JPH0423960Y2 - - Google Patents

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JPH0423960Y2
JPH0423960Y2 JP1986138599U JP13859986U JPH0423960Y2 JP H0423960 Y2 JPH0423960 Y2 JP H0423960Y2 JP 1986138599 U JP1986138599 U JP 1986138599U JP 13859986 U JP13859986 U JP 13859986U JP H0423960 Y2 JPH0423960 Y2 JP H0423960Y2
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JP
Japan
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claw
bucket
digging
toe
edge
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JP1986138599U
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JPS6345871U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はバケツト本体に着脱可能に取付けられ
る大容量の掘削バケツトの掘削爪に係り、特に大
容量ボトムダンプ式バケツトに好適な掘削爪に関
する。
〔従来の技術〕
大型の油圧シヨベルに備えられる掘削バケツ
ト、例えば大容量のボトムダンプ式バケツトにお
いては、その掘削爪が摩耗したら交換できるよう
に、該掘削爪をバケツト本体に着脱可能に取付け
ている。また、前記掘削爪は一般に鋳物で作られ
ると共に、バケツトの容量によつては掘削爪1本
の重量が50〜100Kgになる場合もある。
次に従来の掘削爪を具えた大容量ボトムダンプ
式バケツトの構造を第6図ないし第8図により説
明する。第6図において、バケツト本体はリヤバ
ケツト1とフロントバケツト2とで構成され、フ
ロントバケツト2はピン3を支点にリヤバケツト
1に対して回動できるようになつている。リヤバ
ケツト1の内部にはフロントバケツト2を回動さ
せる開閉シリンダ4が設置され、その開閉シリン
ダ4のロツド4a先端部はアーム5を介して前記
ピン3に連結されている。そして、開閉シリンダ
4の短縮、伸長動作によりフロントバケツト2が
開閉するようになつている。また、フロントバケ
ツト2の前縁部2aには鋳物で作られた複数本の
掘削爪6が取付けられている。
第7図、第8図において、フロントバケツト2
の前縁部2aには、複数のノーズ2bが所定間隔
をもつて突設され、各ノーズ2bに前記掘削爪6
のキヤツプ部6aを嵌合し、かつキヤツプ部6a
とノーズ2bとに穿つた長孔のピン孔に2本のテ
ーパピン8a,8bを圧入することで、各掘削爪
6がフロントバケツト2の前縁部2aに固定され
ている。また、前記のテーパピン8a,8bを抜
き出せば、掘削爪6をフロントバケツト2から取
外すことができる。尚、第7図において、7はノ
ーズ2b間のフロントバケツト2の前縁部2aに
嵌め込まれ、該前縁部2aの摩耗を防止するシユ
ラウドを示す。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記の掘削バケツトにおいて、摩耗により掘削
爪6を新しいものと交換する場合、従来の掘削爪
はチエーンブロツク等の吊上げ機械で吊り上げら
れるようになつていないので、前述したように重
量が50Kg以上もある場には、作業員2,3人がか
りで掘削爪を持ち上げて交換作業を行わなければ
ならない問題があつた。また、従来の掘削爪は、
その爪先が摩耗すると、当該部分の肉厚が厚くな
つて、掘削性が低下する問題もあつた。
本考案の目的は、掘削爪交換の際、爪自身を吊
り上げることができて交換作業を容易に、かつ安
全に行えると共に、爪先が多少摩耗しても掘削性
が低下しない掘削バケツトの掘削爪を提供するこ
とにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、掘削性を向上させるために爪先部
に、肉厚がほぼ一定のエツジを形成し、かつ該爪
先の上面に、爪長手方向に沿うリブを突設し、そ
のリブに爪吊り上げ用の孔を設けることにより、
達成される。
〔作用〕
掘削爪交換に際しては、爪先のリブの孔に吊り
上げ用ワイヤロープを通し、吊上げ機械により掘
削爪を吊り上げる。これにより作業員が掘削爪を
持ち上げる必要がないので、交換作業を容易に、
かつ安全に行うことができる。また爪先側を吊り
上げるので、特にボトムダンプ式バケツトの掘削
爪にあつては、そのキヤツプ部が下向きとなり、
フロントバケツトの絶縁部のノーズへの嵌め込み
が容易となる。また、爪先に肉厚がほぼ一定のエ
ツジを形成してあるので、爪先が多少摩耗しても
掘削性が低下しない。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を第1図ないし第4図
により説明する。第1図はボトムダンプ式バケツ
トにおける本考案の掘削爪の平面図、第2図はそ
の側面図、第3図は第1図は−断面図を示
す。この掘削爪10は鋳物で作られると共に、掘
削性を向上させるために爪先10aに、肉厚がほ
ぼ一定のエツジ11を形成している。また、前記
爪先10aの上面中央部に、爪長手方向に沿うリ
ブ12を突設し、そのリブ12に爪吊り上げ用の
孔13を設けている。前記リブ12は、掘削爪1
0自体を鋳物で作る際に同時に成形される。
尚、図中10bはフロントバケツトの前縁部の
ノーズに嵌め込ますキヤツプ部、10cはテーパ
ピンを圧入させるピン孔を示す。
本実施例において、掘削爪交換に際しては、第
4図に示すように爪先10aのリブ12の孔13
に吊り上げ用ワイヤロープ14を通し、吊上げ機
械(図示せず)により掘削爪10を吊り上げる。
これにより、従来のような作業員による掘削爪の
持ち上げ作業が不要となり、交換作業を容易に、
かつ安全に行える。また爪先10a側を吊り上げ
るので、第4図のようにキヤツプ部10bが下向
きとなり、フロントバケツト2の前縁部のノーズ
2bへの嵌め込みが容易となる。また、爪先10
aに肉厚がほぼ一定のエツジ11を形成してある
ので、爪先10aが多少摩耗しても掘削性が低下
しない。
第5図は本考案の他の実施例を示し、第1図と
異なるのは、リブ12′を爪先10aの上面に溶
着した点にある。この実施例においても、前述と
同様の作用、効果を達成できる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、掘削爪交換の際、爪自身を吊
り上げることができるので、交換作業を容易に、
かつ安全に行うことができる。また、爪先が多少
摩耗しても掘削性が低下しない。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本考案の一実施例を示
し、第1図はボトムダンプ式バケツトにおける本
考案の掘削爪の平面図、第2図はその側面図、第
3図は第1図は第1図の−断面図、第4図は
掘削爪交換時に爪を吊り上げた状態を示す説明
図、第5図は本考案の他の実施例を示す側面図、
第6図は従来の掘削爪を取付けたボトムダンプ式
バケツトの側面図、第7図は第6図の−方向
からみた平面図、第8図は第7図の−断面図
である。 1……リヤバケツト、2……フロントバケツ
ト、2b……ノーズ、10……掘削爪、10a…
…爪先、11……エツジ、12,12′……リブ、
13……爪吊り上げ用の孔、14……吊り上げ用
ワイヤロープ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. バケツト本体の前縁に複数本の掘削爪を着脱可
    能に取付けて成る掘削バケツトにおいて、掘削性
    を向上させるために爪先部に、肉厚がほぼ一定の
    エツジを形成し、かつ該爪先の上面に、爪長手方
    向に沿うリブを突設し、そのリブに爪吊り上げ用
    の孔を設けたことを特徴とする掘削バケツトの掘
    削爪。
JP1986138599U 1986-09-11 1986-09-11 Expired JPH0423960Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986138599U JPH0423960Y2 (ja) 1986-09-11 1986-09-11

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986138599U JPH0423960Y2 (ja) 1986-09-11 1986-09-11

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6345871U JPS6345871U (ja) 1988-03-28
JPH0423960Y2 true JPH0423960Y2 (ja) 1992-06-04

Family

ID=31043735

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JP1986138599U Expired JPH0423960Y2 (ja) 1986-09-11 1986-09-11

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH072742Y2 (ja) * 1988-06-17 1995-01-25 株式会社小松製作所 掘削バケットのツース

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4828801U (ja) * 1971-08-10 1973-04-09
JPS54130704U (ja) * 1978-03-04 1979-09-11

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JPS6345871U (ja) 1988-03-28

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