JPH07214822A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
- Publication number
- JPH07214822A JPH07214822A JP964694A JP964694A JPH07214822A JP H07214822 A JPH07214822 A JP H07214822A JP 964694 A JP964694 A JP 964694A JP 964694 A JP964694 A JP 964694A JP H07214822 A JPH07214822 A JP H07214822A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording paper
- signal
- printing
- image forming
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Ink Jet (AREA)
- Handling Of Sheets (AREA)
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
- Character Spaces And Line Spaces In Printers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 制御部とは独立に記録紙の有無を検出して、
この検出信号と印字信号とにより印字タイミングの制御
を行うことにより裏汚れの発生しない信頼性が向上した
画像形成装置を提供すること。 【構成】 記録紙１３上に画像を形成するための印字手
段１と、この印字手段１を保持し記録紙の進行方向と直
角方向へ走査される保持手段１１と、これら印字手段１
と保持手段１１の走査を制御する制御部２とを有する画
像形成装置において、前記保持手段１１に記録紙検出手
段８を設け、この記録紙検出手段８の記録紙有り信号ｎ
と制御部２から画像信号I と相俟って出力される印字信
号ｓとが共に入力されたときに前記印字手段に印字させ
る手段７を設けた。
この検出信号と印字信号とにより印字タイミングの制御
を行うことにより裏汚れの発生しない信頼性が向上した
画像形成装置を提供すること。 【構成】 記録紙１３上に画像を形成するための印字手
段１と、この印字手段１を保持し記録紙の進行方向と直
角方向へ走査される保持手段１１と、これら印字手段１
と保持手段１１の走査を制御する制御部２とを有する画
像形成装置において、前記保持手段１１に記録紙検出手
段８を設け、この記録紙検出手段８の記録紙有り信号ｎ
と制御部２から画像信号I と相俟って出力される印字信
号ｓとが共に入力されたときに前記印字手段に印字させ
る手段７を設けた。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、画像形成装置に係り、
特に、記録紙上に画像を形成する際の印字タイミングの
制御を改良しかつ信頼性の優れた画像形成装置に関す
る。
特に、記録紙上に画像を形成する際の印字タイミングの
制御を改良しかつ信頼性の優れた画像形成装置に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】一般に、画像形成装置の一種であるイン
クジェット・プリンタは、記録紙上に画像を形成するた
めの印字ヘッドと、この印字ヘッドを保持し記録紙の搬
送方向（記録紙の長手方向）に対して直角方向（記録紙
の幅方向）へ走査されるキャリッジと、印字ヘッドへ印
字信号を出力する印字制御手段を含むプリンタの装置全
体を制御する制御部とを備えている。そして、記録紙は
搬送されつつ印字制御手段から印字信号が出力され印字
ヘッドからバブルジェット方式でインクが吐出されて記
録紙上に画像が形成される。
クジェット・プリンタは、記録紙上に画像を形成するた
めの印字ヘッドと、この印字ヘッドを保持し記録紙の搬
送方向（記録紙の長手方向）に対して直角方向（記録紙
の幅方向）へ走査されるキャリッジと、印字ヘッドへ印
字信号を出力する印字制御手段を含むプリンタの装置全
体を制御する制御部とを備えている。そして、記録紙は
搬送されつつ印字制御手段から印字信号が出力され印字
ヘッドからバブルジェット方式でインクが吐出されて記
録紙上に画像が形成される。
【０００３】ここで、このようなインクジェット・プリ
ンタの概略について図３を用いて説明する。図３におい
て、印字ヘッド１はキャリッジ１１の下面に、搬送台
（プラテン）１２上を搬送されている記録紙１３に対向
して保持されている。この場合記録紙１３は矢印Ｌ方向
へ搬送されている。これに対し、キャリッジ１１は、走
査用モータ９とプーリ１４に掛け回されたベルト１５に
より支持され、そして走査用モータ９の駆動によりレー
ル（図示していない）に沿って滑動して移動し走査す
る。この走査方向は記録紙の搬送方向（矢印Ｌ）に対し
て直角方向（矢印Ｗ）である。この走査用モータ９が図
示していない制御部により駆動されることによって、キ
ャリッジ１１がプラテン１２上の記録紙１３の印字領域
にあるとき印字制御手段から所定のタイミングで印字ヘ
ッド１に画像信号と相俟って印字信号ｓを出し、インク
を吐出させて記録紙１３上に画像を形成する。
ンタの概略について図３を用いて説明する。図３におい
て、印字ヘッド１はキャリッジ１１の下面に、搬送台
（プラテン）１２上を搬送されている記録紙１３に対向
して保持されている。この場合記録紙１３は矢印Ｌ方向
へ搬送されている。これに対し、キャリッジ１１は、走
査用モータ９とプーリ１４に掛け回されたベルト１５に
より支持され、そして走査用モータ９の駆動によりレー
ル（図示していない）に沿って滑動して移動し走査す
る。この走査方向は記録紙の搬送方向（矢印Ｌ）に対し
て直角方向（矢印Ｗ）である。この走査用モータ９が図
示していない制御部により駆動されることによって、キ
ャリッジ１１がプラテン１２上の記録紙１３の印字領域
にあるとき印字制御手段から所定のタイミングで印字ヘ
ッド１に画像信号と相俟って印字信号ｓを出し、インク
を吐出させて記録紙１３上に画像を形成する。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
この種のインクジェット・プリンタなどの画像形成装置
では、定型サイズの記録紙のみでなく種々のサイズの記
録紙を用いる。そして、上記図３を用いて説明したよう
に印字位置即ち印字領域を決定する手段が印字制御手段
を含む制御部のみであるため、この制御部に異常をきた
し制御部が暴走したり、何らかの原因でプラテン１２上
の記録紙１３が存在しない位置で印字信号を出してイン
クを吐出させることによりプラテン１２上が汚れ、次の
画像形成の際に裏汚れが発生したりする不具合があっ
た。
この種のインクジェット・プリンタなどの画像形成装置
では、定型サイズの記録紙のみでなく種々のサイズの記
録紙を用いる。そして、上記図３を用いて説明したよう
に印字位置即ち印字領域を決定する手段が印字制御手段
を含む制御部のみであるため、この制御部に異常をきた
し制御部が暴走したり、何らかの原因でプラテン１２上
の記録紙１３が存在しない位置で印字信号を出してイン
クを吐出させることによりプラテン１２上が汚れ、次の
画像形成の際に裏汚れが発生したりする不具合があっ
た。
【０００５】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、制御部とは独立に記録紙の有無を検
出して、この検出信号と印字信号とにより印字タイミン
グの制御を行うことにより裏汚れの発生しない信頼性が
向上した画像形成装置を提供することにある。
あり、その目的は、制御部とは独立に記録紙の有無を検
出して、この検出信号と印字信号とにより印字タイミン
グの制御を行うことにより裏汚れの発生しない信頼性が
向上した画像形成装置を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、画像形成装置の構成を以下のようにし
た。即ち、記録紙上に画像を形成するための印字手段
と、この印字手段を保持し記録紙の進行方向と直角方向
へ走査される保持手段と、これら印字手段と保持手段の
走査を制御する制御部とを有する画像形成装置におい
て、前記保持手段に記録紙検出手段を設け、この記録紙
検出手段の記録紙有り信号と制御部から画像信号と相俟
って出力される印字信号とが共に入力されたときに前記
印字手段に印字させる手段を設けたことを要旨とするも
のである。
めに本発明は、画像形成装置の構成を以下のようにし
た。即ち、記録紙上に画像を形成するための印字手段
と、この印字手段を保持し記録紙の進行方向と直角方向
へ走査される保持手段と、これら印字手段と保持手段の
走査を制御する制御部とを有する画像形成装置におい
て、前記保持手段に記録紙検出手段を設け、この記録紙
検出手段の記録紙有り信号と制御部から画像信号と相俟
って出力される印字信号とが共に入力されたときに前記
印字手段に印字させる手段を設けたことを要旨とするも
のである。
【０００７】また、この画像形成装置において、前記記
録紙検出手段は記録紙の幅方向長さおよび長手方向長さ
を検出し、記録紙上の印字領域を定めることができるこ
とを特徴とするものである。
録紙検出手段は記録紙の幅方向長さおよび長手方向長さ
を検出し、記録紙上の印字領域を定めることができるこ
とを特徴とするものである。
【０００８】さらに、これら画像形成装置において、前
記記録紙検出手段の設けられた保持手段の走査用モータ
としてパルスモータを用いたことを特徴とするものであ
る。
記記録紙検出手段の設けられた保持手段の走査用モータ
としてパルスモータを用いたことを特徴とするものであ
る。
【０００９】
【作用】上記構成によれば、制御部とは独立の記録紙検
出手段によりプラテン上の記録紙の有無を検出して、プ
ラテン上に記録紙が存在しない時または領域には印字信
号を印字ヘッドへ出力しないので、プラテン上がインク
で汚れることがなく、また画像形成の際に裏汚れが発生
することもなくなる。また、この記録紙検出手段により
記録紙の幅方向および長手方向の長さを検出するので、
印字領域が明確になる。さらに、走査用モータとしてパ
ルスモータを用いたので、パルスをカウントすることに
より記録紙の幅を簡単に算出することができる。
出手段によりプラテン上の記録紙の有無を検出して、プ
ラテン上に記録紙が存在しない時または領域には印字信
号を印字ヘッドへ出力しないので、プラテン上がインク
で汚れることがなく、また画像形成の際に裏汚れが発生
することもなくなる。また、この記録紙検出手段により
記録紙の幅方向および長手方向の長さを検出するので、
印字領域が明確になる。さらに、走査用モータとしてパ
ルスモータを用いたので、パルスをカウントすることに
より記録紙の幅を簡単に算出することができる。
【００１０】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面に基づいて説
明する。なお、従来技術で説明した構成要素と同一のも
のには同じ符号を付してある。
明する。なお、従来技術で説明した構成要素と同一のも
のには同じ符号を付してある。
【００１１】図１は、本発明の画像形成装置の一実施例
の概略ブロック図である。この画像形成装置は、インク
ジェット・プリンタである。図１において、印字ヘッド
１には制御部２から印字信号ｓが出力される。制御部２
はＣＰＵなどを含むマイクロコンピュータ３と印字制御
手段４とを有し、印字制御手段４は所定のタイミングで
印字信号ｓを出力する。この印字制御手段４からの印字
信号ｓはどのような方法で出してもよく、例えば、タイ
マを用いて所定のタイミングで印字パルスを発生させて
もよいし、リニアスケールを設けてこのリニアスケール
のスリットをリニアセンサで検知するごとに印字信号ｓ
を出力するようにしてもよい。マイクロコンピュータ３
は、画像形成条件などを入力できる操作部５から各種の
条件が入力される。操作部５から条件が入力されるとマ
イクロコンピュータ３は印字制御手段４からの印字信号
ｓの発生タイミングｔなどを設定する。この所定のタイ
ミングｔで発生する印字信号ｓの発生と同調してマイク
ロコンピュータ３からの信号により画像データを記憶し
ている画像メモリ６から出力される画像信号I とがＡＮ
Ｄ回路７に入力される。画像メモリ６には、例えば、原
稿画像をＣＣＤなどで読み取りディジタル画像化された
データやＣＡＤ（Computer Aided Design ）などで作成
されたディジタル画像データが保管されている。また、
従来技術の欄にて説明したキャリッジ１１の側面に記録
紙検出センサ８が配設されており、この記録紙検出セン
サ８はプラテン１２上に記録紙１３が存在しているか否
かを検出し、記録紙有無の信号をＡＮＤ回路７に出す。
この記録紙検出センサ８からの記録紙有りの信号ｎと上
記印字信号ｓおよび画像信号I とがＡＮＤ回路７に入力
するとＡＮＤ回路７から信号ａが所定のタイミングで出
力される。この実施例ではこの信号ａが印字ヘッド１に
入力して、はじめて印字ヘッド１はインクを吐出し記録
紙１３上に画像を形成する。さらに、制御部２のマイク
ロコンピュータ３は、キャリッジ１１を走査するための
走査用モータ９、および記録紙１３を搬送するための搬
送用モータ１０とにそれぞれインターフェースを介して
接続している。走査用モータ９はパルスモータが用いら
れており、プラテン１２上に記録紙１３がセットされる
と走査用モータ９に駆動信号ｃを出し、走査することに
より記録紙１３の幅方向長さを検出する。このとき記録
紙検出センサ８の記録紙の有無と走査用モータ９の駆動
パルスをカウントすることにより記録紙１３の幅方向長
さを検出する。このようにして記録紙１３のサイズおよ
び印字領域を決定した後、画像形成が開始されるとマイ
クロコンピュータ３は、駆動信号ｍを搬送用モータ１０
に出力し搬送用モータ１０により記録紙１３は搬送され
る。ついで、駆動信号ｃを走査用モータ９に出力しキャ
リッジ１１を移動走査させる。これにより、記録紙検出
センサ８からの記録紙有り信号ｎの出力と、マイクロコ
ンピュータ３により印字領域を定めて印字制御手段４か
ら印字信号ｓを出力し、同時に画像メモリ６から出力さ
れる画像信号I とがＡＮＤ回路７に入力して信号ａが印
字ヘッド１へ出力される。
の概略ブロック図である。この画像形成装置は、インク
ジェット・プリンタである。図１において、印字ヘッド
１には制御部２から印字信号ｓが出力される。制御部２
はＣＰＵなどを含むマイクロコンピュータ３と印字制御
手段４とを有し、印字制御手段４は所定のタイミングで
印字信号ｓを出力する。この印字制御手段４からの印字
信号ｓはどのような方法で出してもよく、例えば、タイ
マを用いて所定のタイミングで印字パルスを発生させて
もよいし、リニアスケールを設けてこのリニアスケール
のスリットをリニアセンサで検知するごとに印字信号ｓ
を出力するようにしてもよい。マイクロコンピュータ３
は、画像形成条件などを入力できる操作部５から各種の
条件が入力される。操作部５から条件が入力されるとマ
イクロコンピュータ３は印字制御手段４からの印字信号
ｓの発生タイミングｔなどを設定する。この所定のタイ
ミングｔで発生する印字信号ｓの発生と同調してマイク
ロコンピュータ３からの信号により画像データを記憶し
ている画像メモリ６から出力される画像信号I とがＡＮ
Ｄ回路７に入力される。画像メモリ６には、例えば、原
稿画像をＣＣＤなどで読み取りディジタル画像化された
データやＣＡＤ（Computer Aided Design ）などで作成
されたディジタル画像データが保管されている。また、
従来技術の欄にて説明したキャリッジ１１の側面に記録
紙検出センサ８が配設されており、この記録紙検出セン
サ８はプラテン１２上に記録紙１３が存在しているか否
かを検出し、記録紙有無の信号をＡＮＤ回路７に出す。
この記録紙検出センサ８からの記録紙有りの信号ｎと上
記印字信号ｓおよび画像信号I とがＡＮＤ回路７に入力
するとＡＮＤ回路７から信号ａが所定のタイミングで出
力される。この実施例ではこの信号ａが印字ヘッド１に
入力して、はじめて印字ヘッド１はインクを吐出し記録
紙１３上に画像を形成する。さらに、制御部２のマイク
ロコンピュータ３は、キャリッジ１１を走査するための
走査用モータ９、および記録紙１３を搬送するための搬
送用モータ１０とにそれぞれインターフェースを介して
接続している。走査用モータ９はパルスモータが用いら
れており、プラテン１２上に記録紙１３がセットされる
と走査用モータ９に駆動信号ｃを出し、走査することに
より記録紙１３の幅方向長さを検出する。このとき記録
紙検出センサ８の記録紙の有無と走査用モータ９の駆動
パルスをカウントすることにより記録紙１３の幅方向長
さを検出する。このようにして記録紙１３のサイズおよ
び印字領域を決定した後、画像形成が開始されるとマイ
クロコンピュータ３は、駆動信号ｍを搬送用モータ１０
に出力し搬送用モータ１０により記録紙１３は搬送され
る。ついで、駆動信号ｃを走査用モータ９に出力しキャ
リッジ１１を移動走査させる。これにより、記録紙検出
センサ８からの記録紙有り信号ｎの出力と、マイクロコ
ンピュータ３により印字領域を定めて印字制御手段４か
ら印字信号ｓを出力し、同時に画像メモリ６から出力さ
れる画像信号I とがＡＮＤ回路７に入力して信号ａが印
字ヘッド１へ出力される。
【００１２】次に、図２を用いて本実施例の画像形成装
置であるインクジェット・プリンタの主に機械的な構成
を説明する。図２は従来技術の欄で図３を用いて説明し
たものとほぼ同じで構成ある。図２において、印字ヘッ
ド１はキャリッジ１１の下面に、プラテン１２上を搬送
されている記録紙１３に対向して保持されている。この
場合記録紙１３は搬送用モータ１０（図示していない）
により矢印Ｌ方向へ搬送されている。これに対し、キャ
リッジ１１は、走査用モータ９とプーリ１４に掛け回さ
れたベルト１５により支持され、そして走査用モータ９
の駆動によりレール（図示していない）に沿って滑動し
て移動し走査する。この走査方向は記録紙の搬送方向
（矢印Ｌ）に対して直角方向（矢印Ｗ）である。この走
査用モータ９が制御部２のマイクロコンピュータ３によ
り駆動されることによって、キャリッジ１１がプラテン
１２上の記録紙１３の印字領域にあるとき印字制御手段
４から画像信号I と相俟って印字信号ｓを出す。そし
て、キャリッジ１１の側面に配設された記録紙検出セン
サ８から記録紙の有無の信号を出し、記録紙有りの信号
ｎが上記画像信号I および印字信号ｓと共にＡＮＤ回路
７に入力されると、印字ヘッド１にインクを吐出させる
信号ａを出す。これにより記録紙１３上に画像を形成す
る。記録紙検出センサ８としては、キャリッジ１１の側
面に取り付けられたフォトセンサなどであり、プラテン
１２上の記録紙１３に対向して設けられている。従っ
て、この記録紙検出センサ８はプラテン１２上に記録紙
１３が存在するか否かのみを検出する。存在する時にの
み有り信号ｎを出力する。記録紙１３のサイズなどの検
出の際は記録紙検出センサ８の記録紙の有無検出とモー
タ９のパルスカウントとにより行う。
置であるインクジェット・プリンタの主に機械的な構成
を説明する。図２は従来技術の欄で図３を用いて説明し
たものとほぼ同じで構成ある。図２において、印字ヘッ
ド１はキャリッジ１１の下面に、プラテン１２上を搬送
されている記録紙１３に対向して保持されている。この
場合記録紙１３は搬送用モータ１０（図示していない）
により矢印Ｌ方向へ搬送されている。これに対し、キャ
リッジ１１は、走査用モータ９とプーリ１４に掛け回さ
れたベルト１５により支持され、そして走査用モータ９
の駆動によりレール（図示していない）に沿って滑動し
て移動し走査する。この走査方向は記録紙の搬送方向
（矢印Ｌ）に対して直角方向（矢印Ｗ）である。この走
査用モータ９が制御部２のマイクロコンピュータ３によ
り駆動されることによって、キャリッジ１１がプラテン
１２上の記録紙１３の印字領域にあるとき印字制御手段
４から画像信号I と相俟って印字信号ｓを出す。そし
て、キャリッジ１１の側面に配設された記録紙検出セン
サ８から記録紙の有無の信号を出し、記録紙有りの信号
ｎが上記画像信号I および印字信号ｓと共にＡＮＤ回路
７に入力されると、印字ヘッド１にインクを吐出させる
信号ａを出す。これにより記録紙１３上に画像を形成す
る。記録紙検出センサ８としては、キャリッジ１１の側
面に取り付けられたフォトセンサなどであり、プラテン
１２上の記録紙１３に対向して設けられている。従っ
て、この記録紙検出センサ８はプラテン１２上に記録紙
１３が存在するか否かのみを検出する。存在する時にの
み有り信号ｎを出力する。記録紙１３のサイズなどの検
出の際は記録紙検出センサ８の記録紙の有無検出とモー
タ９のパルスカウントとにより行う。
【００１３】次に、本実施例の作用を説明する。通常、
正常に作動しているときにはプラテン１２上に記録紙１
３がセットされると記録紙検出センサ８と走査用モータ
９により記録紙１３のサイズを検出し、記録紙１３の印
字領域を定める。画像形成動作が始まると記録紙検出セ
ンサ８は記録紙有り信号ｎを出力し、マイクロコンピュ
ータ３の制御下にある印字制御手段４は印字領域にある
時に画像信号I と相俟って印字信号ｓを出力する。これ
らが共にＡＮＤ回路７に入力されると、信号ａを出力し
印字ヘッド１からインクが吐出されて記録紙１３上に画
像が形成される。仮に、キャリッジ１１が記録紙１３の
存在しない位置にある時に、誤って印字制御手段４から
印字信号ｓが出力されても記録紙検出センサ８が記録紙
有り信号ｎを出力していないので、ＡＮＤ回路７から信
号ａは出力されず印字ヘッド１からインクが吐出される
ことはない。逆に、キャリッジ１１が印字領域にある時
に、何かの原因でプラテン１２上から記録紙１３が無く
なった場合にも、記録紙検出センサ８が記録紙有り信号
ｎを出力していないので、ＡＮＤ回路７からは信号ａが
出力されず印字ヘッド１からインクが吐出されない。こ
のように、本実施例では、記録紙検出センサ８からの記
録紙有り信号ｎと、画像信号I と相俟って出力される印
字信号ｓとが共にＡＮＤ回路７に入力したときにのみ印
字ヘッド１からインクを吐出させる信号ａを出力するの
で、制御部２が何等かの原因で異常をきたして異常な印
字信号ｓが出力されるようなことがあっても記録紙１３
が無い状態では印字ヘッド１からインクが吐出すること
はない。よって、プラテン１２上がインクにより汚れる
という現象は生じない。
正常に作動しているときにはプラテン１２上に記録紙１
３がセットされると記録紙検出センサ８と走査用モータ
９により記録紙１３のサイズを検出し、記録紙１３の印
字領域を定める。画像形成動作が始まると記録紙検出セ
ンサ８は記録紙有り信号ｎを出力し、マイクロコンピュ
ータ３の制御下にある印字制御手段４は印字領域にある
時に画像信号I と相俟って印字信号ｓを出力する。これ
らが共にＡＮＤ回路７に入力されると、信号ａを出力し
印字ヘッド１からインクが吐出されて記録紙１３上に画
像が形成される。仮に、キャリッジ１１が記録紙１３の
存在しない位置にある時に、誤って印字制御手段４から
印字信号ｓが出力されても記録紙検出センサ８が記録紙
有り信号ｎを出力していないので、ＡＮＤ回路７から信
号ａは出力されず印字ヘッド１からインクが吐出される
ことはない。逆に、キャリッジ１１が印字領域にある時
に、何かの原因でプラテン１２上から記録紙１３が無く
なった場合にも、記録紙検出センサ８が記録紙有り信号
ｎを出力していないので、ＡＮＤ回路７からは信号ａが
出力されず印字ヘッド１からインクが吐出されない。こ
のように、本実施例では、記録紙検出センサ８からの記
録紙有り信号ｎと、画像信号I と相俟って出力される印
字信号ｓとが共にＡＮＤ回路７に入力したときにのみ印
字ヘッド１からインクを吐出させる信号ａを出力するの
で、制御部２が何等かの原因で異常をきたして異常な印
字信号ｓが出力されるようなことがあっても記録紙１３
が無い状態では印字ヘッド１からインクが吐出すること
はない。よって、プラテン１２上がインクにより汚れる
という現象は生じない。
【００１４】なお、上記実施例では、記録紙検出センサ
８としてフォトセンサを用いる例で説明したがこれに限
定されるものではなく記録紙１３の有無を検出できるも
のであれば何でもよい。
８としてフォトセンサを用いる例で説明したがこれに限
定されるものではなく記録紙１３の有無を検出できるも
のであれば何でもよい。
【００１５】
【発明の効果】以上説明したように本発明の画像形成装
置によれば、キャリッジに設けられた記録紙検出センサ
からの記録紙有り信号ｎと、印字領域にある時に出力さ
れる印字信号ｓとが共に入力したときにのみ印字ヘッド
１からインクを吐出させる信号ａを出すＡＮＤ回路を設
けたので、簡単な手段で誤印字や印字中に記録紙がなく
なることによるプラテンの汚れを防止することができ
る。従って、画像形成における裏汚れの発生も起こらな
くなる。
置によれば、キャリッジに設けられた記録紙検出センサ
からの記録紙有り信号ｎと、印字領域にある時に出力さ
れる印字信号ｓとが共に入力したときにのみ印字ヘッド
１からインクを吐出させる信号ａを出すＡＮＤ回路を設
けたので、簡単な手段で誤印字や印字中に記録紙がなく
なることによるプラテンの汚れを防止することができ
る。従って、画像形成における裏汚れの発生も起こらな
くなる。
【図１】本発明の画像形成装置の一実施例の概略ブロッ
ク図である。
ク図である。
【図２】本発明の画像形成装置の一実施例の機械的構成
を説明するための図である。
を説明するための図である。
【図３】従来の画像形成装置の一実施例の機械的構成を
説明するための図である。
説明するための図である。
１ 印字ヘッド ２ 制御部 ３ マイクロコンピュータ ４ 印字制御手段 ５ 操作部 ６ 画像メモリ ７ ＡＮＤ回路 ８ 記録紙検出センサ ９ 走査用モータ １０ 搬送用モータ １１ キャリッジ １２ プラテン（搬送台） １３ 記録紙 １４ プーリ １５ ベルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｂ４１Ｊ 19/30 Ａ 29/48 Ａ Ｂ４１Ｊ 3/10 １０１ Ｊ
Claims (3)
- 【請求項１】 記録紙上に画像を形成するための印字手
段と、この印字手段を保持し記録紙の進行方向と直角方
向へ走査される保持手段と、これら印字手段と保持手段
の走査を制御する制御部とを有する画像形成装置におい
て、前記保持手段に記録紙検出手段を設け、この記録紙
検出手段の記録紙有り信号と制御部から画像信号と相俟
って出力される印字信号とが共に入力されたときに前記
印字手段に印字させる手段を設けたことを特徴とする画
像形成装置。 - 【請求項２】 請求項１において、前記記録紙検出手段
は記録紙の幅方向長さおよび長手方向長さを検出し、記
録紙上の印字領域を定めることができることを特徴とす
る画像形成装置。 - 【請求項３】 請求項１または２において、前記記録紙
検出手段の設けられた保持手段の走査用モータとしてパ
ルスモータを用いたことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP964694A JPH07214822A (ja) | 1994-01-31 | 1994-01-31 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP964694A JPH07214822A (ja) | 1994-01-31 | 1994-01-31 | 画像形成装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07214822A true JPH07214822A (ja) | 1995-08-15 |
Family
ID=11725991
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP964694A Pending JPH07214822A (ja) | 1994-01-31 | 1994-01-31 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07214822A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8646866B2 (en) | 2002-08-08 | 2014-02-11 | Seiko Epson Corporation | Recording apparatus, recording method, program, and computer system |
| US8672442B2 (en) | 2002-09-09 | 2014-03-18 | Seiko Epson Corporation | Liquid ejecting apparatus, computer system, and liquid ejection method |
-
1994
- 1994-01-31 JP JP964694A patent/JPH07214822A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8646866B2 (en) | 2002-08-08 | 2014-02-11 | Seiko Epson Corporation | Recording apparatus, recording method, program, and computer system |
| US8672442B2 (en) | 2002-09-09 | 2014-03-18 | Seiko Epson Corporation | Liquid ejecting apparatus, computer system, and liquid ejection method |
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