JPH07214814A - 印字制御方法 - Google Patents
印字制御方法Info
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- JPH07214814A JPH07214814A JP1194294A JP1194294A JPH07214814A JP H07214814 A JPH07214814 A JP H07214814A JP 1194294 A JP1194294 A JP 1194294A JP 1194294 A JP1194294 A JP 1194294A JP H07214814 A JPH07214814 A JP H07214814A
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Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims abstract description 11
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 10
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 claims description 3
- 238000005338 heat storage Methods 0.000 description 3
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000020169 heat generation Effects 0.000 description 1
- ORQBXQOJMQIAOY-UHFFFAOYSA-N nobelium Chemical compound [No] ORQBXQOJMQIAOY-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Electronic Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 印字速度を速くすることが可能な印字制御方
法を提供する。 【構成】 印字の指示を受けると(S1)、サーマルヘ
ッド自身およびその周囲近傍の温度を検出し(S2,S
3)、この温度をあらかじめ設定されている所定の温度
と比較して(S4)、検出した温度が設定値以上である
場合は、媒体の移動速度を早めるようにモータの回転速
度を高速となるようにし(S5)、検出した温度が設定
値以下である場合は媒体の移動速度を遅くするようにモ
ータの回転速度を低速となるようにして(S6)、印字
を実行する(S7)。
法を提供する。 【構成】 印字の指示を受けると(S1)、サーマルヘ
ッド自身およびその周囲近傍の温度を検出し(S2,S
3)、この温度をあらかじめ設定されている所定の温度
と比較して(S4)、検出した温度が設定値以上である
場合は、媒体の移動速度を早めるようにモータの回転速
度を高速となるようにし(S5)、検出した温度が設定
値以下である場合は媒体の移動速度を遅くするようにモ
ータの回転速度を低速となるようにして(S6)、印字
を実行する(S7)。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ライン式サーマルヘッ
ドにおける印字制御の方法に関するものである。
ドにおける印字制御の方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ライン式のサーマルヘッドの印字
では、蓄熱制御と呼ばれる方式により印字品位を制御し
ている。蓄熱制御とは、周囲温度およびヘッド駆動時の
サーマルヘッドへの蓄熱による発熱特性の変化を、サー
マルヘッドに内蔵したサーミスタ等の温度検出素子によ
り検出し、その値に応じたエネルギーをサーマルヘッド
に印加することにより、印字結果を等濃度となるように
制御するものである。
では、蓄熱制御と呼ばれる方式により印字品位を制御し
ている。蓄熱制御とは、周囲温度およびヘッド駆動時の
サーマルヘッドへの蓄熱による発熱特性の変化を、サー
マルヘッドに内蔵したサーミスタ等の温度検出素子によ
り検出し、その値に応じたエネルギーをサーマルヘッド
に印加することにより、印字結果を等濃度となるように
制御するものである。
【0003】図4はライン式サーマルヘッドの概略構成
を示す斜視図で、101はライン式のサーマルヘッドで
あり、このサーマルヘッド101の端面部には、複数個
の発熱素子102が並べて設けられている。図5は上述
したライン式のサーマルヘッドを備えたプリンタの概略
側面図である。図において、103はサーマルヘッド1
01の発熱素子102に対向配置され、この発熱素子1
02の並んだ方向に沿って延びたプラテンローラ、10
4は印字される媒体、105は転写リボンであり、印字
時には、プラテンローラ103が矢印a方向に回転して
媒体104を移動させる。また、転写リボン105は媒
体104がフィードされる速度に合わせて移動させる。
を示す斜視図で、101はライン式のサーマルヘッドで
あり、このサーマルヘッド101の端面部には、複数個
の発熱素子102が並べて設けられている。図5は上述
したライン式のサーマルヘッドを備えたプリンタの概略
側面図である。図において、103はサーマルヘッド1
01の発熱素子102に対向配置され、この発熱素子1
02の並んだ方向に沿って延びたプラテンローラ、10
4は印字される媒体、105は転写リボンであり、印字
時には、プラテンローラ103が矢印a方向に回転して
媒体104を移動させる。また、転写リボン105は媒
体104がフィードされる速度に合わせて移動させる。
【0004】このように、媒体104,転写リボン10
5を移動させながらサーマルヘッド101の発熱素子1
02を発熱させることにより転写リボン105のインク
を媒体104に転写して印字を行う。このとき、媒体1
04,転写リボン105の移動する速度が印字速度であ
り、早く移動させれば印字時間は短くなり、遅く移動さ
せれば印字時間は長くなる。
5を移動させながらサーマルヘッド101の発熱素子1
02を発熱させることにより転写リボン105のインク
を媒体104に転写して印字を行う。このとき、媒体1
04,転写リボン105の移動する速度が印字速度であ
り、早く移動させれば印字時間は短くなり、遅く移動さ
せれば印字時間は長くなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図6は従来の印字タイ
ミングとヘッドドライブON/OFFのタイミングの関
係を示すタイムチャートで、図6(a)は印字タイミン
グ、図6(b)はヘッドドライブON/OFFのタイミ
ングを示しており、L1は1ライン当たりの印字間隔、
L2はサーマルヘッドの発熱素子を駆動して実際に印字
している時間、L3はサーマルヘッドを駆動していない
時間を示している。
ミングとヘッドドライブON/OFFのタイミングの関
係を示すタイムチャートで、図6(a)は印字タイミン
グ、図6(b)はヘッドドライブON/OFFのタイミ
ングを示しており、L1は1ライン当たりの印字間隔、
L2はサーマルヘッドの発熱素子を駆動して実際に印字
している時間、L3はサーマルヘッドを駆動していない
時間を示している。
【0006】サーマルヘッドにおける蓄熱制御方式で
は、サーマルヘッドへ印加するエネルギー量の増減は、
サーマルヘッドを駆動して実際に印字する時間を変化さ
せることにより実現している。そのため、サーマルヘッ
ドの温度が低い時には、多くのエネルギーを必要とする
ため、サーマルヘッドを駆動する時間L2が長くなり、
温度が高い場合には、短くて済むことになる。
は、サーマルヘッドへ印加するエネルギー量の増減は、
サーマルヘッドを駆動して実際に印字する時間を変化さ
せることにより実現している。そのため、サーマルヘッ
ドの温度が低い時には、多くのエネルギーを必要とする
ため、サーマルヘッドを駆動する時間L2が長くなり、
温度が高い場合には、短くて済むことになる。
【0007】ここで、1ライン当たりの印字間隔L1は
媒体の移動速度により決まり、媒体の移動速度を早くす
れば1ライン当たりの印字間隔L1は短くなり、媒体の
移動速度を遅くすれば1ライン当たりの印字間隔L1は
長くなるが、サーマルヘッドを駆動する時間L2が長く
なると、1ライン当たりの印字間隔L1も長くする必要
がある。
媒体の移動速度により決まり、媒体の移動速度を早くす
れば1ライン当たりの印字間隔L1は短くなり、媒体の
移動速度を遅くすれば1ライン当たりの印字間隔L1は
長くなるが、サーマルヘッドを駆動する時間L2が長く
なると、1ライン当たりの印字間隔L1も長くする必要
がある。
【0008】プリンタが種々の条件下で使用されること
を考慮して、1ライン当たりの印字間隔L1は、装置の
使用条件の下限である0℃のときにサーマルヘッドを駆
動するのに必要な時間L2に合わせて決定されており、
このときの1ライン当たりの印字間隔L1が得られるよ
うに媒体の移動速度が決められ、これは常に一定であ
る。このため、温度が高く、サーマルヘッドを駆動する
時間L2が短くなっても、1ライン当たりの印字間隔L
1が一定であるので、サーマルヘッドを駆動しない時間
L3を長くして対処しており、印字時間が長くなって、
装置全体の処理時間を遅くするという問題がある。
を考慮して、1ライン当たりの印字間隔L1は、装置の
使用条件の下限である0℃のときにサーマルヘッドを駆
動するのに必要な時間L2に合わせて決定されており、
このときの1ライン当たりの印字間隔L1が得られるよ
うに媒体の移動速度が決められ、これは常に一定であ
る。このため、温度が高く、サーマルヘッドを駆動する
時間L2が短くなっても、1ライン当たりの印字間隔L
1が一定であるので、サーマルヘッドを駆動しない時間
L3を長くして対処しており、印字時間が長くなって、
装置全体の処理時間を遅くするという問題がある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、本発明は、装置の使用環境は通常常温以上であ
り、サーマルヘッド自身の温度は何度か印字を繰り返し
ているうちに上昇していることを利用し、印字速度をそ
の温度の時に必要なサーマルヘッドの駆動時間に応じて
変化させるようにしたものであり、サーマルヘッド自身
およびその周囲近傍の温度を検出する温度検出手段と、
媒体を移動させるプラテンローラを回転させるモータを
駆動するモータ制御手段と、温度検出手段で検出した温
度に基づいて前記モータの回転速度を設定し、その情報
をモータ制御手段に送る主制御手段とを備え、サーマル
ヘッド自身およびその周囲近傍の温度が高い場合には媒
体の移動速度を早め、低い場合には媒体の移動速度を遅
くすることとしたものである。
ため、本発明は、装置の使用環境は通常常温以上であ
り、サーマルヘッド自身の温度は何度か印字を繰り返し
ているうちに上昇していることを利用し、印字速度をそ
の温度の時に必要なサーマルヘッドの駆動時間に応じて
変化させるようにしたものであり、サーマルヘッド自身
およびその周囲近傍の温度を検出する温度検出手段と、
媒体を移動させるプラテンローラを回転させるモータを
駆動するモータ制御手段と、温度検出手段で検出した温
度に基づいて前記モータの回転速度を設定し、その情報
をモータ制御手段に送る主制御手段とを備え、サーマル
ヘッド自身およびその周囲近傍の温度が高い場合には媒
体の移動速度を早め、低い場合には媒体の移動速度を遅
くすることとしたものである。
【0010】
【作用】上述した本発明は、温度検出手段でサーマルヘ
ッド自身およびその周囲近傍の温度を検出すると、主制
御部はこの検出した温度とあらかじめ設定されている所
定の温度との大小を比較し、検出した温度が設定値より
高いときはモータの回転速度を早めるための情報をモー
タ制御手段に送って媒体の移動速度を早くし、検出した
温度が設定値より低い時はモータの回転速度を遅くする
ための情報をモータ制御手段に送って媒体の移動速度を
遅くする。
ッド自身およびその周囲近傍の温度を検出すると、主制
御部はこの検出した温度とあらかじめ設定されている所
定の温度との大小を比較し、検出した温度が設定値より
高いときはモータの回転速度を早めるための情報をモー
タ制御手段に送って媒体の移動速度を早くし、検出した
温度が設定値より低い時はモータの回転速度を遅くする
ための情報をモータ制御手段に送って媒体の移動速度を
遅くする。
【0011】
【実施例】図1は本発明の一実施例における印字制御方
法を示すフローチャート、図2は本実施例の印字制御方
法を実行するための制御ブロック図であり、まず、図2
を用いて本実施例の構成を説明する。図において、1は
サーマルヘッド、2はこのサーマルヘッド1に内蔵さ
れ、該サーマルヘッド1自身およびその周囲近傍の温度
を測定するためのサーミスタ、3はこのサーミスタ2の
抵抗値をデジタル値に変換する回路であるA/D変換部
である。
法を示すフローチャート、図2は本実施例の印字制御方
法を実行するための制御ブロック図であり、まず、図2
を用いて本実施例の構成を説明する。図において、1は
サーマルヘッド、2はこのサーマルヘッド1に内蔵さ
れ、該サーマルヘッド1自身およびその周囲近傍の温度
を測定するためのサーミスタ、3はこのサーミスタ2の
抵抗値をデジタル値に変換する回路であるA/D変換部
である。
【0012】4は前記サーマルヘッド1を制御する回路
である印字制御部、5はここでは図示しないプラテンロ
ーラを駆動するモータ、6はこのモータ5を駆動すると
とものその回転速度等を制御するモータ制御部である。
7は本装置全体を制御する主制御部(CPU)、8はこ
の主制御部7で実行されるプログラムが格納されている
ROMであり、主制御部7は、このROM8からプログ
ラムを読み出して各部の制御を行う。すなわち、主制御
部7は、サーミスタ2の抵抗値をA/D変換部3を介し
てデジタル値として受け、これを温度として認識してこ
の温度に基づいてモータ5の回転速度を制御するため
に、所定の回転速度でモータ5を回転させるためのパラ
メータをモータ制御部6にセットする。
である印字制御部、5はここでは図示しないプラテンロ
ーラを駆動するモータ、6はこのモータ5を駆動すると
とものその回転速度等を制御するモータ制御部である。
7は本装置全体を制御する主制御部(CPU)、8はこ
の主制御部7で実行されるプログラムが格納されている
ROMであり、主制御部7は、このROM8からプログ
ラムを読み出して各部の制御を行う。すなわち、主制御
部7は、サーミスタ2の抵抗値をA/D変換部3を介し
てデジタル値として受け、これを温度として認識してこ
の温度に基づいてモータ5の回転速度を制御するため
に、所定の回転速度でモータ5を回転させるためのパラ
メータをモータ制御部6にセットする。
【0013】図3は本実施例の印字タイミングとヘッド
ドライブON/OFFのタイミングの関係を示すタイム
チャートで、図3(a)は印字タイミング、図3(b)
はヘッドドライブON/OFFのタイミングを示してお
り、L4は1ライン当たりの印字間隔、L5はサーマル
ヘッド1の発熱素子を駆動して実際に印字している時間
を示している。
ドライブON/OFFのタイミングの関係を示すタイム
チャートで、図3(a)は印字タイミング、図3(b)
はヘッドドライブON/OFFのタイミングを示してお
り、L4は1ライン当たりの印字間隔、L5はサーマル
ヘッド1の発熱素子を駆動して実際に印字している時間
を示している。
【0014】一般的な環境下における装置の通常使用時
には、サーマルヘッド1の外部温度は20℃以上となっ
ており、この時は、サーマルヘッド1の発熱素子を駆動
する時間L5は短くできるので、本実施例では、サーミ
スタ2で測定した温度がこの20℃以上であると判別す
ると、主制御部7はモータ5の回転速度が高速となるよ
うに設定して、1ライン当たりの印字間隔L4を短くし
ている。
には、サーマルヘッド1の外部温度は20℃以上となっ
ており、この時は、サーマルヘッド1の発熱素子を駆動
する時間L5は短くできるので、本実施例では、サーミ
スタ2で測定した温度がこの20℃以上であると判別す
ると、主制御部7はモータ5の回転速度が高速となるよ
うに設定して、1ライン当たりの印字間隔L4を短くし
ている。
【0015】なお、サーミスタ2で測定した温度が20
℃以下であると判別すると、1ライン当たりの印字間隔
L4が、図6のタイムチャートで説明したように、サー
マルヘッド1の外部温度が低く、該サーマルヘッド1の
発熱素子を駆動する時間L2が長く必要な場合に合わせ
て設定した印字間隔L1となるように、主制御部7はモ
ータ5の回転速度を遅く設定する。
℃以下であると判別すると、1ライン当たりの印字間隔
L4が、図6のタイムチャートで説明したように、サー
マルヘッド1の外部温度が低く、該サーマルヘッド1の
発熱素子を駆動する時間L2が長く必要な場合に合わせ
て設定した印字間隔L1となるように、主制御部7はモ
ータ5の回転速度を遅く設定する。
【0016】以下に、図1を用いて本実施例における印
字制御方法の手順を説明する。主制御部7は、図示しな
い上位装置から印字指示コマンドを受信すると(S
1)、A/D変換部3を介してサーミスタ2の抵抗値を
読み取る(S2)。そして、この抵抗値を温度に変換し
て(S3)、この温度が、あらかじめ設定されているあ
る温度、ここでは20℃に対して高いか低いかを判別す
る(S4)。
字制御方法の手順を説明する。主制御部7は、図示しな
い上位装置から印字指示コマンドを受信すると(S
1)、A/D変換部3を介してサーミスタ2の抵抗値を
読み取る(S2)。そして、この抵抗値を温度に変換し
て(S3)、この温度が、あらかじめ設定されているあ
る温度、ここでは20℃に対して高いか低いかを判別す
る(S4)。
【0017】前記S4で、サーミスタの抵抗値から求め
た温度が設定値より高いと判別した場合は、主制御部7
は高速印字速度でのパラメータをモータ制御部6にセッ
トする(S5)。これにより、モータ制御部6はモータ
5を高速で回転させることができる。また、前記S4
で、サーミスタ2の抵抗値から求めた温度が設定値より
低いと判別した場合は、主制御部7は通常印字速度での
パラメータをモータ制御部6にセットする(S6)。こ
れにより、モータ制御部6はモータ5を低速で回転させ
ることができる。
た温度が設定値より高いと判別した場合は、主制御部7
は高速印字速度でのパラメータをモータ制御部6にセッ
トする(S5)。これにより、モータ制御部6はモータ
5を高速で回転させることができる。また、前記S4
で、サーミスタ2の抵抗値から求めた温度が設定値より
低いと判別した場合は、主制御部7は通常印字速度での
パラメータをモータ制御部6にセットする(S6)。こ
れにより、モータ制御部6はモータ5を低速で回転させ
ることができる。
【0018】そして、主制御部7は、上述したS5ある
いはS6でモータ5の回転速度を設定するパラメータを
モータ制御部6にセットすると、この設定した回転速度
でモータ5を回転させて媒体を走行させるとともに、印
字制御部4を制御して、サーミスタ2の抵抗値から求め
た温度が設定値より高いと判別してモータ5の回転速度
を早くした場合には、サーマルヘッド1を駆動する時間
を短くし、温度が設定値より低いと判別してモータ5の
回転速度を遅くした場合には、サーマルヘッド1を駆動
する時間を長くして、媒体9に印字を行う(S7)。こ
れにより、例えば、従来は1ライン当たり1.2msで印
字していたものを、1ライン当たり0.8msで印字する
ことができ、1枚の媒体に2000ライン印字した場
合、1枚当たり800msの処理速度を向上させることが
できる。
いはS6でモータ5の回転速度を設定するパラメータを
モータ制御部6にセットすると、この設定した回転速度
でモータ5を回転させて媒体を走行させるとともに、印
字制御部4を制御して、サーミスタ2の抵抗値から求め
た温度が設定値より高いと判別してモータ5の回転速度
を早くした場合には、サーマルヘッド1を駆動する時間
を短くし、温度が設定値より低いと判別してモータ5の
回転速度を遅くした場合には、サーマルヘッド1を駆動
する時間を長くして、媒体9に印字を行う(S7)。こ
れにより、例えば、従来は1ライン当たり1.2msで印
字していたものを、1ライン当たり0.8msで印字する
ことができ、1枚の媒体に2000ライン印字した場
合、1枚当たり800msの処理速度を向上させることが
できる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、サーマ
ルヘッド自身およびその周囲近傍の温度を検出し、この
温度が高い場合には媒体の移動速度を早め、低い場合に
は媒体の移動速度を遅くすることとしたので、サーマル
ヘッドの駆動時間が長く必要な低温時のみ媒体の移動速
度を遅くして、サーマルヘッドの駆動時間が短くて済む
一般的な環境下での使用時には媒体の移動速度を早くす
ることができ、これにより、印字速度が速くなって、装
置全体の処理速度を上げることができるという効果を有
する。
ルヘッド自身およびその周囲近傍の温度を検出し、この
温度が高い場合には媒体の移動速度を早め、低い場合に
は媒体の移動速度を遅くすることとしたので、サーマル
ヘッドの駆動時間が長く必要な低温時のみ媒体の移動速
度を遅くして、サーマルヘッドの駆動時間が短くて済む
一般的な環境下での使用時には媒体の移動速度を早くす
ることができ、これにより、印字速度が速くなって、装
置全体の処理速度を上げることができるという効果を有
する。
【図1】本発明の一実施例における印字制御方法を示す
フローチャートである。
フローチャートである。
【図2】本実施例の印字制御方法を実行するための制御
ブロック図である。
ブロック図である。
【図3】本実施例の印字タイミングとヘッドドライブO
N/OFFのタイミングの関係を示すタイムチャートで
ある。
N/OFFのタイミングの関係を示すタイムチャートで
ある。
【図4】ライン式サーマルヘッドの概略構成を示す斜視
図である。
図である。
【図5】ライン式のサーマルヘッドを備えたプリンタの
概略側面図である。
概略側面図である。
【図6】従来の印字タイミングとヘッドドライブON/
OFFのタイミングの関係を示すタイムチャートであ
る。
OFFのタイミングの関係を示すタイムチャートであ
る。
【符号の説明】 1 サーマルヘッド 2 サーミスタ 5 モータ 6 モータ制御部 7 主制御部
Claims (1)
- 【請求項1】 発熱素子が1列に並んで配列されたライ
ン式のサーマルヘッドで媒体を移動させながら1ドット
ライン毎の印字を行う印字制御方法において、 サーマルヘッド自身およびその周囲近傍の温度を検出
し、 この温度が高い場合には媒体の移動速度を早め、低い場
合には媒体の移動速度を遅くすることを特徴とする印字
制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1194294A JPH07214814A (ja) | 1994-02-03 | 1994-02-03 | 印字制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1194294A JPH07214814A (ja) | 1994-02-03 | 1994-02-03 | 印字制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07214814A true JPH07214814A (ja) | 1995-08-15 |
Family
ID=11791711
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1194294A Pending JPH07214814A (ja) | 1994-02-03 | 1994-02-03 | 印字制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07214814A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101898458A (zh) * | 2009-05-28 | 2010-12-01 | 兄弟工业株式会社 | 打印机 |
-
1994
- 1994-02-03 JP JP1194294A patent/JPH07214814A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101898458A (zh) * | 2009-05-28 | 2010-12-01 | 兄弟工业株式会社 | 打印机 |
EP2255970A1 (en) * | 2009-05-28 | 2010-12-01 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Printer |
US8269808B2 (en) | 2009-05-28 | 2012-09-18 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Printer |
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