JP2914128B2 - サーマルヘッドの発熱体の駆動装置 - Google Patents

サーマルヘッドの発熱体の駆動装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サーマルヘッドを用い
て印字記録を行う印字装置に係り、特に第一パルスに加
えて、第一パルスに続いて断続する短パルス列を印加し
て、サーマルヘッドの発熱体の温度を所定時間一定に保
つ駆動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、サーマルヘッドに印字電力を供給
するサーマルヘッドの駆動方法のひとつとして、例え
ば、実公昭57ー9075公報に示されているように、
大きなパルス幅を有する第1のパルスにてサーマルヘッ
ドの発熱体を印字に必要な所定の温度まで上昇させ、後
に短く断続した複数のパルス列からなる小さなパルス幅
を有する第2のパルスにてサーマルヘッドの発熱温度が
極端に大きくなることを防止すると共に印字記録時間を
大きくとれる駆動方法があった。
【0003】この駆動方法によると、発熱体の温度の上
昇が速く、さらに発熱体の温度のピーク値が必要以上に
高くなることを抑えることができるため、サーマルヘッ
ドの熱的応答を良くすることができ、印字の高速化と発
熱体の保護とに役立っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
駆動方法においては、気温の変化、印字に伴うサーマル
ヘッドのベースの温度の変化や直前の駆動による発熱体
の蓄熱などの要因により、発熱体の温度上昇度がばらつ
くことがあり、ひいては印字品質の低下をもたらす。
【0005】これを解決するためには、使用環境に応じ
て発熱体の温度の上昇量を変え、また印字時の発熱体の
温度が所定の時間、所定の温度に保たれるように制御し
なければならない。しかし、第1のパルスとそれに続く
短パルス列で構成された第2のパルスとが別々に制御さ
れると、図8(a)および(b)に示すように、第1の
パルスが与える温度と第2のパルスが維持しようとする
温度とに差異が生じ、発熱体の温度がしばらく安定せず
変動してしまう。発熱体の温度が変動するということ
は、それにより記録されるインクの融解度や感熱紙の発
色度も変動することとなる。しかるに、安定した印字品
質を保つためには発熱体の温度の変動を回避せねばなら
ない。
【0006】そのためには、前記第1のパルスのパルス
幅を状況に応じて変更しなければならず、また第1のパ
ルスに続く第2のパルスのパルス列の断続時間比も第1
のパルスのパルス幅に応じて変化しなければ、第1のパ
ルスの印加によって得られた発熱体の温度を維持するこ
とができない。
【0007】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、どのような状況下においても、
印字時の発熱体の温度が急速に上昇し、インク融解温度
付近で常に一定になるように制御がなされ、常に良い印
字品質を得ることができるサーマルヘッドの発熱体の駆
動制御装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のサーマルヘッドの発熱体の駆動装置は、ドッ
トに対応する発熱抵抗体を複数個配列したサーマルヘッ
ドの各発熱抵抗体に、印刷データに対応する駆動電圧パ
ルスを印加して印刷を行うものであり、更に、前記駆動
電圧パルスは第一のパルスと前記第一のパルスに続いて
断続される短パルス列で構成され、サーマルヘッド近傍
の環境温度を検出する感熱素子と、その第一のパルスが
印加された際の前記発熱抵抗体の最高温度を決定するヘ
ッド温度決定手段と、前記ヘッド温度決定手段により決
められた発熱抵抗体の温度から第一のパルスの印加時間
を決定する第一制御手段と、前記ヘッド温度決定手段に
より決められた発熱抵抗体の温度と、前記感熱素子から
の環境温度から、放熱係数を計算する放熱特性計算手段
と、前記放熱特性計算手段により求められた放熱係数に
対応した前記短パルス列の断続時間比を決定する第二制
御手段とを備えている。
【0009】尚、前記第一制御手段は、前記第一のパル
スの印加時間をサーマルヘッドの近傍温度の関数として
与え、前記第2決定手段は、前記パルス列の断続時間比
を前記サーマルヘッドの放熱特性を鑑みた前記第一のパ
ルスの印加時間の関数として与えられるものでもよい。
【0010】
【作用】上記の構成を有する本発明のサーマルヘッドの
発熱体の駆動装置は、まず、前記第1制御手段により第
一のパルスの印加時間が決定される。そして、ヘッド温
度予測手段により、第一のパルスの印加時間と感熱素子
によって検出されるサーマルヘッド近傍の環境温度とか
ら、その第一のパルスが印加された際の前記発熱抵抗体
の最高温度が算出される。また、放熱特性計算手段によ
り、そのヘッド温度予測手段により算出された発熱抵抗
体の温度と前記感熱素子からの環境温度とから、放熱係
数が計算される。第二制御手段は、その放熱特性計算手
段により求められた放熱係数に対応した短パルス列の断
続時間比を決定する。
【0011】すると、第一のパルスが発熱体に印加され
たときの発熱体の最高温度と、パルス列が発熱体に連続
に印加されたときの発熱体の定常状態の温度とが等しく
なるように制御され、印字時の発熱体の温度が急速に上
昇し、そのまま印字に最適な温度で発熱体の温度が所定
の時間保たれる。
【0012】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。
【0013】まず、図1を参照して本発明の一実施例に
よるサーマルヘッドの発熱体の駆動装置10について説
明する。本実施例の駆動制御装置10は、印字制御部1
2と、サーマルヘッド駆動部14と、サーマルヘッド1
8と、温度センサ32とから構成されており、印字媒体
上にサーマルヘッド18の熱により印字記録を行うもの
である。
【0014】印字制御部12は、中央制御処理を行う周
知のCPU20と、各種データやプログラムが格納され
ているROM22と、印字データを一時格納するRAM
24と、駆動電圧パルス28を発生するパルスジェネレ
ータ26等から構成されており、CPU20はROM2
2に記憶されているプログラムに従って印字データ制
御、パルス信号制御及び情報処理演算を行う。
【0015】ROM22には、CPU20に所定の演算
や制御を行わせるためのプログラムと、インク種類別の
溶融温度のデータと、サーマルヘッド18の発熱体16
を発熱させる駆動電圧パルス28に関するプログラム及
びデータなどが格納されている。
【0016】駆動電圧パルス28に関するプログラム及
びデータとは、まず、サーマルヘッド18のセラミック
基板の温度T0と、単一のパルス29のパルス幅Wと、
それを印加された発熱体16の温度との関係は予め測定
されて、図5に示すような関係を駆動電圧パルス28に
関するデータテーブル22aとしてROM22に格納さ
れている。データテーブル22aには、目標とする発熱
体16の温度別に、セラミック基板の温度T0に対応す
る印加すべき単一パルス29のパルス幅Wを登録してい
る。
【0017】そして、ROM22には、発熱体16を所
望温度にまで加熱する単一パルス29のパルス幅Wを決
定するプログラム22bが記憶されている。
【0018】また、先のデータテーブル22aに関連し
て、求められた発熱体16の温度と、セラミック基板の
温度T0とから、その時の発熱体16の放熱係数Pを求
める計算式22cがROM22に格納されている。放熱
係数Pは単位時間当りに発熱体16から逃げてゆく熱量
で示される。一般に発熱体16の放熱特性は、その発熱
体16自身の温度が高くなるほど熱を発散しやすく、発
熱体16を取り巻く環境温度(=セラミック基板の温度
T0)が低いほど熱を発散しやすくなる。放熱係数P
は、図6に示すように、発熱体16自身の温度と環境温
度との差にほぼ正比例する。計算式22cには、放熱係
数Pが、発熱体16の温度TMとセラミック基板の温度
T0との差TZ(=TM−T0)による一次近似関数で
表されている。
【0019】そして、その放熱係数Pと、発熱体16の
温度を一定温度TMを維持するために断続印加される複
数のパルス列(以下、チョッピングパルスと称す)30
のデューティ比Dとの関係も予め測定されて、駆動電圧
パルス28に関するデータテーブル22dとしてROM
22に格納されている。データテーブル22dには、図
7に示すように、放熱係数Pに正比例する形にデューテ
ィ比Dを登録している。つまり、放熱係数Pが大きけれ
ば、対応するデューティ比Dも高きくするように設定し
ている。
【0020】RAM24は、外部から入力された文書デ
ータを保持しておく文書メモリ24aと、文書データを
ドットパターンによる印字情報として記憶するテキスト
メモリ24bを有している。
【0021】パルスジェネレータ26は、CPU20に
接続されると共に、CPU20から送られるパルス発生
指令を受けて動作し、任意の時間幅を有す単一のパルス
29および任意のデューティ比Dを有すパルス列である
チョッピングパルス30とからなる+Vの駆動電圧パル
ス28を、後述するサーマルヘッド駆動部14の各ナン
ドゲート38に出力する。但し、本実施例における任意
のデューティ比Dとは、チョッピングパルス30の周期
(一回ずつON/OFFする時間)は変化せず、ON時
間とOFF時間との比率が変化することを示すものであ
る。尚、単一のパルス29が本発明の第一のパルスに相
当し、チョッピングパルス30が本発明の短パルス列に
相当する。
【0022】次に、サーマルヘッド駆動部14は、シフ
トレジスタ34と、ラッチレジスタ36と、ナンドゲー
ト38とから構成されている。シフトレジスタ34の入
力端子は印字制御部12に接続され、印字制御部12か
ら所定のタイミングで印字データが書き込まれる。ラッ
チレジスタ36の夫々の入力端子にはシフトレジスタ3
4の出力端子が接続されて、印字制御部12からのラッ
チ信号により、シフトレジスタ36から印字データをラ
ッチする。ナンドゲート38は、その夫々の入力端子の
一端をラッチレジスタ36の出力端子に接続され、入力
端子の他端は印字制御部12と夫々接続され、印字制御
部から駆動電圧パルス28が入力される。ナンドゲート
38の出力はサーマルヘッド18の各発熱体16の一端
に接続されており、ナンドゲート38により印字データ
に基づいて駆動する発熱体16が選択され、その選択さ
れた発熱体16が駆動電圧パルス28により駆動される
ことで印字がなされる。
【0023】続いて、サーマルヘッド18はセラミック
基板上に複数の発熱体16が一列に配設されおり、発熱
体16の夫々の一端にはサーマルヘッド駆動部14から
の出力が接続されている。また、各発熱体16はその他
端を+Vの駆動電源に接続されている。
【0024】また、温度センサ32は、サーマルヘッド
18のセラミック基板の温度T0を検出できるように配
置され、CPU20と接続されていて検出信号がCPU
20に送られる。
【0025】次に、駆動電圧パルス28とそれを印加し
た際の発熱体16の温度との関係を説明する。図2は、
単一のパルス29とサーマルヘッド18の発熱体の温度
との関係を示す図である。一般に、サーマルヘッド18
の発熱体16は、図2に示すように、単一パルス29が
印加されると、発熱体16の温度は急激に上昇し単一パ
ルス29が終わる時点で最高温度TMに達し、その後常
温に向かって徐々に下降する。このとき、最高温度TM
は単一パルス29のパルス幅Wに依存し、パルス幅Wが
大きくなるほど発熱体16の最高温度TMは高温にな
る。よって、パルス幅Wを制御することによって発熱体
16の最高温度TMの値を任意に設定することができ
る。
【0026】図3は、チョッピングパルス30とサーマ
ルヘッド18の発熱体の温度との関係を示す図である。
発熱体16にチョッピングパルス30が印加されると、
発熱体16の温度は徐々に上昇し、チョッピングパルス
30の断続時間比(以下、デューティ比Dと称す)に応
じて定常温度TCになる。このとき、定常温度TCはチ
ョッピングパルス30のデューティ比Dに依存し、その
デューティ比Dが大きくなるほど発熱体16の定常温度
TCは高温になる。よって、デューティ比Dを制御する
ことによって発熱体16の定常温度TCを任意に設定す
ることができる。
【0027】図4は、本実施例の駆動装置10のパルス
ジェネレータ26から発する単一パルス29とそれに続
くチョッピングパルス30が、発熱体16に印加された
ときの発熱体16の温度変化の様子を示す図である。こ
のとき、チョッピングパルス30のデューティ比Dは発
熱体16の定常温度TCが単一パルス29による発熱体
16の最高温度TMの値と等しくなるように設定されて
いる。発熱体16の温度は単一パルス29によって高速
に最高温度TMまで上昇し、その温度がチョッピングパ
ルス30によってチョッピングパルスの断続時間だけ維
持される。
【0028】次に、このように構成及び設定されたサー
マルヘッド18の駆動制御装置10の動作について説明
する。
【0029】まず、CPU20は、RAM24の文書メ
モリ24aに格納されている印字データをドットパター
ンに変換し、テキストメモリ24bに格納する。
【0030】CPU20はテキストメモリ24にドット
パターンとして保存されている印字データを読出しタイ
ミングクロックとともにシフトレジスタ34に転送す
る。続いて、CPU20はラッチパルスをラッチレジス
タ36に出力して、シフトレジスタ34に転送した印字
データをラッチレジスタ36に保持させる。ラッチレジ
スタ36に保持された印字データはナンドゲート38に
入力され、複数ある発熱体16から駆動させる発熱体1
6が選択される。
【0031】続いて、CPU20は、温度センサ32よ
り入力されたサーマルヘッド18のベース基板の温度の
データと、インクの溶融温度のデータ等を受け取り、単
一パルス29が発熱体16に印加されたときの最高温度
TMを決定する。
【0032】ROM22に記憶されているデータテーブ
ル22aおよびプログラム22bより、発熱体16がイ
ンクの溶融温度より所定量高い最高温度TMまで発熱す
るのに適切な単一パルス29の幅を決定する。
【0033】ここでCPU20は、決定された最高温度
TMと温度センサ32からのデータT0を受けて、計算
式22cを用いて最高温度TM時の発熱体16の放熱係
数Pを算出する。
【0034】そして、ここで求められた放熱特性を受け
たCPU20は、データテーブル22dより対応するチ
ョッピングパルス30のデューティ比Dのデータを選択
する。
【0035】そして、CPU20はその選択された各デ
ータに基づいて、パルスジェネレータ26に指令を送り
単一パルス29とそれに続くチョッピングパルス30を
発生させる。
【0036】パルスジェネレータ26に発生された単一
パルス29とそれに続くチョッピングパルス30は全て
のナンドゲート38に入力され、印字データによって選
択された発熱体16を駆動させる。すると、駆動パルス
により発熱体の温度は図4に示すように高速に最高温度
TMまで上昇し、その温度で所定時間に一定に保たれ
る。
【0037】よって、どのような状況下においても、印
字時の発熱体の温度が一気に立ち上がり、そのままイン
ク融解温度付近で一定になるように制御がなされるた
め、発色ににじみや掠れの起きない安定した印字品質を
得ることができる。また、図8(a)に示すような過剰
な発熱が抑えられるため、効率的であり、消費電力も抑
えられる。
【0038】以上の実施例は、データテーブル22a
と、放熱係数Pを求める計算式22cと、放熱係数Pに
対応するチョッピングパルス30のデューティ比Dを求
めるデータテーブル22dとが夫々独立してROM22
に格納されている場合を説明したが、例えば、これらを
一連のものとして一つにまとめた計算式もしくは一つに
まとめたデータテーブルを作成してROM22に記憶し
ておき、単一パルス29のパルス幅W及び基板の温度の
データから、直接にチョッピングパルス30のデューテ
ィ比Dを求めてもよい。つまり、チョッピングパルス3
0のデューティ比Dが発熱体16の温度及び放熱特性を
鑑みて決定されていれば、デューティ比Dが段階的に求
められるのか連続的に求められるのかは問わない。
【0039】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明のサーマルヘッドの発熱体の駆動制御方法によれ
ば、気温やサーマルヘッドのベースの温度や直前の駆動
による発熱体の蓄熱などの要因に依らず、印字時の発熱
体の温度を一気に立ち上げ、そのまま任意の温度で一定
になるように制御がなされるので、電力効率が良いと共
に応答性の高い印字を行うことができ、ムラの生じない
良好な印字品質を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のサーマルヘッドの発熱体の
駆動装置の構成を示すブロック図である。
【図2】単一の駆動パルスと発熱体の温度の関係を示す
説明図である。
【図3】断続される複数のパルス列と発熱体の温度の関
係を示す説明図である。
【図4】本実施例による単一パルスとそれに続くチョッ
ピングパルスが発熱体に印加されたときの発熱体の温度
変化の様子を示す説明図である。
【図5】発熱体の最高温度別に示した、セラミック基板
の温度と印加すべき単一パルスのパルス幅との関係を示
す図である。
【図6】発熱体の温度とセラミック基板の温度との差
と、放熱係数との関係を示す図である。
【図7】放熱係数と印加すべきチョッピングパルスのデ
ューティ比との関係を示す図である。
【図8】駆動パルスとそれに続くチョッピングパルスが
発熱体に印加されたときの発熱体の温度変化の様子を示
す説明図である。
【符号の説明】
16 発熱体 18 サーマルヘッド 20 CPU 22 ROM 22a データテーブル 22b プログラム 22c 計算式 22d データテーブル 24 RAM 26 パルスジェネレータ 32 温度センサ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドットに対応する発熱抵抗体を複数個配
    列したサーマルヘッドの各発熱抵抗体に、印刷データに
    対応する駆動電圧パルスを印加して印刷を行うサーマル
    ヘッドの駆動装置において、 前記駆動電圧パルスは第一のパルスと前記第一のパルス
    に続いて断続される短パルス列で構成され、 サーマルヘッド近傍の環境温度を検出する感熱素子と、 その第一のパルスが印加された際の前記発熱抵抗体の最
    高温度を決定するヘッド温度決定手段と、 前記ヘッド温度決定手段により決められた発熱抵抗体の
    温度から第一のパルスの印加時間を決定する第一制御手
    段と、 前記ヘッド温度決定手段により決められた発熱抵抗体の
    温度と、前記感熱素子からの環境温度から、放熱係数を
    計算する放熱特性計算手段と、 前記放熱特性計算手段により求められた放熱係数に対応
    した前記短パルス列の断続時間比を決定する第二制御手
    段とを備えたことを特徴とするサーマルヘッドの発熱体
    の駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記第一制御手段は、前記第一のパルス
    の印加時間をサーマルヘッドの近傍温度の関数として与
    え、 前記第二制御手段は、前記パルス列の断続時間比を前記
    サーマルヘッドの放熱特性を鑑みた前記第一のパルスの
    印加時間の関数として与えることを特徴とする請求項1
    に記載のサーマルヘッドの発熱体の駆動装置。
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