JPH10138583A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH10138583A
JPH10138583A JP29383896A JP29383896A JPH10138583A JP H10138583 A JPH10138583 A JP H10138583A JP 29383896 A JP29383896 A JP 29383896A JP 29383896 A JP29383896 A JP 29383896A JP H10138583 A JPH10138583 A JP H10138583A
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Yoshifumi Morikawa
淑文 森川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電気的や機械的に簡単な構成で印字媒体のサイ
ズを検知できる画像形成装置を提供する。 【解決手段】印字媒体検知センサ20を、キャリッジ9
のうち印字ヘッド11よりも搬送方向(矢印A’方向)
上流側部分であって、複数の吐出口11a,11b,1
1c,……11xのうち印字媒体検知センサ20に最も
近い吐出口11aと最も遠い吐出口11xとの搬送方向
に沿った距離E以上に吐出口11aから離れた位置に搭
載した。即ち、印字媒体検知センサ20と吐出口11a
との距離Lを、距離Eと同じか距離Eよりも長くした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キャリッジに搭載
された印字ヘッドの吐出口からインクを吐出して記録紙
などの印字媒体に画像を形成する画像形成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】コンピュータやワークステーションの出
力装置の一つとして、インクを吐出して記録紙に画像を
形成するインクジェット方式画像形成装置が知られてい
る。このインクジェット方式画像形成装置は、例えば、
インクが吐出する吐出口が形成された印字ヘッドと、こ
の印字ヘッドを搭載して所定方向に往復動するキャリッ
ジと、この所定方向に直交する搬送方向に記録紙を搬送
する搬送装置とを備えている。
【0003】記録紙に画像を形成する際は、搬送装置で
搬送中の記録紙を一時的に停止させ、キャリッジを上記
の所定方向に往復動させながら、画像情報を担持した画
像信号に基づいて吐出口からインクを吐出し、記録紙の
うち、画像が形成される画像形成領域に位置する部分に
1バンド分の画像を形成する。その後、記録紙を1バン
ド分の幅だけ搬送方向に搬送して停止させ、再び、キャ
リッジを上記した所定方向に往復動させながら、画像信
号に基づいて吐出口からインクを吐出して、記録紙のう
ち、画像形成領域に新たに位置する部分に画像を形成す
る。このような動作を繰り返すことにより、記録紙に画
像を形成する。
【0004】このような画像形成装置では、一般に、画
像のサイズとこの画像が形成される記録紙などの印字媒
体のサイズとを合致させて画像を形成する。即ち、印字
媒体の幅や長さと画像の幅や長さとを合わせて画像を形
成する。通常、画像のサイズは出力する際に予め分かっ
ているので、画像形成装置に載置された印字媒体のサイ
ズを検知する必要がある。このために、印字媒体の通過
する周辺に、印字媒体を検知するセンサを設置して印字
媒体のサイズを検知している。例えば、印字媒体が載置
されたり通過したりするプラテンに、印字媒体を検知す
るセンサを二箇所に設置しておき、これらのセンサによ
って印字媒体の先端位置と後端位置とを検知してその長
さを検知している。さらに、印字媒体の上方を往復動す
るキャリッジに、印字媒体を検知するセンサを設置して
おき、このセンサによって印字媒体の幅を検知してい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
は、印字媒体の長さを検知するためにセンサをプラテン
の二箇所に設置しておき、これら2つのセンサによって
印字媒体の搬送方向の先端と後端の端部位置、即ち長さ
を検知している。しかし、このように2つのセンサを用
いて印字媒体の端部位置を検知する場合、印字媒体の端
部位置を検知するための構成が機械的にも電気的にも複
雑になる。
【0006】本発明は、上記事情に鑑み、簡単な構成で
印字媒体の端部位置を検知できる画像形成装置を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の画像形成装置は、それぞれからインクが吐出
する複数の吐出口が形成された印字ヘッドと、該印字ヘ
ッドを搭載して所定方向に往復動するキャリッジとを備
え、該キャリッジを前記所定方向に往復動させながら前
記複数の吐出口からインクを吐出して、前記所定方向に
交差する搬送方向に搬送される印字媒体に画像を形成す
る画像形成装置において、 (1)前記搬送方向に搬送されている印字媒体の長さと
幅を検知する、前記キャリッジのうち前記印字ヘッドよ
りも前記搬送方向上流側部分に搭載された印字媒体検知
手段を備えたことを特徴とするものである。
【0008】ここで、前記印字媒体検知手段は、前記複
数の吐出口のうち前記印字媒体検知手段に最も近い第1
の吐出口と最も遠い第2の吐出口との前記搬送方向に沿
った距離以上に前記第1の吐出口から離れた位置に搭載
されたものであることが好ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の画
像形成装置の一実施形態を説明する。
【0010】図1は、本発明の画像形成装置の一例であ
るプロッタの概略構成を示す斜視図であり、図2は、図
1のプロッタの一部をカットして印字媒体の搬送経路を
示す斜視図である。
【0011】プロッタ1はスタンド2の上部に固定され
ている。プロッタ1は、このプロッタ1を操作するため
のコントロールパネル3を備えており、コントロールパ
ネル3に配置された各種スイッチ等により紙サイズ、オ
ンライン/オフライン、コマンドなどを指示することが
できる。印字媒体4は矢印A方向から挿入され、押圧/
解除自在のピンチローラ5とグリッドローラ6とに狭持
され、コントロールパネル3からの指示に基づいて、プ
ロッタ1内に搬送される。矢印A方向に挿入された印字
媒体4の載置時の後端が、ピンチローラ5とグリッドロ
ーラ6よりも手前に配置された印字媒体有無検知センサ
111(図2参照)に検知されると、印字媒体4の搬送
を停止する。その後、印字媒体4は、矢印A方向とは反
対の方向(矢印A’方向)に搬送されて画像が形成され
る。画像が形成された印字媒体4は矢印A’方向に排出
されてスタッカ7に収容される。
【0012】図2を参照して、印字媒体4の搬送経路と
印字(画像形成)工程を説明する。プロッタ1は、ピン
チローラ5とグリッドローラ6に挟持されたシート状の
印字媒体4に印字する画像形成装置である。
【0013】印字媒体4に画像を形成するに当っては、
先ず、印字媒体4をプラテン8上で整置し、ピンチロー
ラ5とグリッドローラ6とに挟持させて矢印A方向に挿
入する。矢印A方向に挿入された印字媒体4の後端が、
ピンチローラ5とグリッドローラ6近傍に配置された印
字媒体有無検知センサ111によって検知されると、印
字媒体4の搬送を停止する。その後、印字媒体4は、矢
印A方向とは反対の方向(矢印A’方向)に搬送され
て、プラテン8の印字領域8bで印字媒体4に画像が形
成される。画像が形成された印字媒体4は矢印A’方向
に排出されてスタッカ7に収容される。
【0014】プロッタ1は、印字媒体4の搬送方向(矢
印A’方向)に直交する矢印B方向(本発明にいう所定
方向の一例である)に往復動するキャリッジ9を備えて
いる。キャリッジ9はヘッドホルダ10を有し、ヘッド
ホルダ10には、インクを収納した印字ヘッド11が装
着されている。キャリッジ9は、キャリッジ駆動モータ
(図示ぜず)に掛設されたベルト12に固定されてい
る。ベルト12は、キャリッジ駆動モータの正逆回転に
よって矢印B方向に往復動し、ベルト12の往復動に伴
ってキャリッジ9も案内レール13,14に案内されて
矢印B方向に往復動する。
【0015】キャリッジ9の往復動の範囲には、リニア
スケール16が配置されている。リニアスケール16に
は、画像の分解能に相当する目盛が刻まれている。キャ
リッジ9に搭載されたリニアセンサ(図示せず)からの
位置信号に基づいて、印字ヘッド11に形成された吐出
口11a,11b,11c,……11x(図3参照)か
らインクが吐出して、印字媒体4に画像が形成される。
印字媒体4は矢印A’方向に断続的に搬送される。印字
媒体4に画像を形成するに当っては、印字媒体4を一時
的に停止させ、キャリッジ9を矢印B方向に往復動させ
ながら印字信号に基づいて印字領域8bで吐出口11
a,11b,11c,……11xからインクを吐出させ
て一バンド分の画像を形成する。その後、印字媒体4を
所定長さだけ搬送し、印字領域8bに位置する新たな部
分に次のバンド分に画像を形成する。この動作を印字媒
体4の全長に亘って繰り返すことにより、印字媒体4に
画像が形成される。
【0016】図3を参照して、キャリッジ9について説
明する。
【0017】図3は、キャリッジ9を示す底面図であ
る。
【0018】キャリッジ9には、それぞれからインクが
吐出する複数の吐出口11a,11b,11c,……1
1xが形成された印字ヘッド11が搭載されている。こ
こでは、吐出口11aが本発明にいう第1の吐出口であ
り、吐出口11xが本発明にいう第2の吐出口である。
また、キャリッジ9には、矢印A’方向に搬送されてい
る印字媒体4(図2参照)の印字時の後端及び幅を検知
する印字媒体検知センサ(本発明にいう印字媒体検知手
段の一例である)20が搭載されている。このため、一
つの印字媒体検知センサ20によって印字媒体4(図2
参照)のサイズ(印字時の後端と幅)を検知できるの
で、プラテンに設置した2個のセンサのうち、1個が不
要となり電気的や機械的に簡単な構成で印字媒体のサイ
ズを検知できる。
【0019】上記した印字媒体検知センサ20は、発光
素子と受光素子を備えた周知の構成であり、キャリッジ
9のうち印字ヘッド11よりも搬送方向(矢印A’方
向)上流側部分に搭載されている。また、印字媒体検知
センサ20は、複数の吐出口11a,11b,11c,
……11xのうち印字媒体検知センサ20に最も近い吐
出口11aと最も遠い吐出口11xとの搬送方向に沿っ
た距離E以上に吐出口11aから離れた位置に搭載され
ている。即ち、印字媒体検知センサ20と吐出口11a
との距離Lは、距離Eと同じか距離Eよりも長い。従っ
て、印字媒体検知センサ20と吐出口11aとの間には
少なくとも一バンド分の間隔があることとなる。このた
め、印字媒体検知センサ20によって印字媒体4(図2
参照)の後端が検知されなかった場合、この後端が検知
されないことを担持する信号に基づいて、次回の一バン
ド分の画像を形成した後に画像形成を停止することによ
り、誤って印字媒体が無い部分に吐出したインクによる
プラテン8の汚れを防止できる。
【0020】図4、図5を参照してプロッタ1の動作の
全体的な流れについて説明する。
【0021】図4は、プロッタ1の概略構成を示すブロ
ック図であり、図5は、プロッタ1による印字動作を示
すフロー図である。
【0022】プロッタ1の電源(図示せず)を入れてプ
ロッタ1をスタートさせる(S151)と、MPU10
6からの指令でイニシャル処理が行われる(S15
2)。このイニシャル処理によって、プロッタ1の全て
の部材の動作位置が初期状態に戻る。例えば、印字ヘッ
ド11がクリーニングされたり、キャリッジ等がホーム
ポジションに位置するか否かが検知されたり、各デバイ
ス等が初期化されたりする。
【0023】イニシャル処理が終了すると、プラテンに
設置されている印字媒体有無検知センサ111によって
印字媒体4(図2参照)の有無を検知する印字媒体有無
のチェック動作が行われる(S153)。ここでは、印
字媒体有無検知センサ111が印字媒体4の有無を検知
する。
【0024】印字媒体有無検知センサ111の状態はM
PU106によって監視されており、印字媒体4が検知
されると、コントロールパネル3からMPU106に印
字媒体ロード命令が入力されてロード要求の有無が判定
される(S154)。MPU106にロード要求がある
と判定されると、MPU106では印字媒体ロード動作
が行なわれる(S155)。印字媒体ロード動作とは、
印字媒体4を矢印A方向に搬送して、印字媒体有無検知
センサ111で印字媒体4の後端を測定し、キャリッジ
9に搭載された印字媒体検知センサ20で幅を測定する
動作をいう。印字媒体ロード動作が終了すると、測定さ
れた印字媒体4の後端、幅がメインメモリ105に記憶
され、印字媒体の先端(印字時の後端)を除いたサイズ
が規定される(座標系構築動作)。その後、印字モード
等の印字媒体ロード処理を設定する以前に変更された諸
設定である画像形成動作の諸設定が行われる(S15
6)。これによりプロッタ1は印字可能状態になる。
【0025】プロッタ1が印字可能状態になると、画像
データ出力装置(パソコンやCAD等)101からI/
Oインターフェース102(例えば、RS232C、セ
ントロニクス、LAN等)を介して画像データがプロッ
タ1に入力される。画像データが入力されると、画像デ
ータ処理部104が画像データを受信し、画像データは
画像データ処理部104で印字可能な印字データ103
に変換される。
【0026】印字データ103はメインメモリ105に
保存されるが、保存量が所定の量になると、画像データ
処理部104からMPU106に印字を開始するように
要求され、印字開始要求の有無が判定される(S15
7)。印字開始要求が有りと判定されると、印字前処
理、即ちヘッドクリーニングや各デバイスの設定が行わ
れる(S158)。この印字前処理が終了すると、印字
処理が開始される(S159)。印字処理は、画像デー
タ処理部104で形成された印字データを、リニアスケ
ール16から入力された印字パルスに基づいて印字制御
部108で制御することによって行われる。印字を終了
させる信号がMPU106に入力されると、変換された
印字データ103が印字された後、ヘッドクリーニング
や印字媒体排出処理、各デバイスの設定等の印字終了処
理が行われ(S160)、プロッタ1の動作が終了す
る。
【0027】図5に示す印字処理(S159)を行うに
当たっては、印字ヘッド11(図3参照)を搭載したキ
ャリッジ9の往復動のうち、往方向への移動または復方
向への移動のいずれかでのみ印字を行う場合と、往復動
の両方向で印字を行う場合とがある。前者が片方向印字
と呼ばれ、後者が双方向印字と呼ばれる。
【0028】図6を参照して、まず片方向印字を説明す
る。
【0029】片方向印字の場合における、図3に示す印
字ヘッド11と印字媒体検知センサ20との距離は、距
離Lを距離Eよりも長くしても短くしても問題無い。こ
の理由は、印字媒体検知センサ20が印字走査時に吐出
口11より先行する位置に有れば、印字媒体の後端が過
ぎて印字媒体が無いことを吐出するより早く検知出来る
からである。
【0030】印字処理に入る(S201)と、印字媒体
検知センサ20が印字媒体4の検知動作をする。この理
由は、印字媒体ロード動作(図5に示すS155)によ
って得られた印字媒体4の印字時の先端位置や幅に基づ
いて、印字媒体検知センサ20が印字媒体4を検知可能
な位置にあるかどうかを判定する(S202)ためであ
る。
【0031】印字媒体検知センサ20が印字媒体4を検
知できない位置に位置する場合は、印字媒体検知センサ
20を搭載したキャリッジ9を、印字媒体4を検知でき
る位置に移動させる(S203)。次に、印字媒体検知
センサ20によって印字媒体4の有無を検知する(S2
04)。印字媒体検知センサ20が印字媒体4を検知す
ると印字動作が可能になるので、印字媒体検知センサ2
0が印字媒体4を検知すると、キャリッジ9を印字開始
点まで移動させて(S205)、印字動作に入る(S2
07)。この印字動作は、キャリッジ9を印字方向に移
動しながら印字ヘッド11からインクを吐出し片方向印
字を行うものである。
【0032】1バンド分の印字が終了すると、キャリッ
ジ9を印字開始点まで戻す。その間に印字媒体4を1バ
ンド分搬送して(S209)、画像形成領域に位置する
新たな部分に印字を開始する。この一連の動作を繰り返
し行い、印字媒体4の後端を検知するまで印字動作を続
け、印字を終了する(S210)。なお、印字中に、印
字媒体4の後端を検知した場合(S206)は、印字媒
体後端検知処理に移行して印字媒体後端検知エラーを発
して(S208)、印字動作を終了する。
【0033】図7を参照して、双方向印字を説明する。
【0034】双方向印字の場合における、図3に示す印
字ヘッド11と印字媒体検知センサ20との距離は、距
離Lを距離Eよりも長いものとした。このように印字ヘ
ッド11と印字媒体検知センサ20とを配置することに
より、印字媒体検知センサ20が、少なくとも更に二回
分の印字処理が可能な状態の印字媒体4を検知すること
になる。従って、双方向印字、即ちキャリッジ9の往移
動においても復移動においても印字できる往復印字が可
能となる。
【0035】先ず、印字媒体4の有無を検知する(S2
52)。印字媒体4が検知された場合、即ち印字媒体4
が存在する場合、印字媒体ロード動作(図5に示すS1
55)によって得られた印字媒体4の印字時の先端位置
や幅に基づいて、印字媒体検知センサ20が印字媒体4
を検知可能な位置にあるかどうかを判定する(S25
3)。
【0036】印字媒体検知センサ20が印字媒体4を検
知できない位置に位置する場合は、印字媒体検知センサ
20を搭載したキャリッジ9を、印字媒体4を検知でき
る位置に移動させる(S254)。次に、印字媒体検知
センサ20によって印字媒体4の有無を検知する(S2
55)。印字媒体検知センサ20が印字媒体4を検知す
ると印字動作が可能になるので、印字媒体検知センサ2
0が印字媒体4を検知すると、キャリッジ9を印字開始
点まで移動させ(S256)て、印字動作に入る(S2
58)。この印字動作は、キャリッジ9を往復動させな
がら印字ヘッド11からインクを吐出し双方向印字を行
うものである。
【0037】往方向の印字(往印字)が終了すると、キ
ャリッジ9を復方向の印字開始点に移動させる。その間
に印字媒体4を搬送して(S259)、復方向の印字を
開始する。この一連の動作を繰り返し行い、印字媒体4
の後端を検知するまで印字動作を続け、印字を終了する
(S261)。なお、印字中に、印字媒体4の後端を検
知した場合(S257)は、印字媒体後端検知処理に移
行して印字媒体後端検知エラーを発して(S260)、
印字動作を終了する。
【0038】上述した印字媒体検知センサ20の配置
は、双方向印字にとっては効果的な配置であるが、片方
向印字においても同様な効果が得られた。即ち、片方向
印字において二回分の印字処理が可能な状態の印字媒体
4を検知できるので、印字媒体の後端が検知された後、
二回分の印字処理を行って画像形成を停止することによ
り、インクによるプラテン8(図2参照)の汚れを防止
できる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像形成
装置によれば、キャリッジのうち印字ヘッドよりも搬送
方向上流側部分に搭載された印字媒体検知手段が、搬送
方向に搬送されている印字媒体の印字時の後端位置と幅
を検知するので、機械的や電気的に簡単な構成で印字媒
体のサイズを検知できる。
【0040】ここで、印字媒体検知手段が、複数の吐出
口のうち印字媒体検知手段に最も近い第1の吐出口と最
も遠い第2の吐出口との搬送方向に沿った距離以上に第
1の吐出口から離れた位置に搭載されたものである場合
は、少なくとも次回の一バンド分の画像を形成した後に
画像形成を停止できるので、吐出したインクによるプラ
テン等の汚れを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の一例であるプロッタの
概略構成を示す斜視図である。
【図2】図1のプロッタにおける印字媒体の搬送経路を
示す斜視図である。
【図3】図1のプロッタが備えているキャリッジを示す
底面図である。
【図4】図1のプロッタの概略構成を示すブロック図で
ある。
【図5】図1のプロッタによる印字動作を示すフロー図
である。
【図6】図1のプロッタを用いて片方向印字をする際の
動作を示すフロー図である。
【図7】図1のプロッタを用いて双方向印字をする際の
動作を示すフロー図である。
【符号の説明】
1 プロッタ 4 印字媒体 9 キャリッジ 11 印字ヘッド 11a,11b,11c,……11x 吐出口 20 印字媒体検知センサ E 複数の吐出口のうち印字媒体検知センサに最も近い
吐出口11aと最も遠い吐出口11xとの搬送方向に沿
った距離 L 印字媒体検知センサと吐出口11aとの距離

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれからインクが吐出する複数の吐
    出口が形成された印字ヘッドと、該印字ヘッドを搭載し
    て所定方向に往復動するキャリッジとを備え、該キャリ
    ッジを前記所定方向に往復動させながら前記複数の吐出
    口からインクを吐出して、前記所定方向に交差する搬送
    方向に搬送される印字媒体に画像を形成する画像形成装
    置において、 前記搬送方向に搬送されている印字媒体の長さと幅を検
    知する、前記キャリッジのうち前記印字ヘッドよりも前
    記搬送方向上流側部分に搭載された印字媒体検知手段を
    備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記印字媒体検知手段は、 前記複数の吐出口のうち前記印字媒体検知手段に最も近
    い第1の吐出口と最も遠い第2の吐出口との前記搬送方
    向に沿った距離以上に前記第1の吐出口から離れた位置
    に搭載されたものであることを特徴とする請求項1記載
    の画像形成装置。
JP29383896A 1996-11-06 1996-11-06 画像形成装置 Withdrawn JPH10138583A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7530656B2 (en) 2002-07-25 2009-05-12 Seiko Epson Corporation Liquid-ejecting apparatus and printing system
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