊上げた状態を示す説明図
【図3】掘削爪を取付けたボトムダンプ式バケットの側
面図
【図4】図3のVII−VII方向から見た平面図
【図5】図4のVIII−VIII断面図
【符号の説明】
1…リヤバケット、2…フロントバケット、2b…ノー
ズ、10…掘削爪、10a…爪先部、12…ブラケッ
ト、13…爪吊り上げ用の孔、14…吊り上げ用ワイヤ
ロープ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バケット本体の前縁に複数本の掘削爪を
    着脱可能に取付けてなる掘削バケットにおいて、掘削爪
    の爪先部の上面にブラケットを溶着し、そのブラケット
    に爪吊り上げ用の孔を設けたことを特徴とする掘削バケ
    ットの掘削爪。
JP2143093U 1993-04-23 1993-04-23 掘削バケットの掘削爪 Expired - Lifetime JPH0721658Y2 (ja)

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JP2143093U JPH0721658Y2 (ja) 1993-04-23 1993-04-23 掘削バケットの掘削爪

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JP2143093U JPH0721658Y2 (ja) 1993-04-23 1993-04-23 掘削バケットの掘削爪

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Publication Number Publication Date
JPH0583062U JPH0583062U (ja) 1993-11-09
JPH0721658Y2 true JPH0721658Y2 (ja) 1995-05-17

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ID=12054778

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