JP3058178U - 掘削バケット用コーナーシュラウド - Google Patents

掘削バケット用コーナーシュラウド

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JP3058178U
JP3058178U JP1998007652U JP765298U JP3058178U JP 3058178 U JP3058178 U JP 3058178U JP 1998007652 U JP1998007652 U JP 1998007652U JP 765298 U JP765298 U JP 765298U JP 3058178 U JP3058178 U JP 3058178U
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JP
Japan
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corner
shroud
bucket
corner shroud
bottom portion
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JP1998007652U
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Inventor
康夫 三好
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Mitsubishi Steel Mfg Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Steel Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一種類のもので各種の掘削バケットに取
り付けることができるようにする。 【解決手段】 掘削バケットのコーナー部外側に複数個
に区分して固着するコーナーシュラウド1において、各
コーナーシュラウド1を、底部2と底部2の一側に垂直
に設けた立上り部3とよりなる断面L字状に形成し、底
部2の上面に、上面の両端部を残して凹部7を設けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、油圧ショベル、ホイールローダ、機械式ショベル、トラクターショ ベル等の作業機に取り付ける掘削バケットの耐磨耗性を高めるために使用するコ ーナーシュラウドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
掘削バケットは、その使用目的によって各種の形状に作られており、作業時に おいて土砂や金属等に常に接触する先端部やコーナー部には、従来から耐磨耗性 の各種のアタッチメントが取り付けられている(実開平6−46048号公報、 特開平9−88111号公報参照)。
【0003】 このようなアタッチメントの中には、掘削バケットのコーナー部分の磨耗を防 止するためのコーナーシュラウドもあって、従来の掘削バケット用コーナーシュ ラウドは、一定厚さの鋼板を掘削バケットの湾曲した底面と側面の外面形状に合 わせて切断し、これで掘削バケットのコーナー部分を囲むようにして、コーナー シュラウドを掘削バケットに溶接して固定している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
掘削バケットの底面は種々の形状の曲面をしているため、従来のような掘削バ ケットの湾曲した底面と側面の外面形状に合わせた1本のコーナーシュラウドで は、決まった形状の掘削バケットにしか対応できず、汎用性がない欠点があった 。
【0005】 また掘削バケットのコーナー部が溶接箇所になるため、掘削バケットのコーナ ー部分が平板部分よりも磨耗が早くなり、掘削バケットの耐用期間を延ばすとい う点で改良が必要とされていた。
【0006】 本考案は、このような従来の問題を改善し、一種類のもので各種の掘削バケッ トに取り付けることが可能であり、掘削バケットを長期使用に耐えるようにする ことができるようにした掘削バケット用コーナーシュラウドを提供することを目 的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1の考案は、掘削バケットのコーナー部外側に複数個に区分して固着す るコーナーシュラウドにおいて、各コーナーシュラウドを、底部と該底部の一側 に垂直に設けた立上り部とよりなる断面L字状に形成し、前記底部の上面に、該 上面の両端部を残して凹部を設けたことを特徴とする掘削バケット用コーナーシ ュラウドに係るもので、掘削バケットのコーナー部の湾曲部分が底部の上面の凹 部に収まるため、一種類のコーナーシュラウドを、各種形状の掘削バケットに使 用することが可能になり、コーナーシュラウドの立上り部と底部とを掘削バケッ トに溶接することにより、掘削バケットのコーナー部分の磨耗を低減することが 可能になる。
【0008】 請求項2の考案は、コーナーシュラウドの長手方向の長さを100〜200m mとし、立上り部の両端面に、該立上り部の先端に向けて凹み部を設けたことを 特徴とする請求項1記載の掘削バケット用コーナーシュラウドに係るもので、各 種形状の掘削バケットに対して、そのコーナー部外側に複数個を互いに密接して 溶接することが可能になる。
【0009】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態を、図に基づいて説明する。
【0010】 図1は本考案の実施の形態の一例を内面側から見た斜視図、図2は本考案の実 施の形態の一例の正面図、図3は図2の左側面図であって、これらの図に示すよ うに本考案のコーナーシュラウド1は、底部2と、この底部2の一側に垂直に設 けた立上がり部3とを、耐摩耗鋼材等で断面L字状に一体に形成したものである 。
【0011】 このコーナーシュラウド1は、使用状態を示す図4の斜視図に示すように、掘 削バケット4の磨耗が激しいコーナー部5の外側に、連続的に並べて溶接により 固着するもので、従来は掘削バケット4の湾曲したコーナー部5の外面形状に合 わせて1つの部材としていたものを、本考案では複数個のコーナーシュラウド1 に区分して、連続的に並べるようにしたものである。
【0012】 コーナーシュラウド1の底部2の表面には、図1ないし図3に示すように両端 部に僅かな平面部6,6を残して、平面部6,6の間に浅い平らな凹部7を設け てある。
【0013】 この凹部7は、コーナーシュラウド1を図4に示すように掘削バケット4のコ ーナー部5に固着する際に、両端部の平面部6,6を掘削バケット4の底面に密 接したとき、湾曲している掘削バケット4の底面が、底部2の中間部分の凹部7 内に収まって、コーナーシュラウド1の底部2に干渉しないようにするためのも のである。そして各種の掘削バケット4の底面に底部2の平面部6,6を密接さ せて固着するには、コーナーシュラウド1の長手方向の長さ8を100〜200 mmの範囲にすると、最適な状態で対応させることが可能である。
【0014】 また、立上がり部3の長手方向の両側の端面9,9に、立上がり部3の先端( 図の上端)に向けた凹み部10を設け、複数個のコーナーシュラウド1を連続的 に並べて湾曲しているコーナー部5の外側に固着する際に、隣接する立上がり部 3の先端が互いに干渉しないようにして複数のコーナーシュラウド1の底部2相 互を隙間なく密に並べることができるようにしている。
【0015】 更に図1、図3に示すように、底部2と立上がり部3の平面部6との内面側隅 部にも凹み部11を設け、掘削バケット4のコーナー部5に干渉しないようにし て、底部2の平面部6,6と立上がり部3とを掘削バケット4の底面と側面とに 密着固定できるようにしている。
【0016】
【考案の効果】
請求項1の考案は、一種類のコーナーシュラウドで、各種形状の掘削バケット の底面に干渉させずにコーナー部の外側に固着させることが可能であり、掘削バ ケットのコーナー部分の磨耗を低減することができる効果がある。
【0017】 請求項2の考案は、複数個のコーナーシュラウドを連続的に並べて掘削バケッ トのコーナー部の外側に固着する際に、各種の掘削バケットに対して最適な状態 で対応させることが可能であり、隣接するコーナーシュラウドの立上がり部の先 端が互いに干渉しない状態で、複数のコーナーシュラウドの底部相互を隙間なく 密に並べることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施の形態の一例を内面側から見た斜
視図である。
【図2】本考案の実施の形態の一例の正面図である。
【図3】図2の左側面図である。
【図4】本考案のコーナーシュラウドの使用状態を示す
斜視図である。
【符号の説明】
1 コーナーシュラウド 2 底部 3 立上がり部 4 掘削バケット 5 コーナー部 7 凹部 8 長手方向の長さ 9 端面 10 凹み部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 掘削バケットのコーナー部外側に複数個
    に区分して固着するコーナーシュラウドにおいて、各コ
    ーナーシュラウドを、底部と該底部の一側に垂直に設け
    た立上り部とよりなる断面L字状に形成し、前記底部の
    上面に、該上面の両端部を残して凹部を設けたことを特
    徴とする掘削バケット用コーナーシュラウド。
  2. 【請求項2】 コーナーシュラウドの長手方向の長さを
    100〜200mmとし、立上り部の両端面に、該立上
    り部の先端に向けて凹み部を設けたことを特徴とする請
    求項1記載の掘削バケット用コーナーシュラウド。
JP1998007652U 1998-10-01 1998-10-01 掘削バケット用コーナーシュラウド Expired - Lifetime JP3058178U (ja)

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