JPH0721404Y2 - ドア開閉式収納体装置 - Google Patents

ドア開閉式収納体装置

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JPH0721404Y2
JPH0721404Y2 JP1989143613U JP14361389U JPH0721404Y2 JP H0721404 Y2 JPH0721404 Y2 JP H0721404Y2 JP 1989143613 U JP1989143613 U JP 1989143613U JP 14361389 U JP14361389 U JP 14361389U JP H0721404 Y2 JPH0721404 Y2 JP H0721404Y2
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JP
Japan
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door
constant torque
torque spring
storage device
spring
Prior art date
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Application number
JP1989143613U
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JPH0382229U (ja
Inventor
広志 菱沼
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Kojima Industries Corp
Original Assignee
Kojima Industries Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ドア開閉式収納体装置に関し、車両用灰皿装
置等の車両用収納体装置に用いて最適なドア開閉式収納
体装置に関する。
〔従来の技術〕
ドアをばね手段によりドア開方向に付勢したドア開閉式
収納体装置が知られている。従来のこの種の装置は、例
えば第8図および第9図に示すように構成されている。
図は、車両用灰皿装置を示しており、灰皿ボックス1の
上部に回転軸2を中心に開閉可能なドア3が設けられ、
トーションスプリング4によって、ドア3が開方向に付
勢されている。トーションスプリング4は、灰皿ボック
ス1の側面側に設けられ、一端が灰皿ボックス1側に固
定叉は係合され、他端がドア3と一体的に形成されたア
ーム5に係合されている。ドア3が閉じられたとき、た
とえば適当な係止機構あるいはロック機構(図示略)に
より閉状態に維持され、ロック解除により、トーション
スプリング4によって付勢されているドア3が自動的に
開くようになっている。
また、第10図および第11図に示すように、回転軸6を灰
皿ボックス7の上面よりも上方に位置させる場合もあ
り、この場合にも同様に、ドア8側に設けられたアーム
部9にトーションスプリング10の一端を係合させ、その
付勢力でドア8を開くようにしている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記のようにトーションスプリング4、
10を用いる構造では、ドア3、8側に比較的大きなアー
ム部5、9を設ける必要があり、ドア3、8を開いたと
きにこのアーム部5、9が上方に現われるため、意匠的
に大きな欠点になっている。とくに、第10図、第11図に
示した、回転軸6の位置が灰皿ボックス7の上面よりも
高い配置構造の装置では、ドア8開時にアーム部9がボ
ックス上面上方に大きく突出し、美感を損うことにな
る。
また、前述のようなトーションスプリング4、10を用い
た構造では、ドア3、8の開作動中に、トーションスプ
リングによる付勢力が変化するので、開作動中における
開速度の変化等が生じ、作動フィーリングが良くないと
いう問題もある。
本考案は、内側意匠、つまりドア開時の美感を損うこと
なく、好フィーリングなドア作動を有する収納体装置を
提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この目的に沿う本考案のドア開閉式収納体装置は、収納
体ボックスに対し、回転軸を中心にドアを開閉可能に支
持するとともに、該ドアを付勢手段により開方向に付勢
したドア開閉式収納体装置において、前記付勢手段を、
一端が前記ドアに連結される巻きばねからなる定トルク
ばねから構成し、該定トルクばねを、前記収納体ボック
スの背面側の長手方向ほぼ中央に配置したものから成
る。
〔作用〕
上記の如きドア開閉式収納体装置においては、定トルク
ばねの一端を、ドアを開方向に付勢可能なドア部分に連
結させるだけでよいから、ドア側の定トルクばねとの連
結部は極めて小さなものでよい。また、定トルクばね
は、収納体ボックス背面側に設けられるので、定トルク
ばねおよびその連結部を操作、使用側に現われないよう
にすることが可能となり、美感の向上が図れる。
そして、定トルクばねは、どの作動位置においても実質
的に一定のばね力を発揮できるから、定トルクばねによ
って付勢されるドアは一定の付勢力をもって付勢され、
ドア作動の良好なフィーリングが得られる。しかも、定
トルクばねは、収納体ボックスの背面側の長手方向ぼぼ
中央に配置されるので、収納体ボックスが長手方向に長
い場合であっても、定トルクばねによる付勢力はドアの
左右に均一に作用することになり、ドアを円滑に開くこ
とが可能となる。
〔実施例〕
以下に、本考案の望ましい実施例を、図面を参照して説
明する。
第1図ないし第4図は、本考案の一実施例に係るドア開
閉式収納体装置を示しており、本考案を車両用灰皿装置
に適用した場合を示している。図において、11は収納体
ボックスとしてのリてーナを示しており、リテーナ11内
に灰皿ボックス12が収納、保持されている。本実施例で
は、リテーナ11内にシガーライタ装置13も収納された構
成になっている。
14は、ドアを示しており、ドア14は、灰皿ボックス12の
上部開口を開閉するとともに、本実施例ではシガーライ
タ装置13部分についても同時に開閉できるようになって
いる。ドア14は、リテーナ11の上面後端部の支持部15
a、15bに支持された回転軸16a、16b中心に開閉される。
リテーナ11の背面側の長手方向ほぼ中央には、後方に突
出するブラケット17が設けられており、ブラケット17に
は、シャフト18が支持されている。シャフト18には、板
状スプリング部材をつる巻き状に巻いた定トルクばね19
が支持されている。すなわち、定トルクばね19は巻きば
ねからなっている。定トルクばね19の一端部、つまり、
外部に対して実質的に一定のばね力を発揮可能な一端部
19aは、上方へと延設され、ドア14の後端部に設けられ
た、コ字状断面を有するサポート20に係合している。こ
の係合は、第3図にも示すように、サポート20の先端部
を略T字状に形成しておき、定トルクばね19の先端部に
逆T字状の穴21を形成しておき、穴21にサポート20の先
端部を挿通することにより行われている。
定トルクばね19は、ドア14を常時開方向に付勢してお
り、ドア14閉時には、ドア14前端側とリテーナ11前端側
とに設けられたロック機構22により、ドア閉状態に保た
れるようになっている。このロック機構22は、周知のロ
ック機構、たとえばハートカムを利用した係止機構を使
用でき、ロック状態にて、ドア14の前端を上方から軽く
押すことにより、容易にロック解除できるようにするこ
とができる。
上記のような実施例装置においては、ドア14の開閉は次
のように行われる。
ドア14が閉状態にあるときは、第5図の破線で示すよう
に、ロック機構22がロック状態にあり、このロックによ
りドア14が閉状態に維持される。
この状態で、ドア14の前端を上方から軽く押すと(矢印
PUSH)、ロック機構22によるロックが解除され、ドア14
が、回転軸16a、16bを中心に、定トルクばね19の付勢力
(引張りばね力)により、矢印Aの方向に開かれる。こ
のとき、サポート20に係合している定トルクばね19は、
後部側のスペースの中で巻き取られるだけであるから、
ばね作動のためのスペースを必要としない。したがっ
て、本実施例の如く灰皿ボックス12背面側(リテーナ11
後部側)下部に、定トルクばね19支持用のスペースを確
保すれば十分である。そして、定トルクばね19との連結
用のサポート20も、ドア14の後端部に設ければよいか
ら、ドア14開時にも、定トルクばね19およびその連結部
が使用面側に現われず、意匠的に、余分なものが見えな
いすっきりとしたものとなる。
また、ドア14駆動用に定トルクばね19を用いるきで、ド
ア14の開作動中、その付勢力を実質的に一定に保つこと
ができ、極めて円滑な作動が得られる。
なお、上記実施例においては、定トルクばね19とドア14
との係合をサポート20を介して行うようにしたが、第6
図に示すように、サポート部材を用いずに、定トルクば
ね31の先端部をドア32の後端部に直接埋設するようにし
てもよい。また、第7図に示すように、定トルクばね41
とドア42との間に、ヒンジ部材43を介装し、ヒンジ部材
43を介して連結るようにしてもよい。
さらに前記実施例は車両用灰皿装置に本考案を適用した
が、車両用あるいは一般的な小物入れ、カップホルダ等
の収納体装置にも本考案の適用が可能である。
〔考案の効果〕
本考案のドア開閉式収納体装置によれば、ドアを開方向
に付勢する付勢手段を、一端がドアに連結される巻きば
ねからなる定トルクばねから構成し、この定トルクばね
を、収納体ボックスの背面側に配置するようにしたの
で、従来のトーションスプリングによるドアの付勢構造
のような大きなスペースが不要となるとともに、定トル
クばねはドアの操作側に現われなくなり、美感の向上が
図れる。
また、定トルクばねは、どの作動位置でも一定のばね力
を発揮できるので、ドアの開動作中の開速度も一定とな
り、ドア作動の良好なフィーリングが得られる。
さらに、定トルクばねは、収納体ボックスの背面側の長
手方向ほぼ中央に配置されるので、収納体ボックスが長
手方向に長い場合であっても、定トルクばねによる付勢
力はバアの左右に均一に作用することになり、ドアの円
滑な開閉動作が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る収納体装置の斜視図、 第2図は第1図の装置の縦断面図、 第3図は第1図の装置の部分斜視図、 第4図は第1図の装置のドア開時の平面図、 第5図は第1図の装置のドア作動状態を示す縦断面図、 第6図は第1図の装置の変形例に係る収納体装置の部分
側面図、 第7図は別の変形例に係る収納体装置の部分側面図、 第8図は従来の灰皿装置の斜視図、 第9図は第8図の装置の側面図、 第10図は従来の別の灰皿装置の側面図、 第11図は第10図の装置の部分斜視図、 である。 11……収納体ボックスとしてのリテーナ 12……灰皿ボックス 13……シガーライタ装置 14、32、42……ドア 19、31、41……定トルクばね 22……ロック機構

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】収納体ボックスに対し、回転軸を中心にド
    アを開閉可能に支持するとともに、該ドアを付勢手段に
    より開方向に付勢したドア開閉式収納体装置において、
    前記付勢手段を、一端が前記ドアに連結される巻きばね
    からなる定トルクばねから構成し、該定トルクばねを、
    前記収納体ボックスの背面側の長手方向ほぼ中央に配置
    したことを特徴とするドア開閉式収納体装置。
JP1989143613U 1989-12-14 1989-12-14 ドア開閉式収納体装置 Expired - Lifetime JPH0721404Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989143613U JPH0721404Y2 (ja) 1989-12-14 1989-12-14 ドア開閉式収納体装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989143613U JPH0721404Y2 (ja) 1989-12-14 1989-12-14 ドア開閉式収納体装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0382229U JPH0382229U (ja) 1991-08-22
JPH0721404Y2 true JPH0721404Y2 (ja) 1995-05-17

Family

ID=31690376

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989143613U Expired - Lifetime JPH0721404Y2 (ja) 1989-12-14 1989-12-14 ドア開閉式収納体装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH0721404Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0211223Y2 (ja) * 1985-12-25 1990-03-20

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0382229U (ja) 1991-08-22

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