JPH11179991A - モータ制御方式およびこのモータ制御方式を備えたラインサーマルプリンタ - Google Patents

モータ制御方式およびこのモータ制御方式を備えたラインサーマルプリンタ

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JPH11179991A
JPH11179991A JP35075197A JP35075197A JPH11179991A JP H11179991 A JPH11179991 A JP H11179991A JP 35075197 A JP35075197 A JP 35075197A JP 35075197 A JP35075197 A JP 35075197A JP H11179991 A JPH11179991 A JP H11179991A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 用紙フィードモータの温度上昇に伴う脱調速
度領域の拡大に追従した制御を行うことにより、不必要
な速度補正を抑制し、印字を高速化する。 【解決手段】 予めモータ温度と脱調速度領域の関係を
計測し、モータ温度別脱調速度領域格納部10に格納し
ておく。モータ温度検知部11により印字中にステッピ
ングモータ8の温度を逐次監視し、モータ脱調速度領域
切換部9においてモータ温度に対応した脱調速度領域を
モータ温度別脱調速度領域格納部10より取り出し、モ
ータ計算速度補正部4に引き渡し、脱調領域の補正を行
う。ここでの補正はすべて減速補正であるため、モータ
温度最高値で脱調速度制御領域が一番広い場合で一律制
御すると必要以上に減速補正がなされるため、本制御に
よりモータ温度に追従した制御をすることにより、必要
以上に減速補正するのを防止し、印字速度が低下するの
を抑制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はモータ制御方式およ
びこのモータ制御方式を備えたラインサーマルプリンタ
に関し、特に、用紙送りに使用するステッピングモータ
のモータ制御方式およびこのモータ制御方式を備えたラ
インサーマルプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ラインサーマルプリンタでは、用
紙フィードモータとしてステッピングモータを使用し
て、印字の最小基本単位をこのステッピングモータの1
ステップである1ドットラインとして、印字を行ってい
る。この1ドットラインの印字時間は周囲温度、電源電
圧および印字密度により変化するので、ラインサーマル
プリンタの高速化を目指すためには、用紙フィードモー
タをこれに追従させて可変速度で駆動することが求めら
れる。
【0003】ステッピングモータ使用に際しては、その
ステッピングモータの応答特性を考慮し、自起動領域
(外部より与えられる信号に同期して起動・停止・逆転
が可能な領域)内で使用されている。自起動領域内の最
大の周波数である最大自起動周波数に相当する速度をV
Sとすれば、モータの制御速度の組み合わせにより示さ
れるモータの動作領域図である図8のX≦VS、Y≦VS
の範囲が自起動領域となる。
【0004】しかしながら、そのステッピングモータに
固有の速度V1Sの近傍速度領域(V1S±ΔV1)(以後
これをBで示し、第1脱調速度領域という)にある第1
の速度と同じく固有の速度V2Sの近傍速度領域(V2S±
ΔV2)(以後これをAで示し、第2脱調速度領域とい
う)にある第2の速度(第1の速度<第2の速度、とす
る)との間の相互速度制御(B領域からA領域へ、また
その逆のA領域からB領域への速度変化)の場合には
(図8の自起動領域内のハッチング部分)ステッピング
モータは脱調現象を起こすことがある。
【0005】用紙フイードモータであるステッピングモ
ータが脱調した場合にはラインサーマルプリンタは、騒
音の発生や、印字の詰まりによる印字品位の低下等を引
き起こすことがある。
【0006】脱調現象発生を防止するモータ制御方式が
特開平08−224928号公報に開示されている。こ
の公報では、用紙フィードモータのモータ速度に依存す
る脱調速度領域を予め検知することにより、これを回避
し、脱調を防止している。図9に制御方式を示す。
【0007】図9を参照すると、第1のプロフィルは、
現在印字中のドットライン(以下、現ラインと称す)に
対するモータの実行速度V1が第1脱調速度領域B中に
あり、次に印字するドットライン(以下、次ラインと称
す)に対するモータの計算速度v2が第2脱調速度領域
Aにある予測速度制御態様の場合で脱調の発生が予測さ
れるので、計算速度v2を減速補正して実行速度V2とし
て実行速度V1から実行速度V2へと脱調の発生しない実
行速度制御態様に変更する。
【0008】第2のプロフィルは、現ラインに対するモ
ータの実行速度V1が第2脱調速度領域A中にあり、次
ラインに対するモータの計算速度v2が第1脱調速度領
域B中にある予測速度制御態様の場合で脱調の発生が予
測されるので、計算速度v2を減速補正して実行速度V2
として実行速度V1から実行速度V2へと脱調の発生しな
い実行速度制御態様に変更する。
【0009】第3のプロフィルは、現ラインに対する実
行速度V1の如何に関わらず、次ラインに対する計算速
度v2が第2脱調速度領域A中にあり、次の次に印字さ
れるドットライン(以下、次次ラインと称す)に対する
モータの計算速度v3が第1脱調速度領域B中にある予
測速度制御態様の場合は脱調の発生が予測されるので、
計算速度v2を減速補正して実行速度V2として実行速度
2から計算速度v3へと脱調の発生しない予測速度制御
態様に変更する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】用紙フィードモータ
は、連続動作に伴いモータ自身の温度が上昇する。これ
により一般に+1℃で0.5%程度のトルク低下が発生
する。このトルク変化により脱調速度領域が拡大する。
【0011】上述した従来のモータ制御方式は、モータ
温度最高値で脱調速度制御領域が一番広い場合で一律制
御することになるため、必要以上に減速補正がなされ、
印字速度が低下するという問題点がある。
【0012】本発明の目的は、不必要な速度補正を抑制
し、印字を高速化するモータ制御方式およびこのモータ
制御方式を備えたラインサーマルプリンタを提供するこ
とにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明のモータ制御方式
は、ステッピングモータのモータ制御方式において、前
記ステッピングモータの温度を検知し、前記ステッピン
グモータの温度別脱調速度領域データと比較し、脱調の
発生が予測される場合は、前記ステッピングモータの速
度を補正することを特徴とする。
【0014】本発明のモータ制御方式は、ステッピング
モータのモータ制御方式において、前記ステッピングモ
ータの温度を検知して検知した温度に対応する脱調速度
領域を取り出すモータ温度別脱調速度領域制御部と、前
記モータ温度別脱調速度領域制御部が取り出した前記脱
調速度領域を受け取り前記ステッピングモータの脱調が
予測される場合は前記ステッピングモータの速度を補正
するモータ計算速度補正部とを備えるようにしてもよ
い。
【0015】本発明のサーマルプリンタは、用紙フィー
ドにステッピングモータを使用するサーマルプリンタに
おいて、前記ステッピングモータの温度を検知し、前記
ステッピングモータの温度別脱調速度領域データと比較
し、脱調の発生が予測される場合は、前記ステッピング
モータの速度を補正することを特徴とする。
【0016】本発明のサーマルプリンタは、用紙フィー
ドにステッピングモータを使用するサーマルプリンタに
おいて、前記ステッピングモータの温度を検知して検知
した温度に対応する脱調速度領域を取り出すモータ温度
別脱調速度領域制御部と、前記モータ温度別脱調速度領
域制御部が取り出した前記脱調速度領域を受け取り前記
ステッピングモータの脱調が予測される場合は前記ステ
ッピングモータの速度を補正するモータ計算速度補正部
とを備えるようにしてもよい。
【0017】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態について
図面を参照して詳細に説明する。ラインサーマルプリン
タは、発熱体がライン型に形成されたサーマルヘッドを
用いて、必要な発熱体を発熱させることにより印字を行
う。印字方式として、サーマルヘッドで感熱紙を直接加
熱して発色させることにより印字を行うダイレクトサー
マル方式と、サーマルヘッドでインクリボンを加熱して
インクリボンのインクを用紙に転写させることにより印
字を行う熱転写方式とがある。本発明は、ダイレクトサ
ーマル方式と熱転写方式のいずれにも適用できるもので
ある。
【0018】図1は本発明の第1の実施の形態の主要部
分を示す構成図である。本実施の形態のラインサーマル
プリンタは、用紙フィードを行うステッピングモータ8
と、印字データを格納する印字データ格納部1と、周辺
温度、電源電圧および1ドットラインの印字密度からス
テッピングモータ8の速度を計算するモータ計算速度決
定部2と、次ラインに対するステッピングモータ8の計
算速度を格納するモータ計算速度格納部3と、ステッピ
ングモータ8の温度に対応してステッピングモータ8の
脱調速度領域Aと脱調速度領域Bとを切り替えるモータ
温度別脱調速度領域制御部5と、現ラインに対するモー
タ実行速度と次ラインに対するモータ計算速度との示す
予測速度制御態様が特定の場合に次ラインに対するモー
タ計算速度を減速補正して次ラインに対するモータ実行
速度を計算するモータ計算速度補正部4と、現ラインに
対するモータ実行速度と次ラインに対するモータ実行速
度とを格納する実行速度格納部6と、実行速度によりス
テッピングモータ8の速度を制御する速度制御部7とを
含んで構成されている。
【0019】ここで、本発明の特徴であるモータ温度別
脱調速度領域制御部5について更に詳細に説明する。図
2はモータ温度別脱調速度領域制御部5の詳細構成を示
したものである。ステッピングモータ8の温度を逐次検
知するモータ温度検知部11と、脱調速度領域Aと脱調
速度領域Bとを各モータ温度別に格納するモータ温度別
脱調速度領域格納部10と、モータ温度検知部11によ
り検知した現在のモータ温度から、それに適合する脱調
速度領域をモータ温度別脱調速度領域格納部10から読
み出してモータ計算速度補正部4に転送するモータ脱調
速度領域切換部9とから構成される。
【0020】あるモータ温度での脱調速度領域Aおよび
脱調速度領域Bは使用するステッピングモータとその他
のプリンタ駆動系要素であるギア、プラテン、ラインサ
ーマルヘッドの組み合わせにより決定されるため、予め
モータを含む駆動系にパルスジェネレータにより様々な
パルスを加えることによりモータの脱調領域を測定し、
これをモータ温度別脱調速度領域格納部10に格納して
おく。
【0021】次にモータ温度別脱調速度領域格納部10
の詳細を図3に示す。モータ温度別脱調速度領域格納部
10は記憶手段により構成され、記憶手段上には、図3
に示したように、脱調速度領域A上限、脱調速度領域A
下限、脱調速度領域B上限、脱調速度領域B下限のデー
タを各モータ温度毎にテーブル化して蓄積されている。
モータ脱調速度領域切換部9は、モータ温度検知部11
で検知したステッピングモータ8の現在の温度Txに基
づいて、図3のテーブルより脱調速度領域Ax上限、脱
調速度領域Ax下限、脱調速度領域Bx上限、脱調速度領
域Bx下限のデータを選択し、モータ計算速度補正部4
に転送する。
【0022】次に、動作について説明する。
【0023】図4はモータ計算速度補正部4における基
本補正動作をモータ速度と時刻の関係で示した図であ
る。第1のプロフィルでは、現ラインに対するモータの
実行速度V1が脱調速度領域B中にあり、次ラインに対
するモータ計算速度V2が脱調速度領域A中にあると計
算された場合、脱調の発生が予測されるので、計算速度
2を減速補正して実行速度V2’として脱調を防止する
実行速度制御態様に変更する。また第2のプロフィルで
は、現ラインに対するモータの実行速度V1が脱調速度
領域A中にあり、次ラインに対するモータ計算速度V2
が脱調速度領域Bにあると計算された場合、脱調の発生
が予測されるので、計算速度V2を減速補正して実行速
度V2’として脱調を防止する実行速度制御態様に変更
する。
【0024】モータ計算速度決定部2は印字データ格納
部1から1ドットラインずつの印字データを読み出し、
その印字密度と現在の周囲温度と電源電圧とに対応した
モータの計算速度を計算し、モータ計算速度格納部3に
格納する。モータ計算速度補正部4はモータ温度別脱調
速度領域制御部5から引き渡された脱調速度領域Aと脱
調速度領域Bの値より、現ラインと次ラインの速度態様
が前記の脱調を引き起こすものであるかどうかを判定
し、補正を加える。実行速度格納部6の次ライン実行速
度V2は現ライン実行速度V1にシフトされ、補正を加え
られたモータ計算速度は実行速度格納部6の次ライン実
行速度V2に格納される。
【0025】ここで連続印字により用紙フィードモータ
の温度が上昇した場合、モータのフィードトルクが減少
することによって、図5のように脱調速度領域Aおよび
脱調速度領域Bの範囲がA’およびB’に広がる。この
脱調速度領域の広がりは、フィードモータの温度の最高
値で最高となる。フィードモータの温度上昇に応じた脱
調速度領域の制御がされない場合は、フィードモータの
温度の最高値での脱調速度領域に設定されるため、フィ
ードモータの温度が低い場合は、脱調速度領域が必要以
上に広く設定され、モータ速度は減速補正されるため印
字速度が低下する。これに対してフィードモータの温度
に応じて脱調速度領域を切り換えることによって、必要
以上に減速補正するのを防止し、印字速度が低下するの
を抑制することができる。
【0026】次に第2の実施の形態について図面を参照
して説明する。
【0027】第2の実施の形態も主要部のブロック図は
第1の実施の形態と同様に図1であるが、モータ計算速
度格納部3には次ラインに対応するモータの計算速度V
2と、次次ラインに対応するモータの計算速度V3が格納
されている。
【0028】図6に第3のプロフィルの動作を示す。現
ラインに対する実行速度V1の如何に関わらず、次ライ
ンに対する計算速度V2が脱調速度領域A中にあり、次
次ラインに対するモータの計算速度V3が脱調速度領域
B中にある場合は脱調の発生が予測されるので、計算速
度V2を減速補正してV2’とする。この第3のプロフィ
ルに対しても、フィードモータの温度上昇に伴う脱調速
度領域の拡張が発生した場合、第1、第2のプロフィル
と同等の効果を実現することが可能である。
【0029】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て詳細に説明する。
【0030】図7にモータ温度別脱調速度領域格納部1
0の格納データの一実施例について示す。モータ温度別
脱調速度領域格納部10は、リード・オンリー・メモリ
ーで構成され、予め各モータ温度で計測した脱調速度領
域データを格納する。詳細なデータ構成としては、モー
タ温度、脱調速度領域A上限、脱調速度領域A下限、脱
調速度領域B上限、脱調速度領域B下限を一組として、
各モータ温度毎に格納される。本実施例では、モータ温
度10℃毎に計測した脱調速度領域が格納されている。
各脱調速度領域は、ステッピングモータ8の制御単位と
して相切り替え時間をμs(マイクロ秒)単位で記憶し
た。脱調速度領域A、脱調速度領域Bともに、モータ温
度の上昇に伴って領域幅が拡張している。ここで脱調速
度領域A上限が一定になっている理由は、脱調速度領域
A上限が本実施例で使用したステッピングモータの速度
の高速側上限と一致しているためである。モータ温度検
知部11でモータ温度が45℃の場合はモータ温度40
〜49℃で、脱調速度領域A上限=2352μs、脱調
速度領域A下限=2644μs、脱調速度領域B上限=
5332μs、脱調速度領域B下限=6060μsとな
り、この値がモータ脱調速度領域切換部9によりモータ
計算速度補正部4に引き渡される。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、フィー
ドモータの温度に応じて脱調速度領域を切り換えること
によって、必要以上に減速補正するのを防止しているた
め、モータ計算速度補正に伴う印字速度の低下を抑制す
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のラインサーマルプリンタの主要部を示
すブロック図である。
【図2】本発明の特徴的機能を有する部分の詳細なブロ
ック図である。
【図3】モータ温度別脱調速度領域格納部の構成図であ
る。
【図4】第1の実施の形態のモータ速度制御態様を示す
図である。
【図5】第1の実施の形態のモータ速度制御態様と脱調
速度領域の拡大を示す図である。
【図6】第2の実施の形態のモータ速度制御態様を示す
図である。
【図7】本発明の実施例のモータ温度別脱調速度領域格
納部の格納データを示す図である。
【図8】モータの動作領域を示す図である。
【図9】従来のモータ速度制御態様を示す図である。
【符号の説明】
1 印字データ格納部 2 モータ計算速度決定部 3 モータ計算速度格納部 4 モータ計算速度補正部 5 モータ温度別脱調速度領域制御部 6 実行速度格納部 7 速度制御部 8 ステッピングモータ 9 モータ脱調速度領域切換部 10 モータ温度別脱調速度領域格納部 11 モータ温度検知部

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステッピングモータのモータ制御方式に
    おいて、前記ステッピングモータの温度を検知し、前記
    ステッピングモータの温度別脱調速度領域データと比較
    し、脱調の発生が予測される場合は、前記ステッピング
    モータの速度を補正することを特徴とするモータ制御方
    式。
  2. 【請求項2】 ステッピングモータのモータ制御方式に
    おいて、前記ステッピングモータの温度を検知して検知
    した温度に対応する脱調速度領域を取り出すモータ温度
    別脱調速度領域制御部と、前記モータ温度別脱調速度領
    域制御部が取り出した前記脱調速度領域を受け取り前記
    ステッピングモータの脱調が予測される場合は前記ステ
    ッピングモータの速度を補正するモータ計算速度補正部
    とを備えたことを特徴とするモータ制御方式。
  3. 【請求項3】 前記ステッピングモータの次ラインのモ
    ータ計算速度を格納するモータ計算速度格納部を備え、
    前記モータ計算速度補正部は、現ラインのモータ実行速
    度と、前記モータ計算速度格納部が格納する次ラインの
    モータ計算速度とを比較して前記ステッピングモータの
    脱調を予測することを特徴とする請求項2記載のモータ
    制御方式。
  4. 【請求項4】 前記ステッピングモータの次ラインおよ
    び次々ラインのモータ計算速度を格納するモータ計算速
    度格納部を備え、前記モータ計算速度補正部は、前記モ
    ータ計算速度格納部が格納する次ラインおよび次々ライ
    ンのモータ計算速度を比較して前記ステッピングモータ
    の脱調を予測することを特徴とする請求項2記載のモー
    タ制御方式。
  5. 【請求項5】 前記モータ温度別脱調速度領域制御部
    は、前記ステッピングモータの温度を検知するモータ温
    度検知部と、前記ステッピングモータの温度別脱調速度
    領域データを格納するモータ温度別脱調速度領域格納部
    と、前記モータ温度検知部が検出した温度に対応する脱
    調速度領域を前記モータ温度別脱調速度領域格納部から
    取り出すモータ脱調速度領域切換部とを備えたことを特
    徴とする請求項2、3または4記載のモータ制御方式。
  6. 【請求項6】 用紙フィードにステッピングモータを使
    用するサーマルプリンタにおいて、前記ステッピングモ
    ータの温度を検知し、前記ステッピングモータの温度別
    脱調速度領域データと比較し、脱調の発生が予測される
    場合は、前記ステッピングモータの速度を補正すること
    を特徴とするサーマルプリンタ。
  7. 【請求項7】 用紙フィードにステッピングモータを使
    用するサーマルプリンタにおいて、前記ステッピングモ
    ータの温度を検知して検知した温度に対応する脱調速度
    領域を取り出すモータ温度別脱調速度領域制御部と、前
    記モータ温度別脱調速度領域制御部が取り出した前記脱
    調速度領域を受け取り前記ステッピングモータの脱調が
    予測される場合は前記ステッピングモータの速度を補正
    するモータ計算速度補正部とを備えたことを特徴とする
    サーマルプリンタ。
  8. 【請求項8】 前記ステッピングモータの次ラインのモ
    ータ計算速度を格納するモータ計算速度格納部を備え、
    前記モータ計算速度補正部は、現ラインのモータ実行速
    度と、前記モータ計算速度格納部が格納する次ラインの
    モータ計算速度とを比較して前記ステッピングモータの
    脱調を予測することを特徴とする請求項7記載のサーマ
    ルプリンタ。
  9. 【請求項9】 前記ステッピングモータの次ラインおよ
    び次々ラインのモータ計算速度を格納するモータ計算速
    度格納部を備え、前記モータ計算速度補正部は、前記モ
    ータ計算速度格納部が格納する次ラインおよび次々ライ
    ンのモータ計算速度を比較して前記ステッピングモータ
    の脱調を予測することを特徴とする請求項7記載のサー
    マルプリンタ。
  10. 【請求項10】 前記モータ温度別脱調速度領域制御部
    は、前記ステッピングモータの温度を検知するモータ温
    度検知部と、前記ステッピングモータの温度別脱調速度
    領域データを格納するモータ温度別脱調速度領域格納部
    と、前記モータ温度検知部が検出した温度に対応する脱
    調速度領域を前記モータ温度別脱調速度領域格納部から
    取り出すモータ脱調速度領域切換部とを備えたことを特
    徴とする請求項7、8または9記載のサーマルプリン
    タ。
  11. 【請求項11】 印字方式がダイレクトサーマル方式で
    あることを特徴とする請求項6、7、8、9または10
    記載のサーマルプリンタ。
  12. 【請求項12】 印字方式が熱転写方式であることを特
    徴とする請求項6、7、8、9または10記載のサーマ
    ルプリンタ。
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