JPH04117046U - シヨベル系掘削機のバケツト構造 - Google Patents
シヨベル系掘削機のバケツト構造Info
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- JPH04117046U JPH04117046U JP2465891U JP2465891U JPH04117046U JP H04117046 U JPH04117046 U JP H04117046U JP 2465891 U JP2465891 U JP 2465891U JP 2465891 U JP2465891 U JP 2465891U JP H04117046 U JPH04117046 U JP H04117046U
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- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims abstract description 37
- 238000009412 basement excavation Methods 0.000 claims abstract description 19
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims abstract description 4
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005299 abrasion Methods 0.000 description 1
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
- 239000004576 sand Substances 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 フロントアタッチメントとして使用されるシ
ョベルやバックホウ等のバケットの底部を補強する帯状
補強板の取付け構造を改善したものである。 【構成】 円弧状面に形成された底板2の外周面には底
板2の摩耗を低減するために複数の帯状補強板13が重
合状態で被着されているショベル系掘削機のバケットに
おいて、各帯状補強板13は長手方向がバケット1の掘
削回動方向Bと直交する方向に沿って延在される態様
で、バケット1の掘削回動方向Bへ所定間隔毎に並設さ
れ、これらの各帯状補強板13の短手方向の両側端面が
上記底板2に各々固着されているショベル系掘削機のバ
ケット構造である。
ョベルやバックホウ等のバケットの底部を補強する帯状
補強板の取付け構造を改善したものである。 【構成】 円弧状面に形成された底板2の外周面には底
板2の摩耗を低減するために複数の帯状補強板13が重
合状態で被着されているショベル系掘削機のバケットに
おいて、各帯状補強板13は長手方向がバケット1の掘
削回動方向Bと直交する方向に沿って延在される態様
で、バケット1の掘削回動方向Bへ所定間隔毎に並設さ
れ、これらの各帯状補強板13の短手方向の両側端面が
上記底板2に各々固着されているショベル系掘削機のバ
ケット構造である。
Description
【0001】
本考案は、ショベル系掘削機のフロントアタッチメントとして使用されるショ
ベルやバックホウ等のバケット構造に関するものである。
【0002】
従来のこの種のバケット構造は、例えば図3および図4で示すように構成され
ている。このバケット20は、円弧状面に形成された底板21の両側に各々側板
22,23が設けられ、当該側板22,23の開口縁部には側面切刃は24,2
5が各々設けられている。また、上記底板21の先端側には先端板26が設けら
れ、この先端板26には必要に応じてポイント(掘削爪)27がピンやボルト等
によって着脱可能に取り付けられる。また、上記底板21の後端側には支持ブラ
ケット28が設けられ、この支持ブラケット28には掘削機本体側と連結するリ
ンク機構が枢着される取付け穴29,30が各々穿設されていると共に、当該底
板21と支持ブラケット28間には補強ブラケット31が溶着されている。
【0003】
更に、上記底板21の外周面には当該底板21の摩耗を低減するために複数の
帯状補強板32が重合状態で被着されている。この帯状補強板32は、長手方向
がバケット20の掘削回動方向Bに沿って延在される態様で且つ当該掘削回動方
向Bと直交する方向へ所定間隔毎に並設され、図5(a)のように各帯状補強板
32の短手方向の両側端面が底板21に溶着されている。
【0004】
一般的にこの種のバケットでは、操作性その他の機能上から図4のように回動
支点Cを中心にして回動軌跡Eに沿って回動されるが、底板の円弧状面は掘削性
能を良好にすべくこの図のように回動軌跡Eと異なった形状にしている。
このために、掘削時に回動操作されたバケット20はポイント(掘削爪)27
が装着された区域が最も地山からの抵抗を受け、次に区域の円弧頂面に隣接
した底板21の部分が抵抗を受け、区域と区域の底板21の部分はほとんど
抵抗を受けないことになる。尚、ポイント(掘削爪)27は上記のように先端板
26に対して着脱可能な構造で容易に交換することができるので、実用上であま
り問題にはなっていない。
【0005】
然しながら、帯状補強板32は上記した従来構造のようにバケット20の底板
21に対して掘削回動方向Bに沿って延在される態様で被着されていると、繰り
返し使用している間に最も大きな摩擦抵抗を受ける区域の部分において並設さ
れた全ての帯状補強板32が摩耗して同時に破断されることになり、摩耗の少な
い区域と区域を含む全ての帯状補強板32を交換しなければならない。
また、隣接する各帯状補強板32間に形成された溝33も掘削回動方向Bに沿
って延在されているので、この溝33の内底部にある溶着部34も地山からの摩
擦抵抗を受け、図5(b)のように帯状補強板32の摩耗は未だ使用可能な状態
でも底板21との溶着部34が先に摩滅して脱落してしまう。
更に、上記した帯状補強板32と溝33の凹凸によって掘削した地山が筋状の
仕上げ面になるので、用途によっては別途地均し作業が必要になる。
そこで本考案では、前記した従来の技術の課題を解決するショベル系掘削機の
バケット構造の提供を目的とするものである。
【0006】
本考案の要旨は、円弧状面に形成された底板の外周面には当該底板の摩耗を低
減するために複数の帯状補強板が重合状態で被着されているショベル系掘削機の
バケットにおいて、上記各帯状補強板は長手方向がバケットの掘削回動方向と直
交する方向に沿って延在される態様で、当該バケットの掘削回動方向へ所定間隔
毎に並設され、これらの各帯状補強板の短手方向の両側端面が上記底板に各々固
着されているショベル系掘削機のバケット構造である。
【0007】
以下に本考案を図1および図2で図示の実施例に基づいて詳細に説明する。
このバケット1は、上記した従来構造のものと同様に円弧状面に形成された底
板2の両側に各々側板3,4が設けられ、当該側板3,4の開口縁部には側面切
刃は5,6が各々設けられている。また、上記底板2の先端側には先端板7が設
けられ、この先端板7には必要に応じてポイント(掘削爪)8がピンやボルト等
によって着脱可能に取り付けられる。また、上記底板2の後端側には支持ブラケ
ット9が設けられ、この支持ブラケット9には掘削機本体側と連結するリンク機
構が枢着される取付け穴10,11が各々穿設されていると共に、当該底板2と
支持ブラケット9間には補強ブラケット12が溶着されている。
【0008】
そして、上記底板2の外周面には当該底板2の摩耗を低減するために複数の帯
状補強板13が重合状態で被着されている。この帯状補強板13は、上記した従
来構造のものとは異なり、長手方向がバケット1の掘削回動方向Bと直交する方
向に沿って延在されている。従って、帯状補強板13はバケット1の掘削回動方
向Bへ所定間隔毎に並設され、これらの各帯状補強板13は短手方向の両側端面
が底板2に各々溶着されている。
【0009】
上記したように帯状補強板13が底板2に対してバケット20の掘削回動方向
Bと直交する方向に沿って延在される態様で被着されていると、繰り返し使用し
ている間に摩擦抵抗を受けても最も大きな摩擦抵抗を受ける区域の帯状補強板
13のみが破断されることになり、その部分の帯状補強板13を交換するだけで
その他の区域の帯状補強板13はそのにまま継続して使用できる。
【0010】
また、隣接する各帯状補強板13間に形成された溝14も掘削回動方向Bと直
交する方向に沿って延在されているので、この溝14には掘削土砂が充填されて
その内底部にある溶着部は地山からの摩擦抵抗を受けないので、従来構造のよう
に帯状補強板13より先に底板2との溶着部が摩滅して脱落することもない。
【0011】
更に、帯状補強板13と溝14の凹凸によって掘削した地山に筋状の跡を残す
ことがなく、均一な仕上げ面が得られる。
【0012】
然も、各帯状補強板13は個別に任意な板厚に設定することができるので、例
えば摩擦抵抗の少ない区域の板厚9ミリに対して、摩擦抵抗の大きい区域
では各帯状補強板13a,13b,13cの板厚を各々12ミリ、16ミリ、1
2ミリ等のようにして補強することが可能である。
【0013】
前記した実施例でも明らかなとおり、本考案によるショベル系掘削機のバケッ
ト構造では次のような効果を奏する。
(1)各帯状補強板は同時に破断しないので、その交換作業が容易である。
(2)溶着部の摩滅による各帯状補強板の脱落がない。
(3)掘削後の仕上げ面が均一である。
(4)各帯状補強板の板厚を調整して摩耗による交換寿命の平均化が計れる。
【図1】本考案の実施例によるバケットの斜視図。
【図2】図1の中央縦断面図。
【図3】従来例によるバケットの斜視図。
【図4】図3の中央縦断面図。
【図5】図3のA−A線に沿った断面図。
【符号の説明】
1 バケット
2 底板
3 側板
4 側板
5 側面切刃
6 側面切刃
7 先端板
8 ポイント(掘削爪)
9 支持ブラケット
10 取付け穴
11 取付け穴
13 帯状補強板
14 溝
B 掘削回動方向
C 回動支点
E 回動軌跡
Claims (1)
- 【請求項1】 円弧状面に形成された底板の外周面には
当該底板の摩耗を低減するために複数の帯状補強板が重
合状態で被着されているショベル系掘削機のバケットに
おいて、上記各帯状補強板は長手方向がバケットの掘削
回動方向と直交する方向に沿って延在される態様で、当
該バケットの掘削回動方向へ所定間隔毎に並設され、こ
れらの各帯状補強板の短手方向の両側端面が上記底板に
各々固着されていることを特徴としたショベル系掘削機
のバケット構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991024658U JPH0714440Y2 (ja) | 1991-03-22 | 1991-03-22 | ショベル系掘削機のバケット構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991024658U JPH0714440Y2 (ja) | 1991-03-22 | 1991-03-22 | ショベル系掘削機のバケット構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04117046U true JPH04117046U (ja) | 1992-10-20 |
JPH0714440Y2 JPH0714440Y2 (ja) | 1995-04-10 |
Family
ID=31909552
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991024658U Expired - Lifetime JPH0714440Y2 (ja) | 1991-03-22 | 1991-03-22 | ショベル系掘削機のバケット構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0714440Y2 (ja) |
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JPS6437563U (ja) * | 1987-08-25 | 1989-03-07 |
-
1991
- 1991-03-22 JP JP1991024658U patent/JPH0714440Y2/ja not_active Expired - Lifetime
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US9732494B2 (en) | 2015-07-15 | 2017-08-15 | Komatsu Ltd. | Bucket and working vehicle provided with the same |
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0714440Y2 (ja) | 1995-04-10 |
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