JPH0523644Y2 - - Google Patents

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JPH0523644Y2
JPH0523644Y2 JP1986069853U JP6985386U JPH0523644Y2 JP H0523644 Y2 JPH0523644 Y2 JP H0523644Y2 JP 1986069853 U JP1986069853 U JP 1986069853U JP 6985386 U JP6985386 U JP 6985386U JP H0523644 Y2 JPH0523644 Y2 JP H0523644Y2
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excavation
digging
bucket
claws
digging claws
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、主として一般土工用に使用する掘削
バケツトの構造に関するものである。
従来の技術 地山や地面下の掘削・積込みなどの一般土工作
業を行う掘削バケツトの口金に配置された複数の
掘削爪の損耗は一様ではなく、両端部、或は作業
内容によつては運転席側に配置された掘削爪が、
他の掘削爪より早期に損耗する。このことをバツ
クホウの掘削バケツトを例にとり詳述する。第6
図は作業用工具としてバツクホウバケツト11を
有する掘削機12を使用し、溝13を掘削してい
る状態を上方から見た図であり、第7図はバツク
ホウバケツト11単体の斜視図、第8図は掘削爪
4、サイドカツタ7の配置を示す部分詳細図であ
る。図において、バラケツト2より掘削機12の
アーム15先端に枢支されたバケツト本体1の底
部前縁には口金3があり、該口金3上に、ほぼ等
間隔に同寸法の掘削爪4が複数本、突設してあ
る。また、バケツト本体1の左右の側板にはサイ
ドカツタ7が、その先端巾がバケツト巾mよりも
広く突出する如くボルト8、ナツト9により着脱
自在に取付けてある。
上記の如きバツクホウバケツト11により、土
工作業をすると、原地盤の掘削抵抗は、中央寄り
に配置された掘削爪よりも両端部にある掘削爪に
大きい負荷となつて現れ、従つて損耗も一様では
なく、両端部の掘削爪4の補修・交換頻度は高
く、これを怠つたまま一般土工作業をしようとす
ると、掘削面が曲面状に仕上がつたり、掘削抵抗
が大きくなつたりして能率低下につながる。ま
た、第6図に示すような溝掘削作業において、掘
削しようとする溝巾lがバケツト巾mよりも十分
に大きく、掘削抵抗の余り大きくない地盤のとき
は、バケツト本体1の両側板にサイドカツタ7を
取付けることにより両側端部の掘削爪4に加わる
負荷をある程度軽減させることはできるが、反
面、溝巾lが小さいときはサイドカツタ7を取付
けることもできない。
また、掘削地盤に、軟岩、岩石の露出するよう
なときは、バツクホウバケツト11の掘削力を一
点に集中させるような掘削方法が効果をもたらす
ものであるが、このときは往々にして第6図矢印
で示す如く、運転者は作業対象物を直視しながら
作業を進めるので運転室14側の掘削爪に主とし
て負荷を加えるから、その側の掘削爪の損耗がは
げしい。なお、上記のような軟岩、岩石の露出す
る地点の掘削では、掘削力の集中と、強度を向上
させる目的で第9図に示すように、中央部にリツ
ピング専用の爪部16を有する、いわゆるリツパ
バケツトが従来から使用されるが、このリツパバ
ケツトはリツピング作業が主目的で、一般土工作
業である、例えば溝掘削における溝さらえ、法面
の整形、比較的柔らかい地盤の掘削、土砂の積込
みなどには適さない。
考案が解決しようとする課題 本考案は、上述の如く従来の土工用掘削バケツ
トにおいては、口金の前縁に配置された複数本の
同形状・寸法の掘削爪のうち、左右両端部また
は、時に運転席側の端部の掘削爪が中央寄りに配
置したそれに比し、早期摩耗或は損傷などを起こ
し、度々工事を中断して交換・補修をしていたの
に対して、この頻度を少なくし、更に強力、苛酷
な作業にも耐え、しかも汎用的で経済性の高い土
工用掘削バケツトの実現を課題とするものであ
る。
課題を解決するための手段 上記の如き土工用掘削バケツトを実現するため
に講じたこの考案の手段は、 イ 一般土工用掘削バケツトにおいて、バケツト
本体口金前縁部におおむね平行に設けられた複
数本の掘削爪のうち、左右両端部、或は運転席
側のみの掘削爪を、中央部の一般土工用掘削爪
に比し、有効長さは同一で、その断面形状・寸
法のみを増大したり、耐摩耗性の高い部材で構
成したりした強化形の掘削爪とする。
作 用 本考案の掘削バケツトに用いられる強化形掘削
爪の有効長さは、中央よりに配置したそれと同じ
であるためその全体形状は一般土工用掘削バケツ
トと同じであるから、掘削作業には何等支障を与
えず、掘削に伴う衝撃、過負荷、摩擦などの苛酷
な作業条件においても、両端部の掘削爪或は運転
席側の掘削爪が中央部の掘削爪よりも早期に損耗
することがない。
実施例 以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。第1図は本考案掘削バケツト全体の斜
視図、第2図は第1図のA矢印方向から見た掘削
爪の配置を示す部分図である。図において、2は
バケツト本体1をアーム戦端に取付けるためのブ
ラケツト、3は掘削バケツトの口金、4は口金3
上において中央よりに設けられた一般土工用の掘
削爪、10は口金3の両端近くに設けた強化形の
外側掘削爪、7はボルト8、ナツト9などの手段
でバケツト本体1の側板に、着脱自在に取付けた
サイドカツタである。これらの図に示すように、
各掘削爪は口金3に、ほぼ等間隔でおおむね平行
に取付けてあるが、左右両端部近くの外側掘削爪
10は、中央寄りの掘削爪4に比し、その有効長
さは等しいものの、その形状、断面を変更した
り、材質硬度を選定することにより寸法、荷重、
衝撃、摩耗に耐え得る高品質な掘削爪となつてい
る。
すなわち、一般土工用の掘削爪としては、第4
図、第5図に示すように、掘削バケツトの口金3
に溶着したアダプタ17′の先端テーパ部a′にツ
ースポイント18′の中空テーパ孔を嵌挿し、ロ
ツクピン5′およびラバーロツク6′で固定する形
式のものが多く使用され、ツースポイント18′、
或はアダプタ17′が損耗すると適宜補修交換を
行うのであるが、本考案の外側掘削爪10は、例
えば第3図の実施例の如く、従来の掘削爪と構成
は全く同じで口金3への取付け時の互換性を保持
するが、衝撃・過負荷に耐え得るように、アダプ
タ17が口金3を挟持し、溶着されている長さn
を長くしたり、先端a部の接触面積を広く曲面状
にしたり、ツースポイント18をアダプタ17に
嵌挿したときに、凸部b,bが凹部c,cにそれ
ぞれ噛み合い、また、ロツクピン5の頭部には突
起部dを一方向または両方向に設け衝撃による脱
落防止を計るなどのほか、アダプタ17,17′
は同一形状寸法とし、ツースポイント18のみ耐
久性、強度向上のため耐摩耗性の高いまたは、断
面積、断面係数の大きい高品質部材を使用するな
ど、上記各種方法の組合わせからなる強化形掘削
爪とするが、ツースポイント18,18′が口金
3から突出する有効長さは何れも同一になるよう
にしてある。
一般に、上述のような強化形掘削爪は、従来の
標準的な土工用掘削バケツトに使用する掘削爪よ
りも高価となる傾向にあるので、外側のみ、また
は前述した軟岩、岩石が引き続いて露出し、その
掘り起こし、掘削に主として使用されるときは、
運転者の直視できる側、すなわち、使用頻度が高
くなる運転席側にのみ上述の強化形掘削爪を設け
た掘削バケツトを使用することが経済的である。
考案の効果 上記のように、本考案の掘削バケツトにおいて
は、口金上にほぼ等間隔で平行に配置した複数本
の掘削爪のうち、両端部、または運転席側のみ
に、その有効長さが中央寄りの掘削爪と同じ長さ
の強化形掘削爪を配置し、その他の中央寄りの掘
削爪は一般土工用の掘削爪としたので、高負荷、
衝撃の混在する一般土工にも十分対応でき、か
つ、上記強化形掘削爪の口金への取付は従来のも
のと互換性が保たれ、耐久性のある土工用の掘削
バケツトを安価に提供できるので経済的であり、
しかも、従来の如く、土工作業の仕上精度を向上
させたり、掘削抵抗を減少させたりする目的で工
事を中断して掘削爪を交換したり補修したりする
頻度も減少するので作業能率の向上に役立つ。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の掘削バケツトの全体斜視図、
第2図は第1図のA矢視平面図、第3図は本考案
の掘削バケツトに使用する強化形の掘削爪の1例
を示す斜視図、第4図は従来から使用されている
一般土工用掘削爪の1例を示す斜視図、第5図は
第4図の部品の組立断面図、第6図はバツクホウ
による溝掘削状況を示す平面図、第7図は従来の
土工機械用掘削バケツトの斜視図、第8図は第7
図のB矢視平面図、第9図はリツパバケツトの斜
視図である。 3……口金、5……ロツクピン、6……ラバー
ロツク、10……外側掘削爪、17……アダプ
タ、18……ツースポイント。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 口金前縁部に複数の掘削爪をおおむね平行に
    配置した一般土工用掘削バケツトにおいて、口
    金の左右両端側に設けた掘削爪または、運転席
    側の掘削爪を、中央部の掘削爪に比しその有効
    長さは等しく断面寸法を増大した強化形掘削爪
    としたことを特徴とする土工用掘削バケツト。 (2) 口金の左右両端側に設けた掘削爪または、運
    転席側のみの掘削爪を、中央部の掘削爪に比し
    その有効長さは等しく耐摩耗性の高い材質から
    なる強化形掘削爪としたことを特徴とする上記
    実用新案登録請求の範囲(1)項記載の土工用掘削
    バケツト。 (3) 口金の左右両端側に設けた掘削爪または、運
    転席側のみの掘削爪を、中央部の掘削爪に比
    し、有効長さの等しい掘削爪を形成するツース
    ポイントとアダプタとの接触面を広くし、か
    つ、アダプタを口金に接合する溶着長さを長く
    したことを特徴とする上記実用新案登録請求の
    範囲(1)項記載の土工用掘削バケツト。
JP1986069853U 1986-05-08 1986-05-08 Expired - Lifetime JPH0523644Y2 (ja)

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JPS62181668U JPS62181668U (ja) 1987-11-18
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JP2018115533A (ja) * 2017-01-21 2018-07-26 株式会社イワテック バケット、及びこれを用いた建設機械

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5325001A (en) * 1976-08-18 1978-03-08 Hemphill Charles Wayne Exavating bucket and excavating cutting edge for use in back hoe

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